JPH06296265A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH06296265A
JPH06296265A JP5082932A JP8293293A JPH06296265A JP H06296265 A JPH06296265 A JP H06296265A JP 5082932 A JP5082932 A JP 5082932A JP 8293293 A JP8293293 A JP 8293293A JP H06296265 A JPH06296265 A JP H06296265A
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JP
Japan
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signal
scanning line
vtr
conversion
mode
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Application number
JP5082932A
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English (en)
Inventor
Yasuhei Nakama
泰平 中間
Tomomitsu Azeyanagi
朝光 畔柳
Shigeru Hirahata
茂 平畠
Shinobu Torigoe
忍 鳥越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】MUSE/NTSCコンバータでワイドアスペ
クト画像が記録されたVTRの再生画を、アスペクト比
4:3のディスプレイに映出時にも再生画を正常な画面
で表示できる装置を提供する。 【構成】MUSE/NTSCコンバータのMUSE信号
処理回路と、同再生信号入力手段と、それを所定のフォ
ーマットに変換する手段と、走査線変換回路と、MUS
E/VTR再生入力モード、及び上記各種表示モードに
応じて走査線変換処理法を切り替える手段と、データレ
ートをMUSE系からNTSC系へ変換する時間軸変換
メモリと、NTSC信号処理回路とを備えた。MUSE
/NTSCコンバータとVTRを含むシステムのVTR
再生信号の表示モードを検出する手段、表示モードに応
じて、VTR再生信号をMUSE/NTSCコンバータ
内の走査線変換処理手段へ導き、処理を行う制御手段を
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号の変
換装置に係わり、更に詳しくは、MUSE方式やワイド
アスペクト比の映像信号を通常のワイド/標準アスペク
ト比のNTSC方式の映像信号に変換する映像信号処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイビジョン放送は、MUSE方式で圧
縮されて、衛星波により伝送される。このMUSE方式
の原理、信号処理方式、受信装置の構成等については、
「NHK技術研究誌、第39巻第2号 pp18〜53
”MUSE方式の開発”、(1987)」に記載され
ており、その特徴は、走査線数1125本、画面のアス
ペクト比が16:9となっている。これを受信するに
は、MUSEデコーダ、もしくはもっと簡易にハイビジ
ョンのMUSE信号を現行NTSC信号に変換するMU
SE/NTSCコンバータが必要であり、これらの装置
の開発が進展している。このうち、後者のMUSE信号
をNTSC信号に変換する方式については、「TV学会
誌、VOL.44,NO.6pp705〜712”MU
SE−525本コンバータの開発”、(1990)」に
報告されている。
【0003】このMUSE/NTSCコンバータの信号
処理としては、大きく分けて、MUSE信号処理部、M
USE系からNTSC系へのデータレート変換を行なう
時間軸変換処理部、走査線変換とアスペクト変換処理を
行ない、NTSCフォーマット信号に直すためのNTS
C系信号処理部等から構成される。またアスペクト比1
6:9のMUSE原画像をアスペクト比4:3のNTS
C用ディスプレイに表示する方法としては、1)16:
9画像を水平方向に圧縮し、縦長に表示する。(フルモ
ード) 2)16:9の横長画像をそのまま表示し、画
面上下を空白エリアとする。(ワイドモード) 3)1
6:9画像の左右部分を切捨て、中心部分を抜き出して
拡大表示する。(ズームモード)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記MUSE/NTS
Cコンバータの映像出力をVTR等の記録再生装置に記
録する場合、上記3種類の表示モードが存在することを
考慮する必要がある。この場合問題になるのは、現行の
家庭用VTRでは、ワイドアスペクト画像の記録再生、
及びワイドアスペクトのディスプレイとの接続が考慮さ
れていないため、記録再生する信号のアスペクト比と接
続されたディスプレイのアスペクト比とが異なる場合
