JPH0629869A - 電子機器の改造防止構造 - Google Patents

電子機器の改造防止構造

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JPH0629869A
JPH0629869A JP4182656A JP18265692A JPH0629869A JP H0629869 A JPH0629869 A JP H0629869A JP 4182656 A JP4182656 A JP 4182656A JP 18265692 A JP18265692 A JP 18265692A JP H0629869 A JPH0629869 A JP H0629869A
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JP
Japan
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cpu
case
memory
switch
supplied
Prior art date
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Pending
Application number
JP4182656A
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English (en)
Inventor
Fukuo Takahashi
福夫 高橋
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Icom Inc
Original Assignee
Icom Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器の改造防止構造に関し、ケースを壊
したり、あるいは、特殊なネジ止めをする必要のない電
子機器の改造防止構造を提供することを目的とするもの
である。 【構成】 ケース30を外すとCPU10の予備電源1
1をONにするスイッチ手段S2 と、上記予備電源11
がONになったときに、メモリ手段20に収納されたデ
ータあるいはプログラムの少なくとも一部を、該電子機
器の動作が不能になるように書き換える、書き換え手段
10pを備えるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明は電子機器の改造防止構
造に関し、特に無線通信機の改造防止構造に関するもの
である。
【従来の技術】無線通信機は、一旦技術適合試験に合格
した機種はメーカ側ユーザ側のいずれも改造することは
できないことになっている。近年、特定小電力無線通信
機と称せられる、無免許で運用出来る無線機がホビー用
あるいはレジャー用に普及している。この機種は無免許
で運用可能なところから本来パワーが小さく、狭い範囲
での交信しかできないように法律上の規制が加えられて
いるが、ユーザ側にはより広い範囲で交信したという要
求があり、パワーアップのための改造、例えば外部アン
テナを設ける等の改造が行われている状況である。この
ような改造を防止するためには、無線通信機本体のケー
スを容易に開けられない構造、例えば、ケースの上蓋と
下蓋を高周波ウエルダで溶着する構造にしたり、あるい
は、上記ケースの上蓋と下蓋を特殊なネジ止めをするこ
とがおこなわれている。
【発明が解決しようとする課題】上記のようにケースを
溶着する構造では、故障発生時にケースを壊して修理し
なければならず、また、修理後には新しいケースを上記
と同様に溶着するようにしなければならず、手数とコス
トがかかる難点がある。また、特殊なネジを用いる方法
では、一度該ネジを外された場合は、その方法が一般に
知れることによって、次第に意味を失っていくことにな
る。この発明は上記従来の方法に鑑みて提案されたもの
であって、ケースを壊したり、あるいは、特殊なネジ止
めをする必要のない電子機器の改造防止構造を提供する
ことを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】ケース30を外すとCP
U10の予備電源11をONにするスイッチ手段S
2と、上記予備電源11がONになったときに、メモリ
手段20に収納されたデータあるいはプログラムの少な
くとも一部を、該電子機器の動作が不能になるように書
き換える、書き換え手段10pを備えるようにしたもの
である。上記予備電源11は、電池であってもあるい
は、メイン電源1により充電されたコンデンサであって
もよい。
【作用】ケース30を開けるとスイッチ手段S2 が作動
してCPU10にメイン電源1とは別のルートから電力
を供給する。これによって、CPU10にプログラムと
して組み込まれた書き換え手段10pが作動し、メモリ
手段20にダミーデータを書き込む事で内容を書き換え
て、上記電子機器を正常に作動しないようにする。これ
によって、改造を目的としてケース30を開けることが
困難となる。
【実施例】図1はこの発明の1実施例を示すブロック図
である。一般の無線通信機と同様、メイン電源1よりメ
インスイッチS1 とダイオードD1 とを介して無線通信
機に内蔵されたCPU10のVcc端子とメモリ20に
電力が供給されるようになっている。一方、改造防止用
の予備電源11よりスイッチ手段としてのサブスイッチ
2とダイオードD2 とを介してメモリ20に電力が供
給されるようになっているとともに、予備電源11より
