JPH06295441A - 光学式情報記録装置における試行記録方法 - Google Patents

光学式情報記録装置における試行記録方法

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JPH06295441A
JPH06295441A JP8235793A JP8235793A JPH06295441A JP H06295441 A JPH06295441 A JP H06295441A JP 8235793 A JP8235793 A JP 8235793A JP 8235793 A JP8235793 A JP 8235793A JP H06295441 A JPH06295441 A JP H06295441A
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Nobuhiko Ito
伸彦 伊藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学的情報記録媒体への記録時の光ビームの
書き込み強度の最適値を正確に得られるように試行記録
を行なう。 【構成】 制御回路6の指示によって光学的情報記録媒
体1の複数の試行記録領域内の各セクタに対して同一の
書き込み強度の光ビームで記録を行なわせ、その記録の
再生信号のエラー検出情報を基にして、各試行記録領域
内の各セクタ毎のエラー発生率を検出し、光学的情報記
録媒体1上の各試行記録領域のうち記録再生時の各セク
タのエラー発生率の差の最大値が最も小さい試行記録領
域を選んで試行記録を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスク等の光学
的記録媒体に光ビームを照射することによって各種の情
報を記録する光学式情報記録装置において、記録時の光
ビームの強度の最適値を決定するための試行記録方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク等の光学的記録媒体に
光ビームを照射することによって各種の情報を記録する
光ディスク装置や光ファイリング装置等の光学式情報記
録装置が多用されている。例えば、このような光学式情
報記録装置では、光ディスク等の光学的記録媒体を回転
させるスピンドルモータ、半導体レーザを搭載して光学
的記録媒体の記録面にレーザを照射する光ピックアッ
プ、その光ピックアップをその内部に設けられているシ
ークモータと共同して光学的記録媒体の半径方向に移動
させる粗動モータ等を備えている。
【0003】また、スピンドルモータの回転制御を行な
う回転制御系、粗動モータの駆動制御を行なう粗動モー
タ制御系、光ピックアップの制御を行なうピックアップ
制御系、光ピックアップによって読み取った情報の信号
及び光学的記録媒体の記録面に書き込む情報の信号を送
受する信号処理系、及び上記制御系及び処理系の制御を
行なうドライブコントローラ等も備えている。
【0004】そして、光学的記録媒体をスピンドルモー
タによって回転させながら光ピックアップをその光学的
記録媒体の半径方向に移動させ、光ピックアップからレ
ーザビームを光学的記録媒体の記録面上に照射させて情
報の記録又は再生を行なうのである。
【0005】従来、光ディスク等の光学的情報記録媒体
に光ビームを照射して情報を記録する光学式情報記録装
置において、予めその光学的情報記録媒体上の所定領域
である試行記録領域に光ビームの強度を変化させながら
試行記録を行ない、その記録を再生して、その特性から
情報記録時の光ビームの強度の最適値を決定するものが
あった。
【0006】例えば、特開昭61−165825号公報
に見られるように、光ディスク等の光学的情報記録媒体
上の所定位置に光ビーム書き込み強度を何通りかに変化
させて所定のデータを書き込み、その書き込まれたデー
タを読み出して書き込み前のデータと比較し、各光ビー
ム書き込み強度についてのエラー発生率を求める。
【0007】その後、その求められたエラー発生率が最
小となる光ビーム書き込み強度を、記録媒体の所定位置
におけるデータ書き込みの際の最適な光ビーム書き込み
強度として記録し、その記録された光ビーム書き込み強
度で記録を行なう光学的情報記録方法があった。
【0008】このような光学的情報記録方法により、光
