JPH062975B2 - 丸編機用除塵装置 - Google Patents
丸編機用除塵装置Info
- Publication number
- JPH062975B2 JPH062975B2 JP60265643A JP26564385A JPH062975B2 JP H062975 B2 JPH062975 B2 JP H062975B2 JP 60265643 A JP60265643 A JP 60265643A JP 26564385 A JP26564385 A JP 26564385A JP H062975 B2 JPH062975 B2 JP H062975B2
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- JP
- Japan
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- air
- pipe
- knitting
- air ejection
- pipes
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、丸編機において編成部(ヤーンキャリア部、
シンカー部、シンカーキャップ部および編針部)および
編成部上部に設けられている給糸装置、糸ガイド部およ
び糸切断事故検出装置等で発生し、集積する繊維屑(風
綿)を除去する装置に関するものである。
シンカー部、シンカーキャップ部および編針部)および
編成部上部に設けられている給糸装置、糸ガイド部およ
び糸切断事故検出装置等で発生し、集積する繊維屑(風
綿)を除去する装置に関するものである。
(従来技術) 編成部付近に集積する繊維屑は、編成中に編み込まれて
針の損傷および編傷の原因になっている。この繊維屑を
除去するためのものとして多くの発明が知られている。
針の損傷および編傷の原因になっている。この繊維屑を
除去するためのものとして多くの発明が知られている。
この種の装置は、繊維屑の発生する位置に先端開口部を
有するエヤー噴出管を有する。このエヤー噴出管は、一
台の丸編機に通常、数本使用され、回転シリンダーと同
方向又は逆方向に回転しながら、特定部分に溜る繊維屑
を吹き飛ばすようになっている。
有するエヤー噴出管を有する。このエヤー噴出管は、一
台の丸編機に通常、数本使用され、回転シリンダーと同
方向又は逆方向に回転しながら、特定部分に溜る繊維屑
を吹き飛ばすようになっている。
そのような従来技術の一例として特公昭52−3370
5号の発明がある。この発明は、エヤー噴出管と回転シ
リンダーが逆方向に回転すること、エヤー噴出管の先端
開口が編成部の高さで、シリンダー回転方向に向けられ
ていること、噴出エヤーを糸の走行方向と同方向に噴出
させることを特徴としている。
5号の発明がある。この発明は、エヤー噴出管と回転シ
リンダーが逆方向に回転すること、エヤー噴出管の先端
開口が編成部の高さで、シリンダー回転方向に向けられ
ていること、噴出エヤーを糸の走行方向と同方向に噴出
させることを特徴としている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来技術では、エヤー噴出管と回転シリンダーの回
転方向が逆であるため、エヤー噴出管は非常な速さで編
成部を吹きながら回転することになる。その結果、それ
ぞれの部位での除塵は不十分なものとならざるを得な
い。
転方向が逆であるため、エヤー噴出管は非常な速さで編
成部を吹きながら回転することになる。その結果、それ
ぞれの部位での除塵は不十分なものとならざるを得な
い。
また、より一般的な従来技術では、エヤー噴出管は回転
シリンダーと同方向に同速度で回転する。この従来技術
でも高速運転になるとエヤー噴出管の回転速度はやや速
すぎるきらいがある。さらに、この従来技術のより重大
な欠点はエヤー噴出管と回転シリンダーが同方向に同速
度で回転するため、編成部のシンカー部、シンカーキャ
ップ部、編針部、その他、シリンダーと共に回転するも
のに対しては一箇所しか除塵できずあまり役に立たな
い、ということである。
シリンダーと同方向に同速度で回転する。この従来技術
でも高速運転になるとエヤー噴出管の回転速度はやや速
すぎるきらいがある。さらに、この従来技術のより重大
な欠点はエヤー噴出管と回転シリンダーが同方向に同速
度で回転するため、編成部のシンカー部、シンカーキャ
ップ部、編針部、その他、シリンダーと共に回転するも
のに対しては一箇所しか除塵できずあまり役に立たな
い、ということである。
さらに、上記従来技術によれば、エヤー噴出管の先端開
口部は特定の方向にしか向けられていないので、1本の
エヤー噴出管で除塵できる範囲はおのずから限定されて
いる。そのため、広い範囲にわたる除塵を行なうために
