JPH06294506A - 火葬炉設備 - Google Patents

火葬炉設備

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Publication number
JPH06294506A
JPH06294506A JP7967693A JP7967693A JPH06294506A JP H06294506 A JPH06294506 A JP H06294506A JP 7967693 A JP7967693 A JP 7967693A JP 7967693 A JP7967693 A JP 7967693A JP H06294506 A JPH06294506 A JP H06294506A
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JP
Japan
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cremation
combustion chamber
gas
air
main
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Pending
Application number
JP7967693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Yoshida
昌好 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIDA SANGYO KK
Yoshida Industry Co Ltd
Original Assignee
YOSHIDA SANGYO KK
Yoshida Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by YOSHIDA SANGYO KK, Yoshida Industry Co Ltd filed Critical YOSHIDA SANGYO KK
Priority to JP7967693A priority Critical patent/JPH06294506A/ja
Publication of JPH06294506A publication Critical patent/JPH06294506A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Incineration Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遺体の尊厳性の保持、火葬による二次公害発
生の防止、火葬時間の短縮化および火葬作業の省力化・
無人化を可能とする火葬炉設備を提供する。 【構成】 主燃焼室9と、前室装置7と、移送手段3,
4と、排気通路14,15,19,21,27と、通風
手段24,38と、前室装置7に設けられた熱気排出通
路32,31,30と、冷気送風手段33とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、火葬炉設備に関し、
特に、火葬作業の省力化などを可能とする火葬炉設備の
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、火葬炉設備には、以下のような事項が望まれてい
る。
【0003】まず、第1に、遺体への尊厳性の保持が望
まれている。これは、火葬作業中に、遺体の難燃部分を
火かき棒等によって火力の強い位置へ移動させるという
作業は、遺体への尊厳性を損うという考えから生じるも
のであり、火かき棒等を用いる作業を回避することが望
まれている。
【0004】第2に、火葬時に発生する悪臭,煤煙,煤
塵および高温ガスの排出によるかげろう現象等による周
辺地域社会への二次公害の発生を防止し、さらに立地ス
ペースの省スペース化が望まれている。
【0005】従来、火葬炉設備は、この二次公害を避け
るため交通不便な地域に設けられることが多かったが、
二次公害の発生を防止し、立地スペースの省スペース化
を図ることにより、交通事情の良い地域への建設が可能
となる。
【0006】第3に、火葬時間の短縮化が望まれてい
る。従来は、収骨までに約半日から1日を要していた
が、現代社会において、核家族化が進み、遺族が一堂に
会して会える時間が短くなってきているためである。
【0007】第4に、火葬作業の省力化・無人化が望ま
れている。火葬作業は、熟練技術者が育ちにくい職場で
あるために、無人で火葬作業を行なうことができる設備
が必要とされている。
【0008】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、遺体の尊厳性の保持、火葬による二次公
害発生の防止、火葬時間の短縮化および火葬作業の省力
化・無人化を可能とする火葬炉設備の提供を目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた請求
項1に記載の火葬炉設備においては、主燃焼室と、この
主燃焼室に隣接し、移動可能な隔壁によって上記主燃焼
室から分離される前室装置と、火葬対象物を支えて、上
記前室装置と上記主燃焼室との間を移動可能に設けられ
た移送手段と、上記火葬対象物を燃焼させることによっ
て、上記主燃焼室から発せられる含塵ガスを外部へ排気
するための排気通路と、上記排気通路内に外部への通風
力を生じさせる通風手段と、上記主燃焼室から上記前室
装置にまで運ばれてきた、上記移送手段から発せられる
熱気を外部に排出するために、その一端が上記移送手段
の上方に位置し、その他端が上記排気通路に接続された
熱気排出通路と、上記前室装置にまで運ばれてきた移送
手段の近傍に冷却空気を送り込む冷気送風手段とを備え
ている。
【0010】次に、この発明に基づいた請求項2に記載
の火葬炉設備においては、請求項1に記載の火葬炉設備
であって、上記熱気排出通路は、その一端に上下動可能
なフードを含み、上記冷気送風手段の送風口は、上記フ
ードの下方部分に設けられている。
