JPH06298439A - 用紙収納装置 - Google Patents
用紙収納装置Info
- Publication number
- JPH06298439A JPH06298439A JP8422093A JP8422093A JPH06298439A JP H06298439 A JPH06298439 A JP H06298439A JP 8422093 A JP8422093 A JP 8422093A JP 8422093 A JP8422093 A JP 8422093A JP H06298439 A JPH06298439 A JP H06298439A
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- JP
- Japan
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- paper
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 用紙収納箱内の用紙と、用紙排出部から排出
される次の用紙との干渉を防止すること。 【構成】 用紙排出部の下方に一端を位置させ他端を用
紙排出方向に向けて配置した用紙収納箱2を有する用紙
収納装置において、前記用紙収納箱2内に収納されてい
る用紙1の後端部の上面に近接又は当接する位置とその
位置から上方に離反した位置との間を駆動部6に連結さ
れて移動する用紙抑え体9を設け、この用紙抑え体9付
近に位置すると共に駆動部6に連結されて前記用紙抑え
体9と反対方向に移動する用紙押圧体10を設けた。
される次の用紙との干渉を防止すること。 【構成】 用紙排出部の下方に一端を位置させ他端を用
紙排出方向に向けて配置した用紙収納箱2を有する用紙
収納装置において、前記用紙収納箱2内に収納されてい
る用紙1の後端部の上面に近接又は当接する位置とその
位置から上方に離反した位置との間を駆動部6に連結さ
れて移動する用紙抑え体9を設け、この用紙抑え体9付
近に位置すると共に駆動部6に連結されて前記用紙抑え
体9と反対方向に移動する用紙押圧体10を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば搬送装置で搬送
されてきたチケット等の用紙を収納する用紙収納装置に
関する。
されてきたチケット等の用紙を収納する用紙収納装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の用紙収納装置を図6ないし図8に
基づいて説明する。まず、用紙1をその先端からほぼ水
平方向に向けて排出する図示しない用紙排出部の下方に
一端2aを位置させ他端を用紙排出方向に向けた用紙収
納箱2が設けられている。そして、この用紙収納箱2の
上方に、前記用紙収納箱2内の用紙1の量を検出する用
紙検出体である用紙検出アーム3が設けられている。こ
の用紙検出アーム3は、用紙排出方向に先端を向けて配
置され、軸方向を用紙排出方向と直交させて前記用紙収
納箱2の上方に配置されている軸4に取り付けられて上
下に回動し、上方に回動するようにバネ5で付勢されて
いる。さらに、この用紙検出アーム3には、この用紙検
出アーム3を下方に回動させその先端を前記用紙収納箱
2内に積層されている前記用紙1の上面に圧接させるソ
レノイド6が連結されている。また、この用紙検出アー
ム3の先端と同時に上下動する遮光板7が前記用紙検出
アーム3に接続されており、この遮光板7に検出面が遮
られる用紙センサ8が、前記遮光板7が予め定められて
いる位置よりも下方に位置するときにその検出面が遮ら
れるように配置されている。
基づいて説明する。まず、用紙1をその先端からほぼ水
平方向に向けて排出する図示しない用紙排出部の下方に
一端2aを位置させ他端を用紙排出方向に向けた用紙収
納箱2が設けられている。そして、この用紙収納箱2の
上方に、前記用紙収納箱2内の用紙1の量を検出する用
紙検出体である用紙検出アーム3が設けられている。こ
の用紙検出アーム3は、用紙排出方向に先端を向けて配
置され、軸方向を用紙排出方向と直交させて前記用紙収
納箱2の上方に配置されている軸4に取り付けられて上
下に回動し、上方に回動するようにバネ5で付勢されて
いる。さらに、この用紙検出アーム3には、この用紙検
出アーム3を下方に回動させその先端を前記用紙収納箱
2内に積層されている前記用紙1の上面に圧接させるソ
