JPH06295010A - 表面潜像型ハロゲン化銀写真乳剤 - Google Patents

表面潜像型ハロゲン化銀写真乳剤

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JPH06295010A
JPH06295010A JP10371993A JP10371993A JPH06295010A JP H06295010 A JPH06295010 A JP H06295010A JP 10371993 A JP10371993 A JP 10371993A JP 10371993 A JP10371993 A JP 10371993A JP H06295010 A JPH06295010 A JP H06295010A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低照度長時間露光時や分光増感時の感度が改
良されたハロゲン化銀写真乳剤の提供。 【構成】 テルル化銀生成速度定数が1×10-7min
-1から1×10-1min-1までのテルル化合物を用いて
ハロゲン化銀粒子中にテルルイオンをドープした表面潜
像型ハロゲン化銀写真乳剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲン化銀写真乳剤
に関し、特に、テルル化銀の生成に適切なテルル化合物
を用いて、テルルイオンをハロゲン化銀粒子中にドープ
することにより、感度とりわけ低照度長時間露光時や分
光増感時の感度などが改良された表面潜像型ハロゲン化
銀乳剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハロゲン化銀写真感光材料におけ
る高感度、優れた粒状性、階調や高い鮮鋭度、更に現像
進行等を早めた迅速処理等々への要望はますます強くな
っている。
【0003】通常、ハロゲン化銀写真乳剤は、増感色素
を用い、ハロゲン化銀自体は吸収をもたない緑、赤、赤
外といった波長域まで写真感度をもつように分光増感さ
れており、また、所望の感度、階調等を得るために、カ
ルコゲン増感(硫黄増感、セレン増感、テルル増感)、
金などの貴金属増感、還元増感およびそれらの組合せに
よるいわゆる化学増感を施こされている。
【0004】また、これらとは別にハロゲン化銀粒子内
部に銀イオンやハロゲンイオンと異なるイオンをドープ
させて粒子表面の写真感度を改善する努力がいままでに
なされてきている。
【0005】中でも、特に、異種のアニオン、具体的に
はイオウ、セレンやテルルといった硫黄族(VIB族、カ
ルコゲンとも呼ぶ)原子のイオンをハロゲン化銀粒子内
にドープする技術が幾つか知られている。例えば、米国
特許第3,772,031号には、硫黄族原子のイオン
を2〜10ppmハロゲン化銀粒子内部に均一にドープ
すると表面感度が増感することが、開示されている。
【0006】また、特表平4−506267号(対応、
WO90−16014号、USP第5166045号)
には、ハロゲン化銀粒子形成の銀量の65〜90%の範
囲内に硫黄族原子のイオン、特にセレンイオン(セレノ
シアン酸塩)をドープすることが開示されている。
【0007】さらに、特開平4−33541号には、高
塩化銀乳剤において、硫黄族原子のイオンを鉄化合物と
ともに粒子内にドープする技術が開示されている。但
し、これら特許の実施例ではイオウとセレンについて実
施されているのみで、テルルについては実施されていな
い。又米国特許第5,164,292号では、ハロゲン
化銀粒子内のより表面側に、セレンとイリジウムをドー
プする技術が開示されている。
【0008】この様に、硫黄族原子のイオンをハロゲン
化銀粒子内にドープしてハロゲン化銀粒子の表面感度を
改善する技術が幾つか開示されてきたが、これらの具体
的な実施例はすべてイオウとセレンのみであった。前述
の米国特許第3,772,031号、特表平4−506
267号及び特開平4−33541号には、同じく具体
例としてテルル化合物が4種類記載されているが、それ
らの中でアリルテルロ尿素、アリルイソテルロシアネー
ト及びテルロカルバミド(テルロ尿素)は、これ迄に合
成されたという報告が全くない化合物であり、またポタ
シュームテルロシアネート(KTeCN)はGmeli
n Handbuck der anorganisc
hen Chemie,8.Auflage,Kole
nstoff Teil D−6 Verbindun
gen(3−6と3−4項)によれば、極めて不安定な
もので単離された報告がない化合物である。
【0009】この様に、同じ硫黄族原子といってもテル
ルはイオウやセレンとはかなり異なるものであり、事実
前述の3件の特許はテルルについての具体的な実施例は
なく、テルルイオンドープの実際については全く知られ
ていなかったといえる。
【0010】また、米国特許第4,923,794や特
開昭53−57817号には、特定のテルル化合物をハ
ロゲン化銀粒子形成時に添加することが開示されている
が、これらにおいて具体的に用いられているテルル化合
物(テルロエーテル類又はテルライド類)はハロゲン化
銀乳剤中で分解してテルル化銀を生成するものではな
く、銀イオウと錯体を形成するいわゆるハロゲン化銀溶
剤として作用するものであり、本発明の目的のものとは
全く異なるものであった。
【0011】テルル化合物は、イオウやセレン化合物に
比べて合成および安定に単離することが格段に難しいこ
とが一般的に知られており、また、テルルはイオウやセ
レンに比べ銀イオウとの結合がはるかに強いことが元素
の性質からも十分予想できることから、ハロゲン化銀粒
子中に効率的に再現性よくテルルイオンをドープするた
めには、用いるテルル化合物を工夫してつくることが必
要である。
【0012】すなわち、テルルイオンを再現性よく、ハ
ロゲン化銀粒子中にドープする技術の実現が熱望されて
いたのである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、高感度のハロゲン化銀写真乳剤を提供することであ
る。
【0014】本発明の第2の目的は、分光増感時および
/または低照度長時間露光時の感度が優れたハロゲン化
銀写真乳剤を提供することである。
【0015】本発明の第3の目的は、再現性の良い製造
安定性に優れたハロゲン化銀粒子中へテルルイオンをド
ープする技術を用いて、写真性能の改善されたハロゲン
化銀写真乳剤を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の上記諸目的は下
記によって実現された。即ち、臭化銀含有率が60モル
%以上の臭化銀、沃臭化銀、塩臭化銀または塩沃臭化銀
からなるハロゲン化銀粒子であり、該ハロゲン化銀粒子
の形成に際して、臭化銀乳剤中でのテルル化銀を生成す
る擬一次反応速度定数が1×10-7min-1以上、1×
10-1min-1以下のテルル化合物を添加してテルルイ
オンが粒子中にドープされたハロゲン化銀粒子を含むハ
ロゲン化銀写真乳剤によって達成された。
【0017】以下、その詳細について説明する。
【0018】テルル化銀の生成速度については、以下の
テスト法(a)又は(b)で求めることができる。
【0019】(a) テルル化合物を多量添加すると、
生成したテルル化銀が可視域に吸収をもつので、イオウ
増感剤についての、E.MoisarらJournal
of Photographic Science.
