JPH0629491B2 - 防音カーテン - Google Patents

防音カーテン

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JPH0629491B2
JPH0629491B2 JP63276068A JP27606888A JPH0629491B2 JP H0629491 B2 JPH0629491 B2 JP H0629491B2 JP 63276068 A JP63276068 A JP 63276068A JP 27606888 A JP27606888 A JP 27606888A JP H0629491 B2 JPH0629491 B2 JP H0629491B2
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JP
Japan
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sheet
layer
soundproof curtain
construction
soundproof
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JP63276068A
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JPH02125008A (ja
Inventor
善久 清水
良一 成田
拓則 谷内
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KANPAI KK
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
KANPAI KK
Tokyo Gas Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F8/00Arrangements for absorbing or reflecting air-transmitted noise from road or railway traffic
    • E01F8/0005Arrangements for absorbing or reflecting air-transmitted noise from road or railway traffic used in a wall type arrangement
    • E01F8/0088Suspended, e.g. ropes or mesh

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は工事現場などで使用される工事帯区画用ガー
ドフェンスに吊り下げて用いる防音カーテンに関するも
のである。
<従来の技術> 工事現場、例えば道路工事現場などでは、各種掘削機械
による騒音や、地固め用の輾圧機による騒音が重なり合
うため、市街地での作業、特に夜間工事に使用する場合
には、騒音公害の対象とされている。加えて、病院や学
校或いは図書館等のように特別静寂性が要求される建物
の近所における工事の場合は更に深刻な問題となってい
た。
<課題を解決するための手段> このような問題を解消するため、従来より工事用の機械
・装置に防音機構を設けたりする工夫がなされているが
(実願昭60−4607号公報参照)、この発明では機
械・装置等を工夫するのではなく、別の面からの工夫を
こらすことにより前述の如き問題を解消しようとするも
のである。
<課題を解決するための手段> すなわち、この発明では、騒音を発生する工事帯を防音
カーテンにより外部環境から区画し、工事帯から発せら
れた騒音を外部環境へ発散させないようにするものであ
る。具体的には、この発明に係る防音カーテンは、網目
状のスクリーン層、低比重の吸音層、高比重の遮音層、
及び高強度の外装シート層を順に積層した柔軟性を有す
る所定形状のシート状体と、該シート状体の上縁部に設
けられ、工事帯区画用ガードフェンスの上端部へ上側か
ら係止可能な鉤形のフック部と、該シート状体の左右両
端から前記外装シート層だけを延長させて形成した折曲
自在な接続端と、を備え成るものである <作 用> 工事現場における騒音源或いは騒音発生箇所の近接位置
に、工事現場で通常使用される工事帯区画用ガードフェ
ンスを配置し、このガードフェンスの上端部にフック部
を係止させることにより防音カーテンを吊り下げる。こ
の防音カーテンは、吸音層、遮音層、及び外装シート層
を積層した柔軟性を有するシート状体にて形成されてい
るので、騒音はこの防音カーテンにて吸収・遮蔽され外
部へ発散されない。工事帯の四方周囲全てをこの防音カ
ーテンで囲んでいまうのが最も効果であるが、少なくと
も騒音の影響が気になる建物の方向へ配置するだけでも
効果は認められる。また、この防音カーテンは柔軟性を
有するシート状体にて形成されているので、非使用時は
巻いた状態にしたり或いは折りたたんだ状態にすること
により保管及び運搬上の取扱が便利となる。
<実施例> 以下この発明の好適な一実施例を第1図〜第6図に基づ
いて説明する。
1がガードフェンスで、複数並べて配置することにより
工事帯を一般歩道などから区画するためのものである。
このガードフェンス1は、パイプフレーム2に金網3と
塗装金属板4を取付け、ベーススタンド5にて立設状態
とされており、高さが1.8mある。
そして、このガードフェンス1に吊り下げ状態で取付け
られているのが防音カーテン6である。図示のようにこ
の防音カーテン6は2組一組で、1台のガードフェンス
1の全面を覆うように吊り下げることができる。この防
音カーテン6は、長方形状をしたシート状体7の上縁部
7aに、左右一対の鉤形をしたフック部8を設けたもの
である。そして、このシート状体7は、表側から「吸音
層」としてロックウール層9、「遮音層」として高比重
の樹脂シート層10、及び「外装シート層」としてテン
ト用の樹脂シート層11を積層し、更にロックウール層
9保護用として最も表側に網目状のスクリーン層12を
積層してなるものである(第4図参照)。ロックウール
層9は、比重が0.2とされ、樹脂シート層11は比重
