JPH0629655B2 - 燃焼器具用芯 - Google Patents

燃焼器具用芯

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JPH0629655B2
JPH0629655B2 JP59205861A JP20586184A JPH0629655B2 JP H0629655 B2 JPH0629655 B2 JP H0629655B2 JP 59205861 A JP59205861 A JP 59205861A JP 20586184 A JP20586184 A JP 20586184A JP H0629655 B2 JPH0629655 B2 JP H0629655B2
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fiber
combustion
combustible
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秀一 平松
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Silver Industries Inc
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D3/00Burners using capillary action
    • F23D3/02Wick burners
    • F23D3/08Wick burners characterised by shape, construction, or material, of wick

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、灯油等を燃料とする石油こんろ、石油スト
ーブ等の燃焼器具用芯に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の燃焼器具用芯の耐熱燃焼部として、第8
図に図示したように上部に耐熱燃焼部31を下部に燃料
吸上部32を一体的に接続させた芯体33に於いて、耐
熱燃焼部31は、同一方向に並んでいる不燃性長繊維群
34,34…で主層36を形成し、該主層36の両面に
短繊維ランダムウエブ層37,37を重合すると共に短
繊維ランダムウエブ層37,37が表面に表れるように
した主層と短繊維ランダムウエブ層とをニードルパンチ
によって一体的に形成したものは例えば特開昭58−1
73305号公報によって知られている。
又第9図、第10図に図示したように燃焼器具用芯で先
端部41が不燃性繊維42と可燃性繊維43とよりなる
燃焼芯44において、先端部41の可燃性繊維43を温
風により培焼して除去し、燃焼芯の先端部を他端より粗
にしたものは例えば特開昭52−22682号公報によ
って知られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで特開昭52−22682号公報によって知られ
ている第8図に図示したのは、燃料の吸上特性に優れて
いるが、いずれの場合も芯頂端部の繊維が全部に亘り高
密度のため点火の際は熱量不足が生じ、そのため火回り
が遅くなって安定燃焼まで時間がかかり、また常用燃焼
中には蒸発量過大のため、ススが発生したり悪臭や目の
刺激、不完全燃焼の有毒ガスが出たりして、タールの生
成量が多くなり、また消火時間が長びく等の諸欠点があ
った。
又、特公昭52−22682号公報によって知られてい
る第9図、第10図に図示した燃焼器具用芯は、先端部
41が不燃性繊維42と可燃性繊維43とよりなる燃焼
芯44において、先端部41の可燃性繊維43を温風に
より培焼して除去し、燃焼芯の先端部を他端より粗にし
たものであるから不燃性繊維と可燃性繊維の量を適宜設
定して、燃料の吸上性、貯油性の調整を行なうことがで
きないものである。
又図示されていないがこの種不燃性繊維と可燃性繊維の
みで形成された芯はそのホツレを阻止するために芯先端
近傍を編糸、縫糸等で縫合されているものである。
よって芯先端近傍の編糸、縫糸等の焼損や芯昇降時の芯