14巻,181頁(1966年)や、同,16巻,10
2頁(1968年)に記載された方法に準じて実施す
る。すなわち、平均粒子径0.5μmの臭化銀8面体乳
剤(1kg乳剤中にAgBr0.75モル、ゼラチン8
0gを含有)をpH=6.3、pAg=8.3に保ちつ
つ50℃に保温し、有機溶剤(メタノールなど)に溶解
したテルル化合物を1×10-3モル/モルAg添加す
る。積分球をもつ分光々度計で1cm厚みのセルに乳剤
を入れ、ブランクの乳剤を参照にして520nmでの反
射率(R)を時間を追って測定していく。反射率をKu
belka−Munkの式(1−R)2 /2Rに代入し
その値の変化から擬一次反応速度定数k(min-1)を
求める。
【0020】(b) より少量の添加量域では可視域の
吸収が検出しにくいので、以下の様に実施する。(a)
と同じ臭化銀乳剤(50℃,pAg=8.3,pH=
6.3)にテルル増感剤を添加し、未反応のテルル増感
剤をハロゲン塩水溶液や水溶性メルカプト化合物の水溶
液への浸漬で分離し、臭化銀に生成したテルル化銀のT
eを原子吸光法で時間を追って定量分析し、擬一次反応
速度定数k(min-1)を求める。
【0021】本テスト法による本発明のテルル化合物の
テルル化銀生成速度定数kを後述の化合物で例示すると
以下の通りであった。
【0022】 化合物 (4);7×10-5min-1 〃 (10);2×10-3min-1 〃 (18);2×10-4min-1 〃 (23);1×10-2min-1 〃 (39);8×10-4min-1 〃 (62);6×10-4min-1 〃 (63);2×10-2min-1 これに対して、3−テルロ−ペンタン−1,5−ジオル
(米国特許第4,923,794号に記載の化合物)や
ビス−(p−エトキシフェニル)テルライド(特開昭5
3−57817号に記載の化合物)は、テルル化銀は生
成せずkは0であり、またK2 Teのkは10(min
-1)以上であり共に本発明のテルルイオンドープには不
都合な化合物であった。
【0023】すなわち、kが1×10-7〜1×10-1
in-1の範囲、より好ましくは1×10-6〜1×10-1
min-1の範囲のテルル化合物が、再現性のよい本発明
のテルルイオンドープに適した化合物である。
【0024】kが1×10-1min-1を超えると反応が
速すぎ、ハロゲン化銀の粒子間で不均一になり好ましく
ない。またkが1×10-7min-1未満では反応が遅す
ぎて、粒子内にテルルイオンが極めてドープされにくく
実用的でなく好ましくない。
【0025】更に、具体的には、下記一般式(I)、
(II)または(III)のいずれかで表わされるテルル化合
物を用いて、テルルイオンのドープを行うのが好まし
い。
【0026】
【化4】 上記一般式(I)中、R11、R12およびR13は脂肪族
基、芳香族基、複素環基、−OR14、−NR
15(R16)、−SR17、−OSiR18(R19
(R20)、Xまたは水素原子を表す。R14およびR17
脂肪族基、芳香族基、複素環基、水素原子またはカチオ
ンを表し、R15およびR16は脂肪族基、芳香族基、複素
環基または水素原子を表し、R18、R19およびR20は脂
肪族基を表し、Xはハロゲン原子を表す。
【0027】
【化5】 上記一般式(II)中、R21は脂肪族基、芳香族基、複素
環基または−NR23(R24)を表し、R22は−NR
25(R26)、−N(R27)N(R28)R29または−OR
30を表す。R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29
およびR30は脂肪族基、芳香族基、複素環基またはアシ
ル基を表す。ここでR21とR25、R21とR27、R21とR
28、R21とR30、R23とR25、R23とR27、R23とR28
およびR23とR30は結合して環を形成してもよい。
【0028】
【化6】 上記一般式(III)中、R31およびR32は同じであっても
異なっていてもよく、−(C=Y′)−R33を表す。R
33は水素原子、脂肪族基、芳香族基、複素環基、−NR
34(R35)、−OR36または−SR37を表し、Y′は酸
素原子、硫黄原子またはNR38を表す。R34、R35、R
36、R37およびR38は水素原子、脂肪族基、芳香族基ま
たは複素環基を表し、nは1または2を表す。
【0029】以下、一般式(I)、(II)および(III)
で表わされるテルル化合物について更に詳細に説明す
る。
【0030】まず、一般式(I)について詳細に説明す
る。
【0031】一般式(I)において、R11、R12
13、R14、R15、R16、R17、R18、R19およびR20
で表される脂肪族基は好ましくは炭素数1〜30のもの
であって、特に炭素数1〜20の直鎖、分岐または環状
のアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アラルキ
ル基である。アルキル基、アルケニル基、アルキニル
基、アラルキル基としては、例えば、メチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、t−ブチル、n−オクチ
ル、n−デシル、n−ヘキサデシル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、アリル、2−ブテニル、3−ペンテニ
ル、プロパルギル、3−ペンチニル、ベンジル、フェネ
チルがあげられる。
【0032】一般式(I)において、R11、R12
13、R14、R15、R16およびR17で表される芳香族基
は好ましくは炭素数6〜30のものであって、特に炭素
数6〜20の単環または縮環のアリール基であり、例え
ば、フェニル、ナフチルがあげられる。
【0033】一般式(I)において、R11、R12
13、R14、R15、R16およびR17で表される複素環基
は窒素原子、酸素原子および硫黄原子のうち少なくとも
一つを含む3〜10員環の飽和もしくは不飽和の複素環
基である。これらは単環であってもよいし、さらに他の
芳香環もしくは複素環と縮合環を形成してもよい。複素
環基としては、好ましくは5〜6員環の芳香族複素環基
であり、例えば、ピリジル、フリル、チエニル、チアゾ
リル、イミダゾリル、ベンズイミダゾリルがあげられ
る。
【0034】一般式(I)において、R14およびR17
表されるカチオンはアルカリ金属、アンモニウムを表
す。
【0035】一般式(I)においてXで表されるハロゲ
ン原子は、例えば、弗素原子、塩素原子、臭素原子およ
び沃素原子を表す。
【0036】また、この脂肪族基、芳香族基および複素
環基は置換されていてもよい。置換基としては以下のも
のがあげられる。
【0037】代表的な置換基としては、例えば、アルキ
