JPH0629679B2 - 電気スト−ブ - Google Patents

電気スト−ブ

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JPH0629679B2
JPH0629679B2 JP21744386A JP21744386A JPH0629679B2 JP H0629679 B2 JPH0629679 B2 JP H0629679B2 JP 21744386 A JP21744386 A JP 21744386A JP 21744386 A JP21744386 A JP 21744386A JP H0629679 B2 JPH0629679 B2 JP H0629679B2
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JP
Japan
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porous member
heater
main body
frame
electric stove
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JP21744386A
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清 関谷
隆 棚橋
光男 ▲高▼井
宏明 藤井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、可視光線を含む輻射熱を放出する高温輻射の
ヒータを用いた電気ストーブに関する。
従来の技術 従来例を第4図に示す。
従来の構造は脚1の上部に、高温輻射ヒータ2と反射板
3を装着した本体4を回動自在に中心軸5で支持し脚1
内に設けたモータ6により、クランク機構を介して、前
記本体4を左右に回転する。
また、高温輻射ヒータ2の前面には、反射セルの集合体
で構成されよ多孔部材7を設けている。
多孔部材7の詳細は、第5図に示す。
多孔部材7は、薄いアルミ箔7aを多数はり合わせ、六
角形のセル7bを多数形成したもので、bをセル寸法、
tを多孔部材7の厚さと呼ぶ。ヒータ2に通電すると、
高温輻射ヒータ2より放出された可視光線を含む赤外線
は、その一部は多孔部材7のセル7bを直進し、一部は
セル7bの壁面で反射しながらセル7bを通過する。
従って、ヒータ2の前面に設けられた多孔部材7は、全
面が輝さ、暖かい感覚を与えるという効果がある。
発明が解決しようとする問題点 ところが、ヒータ7より放出された赤外線を、多く前方
へ出すためには、アルミ箔4aの厚みを薄くして、直進
する赤外線の抵抗を減らすことが必要であり、多孔部材
4全面を美しく輝かせるためには、厚みをあまり厚くで
きないため、アルミ箔4aの厚さは約30μmまで薄く
し、美しく輝かせる目的で、多孔部材4の厚さは約5mm
としている。
その為、多孔部材7は、軽量となり本体4が回動する時
に多孔部材7が反射板3の接触面で共振し、音を発生す
るという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点を解消するものであ
り、本体が回動する時に共振音を発生しない電気ストー
ブを提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明の電気ストーブは、前記多孔部材を複数の反射セ
ルの集合体で構成し、この集合体の周縁部に枠体を設
け、前記多孔部材は枠体の巾より同寸法以上に切断し、
枠体内に装着したものである。
作 用 本発明の電気ストーブは、上記の構成であるから多孔部
材が枠体と密着し、本体が左右に回動する時多孔部材が
本体と共振せず音の発生を防止できる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
第1図において8はストーブ本体で、9は高温輻射ヒー
タで、高温輻射ヒータ9の背面に放物断面形状をした反
射板10が、側面反射板11を介してストーブ本体8に
固定されている。また高温輻射ヒータ9も同様に、側面
反射板11に固定され反射板10の放物形状の略焦点に
位置している。
高温輻射ヒータ9の前面の反射板10の開口部全面に
は、多孔部材12が位置している。
多孔部材12は第3図のように箔でかこまれた六角柱が
互いに隣接したハニカム形状をした多数の反射セル13
で構成され、材質は高反射材料のアルミニウムであり3
0μ程度の箔状の薄板でセル寸法は約3mm、多孔部材1
2の厚さは5mmである。また、多孔部材12の周縁部1
4には、前後端に内方へ向けての折り曲げ片15を有す