学式情報記録装置において、個々の光学的情報記録媒体
の光感度に応じて最適な書き込み強度の光ビームで情報
の記録を行なうことが可能となり、記録再生時のエラー
発生率を低くし、信頼性のより高いものにすることがで
きる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の光学的情報記録方法では、光学的情報記
録媒体の試行記録領域の特性(エラー発生率,信号振
幅)が全領域にわたって均一でなければ記録時の光ビー
ムの書き込み強度の最適値を正確に得ることができない
という問題があった。
【0010】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、光学的情報記録媒体への記録時の光ビームの書
き込み強度の最適値が常に正確に得られるように上述し
た試行記録を行なえるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した光
学式情報記録装置における記録時の光ビームの強度の最
適値を決定するための試行記録方法において、上記の目
的を達成するため、光学的情報記録媒体上に設けたそれ
ぞれ複数のセクタより成る複数の試行記録領域内の各セ
クタに、光ビームの強度を一定にして記録を行ない、そ
の記録を再生して記録再生時のエラー発生率を検出し、
上記複数の試行記録領域のうち各セクタのエラー発生率
の差の最大値が所定値よりも小さい試行記録領域を選ん
で試行記録を行なうことを特徴とする。
【0012】また、光学的情報記録媒体上に設けた複数
のセクタより成る試行記録領域内の各セクタに、光ビー
ムの強度を一定にして記録を行ない、その記録を再生し
て記録再生時のエラー発生率を検出し、上記複数のセク
タから所定数のセクタの組み合わせをエラー発生率の差
の最大値が最も小さくなるように選んで、その所定数の
セクタに対してのみ試行記録を行なうようにしてもよ
い。
【0013】あるいは、光学的情報記録媒体上に設けた
それぞれ複数のセクタより成る複数の試行記録領域内の
各セクタに、光ビームの強度を一定にして記録を行な
い、その記録を再生して記録再生時の信号振幅を検出
し、上記複数の試行記録領域のうち各セクタの信号振幅
の差の最大値が所定値よりも小さい試行記録領域を選ん
で試行記録を行なうようにしてもよい。
【0014】また、光学的情報記録媒体上に設けた複数
のセクタより成る試行記録領域内の各セクタに、光ビー
ムの強度を一定にして記録を行ない、その記録を再生し
て記録再生時の信号振幅を検出し、上記複数のセクタか
ら所定数のセクタの組み合わせを信号振幅値の差の最大
値が最も小さくなるように選んで、その所定数のセクタ
に対してのみ試行記録を行なうようにしてもよい。
【0015】
【作用】この発明による試行記録方法は、光学的情報記
録媒体上に設けたそれぞれ複数のセクタより成る複数の
試行記録領域内の各セクタに光ビームの強度を一定にし
て記録を行ない、その記録再生時のエラー発生率を検出
し、各セクタのエラー発生率の差の最大値が所定値より
も小さい試行記録領域を選んで試行記録を行なうので、
試行記録再生時のエラー発生率の変化が小さくなり、記
録時の光ビームの書き込み強度を正しく得ることができ
る。
【0016】また、光学的情報記録媒体上に設けた複数
のセクタより成る試行記録領域内の各セクタに光ビーム
の強度を一定にして記録を行ない、その記録を再生して
記録再生時のエラー発生率を検出し、各セクタから所定
数のセクタの組み合わせをエラー発生率の差の最大値が
最も小さくなるように選んで、その所定数のセクタに対
してのみ試行記録を行なうようにすれば、試行記録再生
時のエラー発生率の変化が小さくなり、記録時の光ビー
ムの書き込み強度を正しく得ることができる。
【0017】あるいは、光学的情報記録媒体上に設けた
それぞれ複数のセクタより成る複数の試行記録領域内の
各セクタに光ビームの強度を一定にして記録を行ない、
その記録再生時の信号振幅を検出し、各セクタの信号振
幅の差の最大値が所定値よりも小さい試行記録領域を選
んで試行記録を行なうようにすれば、試行記録再生時の
再生信号振幅の変化が小さくなり、記録時の光ビームの
書き込み強度を正しく得ることができる。
【0018】また、光学的情報記録媒体上に設けた複数
のセクタより成る試行記録領域内の各セクタに、光ビー
ムの強度を一定にして記録を行ない、その記録を再生し