ル基、アラルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ア
リール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ
基、アシルアミノ基、ウレイド基、ウレタン基、スルホ
ニルアミノ基、スルファモイル基、カルバモイル基、ス
ルホニル基、スルフィニル基、アルキルオキシカルボニ
ル基、アリールオキシカルボニル基、アシル基、アシル
オキシ基、リン酸アミド基、ジアシルアミノ基、イミド
基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ハロゲン原子、
シアノ基、スルホ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基、ホ
スホノ基、ニトロ基、および複素環基があげられる。こ
れらの基はさらに置換されていてもよい。
【0038】置換基が2つ以上あるときは同じであって
も異なっていてもよい。
【0039】R11、R12、R13は互いに結合してリン原
子と一緒に環を形成してもよく、また、R15とR16は結
合して含窒素複素環を形成してもよい。
【0040】一般式(I)中、好ましくはR11、R12
よびR13は脂肪族基または芳香族基を表し、より好まし
くはアルキル基または芳香族基を表す。
【0041】次に、一般式(II)について詳細に説明す
る。
【0042】一般式(II)において、R21、R23
24、R25、R26、R27、R28、R29およびR30で表さ
れる脂肪族基、芳香族基および複素環基は一般式(I)
と同意義を表す。
【0043】一般式(II)において、R23、R24
25、R26、R27、R28、R29およびR30で表されるア
シル基は好ましくは炭素数1〜30のものであって、特
に炭素数1〜20の直鎖または分岐のアシル基であり、
例えば、アセチル、ベンゾイル、ホルミル、ピバロイ
ル、デカノイルがあげられる。
【0044】ここでR21とR25、R21とR27、R21とR
28、R21とR30、R23とR25、R23とR27、R23とR28
およびR23とR30が結合して環を形成する場合は、例え
ば、アルキレン基、アリーレン基、アラルキレン基また
はアルケニレン基があげられる。
【0045】また、この脂肪族基、芳香族基および複素
環基は一般式(I)であげた置換基で置換されていても
よい。
【0046】一般式(II)中、好ましくはR21は脂肪族
基、芳香族基または−NR23(R24)を表し、R22は−
NR25(R26)を表す。R23、R24、R25およびR26
脂肪族基または芳香族基を表す。
【0047】一般式(II)中、より好ましくはR21は芳
香族基または−NR23(R24)を表し、R22は−NR25
(R26)を表す。R23、R24、R25およびR26はアルキ
ル基または芳香族基を表す。ここで、R21とR25および
23とR25はアルキレン基、アリーレン基、アラルキレ
ン基またはアルケニレン基を介して環を形成することも
より好ましい。
【0048】次に、一般式(III)について詳細に説明す
る。
【0049】一般式(III)においてR33、R34、R35
36、R37およびR38で表される脂肪族基、芳香族基ま
たは複素環基は一般式(I)の各々と同意義を表す。
【0050】また、R33、R34、R35、R36、R37およ
びR38で表される脂肪族基、芳香族基および複素環基は
一般式(I)であげた置換基で置換されていてもよい。
【0051】ここで、R31、R32およびR34、R35は結
合して環を形成してもよい。
【0052】一般式(III)中、好ましくはR31およびR
32は−(C=Y′)−R33を表すが、R33は−NR
34(R35)または−OR36を表し、Y′は酸素原子を表
す。R34、R35およびR36は脂肪族基、芳香族基または
複素環基を表す。
【0053】下記化7〜化21に本発明の一般式
(I)、(II)および(III)で表される化合物の具体例
を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0054】
【化7】
【0055】
【化8】
【0056】
【化9】
【0057】
【化10】
【0058】
【化11】
【0059】
【化12】
【0060】
【化13】
【0061】
【化14】
【0062】
【化15】
【0063】
【化16】
【0064】
【化17】
【0065】
【化18】
【0066】
【化19】
【0067】
【化20】
【0068】
【化21】 本発明の一般式(I)、(II)および(III)で表される
化合物は、例えばジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイ
アティ(J.Chem.Soc.(A))1969,2
927;ジャーナル・オブ・オルガノメタリック・ケミ
ストリー(J.Organomet.Chem.)
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3);ibid,113,C35(1976);フォス
フォラス・サルファー(Phosphorus Sul
fur)15,155(1983);ヘミッシェ・ベリ
ヒテ(Chem.Ber.)109,2996(197
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ミカル・コミュニケーション(J.Chem.Soc.
Chem.Commun.)635(1980);ib
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cta,Part A)38A,185(1982)、
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ア・インターナショナル(Organic Prepa
rations and Procedures In
ternational)10,289(1978)、
オルガノメタリックス(Organimetallic
s),470(1982)に記載の方法で合成するこ
とができる。
【0069】本発明で用いるテルル化合物の使用量は、
使用するハロゲン化銀の組成、添加時期、温度、pH、
pAgなどのドープする条件等により変わり、著しい内
部カブリや内部感度をもたらさない量まで使用すること
ができるが、一般的にはハロゲン化銀1モル当り1×1
-7〜3×10-4モル/モルAg、好ましくは5×10
-7〜1×10-4モル/モルAg程度を用いる。
【0070】テルル化合物の使用量が3×10-4モルを
超えると反応が速すぎて、ハロゲン化銀粒子間で不均一
になり好ましくない。また1×10-7モル未満では反応
が遅すぎて、粒子内にテルルイオンがドープされにく
く、実用的でなく好ましくない。