る枠体16を、全周に設けている。
多孔部材12は、枠体16の巾Aより同寸法以上の巾に
切断し枠体16の中に装着している。
枠体16の折り曲げ片15の一部には、つまみ部17を
形成し、ストーブ本体8には枠体16の支持面18に凸
部19を形成している。
また本実施例の高温輻射ヒータ9にはヒータ線にタング
ステン合金を用い、外管に石英管を用い、その内部に不
活性ガスを封入し、ヒータ線温度を1000℃〜1500℃にし
たランプヒータが用いられている。従って、一般の大気
雰囲気で用いられる電熱線ヒータに比べ明るい。
20はリンク機構を介して、本体を左右に回動するモー
タ、21は脚である。
本実施例は上記の構成であるから、高温輻射ヒータ9か
ら放出された可視光線を含む赤外線は、その一部は多孔
部材12のセルを直進し、一部は反射セル13の壁面で
反射しながらセルを通過する。従って高温輻射ヒータ9
の前面に設けられた多孔部材12は全面が美しく輝き、
暖かい感覚を与え、事実輻射熱のヒータ9の長手方向へ
の不必要な損失を防ぎ、直角方向への広がりを生じさせ
る。
多孔部材12は、アルミ箔を多数はり合わせ、六角形の
セルを多数形成したものであるため奥行方向には強度が
あり巾方向には弾性がある。
多孔部材12は枠体16内に常に圧縮状態で装着される
ので、その弾性により枠体16と、密着し固定されるた
め本体4が左右に回動する時に、共振音を発生しなくな
る。
また、多孔部材12は、全周を枠体16と折り曲げ片1
5で囲まれているため、変形することなく、平面的にス
トーブ本体8に設置することができる。このため美しい
輝きを得られる。またストーブ本体8に設けた支持面1
8の凸部19に枠体16が係止されているので、多孔部
材12は枠体16とともに容易に着脱でき、使用中に多
孔部材12についたほこりの除去や反射板10の掃除も
可能である。
また多孔部材12の着脱は、つまみ17で容易に行な
え、つまみ17は多孔部材12の奥行方向の両面に設け
てるため、表裏どちらも使用できる。
さらに、多孔部材12は枠体16と折り曲げ片15で補
強されるため、多孔部材12の箔厚をさらに薄くでき、
輻射エネルギーの透過性を良くできる。
発明の効果 本発明により、次の効果を得ることができる。
(1)多孔部材は枠体に密着固定されるため本体が、左右
に回動する時に共振音を発生しない。
(2)多孔部材の強度を向上させ、本体に平面状に設置で
きるため、ストーブ全面に美しい輝きが得られ暖感覚が
増す。
(3)多孔部材は本体より容易に着脱できるため、多孔部
材の掃除、反射板の掃除が容易に行える。
(4)多孔部材を枠体で補強しているため、多孔部材の箔
厚をさらに薄くでき、輻射エネルギーの透過性を高める
ことができる。
(5)多孔部材がヒータをガードし、人の指や可燃物がヒ
ータに直ちに接触することを防止するので安全性が高
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の電気ストーブの側断面図、第
2図は同多孔部材と枠の斜視図、第3図は同多孔部材と
枠の分解斜視図、第4図は従来の電気ストーブの側断面
図、第5図は同多孔部材の斜視図である。 8……本体、9……高温輻射ヒータ、10……反射板、
12……多孔部材、13……反射セル、14……周縁
部、15……折り曲げ片、16……枠体、21……脚。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脚上に左右に回動するように設けた本体
    と、この本体内に設けた高温輻射ヒータと、このヒータ
    の背面に設けた反射板と、このヒータの前面側に設けた
    複数の反射セルの集合体で構成した多孔部材と、この多
    孔部材の周縁部に、前後端に内方に向けての折り曲げ片
    をもつ枠体を本体と着脱自在に備え、前記多孔部材は、
    枠体の巾より、同寸法以上に、切断し、枠体内に装着し
    た電気ストーブ。
  2. 【請求項2】多孔部材は、高反射率である厚さ30μm
    程度のアルミニウム箔からなる特許請求の範囲第1項記
    載の電気ストーブ。
JP21744386A 1986-09-16 1986-09-16 電気スト−ブ Expired - Lifetime JPH0629679B2 (ja)

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JPS6373030A JPS6373030A (ja) 1988-04-02
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