て記録再生時の信号振幅を検出し、各セクタから所定数
のセクタの組み合わせを信号振幅値の差の最大値が最も
小さくなるように選んで、その所定数のセクタに対して
のみ試行記録を行なうようにすれば、試行記録再生時の
再生信号振幅の変化が小さくなり、記録時の光ビームの
書き込み強度を正しく得ることができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明による第1,第2の試
行記録方法を実施する光学式情報記録装置の制御系の構
成を示す図である。この制御系は、光ピックアップ2,
再生回路3,アドレス検出回路4,エラー検出回路5,
制御回路6,及び光ピックアップ駆動回路7からなり、
制御回路6はCPU,ROM,及びRAM等からなるマ
イクロコンピュータを備えている。
【0020】そして、この光学式情報記録装置の制御系
によって、光ディスク等の光学的情報記録媒体1に対し
て光ビームLを照射して情報の書き込み及び再生を行な
うと共に、その制御回路6による制御処理によってこの
発明による第1の試行記録方法を行なう。
【0021】その光ピックアップ2は、光ピックアップ
駆動回路7から出力される光ビーム駆動信号に応じた強
度の光ビームLを光学的情報記録媒体1に照射して情報
の記録及び再生を行なう。再生回路3は光ピックアップ
2から出力される検出信号を再生信号に変換する。アド
レス検出回路4は再生回路3から出力される再生信号を
基にしたアドレス情報を出力する。エラー検出回路5は
再生回路3から出力される再生信号のエラーを検出して
そのエラー検出情報を出力する。
【0022】制御回路6はアドレス検出回路4から出力
されるアドレス情報とエラー検出回路5から出力される
エラー検出情報を基にして、情報記録及び再生時の光ビ
ーム強度設定信号を出力し、第1の試行記録方法の処理
を実行する。光ピックアップ駆動回路7は制御回路6か
ら出力される光ビーム強度設定信号に応じた光ビーム駆
動信号を光ピックアップ2に出力する。
【0023】表1はその光学式情報記録装置に用いる光
学的情報記録媒体1の試行記録領域のフォーマットの一
例を示す表である。その光学的情報記録媒体1の所定領
域である試行記録領域は、複数のトラックN,N+1,
……からなり、各トラックは24の小領域であるセクタ
に細分割されている。例えば、表1に示すトラック番号
Nの試行記録領域は、24個のセクタa〜yに分割され
ている。そして、記録時の光ビームの書き込み強度を決
定するための試行記録時には、各セクタにそれぞれ異な
る光ビームの書き込み強度で記録が行なわれる。
【0024】次に、この光学式情報記録装置におけるこ
の発明による第1の試行記録方法の処理について説明す
る。まず、制御回路6は試行記録に先行して、光ピック
アップ駆動回路7へ光ディスク等の光学的情報記録媒体
1の各試行記録領域内の各セクタに対して同一の書き込
み強度の光ビームで記録を行なうための光ビーム強度設
定信号を出力する。光ピックアップ駆動回路7はその光
ビーム強度設定信号に応じた光ビーム駆動信号を光ピッ
クアップ2へ出力する。
【0025】光ピックアップ2は、その光ビーム駆動信
号によって同一の書き込み強度による光ビームを光学的
情報記録媒体1の各試行記録領域内の各セクタへ照射
し、その反射光を検出し、その検出信号を再生回路3へ
出力する。再生回路3はその検出信号を再生信号に変換
してアドレス検出回路4及びエラー検出回路5へそれぞ
れ出力する。アドレス検出回路4はその再生信号を基に
したアドレス情報を制御回路6へ出力する。
【0026】一方、エラー検出回路5はその再生信号の
エラーを検出し、そのエラー検出情報を制御回路6へ出
力する。制御回路6はアドレス検出回路4からのアドレ
ス情報によって光学的情報記録媒体1の各試行記録領域
の個々のセクタの判別をすると共に、その各セクタ毎の
エラー発生率を検出する。このようにして、制御回路6
は記録再生を繰り返して行ない、記録再生時の各試行記
録領域の各セクタ毎のエラー発生率を検出する。
【0027】その後、制御回路6は各試行記録領域の各
セクタ毎のエラー発生率が所定の範囲内に納まっている
か否かを確認して、エラー発生率が所定の範囲内に納ま
っていない場合は、別の試行記録領域に対して同様の処
理を行ない、各セクタ毎のエラー発生率が所定の範囲内
に納まっている試行記録領域を探し出し、その探し出し
