JPH06299742A - 建設現場における入退場管理システム - Google Patents

建設現場における入退場管理システム

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JPH06299742A
JPH06299742A JP8478893A JP8478893A JPH06299742A JP H06299742 A JPH06299742 A JP H06299742A JP 8478893 A JP8478893 A JP 8478893A JP 8478893 A JP8478893 A JP 8478893A JP H06299742 A JPH06299742 A JP H06299742A
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JP
Japan
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opening
entrance
construction site
exit
temporary
Prior art date
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Pending
Application number
JP8478893A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ota
幸治 太田
Jiro Fukue
次郎 福江
Katsuhiko Ishizuka
克彦 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】仮囲いされた建設現場に対して、第三者の入場
を制限するとともに、作業者の入退場情報を確実に管理
する。 【構成】仮囲いされた建設現場には、入場および退場用
の開口部11および12と、各開口部11および12を
開閉する開閉扉13および14を有する仮設出入口ボッ
クス10が設けられている。入場側の開閉扉11には自
動施錠機能を有する電気錠16が設けられており、入場
側開口部11に近接して配置された入場側カードリーダ
ー17が読み取る身分証明カード30に記録された個人
情報に基づいてこの電気錠16の施錠が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仮囲いされた建設現場
に対して第三者の入場を制限するとともに、その建設現
場に入場した作業者の情報についても容易に管理し得る
入退場管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】建設現場では、工事期間中は、安全性の
確保、第三者の進入防止、建設資材の盗難防止等のため
に仮囲いがされる。仮囲いには、建設現場に対する入場
および退場用の開口部を有する仮設出入口部材が設けら
れており、この開口部に開閉扉が取り付けられている。
作業者は、通常、開口部の開閉扉を開閉して建設現場へ
入場および退場するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】管理人が常駐する建設
現場では、開閉扉の開閉を管理人が管理することによっ
て、第三者の入場を禁止することができ、しかも、作業
者の入場および退場も管理することができる。しかし、
管理人が常駐しない建設現場では、入退場する作業者が
開閉扉の開閉を管理しなければならない。作業者が頻繁
に入退場を繰り返す建設現場では、作業者が開閉扉を締
め忘れるおそれがある。この場合には、第三者が建設現
場に進入するおそれがあり、安全性が損なわれるととも
に、資材や備品の盗難のおそれもある。
【0004】また、作業者が開閉扉の開閉を管理する場
合には、作業者が任意に入退場できるために、作業者の
入場および退場の情報を正確に管理することができず、
作業者への指示、打合せが円滑に行えないおそれがあ
る。特に、異なる職種の作業者間において、打合せが円
滑に行えないおそれがある。さらには、緊急時におい
て、責任者の所在が不明であれば、円滑に対処できない
おそれもある。
【0005】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、建設現場に入場した作業者の情報
を正確に管理することができ、しかも、第三者の入場も
確実に防止することができる建設現場における入退場管
理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の建設現場におけ
る入退場管理システムは、仮囲いされた建設現場に対す
る入退場用の少なくとも一つの開口部を有する仮設出入
口部材と、この開口部を開閉するように配置された自動
施錠機能を有する開閉扉と、前記開口部に近接する仮設
出入口部材の入場側側面に配置されており、個人情報が
記録された身分証明カードの情報を読み取る入場側カー
ドリーダーと、を有しており、この入場側カードリーダ
ーの読み取り結果に基づいて前記開閉扉の自動施錠機能
による施錠を解除することを特徴とするものであり、そ
のことにより、上記目的が達成される。
【0007】
【作用】本発明の建設現場における入退場管理システム
では、カードリーダーが作業者の個人情報が記録された
身分証明カードの情報を読み取って、入場が可能な作業
者と認定することにより、入退場用の開口部を開閉する
開閉扉の施錠が解除されて開口部を開放することができ
る。この開閉扉は、自動施錠機能を有しているために、
開口部を閉塞することにより、自動的に施錠される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1は、本発明の建設現場における入場管