レノイド6が連結されている。また、この用紙検出アー
ム3の先端と同時に上下動する遮光板7が前記用紙検出
アーム3に接続されており、この遮光板7に検出面が遮
られる用紙センサ8が、前記遮光板7が予め定められて
いる位置よりも下方に位置するときにその検出面が遮ら
れるように配置されている。
【0003】このような構成において、図示しない用紙
排出部から用紙1が排出されると、その用紙1は用紙収
納箱2内に積層する形で収納される。そして、この用紙
収納装置は、用紙1が一枚供給されるごとにソレノイド
6を起動し図8に示すように用紙検出アーム3を下方に
回動させてその先端を用紙収納箱2内に積層されている
用紙1の上面に圧接させる。そして、遮光板7が用紙セ
ンサ8を遮らなくなったら用紙1が一杯になったことを
検出する。
排出部から用紙1が排出されると、その用紙1は用紙収
納箱2内に積層する形で収納される。そして、この用紙
収納装置は、用紙1が一枚供給されるごとにソレノイド
6を起動し図8に示すように用紙検出アーム3を下方に
回動させてその先端を用紙収納箱2内に積層されている
用紙1の上面に圧接させる。そして、遮光板7が用紙セ
ンサ8を遮らなくなったら用紙1が一杯になったことを
検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】用紙収納箱2内に収納
されている用紙1の後端部は、図9に示すように用紙1
のカール等により跳ね上がっている場合がある。このよ
うに用紙1の後端部が跳ね上がっていると、この後端部
と用紙排出部から排出されてくる次の用紙の先端とが干
渉して用紙ジャム等の不都合を生じる。
されている用紙1の後端部は、図9に示すように用紙1
のカール等により跳ね上がっている場合がある。このよ
うに用紙1の後端部が跳ね上がっていると、この後端部
と用紙排出部から排出されてくる次の用紙の先端とが干
渉して用紙ジャム等の不都合を生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、用紙排出部の下方に一端を位置させ他端を用紙排出
方向に向けて配置した用紙収納箱を有する用紙収納装置
において、前記用紙収納箱内に収納されている用紙の後
端部の上面に近接又は当接する位置とその位置から上方
に離反した位置との間を駆動部に連結されて移動する用
紙抑え体を設け、この用紙抑え体付近に位置すると共に
駆動部に連結されて前記用紙抑え体と反対方向に移動す
る用紙押圧体を設けた。
は、用紙排出部の下方に一端を位置させ他端を用紙排出
方向に向けて配置した用紙収納箱を有する用紙収納装置
において、前記用紙収納箱内に収納されている用紙の後
端部の上面に近接又は当接する位置とその位置から上方
に離反した位置との間を駆動部に連結されて移動する用
紙抑え体を設け、この用紙抑え体付近に位置すると共に
駆動部に連結されて前記用紙抑え体と反対方向に移動す
る用紙押圧体を設けた。
【0006】請求項2記載の発明では、用紙排出部の下
方に一端を位置させ他端を用紙排出方向に向けて配置し
た用紙収納箱を有し、駆動部に連結されて上下動する用
紙検出体を前記用紙収納箱内に積層して収納されている
用紙の上面に圧接させて前記用紙収納箱内の用紙量の検
出を行なう用紙収納装置において、前記用紙収納箱内に
収納されている用紙の後端部の上面に近接又は当接する
位置とその位置から上方に離反した位置との間を前記駆
動部に連結されて移動する用紙抑え体を設け、この用紙
抑え体付近に位置すると共に前記駆動部に連結されて前
記用紙抑え体と反対方向に移動する用紙押圧体を設け
た。
方に一端を位置させ他端を用紙排出方向に向けて配置し
た用紙収納箱を有し、駆動部に連結されて上下動する用
紙検出体を前記用紙収納箱内に積層して収納されている
用紙の上面に圧接させて前記用紙収納箱内の用紙量の検
出を行なう用紙収納装置において、前記用紙収納箱内に
収納されている用紙の後端部の上面に近接又は当接する
位置とその位置から上方に離反した位置との間を前記駆
動部に連結されて移動する用紙抑え体を設け、この用紙
抑え体付近に位置すると共に前記駆動部に連結されて前
記用紙抑え体と反対方向に移動する用紙押圧体を設け
た。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明によれば、用紙収納箱内に
収納されている用紙の後端部の上面に用紙抑え体が近接
又は当接されることにより、この用紙抑え体により抑え