に、再生画像が縦長や横長になるという不都合があっ
た。
【0005】また従来技術において、MUSE系112
5本の走査線をNTSC系走査線に変換する場合、ハー
ド構成上の都合から、原画像の垂直方向全情報を欠落な
く表示できなかった。
【0006】本発明の目的は、上記問題点を解決し、ワ
イドアスペクト画像が記録されたVTRの再生画を、例
えばアスペクト比4:3のディスプレイに映出する場合
でも、常に再生画像を正常な表示にして出力する装置を
提供することにある。
【0007】また、上記MUSE系フル表示モードにお
いて、原画像の垂直エリアを、簡単な回路で画像欠けの
ない表示に変換処理する装置を提供することにある。
【0008】さらに、MUSE/NTSCコンバータ出
力映像信号をVTRに記録する場合は、映像情報量の最
も多い上記フル表示モード信号を常に記録できる装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、MUSE/NTSCコンバータにおい
て、MUSE信号処理回路と、VTR再生信号入力手段
と、VTR再生信号を所定のデータフォーマットに変換
する手段と、走査線変換回路と、MUSE/VTR再生
入力モード、及び上記各種表示モードに応じて走査線変
換処理法を切り替える制御手段と、データレートをMU
SE系からNTSC系へ変換する時間軸変換メモリと、
NTSC信号処理回路とを備える。
【0010】また、MUSE/NTSCコンバータとV
TRとをふくむシステムにおいて、VTR再生信号の表
示モードを検出する手段、検出した表示モードに応じ
て、VTR再生信号をMUSE/NTSCコンバータ内
の走査線変換処理手段へ導き、所定の変換処理を行う制
御手段を備える。さらにMUSE/NTSCコンバータ
出力信号のうち、上記フルモード信号のみをVTRへ記
録する制御手段も備える。
【0011】
【作用】上記MUSE信号処理回路はMUSES信号の
入力処理、同期処理を行う。別の入力手段から入力した
VTR再生フルモード信号は、上記フォーマット変換回
路で、所定のデータレートにされ、色復調処理等を施さ
れた後、走査線変換回路にて垂直方向に3/4に圧縮さ
れる。またMUSE信号の場合は、上記フルモードで7
/15、ワイドモードで1/3にそれぞれ垂直方向に圧
縮する。走査線変換したこれらの信号は時間軸変換メモ
リでNTSCデータレートに変換し、NTSC信号処理
回路で所定のNTSCフォーマットにした後、各種ディ
スプレイに映出する。
【0012】また、上記フルモード時の走査線変換処理
は、MUSE系全走査線数1125本の7/15倍、1
125×7/15=525本と、NTSC系全走査線数
に一致する。これによって、該モード時の垂直映像表示
エリアを画面欠けがなく、情報量の最も多いフル表示画
像にできる。
【0013】また、上記VTR再生信号表示モード検出
手段において、上記MUSEフルモード表示信号を検出
した場合、上記同様、走査線変換処理手段により該VT
R再生信号を垂直方向に3/4に圧縮する。以上の動作
により、VTRに記録されたMUSEのワイドアスペク
信号でも通常の4:3ディスプレイに正常に表示でき
る。さらに、上記制御手段により、MUSE信号は常
に、映像情報量の最も多いフルモードに変換してVTR
に記録できるので、アスペクト比の異なる16:9、
4:3の両ディスプレイにも対応できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。
【0015】図1は、本発明の1実施例を示す図であ
る。図1において、1はMUSE信号の入力端子、2は
該MUSE信号をサンプリング周波数16.2MHzのデ
ィジタル信号に変換するA/D変換器、3はMUSE同
期処理回路、4は32.4MHzクロックを生成するクロ
ック生成PLL回路である。同期処理回路3では、該ク
ロック生成PLL回路で再生されたクロック、及び検出
した同期信号を基準にして、後述の信号処理に必要な各
種クロックやタイミング信号を作成する。135、5は
各々VTR再生輝度、色信号の入力端子、6、7はA/
D変換器である。8はA/D変換された色信号を復調し
て、色差信号R−Y,B−Yを出力する色復調回路、9
は該二つの色差信号を1ラインごとには交互に並べ替え
る線順次エンコード回路である。10は走査線変換回路
であり、上述のMUSE信号における各種表示モード、
及びVTR再生信号に応じて制御回路24からの信号に
より、所定の走査線数に変換処理を行う。11、12は
内挿フィルタであり、サブサンプル伝送されているMU
SE信号を内挿処理する。フィルタ11には走査線変換
回路10からの輝度信号が、フィルタ12には色信号を
入力する。13、14はセレクタであり、入力信号モー
ドがMUSEの場合はa点、VTRの場合はb点に接続
し、各々の入力モードに応じてセレクタ13のc点から
は、走査線変換後(あるいは内挿処理後)の輝度信号
を、セレクタ14のc点からは、同じく色差信号を出力
する。該セレクタ13、14の切り換えは、回路24か
らの制御信号で行う。15は時間軸変換メモリであり、