た試行記録領域に対して試行記録を行なう。つまり、光
学的情報記録媒体上の複数の試行記録領域のなかから各
セクタのエラー発生率の差の最大値が所定値よりも小さ
い試行記録領域を選んで試行記録を行なう。
【0028】このようにして、この第1の試行記録方法
による処理によれば、各セクタにおける記録再生時のエ
ラー発生率が所定の範囲内に納まっている試行記録領域
を探し出し、その探し出した試行記録領域に対して試行
記録を行なうので、各セクタの試行記録再生時のエラー
発生率がその差が大きいために変化してしまうようなこ
とがなくなり、試行記録時の光ビームの強度とエラー発
生率との関係を正しく得ることができる。したがって、
試行記録による光ディスク等の光学的情報記録媒体の光
感度に応じた最適な光ビームの書き込み強度を決定する
ことができる。
【0029】次に、この発明による第2の試行記録方法
の一例として上述した第1の試行記録方法の処理によっ
て選ばれた試行記録領域の複数のセクタから所定数のセ
クタを選んで試行記録を行なう場合の処理について説明
する。この処理では、上述した処理によって選んだ試行
記録領域の複数のセクタから所定数のセクタの組み合わ
せをエラー発生率の差の最大値が最も小さくなるように
選んで、その所定数のセクタに対してのみ試行記録を行
なう。
【0030】図2は図1の制御回路6における試行記録
領域内から試行記録を行なうための所定数のセクタの組
み合わせを選ぶ処理動作を示すフローチャートである。
まず、セクタをエラー発生率で層別したテーブルを作成
して、そのテーブルから所定数のセクタを抽出し、その
抽出された各セクタのエラー発生率の差の最大値を計算
する。
【0031】その後、全てのセクタの組み合わせについ
てエラー発生率の差の最大値を計算する処理を終了した
か否かを判断し、終了していなければテーブルから所定
数のセクタを抽出する処理に戻って残りの各セクタのエ
ラー発生率の差の最大値を計算し、全てのセクタの組み
合わせについてエラー発生率の差の最大値を計算した
ら、そのなかからエラー発生率の差の最大値が最も小さ
いセクタの組み合わせを選択してこの処理を終了する。
【0032】つまり、この処理では、試行記録領域内の
各セクタを記録再生時のエラー発生率で層別し、さらに
各セクタのエラー発生率の数値の若い順に所定数のセク
タを組み合わせる。そして、その各セクタの組み合わせ
毎にエラー発生率の差の最大値を求め、その最大値が最
も小さいセクタの組み合わせを選択して、その組み合わ
せのセクタに対してのみ試行記録を行なう。
【0033】次に、さらにこの光学式情報記録装置にお
ける第1,第2の試行記録方法による具体的な処理例に
ついて説明する。表2は記録再生時のエラー発生率でセ
クタを層別したテーブルにおけるデータ格納例を示す表
である。また、表3は表2のある試行記録領域から選ん
で組み合わせた4セクタ毎のエラー発生率の差の最大値
の一覧表である。
【0034】表2に示すように、このテーブルにはある
試行記録領域のセクタa〜lがエラー発生率0〜5によ
る6層に層別されて格納されており、まず、このテーブ
ルを基にして、ここでは、エラー発生率の若い数値の順
に抽出した4セクタの組み合わせのグループに分ける。
【0035】つまり、セクタ組み合わせナンバ1〜9の
「g,a,e,f」「a,e,f,b」「e,f,b,
c」「f,b,c,h」「b,c,h,j」「c,h,
j,d」「h,j,d,k」「j,d,k,i」「d,
k,i,l」の9つのグループに分ける。
【0036】その後、その各グループ毎にエラー発生率
の差の最大値を求める。つまり、表3に示すように、各
グループのエラー発生率の差の最大値は以下のようにな
る。 (イ)セクタグループナンバ1の最大値=1−0=1 (ロ)セクタグループナンバ2の最大値=2−1=1 (ハ)セクタグループナンバ3の最大値=2−1=1 (ニ)セクタグループナンバ4の最大値=2−1=1 (ホ)セクタグループナンバ5の最大値=2−2=0 (ヘ)セクタグループナンバ6の最大値=3−2=1 (ト)セクタグループナンバ7の最大値=3−2=1 (チ)セクタグループナンバ8の最大値=4−2=2 (リ)セクタグループナンバ9の最大値=5−3=2
【0037】そして、その最大値が最も小さいグループ
のセクタの組み合わせを選択して、その各セクタに対し
てのみ試行記録を行なう。つまり、この場合はセクタグ