案内筒との摩擦による編糸、縫糸の切損等により芯頂端
部において経糸のホツレ等が生じたり、厚みの不同や極
端な凹凸等が生じたりする損傷が著るしく、燃焼不良に
なる欠点のほか点火ヒータとの関係寸法が不安定で点火
不良になる等の欠点があった。
この発明は上記の問題点を解決したものであって、適応
する燃焼器具の要求する点火性、火回り性、燃焼性に優
れる等の諸条件に適合し、燃料の吸上げ効果が良く平均
して行うことができて燃焼むらが生ぜず、機種に応じて
所望の厚みを有する芯を供給することが簡単にでき、更
に芯を昇降させての火力の調節を燃焼むらができないよ
うに行うことができ、しかも長期変化なく使用できる燃
焼器具用芯を提供することを目的とするものである。
(発明の構成) 上記目的を達成するためこの発明は上部に耐熱燃焼部1
を下部に燃料吸上部2を一体的に接続させた芯体3に於
いて、耐熱燃焼部1は、上下同一方向に並んでいる高耐
熱性の不燃性長繊維部4,4…と上下同一方向に並んで
いる可燃性長繊維群5,5…とを交互に配列して主層6
を形成し、該主層6の両面に短繊維ランダムウエブ層
7,7を重合すると共に短繊維ランダムウエブ層7,7
が表面に表れるようにして主層6と短繊維ランダムウエ
ブ層7,7とをニードルパンチによって一体的に形成
し、且つ主層6を形成した可燃性長繊維群5,5…の上
端部を焼失して凹部8,8…が形成されたことを特徴と
したものである。
(実施例の説明) 以下図面についてこの発明の実施例を説明すると、上部
に耐熱燃焼部1を下部に燃料吸上部2を一体的に接続さ
せた芯体3に於いて、耐熱燃焼部1は、上下同一方向に
並んでいる高耐熱性の不燃性長繊維群4,4…と上下同
一方向に並んでいる可燃性長繊維群5,5…とを交互に
配列して主層6を形成し、該主層6の両面に短繊維ラン
ダムウエブ層7,7を重合すると共に短繊維ランダムウ
エブ層7,7が表面に表れるようにして主層6と短繊維
ランダムウエブ層7,7とをニードルパンチによって一
体的に形成し、且つ主層6を形成した可燃性長繊維群
5,5…の上端部を焼失して凹部8,8…が形成された
ものである。
なお、高耐熱性の不燃性長繊維群4は、ガラス繊維、炭
素繊維、セラミックス繊維等の素材で形成したものであ
る。
また、可燃性長繊維群5はスフ、木綿等の非耐熱性繊維
またはアラミド繊維、アスベスト、耐炎繊維等の単独ま
たはスフ木綿等との混用である低耐熱性繊維等の素材で
形成したものである。
また、短繊維ランダムウエブ層7は不燃性繊維の単独も
しくは可燃性繊維とを適宜に混合せしめた短繊維の素材
で形成したものである。
また、燃料吸上部2は、公知の非耐熱性繊維にて編製ま
たは織製された編(織)布または、上下同一方向に並ん
だ多数の長繊維で形成した長繊維層の一層また複数層
と、短繊維ランダムウエブ層の複数層とから成り、該短
繊維ランダムウエブ層が最外層になるよう交互に積層さ
せてニードルパンチにて剥離しないよう一体化された不
織布等により構成されている。
また、第1図、第2図、第5図に図示したものは第1実
施例で主層6を一層としたものである。
また第3図、第6図に図示したものは第2実施例で主層
6を二層とすると共に不燃性長繊維群4,4…と可燃性
長繊維群5,5…とが千鳥状になるようにしたものであ
る。
また第4図、第7図に図示したものは第3実施例で第2
実施例に於いて二層とした主層6,6間に短繊維ランダ
ムウエブ層7を介在したものである。
(発明の作用効果) この発明は次のような作用効果が得られるものである。
(1)主層6を形成した可燃性長繊維群5,5…の上端
部を焼失して凹部8,8…が形成されたことによって芯
頂端部に繊維が蜜集することなく密度の低い先端部にな
ることにより点火に要する熱量不足となることがない。
又更に凹部8を焼失によって形成したので凹部8には微
細な突部が生じ、この突部が火焔が飛び火する橋渡しと
なって、初期点火時の火回りが極めて早くなり、正常燃
焼立上り時間の短縮により、ススの発生、悪臭、目の刺
激、不完全燃焼、有毒ガスの発生を防止する。
(2)燃料の吸上特性が良い可燃性長繊維群5,5…の
間に燃料の吸上特性が悪い不燃性長繊維群4,4…を介