前記セレクタ13、14から入力した信号を通常のNT
SC系データレートに変換する。これには、該入力信号
をMUSE同期処理回路3からのクロックck1で前記
メモリ15に書き込み、後述のNTSC系タイミング信
号発生回路17からのクロックck2で読み出し、後述
のNTSC系出力回路18へ入力する。16はNTSC
系同期クロック生成PLL回路である。該回路16で生
成したクロックをもとに、NTSC系タイミング信号発
生回路17にて、NTSC系信号処理に必要な前記クロ
ックck2や種々の同期、タイミング信号を生成する。
18はNTSC系出力処理回路であり、前記回路17か
らの各種同期タイミング信号をもとに、上記種々の画像
表示モードに応じて、映像信号に所定のブランキングを
付加したり、TCI(TimeCompressed
Integration)線順次伝送されているMUS
E色信号のデコードなどの処理を行う。19はD/A変
換器であり、前記回路18からの輝度、色差信号をD/
A変換する。20はビデオエンコーダであり、前記D/
A変換後の映像信号を輝度(Y)、クロマ(C)信号
に、あるいはコンポジットビデオ信号(CV)に変調す
る。これらの信号はそれぞれ端子21、22、23に出
力する。
【0016】以上説明したように、本発明のMUSE/
NTSCコンバータにおいては入力信号として、MUS
E信号のほかワイドアスペクト比のVTR再生信号を入
力でき、各々所定の走査線数変換処理を行う。次に、図
2に本発明の特徴とする、走査線変換回路10の実施例
を示す。図2において、29はMUSE同期処理回路3
からのMUSE信号Msの入力端子、30はA/D変換
器6からのVTR再生輝度信号Yvの入力端子、48は
エンコーダ9からのVTR再生色差信号Cdvの入力端
子、31、49はセレクタであり、入力がMUSE信号
の場合はa点に、VTR信号の場合はb点に閉じ、c点
より出力する。32、33は1ラインメモリであり、レ
ベル変換器34、35、36、37、38、39、4
0、加算器41、42、43とともに輝度信号の走査線
数変換フィルタ(垂直フィルタ)を構成している。前記
レベル変換器34〜40では、入力信号にたいし、k1
〜k7倍にそれぞれレベル変換し、加算器41、42、
43に入力する。メモリ32、33は例えばMUSEの
1ライン輝度サンプル数に対応し、374段の遅延素子
として働く。該輝度信号垂直フィルタの走査線数変換動
作の概略を図6、図7により説明する。
【0017】図6において、アスペクト比16:9、走
査線数1125本のMUSE信号はMUSE/NTSC
コンバータにおいて、走査線変換回路10でNTSC系
の走査線に変換されるが、この場合画面表示モードによ
り、次の方法がある。一つは、走査線を7/15に減
じ、1125×7/15=525本として現行NTSC
走査線数と一致させ、垂直方向の画面欠けのないフルサ
イズで、4:3画面に縦長で表示する方法(フルモー
ド、16:9画面では正常な表示になる。)もう一つ
は、アスペクト比16:9画面を4:3画面に正常な縦
横比で、かつ映像欠けのないようにワイド表示するため
に、1125×7/15×9/12=1125×7/2
1≒1125×1/3=375本に変換し、上下エリア
をブランキングする方法(ワイドモード)がある。ま
た、入力信号が、上記フルモードのVTR再生信号の場
合は、アスペクト比4:3のディスプレイに前記ワイド
モードで表示できるように、走査線を3/4に圧縮して
図のように表示する。
【0018】従って、走査線変換回路10においては、
上記フルモードで15→7本、ワイドモードで3→1
本、またVTR再生モードで4→3本に、それぞれ変換
する垂直フィルタを構成すれば良い。次に、そのための
走査線変換方法を図7を用いて、先ず輝度信号について
説明する。。フルモードにおいては、図7(1)に示す
ように、到来走査線信号とその1ライン遅延信号を第1
フィールドでは例えば、(1,0)、(7/8,1/8)、(6/8,2/8)、(5
/8,3/8)、(4/8,4/8)、(2/8,6/8)、(1/8,7/8)、(0,1)、(7/
8,1/8)、…のように、レベル変換器34、35の変換係
数(k1,k2)を順次サイクリックに変えて加算し、
現信号15本の走査線を新たな重心の7本の走査線に変
換する。同様に第2フィールドでは変換係数(k1,k
2)を例えば、(4/8,4/8)、(3/8,5/8)、(2/8,6/8)、(1/
8,7/8)、(1,0)、(7/8,1/8)、(6/8,2/8)、(4/8,4/8)、…
のようにサイクリックに変えて加算して作成する。これ
らの変換係数の切り替え制御は制御回路46の働きで行
う。
【0019】ワイドモード輝度信号では図7(2)に示
すように、現行到来走査線信号に、1ライン及び2ライ
ン遅延した信号を、レベル変換器36、37、38にて
変換係数(k3,k4,k4)を(1/4,1/2,1/4)のよう
に変えて順次加算し、3本の走査線から新たな重心の1
本の走査線を作る。該ワイドモードでは第1フィールド
及び第2フィールドとも同様の演算処理となる。また、
