JPH06298044A - オートワイパ - Google Patents

オートワイパ

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JPH06298044A
JPH06298044A JP5091409A JP9140993A JPH06298044A JP H06298044 A JPH06298044 A JP H06298044A JP 5091409 A JP5091409 A JP 5091409A JP 9140993 A JP9140993 A JP 9140993A JP H06298044 A JPH06298044 A JP H06298044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
switch
control threshold
threshold value
vehicle
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5091409A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Nomura
徹也 野村
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オートワイパに関し、夜間でかつ雨天の車両
走行時に、運転者に対しより一層最適な間欠駆動モード
を提供することを目的とする。 【構成】 コントローラ20は、センサ部10からの雨
滴検知パルスを入力とする他、スモールライトスイッチ
12およびミストスイッチ13のオン/オフ情報を入力
とし、これらスイッチ12,13が共にオンのときは間
欠駆動モードをモードアップし、間欠時間を早めるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のフロントガラス等
を、降雨状況に応じた間欠駆動モードで自動的に払拭す
るオートワイパに関する。車両の運転時における疲労を
軽減すべく、車両の運行に必要な各種操作が自動化され
ている。オートワイパはその一つであり、降雨状況をセ
ンサにより判断しながら、例えば、1.5秒,3秒,6
秒間隔等の間欠駆動を自動的に選択しながらワイパ動作
を行う。この場合、その間欠駆動の自動的な選択は、単
に降雨状況のみならず、当該車両の周囲の状況をも勘案
しつつ行われるのが理想的である。
【0002】
【従来の技術】一般に、夜間でかつ雨天の車両走行時に
おいて、フロントガラスの払拭面についた雨滴に、対向
車等の光が当たり乱反射を起こすことがしばしばある。
このため、特に夜間時には、上記間欠駆動の間欠時間を
自動的に少し早めるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように自動的に選択された間欠時間のもとでの間欠駆動
モードが運転者にとって常に最適とは限らず、運転時に
おける疲労を軽減するという本来の目的が達せられない
場合があるという問題がある。したがって本発明は、夜
間でかつ雨天の車両走行時において運転者にとってより
一層最適な間欠駆動モードを設定可能なオートワイパを
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に基づくオ
ートワイパの原理構成図である。本図において、10は
センサ部であり、雨滴を検知するセンサ11を具備し、
雨滴を検知して降雨状況に応じた雨滴検知パルスを出力
する。センサ部10の出力側にはコントローラ20が接
続され、モード選択部により、各種の間欠駆動モードを
設定する。図では5つの間欠駆動モード,…を例
示している。この場合、コントローラ20は、雨滴検知
パルスのパルス積算値が予め定めた制御しきい値を超え
たか否かにより間欠時間を早めるモードアップまたはモ
ードダウンの少なくとも2つのモード設定を行う。後段
のワイパモータ部30は、設定された何れかの間欠駆動
モードでワイパブレード31を動かす。
【0005】コントローラ20にはさらに、スモールラ
イトおよびミストオン検出部が形成され、当該車両のス
モールライトスイッチ12およびミストスイッチ13の
双方が同時にオンになったことを検出したとき、前記制
御しきい値を下げてモードアップへの設定を早める。
【0006】
【作用】夜間でかつ雨天の車両走行時において、フロン
トガラスの払拭面についた雨滴に、対向車等の光が当た
り乱反射を起こす。このような場合の運転者の行動を調
べると、無意識にミストスイッチ13を頻繁に操作する
行動が目立つ。ミストスイッチは通常フロントウインド
ウォシャレバーに連動し、該ミストスイッチを1回手前
に撥ね上げると、これに即座に応答してワイパブレード
を1回往復作動させる。つまり、上記の払拭面での乱反
射により走行視界が悪化すると、運転者は無意識のうち
にその視界を良くしようとしてミストスイッチを操作す
るのである。
【0007】そうすると、夜間でかつ雨天の車両走行時
において、ミストスイッチ13が頻繁にオンになるとい
うことは、フロントガラスの払拭面についた雨滴に、対
向車等の光が当たり乱反射を起こしている可能性が高
い。そこで、コントローラ20内のスモールライトおよ
びミストオン検出部で、当該車両のスモールライトスイ
ッチ12がオン(夜間である)になったことおよびミス
トスイッチ13がオン(視界が悪くなっている)になっ
たことの双方を同時に検出したとき、前記制御しきい値
を下げてモードアップへの設定を早める。つまり、ワイ
パ動作の間欠時間をより一層短縮する。これにより、走
行視界の改善が図れる。
【0008】
【実施例】図2は本発明の実施例を示す構成図である。
本図において、コントローラ20の中核はマイコン21
により実現される。すなわち、図1の中央に示した各種
の間欠駆動モードやモード選択やスモールライトおよび
ミストオン検出は、マイコン21によるソフト処理にて
