JPH06299106A - 消色液 - Google Patents

消色液

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JPH06299106A
JPH06299106A JP9016093A JP9016093A JPH06299106A JP H06299106 A JPH06299106 A JP H06299106A JP 9016093 A JP9016093 A JP 9016093A JP 9016093 A JP9016093 A JP 9016093A JP H06299106 A JPH06299106 A JP H06299106A
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JP
Japan
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group
boron
substituted
solvent
butyl
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Pending
Application number
JP9016093A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Murofushi
克己 室伏
Toshihiro Takakura
敏浩 高倉
Akira Yamauchi
明 山内
Kiichi Hosoda
喜一 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
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Publication of JPH06299106A publication Critical patent/JPH06299106A/ja
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Duplication Or Marking (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インキなどで印字した部分を光をあてるとで
消すことができる消色液を提供することを目的とする。 【構成】 特定のホウ素系化合物を溶剤に溶解あるいは
分散させた溶液からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンターな
どで印字された部分を光で消色させることができる消色
液に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自然保護、特に森林資源の保護お
よび都市部におけるゴミの削減のため、使用済みの紙類
の再利用、再生利用が見直されつつある。その一環とし
て、企業のオフィス内で生じる不要になった使用済みの
複写紙、印刷物、ファクシミリ用紙などの廃紙の再利用
などについて検討されている。そこで、企業が製紙会社
をグループにいれ、廃紙を回収後、溶解させて再生紙と
して再加工して再利用しているが、これらの紙類には一
般に企業秘密とされている企業内部機密書類が大半を占
めているため、これらの紙類を該企業外部の製紙会社で
回収し、再生利用することはきわめて困難であり、しか
も印刷物、複写物などの記録部分、印字部分は容易に消
去することができないため、焼却したり破砕して廃棄処
分せざるをえず、このような紙類の再利用などは事実上
ほぼ不可能であると考えられている。
【0003】また、シュレッダーなどで破砕した廃紙を
用いて製造された再生紙は、その強度が一般に小さいた
め、たとえば情報用紙などとして使用に耐えないという
欠点がある。従って、廃紙の再利用の形態として好まし
いのはオフィス内で紙が再使用されることであり、その
為には記録部分、印字部分が容易に消去できることが必
要である。ところが、電子写真、印刷、プリンターある
いは筆記具などで印字された印字紙については、印字
後、印字した部分の色を消すことができず、従って印字
した部分に再度印字した場合、印字部分が重なり判読す
ることの妨げとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は印字された印
字紙の印字した部分に再度印字しても、印字した部分の
判読ができるようにする為に、印字した部分に塗布し、
その後、光をあてることで印字した部分の色を消すこと
ができる消色液を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、この課題を