VTR再生モード輝度信号の場合でも同様に、先ず第1
フィールドでは到来走査線信号と1ライン遅延信号をレ
ベル変換器39、40で、図7(3)に示すように、変
換係数(k6,k7)を例えば、(1,0)、2/3,1/3)、(1
/3,2/3)、(1,0)…の係数でサイクリックに順次変換し
た後加算し、走査線4本から、新たな重心位置の3本の
走査線を作る。また第2フィールドでは変換係数(k
6,k7)を例えば、(5/6,1/6)、(1/2,1/2)、(1/6,5/
6)、(5/6,1/6)…のように変えて演算処理する。従って
図2の輝度信号用垂直フィルタにおいて、加算器41か
らは上述のフルモード変換信号が、加算器42からは、
ワイドモード信号が、加算器43からはVTR再生信号
の走査線変換信号を出力する。なお上記変換器34〜4
0の変換係数は制御回路46からの制御信号で所定の周
期でサイクリックに変更される。また図2のレベル変換
器39、40の入力信号を2ライン分遅延させているの
は、NTSCフォーマットのVTR再生信号は1ライン
の画素数が通常略748サンプルで、前述したMUSE
方式での374サンプル/1ラインの2倍になっている
ためである。また図2において、44はセレクタで上記
フルモード時はa点、ワイドモード時はb点を介しc点
より、MUSEモード時の走査線変換後の輝度信号Ym
を端子45に出力する。また前記VTR再生モード時の
走査線変換輝度信号Yvは端子89に出力する。
【0020】次に図2において、色差信号の走査線変換
処理部を説明する。47は遅延回路であり、セレクタ3
1からのMUSE信号Msを所定期間遅延させる。これ
はMUSE色信号は輝度信号に対し、4ライン先行して
伝送されるので、輝度信号とタイミングを合わせるため
である。遅延回路47からのMUSE(色)信号はセレ
クタ49により、MUSEモードの場合に後述の色信号
垂直フィルタ回路に導かれる。VTRモードの場合はV
TR再生色差信号Cdvをセレクタ49で選択して、同
様に垂直フィルタ回路に導く。50、51、52、5
3、54、55はラインメモリである。MUSE色信号
は輝度信号に対し1/4に圧縮されて伝送されているの
で、色差信号用のラインメモリとしては輝度信号の場合
の1/4の容量で良い。56、57、58、59、6
0、61、62、63、64、65、66、67、68
はレベル変換器、69、70、71、72、73、74
は加算器である。これらのラインメモリ、レベル変換
器、加算器により色信号用走査線変換フィルタ(垂直フ
ィルタ)を構成している。75、76、77はそれぞ
れ、フルモード、ワイドモード、VTRモードにおける
マルチプレクサであり、前記垂直フィルタにおける加算
器から画素毎に交互に出力される二つの色差信号R−
Y,B−Yを多重して出力する。即ち、マルチプレクサ
75にはフルモード時の走査線変換後の色差信号とし
て、加算器69からR−Y信号を、加算器70からB−
Y信号を入力して多重し、その多重信号をセレクタ78
のa点に導く。マルチプレクサ76にはワイドモード時
の走査線変換後の色差信号として、加算器71からR−
Y信号を、加算器72からB−Y信号を入力して多重
し、その多重信号をセレクタ78のb点に導く。マルチ
プレクサ77にはVTRモード時の走査線変換後の色差
信号として、加算器73からR−Y信号を、加算器74
からB−Y信号を入力して多重し、その多重信号Cdv
を端子90に出力する。
【0021】次に色信号垂直フィルタ部の動作を図8に
より説明する。図8(1)はMUSEフルモード時の走
査線変換処理動作を示す。色差信号においても輝度信号
の場合と同様に走査線を15→7本に変換するので、基
本的には図7(1)に示す方法と同様であるが、MUS
E方式では、色差信号R−Y,B−Yは図のように線順
次で送られてくるので、各々の色差信号は、2ラインご
とにサンプル点を抜取り、フィルタ演算する。従って、
R−Y信号ではレベル変換器56、57の変換係数(k
8,k9)として、例えば(1,0)、(15/16,1/16)、(14/1
6,2/16)、(13/16,3/16)、(11/16,5/16)、(10/16,6/1
6)、(9/16,7/16)、(8/16,8/16)、(7/16,9/16)、(6/16,1
0/16)、(5/16,11/16)、(3/16,13/16)、(2/16,14/16)、
(1/16,15/16)…としてサイクリックに繰り返せば良い。
またB−Y信号ではレベル変換器58、59の変換係数
(k10,k11)として、例えば(8/16,8/16)、(7/16,9/
16)、(6/16,1)、(5/16,11/16)、(3/16,13/16)、(2/16,1
4/16)、(1/16,15/16)、(1,0)、(15/16,1/16)、(14/16,2
/16)、(13/16,3/16)、(11/16,5/16)、(10/16,6/16)、(9
/16,7/16)…としてサイクリックに繰り返せば良い。以
上は第1フィールドの場合であるが、第2フィールドに