は先端開口部の位置または方向を変えた数本のエヤー噴
出管が必要である。しかし、数本のエヤー噴出管を使用
する結果、エヤー圧力が弱くなって除塵効果が損なわれ
ていた。
口部は特定の方向にしか向けられていないので、1本の
エヤー噴出管で除塵できる範囲はおのずから限定されて
いる。そのため、広い範囲にわたる除塵を行なうために
は先端開口部の位置または方向を変えた数本のエヤー噴
出管が必要である。しかし、数本のエヤー噴出管を使用
する結果、エヤー圧力が弱くなって除塵効果が損なわれ
ていた。
本発明は上記従来技術の欠点を除去するために行なわれ
たもので、除塵効果が優れており、また、構造が簡単で
あって、安価に製作できる丸編機用除塵装置を提供する
ことを目的としている。
たもので、除塵効果が優れており、また、構造が簡単で
あって、安価に製作できる丸編機用除塵装置を提供する
ことを目的としている。
本発明のより具体的な目的は、エヤー噴出管を回転シリ
ンダーの回転方向と同方向に減速回転させる手段を設け
ること、および、多数のエヤー噴出管のエヤー噴出を間
歇的に調節できる手段を設けることである。
ンダーの回転方向と同方向に減速回転させる手段を設け
ること、および、多数のエヤー噴出管のエヤー噴出を間
歇的に調節できる手段を設けることである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の丸編機用除塵装置は、回転シリンダーと同軸同
方向に回転する少なくとも1本のエヤー噴出管を含む複
数のエヤー噴出管を設け、これらのエヤー噴出管の先端
開口部からエヤーを噴出させて除塵する装置において、
前記回転するエヤー噴出管の回転速度を前記回転シリン
ダーの回転速度よりも減速させる減速手段を設けたこ
と、および各エヤー噴出管に間歇的にエヤーを供給する
手段を設けることにより、編機の稼動中にエヤー供給を
受けるエヤー噴出管の数を全体のエヤー噴出管の数より
も少なくしてエヤー圧力低下を防止したことを特徴とす
る。
方向に回転する少なくとも1本のエヤー噴出管を含む複
数のエヤー噴出管を設け、これらのエヤー噴出管の先端
開口部からエヤーを噴出させて除塵する装置において、
前記回転するエヤー噴出管の回転速度を前記回転シリン
ダーの回転速度よりも減速させる減速手段を設けたこ
と、および各エヤー噴出管に間歇的にエヤーを供給する
手段を設けることにより、編機の稼動中にエヤー供給を
受けるエヤー噴出管の数を全体のエヤー噴出管の数より
も少なくしてエヤー圧力低下を防止したことを特徴とす
る。
好ましくは、前記減速手段は複数個のベベルギアの組み
合わせであり、前記エヤー噴出管に間歇的にエヤーを供
給する手段はソレノイドとタイマの組み合わせである。
合わせであり、前記エヤー噴出管に間歇的にエヤーを供
給する手段はソレノイドとタイマの組み合わせである。
(実施例) 以下、添付の図面に基づき本発明の一実施例を説明す
る。
る。
第1図に示す丸編機において、3本のレッグ1,2,3
によって支持されたベット4の上方に編成部5が設置さ
れている。
によって支持されたベット4の上方に編成部5が設置さ
れている。
編成部5は、第2図に示すように、シリンダー針部6
と、シンカー部7と、ヤーンキャリア部8とを備えてい
る。シリンダー針部6では、回転シリンダー15の外周
に形成された多数の針溝に沿って編針が垂直方向に摺動
自在である。このシリンダー部は、シリンダーの下側部
に設けられているギャーリング(図示されない)と同速
的に回転する。シンカー部7では、シンカーダイアル内
に形成された多数のシンカー溝に沿ってシンカーが半径
方向に摺動自在である。このシンカー部7の一部分を構
成するシンカーキャップがベッド4上で保持された下部
サポート9で支えられている。ヤーンキャリア部8で
は、サーンキャリアが編針に正しく給糸する。このヤー
ンキャリア部8は、前記シンカー部7上で保持されてい
るヤーンキャリアリングサポート10を介して、ヤーン
キャリアリング11に取付けられている。
と、シンカー部7と、ヤーンキャリア部8とを備えてい
る。シリンダー針部6では、回転シリンダー15の外周
に形成された多数の針溝に沿って編針が垂直方向に摺動
自在である。このシリンダー部は、シリンダーの下側部
に設けられているギャーリング(図示されない)と同速
的に回転する。シンカー部7では、シンカーダイアル内
に形成された多数のシンカー溝に沿ってシンカーが半径
方向に摺動自在である。このシンカー部7の一部分を構
成するシンカーキャップがベッド4上で保持された下部
サポート9で支えられている。ヤーンキャリア部8で
は、サーンキャリアが編針に正しく給糸する。このヤー
ンキャリア部8は、前記シンカー部7上で保持されてい
るヤーンキャリアリングサポート10を介して、ヤーン