が2.3とされている。もっとも、これら数値的なもの
は、必要に応じてある程度の範囲で適宜に変更されるこ
とになる。
また、「外装シート層」としてテント用の樹脂シート層
11は、シート状体7の周辺で裏側から表側へ一定の幅
サイズで以て折り返して縫製してあり、更にシート状体
7の一方の接続端13は自由な折り曲げができるように
樹脂シート層11だけで形成されていて、その表側に上
下方向にわたるマジックファスナ14が縫い付けられて
いる。そして、シート状体7の他方の接続端15の裏側
にも上下方向にわたる別のマジックファスナ16(即
ち、前記マジックファスナ14に対応するもの)が縫い
付けられている。更に、シート状体7の下端には、吊り
下げ時に地面に接して防音性の安定化を図るための樹脂
シート層11のみで形成された垂れ下がり部17が連続
形成してある。
そして、シート状体7の上縁には、上端部7aを保形す
るための芯材18が幅方向にわたって挿入されている。
そしてこの芯材18のすぐ下方位置には一対の取付孔1
9が左右に形成してあり、そこにフック部8に取付けた
ネジ20を裏側から通し、プレート21を介してナット
22にて固定している。このフック部8は、ガードフェ
ンス1の上端部1aにおけるパイプレーム2の径よりも
若干大きめの湾曲形状を呈しており、この上端部1aに
対して上方から容易に係止できるようになっている。ま
た、シート状体7の下方位置には2本一対のベルト23
が左右にそれぞれ設けられており、ガードフェンス1へ
吊り下げた際に、ガードフェンス1の支柱に相当するパ
イプフレーム2部分へ巻き付けることによりシート状体
7の下端部を固定できるようになっている。
以下、この防音カーテン6の使用方法を説明する。
一般的な使用方法として、工事帯全体のこの防音カーテ
ン6にて囲んでしまう方法がある。すなわち、複数のガ
ードフェンス1にてまず工事帯の周囲四方を囲む。次い
で、一台のガードフェンス1に対し、「吸音層」として
のロックウール層9を工事帯側へ向けた状態にして、防
音カーテン6を2枚ずつ吊り下げていく。この時、一台
のガードフェンス1に吊り下げられる防音カーテン6同
士の一方の接続端13と他方の接続端15とを重ね合わ
せてマジックファスナ14、16を接着させて一体化す
ると同時に、隣接する他の防音カーテン6とも接着して
一体化する(第5図参照)。そして、ガードフェンス1
を直角に配置した部分では、前述の如く防音カーテン6
の一方の接続端13が折り曲げ自在なので、この一方の
接続端13だけを直角に折り曲げて、隣接する防音カー
テン6の他方の接続端15とマジックファスナ14、1
6同士を接着することにより一体化する(第6図参
照)。このようにして、防音カーテン6で囲んだ工事帯
から発生された騒音は防音カーテン6にて外部環境への
発散が抑制されるので、優れた騒音防止効果を発揮する
こととなる。道路工事現場における騒音を実際に測定し
てみたところ、防音カーテン6を使用した場合と使用し
ない場合とでは、工事帯周辺の騒音として5〜6ホーン
の違いがあった。尚、このように工事帯全体を防音カー
テン6にて囲んでしまうので、工事帯からは外部環境が
見えなくなり、工事作業者は一般歩行者などの視線や、
外部状況を気にせずに工事に専念できることになり、作
業能率及び作業安全性の面からも好ましい。
また、このように工事帯全部を囲む使用方法の他に、騒
音源だけを囲む使用方法もある。たとえば、発電機をエ
ンジンにより駆動して電源を供給するための「騒音源」
としての電源車だけを、この防音カーテン6にて囲む使
用方法もある。更に、周囲全体を囲まなくても、騒音の
影響が気になる建物の方向へ防音カーテン6を配置する
だけでも効果は認められる。
<発明の効果> この発明に係る防音カーテンは、以上説明してきた如き
内容のものなので、工事現場で通常用いられている工事
帯区画用のガードフェンスに吊り下げるだけで、工事帯
から発せられる騒音の外部環境への発散を抑制すること
ができ、外部環境への騒音影響を低減することができ
る。
また、防音カーテンは柔軟性を有しているので、容易に
巻付けたり或いは折り畳んだりすることができ、保管及
び運搬に便利である。
更に、工事帯からは外部環境が見えなくなるので、工事
作業者は一般歩行者などの視線や、外部状況を気にせず
に工事に専念できることになり、作業能率及び作業安全
性の面からも好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図はその発明の一実施例に係る防音カーテンをガー
ドフェンスに吊り下げた状態を示す一部破断の側面図、 第2図は第1図中矢視II方向から見たガードフェンスと
防音カーテンを示す側面図、 第3図は第2図中矢視III部分を示す拡大図、 第4図は第3図中矢視IV部分を示す拡大断面図、 第5図は直線状に並べたガードフェンスに対して防音カ
ーテンを吊り下げる状態を示す平面図、そして 第6図は直角状に並べたガードフェンスに対して防音カ
ーテンを吊り下げる状態を示す平面図である。 1……ガードフェンス 1a……ガードフェンスの上端部 6……防音カーテン 7……シート状体 7a……シート状体の上縁部 8……フック部 9……ロックウール層(吸音層) 10……樹脂シート層(遮音層) 11……樹脂シート層(外装シート層)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網目状のスクリーン層12、低比重の吸音
    層9、高比重の遮音層10、及び高強度の外装シート層
    11を順に積層した柔軟性を有する所定形状のシート状
    体7と、 該シート状体7の上縁部7aに設けられ、工事帯区画用
    ガードフェンス1の上端部1aへ上側から係止可能な鉤
    形のフック部8と、 該シート状体7の左右両端から前記外装シート層11だ
    けを延長させて形成した折曲自在な接続端13、15
    と、を備えて成る防音カーテン。
JP63276068A 1988-11-02 1988-11-02 防音カーテン Expired - Lifetime JPH0629491B2 (ja)

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