解決するために検討した結果、ホウ素系化合物を溶剤に
含有させることによって、インキなどで印字した部分に
塗布し、光をあてると印字部の色を消すことができる消
色液が得られることを見いだし、本発明を完成するに至
った。すなわち、本発明は一般式(1)で示されるホウ
素系化合物 一般式(1);
【化2】
【0006】(式中、R1 、R2 、R3 及びR4 はそれ
ぞれ独立してアルキル基、アリール基、アリル基,アラ
ルキル基、アルケニル基、アルキニル基、シリル基、複
素環基、置換アルキル基、置換アリール基、置換アリル
基、置換アラルキル基、置換アルケニル基、置換アルキ
ニル基または置換シリル基を示し、Z+ は4級アンモニ
ウム陽イオン、4級ピリジニウム陽イオン、4級キノリ
ニウム陽イオンまたはホスホニウム陽イオンを示す)を
溶剤に含有させることによって消色液が得られる。
【0007】この消色液はインキなどのように可視領域
以上に吸収をもつ染料を含有した印字材料で印字された
文字などを消色するのに効果があり、例えば、前記の印
字材料で印字した文字の上にこの消色液を塗布したう
え、さらに、その部分に前記染料の吸収波長を含む光を
あてると染料の吸収が消失して色が消えるものである。
これは、本発明の消色液を塗布すると、印字材料中の可
視領域以上に吸収をもつ染料と消色液中のホウ素系化合
物と混合し、この状態で光をあてると染料とホウ素系化
合物が光反応を起こして染料の吸収が消失する。
【0008】この消色作用は光による不可逆的な反応で
あり、前記の可視領域以上に吸収をもつ染料分子と一般
式(1)のホウ素系化合物に光があたって染料分子が励
起され、染料分子とホウ素系化合物が反応し染料分子の
吸収が消失し消色作用を示す。また、この消色作用は染
料分子とホウ素系化合物の2分子間での反応であるの
で、光照射時に熱を加えると消色作用は促進される。従
って、本発明の消色液を用い印字した部分を消色する場
合、消色時に染料分子の吸収波長の光をあてるととも
に、加熱すると印字した部分は速く消色する。ここで言
う可視領域以上に吸収をもつ染料を含有した印字材料の
代表的な例としては、インキがあげられるが、その他に
トナーあるいは筆記具などにも使用でき、基本的には可
視領域以上に吸収をもつ染料を含有するものであればよ
い。
【0009】また、本発明の溶剤には、一般式(1)の
ホウ素系化合物が0.5%以上の溶解度をもつ良溶解性
溶剤とホウ素系化合物が0.5%未満の溶解度をもつ難
溶解性溶剤がある。本発明において、ホウ素系化合物を
溶剤に対して含有させうる範囲としては、この良溶解性
溶剤を用いる場合は、溶剤に対して0.01〜50重量
%の範囲であり、また、難溶解性溶剤を用いる場合は、
0.5〜90重量%の範囲で含有させることが好まし
い。また、ホウ素系化合物を溶剤に含有させるにあたっ
て、良溶解性溶剤の場合はホウ素系化合物を溶剤に単に
混合溶解し調製すればよいが、難溶解性溶剤の場合はホ
ウ素系化合物を溶剤に平均粒径20μm以下となるよう
に粉砕、分散させて消色液を調製する。前記のように粉
砕、分散させるには、ホウ素系化合物と溶剤の混合液を
ロールミル、ボールミルやペイント・シェーカーなどで
湿式粉砕させるか、あるいは分散する前に、あらかじめ
ホウ素化合物の平均粒径20μm以下となるようにジェ
ットミルなどで乾式粉砕しておき、これを溶剤中に分散
させる方法で行う。
【0010】前記溶剤の例をあげると、良溶解性溶剤と
しては、ホウ素系化合物の溶解性に優れた溶剤が選ば
れ、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、シクロヘキサノン、4-メチル-4- メトキシペン
タノンのようなケトン類、アセトニトリルのようなニト
リル類、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、
イソオクタン酸セシル、モノステアリン酸ソルビタン、
モノステアリン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソ
ルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸
ソルビタン、モノラウリル酸ポリオキシエチレンソルビ
タン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタ
ン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ア
スコルビン酸エステル、ヒマシ油脂肪酸エステルのよう
