JPH06297370A - 電子部品製造用のマテハン装置 - Google Patents

電子部品製造用のマテハン装置

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Publication number
JPH06297370A
JPH06297370A JP5088440A JP8844093A JPH06297370A JP H06297370 A JPH06297370 A JP H06297370A JP 5088440 A JP5088440 A JP 5088440A JP 8844093 A JP8844093 A JP 8844093A JP H06297370 A JPH06297370 A JP H06297370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead frame
clamper
bar
groove
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP5088440A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Ikeda
達雄 池田
Takatoshi Sato
隆俊 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP5088440A priority Critical patent/JPH06297370A/ja
Publication of JPH06297370A publication Critical patent/JPH06297370A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ヘッド部の形状にかかわらず所定の溝に対して
リードフレームの向きを合わせ確実にセットすることが
できる電子部品製造用のマテハン装置を提供する。 【構成】(A)クランパー1でヘッド部4をクランプした
状態で、(B)ヘッド部4の幅4dよりも小さく、リード
フレーム3の厚さ3dよりも大きな間隔2dが開くよう
に、リードフレーム3を挟むようにしてクランパーバー
2を閉じる(m6,m7)。クランパー1をクランプ解除する
と、フレーム3が落下してヘッド部4下面がバー2に引
っかかる。ローディングバー5を上げて(m3)溝5aにフ
レーム3を入れ、バー2を開く(m8,m9)。(C)ローディン
グバー5を下げて(m4)フレームガイド7の溝7aにフレ
ーム3を入れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品製造用のマテハ
ン装置に関するものであり、更に詳しくは、短冊状フレ
ームを用いた電子部品製造用のマテハン装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】短冊状フレームを用いた電子部品として
は、例えば、LED(light emittingdiode)ランプ,セ
ンサー,コンデンサーが知られている。以下に、このよ
うな電子部品のマテハン(materials handling)につい
て、LEDランプを電子部品の例に挙げて説明する。
【0003】図10は、従来から知られているマテハン
装置の要部外観を示す斜視図である。LEDランプは、
その製造工程において、同図に示すように複数のリード
3a及び枠3bから成る1枚の短冊状のリードフレーム
3に、複数のヘッド部(LEDレンズ部)4を設けた状態
で取り扱われる。ヘッド部4は砲弾形状を成しており、
リード3aに取り付けられたLEDチップ(不図示)を封
止している。枠3bからリード3aを切り離すと複数個
のLEDランプが得られるが、その前にリードフレーム
3を等間隔で整列させるためのマテハンを行う必要があ
る。
【0004】このマテハンは、次のようにして行われ
る。まず、図10に示すように矢印m1,m2方向に開
閉自在のクランパー1で、ヘッド部4をクランプする。
図9(A)は、ヘッド部4がクランパー1でクランプされ
た状態を示している。同図に示すように、リードフレー
ム3はヘッド部4から鉛直下方向に向けて延びているの
で、その下から一対のローディングバー5を上昇させて
(図10中、矢印m3方向)、リードフレーム3を枠3b
側から溝5aに挿入する。このローディングバー5は、
パレット治具6に設けられた穴8を通して上下(矢印m
3,m4方向)に移動しうるようになっており、クラン
プ状態にあるリードフレーム3の位置と溝5aの位置と
が一致するようになっている。
【0005】一方、パレット治具6上には一対のフレー
ムガイド7が固定されている。フレームガイド7には溝
7aが等間隔で形成されており、溝5aと溝7aとが一
直線上に位置するように、フレームガイド7は1ピッチ
ずつ移動しうるようになっている。従って、ヘッド部4
のクランプを解除してリードフレーム3を溝5aの底ま
で落とした後、ローディングバー5を下方向(矢印m4
方向)に下げると、一対のフレームガイド7の溝7aに
リードフレーム3をセットすることができる。
【0006】次に、他のリードフレーム3を溝7aにセ
ットする前に、パレット治具6と共にフレームガイド7
を前方(矢印m5方向)に溝7aの1ピッチ分だけ移動さ
せる。リードフレーム3を溝7aに順にセットしていく
と、溝7aは等間隔で形成されているので、各溝7aに
セットされたリードフレーム3は等間隔で整列すること
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ヘッド部
4はクランプするには不安定な形状を成しているので、
図9(B)に示すようにクランプした際にリードフレーム
3が斜めに傾いてしまうことがある。そのため、リード
フレーム3がローディングバー5の溝5aに入らないと
いった問題が生じてしまう。ヘッド部4に限らず、短冊
状フレームを用いた電子部品のヘッド部には、クランプ
されるには適さない様々な形状のものが知られており、
同様の問題が生じる。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであって、ヘッド部の形状にかかわらず所定の溝に対