キャリアリング11に取付けられている。
丸編機の中心部には、エヤー通路12の一部となる第1
固定管13が位置している。このエヤー通路12は図示
していない圧縮エヤー源に連結されている。第1固定管
13の上端はジョイント14に固定されており、その下
端は後述するベアリングハウジング23まで延びてい
る。そのベアリングハウジング23の垂直方向の位置
は、シリンダー部6を構成する回転シリンダー15の上
端より少し上の水準である。ジョイント14は、半径方
向に延在している3本の水平部材16,17,18によ
って支えられている。この水平部材16,17,18
は、別のジョイント19によって、ベッド4上に樹立さ
れた3本のポスト20,21,22に連結されている。
固定管13が位置している。このエヤー通路12は図示
していない圧縮エヤー源に連結されている。第1固定管
13の上端はジョイント14に固定されており、その下
端は後述するベアリングハウジング23まで延びてい
る。そのベアリングハウジング23の垂直方向の位置
は、シリンダー部6を構成する回転シリンダー15の上
端より少し上の水準である。ジョイント14は、半径方
向に延在している3本の水平部材16,17,18によ
って支えられている。この水平部材16,17,18
は、別のジョイント19によって、ベッド4上に樹立さ
れた3本のポスト20,21,22に連結されている。
なお、固定管13内のエヤー通路12から導入されるエ
ヤーだけでは不足するときには、エヤー補充用に第2固
定管13aを設けることができる。第2固定管13a
は、図示していない圧縮エヤー源とベアリングハウジン
グとの間を連結している。
ヤーだけでは不足するときには、エヤー補充用に第2固
定管13aを設けることができる。第2固定管13a
は、図示していない圧縮エヤー源とベアリングハウジン
グとの間を連結している。
ベアリングハウジング23の下側には、これと係合して
いる回転軸24がベッド4の下方まで延びている。回転
軸24の下端には、編成部5によって形成された円筒状
の編地25の編地幅を調節する編幅調節部26が配置さ
れている。この編幅調節部26はペアリングハウジング
23と共に自由に回転できるようになっている。
いる回転軸24がベッド4の下方まで延びている。回転
軸24の下端には、編成部5によって形成された円筒状
の編地25の編地幅を調節する編幅調節部26が配置さ
れている。この編幅調節部26はペアリングハウジング
23と共に自由に回転できるようになっている。
更に、編幅調節部26の直下には、編地を引き出し、所
要長さに巻取っていく巻取部27が配置されている。こ
の巻取部27は、ベッド4内に摺動可能に設けられた前
記ギヤーリング(図示されていない)によって、連結棒
28を介して回転可能である。
要長さに巻取っていく巻取部27が配置されている。こ
の巻取部27は、ベッド4内に摺動可能に設けられた前
記ギヤーリング(図示されていない)によって、連結棒
28を介して回転可能である。
ベアリングハウジング23は、第3図に示すように固定
された蓋部分23aと、回転可能な本体管部分23b
と、同じく回転可能な底部分23cとからなる。蓋部分
23aには、固定管13の下端に接続する接続管29及
び第2固定管13aの接合エルボ30がそれぞれ嵌入し
ている。本体管部分23bには、少なくとも1個の開口
部が設けられている。この実施例では第1開口部31及
び第2開口部32の2個が設けられている。底部分23
cには、回転軸24の上端33が嵌入している。
された蓋部分23aと、回転可能な本体管部分23b
と、同じく回転可能な底部分23cとからなる。蓋部分
23aには、固定管13の下端に接続する接続管29及
び第2固定管13aの接合エルボ30がそれぞれ嵌入し
ている。本体管部分23bには、少なくとも1個の開口
部が設けられている。この実施例では第1開口部31及
び第2開口部32の2個が設けられている。底部分23
cには、回転軸24の上端33が嵌入している。
固定管13及び接続管29に導かれたエヤーは下部環状
エヤー通路34に流入する。接続管29の下部には少な
くとも1個(図面では3個)の孔35が穿設されており
(第5図参照)、この孔35をエヤーが通過するのであ
る。下部環状エヤー通路34へ流入したエヤーは、第1
開口部31及びこの第1開口部に接続された第1エヤー
噴出管36を通って編成部5付近に噴出される(第1図
及び第2図参照)。
エヤー通路34に流入する。接続管29の下部には少な
くとも1個(図面では3個)の孔35が穿設されており
(第5図参照)、この孔35をエヤーが通過するのであ
る。下部環状エヤー通路34へ流入したエヤーは、第1
開口部31及びこの第1開口部に接続された第1エヤー
噴出管36を通って編成部5付近に噴出される(第1図
及び第2図参照)。