【0071】本発明のテルル化合物の添加時期について
は、ハロゲン化銀粒子内にテルルイオンがドープできれ
ばどの時期であってもよい。具体的には粒子形成以前か
ら粒子形成終了直前までの工程の任意の期間に、粒子内
に均一にドープしても、また特定の位置、例えばより表
面側にドープしても、ドープの濃度を変化させても、連
続でも断続したくり返しでも、また、エピタキシャル粒
子といった特定の部位にドープしてもよい。
【0072】また、粒子形成途中からのテルル化合物の
添加が一部分、粒子形成終了後までひき続いていてもよ
い。
【0073】本発明のテルル化合物の添加方法は、水、
又は水に可溶の有機溶剤(例えば、メタノール、プロパ
ノール、トリフルオロエタノール、アセトン、メチルセ
ルソルブ、N,N−ジメチルホルムアミド)に溶解した
溶液または、ゼラチンの様な親水性コロイド液に分散さ
せたものを用いて、ハロゲン化銀粒子を形成している容
器へ専用の添加系やハロゲン塩溶液と混合したり、等々
で添加することができる。
【0074】本発明の一般式(I),(II)または(II
I)の化合物は、特開平4−333043号、同4−2
04640号、同4−271341号、または特開平4
−129787号などで開示されたテルル増感剤と同様
のものであるが、これら開示のものはいずれもいわゆる
テルル増感剤として主にハロゲン化銀粒子表面を化学増
感するものであり、本発明の様にハロゲン化銀粒子内部
にテルルイオンをドープすることまでは包含、意図され
ていない。
【0075】本発明におけるハロゲン化銀粒子形成と
は、ゼラチンなどの親水性保護コロイドを含む水溶液
に、銀塩水溶液(例えば、硝酸銀)とハロゲン塩水溶液
(例えば、臭化カリウム、沃化カリウム、塩化ナトリウ
ム)または溶解しうる予め調製した微小なハロゲン化銀
乳剤の水分散液を、一定速度又は可変速度で同時又は単
独に、一段又は多段にわたってハロゲン化銀粒子を沈
殿、生成させる工程である。
【0076】ハロゲン化銀粒子は、5°C〜95°Cの
温度範囲で、任意のpH、pAg、時間で調製できる。
本発明でのハロゲン化銀粒子生成の終了とは、これ以
後、ハロゲン化銀の粒子サイズ、形状や晶癖が変化しな
い時点をいい、実質的には銀塩/ハロゲン塩などの添加
が終了し、物理熟成も終了した時点をいう。
【0077】本発明に使用されるハロゲン化銀乳剤は、
臭化銀含量が60モル%以上の臭化銀、沃臭化銀、塩臭
化銀又は塩沃臭化銀であり、好ましくは臭化銀又は沃臭
化銀である。臭化銀含量は好ましくは75%以上100
%であり、沃化銀含量は0〜20モル%、塩化銀含量は
0〜30モル%が好ましい。
【0078】本発明に使用されるハロゲン化銀粒子は、
立方体、八面体のような規則的(regular)な結
晶形を有するもの、また球状、板状などのような変則的
(irregular)な結晶形をもつもの、あるいは
これらの結晶形の複合形をもつものである。また種々の
結晶形の粒子の混合から成るものも使用できるが、規則
的な結晶形を使用するのが好ましい。
【0079】本発明に使用されるハロゲン化銀粒子は内
部と表層とが異なる相をもっていても、均一な相から成
っていてもよい。粒子内部と表層とのヨード組成が異な
る(特に内部のヨード含量の方が多い)多重構造粒子も
好ましい。本発明のハロゲン化銀粒子は潜像が主として
表面に形成される粒子である。
【0080】ハロゲン化銀粒子形成または物理熟成の過
程において、カドミウム塩、亜鉛塩、タリウム塩、イリ
ジウム塩またはその錯塩、ロジウム塩またはその錯塩、
鉄塩または鉄錯塩などを共存させてもよい。
【0081】本発明に使用されるハロゲン化銀乳剤は、
厚みが0.5ミクロン以下、好ましくは0.3ミクロン
以下で、直径が好ましくは0.6ミクロン以上であり、
平均アスペクト比が3以上の粒子が全投影面積の50%
以上を占めるような平板粒子乳剤も好ましい。
【0082】本発明に使用されるハロゲン化銀乳剤は、
統計学上の変動係数(投影面積を円近似した場合の直径
で表わした分布において、標準編差Sを平均直径dで除
した値S/d)が30%以下、とりわけ20%以下であ
る単分散乳剤が特に、好ましい。また乳剤を2種以上混
合してもよい。
【0083】本発明に用いられる写真乳剤はピー・グラ
フキデス(P.Glafkides)著、シミー・エ・
フィジーク・フォトグラフィーク(Chimie er
Physique Photographeque)
(ポールモンテル社刊、1967年)、ジー・エフ・ダ
フィン(G.F.Duffin)著、フォトグラフィッ
ク・エミルジョン、・ケミストリー(Photogra
phic Emulsion Chemistry)
(フォーカルプレス刊、1966年)、ブイ・エルゼリ
クマン(V.L.Zelikman)ら著、メーキング
・アンド・コーティング・フォトグラフィック・エマル
ジョン((Making and Coating P
hotographic Emulsion)フォーカ
ルプレス刊、1964年)などに記載された方法を用い
て調製することができる。
【0084】またこのハロゲン化銀粒子の形成時には粒
子の成長をコントロールするためにハロゲン化銀溶剤と
して、例えば、アンモニア、ロダンカリ、ロダンアンモ
ン、チオエーテル化合物(例えば、米国特許第3,27
1,157号、同第3,574,628号、同第3,7
04,130号、同第4,297,439号、同第4,
276,374号)、チオン化合物(例えば、特開昭5
3−144319号、同53−82408号、同55−
77737号)、アミン化合物(例えば、特開昭54−
100717号)を用いることができる。
【0085】本発明においてハロゲン化銀粒子形成後
に、粒子表面を更に化学増感することができ、硫黄増
感、セレン増感、テルル増感といったカルコゲン増感、
と貴金属増感及び還元増感をそれぞれ単独あるいは組み
合わせて用いる。
【0086】硫黄増感においては、不安定硫黄化合物を
用い、P.Grafkides著、Chimie et
Physique Photographique
(Paul Momtel社刊、1987年、第5
版)、Research Disclosure誌30
7巻307105号などに記載されている不安定硫黄化
合物を用いることができる。具体的には、例えば、チオ
硫酸塩(例えば、ハイポ)、チオ尿素類(例えば、ジフ
ェニルチオ尿素、トリエチルチオ尿素、N−エチル−
N′−(4−メチル−2−チアゾリル)チオ尿素、カル
ボキシメチルトリメチルチオ尿素)、チオアミド類(例
えば、チオアセトアミド)、ローダニン類(例えば、ジ
エチルローダニン、5−ベンジリデン−N−エチル−ロ
ーダニン)、フォスフィンスルフィド類(例えば、トリ
メチルフォスフィンスルフィド)、チオヒダントイ類、
4−オキソ−オキサゾリジン−2−チオン類、ジスルフ