してリードフレームの向きを合わせて確実にセットする
ことができる電子部品製造用のマテハン装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のマテハン装置は、ヘッド部が設けられたリード
フレームを、クランパーで該ヘッド部をクランプ又はク
ランプ解除することにより下方向に位置する所定の溝に
セットする電子部品製造用のマテハン装置において、前
記クランパーで前記ヘッド部をクランプした状態におい
て、前記ヘッド部の幅よりも小さく、かつ、リードフレ
ームの厚さよりも大きな間隔が開くように、リードフレ
ームを挟むようにして閉じる開閉自在のクランパーバー
を設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】このような構成によると、クランパーでヘッド
部をクランプした状態ではリードフレームの向きが下方
向に位置する所定の溝に対する向きと一致していなくて
も、クランパーバーを、ヘッド部の幅よりも小さく、か
つ、リードフレームの厚さよりも大きな間隔が開くよう
に、リードフレームを挟むようにして閉じた状態とする
ことにより、クランプ解除されたヘッド部がクランパー
バーで支持されるので、リードフレームは垂直方向にぶ
ら下がった状態となる。つまり、リードフレームは自重
によって鉛直下方向に向くので、下方向に位置する所定
の溝に対して向きを合わせることができる。そして、例
えばリードフレームを所定の長さだけ溝に挿入してか
ら、クランパーバーをヘッド部よりも大きく開けること
によってリードフレームを落とせば、リードフレームを
溝にセットすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、前記従来例(図9,図10)と同一部分には同
一の符号を付して詳しい説明を省略する。
【0012】図1(A)〜(C)は、ヘッド部4のクランプ
からフレームガイド7へのセッティングまでの各動作状
態における要部の位置関係を示している。本実施例は、
ヘッド部4が設けられたリードフレーム3を、クランパ
ー1でヘッド部4をクランプ又はクランプ解除すること
により下方向に位置するローディングバー5の溝5aに
セットするマテハン装置であり、一対のクランパーバー
2を設けたほかは図10に示す従来例と同様に構成され
ている。
【0013】そして、本実施例の特徴は、図1(A)に示
すようにクランパー1でヘッド部4をクランプした状態
において、図1(B)に示すようにヘッド部4の幅4dよ
りも小さく、かつ、リードフレーム3の厚さ3dよりも
大きな間隔2dが開くように、リードフレーム3を挟む
ようにして閉じる開閉自在のクランパーバー2を設けた
ことにある。
【0014】図3〜図8は、本実施例における第1動作
状態〜第6動作状態をそれぞれ側面から見た図であり、
これらの図に基づいて各動作について説明する。本実施
例は、図3に示すように5枚のリードフレーム3を同時
に取り扱うことができる。
【0015】最初に、図3に示すようにクランパー1で
ヘッド部4をクランプする(第1動作状態)。このとき、
リードフレーム3は、図1(A)〜図(C)に示すようにロ
ーディングバー5の溝5aの鉛直線上にはなく、斜めに
傾いた状態になっている。一方、クランパー1の下方に
設けられているクランパーバー2は、いずれも左右方向
(図1(A),図1(B),図3及び図6中の矢印m6〜m
9方向)に開閉しうるようになっており、この状態での
クランパーバー2の開き幅2D(図1(A))は、クランパ
ー1がヘッド部4をクランプしたときにリードフレーム
3が斜めに傾く幅より広めになっている。従って、図3
に示すようにすべてのリードフレーム3をそれぞれ一対
のクランパーバー2の間に入れることができる。尚、図
1(A)〜図(C)及び図3に示すように、リードフレーム
3の鉛直下方向にはフレームガイド7の溝7aとローデ
ィングバー5の溝5aとが位置している。
【0016】次に、クランパーバー2を矢印m6,m7
方向に閉じると、図4に示す第2動作状態となる。クラ
ンパーバー2を閉じた状態では、リードフレーム3はク
ランパーバー2で挟まれた状態にあるが、先に述べたよ
うにクランパーバー2はリードフレーム3の厚さ3dよ
りやや大きめの間隔2dを開けた状態となっているの
で、このときクランパーバー2とリードフレーム3との
間には隙間ができる。従って、図5に示すようにクラン
パー1を開いてヘッド部4を離すと、リードフレーム3
は落下してヘッド部4がクランパーバー2に引っかかる
(第3動作状態)。図5のようにヘッド部4のクランプが
解除されると、ヘッド部4はクランパーバー2に引っか
かった状態となるので、リードフレーム3は自重で鉛直
下方向にぶら下がることになる。図2に示す斜視図は、
このときの状態を示している。
【0017】このように、クランパー1でヘッド部4を
クランプした状態においてリードフレーム3の向きが溝
5aの向きと一致していなくても、クランパーバー2が
上記閉じた状態にあると、クランパー1からクランプ解
除されたヘッド部4はクランパーバー2で支持され、リ
ードフレーム3は自重で垂直にぶら下がった状態となる
ので、鉛直下方向に位置する溝5aの方向にリードフレ
ーム3の向きを一致させることができる。
【0018】次に、ローディングバー5を下方向から矢
印m3方向(図5)に上昇させると、図6に示すように溝
5aの中にリードフレーム3が所定の長さだけ入り込ん
だ状態となる(第4動作状態)。この状態で、クランパー
バー2をヘッド部4よりも大きく外側(矢印m8,m9
方向)に開くと、図7に示すようにクランパーバー2に
引っかかっていたヘッド部4が外れ、クランパーバー2
にぶら下がっていたリードフレーム3は、ローディング
バー5の溝5aの底まで落下する(第5動作状態)。
【0019】最後に、ローディングバー5を矢印m4方
向に下降させれば、溝5aにセットされているリードフ
レーム3が、フレームガイド7の溝7aに入り込む。そ
して、リードフレーム3の下端が溝7aの底に当接し、
更にローディングバー5を下げていくと、図8及び図1