なエステル類、リン酸エステル類、エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチ
レングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル、
【0011】ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジフェニ
ルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルア
セテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセ
テート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセ
テート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセ
テート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレング
リコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールペ
ンタエリストール脂肪酸エステルのようなグリコール誘
導体、
【0012】γ−ブチロラクトン、β−プロピオラクト
ン、β−ブチロラクトン、γ−ブチロラクトン、γ−バ
レロラクトン、δ−バレロラクトン、ε−カプロラクト
ン、γ−カプロラクトン、γ−ヘプタノラクトン、γ−
オクタノラクトン、δ−オクタノラクトン、γ−ノナノ
ラクトン、δ−ノナノラクトンなどラクトン類があげら
れる。
【0013】また、難溶解性溶剤としては、ホウ素化合
物の溶解性の乏しい溶剤が選ばれ、具体的には、ヘキサ
ン、ヘプタンのような脂肪族炭化水素類、トルエン、キ
シレンのような芳香族炭化水素類、メチルアルコール、
エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピル
アルコール、ブチルアルコール、シクロヘキシルアルコ
ール、ベンジルアルコールのようなアルコール類、ジエ
チレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ポ
リアルキレングリコール、ヘキシレングリコール、フェ
ニルグリコールのようなグリコール類、ポリオレフィン
ワックス、カルナバワックス、パラフィンワックスのよ
うなワックス類、流動パラフィン、水、などがあげられ
る。
【0014】しかし、前記溶剤の良溶解性溶剤あるいは
難溶解性溶剤のどちらに分類されるかはホウ素系化合物
の溶解度できまり、さらに溶剤としては前記溶解度の範
囲にはいるものであればよい。さらに、前記溶剤に対し
て、ラクトン類を併用するとホウ素系化合物の溶解性は
向上することが解っている。また、前記消色液中のホウ
素系化合物は、消色液中にニトリル基、エステル基、ケ
トン基などの極性の高い特定な官能基をもつ化合物が存
在すると熱安定性が向上することが解っている。また、
これらの官能基を有するものの例のひとつとしては樹脂
があげられ、例えば、前記官能基をもつアクリロニトリ
ル樹脂、ポリエステル樹脂、ケトン樹脂などを添加する
と熱安定性は向上する。また、これらの官能基が溶剤の
構造中にあっても同様な効果が得られることが解ってお
り、ニトリル類、エステル類、ケトン類などの溶剤がこ
れに相当する。
【0015】また、前記一般式(1)のホウ素化合物の
構造において、R1 、R2 、R3 およびR4 の具体例と
しては、アルキル基、アリール基、アリル基、アラルキ
ル基、アルケニル基、アルキニル基、シリル基、複素環
基、置換アルキル基、置換アリール基、置換アリル基、
置換アラルキル基、置換アルケニル基、置換アルキニル
基、置換シリル基などがあげられるが、これらのなかで
好ましいものとしては、フェニル基、アニシル基、n−
ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプ
チル基、n−オクチル基、n−ドデシル基、シクロヘキ
シル基、シクロヘキセニル基、メトキシメチル基、メト
キシエチル基、エトキシフェニル基、トルイル基、t-ブ
チルフェニル基、フルオロフェニル基、クロロフェニル
基、ジエチルアミノフェニル基、ビニル基、アリル基、
トリフェニルシリル基、ジメチルフェニルシリル基、ジ
ブチルフェニルシリル基、トリメチルシリル基、ピペリ
ジル基、チエニル基、フリル基などがあげられ、
【0016】陰イオンの具体的な例としては、n−ブチ
ルトリフェニルホウ素イオン、n−オクチルトリフェニ
ルホウ素イオン、n−ドデシルトリフェニルホウ素イオ