ィド類又はポリスルフィド類(例えば、ジモルフォリン
ジスルフィド、シスチン、ヘキサチオカン−チオン)、
メルカプト化合物(例えば、システィン)、ポリチオン
酸塩、元素状硫黄のような公知の硫黄化合物および活性
ゼラチンも用いることができる。
【0087】セレン増感においては、不安定セレン化合
物を用い、特公昭43−13489号、同44−157
48号、特開平4−25832号、同4−109240
号、特願平3−53693号、同3−82929号など
に記載されている不安定セレン化合物を用いることがで
きる。
【0088】具体的には、例えば、コロイド状金属セレ
ン、セレノ尿素類(例えば、N,N−ジメチルセレノ尿
素、トリフルオルメチルカルボニル−トリメチルセレノ
尿素、アセチル−トリメチルセレノ尿素)、セレノアミ
ド類(例えば、セレノアセトアミド、N,N−ジエチル
フェニルセレノアミド)、フォスフィンセレニド類(例
えば、トリフェニルフォスフィンセレニド、ペンタフル
オロフェニル−トリフェニルフォスフィンセレニド)、
セレノフォスフェート類(例えば、トリ−p−トリルセ
レノフォスフェート、トリ−n−ブチルセレノフォスフ
ェート))、セレノケトン類(例えば、セレノベンゾフ
ェノン)、イソセレノシアネート類、セレノカルボン酸
類、セレノエステル類、ジアシルセレニド類を用いれば
よい。
【0089】テルル増感においては、本発明のテルル化
合物や公知の不安定テルル化合物を用いることが出来
る。具体的には、例えば、テルロ尿素類(例えば、テト
ラメチルテルロ尿素、N,N′−ジメチルエチレンテル
ロ尿素、N,N′−ジフェニルエチレンテルロ尿素)、
フォスフィンテルリド類(例えば、ブチル−ジイソプロ
ピルフォスフィンテルリド、トリブチルフォスフィンテ
ルリド、トリブトキシフォスフィンテルリド、エトキシ
−ジフェニルフォスフィンテルリド)、ジアシル(ジ)
テルリド類(例えば、ビス(ジフェニルカルバモイル)
ジテルリド、ビス(N−フェニル−N−メチルカルバモ
イル)ジテルリド、ビス(N−フェニル−N−メチルカ
ルバモイル)テルリド、ビス(エトキシカルボニル)テ
ルリド)を用いればよい。
【0090】貴金属増感においては、前述のP.Gra
fkides著、Chimie et Physiqu
e Photographique(Paul Mom
tel社刊、1987年、第5版)、Research
Disclosure誌307巻307105号など
に記載されている金、白金、パラジウム、イリジウムの
ような貴金属塩を用いることができ、中でもとくに金増
感が好ましい。具体的には、塩化金酸、カリウムクロロ
オーレート、カリウムオーリチオシアネート、硫化金、
金セレナイドにくわえて米国特許第2,642,361
号、同第5,049,484号、同第5,049,48
5号などに記載の金化合物も用いることができる。
【0091】還元増感においては前述のP.Grafk
ides著、Chimie etPhysique P
hotographique(Paul Momtel
社刊、1987年、第5版)、Research Di
sclosure誌307巻307105号などに記載
されている公知の還元性化合物を用いることができる。
具体的には、例えば、アミノイミノメタンスルフィン酸
(別名、二酸化チオ尿素)、ボラン化合物(例えば、ジ
メチルアミンボラン)、ヒドラジン化合物(例えば、ヒ
ドラジン、p−トリルヒドラジン)、ポリアミン化合物
(例えば、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン)、塩化第1スズ、シラン化合物、レダクトン類
(例えば、アスコルビン酸)、亜硫酸塩、アルデヒド化
合物、水素ガスを用いればよい。また、高pHや銀イオ
ン過剰(いわゆる銀熟成)の雰囲気で還元増感を施して
もよい。
【0092】これらの化学増感は単独でも2種以上を組
み合わせてもよいが、組合せのときは特にカルコゲン増
感と金増感の組み合わせが好ましい。また還元増感はハ
ロゲン化銀粒子の形成時に施すのが好ましい。
【0093】本発明で用いられるカルコゲン増感剤の使
用量は、使用するハロゲン化銀粒子、化学増感条件など
により変わるが、ハロゲン化銀1モル当たり10-8〜1
-2モル、好ましくは10-7〜5×10-3モル程度を用
いる。
【0094】本発明で用いられる貴金属増感剤の使用量
は、ハロゲン化銀10-7〜10-2モル程度を用いる。
【0095】本発明における化学増感の条件としては、
特に制限はないが、pAgとしては6〜11、好ましく
は7〜10であり、pHとしては4〜10、好ましくは
5〜8であり、温度としては40〜95℃、好ましくは
45〜85℃である。
【0096】本発明のハロゲン化銀写真乳剤は種々のカ
ラーおよび白黒の感光材料に適用することができる。一
般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、スライド用
もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラーペーパ
ー、カラーポジフィルムおよびカラー反転ペーパー、カ
ラー拡散転写型感光材料および熱現像型カラー感光材料
などを代表例として挙げることができる。リサーチディ
スクロージャーNo.17123(1978年7月)な
どに記載の三色カプラー混合を利用することにより、ま
たは米国特許第4,126,461号および英国特許第
2,102,136号などに記載された黒発色カプラー
を利用することにより、X線用などの白黒感光材料にも
本発明を適用できる。リスフィルムもしくはスキャナー
フィルムなどの製版用フィルム、直医・間接医療用もし
くは工業用のX線フィルム、撮影用ネガ白黒フィルム、
白黒印画紙、COM用もしくは通常マイクロフィルム、
銀塩拡散転写型感光材料およびプリントアウト型感光材
料にも本発明を適用できる。
【0097】本発明のハロゲン化銀写真乳剤、およびそ
れを用いたハロゲン化銀写真感光材料に用いることので
きる種々の技術や無機・有機の素材については一般時に
はリサーチ・ディスクージャーNo.308119(1
989年)に記載されたものを用いることができる。
【0098】これに加えて、より具体的には、例えば、
本発明のハロゲン化銀写真乳剤が適用できるカラー写真
感光材料に用いることができる技術および無機・有機素
材については、欧州特許第436,938A2号の下記
の箇所及び下記に引用の特許に記載されている。