理システムの一例を示す斜視図である。この入場管理シ
ステムは、仮囲いされた建設現場に設置された仮設出入
口ボックス10を有している。この仮設出入口ボックス
10は、敷地境界線に沿って長くなった直方体状をして
おり、敷地境界線に沿った各側面が、外部に対向する入
場側側面および建設現場に対向する退場側側面にそれぞ
れなっている。
【0010】図2は仮設出入口ボックス10の平面断面
図である。仮設出入口ボックス10における各隅部近傍
には、建設現場の周囲に設けられた仮囲い塀20に連結
される取り付け管15が鉛直状態で設けられている。敷
地境界線に沿った入場側側面および退場側側面には、開
口部11および12がそれぞれ設けられており、各開口
部11および12には、各開口部11および12を開閉
する開閉扉13および14が設けられている。
【0011】入場側の開口部11に設けられた開閉扉1
3には、自動施錠機能を有する電気錠16が設けられて
いる。この電気錠16は、開閉扉13が開口部11を閉
塞した状態になると自動的に施錠する。
【0012】退場側の開口部12に設けられた開閉扉1
4には、錠前19が設けられている。この錠前19は、
仮設出入口ボックス10の内部側にのみサムターンが設
けられており、外部側は空錠になっている。
【0013】入場側の開口部11が設けられた仮設出入
口ボックス10の外側面におけるこの開口部11の近傍
には、入場側のカードリーダー17が設置されている。
このカードリーダー17は、例えば、ICカードを使用
した身分証明カード30をカードリーダー17内に挿入
することにより、その身分証明カード30に記録された
情報を読み出すようになっており、すでに公知である。
このカードリーダー17は、電気錠16とは電気的に接
続されており、身分証明カード30によって記録された
作業者の個人情報を読み取って、その個人情報を予め記
録された作業者の個人情報に一致する場合に、電気錠1
6の施錠状態を解除するようになっている。
【0014】退場側の開口部12が設けられた仮設出入
口ボックス10の外側面におけるこの開口部12の近傍
にも、退場側のカードリーダー18が設置されている。
この退場側のカードリーダー18も入場側のカードリー
ダー17と同様に、身分証明カード30に記録された情
報を読み取るようになっている。
【0015】入場側カードリーダー17および退場側カ
ードリーダー18によって読み込まれる身分証明カード
30は、建設現場の作業者のそれぞれの身分証明用とし
て、各作業者の個人情報が記録されている。身分証明カ
ード30には、個人情報として、氏名、生年月日、血液
型、会社名、住所、電話番号、職種、緊急連絡先の住所
および電話番号、等が記録されている。この身分証明カ
ード30は、記録された情報に対する本人が携帯してい
る。
【0016】入場側カードリーダー17および退場側カ
ードリーダー18は、仮設出入口ボックス10内に配置
されたアクセスコントローラー40に接続されており、
さらに、このアクセスコントローラー40は、複数の建
設現場を統括する事務所内に配置されたパーソナルコン
ピューターに、例えば電話回線によって接続されてい
る。そして、その事務所にて、建設現場における作業者
の入場および退場に関する情報が管理される。
【0017】仮設出入口ボックス10は、図1に示すよ
うに、移動可能なように、上部に折り畳み式のまく板2
1が三方に設けられており、また、クレーンによって吊
り上げられるように、一対の吊り上げ用フック22も上
部に設けられている。さらに、電話回線、電気との接続
用のコネクタ23も上面に設けられており、設置された
建設現場にて、適宜、電話回線および電線に接続され
る。仮設出入口ボックス10の内部には、荷物等を載せ
る棚24が配置されている。
【0018】このような構成の建設現場における入場管
理システムでは、作業者が建設現場に入場する際に、身
分証明カード30を入場側カードリーダー17内に挿入
する。入場側カードリーダー17は、身分証明カード3
0に記録された作業者個人の情報を読み取り、その情報
から予め登録された作業者であることを確認すると、電
気錠16の施錠を解除する。これにより、作業者は、入
場側開口部11の開閉扉13を開放して、仮設出入口ボ
ックス10内に進入する。作業者が入場側開口部11を
通過すると、この入場側開口部11の開閉扉12は自動
的に入場側開口部11を閉塞し、これにより、電気錠1
6が自動的に施錠する。作業者は、仮設出入口ボックス
10内から退場側開口部12の開閉扉14を手動にて開
放することにより、作業現場内に入場する。
【0019】作業者が建設現場から退場する場合には、
退場側カードリーダー18に身分証明カード30を挿入
して、この退場側カードリーダー18が身分証明カード
30に記録された情報を読み取る。そして、退場側開口
部12の開閉扉14、および入場側開口部13の開閉扉
12を手動にてそれぞれ開放して通過することにより、
建設現場から退場できる。作業者が入場側開口部11を
通過すると、この入場側開口部11の開閉扉12は自動
的に入場側開口部11を閉塞し、この開閉扉12に設け
られた電気錠16が自動的に施錠する。
【0020】このように、本発明の入場管理システムで
は、予め登録された身分証明カードを有する作業者しか
建設現場に入場することができず、従って、第三者が建
設現場内に進入するおそれがない。
【0021】なお、上記実施例では、仮設出入口ボック
ス10に設けられた開口部11および12の開閉扉13
および14の開閉により、建設現場に入退場する構成で