られて用紙の後端部の跳上りが防止される。このため、
その後端部と用紙排出部から排出される次の用紙の先端
との干渉が防止される。ところで、この状態で用紙排出
部から排出された次の用紙は、後端部が用紙抑え体上に
乗り上げた状態となる。しかし、用紙抑え体が上方に移
動し、用紙押圧体が下方に移動することで、用紙の後端
部が用紙押圧体により下方に押圧されて用紙抑え体上か
らはたき落されるようにして用紙収納箱内に押し込ま
れ、用紙抑え体とその上部に乗り上げていた用紙の後端
部との上下が入れ替えられる。そして、上方に移動して
いた用紙抑え体は下降して再び用紙の上面に近接又は当
接され用紙の跳上りを抑える。
収納されている用紙の後端部の上面に用紙抑え体が近接
又は当接されることにより、この用紙抑え体により抑え
られて用紙の後端部の跳上りが防止される。このため、
その後端部と用紙排出部から排出される次の用紙の先端
との干渉が防止される。ところで、この状態で用紙排出
部から排出された次の用紙は、後端部が用紙抑え体上に
乗り上げた状態となる。しかし、用紙抑え体が上方に移
動し、用紙押圧体が下方に移動することで、用紙の後端
部が用紙押圧体により下方に押圧されて用紙抑え体上か
らはたき落されるようにして用紙収納箱内に押し込ま
れ、用紙抑え体とその上部に乗り上げていた用紙の後端
部との上下が入れ替えられる。そして、上方に移動して
いた用紙抑え体は下降して再び用紙の上面に近接又は当
接され用紙の跳上りを抑える。
【0008】請求項2記載の発明によれば、用紙収納箱
内に収納されている用紙の後端部の上面に用紙抑え体が
近接又は当接されることにより、この用紙抑え体により
抑えられて用紙の後端部の跳上りが防止される。このた
め、その後端部と用紙排出部から排出される次の用紙の
先端との干渉が防止される。ところで、この状態で用紙
排出部から排出された次の用紙は、後端部が用紙抑え体
上に乗り上げた状態となる。しかし、用紙抑え体が上方
に移動し、用紙押圧体が下方に移動することで、用紙の
後端部が用紙押圧体により下方に押圧されて用紙抑え体
上からはたき落されるようにして用紙収納箱内に押し込
まれ、用紙抑え体とその上部に乗り上げていた用紙の後
端部との上下が入れ替えられる。そして、上方に移動し
ていた用紙抑え体は下降して再び用紙の上面に近接又は
当接され用紙の跳上りを抑える。また、用紙検出体を駆
動する駆動部で、用紙抑え体及び用紙押圧体が駆動され
るので、新たに駆動部を設ける必要がなく安価に構成す
ることができる。
内に収納されている用紙の後端部の上面に用紙抑え体が
近接又は当接されることにより、この用紙抑え体により
抑えられて用紙の後端部の跳上りが防止される。このた
め、その後端部と用紙排出部から排出される次の用紙の
先端との干渉が防止される。ところで、この状態で用紙
排出部から排出された次の用紙は、後端部が用紙抑え体
上に乗り上げた状態となる。しかし、用紙抑え体が上方
に移動し、用紙押圧体が下方に移動することで、用紙の
後端部が用紙押圧体により下方に押圧されて用紙抑え体
上からはたき落されるようにして用紙収納箱内に押し込
まれ、用紙抑え体とその上部に乗り上げていた用紙の後
端部との上下が入れ替えられる。そして、上方に移動し
ていた用紙抑え体は下降して再び用紙の上面に近接又は
当接され用紙の跳上りを抑える。また、用紙検出体を駆
動する駆動部で、用紙抑え体及び用紙押圧体が駆動され
るので、新たに駆動部を設ける必要がなく安価に構成す
ることができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図5に基づい
て説明する。前記従来例で示した部分と同一部分は同一
符号を用いて示し、説明も省略する。本実施例の用紙収
納装置には、用紙収納箱2内にその用紙収納箱2内に収
納されている用紙1の後端部の跳上りを抑える用紙抑え
体である用紙抑えアーム9が設けられ、用紙収納箱2の
上方に用紙押圧体である用紙押圧アーム10が設けられ
ている。前記用紙抑えアーム9は、用紙排出方向に先端
を向けて配置され、軸方向を用紙排出方向と直交させて
用紙収納箱2の一端2aの底部に配置されている軸11
に取り付けられて上下に回動し、図示しないバネにより
下方に回動するように付勢され、用紙排出方向に向けた
先端部で用紙収納箱2内の用紙1の後端部を上方から押
圧している。
て説明する。前記従来例で示した部分と同一部分は同一
符号を用いて示し、説明も省略する。本実施例の用紙収
