JPH0629644U - 遠心機の温度制御 - Google Patents
遠心機の温度制御Info
- Publication number
- JPH0629644U JPH0629644U JP6369092U JP6369092U JPH0629644U JP H0629644 U JPH0629644 U JP H0629644U JP 6369092 U JP6369092 U JP 6369092U JP 6369092 U JP6369092 U JP 6369092U JP H0629644 U JPH0629644 U JP H0629644U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- rotor
- customer
- correction value
- centrifuge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロータの種類や顧客希望回転数の変化にかか
わらず、顧客希望の温度を入力するだけでロータ(また
は試料)の温度制御を行う遠心機を提供することを目的
としている。 【構成】 ロータ種類入力装置13に入力されたロータ
の種類からメモリ14に記憶されているデータと、モー
タ2の回転数を検出する回転検出センサ7の信号をCP
U11に取り込み、補正値△Tを算出し、顧客希望温度
Tu(または設定温度Tp)から補正値△Tを引いた制
御温度Tcを求め、センサ温度Tsと比較して、冷凍機
5を動作させる温度制御。
わらず、顧客希望の温度を入力するだけでロータ(また
は試料)の温度制御を行う遠心機を提供することを目的
としている。 【構成】 ロータ種類入力装置13に入力されたロータ
の種類からメモリ14に記憶されているデータと、モー
タ2の回転数を検出する回転検出センサ7の信号をCP
U11に取り込み、補正値△Tを算出し、顧客希望温度
Tu(または設定温度Tp)から補正値△Tを引いた制
御温度Tcを求め、センサ温度Tsと比較して、冷凍機
5を動作させる温度制御。
Description
【0001】
本考案は、遠心機のように回転しているロータの温度制御に関するものである
【0002】 。
従来の遠心機では、顧客希望温度から補正値を引いた温度を入力するか、ある いは、希望温度と補正値を個々に入力していた。または、平均的な補正値をメモ リに記憶させておき、ロータの種類に関係なく、補正値を取り込んで温度制御を 行っていた。図4は従来遠心機の温度制御状態の一例を示す図で、横軸は時間、 縦軸は温度を表わす。図2はロータ種類毎の補正値を示す図で、横軸に回転数、 縦軸は補正値を表わす。そして図2に示す様に、ロータAを顧客希望回転数Ns で運転する場合、補正値△TはtAとなり、顧客希望温度をTuとする場合、図 4に示す様に、希望温度Tuから補正値△T(またはtA)を引いた温度Tpを 遠心機の設定温度としていた。
【0003】
通常、ロータを空気中で回転させた場合、空気摩擦の影響を受け、回転室内の 温度よりロータの温度が高くなる。
【0004】 従来の遠心機では、回転室内にある温度検出センサの温度Tsが、設定温度T pになる様に冷凍機を制御するため、ロータ(又は試料)の温度はTp+△Tと なってしまう。そのため、顧客はロータ(又は試料)を希望温度Tuにするため には、希望温度Tuから補正値△Tを引いた値Tpを設定していた。そして補正 値△Tは、ロータの種類や顧客希望回転数で変わるため、試料を分離する際には 、図2の様なグラフより補正値△Tを算出しなければならないという問題があっ た。 本考案の目的は、ロータの種類や顧客希望回転数より求める補正値△Tを 算出することなく、顧客希望温度Tuを入力するだけでロータ(又は試料)の温 度を制御する遠心機を提供することにある。
【0005】
上記目的は、ロータの種類毎の補正値を記憶させておき、回転検出センサが検 知した回転数と入力装置より入力されたロータの種類により、補正値を算出し、 顧客が入力した温度から補正値を引いた値で温度制御を行うことにより達成され る。
【0006】
上記のように構成された遠心機は、回転検出センサが検知した回転数と入力装 置から入力されたロータの種類から、補正値を算出し、入力された顧客希望の温 度から算出した補正値を引いた温度で冷凍機の制御を行うため、顧客は、回転数 やロータの種類による補正値を算出することなく、顧客希望の運転を行うことが できる。
【0007】
以下、実施例に基づいて説明する。図1は本考案の遠心機の一実施例を示すブ ロック図である。試料を分離するためロータ3の機類にロータAを用いて、顧客 希望の温度Tu(または設定温度Tp)で運転するとき、ロータ3の種類をロー タ種類入力装置13に入力すると、I/F12を通してCPU11にロータ3の 種類が送られる。CPU11は、ロータ3の種類からメモリ14に記憶されてい るロータAデータ15を取り込む。モータ4の回転数Nsは回転検出センサ7で 検出され、回転検出回路9を通してCPU11に送られる。CPU11は、ロー タAデーア15と検出された回転数Nsにより補正値△T(またはtA)を算出 し、顧客希望温度Tu(または設定温度Tp)から補正値△T(またはtA)を 引いた値を制御温度Tcとする。回転室2内の温度は、温度検出センサbで検出 され、温度検出回路9を通してCPU11に送られる。CPU11は、制御温度 Tcと温度検出センサbで検出されたセンサ温度Tsを比較し、制御温度Tc< センサ温度Tsであれば、冷凍機駆動回路10を通して冷凍機5を動作させる。 また、制御温度Tc>センサ温度Tsであれば冷凍機5を停止させる。
【0008】 そして、ロータ3にロータBを用いた場合は、ロータの種類をロータ種類入力 装置13に入力することでCPU11にロータBデータ16が取り込まれ、回転 数NsとロータBデータ16から補正値△T(またはtB)が算出され、同様に 制御温度Tcが得られる。
【0009】 センサ温度Tsが制御温度Tcとなる様に冷凍機5を制御することで、ロータ 温度(または試料温度)Tvは顧客希望温度Tu(または設定温度Tp)になる 様温度制御される。
【0010】 また、ここでは図示してないが、ロータ種類入力装置13のかわりに、ロータ の種類を自動的に検出し、判別する機能を有した遠心機にも、メモリ14内にロ ータの種類毎の補正値を設けることで同様な温度制御を行うことができる。
【0011】