あったが、本発明はこのような構成に限らず、例えば、
図3(a)および(b)に示すように、入退場用の一つ
の開口部が設けられた仮設出入口部材50を使用しても
よい。
【0022】図3(a)は架設出入口部材50の正面側
の斜視図である。この架設出入口部材50は、建設現場
と外部とを仕切る板上になっており、入退場用の一つの
開口部51を有している。この架設出入口部材50の上
部には、電気線等の引き込み口64が設けられている。
開口部51は開閉扉52によって開閉されるようになっ
ており、この開閉扉52には、自動施錠機能を有する電
気錠53が設けられている。入場側である外側側面の開
口部51の近傍には、入場側のカードリーダー54が設
置されており、このカードリーダー54の読み取り結果
に基づいて開閉扉52の施錠が解除される。
【0023】図3(b)は退場側の建設現場側である背
面側の斜視図である。この背面には、棚56が設けられ
ており、この棚56上に退場側のカードリーダー57が
配置されている。棚56の下方には、入場側カードリー
ダー54および退場側カードリーダー57によって読み
取られた情報を、事務所に転送するための転送機器65
が配置されている。
【0024】外側の入場側表面には、工事名の表示板、
許可書類等が取り付けられている。また、建設現場側で
ある背面には、書類収容箱58、救急箱59、消化器6
1等が配備されており、また、適宜、安全衛生組織表6
2、救急病院案内図63等が貼り付けられている。
【0025】
【発明の効果】本発明の建設現場における入退場管理シ
ステムは、このように、作業者の個人情報が記録された
身分証明カードによって、仮設出入口部材の開口部を開
閉する開閉扉の自動施錠を解除するようになっているた
めに、第三者が建設現場に入場するおそれがなく、しか
も、作業者の入退場に関する情報管理も正確に行えるた
めに、作業者を容易に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設現場における入場管理システムの
一例を示す斜視図である。
【図2】その入場管理システムに使用される仮設出入口
ボックスの平断面図である。
【図3】(a)は本発明の建設現場における入場管理シ
ステムの別の例の正面側の斜視図、(b)はその背面側
の斜視図である。
【符号の説明】
10 仮設出入口ボックス 11 開口部 12 開口部 13 開閉扉 14 開閉扉 17 入場側カードリーダー 18 退場側カードリーダー 22 吊り上げ用フック 23 コネクタ 24 棚 30 身分証明カード 50 架設出入口部材 51 開口部 52 開閉扉 53 入場側カードリーダー 54 退場側カードリーダー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮囲いされた建設現場に対する入退場用
    の少なくとも一つの開口部を有する仮設出入口部材と、 この開口部を開閉するように配置された自動施錠機能を
    有する開閉扉と、 前記開口部に近接する仮設出入口部材の入場側側面に配
    置されており、個人情報が記録された身分証明カードの
    情報を読み取る入場側カードリーダーと、 前記開口部に近接する仮設出入口部材の退場側側面に配
    置されており、同様に、個人情報が記録された身分証明
    カードの情報を読み取る退場側カードリーダーと、 を有しており、これらのカードリーダーの読み取り結果
    に基づいて前記開閉扉の自動施錠機能による施錠を解除
    することを特徴とする建設現場における入退場管理シス
    テム。
JP8478893A 1993-04-12 1993-04-12 建設現場における入退場管理システム Pending JPH06299742A (ja)

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JP8478893A JPH06299742A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 建設現場における入退場管理システム

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JPH06299742A true JPH06299742A (ja) 1994-10-25

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ID=13840444

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JP8478893A Pending JPH06299742A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 建設現場における入退場管理システム

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JP (1) JPH06299742A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100810714B1 (ko) * 2006-07-07 2008-03-07 덕산공조기계주식회사 덕트용 리프트 장치 및 덕트용 리프트/도어 제어 시스템
JP2011204095A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Sumitomo Forestry Co Ltd 住宅のリフォーム工事における作業者管理方法

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