在して過度の燃料吸上げを抑制するから蒸発量の過大燃
焼による燃焼の不安定、立炎、タールの発生等をなく
し、更に主層6,6の重合枚数を選ぶことで適応燃焼器
具に応じて吸上量を異にしたものを簡単に製作でき製作
コストを下げることができる。
(3)不燃性長繊維群4,4…間に介在した可燃性長繊
維群5,5…の上端部に凹部8,8…を設け不燃性長繊
維群4,4…の上端より低くしたので、常用燃焼時に
は、芯の露出寸法を高くして着火燃焼させる部位が高く
なるから器具の火皿部の過熱による燃料の異常気化、熱
分解や器具本体の過熱から油温の上昇を防止できる。
(4)従来品は芯頂端近傍部のホツレを阻止するために
編糸、継糸等を使用しているものであるが、主層6の両
面に短繊維ランダムウエブ層7,7を重合し、ニードル
パンチによって一体的に形成して、編糸、継糸等を使用
していないから燃料の蒸発を阻害することがないので、
タールの生成を防止すると共に、厚みの不同がなく、転
倒時の漏油量を少なくでき、更に編糸、縫糸等が燃焼時
の焼損、芯昇降時の芯案内筒との摩擦時に生ずる切損等
による芯先端部の損傷がなくなり、芯昇降を円滑に行っ
て火力の調節を平均してむらなく行うことができるもの
である。
(5)可燃性長繊維群5,5…の上端部に形成した凹部
8,8…は、消火時、芯頂端部の不必要な貯油を防止し
て消火時間を短縮させることができる。
(6)不燃性繊維の短繊維ランダムウエブ7,7にて主
層6を被覆保護し、更にニードルパンチによって一体化
しているから短繊維ランダムウエブ層7,7の繊維が主
層6の不燃性長繊維群4,4と可燃性長繊維群5,5…
に絡まり主層6の変形を阻止すると共に芯先端の形崩
れ、不揃いになる欠点および点火ヒーターの接触による
芯の損傷をも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の一部切欠正面図、第2図は第1実
施例に於ける耐熱燃焼部の一部拡大横断面図、第3図は
第2実施例に於ける耐熱燃焼部の一部拡大横断面図、第
4図は第3実施例に於ける耐熱燃焼部の一部拡大横断面
図、第5図は第2図に於けるA−A断面図、第6図は第
3図に於けるB−B断面図、第7図は第4図に於けるC
−C断面図、第8図、第9図、第10図は従来例の説明
図である。 1……耐熱燃焼部、2……燃焼吸上部、3……芯体、4
……不燃性長繊維群、5……可燃性長繊維群、6……主
層、7……短繊維ランダムウエブ層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に耐熱燃焼部1を下部に燃料吸上部2
    を一体的に接続させた芯体3に於いて、耐熱燃焼部1
    は、上下同一方向に並んでいる高耐熱性の不燃性長繊維
    群4,4…と上下同一方向に並んでいる可燃性長繊維群
    5,5…とを交互に配列して主層6を形成し、該主層6
    の両面に短繊維ランダムウエブ層7,7を重合すると共
    に短繊維ランダムウエブ層7,7が表面に表れるように
    して主層6と短繊維ランダムウエブ層7,7とをニード
    ルパンチによって一体的に形成し、且つ主層6を形成し
    た可燃性長繊維群5,5…の上端部を焼失して凹部8,
    8…が形成されたことを特徴とする燃焼器具用芯。
JP59205861A 1984-10-01 1984-10-01 燃焼器具用芯 Expired - Lifetime JPH0629655B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222682A (en) * 1975-08-14 1977-02-21 Tsubakimoto Chain Co Chain type programmer
JPS6053065B2 (ja) * 1980-09-20 1985-11-22 松下電工株式会社 合成樹脂成形材料
JPS58173305A (ja) * 1982-03-09 1983-10-12 Silver Kogyo Kk 燃焼器具用芯地

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