(A)に示すようにリードフレーム3がフレームガイド
7にセットされ、ローディングバー5は初期位置に復帰
する(第6動作状態)。
【0020】以上のように、クランパーバー2にリード
フレーム3をぶら下げることにより(図5)、リードフレ
ーム3は全て鉛直下方向にある溝5a,7aの方向に向
くことになる。その結果、リードフレーム間の先端での
ピッチがローディングバー5の溝5aのピッチと同じく
一定になるので、全てのリードフレーム3を溝5a,溝
7aに確実にセットすることができる(図7,図8)。
【0021】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、クラ
ンパーでヘッド部をクランプした状態において、ヘッド
部の幅よりも小さく、かつ、リードフレームの厚さより
も大きな間隔が開くように、リードフレームを挟むよう
にして閉じる開閉自在のクランパーバーを設けることに
より、クランパーバーを閉じた状態でクランパーからヘ
ッドを離せばヘッド部がクランパーバーに引っかかり、
リードフレームが自重でぶら下がった状態になるので、
リードフレームの向きを下方向にある所定の溝が位置す
る方向に合わせることができる。従って、ヘッド部の形
状にかかわらず所定の溝に対してリードフレームの向き
を合わせて確実にセットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例においてヘッド部のクランプ
からフレームガイドへのセッティングまでの動作状態に
おける要部の位置関係を示す側面図。
【図2】本発明の一実施例における第3動作状態での要
部外観構成を示す斜視図。
【図3】本発明の一実施例における第1動作状態を模式
的に示す側面図。
【図4】本発明の一実施例における第2動作状態を模式
的に示す側面図。
【図5】本発明の一実施例における第3動作状態を模式
的に示す側面図。
【図6】本発明の一実施例における第4動作状態を模式
的に示す側面図。
【図7】本発明の一実施例における第5動作状態を模式
的に示す側面図。
【図8】本発明の一実施例における第6動作状態を模式
的に示す側面図。
【図9】従来例においてヘッド部がクランプされた状態
を示す側面図。
【図10】従来例の要部外観を示す斜視図。
【符号の説明】
1 …クランパー 2 …クランパーバー 3 …リードフレーム 4 …ヘッド部(LEDレンズ) 5 …ローディングバー 5a …溝 6 …パレット治具 7 …フレームガイド 7a …溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッド部が設けられたリードフレームを、
    クランパーで該ヘッド部をクランプ又はクランプ解除す
    ることにより下方向に位置する所定の溝にセットする電
    子部品製造用のマテハン装置において、 前記クランパーで前記ヘッド部をクランプした状態にお
    いて、前記ヘッド部の幅よりも小さく、かつ、リードフ
    レームの厚さよりも大きな間隔が開くように、リードフ
    レームを挟むようにして閉じる開閉自在のクランパーバ
    ーを設けたことを特徴とするマテハン装置。
JP5088440A 1993-04-15 1993-04-15 電子部品製造用のマテハン装置 Pending JPH06297370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5088440A JPH06297370A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 電子部品製造用のマテハン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5088440A JPH06297370A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 電子部品製造用のマテハン装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06297370A true JPH06297370A (ja) 1994-10-25

Family

ID=13942867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5088440A Pending JPH06297370A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 電子部品製造用のマテハン装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06297370A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016055406A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 日本精工株式会社 ワーク搬送方法及び搬送装置
WO2021156262A3 (de) * 2020-02-04 2021-10-14 Groninger & Co. Gmbh Endeffektor, roboter, system und verfahren zum handhaben von objekten in einem isolator

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JP2016055406A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 日本精工株式会社 ワーク搬送方法及び搬送装置
WO2021156262A3 (de) * 2020-02-04 2021-10-14 Groninger & Co. Gmbh Endeffektor, roboter, system und verfahren zum handhaben von objekten in einem isolator

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