第2固定管13aに導びかれたエヤーは接続エルボ30
を通って上部環状エヤー通路37に流入する。ここか
ら、さらにエヤーは、第2開口部32及びこの第2開口
部にエルボ38を介して接続された第2エヤー噴出管3
9を通って編成部上部に噴出される(第1図参照)。第
1図において編成部上部を構成しているのは、アイロ
(IRO)テープ方式の積極型給糸装置40及び糸切断
事故検出装置41である。
を通って上部環状エヤー通路37に流入する。ここか
ら、さらにエヤーは、第2開口部32及びこの第2開口
部にエルボ38を介して接続された第2エヤー噴出管3
9を通って編成部上部に噴出される(第1図参照)。第
1図において編成部上部を構成しているのは、アイロ
(IRO)テープ方式の積極型給糸装置40及び糸切断
事故検出装置41である。
一方、回転軸24の回転力は、回転軸上端33に固定さ
れている第1ベベルギヤ42を回転させる。しかし、回
転軸上端33に取付けられている下部ベアリング43の
ために、その回転力はベアリングハウジングの本体管部
分23bを回転させない。第1ベベルギヤ42の回転力
は噛合している垂直の第2ベベルギヤ44に伝達してこ
れを回転させる。第2ベベルギヤ44は回転自在に本体
管部分23bに取付けられている。第2ベベルギヤ44
と噛合している第3ベベルギヤ45は静止しているの
で、第2ベベルギヤ44の回転力は、本体管部分23b
を回転させる。第3ベベルギヤ45は前記接続管29の
下端に固定されている。これらのベベルギヤ42,4
4,45は歯数を調節することにより減速機構となって
いる。ベアリングハウジングの本体管部分23bは、回
転軸24の回転方向と同方向で、かつ1/2の速度とす
ることが好ましい。本体管部分23bの回転力は、この
本体管部分23bと接続管29との間に設けられた上部
ベアリング46のために、接続管29及びベアリングハ
ウジングの蓋部分23aに伝達されない。そのため、こ
れらの部分は静止したままである。
れている第1ベベルギヤ42を回転させる。しかし、回
転軸上端33に取付けられている下部ベアリング43の
ために、その回転力はベアリングハウジングの本体管部
分23bを回転させない。第1ベベルギヤ42の回転力
は噛合している垂直の第2ベベルギヤ44に伝達してこ
れを回転させる。第2ベベルギヤ44は回転自在に本体
管部分23bに取付けられている。第2ベベルギヤ44
と噛合している第3ベベルギヤ45は静止しているの
で、第2ベベルギヤ44の回転力は、本体管部分23b
を回転させる。第3ベベルギヤ45は前記接続管29の
下端に固定されている。これらのベベルギヤ42,4
4,45は歯数を調節することにより減速機構となって
いる。ベアリングハウジングの本体管部分23bは、回
転軸24の回転方向と同方向で、かつ1/2の速度とす
ることが好ましい。本体管部分23bの回転力は、この
本体管部分23bと接続管29との間に設けられた上部
ベアリング46のために、接続管29及びベアリングハ
ウジングの蓋部分23aに伝達されない。そのため、こ
れらの部分は静止したままである。
エヤーによる除塵は、回転シリンダーの中心から構成部
及び構成部上部へ向けて行うことができるだけでなく、
さらに回転シリンダーの外側から編成部へ向けて行うこ
ともできる。第6図及び第7図が回転シリンダーの外側
から編成部へ向けて除塵する場合を示している。
及び構成部上部へ向けて行うことができるだけでなく、
さらに回転シリンダーの外側から編成部へ向けて行うこ
ともできる。第6図及び第7図が回転シリンダーの外側
から編成部へ向けて除塵する場合を示している。
第6図において、圧縮エヤー源(図示していない)から
第3固定管47を通して導びかれて来たエヤーは、第3
エヤー噴出管48を介してシンカー部7の真上から噴出
される。
第3固定管47を通して導びかれて来たエヤーは、第3
エヤー噴出管48を介してシンカー部7の真上から噴出
される。
第7図においては、同じく圧縮エヤー源(図示していな
い)から第4固定管49を通して導びかれて来たエヤー
は、第4エヤー噴出管50を介してシンカー部7の斜め
上から噴出される。
い)から第4固定管49を通して導びかれて来たエヤー
は、第4エヤー噴出管50を介してシンカー部7の斜め
上から噴出される。
以上説明して来たように、この実施例においては、エヤ
ー噴出管を4本使用している。即ち、回転シリンダーの
中心から編成部及びその上部へ向けて2本(第1エヤー
噴出管36及び第2エヤー噴出管39)、回転シリンダ
ーの外側から編成部へ向けて2本(第3エヤー噴出管4
8及び第4エヤー噴出管50)である。エヤー噴出管の
数を増減させることは勿論可能である。
ー噴出管を4本使用している。即ち、回転シリンダーの
中心から編成部及びその上部へ向けて2本(第1エヤー