納装置には、用紙収納箱2内にその用紙収納箱2内に収
納されている用紙1の後端部の跳上りを抑える用紙抑え
体である用紙抑えアーム9が設けられ、用紙収納箱2の
上方に用紙押圧体である用紙押圧アーム10が設けられ
ている。前記用紙抑えアーム9は、用紙排出方向に先端
を向けて配置され、軸方向を用紙排出方向と直交させて
用紙収納箱2の一端2aの底部に配置されている軸11
に取り付けられて上下に回動し、図示しないバネにより
下方に回動するように付勢され、用紙排出方向に向けた
先端部で用紙収納箱2内の用紙1の後端部を上方から押
圧している。
【0010】また、この用紙抑えアーム9に用紙検出ア
ーム3の回動を反転して伝達するシーソーレバー12が
設けられている。このシーソーレバー12はその両端1
2a、12bを上下に回動自在としてこれらのほぼ中心
で用紙収納箱2の側壁に軸止されており、一端12aの
側方に立設された軸13が前記用紙抑えアーム9の下方
にその用紙抑えアーム9を下方からすくい上げるように
挿入され、他端12bが、用紙検出アーム3に形成され
用紙検出アーム3と同時に上下方向に回動する当接部3
aに対向されている。なお、前記軸11及び前記軸13
付近は、用紙排出方向に傾斜した用紙ガイド部14aを
上部に有したカバー14で覆われている。
ーム3の回動を反転して伝達するシーソーレバー12が
設けられている。このシーソーレバー12はその両端1
2a、12bを上下に回動自在としてこれらのほぼ中心
で用紙収納箱2の側壁に軸止されており、一端12aの
側方に立設された軸13が前記用紙抑えアーム9の下方
にその用紙抑えアーム9を下方からすくい上げるように
挿入され、他端12bが、用紙検出アーム3に形成され
用紙検出アーム3と同時に上下方向に回動する当接部3
aに対向されている。なお、前記軸11及び前記軸13
付近は、用紙排出方向に傾斜した用紙ガイド部14aを
上部に有したカバー14で覆われている。
【0011】つぎに、前記用紙押圧アーム10は、用紙
排出方向と反対方向に先端を向けると共にその先端を前
記用紙抑えアーム9の先端付近に位置させて配置され、
軸方向を用紙排出方向と直交させて用紙収納箱2の上方
に配置されている軸15に取り付けられて上下に回動
し、バネ16により下方に回動するように付勢されてい
る。なお、この用紙押圧アーム10は、用紙検出アーム
3の先端付近の側方に突設されているバネ取付タブ3b
により下方から支持され、前記バネ16による回動が制
限されている。
排出方向と反対方向に先端を向けると共にその先端を前
記用紙抑えアーム9の先端付近に位置させて配置され、
軸方向を用紙排出方向と直交させて用紙収納箱2の上方
に配置されている軸15に取り付けられて上下に回動
し、バネ16により下方に回動するように付勢されてい
る。なお、この用紙押圧アーム10は、用紙検出アーム
3の先端付近の側方に突設されているバネ取付タブ3b
により下方から支持され、前記バネ16による回動が制
限されている。
【0012】このような構成において、図示しない用紙
排出部から用紙1が排出されると、図2に示すようにそ
の用紙1は、後端部が用紙抑えアーム9上に乗り上げた
状態で用紙収納箱2内に収納される。そして、従来と同
様にして、ソレノイド6を起動し用紙検出アーム3を下
方に回動させてその先端を用紙収納箱2内に収納されて
いる用紙1の上面に圧接させ、用紙収納箱2内の用紙1
の量を検出する。ここで、本実施例の用紙収納装置は、
図3及び図4に示すように、用紙検出アーム3が下方に
回動すると、シーソーレバー12の一端12bが前記用
紙検出アーム3の当接部3aにより下方に押圧されて下
方に回動し、反対に他端12aが上方に回動する。この
ため、シーソーレバー12の他端12aの側方に立設さ
れている軸13により用紙抑えアーム9が下方からすく
い上げられて、上方に回動する。よって、用紙抑えアー
ム9上に乗り上げている用紙1の後端部が図3に示すよ
うに持ち上げられる。さらに、用紙検出アーム3が下方
に回動してそのバネ取付タブ3bが下方に移動すること
で、用紙押圧アーム10がバネ16の付勢力で下方に回
動する。このため、図4に示すように用紙抑えアーム9
上に乗り上げていた用紙1の後端部が用紙押圧アーム1
0の先端で用紙収納箱2内にはたき落される。
排出部から用紙1が排出されると、図2に示すようにそ
の用紙1は、後端部が用紙抑えアーム9上に乗り上げた
