JPH06298391A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH06298391A
JPH06298391A JP5112250A JP11225093A JPH06298391A JP H06298391 A JPH06298391 A JP H06298391A JP 5112250 A JP5112250 A JP 5112250A JP 11225093 A JP11225093 A JP 11225093A JP H06298391 A JPH06298391 A JP H06298391A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回動部材などの摩耗が原因で、経時により給
紙装置が作動不良を起こすことを防止する。 【構成】 給紙規制位置にある用紙ストッパ50を、ス
トッパ軸49でそれを中心として回動自在に支持すると
ともに、ピックアップコロ16と給紙コロ17を回転自
在に保持するコロホルダ35を、給紙コロ軸30でそれ
を中心として回動自在に支持する。給紙コロ軸30は、
それを中心としてコロホルダ35とともに回動部材45
を回動自在に支持する。そして、回動部材45は、掛け
止め部でコロホルダ35と連結してなる。しかして、給
紙時、給紙コロ軸30を回転し、その給紙コロ軸30の
回転によりピックアップコロ16をセット原稿Pに押し
当てるとともに、回動部材45をコロホルダ35ととも
に回動し、その回動部材45で用紙ストッパ45を給紙
規制位置から適宜給紙位置まで回動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタ・複写機・
ファクシミリ・スキャナなどに備える給紙装置に関す
る。詳しくは、ピックアップコロをセット用紙に押し当
て、そのセット用紙をピックアップコロの回転により繰
り出し、給紙コロで一枚ずつ分離して送り出す給紙装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の給紙装置の中には、たと
えば図9に示すような構成のものがある。すなわち、セ
ット用紙を送り出すとき、図中符号Mで示す駆動モータ
の駆動により、コロホルダ1で保持する給紙コロ2およ
びピックアップコロ3を回転する。一方、符号Sで示す
ソレノイドを作動してシャフトaをアームbを介し矢印
イ方向に回動し、そのシャフトa上のアームcで回動部
材4の一端を蹴ってそれを固定軸dを中心として回動
し、その他端をストッパ軸e上のアームfに当てて用紙
ストッパ5を回動し、その用紙ストッパ5を、図10で
示す給紙規制位置から図11で示す適宜給紙位置まで押
し下げる。それとともに、図9に示すように、シャフト
a上の一対のアームgとコロホルダ1との係合を解いて
重力に基づきそのコロホルダ1を給紙コロ軸hを中心と
して回動し、図11に示すように、ピックアップコロ3
をセット用紙Pに押し当てる。そして、そのピックアッ
プコロ3の回転により用紙Pを繰り出し、給紙コロ2と
分離コロ6間を通して一枚ずつ分離して送り出してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのような
従来の給紙装置では、回動部材4で用紙ストッパ5を適
宜給紙位置まで回動するたびに、その回動部材4の両端
にそれぞれアームc・fが当たる構成とするから、その
アームc・fと回動部材4にその摩擦箇所で摩耗を生
じ、その摩耗が原因で、経時により作動不良を起こすと
いう問題があった。
【0004】そこで、この発明の目的は、そのような回
動部材などの摩耗が原因で、経時により給紙装置が作動
不良を起こすことを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
たとえば以下の図示実施例において示すとおり、用紙ス
トッパ50を給紙規制位置と適宜給紙位置とに回動自在
に備えるとともに、ピックアップコロ16と給紙コロ1
7とをコロホルダ35で回転自在に支持してそのコロホ
ルダ35を給紙コロ軸30を中心として回動自在とし、
前記給紙規制位置にある前記用紙ストッパ50に突き当
てて原稿Pのような用紙を積載セットして後、回動部材
45で前記用紙ストッパ50を前記適宜給紙位置まで回
動し、前記コロホルダ35を回動して前記ピックアップ