ン、n−ブチルトリアニシルホウ素イオン、n−オクチ
ルトリアニシルホウ素イオン、n−ドデシルトリアニシ
ルホウ素イオン、ジn−ブチルジフェニルホウ素イオ
ン、ジn−オクチルジフェニルホウ素イオン、ジn−ド
デシルジフェニルホウ素イオン、ジn−ブチルジアニシ
ルホウ素イオン、ジn−オクチルジアニシルホウ素イオ
ン、ジn−ドデシルジアニシルホウ素イオン、テトラフ
ェニルホウ素イオン、テトラアニシルホウ素イオン、ト
リフェニルナフチルホウ素イオン、トリアニシルナフチ
ルホウ素イオン、テトラブチルホウ素イオン、
【0017】トリn−ブチル(トリフェニルシリル)ホ
ウ素イオン、トリn−ブチル( ジメチルフェニルシリ
ル)ホウ素イオン、n−オクチルジフェニル(ジn−ブ
チルフェニルシリル)ホウ素イオン、ジメチルフェニル
(トリメチルシリル)ホウ素イオンなどがあげられる。
また、式中記載の陽イオン(Z+ )は4級アンモニウム
陽イオンまたは4級ピリジニウム陽イオン、4級キノリ
ニウム陽イオン、ホスホニウム陽イオンなどがあげら
れ、
【0018】消色剤の具体的な例としては、テトラメチ
ルアンモニウムn−ブチルトリフェニルホウ素、テトラ
メチルアンモニウムn−オクチルトリフェニルホウ素、
テトラメチルアンモニウムn−ドデシルトリフェニルホ
ウ素、テトラメチルアンモニウムn−ブチルトリアニシ
ルホウ素、テトラメチルアンモニウムn−オクチルトリ
アニシルホウ素、テトラメチルアンモニウムn−ドデシ
ルトリアニシルホウ素、テトラエチルアンモニウムn−
ブチルトリフェニルホウ素、テトラエチルアンモニウム
n−オクチルトリフェニルホウ素、テトラエチルアンモ
ニウムn−ドデシルトリフェニルホウ素、テトラエチル
アンモニウムn−ブチルトリアニシルホウ素、
【0019】テトラエチルアンモニウムn−オクチルト
リアニシルホウ素、テトラエチルアンモニウムn−ドデ
シルトリアニシルホウ素、テトラブチルアンモニウムn
−ブチルトリフェニルホウ素、テトラブチルアンモニウ
ムn−オクチルトリフェニルホウ素、テトラブチルアン
モニウムn−ドデシルトリフェニルホウ素、テトラブチ
ルアンモニウムn−ブチルトリアニシルホウ素、テトラ
ブチルアンモニウムn−オクチルトリアニシルホウ素、
テトラブチルアンモニウムn−ドデシルトリアニシルホ
ウ素、テトラメチルアンモニウムテトラフェニルホウ
素、テトラエチルアンモニウムテトラフェニルホウ素、
テトラブチルアンモニウムテトラフェニルホウ素、テト
ラメチルアンモニウムジn−ブチルジフェニルホウ素、
【0020】テトラメチルアンモニウムジn−オクチル
ジフェニルホウ素、テトラメチルアンモニウムジn−ド
デシルジフェニルホウ素、テトラエチルアンモニウムジ
n−ブチルジフェニルホウ素、テトラエチルアンモニウ
ムジn−オクチルジフェニルホウ素、テトラエチルアン
モニウムジn−ドデシルジフェニルホウ素、テトラブチ
ルアンモニウムジn−ブチルジフェニルホウ素、テトラ
ブチルアンモニウムジn−オクチルジフェニルホウ素、
テトラブチルアンモニウムジn−ドデシルジフェニルホ
ウ素、
【0021】テトラメチルアンモニウムジn−ブチルジ
アニシルホウ素、テトラメチルアンモニウムジn−オク
チルジアニシルホウ素、テトラメチルアンモニウムジn
−ドデシルジアニシルホウ素、テトラエチルアンモニウ
ムジn−ブチルジアニシルホウ素、テトラエチルアンモ
ニウムジn−オクチルジアニシルホウ素、テトラエチル
アンモニウムジn−ドデシルジアニシルホウ素、
【0022】テトラブチルアンモニウムジn−ブチルジ
アニシルホウ素、テトラブチルアンモニウムジn−オク
チルジアニシルホウ素、テトラブチルアンモニウムジn
−ドデシルジアニシルホウ素、テトラメチルアンモニウ
ムテトラフェニルホウ素、テトラエチルアンモニウムテ
トラフェニルホウ素、テトラブチルアンモニウムテトラ
フェニルホウ素、テトラメチルアンモニウムテトラアニ
シルホウ素、テトラエチルアンモニウムテトラアニシル
ホウ素、テトラブチルアンモニウムテトラアニシルホウ
素、テトラメチルアンモニウムトリフェニルナフチルホ
ウ素、テトラエチルアンモニウムトリフェニルナフチル
ホウ素、テトラブチルアンモニウムトリフェニルナフチ
ルホウ素、
【0023】テトラメチルアンモニウムテトラブチルホ
ウ素、テトラエチルアンモニウムテトラブチルホウ素、
テトラブチルアンモニウムテトラブチルホウ素、トリメ
チルハイドロゲンアンモニウムn−ブチルトリフェニル
ホウ素、トリエチルハイドロゲンアンモニウムn−ブチ
ルトリフェニルホウ素、トリメチルハイドロゲンアンモ
ニウムn−ブチルトリアニシルホウ素、トリエチルハイ
ドロゲンアンモニウムn−ブチルトリアニシルホウ素、