行われる。通常動作時において、どの間欠駆動モードを
設定するかは、センサ部10からの出力に応じて定まる
が、さらにその間欠駆動モードを設定する情報として、
スモールライトスイッチ12およびミストスイッチ13
のオン/オフ情報もマイコン21に与えることとする。
なお、これらセンサやスイッチからの信号は図示する各
入力回路を介してマイコン21に印加される。
【0009】マイコン21は、上記間欠駆動モードのい
ずれかを選択すると、ワイパモータ部30の一部をなす
ワイパドライバ32を駆動し、さらにワイパモータ33
を正転または逆転させる。34は周知のカムスイッチで
あり、ワイパブレードに連動し、ワイパオフ時にこれを
定位置停止させるのに用いられる。カムスイッチ34か
らの信号もまたコントローラ20内の入力回路を通して
マイコン21に伝えられる。
【0010】図3はマイコンの動作例を示すフローチャ
ート(その1)、図4はマイコンの動作例を示すフロー
チャート(その2)であり、これを参照して説明する。
ステップS1では、感度補正フラグが1か否か(0)を
調べる。0ということは、既述した「制御しきい値を下
げてモードアップへの設定を早める」という感度補正が
今行われていないことを示す。
【0011】ステップS2では、スモールライトスイッ
チ12がオンか調べる。オンならば、今、夜間走行中で
あろうことが推定される。ステップS3では、ミストス
イッチ13がオンか調べる。オンならば、今、運転者が
既述した雨滴での光の乱反射により走行視界が悪化して
いると推定される。このステップS3では、ミストスイ
ッチ13が複数回連続的にオンしたときにYesとする
のが好ましい。一瞬水を撥ね上げてもミストスイッチ1
3をオンにすることがあるが、この場合は通常1回のオ
ンで終わることが多く、逆に雨滴での光の乱反射により
走行視界が悪化しミストスイッチ13をオンするときは
複数回連続的にオンすることが多い、という事実に基づ
く。
【0012】ステップS4では、スモールライトスイッ
チ12のオンと、ミストスイッチ13のオンとが同時に
検出されたので、本発明により、感度補正フラグ1が立
てられる。これにより制御しきい値は後述のTHR2に
切り換わる。ステップS5では、感度補正フラグの1、
0にかかわらず、パルスカウンタの歩進が行われる。こ
のパルスカウンタはマイコン21内のカウンタの1つで
あり、センサ部10からの雨滴検知パルスのパルス積算
値を計数する。
【0013】ステップS6では、パルス積算値が制御し
きい値THR2以上かどうか調べる。既述の制御しきい
値は通常1つであるが、本発明ではこれを2つ(または
3以上でも可)設定する。1つはTHR1であり、もう
1つはTHR2であって、THR1がもともとある本来
の制御しきい値である。これに対し、THR2がさらに
追加された制御しきい値であって、THR2はTHR1
よりも下側のレベルにある(THR2<THR1)。な
お、THR1は図中ステップS13に現れるが、このス
テップについては後述する。
【0014】ここで、一旦フローチャートを離れ、制御
しきい値(THR1,THR2)や本発明のポイントで
あるモードアップ等について図を参照しながら説明す
る。図5はオートワイパ動作を説明するための状態遷移
図である。この状態遷移は、図4のフローチャートに関
係する。図5の横軸にはWiper Operatio
n Time(WOT)をとり、縦軸には雨滴検知パル
スを入力とするパルスカウンタのパルス積算値(図3の
S5およびS12参照)をとって示す。横軸において、
WOT(時間しきい値)の例えば80%位のところにU
P(モードアップしきい値)が設定される。一方、縦軸
においては、通常、THR1(制御しきい値)とDWN
(モードダウンしきい値)が設定される。
【0015】 UPまでの時間内に、パルスを積算値
がTHR1を超えたとき(かなり強い雨)は、今の間欠
駆動モードよりも速い間欠モード(例えば6秒間隔→3
秒間隔)にモードアップ(左下りハッチングの領域)す
る。これは図4のステップS21である。 時間WOTを超える長い時間中でも、パルス積算値
がDWNを超えないとき(かなり弱い雨)は、今の間欠
駆動モードよりも遅い間欠モード(例えば3秒間隔→6
秒間隔)にモードダウン(右下りハッチングの領域)す
る。これは図4のステップS23である。
【0016】 これらモードアップまたはモードダウ
ンのいずれにも該当しないときは、現在の間欠駆動モー
ドをそのまま維持する(ダブルハッチングの領域で示す
モードキープ)。これは図4のステップS22である。
図5において本発明を特徴づける点は、本来のTHR1
より低いレベルの制御しきい値THR2が導入されたこ
とであり、夜間雨天の運行時にミストスイッチ13が操
作されると、視界が悪化したものと推定し、制御しきい
値をTHR1からTHR2に落とす。つまり、感度を上
げる。
【0017】制御しきい値がTHR2になると、降雨状
況はそのままでも、早目にモードアップへの切り換えが
行われ、ミストスイッチ13を操作しなくても、これを
操作したのと等価なワイパ動作が得られる。図3および
図4に戻ると、図3のステップS6において、パルス積
算値が制御しきい値THR2より大になっていると判断
されると、図4のステップS20に至り、モードアップ
しきい値UP以内にあることを条件に、モードアップに
設定される(ステップS21)。UP以下のときは、モ
ードキープ(ステップS22)となる。
【0018】図3のステップS6にて、パルス積算値が
THR2より小と判断されたとき、および図3のステッ
プS13で、ステップS12で得たパルス積算値がTH
R1よりも小と判断されたときは、図4のステップS3
0に至る。図3のステップS13で、パルス積算値がT
HR1を超えたと判断されたときも、図4のステップS
30に至る。
【0019】図4のステップS30では、WOTカウン
タでワイパブレード31の間欠時間を計測する。この計