ループナンバ5の記録再生時のエラー発生率の最大値が
最も小さい値なので、セクタb,c,h,jを選択し、
その各セクタに対してのみ試行記録を行なう。
【0038】このようにして、光学的情報記録媒体上の
複数の試行記録領域から各セクタのエラー発生率の差の
最大値が所定値よりも小さい試行記録領域を選び、さら
にその試行記録領域内の各セクタから所定数のセクタの
組み合わせをエラー発生率の差の最大値が最も小さくな
るように選んで、その所定数のセクタに対してのみ試行
記録を行なうようにすれば、記録再生時のエラー発生率
の変化がより小さくなり、試行記録時の光ビームの強度
とエラー発生率との関係をより正しく得ることができ、
記録時の光ビームの書き込み強度を高い精度で決定する
ことができる。
【0039】なお、上述した第2の試行記録方法に限ら
ず、光学的情報記録媒体1上の試行記録領域内の複数の
セクタのなかから試行記録用の所定数のセクタを選択す
るようにしてもよい。つまり、光学的情報記録媒体1上
に設けた複数のセクタより成る試行記録領域内の各セク
タに光ビームの強度を一定にして記録を行ない、その記
録再生時のエラー発生率を検出し、その各セクタから所
定数のセクタの組み合わせをエラー発生率の差の最大値
が最も小さくなるように選んで、その所定数のセクタに
対してのみ試行記録を行なうようにしてもよい。
【0040】このようにして、第2の試行記録方法によ
る処理によれば、各セクタにおける記録再生時のエラー
発生率が所定の範囲内に納まっている試行記録領域を探
し出し、その探し出した試行記録領域に対して試行記録
を行なうので、各セクタの試行記録再生時のエラー発生
率がその差が大きいために変化してしまうようなことが
なくなる。したがって、試行記録時の光ビームの強度と
エラー発生率との関係を正しく得ることができ、試行記
録による光ディスク等の光学的情報記録媒体の光感度に
応じた最適な光ビームの書き込み強度を決定することが
できる。
【0041】次にこの発明の他の実施例について説明す
る。図3はこの発明による第3,第4の試行記録方法を
実施する光学式情報記録装置の制御系の構成を示す図で
あり、図1と共通する部分には同一符号を付している。
この制御系は、光ピックアップ2,再生回路3,アドレ
ス検出回路4,振幅検出回路8,制御回路9,及び光ピ
ックアップ駆動回路7からなり、制御回路9はマイクロ
コンピュータを備えている。
【0042】そして、この光学式情報記録装置の制御系
によって、光ディスク等の光学的情報記録媒体1に対し
て光ビームLを照射して情報の書き込み及び再生を行な
うと共に、この発明による第2の試行記録方法を行な
う。
【0043】その光ピックアップ2は、光ピックアップ
駆動回路6から出力される光ビーム駆動信号に応じた強
度の光ビームLを光学的情報記録媒体1に照射して情報
の記録及び再生を行なう。再生回路3は光ピックアップ
2から出力される検出信号を再生信号に変換する。アド
レス検出回路4は再生回路3から出力される再生信号を
基にしたアドレス情報を出力する。振幅検出回路8は再
生回路3から出力される再生信号の信号振幅を検出して
その振幅情報を出力する。
【0044】制御回路9はアドレス検出回路4から出力
されるアドレス情報と振幅検出回路8から出力される振
幅情報を基にして、情報記録及び再生時の光ビーム強度
設定信号を出力し、第2の試行記録方法を実行する。光
ピックアップ駆動回路7は制御回路9から出力される光
ビーム強度設定信号に応じた光ビーム駆動信号を光ピッ
クアップ2に出力する。
【0045】次に、この光学式情報記録装置におけるこ
の発明による第3の試行記録方法の処理について説明す
る。まず、制御回路9は試行記録に先行して、光ディス
ク等の光学的情報記録媒体1の各試行記録領域内の各セ
クタに対して同一の書き込み強度の光ビームで記録を行
なうための光ビーム強度設定信号を光ピックアップ駆動
回路7へ出力する。光ピックアップ駆動回路7はその光
ビーム強度設定信号に応じた光ビーム駆動信号を光ピッ
クアップ2へ出力する。
【0046】光ピックアップ2は、その光ビーム駆動信
号によって同一の書き込み強度による光ビームを光学的
情報記録媒体1の各試行記録領域内の各セクタへ照射
し、その反射光を検出し、その検出信号を再生回路3へ
出力する。再生回路3はその検出信号を再生信号に変換