おいても詳細説明は省くが、図8(1)に示すように同
様に行えば良い。これらの変換係数制御は制御回路46
の働きで行う。またワイドモード時の走査線変換処理動
作は、図示による詳細説明は省くが、前記フルモードの
場合と同様に、R−Y信号はレベル変換器60、61、
62の変換係数(k12,k13,k14)を、B−Y
信号はレベル変換器63、64の変換係数(k15,k
16)を制御回路46でそれぞれサイクリックに切り替
え制御する。次にVTRモードでの色差信号走査線変換
動作を説明する。VTR再生色差信号も前述のエンコー
ダ9で線順次走査変換しているので、図8(2)に示す
ように前記MUSEフルモードの場合と同様に考えるこ
とができる。即ち、第1フィールドにおいてはR−Y信
号はレベル変換器65、66の変換係数(k17,k1
8)を例えば、(0,1)、(1/3,2/3)、(2/3,1/3)、(1,0)、
(1/3,2/3)、…に、B−Y信号はレベル変換器67、6
8の変換係数(k19,k20)を例えば、(1/2,1/
2)、(5/6,1/6)、(1/6,5/6)、(1/2,1/2)、…にサイクリ
ックに変えて加算器73、74でそれぞれ加算し、走査
線4本を3本に変換する。また第2フィールドでは、R
−Y信号は上記変換係数(k17,k18)を例えば、
(5/12,7/12)、(3/4,1/4)、(1/4,3/4)、(5/12,7/12)、…
に、B−Y信号は上記変換係数(k19,k19)を例
えば、(11/12,1/12)、(1/4,3/4)、(7/12,5/12)、(11/1
2,1/12)、…にサイクリックに変えて加算器73、74
でそれぞれ加算し、走査線4本を3本に変換する。尚こ
れらの係数切替制御は制御回路46で行う。ところでV
TR再生信号の場合、前述したように、1ライン当たり
の画素数がMUSE信号の場合の2倍になっているの
で、レベル変換器65、66あるいは67、68に入力
する2つの色差信号は、線順次であることも考慮して、
4ライン遅延した信号を用いる。
【0022】以上説明した走査線変換回路10の実施例
は、輝度信号と色信号を別々に走査線変換処理した場合
である。図3に走査線変換回路の他の実施例を示す。図
2の実施例と異なる点は、MUSE信号が輝度信号と色
信号を時分割多重して伝送されていることに着目し、M
USE信号の輝度、色信号、VTR再生輝度信号を共通
のラインメモリを用いて変換処理を行う。またVTR再
生色信号の帯域は輝度信号に比べ狭くても良いので、垂
直フィルタ処理でなく、単純に、走査線4本のうちの1
本を間引く回路を別に設ける。次にその実施例の概略を
説明する。図2の実施例と同部品は同記号とする。80
はセレクタであり、VTRモード及びMUSEモードに
おける輝度信号期間にa点に閉じ、MUSEモード色信
号期間にb点に閉じる。81、82、83、84はライ
ンメモリであり、本実施例の場合480画素の遅延メモ
リとして働く。85、86はVTR再生色差信号(R−
Y,B−Y信号)の入力端子である。本実施例の場合
は、VTR再生色入力信号は色信号復調回路8からの色
差信号R−Y,B−Y信号を直接用いる。87は走査線
間引き回路であり、詳細説明は省略するが、前記VTR
再生色差信号走査線を単純に4本から1本に間引き、デ
ータを垂直方向に3/4に圧縮する。88はマルチプレ
クサであり、前記圧縮後の2つのVTR色差信号を多重
し端子90に導く。本実施例における垂直フィルタ部の
構成は前実施例と同様であるので説明は省略する。但
し、垂直フィルタ処理は輝度/色信号期間で時分割処理
するので、各レベル変換器の係数切り替え制御は輝度/
色信号期間に応じて、制御回路130により、適宜切り
替え制御を行う。
【0023】次に本発明の信号処理装置の他の実施例を
図4に示す。本実施例が図1の実施例と異なる点は、図
1ではMUSE信号サブサンプル戻し用の内挿フィルタ
11、12を走査線変換回路10の後に輝度、色信号別
々に配置したが、図4では走査線変換回路10の前に配
置し、輝度、色信号共用の1系統の内挿フィルタ25と
したものである。また走査線変換回路10の後にマルチ
プレクサ26を配し、走査線変換後の輝度、色信号を多
重し、シリアル信号として時間軸変換メモリ15に入力
する。こうすればメモリ15の個数を減らせる。但し信
号多重することでデータレートが倍になり、メモリ15
の所要速度が高過ぎる場合は、FIFOメモリ27を用
いて時間軸を伸長し、所要速度を落しても良い。またV
TR再生色信号は、色復調回路8からの色差信号R−
Y,B−Yを入力する。次に本実施例における走査線変
換回路10の実施例を図5に従って説明する。図2、図
3の実施例と同機能部品は同記号で示す。
【0024】図5において、91、92、93は各々ラ
インメモリである。入力されるMUSE信号は前記内挿
フィルタ25によりサブサンプル戻し処理されているの
で、1ラインあたりのデータ数が前実施例の場合と比べ
2倍になっている。従ってこれらのラインメモリの画素
遅延数は480×2=960画素である。この画素数は
VTR再生信号の1ライン当りの画素数と一致するの