測により該WOTカウンタよりキャリー(C)が上がる
までは、図3のフローに従う動作を行うが、該WOTカ
ウンタよりキャリー(C)が上がると、つまり図5の時
間WOTを超えたときは、ステップS32にて、パルス
積算値が図5のDWNを超えているか(No)、否か
(Yes)を判定し、それぞれ既述のモードキープ(S
22)およびモードダウン(S23)に至る。
【0020】いずれかのモード(S23,S24および
S26)に遷移すると、再び次回の間欠駆動モードの選
択動作に入る。そのために、今遷移したモード下でのW
OTを改めてWOTカンウタにセットする(ステップS
34)。なお、時間UPはこのWOTカウンタ出力の8
0%(=WOT×0.8)として設定される。引き続
き、パルスカウンタをクリアし(ステップS35)、図
5のパルス積算値を零からスタートさせる。これと同時
にワイパモータ部30が作動を開始し(ステップS3
6)、図3のステップS1に戻る。
【0021】図3のステップS2(スモールライトがオ
ン)およびステップS3(ミストスイッチがオン)を通
して、ステップS4にて感度補正フラグが1になってい
るが、走行状況が変わればいつかはこれを0に戻す必要
がある。そこでフラグ0に戻すための一定の解除条件を
満たすか否かを図3の右上に示すステップS10にて判
断する。このため本発明のコントローラ20は、当該車
両のスモールライトスイッチ12がオフしたこと、また
は制御しきい値を下げている状態(THR2)に入って
から予め定めた一定時間(例えば5分)が経過したこと
を検出したとき、該制御しきい値を元の状態(THR
1)に戻すこととする。スモールライトスイッチ12が
オフしたことは、夜間を脱したことを意味するからであ
り、また、一定時間(例えば5分)が経過すれば、モー
ドアップしておく状況から脱している可能性があるから
である。もし、再び夜間に運転者が速い間欠駆動を欲す
るなら、また無意識にミストスイッチを操作するであろ
う。
【0022】図3の上記ステップS10で解除条件が満
たされれば、ステップS11にて感度補正フラグを0に
戻す。しかし、パルスカウンタは感度補正フラグの1、
0にかかわらず雨滴検知パルスの計数を続け(ステップ
S12)、図5の状態遷移に従って間欠駆動モードの設
定が引き続き行われる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、夜
間の雨天走行時に、運転者のミストスイッチ操作があっ
たとき、コントローラは自律的に走行視界の悪化を知
り、雨滴検知パルスの積算値にかかわらず、オートワイ
パのモードアップを図る、といういわば学習制御が行わ
れ、夜間雨天走行中における運転者の疲労を一層軽減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくオートワイパの原理構成図であ
る。
【図2】本発明の実施例を示す構成図である。
【図3】マイコンの動作例を示すフローチャート(その
1)である。
【図4】マイコンの動作例を示すフローチャート(その
2)である。
【図5】オートワイパ動作を説明するための状態遷移図
である。
【符号の説明】
10…センサ部 11…センサ 12…スモールライトスイッチ 13…ミストスイッチ 20…コントローラ 30…ワイパモータ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雨滴を検知して降雨状況に応じた雨滴検
    知パルスを出力するセンサ部(10)と、 前記センサ部からの前記雨滴検知パルスを入力とし、該
    雨滴検知パルスのパルス積算値が予め定めた制御しきい
    値を超えたか否かにより間欠時間を早めるモードアップ
    またはモードダウンの少なくとも2つのモード設定を行
    うコントローラ(20)とを備えたオートワイパにおい
    て、 前記コントローラは、当該車両のスモールライトスイッ
    チ(12)およびミストスイッチ(13)の双方が同時
    にオンになったことを検出したとき、前記制御しきい値
    を下げて前記モードアップへの設定を早めることを特徴
    とするオートワイパ。
  2. 【請求項2】 前記コントローラ(20)は、当該車両
    の前記スモールライトスイッチ(12)がオフしたこ
    と、または前記制御しきい値を下げている状態に入って
    から予め定めた一定時間が経過したことを検出したと
    き、該制御しきい値を元の状態に戻す請求項1に記載の
    オートワイパ。
JP5091409A 1993-04-19 1993-04-19 オートワイパ Withdrawn JPH06298044A (ja)

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JP5091409A JPH06298044A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 オートワイパ

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JP5091409A JPH06298044A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 オートワイパ

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ID=14025588

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JP5091409A Withdrawn JPH06298044A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 オートワイパ

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