してアドレス検出回路4及び振幅検出回路8へそれぞれ
出力する。アドレス検出回路4はその再生信号を基にし
たアドレス情報を制御回路9へ出力する。
【0047】一方、振幅検出回路8はその再生信号の信
号振幅を検出し、その振幅情報を制御回路9へ出力す
る。制御回路9はアドレス検出回路4からのアドレス情
報によって光学的情報記録媒体1の各試行記録領域の個
々のセクタの判別をすると共に、その各セクタ毎の信号
振幅値を検出する。このようにして、制御回路9は記録
再生を繰り返して行ない、記録再生時の各試行記録領域
の各セクタ毎の信号振幅値を検出する。
【0048】その後、制御回路9は各試行記録領域の各
セクタ毎の信号振幅値が所定の範囲内に納まっているか
否かを確認して、信号振幅値が所定の範囲内に納まって
いない場合は、別の試行記録領域に対して同様の処理を
行ない、各セクタ毎の信号振幅値が所定の範囲内に納ま
っている試行記録領域を探し出し、その試行記録領域に
対して試行記録を行なう。つまり、複数の試行記録領域
のうち各セクタの信号振幅値の差の最大値が所定値より
も小さい試行記録領域を選んで試行記録を行なう。
【0049】このようにして、第3の試行記録方法によ
る処理によれば、各セクタにおける記録再生時の信号振
幅値が所定の範囲内に納まっている試行記録領域を探し
出し、その探し出した試行記録領域に対して試行記録を
行なうので、各セクタの試行記録再生時の信号振幅値が
その差が大きいために変化してしまうようなことがなく
なる。したがって、試行記録時の光ビーム強度と再生信
号振幅との関係を正しく得ることができ、試行記録によ
る光ディスク等の光学的情報記録媒体の光感度に応じた
最適な光ビームの書き込み強度を決定することができ
る。
【0050】次に、この発明による第4の試行記録方法
の一例として上述した第3の試行記録方法の処理によっ
て選ばれた試行記録領域の複数のセクタから所定数のセ
クタを選んで試行記録を行なう場合の処理について説明
する。この処理では、上述した処理によって選ばれた試
行記録領域の複数のセクタから所定数のセクタの組み合
わせを記録再生時の信号振幅値の差の最大値が最も小さ
くなるように選んで、その所定数のセクタに対してのみ
試行記録を行なう。
【0051】図4は図3の制御回路9における試行記録
領域内から試行記録を行なうための所定数のセクタの組
み合わせを選ぶ処理動作を示すフローチャートである。
まず、各セクタを記録再生時の信号振幅値で層別したテ
ーブルを作成して、そのテーブルから所定数のセクタを
抽出し、その抽出された各セクタの信号振幅値の差の最
大値を計算する。
【0052】その後、全てのセクタの組み合わせについ
て記録再生時の信号振幅値の差の最大値を計算する処理
を終了したか否かを判断し、終了していなければテーブ
ルから所定数のセクタを抽出する処理に戻って残りの各
セクタの信号振幅値の差の最大値を計算し、全てのセク
タの組み合わせについて信号振幅値の差の最大値を計算
したら、そのなかから信号振幅値の差の最大値が最も小
さいセクタの組み合わせを選択してこの処理を終了す
る。
【0053】つまり、この処理では、試行記録領域内の
各セクタを記録再生時の信号振幅値で層別し、さらに各
セクタの記録再生時の信号振幅値の若い数値の順に所定
数のセクタを組み合わせる。そして、その各セクタの組
み合わせ毎に信号振幅値の差の最大値を求め、その最大
値が最も小さいセクタの組み合わせを選択して、その組
み合わせのセクタに対してのみ試行記録を行なう。
【0054】次に、さらにこの光学式情報記録装置にお
ける第4の試行記録方法による具体的な処理例について
説明する。表4は記録再生時の信号振幅値でセクタを層
別したテーブルにおけるデータ格納例を示す表である。
また、表5は表4のある試行記録領域から選んで組み合
わせた4セクタ毎の記録再生時の信号振幅値の差の最大
値の一覧表である。
【0055】表4に示すように、このテーブルにはある
試行記録領域のセクタa〜lが各再生記録時の信号振幅
値(再生振幅値)“80”“90”“100”“11
0”“120”“130”による6層に層別されて格納
されており、このテーブルを基にして、ここでは、再生
記録時の信号振幅値の若い数値の順に抽出した4セクタ
の組み合わせのグループに分ける。
【0056】つまり、セクタグループナンバ1〜9の
「g,a,e,f」「a,e,f,b」「e,f,b,