コロ16をセット用紙に押し当て、前記ピックアップコ
ロ16の回転により用紙を繰り出し、前記給紙コロ17
で一枚ずつ分離して送り出す給紙装置15において、前
記回動部材45を、前記コロホルダ35とともに前記給
紙コロ軸30を中心として回動自在としてなる、ことを
特徴とする。
【0006】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すように、請求項1に記載の給紙装置1
5において、前記回動部材45に、前記用紙ストッパ5
0に押し当ててそれを回動する押当て部45eを設け、
その押当て部45eを、前記給紙コロ軸30を中心とす
る円弧形状に形成してなる、ことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すように、請求項1に記載の給紙装置1
5において、前記回動部材45に、弾性変形して前記給
紙コロ軸30にはめ付けかつそれと摺動してそのまわり
に回動自在に取り付ける係合部45cを設けてなる、こ
とを特徴とする。
【0008】請求項4に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すように、請求項1に記載の給紙装置1
5において、前記回動部材45で回動する前記用紙スト
ッパ50が前記適宜給紙位置を越えて回動することを阻
止するステー60のような規制部材を設けるとともに、
その規制部材で前記用紙ストッパ50の回動を阻止して
後さらに前記回動部材45を回動したとき変形可能にそ
の回動部材45を弾性材料でつくってなる、ことを特徴
とする。
【0009】
【作用】そして、給紙規制位置にある用紙ストッパ50
に用紙を突き当てて積載セットする。その積載セット
後、回動部材45をコロホルダ35とともに給紙コロ軸
30を中心として回動し、ピックアップコロ16をセッ
ト用紙に押し当てるとともに、この回動部材45で用紙
ストッパ50を適宜給紙位置まで回動する。
【0010】請求項2に記載のものでは、回動部材45
を回動するとき、その押当て部45eを用紙ストッパ5
0に押し当ててその用紙ストッパ50を適宜給紙位置ま
で回動する。そして、用紙ストッパ50を適宜給紙位置
まで回動して後さらに回動部材45を回動したとき、回
動部材45は、押当て部45eを、給紙コロ軸30を中
心とする円弧状に回動して用紙ストッパ50に接触する
だけで、その用紙ストッパ50を適宜給紙位置を越えて
さらに回動させることはない。
【0011】請求項3に記載のものでは、回動部材45
を取り付けるとき、その係合部45cを弾性変形して給
紙コロ軸30にはめ付ける。
【0012】請求項4に記載のものでは、その回動部材
45で用紙ストッパ50を回動したとき、その用紙スト
ッパ50が適宜給紙位置を越えて回動することを規制部
材で阻止する。しかして後、さらに回動部材45が回動
したときそれが弾性変形する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図7は、この発明の一実施例である
給紙装置を備える画像読取装置であり、その全体概略構
成を示す。
【0014】図中符号10は、装置本体である。装置本
体10は、下構造体10aと、その下構造体10aに対
し回動支点ピンqを中心として開閉自在に設ける上構造
体10bとで構成する。
【0015】下構造体10aは、その原稿搬送方向Aの
手前側(図7中右側)に、原稿Pを積載セットする原稿
台11を設け、図中左の前方側に排紙トレイ12を設け
る。原稿台11上には、原稿Pの両側縁を規制する一対
のサイドガイド13を設ける。そして、下構造体10a
と上構造体10bとの間に、図7中矢示する搬送路14
を形成してなる。
【0016】また、下構造体10aは、原稿台11の前
方に、点線で囲んで示すこの発明の給紙装置15をもう
け、それにピックアップコロ16および給紙コロ17を
備える。給紙コロ17のさらに前方には、順に下搬送ロ
ーラ18と密着イメ−ジセンサ19と下排紙ローラ20
を設ける。密着イメ−ジセンサ19は、支軸21で回動
自在に支持したブラケット22で保持し、押上バネ23
で上方へ付勢してなる。
【0017】他方、上構造体10bは、原稿台11の前
方に、適宜付勢手段で付勢して給紙コロ17に押し当て
る分離ブレード25を設ける。また、その分離ブレード