で、1ライン遅延メモリとして共通に使える。94は制
御回路であり、後述のレベル変換器のレベル変換係数の
切り替え制御を行う。95、96、97、98はレベル
変換器であり、それぞれ、ラインメモリで遅延される前
の信号、ラインメモリ91、92、93からの出力信号
を入力する。99は加算器であり、前記レベル変換器9
5、96、97、98からの出力信号を加算し、走査線
変換信号を出力する。そして、それぞれの入力モード
(MUSE,VTR再生信号)、画像表示モード(フル
モード、ワイドモード)、輝度/色信号期間に応じて、
図7、図8に示すように、制御回路94の働きで適宜前
記レベル変換器のレベル変換係数を切り替え制御し、図
6に示す所望の走査線を得るためのフィルタ処理を行
う。100はデマルチプレクサであり、c点に供給され
る走査線変換された信号のうち、輝度信号はa点に、M
USE色信号はb点に分離して出力する。101はマル
チプレクサであり、a点に入力されるデマルチプレクサ
100b点からのMUSE色信号と、後述の変換器10
5からのVTR再生色信号を多重して、c点より出力す
る。以上の構成により、走査線変換後の輝度信号は端子
102に、色差多重色信号は端子103に出力される。
104はマルチプレクサで、入力されるVTR再生色差
信号を多重する。105は該多重色信号の走査線4本を
3本に間引く変換回路であり、基本的には図3の実施例
の走査線間引き回路87と同じで良い。本実施例の走査
線数変換回路の特徴は、前述したように、MUSEモー
ドとVTR再生モードで1ライン当り画素数が同じにな
ることより、両モードでラインメモリを共通に使用で
き、またレベル変換器、加算器も共用化したため、制御
回路94の制御動作は複雑になるが、垂直フィルタの構
成が非常に簡単になる点である。
【0025】次に本発明のその他の実施例を図10に示
す。図10は本発明のMUSE/NTSCコンバ−タを
VTRに内蔵した場合の信号処理装置を示す。なお前実
施例と同機能部品は同記号で示す。図10において、1
05はMUSE信号処理回路、106は走査線変換回
路、107は信号セレクタ、108は制御回路である。
109は出力処理回路、110はテレビモニタ−を示
す。次にVTR処理部の概略構成を示す。まず記録系に
ついては、111は記録信号入力端子、112は信号セ
レクタ、113は記録処理回路、114は記録アンプ、
115はセレクタ、116はビデオヘッド、117は記
録媒体のテープである。次に再生系は、118がプリア
ンプ、119は再生処理回路、123はフルモード記録
信号検出回路である。120は信号セレクタ、121は
再生信号出力端子である。
【0026】次に動作を説明する。入力端子1から入力
されたMUSE信号は、前記MUSE信号処理回路10
5で、A/D変換処理、MUSE同期処理、入力処理等
を行い、セレクタ107のM点に入力する。該セレクタ
107のV点には、後述するが、VTR再生信号をセレ
クタ120のM2点より入力する。セレクタ107は制
御回路108の働きで、MUSEモードのときはM点
に、VTRモードのときはV点に閉じ、C点より走査線
変換回路106にその選択信号を入力する。走査線変換
回路106では前述の実施例で説明したように、MUS
E/VTR各入力モード、画像表示モードに応じて所定
の走査線変換処理を行う。この時の変換処理制御は制御
回路108により行う。走査線変換された映像信号は時
間軸変換メモリ15に書き込まれた後、所定のNTSC
系データレートのクロックで読み出し、出力処理回路1
09に導く。回路109では、前述の実施例でも説明し
たように入力映像信号を所定の画像表示になるようにブ
ランキングを付加し、NTSCフォーマットになおし
て、D/A変換した後、出力信号をテレビモニター11
0とセレクタ112に入力する。次にセレクタ112は
制御回路108により、MUSE信号記録モード時はM
1点に、通常の記録モード時はN点に閉じ、各モードに
応じて記録すべき映像信号を選択し、記録処理回路11
3に入力する。該処理回路113からの信号は記録アン
プ114で所定レベルに増幅した後、記録時にはセレク
タ115のr点を介して、ビデオヘッドに供給されてテ
ープに記録される。
【0027】次に再生モード時の動作を説明する。はビ
デオヘッド116からの再生信号をセレクタ115のp
点を介してプリアンプ118へ入力し、増幅した後再生
処理回路119へ供給する。回路119からの再生映像
信号はセレクタ120に入力するとともにフルモード記
録信号検出回路123へ導く。回路123ではあらかじ
め記録映像信号内に規定のフォーマットで挿入されてい
る画像表示モードのうち、フルモード識別信号を検出
し、制御信号としてセレクタ120に送る。尚、アスペ
クト比の異なる映像信号の識別信号と伝送方法について
は、例えば、日本電子機械工業会から暫定企画案(EI
JA CPX−1204)が出されている。セレクタ1
20では該検出信号をもとに、再生映像信号がフルモー
ド記録の場合はM2点に、それ以外の場合はN点に閉じ
る。従って、フルモード記録信号は前記セレクタ120