c」「f,b,c,h」「b,c,h,j」「c,h,
j,d」「h,j,d,k」「j,d,k,i」「d,
k,i,l」の9つのグループに分ける。
【0057】その後、その各セクタのグループ毎に記録
再生時の信号振幅値の差の最大値を求める。つまり、表
5に示すように、各セクタのグループにおける信号振幅
値の差の最大値は以下のようになる。 (イ)セクタグループナンバ1の最大値= 90− 8
0=10 (ロ)セクタグループナンバ2の最大値=100− 9
0=10 (ハ)セクタグループナンバ3の最大値=100− 9
0=10 (ニ)セクタグループナンバ4の最大値=100− 9
0=10 (ホ)セクタグループナンバ5の最大値=100−10
0= 0 (ヘ)セクタグループナンバ6の最大値=110−10
0=10 (ト)セクタグループナンバ7の最大値=110−10
0=10 (チ)セクタグループナンバ8の最大値=120−10
0=20 (リ)セクタグループナンバ9の最大値=130−11
0=20
【0058】そして、その最大値が最も小さいグループ
のセクタの組み合わせを選択して、その各セクタに対し
てのみ試行記録を行なう。つまり、この場合はセクタグ
ループナンバ5の記録再生時の信号振幅値の差の最大値
が最も小さい値なので、セクタb,c,h,jを選択
し、この各セクタに対して試行記録を行なう。
【0059】このようにして、光学的情報記録媒体上の
複数の試行記録領域から各セクタの記録再生時の信号振
幅値の差の最大値が所定値よりも小さい試行記録領域を
選び、さらにその試行記録領域内の各セクタから所定数
のセクタの組み合わせを信号振幅値の差の最大値が最も
小さくなるように選んで、その所定数のセクタに対して
のみ試行記録を行なうようにすれば、記録再生時の信号
振幅値の変化がより小さくなり、試行記録時の光ビーム
の強度と再生信号振幅との関係をより正しく得ることが
でき、記録時の光ビームの書き込み強度を高い精度で決
定することができる。
【0060】なお、上述した第4の試行記録方法に限ら
ず、光学的情報記録媒体1上の試行記録領域内の複数の
セクタのなかから試行記録用の所定数のセクタを選択す
るようにしてもよい。つまり、光学的情報記録媒体1上
に設けたそれぞれ複数のセクタより成る試行記録領域内
の各セクタに光ビームの強度を一定にして記録を行な
い、その記録再生時の信号振幅値を検出し、その各セク
タから所定数のセクタの組み合わせを信号振幅値の差の
最大値が最も小さくなるように選んで、その所定数のセ
クタに対してのみ試行記録を行なうようにしてもよい。
【0061】このようにして、第4の試行記録方法によ
る処理によれば、各セクタにおける記録再生時の信号振
幅値が所定の範囲内に納まっている試行記録領域を探し
出し、その探し出した試行記録領域に対して試行記録を
行なうので、各セクタの試行記録再生時の信号振幅値が
その差が大きいために変化してしまうようなことがなく
なる。したがって、試行記録時の光ビームの強度と再生
信号振幅との関係を正しく得ることができ、試行記録に
よる光ディスク等の光学的情報記録媒体の光感度に応じ
た最適な光ビームの書き込み強度を決定することができ
る。
【0062】
【表1】
【0063】
【表2】
【0064】
【表3】
【0065】
【表4】
【0066】
【表5】
【0067】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る光学式情報記録装置における試行記録方法によれば、
試行記録再生時のエラー発生率あるいは再生信号振幅の
変化を小さくして、試行記録時の光ビームの強度とエラ
ー発生率又は再生信号振幅との関係を正しく得ることが
できる。
【0068】それによって、情報記録媒体の光感度に応
じた最適な(エラー発生率が最も小さいかあるいは再生
信号振幅が最も大きい)記録時の光ビーム強度を決定す
ることができる。したがって、光学式情報記録装置にお
いて信頼性の高い光学式情報記録を行なうことが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による第1,第2の試行記録方法を実
施する光学式情報記録装置の制御系の構成を示す図であ
る。
【図2】図1の制御回路6における試行記録を行なうた
めの所定数のセクタを選ぶ処理動作を示すフローチャー
トである。