25のA方向前方に、下搬送ローラ18を付勢して押し
当てた上搬送ローラ26を設ける。さらに、上搬送ロー
ラ26の前方に、密着イメ−ジセンサ19を押し当てた
原稿押えローラ27を設ける。そして、その原稿押えロ
ーラ27の前方に、下排紙ローラ20を付勢して押し当
てた上排紙ローラ28を設ける。
【0018】そして、この画像読取装置により画像読取
を行うときは、原稿台11上に原稿Pを積載し、その両
側縁をサイドガイド13で位置決めしてセットする。積
載セット後、この発明の給紙装置15を駆動し、後述す
るようにピックアップコロ16でセット原稿Pを繰り出
し、分離ブレード25で一枚ずつ分離して給紙コロ17
で送り出す。しかして、下上搬送ローラ18・26で搬
送し、レジスト検知センサS1で原稿Pの先端を検知し
て読取開始のタイミングを図ってから、原稿押えローラ
27で押えて密着イメージセンサ19上を通る原稿Pの
画像を密着イメージセンサ19で読み取る。読取後、排
紙検知センサS2で検知しながら適宜制御して原稿Pを
下上排紙ローラ20・28で排紙トレイ12へと排出す
る。
【0019】ところで、上述した給紙装置15は、詳し
くは図1および図2に示すように、給紙コロ17を、給
紙コロ軸30の一端に設けて原稿搬送方向Aと直交する
幅方向ほぼ中央に配置する。給紙コロ軸30は、図示し
ないが、その一端側を支持ブラケットで他端側を側板で
回転自在に支持する。そして、給紙コロ軸30の他端
に、駆動モータ(図示省略)の回転を伝達する歯車列と
噛み合う伝達歯車31を設ける。しかして、その他端と
伝達歯車31と間に電磁クラッチ32を設ける。
【0020】また、給紙コロ軸30には、その一端側に
コロホルダ35を回動自在に設ける。コロホルダ35
は、図2に示すように、水平板部35aと、その水平板
部35aの両側縁から各々上向きに延びる垂直板部35
b・35cとからなる。そして、一側の垂直板部35b
の外面側に給紙コロ軸30と平行な短軸36およびコロ
軸37を取り付け、短軸36で中間歯車38を回転自在
に支持し、コロ軸37で伝達歯車39とピックアップコ
ロ16を回転自在に支持する。しかして、伝達歯車39
を中間歯車38を介して給紙コロ軸30上の歯車40と
噛み合わす。そうして、図示しない戻しバネでコロホル
ダ35を常時図中時計方向に付勢して適宜部材に当て、
ピックアップコロ16を下方の適宜退避位置で保持す
る。他方、他側の垂直板部35cには、その外面側に給
紙コロ軸30との間でトルクリミッタ42を設ける。
【0021】さらに、給紙装置15は、給紙コロ軸30
とほぼ平行に回動部材45を配置する。回動部材45
は、給紙コロ軸30と平行な長軸部45aと、その長軸
部45aからその直角方向に互いに平行に伸びるアーム
部45bとを設ける。そして、各々のアーム部45bの
先端に係合部45cを設ける。一方、長軸部45aの一
端に下向きに掛け止め部45dを設け、他端に上向きに
押当て部45eを設ける。押当て部45eは、給紙コロ
軸30を中心とする円弧形状に形成してなる。
【0022】掛け止め部45dは、図3でも示すよう
に、長軸部45a一端をほぼコ状に折り曲げ、さらにそ
の先を内向きに曲げてフック部分45fを形成する。そ
して、係合部45cを軸受46を介して給紙コロ軸30
に取り付け、回動部材45を、その給紙コロ軸30を中
心として回動自在とするとともに、掛け止め部45dを
コロホルダ35の垂直板部35cの上縁に係合し、フッ
ク部分45fを、垂直板部35cに設ける係合穴35d
に引っ掛ける。しかして、回動部材45を、図2に示す
ように、コロホルダ35とともに給紙コロ軸30を中心
として回動自在とする。なお、この発明では、たとえば
図4および図5に示すように、垂直板部35cの端縁に
切欠き凹部35eを設け、その切欠き凹部35eに掛け
止め部45dを係合する構成としてもよい。その場合、
掛け止め部45dには、長軸部45aの一端にその軸方
向の動きを規制する鍔部分45gを設けてなる。
【0023】またさらに、給紙装置15は、図7でも示
すように、上構造体10b側に、加圧板48を加圧板軸
47でそれを中心としてを回動自在に支持するととも
に、用紙ストッパ50をストッパ軸49でそれを中心と
して回動自在に支持する。加圧板48は、図1に示すよ
うに、ねじりコイルバネ52で付勢して先端48aをセ
ット原稿Pに押し当ててなる。
【0024】用紙ストッパ50は、図6でも示すよう