本考案によれば、ロータの種類毎の補正値のデータをメモリ内に記憶させてお くことで、顧客は、ロータ毎の補正値を算出することなく顧客希望の温度で遠心 機の運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の遠心機の一実施例を示すブロック
図。
図。
【図2】 ロータ毎の温度補正図。
【図3】 本考案の温度制御状態を示す図。
【図4】 従来の温度制御状態を示す図。
1はドア、2は回転室、3はロータ、4はモータ、5は
冷凍機、6は温度検出センサ、7は回転検出センサ、8
は温度検出回路、9は回転検出回路、10は冷凍機駆動
回路、11はCPU、12はI/F、13はロータ種類
入力装置、14はメモリ、15はロータAデータ、16
はロータBデータである。
冷凍機、6は温度検出センサ、7は回転検出センサ、8
は温度検出回路、9は回転検出回路、10は冷凍機駆動
回路、11はCPU、12はI/F、13はロータ種類
入力装置、14はメモリ、15はロータAデータ、16
はロータBデータである。
Claims (1)
- 【請求項1】 回転室内に収容され、試料を分離するた
めのロータをモータで駆動し、該回転室を冷却するため
の冷凍機と、該回転室内の温度を検知するためのセンサ
と、該モータの回転数を検知するためのセンサをもち、
複数のロータを交換して使用でき、顧客が取付けたロー
タを制御回路に送り込む手段、または、制御回路が自動
的にロータの種類を検知する手段を有する遠心機におい
て、ロータの種類毎に温度の補正値を記憶させておくこ
とにより、回転数とロータの種類により自動的に温度補
正を行い、ロータ、または試料を顧客希望の温度に制御
することを特徴とする遠心機の温度制御。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6369092U JPH0629644U (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 遠心機の温度制御 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6369092U JPH0629644U (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 遠心機の温度制御 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629644U true JPH0629644U (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=13236629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6369092U Pending JPH0629644U (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 遠心機の温度制御 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629644U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011255330A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Hitachi Koki Co Ltd | 遠心分離機 |
JP2012011358A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Hitachi Koki Co Ltd | 遠心分離機 |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP6369092U patent/JPH0629644U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011255330A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Hitachi Koki Co Ltd | 遠心分離機 |
JP2012011358A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Hitachi Koki Co Ltd | 遠心分離機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8480379B2 (en) | Vacuum pump | |
CN1619042A (zh) | 洗衣机及控制其的方法 | |
JP2014091060A (ja) | 遠心機 | |
JP2010268624A (ja) | サーボモータ制御回路 | |
JPH0629644U (ja) | 遠心機の温度制御 | |
JP2003005289A (ja) | プロジェクタの冷却装置 | |
JP2002336737A (ja) | 遠心機 | |
US10333451B2 (en) | Controller and method for detecting a blocked state of an electrical machine | |
JP5146304B2 (ja) | 遠心分離機 | |
JP3509310B2 (ja) | 遠心機の予冷運転制御方法 | |
JPH05207765A (ja) | 誘導電動機の制御方法 | |
JP4840724B2 (ja) | 遠心機 | |
EP3318811B1 (en) | Air conditioner | |
JPH1162885A (ja) | 送風ファン装置 | |
JP3024303B2 (ja) | 遠心機の運転時間管理法 | |
JP3582414B2 (ja) | 遠心機 | |
KR0150606B1 (ko) | 냉장고의 도어개폐 제어장치 | |
JPH11346493A (ja) | 電気モ―タの通電制御装置 | |
JP2003286966A (ja) | 圧縮機用モータ制御装置 | |
JP7274408B2 (ja) | 遠心機 | |
JP7318340B2 (ja) | モータシステム | |
JP2004004214A (ja) | プラスマディスプレイ装置 | |
JP2006334528A (ja) | 遠心分離機 | |
JP2003135994A (ja) | 遠心分離機 | |
JPH0378483A (ja) | 搬送機械の負荷トルク検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990119 |