よりMUSE/NTSCコンバータ側のセレクタ107
のV点に供給する。以上説明したように、本実施例にお
いては、MUSE/NTSCコンバータ出力映像信号を
記録する装置において、記録信号がフルモード表示画像
の場合、その再生信号を自動的に走査線変換回路で垂直
方向に3/4に圧縮し、4:3ディスプレイでも正常な
表示が可能となる。
【0028】図10の実施例ではVTR記録信号として
フルモード以外の表示モードも存在するが、フルモード
表示信号が情報量が一番多く、再生処理の方法により1
6:9及び4:3両方のディスプレイにも対応でき、画
質上最も優れているという利点がある。従って、実際に
はVTR記録モードとしてフルモードだけで十分であ
る。そこで、本発明のその他の実施例として、図11に
示すのが上記フルモード信号のみをVTR記録する信号
処理装置である。図11は本発明のMUSE/NTSC
コンバータを内蔵したVTR信号処理装置の部分ブロッ
ク図を示す。次に図に従って説明する。前実施例と同機
能部品は同記号とする。126は図10におけるセレク
タ107からの映像信号入力端子、127は制御回路1
08からの制御信号入力端子、122は走査線変換回
路、124は時間軸変換メモリ、125はNTSC出力
処理回路、128は前記制御回路108からの制御信号
入力端子、129はセレクタ112からの信号の出力端
子である。次に動作を説明する。走査線変換回路122
において、MUSE入力での各表示モード(ワイド/フ
ルモード)、VTR再生信号入力に応じて走査線変換処
理を切り替え、その内の1種類を選択して、次の時間軸
変換メモリ15に入力して後段の処理を行うことは前実
施例と同様である。本実施例ではそれと同時に、走査線
変換回路122から常にフルモード信号を出力させ、時
間軸変換メモリ124に入力し、出力処理回路125で
NTSCフォーマットのフルモード映像信号を作成し、
前述のセレクタ112のM1点に供給する。その後の動
作は図9に示した前実施例と同様である。このようにし
て、MUSE入力モードの場合、VTRには常にフルモ
ード表示信号を記録でき、その再生信号は前述のよう
に、アスペクト比の違うディスプレイでも常に最適な画
質で表示再生できる。または本発明はMUSE/NTS
CコンバータとVTRが別々のシステムでも同様に構成
できる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、MUSE/NTSCコ
ンバータ処理機能をもつ映像信号処理装置において、ワ
イドアスペクト画像の記録されたVTR再生信号を通常
の4:3ディスプレイでも正常に表示できる。またMU
SE/NTSCコンバータ出力信号として、画質の劣化
がなく、画面欠けのない垂直フル表示を実現できる。さ
らにVTRにも常に、情報量の最も多いこのフル表示画
像信号を記録できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の構成要素である走査線変換回路の1実
施例図である。
【図3】本発明の構成要素である走査線変換回路の他の
実施例図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図5】本発明の構成要素である走査線変換回路の他の
実施例図である。
【図6】本発明装置の各種画像表示モードの実現法を説
明する図である。
【図7】本発明の構成要素である輝度信号走査線変換回
路の動作を説明する図である。
【図8】本発明の構成要素である色差信号走査線変換回
路の動作を説明する図である。
【図9】本発明の構成要素である色差信号走査線変換回
路の動作を説明する図である。
【図10】本発明の信号処理装置の1実施例図である。
【図11】本発明の信号処理装置の他の実施例図であ
る。
【符号の説明】
3…MUSE同期処理回路、 10、106、122…走査線変換回路、 15…時間軸変換メモリ、 18、109…出力処理回路、 105…MUSE処理回路、 123…モード検出回路、 24、108…制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥越 忍 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハイビジョン信号を受信して、標準テレビ
    ジョン信号の走査線数とアスペクト比に変換し、画面表
    示状態の異なる複数種類の映像信号を選択出力する変換
    装置において、ハイビジョン信号処理回路と、VTR再
    生信号入力手段と、該VTR再生信号を所定のフォーマ
    ットに変換するデータ変換手段と、該データ変換された
    VTR再生信号及び前記ハイビジョン信号処理からの信
    号を入力し、垂直フィルタ処理により走査線を圧縮変換
    する手段と、ハイビジョン/VTR再生両入力モード、
    及び前記複数種類の画面表示モードに応じて、前記走査
    線変換手段における走査線圧縮比を切換える制御手段
    と、該走査線変換後の映像信号を所定のNTSCテレビ