【図3】この発明による第3,第4の試行記録方法を実
施する光学式情報記録装置の制御系の構成を示す図であ
る。
【図4】図3の制御回路9における試行記録を行なうた
めの所定数のセクタを選ぶ処理動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 光学的情報記録媒体 2 光ピックアップ 3 再生回路 4 アドレス検出回
路 5 エラー検出回路 6,9 制御回路 7 光ピックアップ駆動回路 8 振幅検出回路 L 光ビーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的情報記録媒体に光ビームを照射し
    て情報を記録する光学式情報記録装置において、予め前
    記光学的情報記録媒体上の試行記録領域に光ビームの強
    度を変化させながら試行記録を行ない、その記録を再生
    して、その特性から記録時の光ビームの強度の最適値を
    決定するための試行記録方法において、前記光学的情報
    記録媒体上に設けたそれぞれ複数のセクタより成る複数
    の試行記録領域内の各セクタに、光ビームの強度を一定
    にして記録を行ない、その記録を再生して記録再生時の
    エラー発生率を検出し、前記複数の試行記録領域のうち
    各セクタのエラー発生率の差の最大値が所定値よりも小
    さい試行記録領域を選んで前記試行記録を行なうことを
    特徴とする試行記録方法。
  2. 【請求項2】 光学的情報記録媒体に光ビームを照射し
    て情報を記録する光学式情報記録装置において、予め前
    記光学的情報記録媒体上の試行記録領域に光ビームの強
    度を変化させながら試行記録を行ない、その記録を再生
    して、その特性から記録時の光ビームの強度の最適値を
    決定するための試行記録方法において、前記光学的情報
    記録媒体上に設けた複数のセクタより成る試行記録領域
    内の各セクタに、光ビームの強度を一定にして記録を行
    ない、その記録を再生して記録再生時のエラー発生率を
    検出し、前記複数のセクタから所定数のセクタの組み合
    わせを前記エラー発生率の差の最大値が最も小さくなる
    ように選んで、該所定数のセクタに対してのみ前記試行
    記録を行なうことを特徴とする試行記録方法。
  3. 【請求項3】 光学的情報記録媒体に光ビームを照射し
    て情報を記録する光学式情報記録装置において、予め前
    記光学的情報記録媒体上の試行記録領域に光ビームの強
    度を変化させながら試行記録を行ない、その記録を再生
    して、その特性から記録時の光ビームの強度の最適値を
    決定するための試行記録方法において、前記光学的情報
    記録媒体上に設けたそれぞれ複数のセクタより成る複数
    の試行記録領域内の各セクタに、光ビームの強度を一定
    にして記録を行ない、その記録を再生して記録再生時の
    信号振幅を検出し、前記複数の試行記録領域のうち各セ
    クタの信号振幅の差の最大値が所定値よりも小さい試行
    記録領域を選んで前記試行記録を行なうことを特徴とす
    る試行記録方法。
  4. 【請求項4】 光学的情報記録媒体に光ビームを照射し
    て情報を記録する光学式情報記録装置において、予め前
    記光学的情報記録媒体上の試行記録領域に光ビームの強
    度を変化させながら試行記録を行ない、その記録を再生
    して、その特性から記録時の光ビームの強度の最適値を
    決定するための試行記録方法において、前記光学的情報
    記録媒体上に設けた複数のセクタより成る試行記録領域
    内の各セクタに、光ビームの強度を一定にして記録を行
    ない、その記録を再生して記録再生時の信号振幅を検出
    し、前記複数のセクタから所定数のセクタの組み合わせ
    を前記信号振幅値の差の最大値が最も小さくなるように
    選んで、該所定数のセクタに対してのみ前記試行記録を
    行なうことを特徴とする試行記録方法。
JP8235793A 1993-04-09 1993-04-09 光学式情報記録装置における試行記録方法 Pending JPH06295441A (ja)

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