噴出管36及び第2エヤー噴出管39)、回転シリンダ
ーの外側から編成部へ向けて2本(第3エヤー噴出管4
8及び第4エヤー噴出管50)である。エヤー噴出管の
数を増減させることは勿論可能である。
この実施例のように、エヤー噴出管の数が4本にもなる
と、エヤー圧力が弱くなって除塵効果が損われる。この
欠点を除くために、本実施例ではタイマー及びソレノイ
ドバルブ機構を使用して、4本のエヤー噴出管のそれぞ
れに間歇的にエヤーを送り込むようにしている。
と、エヤー圧力が弱くなって除塵効果が損われる。この
欠点を除くために、本実施例ではタイマー及びソレノイ
ドバルブ機構を使用して、4本のエヤー噴出管のそれぞ
れに間歇的にエヤーを送り込むようにしている。
第8図及び第9図は、タイマー51及びソレノイドバル
ブ52からなる制御盤53を示している。圧縮エヤー源
(図示していない)から取入口54を通して導びかれた
圧縮エヤーは、タイマー51によって制御されるソレノ
イドバルブ52によって間歇的に4本の固定管に割り振
られる。
ブ52からなる制御盤53を示している。圧縮エヤー源
(図示していない)から取入口54を通して導びかれた
圧縮エヤーは、タイマー51によって制御されるソレノ
イドバルブ52によって間歇的に4本の固定管に割り振
られる。
タイマー51及びソレノイドバルブ52は公知のものを
採用することができる。第10図はソレノイドバルブ機
構の一例である。タイマー51によって通電されている
ときには、第10図(a)に示すように、スプールバルブ
55が左側に移動し、取入口54から取入れた圧縮エヤ
ーは固定管の1つ13に送出される。しかし、非通電時
には、第10図(b)に示すように、スプールバルブ55
が右側に移動し、圧縮エヤーは固定管の1つ13に送出
されない。他の3本の固定管13a,47,49につい
ても同様である。
採用することができる。第10図はソレノイドバルブ機
構の一例である。タイマー51によって通電されている
ときには、第10図(a)に示すように、スプールバルブ
55が左側に移動し、取入口54から取入れた圧縮エヤ
ーは固定管の1つ13に送出される。しかし、非通電時
には、第10図(b)に示すように、スプールバルブ55
が右側に移動し、圧縮エヤーは固定管の1つ13に送出
されない。他の3本の固定管13a,47,49につい
ても同様である。
(発明の効果) 本発明によれば、エヤー噴出管は回転シリンダーと同方
向に減速回転するので従来技術に較べ除塵効果が優れて
いる。
向に減速回転するので従来技術に較べ除塵効果が優れて
いる。
さらに、本発明では、複数のエヤー噴出管にエヤーを間
歇的に割り振ることが出来る。その結果、それぞれのエ
ヤー噴出管のエヤー圧力は弱まらない。したがって、本
発明の除塵装置は広い範囲の除塵が出来て、しかも、そ
れぞれのエヤー噴出管の除塵効果を損なうことがない。
歇的に割り振ることが出来る。その結果、それぞれのエ
ヤー噴出管のエヤー圧力は弱まらない。したがって、本
発明の除塵装置は広い範囲の除塵が出来て、しかも、そ
れぞれのエヤー噴出管の除塵効果を損なうことがない。
なお、上記説明は本発明の一実施例についてのものであ
り、これ以外にも特許請求の範囲内でさまざまな改良,
修正,変更が可能である。
り、これ以外にも特許請求の範囲内でさまざまな改良,
修正,変更が可能である。
第1図は、本発明の除塵装置を有する丸編機の一部切欠
正面図である。 第2図は、編成部と除塵装置の拡大図である。 第3図はエヤー通路の一部であるベアリングハウジング
の断面図である。 第4図は第3図におけるIV−IV断面図、第5図は同V−
V断面図である。 第6図及び第7図は、それぞれ編成部と除塵装置の拡大
断面図である。 第8図は、タイマーとソレノイドバルブを有する制御盤
の正面図であり、第9図は同側面図である。 第10図は、ソレノイドバルブ機構を説明する断面図
で、第10図(a)は通電時を表わし、第10図(b)は非通
電時を表わしている。 13…第1固定管、 13a…第2固定管、 47…第3固定管、 49…第4固定管、 36…第1エヤー噴出管、 39…第2エヤー噴出管、 48…第3エヤー噴出管、 50…第4エヤー噴出管、 23…ベアリングハウジング、 23a…蓋部分、 23b…本体管部分、 23c…底部分、 24…回転軸、 42…第1ベベルギヤ、 44…第2ベベルギヤ、 45…第3ベベルギヤ、 43…下部ベアリング、 46…上部ベアリング。
正面図である。 第2図は、編成部と除塵装置の拡大図である。 第3図はエヤー通路の一部であるベアリングハウジング
の断面図である。 第4図は第3図におけるIV−IV断面図、第5図は同V−
V断面図である。 第6図及び第7図は、それぞれ編成部と除塵装置の拡大
断面図である。 第8図は、タイマーとソレノイドバルブを有する制御盤