のラインは上記ダイオードD2 のカソード側より分岐し
てCPU10のI/O端子に入力されている。尚、上記
においてダイオードD 1 はダイオードD2 より供給され
る予備電源11よりの電流のメイン電源1への流入を防
止し、また、ダイオードD2 はダイオードD1 より供給
されるメイン電源1よりの電流の予備電源11への供給
を防止している。CPU10には上記I/O端子からの
入力を検知して作動するデータ書き換え手段10pがプ
ログラムとして組み込まれており、以下に説明するよう
にサブスイッチS2 がONされることによって、メモリ
20の無線通信機を制御するに必要なデータやプログラ
ムを別のダミーデータに入れ換え無線通信機の制御が不
可能な状態に変えるようになっている。上記予備電源と
しては、図1に示すように小型の電池例えばリチウム電
池を用いることも可能であるが、コストメリットを考慮
すると例えば図2に示すようにコンデンサ(例えばスー
パーキャパシタ)を用い、該コンデンサにメイン電源1
より常時充電しておく構成としてもよい。図3は上記サ
ブスイッチS2 の構成を示すケ−スの断面図を示すもの
である。ケース30が閉められた状態で、ケース30の
上蓋30aに設けたスイッチ突起31が、該ケース30
の厚み方向の略中央に配設されたプリント基板32に設
けられたスイッチ穴33の下方に突出するようになって
いる。該スイッチ穴33の下方には一端が固定された導
電性の弾性体よりなるスイッチレバー34が横切るよう
になっており。上記のようにケース30が閉じた状態で
は、上記スイッチ突起31に押されて該スイッチレバー
34の先端が対応する接点35と電気的に切断されるよ
うになっている。これによって、上記サブスイッチS2
は、ケース30が閉まっているときには、予備電源11
よりの電力をCPU10のI/O端子及びメモリ20に
電力を供給しないことになるが、ケース30が開けられ
ると、上記スイッチレバー34の先端が対応する接点3
5に接触してCPU10のI/O端子及びメモリ20に
電力を供給するようになっている。図4は上記サブスイ
ッチS2 の別の実施例を示すケースの断面図である。上
蓋30aのビス穴38から差し込まれたケース固定用の
ビス37が、下蓋30bの内側に突出させた受けネジ部
40に螺着されて上記上蓋30aと下蓋30bが固定さ
れる。そこで、受けネジ部40にスイッチレバー34が
配設される溝39を設けて、上記例と同様一方がプリン
ト基板32に固定されたスイッチレバー34を配設す
る。そして上蓋30aと下蓋30bがビス37によって
固定されたとき、上記のように溝39に配設したスイッ
チレバー34の先端が接点35から離れるようになって
おり、ケース30が開かれたときに上記スイッチレバー
34の先端と接点35が接触してCPU10のI/O端
子とメモリ20に予備電源11からの電力が供給される
ことになる。以上、無線通信機を例に説明したが、この
発明は他の電子機器にも適用できることは勿論である。
【発明の効果】上記したようにこの発明は、ケースが開
かれると、電子機器に搭載されたCPUが、メモリのデ
ータの少なくとも一部を該CPUが電子機器の制御に必
要とするデータ以外のダミーデータに入替えるようにな
っているので、それ以降の電子機器の使用ができず、従
って、ユーザの改造行為を阻止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】この発明のスイッチ手段の実施例を示す部分断
面図である。
【図4】この発明のスイッチ手段の他の実施例を示す部
分断面図である。
【符号の説明】
1 メイン電源 10 CPU 10p 書き換え手段 11 予備電源 20 メモリ手段 S2 スイッチ手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースを外すとCPU(10)の予備電源(1
    1)をONにするスイッチ手段(S2)と、 上記予備電源(11)がONになったときに、メモリ手段(2
    0)に収納されたデータあるいはプログラムの少なくとも
    一部を、該電子機器の動作が不能になるように書き換え
    る、書き換え手段(10p) を備えた電子機器の改造防止構
    造。
  2. 【請求項2】 上記予備電源(11)が、電池である請求項
    1記載の電子機器の改造防止構造。
  3. 【請求項3】 上記予備電源(11)が、メイン電源(1) に
    より充電されたコンデンサである請求項1記載の電子機
    器の改造防止構造。
JP4182656A 1992-07-09 1992-07-09 電子機器の改造防止構造 Pending JPH0629869A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002041361A (ja) * 2000-07-26 2002-02-08 Sharp Corp 電子データ保護装置
JP2005236605A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Hitachi Communication Technologies Ltd 暗号化通信装置
JP2008033594A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Sony Corp データ記憶装置、電力制御方法、並びに、通信装置

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