状態で用紙収納箱2内に収納される。そして、従来と同
様にして、ソレノイド6を起動し用紙検出アーム3を下
方に回動させてその先端を用紙収納箱2内に収納されて
いる用紙1の上面に圧接させ、用紙収納箱2内の用紙1
の量を検出する。ここで、本実施例の用紙収納装置は、
図3及び図4に示すように、用紙検出アーム3が下方に
回動すると、シーソーレバー12の一端12bが前記用
紙検出アーム3の当接部3aにより下方に押圧されて下
方に回動し、反対に他端12aが上方に回動する。この
ため、シーソーレバー12の他端12aの側方に立設さ
れている軸13により用紙抑えアーム9が下方からすく
い上げられて、上方に回動する。よって、用紙抑えアー
ム9上に乗り上げている用紙1の後端部が図3に示すよ
うに持ち上げられる。さらに、用紙検出アーム3が下方
に回動してそのバネ取付タブ3bが下方に移動すること
で、用紙押圧アーム10がバネ16の付勢力で下方に回
動する。このため、図4に示すように用紙抑えアーム9
上に乗り上げていた用紙1の後端部が用紙押圧アーム1
0の先端で用紙収納箱2内にはたき落される。
【0013】そして、用紙1の検出が終了して用紙検出
アーム3が上方に回動すると、図5に示すようにバネ取
付タブ3bにより用紙押圧アーム10が下方からすくい
上げられて上方に回動する。さらに、用紙抑えアーム9
が図示しないバネに付勢されて下方に回動し、その先端
部で用紙1の後端部を上方から押圧する。このため、カ
ール等による用紙1の後端部の跳上りを防止することが
でき、用紙1の後端部と用紙排出部から排出される次の
用紙1の先端との干渉を防止することができる。
アーム3が上方に回動すると、図5に示すようにバネ取
付タブ3bにより用紙押圧アーム10が下方からすくい
上げられて上方に回動する。さらに、用紙抑えアーム9
が図示しないバネに付勢されて下方に回動し、その先端
部で用紙1の後端部を上方から押圧する。このため、カ
ール等による用紙1の後端部の跳上りを防止することが
でき、用紙1の後端部と用紙排出部から排出される次の
用紙1の先端との干渉を防止することができる。
【0014】さらに、本実施例では、用紙量の検出時
に、図4に示すように用紙検出アーム3と用紙押圧アー
ム10との2点で用紙1が押圧されるので、用紙1の乱
れが整えられ、用紙量の誤検出を防止することができ
る。
に、図4に示すように用紙検出アーム3と用紙押圧アー
ム10との2点で用紙1が押圧されるので、用紙1の乱
れが整えられ、用紙量の誤検出を防止することができ
る。
【0015】また、本実施例では、従来からあるソレノ
イド6で各アーム3,9,10を駆動するようにしたの
で、用紙抑えアーム9や用紙押圧アーム10を駆動する
ためのソレノイド等を用意する必要がなく安価に構成す
ることができる。
イド6で各アーム3,9,10を駆動するようにしたの
で、用紙抑えアーム9や用紙押圧アーム10を駆動する
ためのソレノイド等を用意する必要がなく安価に構成す
ることができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、用紙収納
箱内に収納されている用紙の後端部の跳上りを用紙抑え
体が抑えるので、用紙収納箱内の用紙の後端部と用紙排
出部から排出される次の用紙の先端との干渉を防止する
ことができる。
箱内に収納されている用紙の後端部の跳上りを用紙抑え
体が抑えるので、用紙収納箱内の用紙の後端部と用紙排
出部から排出される次の用紙の先端との干渉を防止する
ことができる。
【0017】請求項2記載の発明によれば、用紙収納箱
内に収納されている用紙の後端部の跳上りを用紙抑え体
が抑えるので、用紙収納箱内の用紙の後端部と用紙排出
部から供給される次の用紙の先端との干渉を防止するこ
とができ、さらに、用紙検出体を駆動する駆動部により
駆動される用紙抑え体及び用紙押圧体としたので、それ
らの駆動部を新たに設ける必要がなく安価に構成するこ
とができる。
内に収納されている用紙の後端部の跳上りを用紙抑え体
が抑えるので、用紙収納箱内の用紙の後端部と用紙排出
部から供給される次の用紙の先端との干渉を防止するこ
とができ、さらに、用紙検出体を駆動する駆動部により
駆動される用紙抑え体及び用紙押圧体としたので、それ
らの駆動部を新たに設ける必要がなく安価に構成するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】用紙排出部から用紙が供給された状態を示す側
面図である。