の正面図であり、第9図は同側面図である。 第10図は、ソレノイドバルブ機構を説明する断面図
で、第10図(a)は通電時を表わし、第10図(b)は非通
電時を表わしている。 13…第1固定管、 13a…第2固定管、 47…第3固定管、 49…第4固定管、 36…第1エヤー噴出管、 39…第2エヤー噴出管、 48…第3エヤー噴出管、 50…第4エヤー噴出管、 23…ベアリングハウジング、 23a…蓋部分、 23b…本体管部分、 23c…底部分、 24…回転軸、 42…第1ベベルギヤ、 44…第2ベベルギヤ、 45…第3ベベルギヤ、 43…下部ベアリング、 46…上部ベアリング。
Claims (3)
- 【請求項1】回転シリンダー(15)と同軸同方向に回
転する少なくとも1本のエヤー噴出管(36,39)を
含む複数のエヤー噴出管(36,39,48,50)を
設け、これらのエヤー噴出管の先端開口部からエヤーを
噴出させて除塵する装置において、 前記回転するエヤー噴出管(36,39)の回転速度を
前記回転シリンダーの回転速度よりも減速させる減速手
段を設けたこと、および 各エヤー噴出管(36,39,48,50)に間歇的に
エヤーを供給する手段を設けることにより、編機の稼動
中にエヤー供給を受けるエヤー噴出管の数を全体のエヤ
ー噴出管の数よりも少なくしてエヤー圧力低下を防止し
たこと を特徴とする丸編機用除塵装置。 - 【請求項2】前記減速手段が複数個のベベルギアの組み
合わせである特許請求の範囲第1項記載の装置。 - 【請求項3】前記エヤー噴出管に間歇的にエヤーを供給
する手段がソレノイドとタイマの組み合わせである特許
請求の範囲第1項又は2項記載の装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60265643A JPH062975B2 (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 丸編機用除塵装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60265643A JPH062975B2 (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | 丸編機用除塵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS62104950A JPS62104950A (ja) | 1987-05-15 |
JPH062975B2 true JPH062975B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=17419981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60265643A Expired - Lifetime JPH062975B2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-11-26 | 丸編機用除塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH062975B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107313172A (zh) * | 2016-05-20 | 2017-11-03 | 乐清市华尊电气有限公司 | 一种电脑提花机的防尘装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0733620B2 (ja) * | 1989-05-29 | 1995-04-12 | シバタ製針株式会社 | メリヤス編機のシンカーカム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5951044B2 (ja) * | 1975-09-10 | 1984-12-12 | 富士通株式会社 | 磁気テ−プ制御方式 |
-
1985
- 1985-11-26 JP JP60265643A patent/JPH062975B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107313172A (zh) * | 2016-05-20 | 2017-11-03 | 乐清市华尊电气有限公司 | 一种电脑提花机的防尘装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62104950A (ja) | 1987-05-15 |
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