    ジョン信号のフォーマットに変換する信号変換装置を備
    えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1項記載の装置に於いて、上記走査
    線変換手段における走査線数圧縮比を、ハイビジョン信
    号入力モード時の特定の表示モードで7/15倍、また
    VTR再生信号入力モードで3/4倍としたことを特徴
    とする映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1項記載の装置に於いて、上記走査
    線数変換手段として、前記ハイビジョン信号処理回路か
    らのハイビジョン信号と前記データ変換後のVTR再生
    信号を切換え出力する第1のセレクタと、該セレクタ出
    力信号を所定ライン数遅延する手段と、該遅延出力信号
    と前記第1のセレクタの出力信号を切換え出力する第2
    のセレクタと、該第2のセレクタの出力信号を入力する
    カスケード接続した複数個のラインメモリと、各々のラ
    インメモリ出力信号を所定レベルに変換し、加算する手
    段と、前記第1、第2のセレクタ、レベル変換係数を入
    力信号の種類、所定の信号伝送期間、上記複数種類の画
    面表示モードに応じて切換える制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とする映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1、3項記載の装置に於いて、VT
    R再生モードにおけるVTR再生色信号の走査線変換手
    段として、入力信号の走査線を単純な間引き処理によ
    り、所望の走査線数を得ることを特徴とする映像信号処
    理回路。
  5. 【請求項5】ハイビジョン信号を受信して、標準テレビ
    ジョン信号の走査線数とアスペクト比に変換し、画面表
    示状態の異なる複数種類の映像信号を出力する変換装置
    において、ハイビジョン信号のほかに、前記画面表示状
    態を示すモード識別信号の挿入されたVTR再生信号を
    入力する手段と、該VTR再生信号を所定の信号フォー
    マットにデータ変換する手段と、前記ハイビジョン信
    号、VTR再生信号、及び所望の画面表示状態に応じ
    て、走査線圧縮比を切換える走査線変換手段と、前記V
    TR再生信号から前記モード識別信号を検出する手段
    と、該検出信号がある特定のモード識別信号の時にの
    み、VTR再生信号を前記入力手段により入力可能とす
    る制御手段とを備えたことを特徴とする映像信号処理装
    置。
  6. 【請求項6】ハイビジョン信号を受信して、標準テレビ
    ジョン信号の走査線数とアスペクト比に変換し、画面表
    示状態の異なる複数種類の映像信号を出力し、かつVT
    R記録用の信号出力手段、あるいはVTRへの入力手段
    を有する変換装置において、ハイビジョン信号処理回路
    と、垂直フィルタ処理により走査線を圧縮変換する手段
    と、走査線変換後の信号をNTSC信号フォーマットに
    変換する手段と、前記複数種類の画面表示モードに応じ
    て、前記走査線変換手段における走査線圧縮比を切換え
    ると同時に、特定の1つの表示モードに対する走査線変
    換信号を常に作成し、該信号を前記NTSC処理手段で
    所定フォーマット信号に変換して常時出力する手段と、
    該特定モード信号を、上記VTR記録用の信号出力手
    段、あるいはVTRへの入力手段を介して、少なくとも
    VTR記録時にのみVTRへ入力可能とする制御手段と
    を備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
JP5082932A 1993-04-09 1993-04-09 映像信号処理装置 Pending JPH06296265A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0881842A1 (en) * 1997-05-30 1998-12-02 Samsung Electronics Co., Ltd. A device for providing a monitor output signal in a high-definition television

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0881842A1 (en) * 1997-05-30 1998-12-02 Samsung Electronics Co., Ltd. A device for providing a monitor output signal in a high-definition television

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