【0024】テトラハイドロゲンアンモニウムn−ブチ
ルトリフェニルホウ素、テトラハイドロゲンアンモニウ
ムn−ブチルトリアニシルホウ素、テトラメチルアンモ
ニウムトリn−ブチル(トリフェニルシリル)ホウ素、
テトラエチルアンモニウムトリn−ブチル(トリフェニ
ルシリル)ホウ素、テトラブチルアンモニウムトリn−
ブチル(トリフェニルシリル)ホウ素、テトラメチルア
ンモニウムトリn−ブチル(ジメチルフェニルシリル)
ホウ素、テトラエチルアンモニウムトリn−ブチル(ジ
メチルフェニルシリル)ホウ素、
【0025】テトラブチルアンモニウムトリn−ブチル
(ジメチルフェニルシリル)ホウ素、テトラメチルアン
モニウムn−オクチルジフェニル(ジn−ブチルフェニ
ルシリル)ホウ素、テトラエチルアンモニウムn−オク
チルジフェニル(ジn−ブチルフェニルシリル)ホウ
素、テトラブチルアンモニウムn−オクチルジフェニル
(ジn−ブチルフェニルシリル)ホウ素、テトラメチル
アンモニウムジメチルフェニル(トリメチルシリル)ホ
ウ素、テトラエチルアンモニウムジメチルフェニル(ト
リメチルシリル)ホウ素、テトラブチルアンモニウムジ
メチルフェニル(トリメチルシリル)ホウ素、
【0026】メチルピリジニウムn−ブチルトリフェニ
ルホウ素、メチルピリジニウムn−オクチルトリフェニ
ルホウ素、メチルピリジニウムn−ドデシルトリフェニ
ルホウ素、エチルピリジニウムn−ブチルトリフェニル
ホウ素、エチルピリジニウムn−オクチルトリフェニル
ホウ素、エチルピリジニウムn−ドデシルトリフェニル
ホウ素、ブチルピリジニウムn−ブチルトリフェニルホ
ウ素、ブチルピリジニウムn−オクチルトリフェニルホ
ウ素、
【0027】ブチルピリジニウムn−ドデシルトリフェ
ニルホウ素、メチルピリジニウムn−ブチルトリアニシ
ルホウ素、メチルピリジニウムn−オクチルトリアニシ
ルホウ素、メチルピリジニウムn−ドデシルトリアニシ
ルホウ素、エチルピリジニウムn−ブチルトリアニシル
ホウ素、エチルピリジニウムn−オクチルトリアニシル
ホウ素、エチルピリジニウムn−ドデシルトリアニシル
ホウ素、ブチルピリジニウムn−ブチルトリアニシルホ
ウ素、ブチルピリジニウムn−オクチルトリアニシルホ
ウ素、ブチルピリジニウムn−ドデシルトリアニシルホ
ウ素、メチルキノリニウムn−ブチルトリフェニルホウ
素、メチルキノリニウムn−オクチルトリフェニルホウ
素、メチルキノリニウムn−ドデシルトリフェニルホウ
素、
【0028】エチルキノリニウムn−ブチルトリフェニ
ルホウ素、エチルキノリニウムn−オクチルトリフェニ
ルホウ素、エチルキノリニウムn−ドデシルトリフェニ
ルホウ素、ブチルキノリニウムn−ブチルトリフェニル
ホウ素、ブチルキノリニウムn−オクチルトリフェニル
ホウ素、ブチルキノリニウムn−ドデシルトリフェニル
ホウ素、メチルキノリニウムn−ブチルトリアニシルホ
ウ素、
【0029】メチルキノリニウムn−オクチルトリアニ
シルホウ素、メチルキノリニウムn−ドデシルトリアニ
シルホウ素、エチルキノリニウムn−ブチルトリアニシ
ルホウ素、エチルキノリニウムn−オクチルトリアニシ
ルホウ素、エチルキノリニウムn−ドデシルトリアニシ
ルホウ素、ブチルキノリニウムn−ブチルトリアニシル
ホウ素、ブチルキノリニウムn−オクチルトリアニシル
ホウ素、ブチルキノリニウムn−ドデシルトリアニシル
ホウ素、メチルピリジニウムジn−ブチルジフェニルホ
ウ素、エチルピリジニウムジn−オクチルジフェニルホ
ウ素、ブチルピリジニウムジn−ドデシルジフェニルホ
ウ素、メチルキノリニウムジn−ブチルジフェニルホウ
素、エチルキノリニウムジn−オクチルジフェニルホウ
素、ブチルキノリニウムジn−ドデシルジフェニルホウ
素、メチルピリジニウムジn−ブチルジアニシルホウ
素、
【0030】エチルピリジニウムジn−オクチルジアニ
シルホウ素、ブチルピリジニウムジn−ドデシルジアニ
シルホウ素、メチルキノリニウムジn−ブチルジアニシ
ルホウ素、エチルキノリニウムジn−オクチルジアニシ
ルホウ素、ブチルキノリニウムジn−ドデシルジアニシ
ルホウ素、メチルピリジニウムテトラn−ブチルホウ
素、エチルピリジニウムテトラn−ブチルホウ素、ブチ
ルピリジニウムテトラn−ブチルホウ素、メチルキノリ
ニウムテトラn−ブチルホウ素、エチルキノリニウムテ
トラn−ブチルホウ素、ブチルキノリニウムテトラn−
ブチルホウ素、
【0031】テトラメチルホスホニウムn−ブチルトリ
フェニルホウ素、テトラエチルホスホニウムn−ブチル
トリフェニルホウ素、テトラブチルホスホニウムn−ブ
チルトリフェニルホウ素、テトラメチルホスホニウムn
−ブチルトリアニシルホウ素、テトラエチルホスホニウ