【0099】 項 目 該 当 箇 所 1)層構成 第146頁34行目〜第147頁25行目 2)ハロゲン化銀乳剤 第147頁26行目〜第148頁12行目 3)イエローカプラー 第137頁35行目〜第146頁33行目、第14 9頁21行目〜23行目 4)マゼンタカプラー 第149頁24行目〜第28行目;欧州特許第42 1,453A1号の第3頁5行目〜第25頁55行 目 5)シアンカプラー 第149頁29行目〜33行目;欧州特許第432 ,80A2号の第3頁28行目〜第40頁2行目 6)ポリマーカプラー 第149頁34行目〜38行目;欧州特許第435 ,334A2号の第113頁39行目〜第123頁 37行目 7)カラードカプラー 第53頁42行目〜第137頁34行目、第149 頁39行目〜45行目 8)その他の機能性 第7頁1行目〜第53頁41行目、第149頁46 カプラー 行目〜第150頁3行目;欧州特許第435,33 4A2号の第3頁1行目〜第29頁50行目 9)防腐・防黴剤 第150頁25行目〜28行目 10)ホルマリン 第149頁15行目〜17行目 スカベンジャー 11)その他の添加剤 第153頁38行目〜47行目;欧州特許第421 ,453A1号の第75頁21行目〜第84頁56 行目、第27頁40行目〜第37頁40行目 12)分散方法 第150頁4行目〜24行目 13)支持体 第150頁32行目〜34行目 14)膜厚・膜物性 第150頁35行目〜49行目 15)発色現像工程 第150頁50行目〜第151頁47行目 16)脱銀工程 第151頁48行目〜第152頁53行目 17)自動現像機 第152頁54行目〜第153頁2行目 18)水洗・安定工程 第153頁3行目〜37行目 また、本発明のハロゲン化銀写真乳剤が適用できるx−
ray用途の写真感光材料に用いられる各種添加剤等に
ついては特に制限は無く例えば、以下の該当箇所に記載
のものを用いる事が出来る。
【0100】 項 目 該 当 箇 所 1)ハロゲン化銀乳剤と 特開平2−68539号公報第8頁右下欄下から6 その製法 行目から同第10頁右上欄12行目、同3−245 37号公報第2頁右下欄10行目ないし第6頁右上 欄1行目、同第10頁左上欄16行目ないし第11 頁左下欄19行目、特開平4−107442号。 2)化学増感方法 特開平2−68539号公報第10頁右上欄13行 目から同左上欄16行目、特願平3−105035 号。 3)カブリ防止剤、安定剤 特開平2−68539号公報第10頁左下欄17行 目から同第11頁左上欄7行目及び同第3頁左下欄 2行目から同第4頁左下欄。 4)色調改良剤 特開昭62−276539号公報第2頁左下欄7行 目から同第10頁左下欄20行目、特開平3−94 249号公報第6頁左下欄15行目から第11頁右 上欄19行目。 5)分光増感色素 特開平2−68539号公報第4頁右下欄4行目か ら同第8頁右下欄。 6)界面活性剤 特開平2−68539号公報第11頁左上欄14行 帯電防止剤 目から同第12頁左上欄9行目。 7)マット剤、滑り剤 特開平2−68539号公報第12頁左上欄10行 可塑剤 目から同右上欄10行目、同第14頁左下欄10行 目から同右下欄1行目。 8)親水性コロイド 特開平2−68539号公報第12頁右上欄11行 目から同左下欄16行目。 9)硬膜剤 特開平2−68539号公報第12頁左下欄17行 目から同第13頁右上欄6行目。 10)支持体 特開平2−68539号公報第13頁右上欄7行目 から20行目。 11)クロスオーバー 特開平2−264944号公報第4頁右上欄20行 カット法 目から同第14頁右上欄。 12)染料、媒染剤 特開平2−68539号公報第13頁左下欄1行目 から同第14頁左下欄9行目。同3−24537号 公報第14頁左下欄から同第16頁右下欄。 13)ポリヒドロキシ 特開平3−39948号公報第11頁左上欄から ベンゼン類 同第12頁左下欄、EP特許第452772A号公 報。 14)層構成 特開平3−198041号公報。 15)現像処理方法 特開平2−103037号公報第16頁右上欄7行 目から同第19頁左下欄15行目、及び特開平2− 115837号公報第3頁右下欄5行目から同第6 頁右上欄10行目。
【0101】また、本発明のハロゲン化銀写真乳剤が適
用できる印刷用途の感光材料に用いられる各種添加剤、
現像処理方法等に関しては、特に制限は無く、例えば、
下記箇所に記載されたものを好ましく用いることが出来
る。
【0102】 項 目 該 当 箇 所 1)ヒドラジン造刻剤 特開平2−12236号公報第2頁右上欄19行目 から同第7頁右上欄3行目の記載、同3−1741 43号公報第20頁右下欄1行目から同第27頁右 上欄20行目の一般式(II)及び化合物II−1ない しII−54。 2)造刻促進剤 特開平2−103536号公報第9頁右上欄13行 目から同第16頁左上欄10行目の一般式(II− m)ないし(II−p)及び化合物例II−1ないしII −22、特開平1−179939号公報に記載の化 合物。 3)ハロゲン化銀乳剤と 特開平2−97937号公報第20頁右下欄12行 その製法 目から同第21頁左下欄14行目、特開平2−12 236号公報第7頁右上欄19行目から同第8頁左 下欄12行目および特願平3−189532号に記 載のセレン増感法。 4)分光増感色素 特開平2−12236号公報第8頁左下欄13行目 から同右下欄4行目、同2−103536号公報 第16頁右下欄3行目から同第17頁左下欄20行 目、さらに特開平1−112235号、同2−12 4560号、同3−7928号、特願平3−189 532号及び同3−411064号に記載の分光増 感色素。 5)界面活性剤 特開平2−12236号公報第9頁右上欄7行目か ら同右下欄7行目、及び特開平2−18542号公 報第2頁左下欄13行目から同第4頁右下欄18行 目。 6)カブリ防止剤 特開平2−103536号公報第17頁右下欄19 行目から同第18頁右上欄4行目及び同右下欄1行 目から5行目、さらに特開平1−237538号公 報に記載のチオスルフィン酸化合物。 7)ポリマーラテックス 特開平2−103536号公報第18頁左下欄12 行目から同20行目。 8)酸基を有する化合物 特開平2−103536号公報第18頁右下欄6行 目から同第19頁左上欄1行目。 9)マット剤、滑り剤 特開平2−103536号公報第19頁左上欄15 可塑剤 行目から同第19頁右上欄15行目。 10)硬膜剤 特開平2−103536号公報第18頁左上欄5行 目から同第17行目。 11)染料 特開平2−103536号公報第17頁右下欄1行 目から同18行目の染料、同2−294638号 公報及び特願平3−185773号に記載の固体染 料。 12)バインダー 特開平2−18542号公報第3頁右下欄1行目か ら20行目。 13)黒ポツ防止剤 米国特許第4,956,257号及び特開平1−1 18832号公報に記載の化合物。 14)レドックス化合物 特開平2−301743号公報の一般式(I)で表 される化合物(特に化合物例1ないし50)、同3 −174143号公報第3頁ないし第20頁に記載 の一般式(R−1)、(R−2)、(R−3)、化 合物例1ないし75、さらに特願平3−69466 号、同3−15648号に記載の化合物。 15)モノメチン化合物 特開平2−287532号公報の一般式(II)の化 合物(特に化合物例II−1ないしII−26)。 16)ジヒドロキシ 特開平3−39948号公報第11頁左上欄から第 ベンゼン類 12頁左下欄の記載、及びEP452772A号公 報に記載の化合物。 17)現像液及び現像方法 特開平2−103536号公報第19頁右上欄16 行目から同第21頁左上欄8行目。