に、ストッパ軸49で基端側を取り付けるコ状のアーム
部50aと、そのアーム部50aの先端側から横向きに
のびる長板部50bとを設ける。そして、アーム部50
aの先端側に下向きに規制片50cを設け、長板部50
bの先端に下向きにL状受板部50dを設けてなる。し
かして、この用紙ストッパ50を適宜部材上に当てて止
め、図1中実線で示す給紙規制位置、すなわち、ガイド
板53・53間に形成した前記搬送路14を規制片50
cで遮る位置で保持してなる。
【0025】さて、上述した給紙装置15では、セット
原稿Pの給紙を行うとき、前記駆動モータを駆動し、そ
の駆動力を、歯車列を介して図2に示す伝達歯車31に
伝達する。そして、電磁クラッチ32を作動してその伝
達歯車31の回転を給紙コロ軸30に伝達する。しかし
て、給紙コロ17を回転するとともに、歯車40・中間
歯車38・伝達歯車39の噛み合いを介してピックアッ
プコロ16を回転する。そうして、トルクリミッタ42
を介してコロホルダ35を図1中反時計方向に回動して
ピックアップコロ16および回動部材45を回動する。
そして、ピックアップコロ16をセット原稿Pに押し当
てるとともに、鎖線で示すように、押当て部45eをL
状受板部50dに押し当てて用紙ストッパ50を回動
し、その用紙ストッパ50を適宜給紙位置まで押し上げ
て搬送路14を開放する。しかして、ピックアップコロ
16の回転によりセット原稿Pを繰り出し、分離ブレー
ド25で一枚ずつ分離しながら給紙コロ17の回転で搬
送路14を通して送り出す。
【0026】なお、この給紙装置15では、用紙ストッ
パ50を適宜給紙位置まで回動して後さらに回動部材4
5を回動したとき、回動部材45は、押当て部45e
を、鎖線で示すように給紙コロ軸30を中心とする円弧
状に回動して用紙ストッパ50とただ接触するだけで、
その用紙ストッパ50を適宜給紙位置を越えて回動させ
ることなく一定高さの給紙位置で保持する。しかして、
トルクリミッタ42に一定以上の負荷がかかったところ
で給紙コロ軸30がスリップしてコロホルダ35のそれ
以上の回動が止まる。
【0027】そして、この給紙装置15では、給紙完了
後、前記駆動モータを停止して給紙コロ軸30の回転を
止め、コロホルダ35を重力により図1中時計方向に回
動する。しかして、ピックアップコロ16を回動して元
の退避位置に戻すとともに、回動部材45を回動して用
紙ストッパ50を元の給紙規制位置に戻す。
【0028】ところで、上述した図示実施例では、回動
部材45を、軸受46を介して給紙コロ軸30で回動自
在に支持した。しかし、この発明では、以下の実施例の
ごとく、そのような軸受を用いないで、直接に給紙コロ
軸30で回動部材45を回動自在に支持する構成とする
こともできる。
【0029】すなわち、この他の実施例では、回動部材
45を弾性材料でつくり、たとえば図8に示すように、
その係合部45cを円弧状に形成する。そして、回動部
材45は、その係合部45cを、弾性変形して給紙コロ
軸30にはめ付けかつそれと摺動してそのまわりに回動
自在に取り付ける構成とする。
【0030】また、その給紙装置15では、用紙ストッ
パ50の上方にステー(規制部材)60を設ける。
【0031】しかして、この他の実施例では、回動部材
45を回動して用紙ストッパ50を適宜給紙位置へと回
動するとき、その用紙ストッパ50をステー60に当て
てその回動ストロークを規制し、用紙ストッパ50が図
8中鎖線で示す適宜給紙位置を越えて回動することを阻
止する。
【0032】そして、ステー60で用紙ストッパ50の
回動を阻止して後さらに回動部材45が回動したとき
は、その回動部材45が撓んでそのオーバーストローク
を吸収し、用紙ストッパ50を一定高さの適宜給紙位置
で保持する。しかして、トルクリミッタ42に一定以上
の負荷がかかったところで給紙コロ軸30がスリップし
てコロホルダ35のそれ以上の回動が止まる。
【0033】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、回動部
材を、コロホルダとともに給紙コロ軸を中心として回動
自在とするとともにコロホルダに連結する構成とするか
ら、回動部材を回動するたびにそれが従来のように適宜
アーム等に当たる箇所を少なくし、これにより、回動部
材などに摩耗を生じ、その摩耗が原因で経時により給紙