ムn−ブチルトリアニシルホウ素、テトラブチルホスホ
ニウムn−ブチルトリアニシルホウ素、テトラメチルホ
スホニウムジn−ブチルジフェニルホウ素、テトラエチ
ルホスホニウムジn−ブチルジフェニルホウ素、
【0032】テトラブチルホスホニウムジn−ブチルジ
フェニルホウ素、テトラメチルホスホニウムジn−ブチ
ルジアニシルホウ素、テトラエチルホスホニウムジn−
ブチルジアニシルホウ素、テトラブチルホスホニウムジ
n−ブチルジアニシルホウ素、テトラフェニルホスホニ
ウムn−ブチルトリフェニルホウ素、テトラアニシルホ
スホニウムn−ブチルトリフェニルホウ素、テトラフェ
ニルホスホニウムジn−ブチルジフェニルホウ素、テト
ラアニシルホスホニウムジn−ブチルジフェニルホウ素
などがあげられる。また、これらのホウ素系化合物は2
種以上を混合して用いることもできる。
【0033】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明をさらに説明す
る。 実施例 1〜12 表1に記載したホウ素系化合物および溶剤を、表1の記
載量配合し、溶解あるいはボールミルにより分散させ消
色液を調製した。さらに、アセトン30重量部およびハ
イラック110(日立化成(株)製ケトン樹脂)10重
量部に表2に記載した染料0.5重量部を溶解し、RI
テスターを用いて紙上に厚さ5μmとなるように展色乾
燥し塗布紙を得た。この塗布紙に、さらにRIテスター
で前記調製した表2記載の消色液を表3に記載した組み
合わせで紙上に厚さ5μmとなるように展色乾燥しサン
プル1〜12を得た。
【0034】(消色性の評価)これらの得られた実施例
1〜12のサンプルを表2の染料の吸収波長の光を含む
ハロゲンランプ(1W/cm2 )で5秒間あてた後、サ
ンプルの画像濃度をマクベス反射濃度計RD918で測
定し、消色性を評価した。評価結果は表3に示すが、こ
れより解るように、印字部分の画像濃度を示すマクベス
反射濃度の値が光をあてた後に極端に減少し、画像が消
色していることを示している。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
【発明の効果】本発明により、インキなどのような可視
光以上に吸収をもつ染料を含有した印字材料で印字され
た部分に塗布し、さらに、その部分に染料の吸収波長を
含む光をあてると染料の吸収が消失し色を消すことがで
きる消色液が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細田 喜一 神奈川県川崎市川崎区扇町5番1号 昭和 電工株式会社化学品研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で示されるホウ素系化合物
    を溶剤に含有させた消色液。 一般式(1); 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 及びR4 はそれぞれ独立して
    アルキル基、アリール基、アリル基,アラルキル基、ア
    ルケニル基、アルキニル基、シリル基、複素環基、置換
    アルキル基、置換アリール基、置換アリル基、置換アラ
    ルキル基、置換アルケニル基、置換アルキニル基または
    置換シリル基を示し、Z+ は4級アンモニウム陽イオ
    ン、4級ピリジニウム陽イオン、4級キノリニウム陽イ
    オンまたはホスホニウム陽イオンを示す)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0871607A1 (en) * 1995-10-31 1998-10-21 Spectra Group Limited Inc Photosensitive intramolecular electron transfer compounds

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0871607A1 (en) * 1995-10-31 1998-10-21 Spectra Group Limited Inc Photosensitive intramolecular electron transfer compounds
EP0871607A4 (en) * 1995-10-31 1999-09-29 Spectra Group Ltd Inc PHOTOSENSITIVE INTRA-MOLECULAR ELECTRON TRANSFER COMPOUNDS

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