【0103】
【実施例】以下に、本発明の具体例をあげるが、本発明
の主旨をこえない限り、本発明は以下の実施例に限定さ
れるものではない。 実施例1 75℃に保った臭化カリウム0.5gとゼラチン30g
を含むpH5.3の水溶液1リットルに撹拌しながら、
硝酸銀水溶液IA(1M)75mlと臭化カリウム水溶
液IB(1M)とを同時に銀電位を飽和カロメル電極に
対して0mVに保ちながら8分間で添加した。次に、臭
化カリウム1.2gを加え、更に硝酸銀水溶液IIA(1
M)677mlと臭化カリウム水溶液IIB(1M)とを
銀電位を−30mVに保ちながら54分間で同時に添加
した。
【0104】IIAの添加と同時に、ドープに用いる化合
物(後掲の表1に示す。)のメタノール溶液75mlを
50分間にわたって添加する同様の方法で乳剤1〜16
を調製した。
【0105】得られた臭化銀各乳剤は、ドープに用いる
化合物の添加の有無および種類によらず、すべて平均粒
子直径が0.34μm、平均粒子直径の変動係数が10
%の単分散8面体乳剤であった。
【0106】粒子形成終了後、通常のフロキュレーショ
ン法で脱塩、水洗したあと、ゼラチンと水を加え、各々
pHを6.4、pAgを8.6に調整した。
【0107】この乳剤の一部をそのまま(表面の化学増
感をせずに)、ゼラチン、4−ヒドロキシ−6−メチル
−1,3,3a,7−テトラザインデン、ポリ−スチレ
ンスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウムを加えて、下塗層を有するトリアセチルセルロ
ースフィルム支持体上に、ゼラチン、ポリメチルメタク
リレート粒子、2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s
−トリアジンナトリウム塩を含む保護層と共に同時押し
出し法で塗布した。
【0108】これらの試料1〜16に、センシトメトリ
ー用露光(10秒)を光学楔を介して与えた後、下記処
方のMAA−1現像液で、20℃で10分間現像したあ
と常法により停止、定着、水洗、乾燥し、濃度測定し
た。
【0109】相対感度は、カブリ値+1.0の光学濃度
を得るのに必要な露光量の逆数の相対値で表わし、試料
3のものを100とした。
【0110】
【表1】 MAA−1現像液 メトール 2.5g アスコルビン酸 10g ナボックス 35g 臭化カリウム 1g 水を加えて 1リットルに 表1より明らかな様に、低照度長時間露光においては、
本発明の化合物でテルルイオンをドープしたときは、よ
り少量でイオウやセレンをドープしたものからは予想で
きない程の大きな感度上昇が得られた。
【0111】一方、テルル化銀生成の極めて早いもの
(K2 Te)では、増感巾は小さく、又、かなり軟調に
なってしまい、テルルイオンドープの利点は得られなか
った。 実施例2 実施例1の乳剤1,3,4,6,8,9,12,14,
15と16の一部を小分けして60℃に昇温し、ビス
(N−フェニル−N−メチル)カルバモイルテルリドを
1.2×10-5モル/モルAgX(但し乳剤1のみ1.
6×10-5モル/モルAgX)用いてハロゲン化銀粒子
表面にテルル増感を最適に施した。
【0112】その後、実施例1と同様にして、但し、露
光は10秒と10-3秒の露光時間として、表2の結果を
得た。但し、10秒と10-3秒ともに相対感度は試料2
1のものを100とした(このとき試料3の10秒露光
での感度は68であった。)。
【0113】
【表2】 表2より明らかな様に、イオウやセレンをドープしたも
のに比べて、本発明のテルル化合物を用いてテルルイオ
ンをドープしたものは、ハロゲン化銀粒子表面を化学増
感したときも、10-3秒といった短時間露光では増感巾
はかなり小さいが、低照度長時間露光での感度は、表面
の化学増感をしないものに比べて差が縮まるものの、依
然として高かった。 実施例3 KBr4.5g、平均分子量2万のゼラチン7gを含む
30℃の水溶液1リットルに、撹拌しながらダブルジェ
ット法で硝酸銀水溶液IA(100ml中に32gのA
gNO3 、平均分子量2万のゼラチン0.7g、1N
HNO3 0.14mlを有する)とKBr水溶液IB
(100ml中に23.2gのkBrと平均分子量2万
のゼラチン0.7gを有する)を各々25cc/分で2
7.5ccづつ添加した。
【0114】この乳剤の内、350mlを種晶として、
これにゼラチン水溶液650ml(ゼラチン20gとK
Br1.2gを含む)を添加し、75℃に昇温し40分
間熟成したあと、硝酸銀水溶液IIA(AgNO3 1.7
gを含む)を1分30秒間で添加し、次いでNH4 NO
3 (50重量%)水溶液6.2mlとNH3 (25重量
%)水溶液6.2mlを加え、更に40分間熟成した。
次にHNO3 (3N)液で乳剤をpH7.0にし、KB
r1gを添加したあと、硝酸銀水溶液III A(100m
l中にAgNO3 を10g含む)とKBrとKIの混合
水溶液III B(100ml中にKBr8.4gとKI
0.6gを含む)を、はじめの10分間は8ml/分で
次の20分間は15ml/分で銀電位−20mVのCD
J(コントロールダブルジェット)添加をし、但し、表
3に示す化合物のメタノール溶液50mlを、III A液
の添加の最後10分間に同時に連続添加する同様の方法
で乳剤20〜27を、また、III Aの添加終了10分前
に一時に化合物溶液を添加する方法で乳剤28を得た。
得られた乳剤は、化合物の添加によらずすべて、平均粒
径が1.1μm、平均厚さが0.16μmのアスペクト
比約6.9で、平均粒径の変動係数が12.5%の単分
散六角平板沃臭化銀粒子であった。
【0115】添加終了後、35℃に降温し、常法のフロ
キュレーション法で脱塩、水洗したあと、ゼラチン、水
を加えて各々pHを6.8にpAgを8.4に調整し
た。
【0116】各乳剤を56℃に昇温し、増感色素アンヒ
ドロ−5−クロロ−5′−フェニル−9−エチル−3,
3′−ジ(3−スルホプロピル)オキサカルボシアニン
ハイドロオキサイドナトリウム塩を加えた後、塩化金酸
(1.2×10-5モル/モルAg)、チオ硫酸ナトリウ
ム(3.6×10-5モル/モルAg)、トリフェニルフ
ォスフィンセレニド(9×10-6モル/モルAg)とチ
オシアン酸カリウム(1×10-3モル/モルAg)を加