面図である。
【図3】用紙検出アームが下方に回動する一過程を示す
側面図である。
側面図である。
【図4】用紙の後端部が用紙押圧アームにより用紙抑え
アーム上からはたき落された状態を示す側面図である。
アーム上からはたき落された状態を示す側面図である。
【図5】用紙の後端が用紙抑えアームにより上方から押
圧されている状態を示す側面図である。
圧されている状態を示す側面図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【図7】側面図である。
【図8】動作状態を示す側面図である。
【図9】用紙の後端が跳ね上がっている状態を示す側面
図である。
図である。
1 用紙 2 用紙収納箱 3 用紙検出体 6 駆動部 9 用紙抑え体 10 用紙押圧体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 久雄 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京電 気株式会社大仁工場内 (72)発明者 鈴木 彰 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京電 気株式会社大仁工場内 (72)発明者 鳴嶋 次夫 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京電 気株式会社大仁工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 用紙排出部の下方に一端を位置させ他端
を用紙排出方向に向けて配置した用紙収納箱を有する用
紙収納装置において、前記用紙収納箱内に収納されてい
る用紙の後端部の上面に近接又は当接する位置とその位
置から上方に離反した位置との間を駆動部に連結されて
移動する用紙抑え体を設け、この用紙抑え体付近に位置
すると共に駆動部に連結されて前記用紙抑え体と反対方
向に移動する用紙押圧体を設けたことを特徴とする用紙
収納装置。 - 【請求項2】 用紙排出部の下方に一端を位置させ他端
を用紙排出方向に向けて配置した用紙収納箱を有し、駆
動部に連結されて上下動する用紙検出体を前記用紙収納
箱内に積層して収納されている用紙の上面に圧接させて
前記用紙収納箱内の用紙量の検出を行なう用紙収納装置
において、前記用紙収納箱内に収納されている用紙の後
端部の上面に近接又は当接する位置とその位置から上方
に離反した位置との間を前記駆動部に連結されて移動す
る用紙抑え体を設け、この用紙抑え体付近に位置すると
共に前記駆動部に連結されて前記用紙抑え体と反対方向
に移動する用紙押圧体を設けたことを特徴とする用紙収
納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8422093A JPH06298439A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 用紙収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8422093A JPH06298439A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 用紙収納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06298439A true JPH06298439A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13824405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8422093A Pending JPH06298439A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 用紙収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06298439A (ja) |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP8422093A patent/JPH06298439A/ja active Pending
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