装置が作動不良を起こすことを防止することができる。
【0034】請求項2に記載のものによれば、その回動
部材の押当て部を給紙コロ軸を中心とする円弧形状に形
成することから、用紙ストッパを適宜給紙位置まで回動
して後さらに回動部材を回動したとき、その押当て部を
給紙コロ軸を中心とする円弧状に回動して用紙ストッパ
と接触するだけとし、これにより、その用紙ストッパを
それ以上適宜給紙位置を越えて回動することを防止する
ことができる。
【0035】請求項3に記載のものによれば、係合部を
弾性変形して給紙コロ軸にはめ付けて回動部材を給紙コ
ロ軸に取り付ける構成とするから、軸受を用いないで回
動部材を給紙コロ軸に簡単に取り付けることができ、ま
た、軸受の分だけ部品を削減してコストを下げることも
できる。
【0036】請求項4に記載のものによれば、用紙スト
ッパが適宜給紙位置を越えて回動することを規制部材で
阻止して後にさらに回動部材を回動したとき、その回動
部材を弾性変形してオーバーストロークを吸収し、これ
により、用紙ストッパを一定高さの適宜給紙位置で保持
することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である給紙装置の概略側面
図である。
【図2】その斜視図である。
【図3】その給紙装置において、回動部材をコロホルダ
に掛け止める構造を示す縦断面図である。
【図4】その掛け止め構造の他例を示す斜視図である。
【図5】その部分側面図である。
【図6】その給紙装置において、用紙ストッパと給紙コ
ロと回転部材の配置関係を示す斜視図である。
【図7】その給紙装置を備える画像読取装置の全体概略
構成図である。
【図8】この発明の他の実施例である給紙装置の概略側
面図である。
【図9】従来の給紙装置の斜視図である。
【図10】その給紙装置において、回動部材を給紙規制
位置とした状態説明図である。
【図11】その回動部材を適宜給紙位置とした状態説明
図である。
【符号の説明】
15 給紙装置 16 ピックアップコロ 17 給紙コロ 30 給紙コロ軸 35 コロホルダ 45 回動部材 45c 係合部 45e 押当て部 50 用紙ストッパ 60 ステー(規制部材) P 原稿(用紙)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙ストッパを給紙規制位置と適宜給紙
    位置とに回動自在に備えるとともに、ピックアップコロ
    と給紙コロとをコロホルダで回転自在に支持してそのコ
    ロホルダを給紙コロ軸を中心として回動自在とし、前記
    給紙規制位置にある前記用紙ストッパに突き当てて用紙
    を積載セットして後、回動部材で前記用紙ストッパを前
    記適宜給紙位置まで回動し、前記コロホルダを回動して
    前記ピックアップコロをセット用紙に押し当て、前記ピ
    ックアップコロの回転により用紙を繰り出し、前記給紙
    コロで一枚ずつ分離して送り出す給紙装置において、前
    記回動部材を、前記コロホルダとともに前記給紙コロ軸
    を中心として回動自在としてなる、給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記回動部材に、前記用紙ストッパに押
    し当ててそれを回動する押当て部を設け、その押当て部
    を、前記給紙コロ軸を中心とする円弧形状に形成してな
    る、請求項1に記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記回動部材に、弾性変形して前記給紙
    コロ軸にはめ付けかつそれと摺動してそのまわりに回動
    自在に取り付ける係合部を設けてなる、請求項1に記載
    の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記回動部材で回動する前記用紙ストッ
    パが前記適宜給紙位置を越えて回動することを阻止する
    規制部材を設けるとともに、その規制部材で前記用紙ス
    トッパの回動を阻止して後さらに前記回動部材を回動し
    たとき変形可能にその回動部材を弾性材料でつくってな
    る、請求項1に記載の給紙装置。
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