えて、各ハロゲン化銀粒子表面を最適に金・硫黄・セレ
ン増感した。
【0117】そのあと、 マゼンタカプラー;3−{3−[2−(2,4−ジ−t
ert−アミルフェノキシ)ブチリルアミノ]ベンゾイ
ルアミノ}−1−(2,4,6−トリクロロフェニル)
ピラゾリン5−オン オイル;トリクレジルフォスフェート 安定剤;4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,
7−テトラザインデン カブリ防止剤;1−(m−スルホフェニル)−5−メル
カプトテトラゾールモノナトリウム塩と1−(p−カル
ボキシフェニル)−5−メルカプトテトラゾール 塗布助剤;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 硬膜剤;1,2−ビス(ビニルスルホニルアセチルアミ
ノ)エタン 防腐剤;フェノキシエタノール を添加し、ポリメチルメタクリレート微粒子を含むゼラ
チン保護層と共に下塗層を有するトリアセチルセルロー
スフィルム支持体上に同時押し出し法で塗布した。
【0118】これらの試料にイエローフィルターを介し
てセンシトメトリー用露光(10秒)を与え、下記のカ
ラー現像処理を行った。
【0119】処理済の試料を緑色フィルターで濃度測定
した。得られた写真性能の結果を表3に示した。相対感
度は(カブリ値+最大濃度/2)の光学濃度を得るのに
必要な露光量の逆数の相対値で表わし、試料41のもの
を100とした。
【0120】
【表3】 (処理方法) 工程 処理時間 処理温度 発色現像 2分15秒 38℃ 漂 白 6分30秒 38℃ 水 洗 2分10秒 24℃ 定 着 4分20秒 38℃ 水洗(1) 1分05秒 24℃ 水洗(2) 1分00秒 24℃ 安 定 1分05秒 38℃ 乾 燥 4分20秒 55℃ 次に、処理液の組成を示す。 (発色現像液) (単位g) ジエチレントリアミン五酢酸 1.0 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 3.0 亜硫酸ナトリウム 4.0 炭酸カリウム 30.0 臭化カリウム 1.4 沃化カリウム 1.5mg ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.4 4−(N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアミノ) −2−メチルアニリン硫酸塩 4.5 水を加えて 1.0リットル pH 10.05 (漂白液) (単位g) エチレンジアミン四酢酸第二鉄ナトリウム三水塩 100.0 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 10.0 臭化アンモニウム 140.0 硝酸アンモニウム 30.0 アンモニア水(27%) 6.5ミリリットル 水を加えて 1.0リットル pH 6.0 (定着液) (単位g) エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 0.5 亜硫酸ナトリウム 7.0 重亜硫酸ナトリウム 5.0 チオ硫酸アンモニウム水溶液(70%) 170.0ミリリットル 水を加えて 1.0リットル pH 6.7 (安定液) (単位g) ホルマリン(37%) 2.0ミリリットル ポリオキシエチレン−p−モノノニルフェニルエーテル 0.3 (平均重合度10) エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 0.05 水を加えて 1.0リットル pH 5.0−8.0 表3より明らかな様に、本発明のテルル化合物を用いて
ハロゲン化銀粒子内にテルルイオンをドープすることに
より、イオウやセレンをドープしたものからは、予想も
できない程の低照度長時間露光での大きな分光感度の上
昇がカブリを増大させることなく得られた。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 臭化銀含有率が60モル%以上の臭化
    銀、沃臭化銀、塩臭化銀または塩沃臭化銀からなるハロ
    ゲン化銀粒子であり、該ハロゲン化銀粒子の形成に際し
    て、臭化銀乳剤中でのテルル化銀を生成する擬一次反応
    速度定数が1×10-7min-1以上、1×10-1min
    -1以下のテルル化合物を共存せしめることにより、テル
    ルイオンが粒子中にドープされた該ハロゲン化銀粒子を
    含むことを特徴とする表面潜像型ハロゲン化銀写真乳
    剤。
  2. 【請求項2】 テルル化合物が、下記一般式(I)、
    (II)または(III)のいずれかで表わされる化合物であ
    る請求項1に記載の表面潜像型ハロゲン化銀写真乳剤。 【化1】 上記一般式(I)中、R11、R12およびR13は脂肪族
    基、芳香族基、複素環基、−OR14、−NR
    15(R16)、−SR17、OSiR18(R19)(R20)、
    Xまたは水素原子を表す。R14およびR17は脂肪族基、
    芳香族基、複素環基、水素原子またはカチオンを表し、
    15およびR16は脂肪族基、芳香族基、複素環基または
    水素原子を表し、R18、R19およびR20は脂肪族基を表
    し、Xはハロゲン原子を表す。 【化2】 上記一般式(II)中、R21は脂肪族基、芳香族基、複素
    環基または−NR23(R24)を表し、R22は−NR
    25(R26)、−N(R27)N(R28)R29または−OR
    30を表す。R23、R24、R25、R26、R27、R28、R29
    およびR30は脂肪族基、芳香族基、複素環基またはアシ
    ル基を表す。ここでR21とR25、R21とR27、R21とR
    28、R21とR30、R23とR25、R23とR27、R23とR28
    およびR23とR30は結合して環を形成してもよい。 【化3】 上記一般式(III)中、R31およびR32は同じであっても
    異なっていてもよく、−(C=Y′)−R33を表す。R
    33は水素原子、脂肪族基、芳香族基、複素環基、−NR
    34(R35)、−OR36または−SR37を表し、Y′は酸
    素原子、硫黄原子またはNR38を表す。R34、R35、R
    36、R37およびR38は水素原子、脂肪族基、芳香族基ま
    たは複素環基を表し、nは1または2を表す。
  3. 【請求項3】 テルル化合物の添加量が1×10-7〜3
    ×10-4モル/モル銀の範囲である請求項1又は2に記
    載の表面潜像型ハロゲン化銀写真乳剤。
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