【0011】次に、この発明に基づいた請求項3に記載
の火葬炉設備においては、請求項1および請求項2のい
ずれか1項に記載の火葬炉設備であって、上記熱気排出
通路は、通路を開閉するための開閉弁を含んでいる。
【0012】次に、この発明に基づいた請求項4に記載
の火葬炉設備においては、請求項1ないし請求項3のい
ずれか1項に記載の火葬炉設備であって、上記通風手段
は、上記含塵ガスを、高濃度の塵を含む高濃度含塵ガス
と第1次清浄ガスとに分離するための可変翼付軸流直進
式の主サイクロンと、上記高濃度含塵ガスを、塵と第2
次清浄ガスとに分離するための接線流入反転式の副サイ
クロンと、上記第2次清浄ガスと外部空気とを混合する
ためのガス冷却混合器と、上記排気通路内に通風力を生
じさせるための誘引送風機と、上記主サイクロンの上方
に設けられ、上記主サイクロンから排出される清浄ガス
の温度を所定の温度にまで減温するために、上記清浄ガ
スに上記誘引送風機から送られる上記外部空気を混合す
るためのガス希釈装置とを備えている。
【0013】次に、この発明に基づいた請求項5に記載
の火葬炉設備においては、請求項1ないし請求項4のい
ずれか1項に記載の火葬炉設備であって、上記主燃焼室
内から発せられる上記含塵ガスの排熱を回収するための
排熱回収装置と、この排熱回収装置によって得られる熱
により高温空気を形成し、上記主燃焼室内へ上記高温空
気を送り込むための押込送風機とをさらに備えている。
【0014】次に、この発明に基づいた請求項6に記載
の火葬炉設備においては、請求項5に記載の火葬炉設備
であって、上記排熱回収装置は、上記排気通路内に配置
された熱交換エレメントを含み、上記押込送風機は、上
記熱交換エレメント内に空気を送り込む。
【0015】次に、この発明に基づいた請求項7に記載
の火葬炉設備においては、請求項1に記載の火葬炉設備
であって、上記主燃焼室は、燃料噴射角度を調整するこ
とのできる主燃焼室用バーナと、上記燃焼バーナの燃料
噴射口を上記火葬対象物の難燃部分に向けるために、上
記火葬対象物の燃焼状態をカラー画像処理をすることに
よって難燃部分を判別する画像処理手段とを備えてい
る。
【0016】
【作用】この発明に基づいた請求項1に記載の火葬炉設
備によれば、前室装置に運ばれてきた移送手段の熱気
を、冷気送風手段により熱気排出通路を介して外部へ排
出させている。これにより、火葬対象物の火葬終了後か
ら収骨までの時間を5分以内に短縮化することが可能と
なる。
【0017】次に、この発明に基づいた請求項2に記載
の火葬炉設備によれば、上記フードを、移送手段の真上
に移動させ、かつ、フードの下方に設けられた送風口か
ら移送手段に向けて冷却空気を噴出させることにより、
移送手段の冷却を効率よく行なうことができ、火葬対象
物の火葬終了後から収骨までの時間の短縮化を図ること
が可能となる。
【0018】次に、この発明に基づいた請求項3に記載
の火葬炉設備によれば、上記開閉弁を設けることによ
り、主燃焼室で発生する燃焼ガスの前室装置への逆流を
防止することが可能となる。
【0019】次に、この発明に基づいた請求項4に記載
の火葬炉設備によれば、主燃焼室内で発生する燃焼ガス
内の塵を、主サイクロンおよび副サイクロンを用いて完
全に除去する。この清浄化されたガスを誘引送風機を用
いて排気通路内に送風し、かつ噴出させて、通風力を生
じさせている。また、主サイクロンから排出されるガス
は、ガス希釈装置により所定の温度にまで冷却された後
に排出されるために、高温のガスを排出することにより
生ずるかげろう現象を防止することが可能となる。
【0020】さらに主サイクロンと副サイクロンを用
い、主サイクロンおよびガス希釈装置を主燃焼室の上方
に設けることにより、火葬炉設備の小スペース化を図る
ことができる。
【0021】次に、この発明に基づいた請求項5に記載
の火葬炉設備によれば、火葬時の燃焼ガスに含まれる排
熱を利用して、高温空気を形成することにより、熱効率
の向上を図り、さらに、この高温空気を押込送風機で主
燃焼室内へ送風し、かつ噴出させることにより、火葬対
象物の燃焼効率を向上させることが可能となる。
【0022】次に、この発明に基づいた請求項6に記載
の火葬炉設備によれば、排気通路内に熱交換エレメント
を配置することで、容易に燃焼ガス内に含まれる排熱を
回収することが可能となる。
【0023】次に、この発明に基づいた請求項7に記載
の火葬炉設備によれば、カラー画像処理によって得られ
る情報に基づいて、火葬対象物の難燃部を判断し、この
難燃部に燃料噴射口を向けて、難燃部分への火力を集中
させ、難燃部分の燃焼を促進させている。これにより、
従来のように火かき棒を用いることなく、火葬対象物の
燃焼効率の向上を図ることが可能となる。
【0024】
【実施例】以下、この発明に基づいた火葬炉設備の一実
施例について図を参照しながら説明する。
【0025】図1は、この実施例における火葬炉設備1
00の全体構成を示す図である。まず、図1の左側に、
炉前室1が設けられている。炉前室1の隣には、移動可
能な装飾扉2によって炉前室1から分離される前室装置
7が設けられている。前室装置7の隣には、移動可能な
断熱扉8によって、前室装置7から分離される主燃焼室
9が設けられている。
【0026】炉前室1には、前室装置7まで移動可能な
搬送台車3と、この搬送台車3の上に配置され、主燃焼
室9まで移動可能な炉内棺載台車4が配置されている。
炉内棺載台車4の上には、遺体などが安置された柩(以
下「火葬対象物」という)5が載荷されている。また、
炉前室1には、この火葬炉設備100の附属品たる装飾
扉2、搬送台車3、断熱扉8を操作するための炉前操作
盤6が所定の位置に配置されている。
【0027】再び主燃焼室9に戻り、この主燃焼室9に
は、火葬対象物5を火葬するための主燃焼室用バーナ1
0と、主燃焼用側面バーナ11とが設けられている。ま
た、主燃焼室9の両側面には、熱風吹出ノズル12が複
数個配置されている。さらに、主燃焼室9には、火葬対
象物5の火葬状態をカラー画像処理するための監視カメ
ラ13が配置されている。また、主燃焼室用バーナ10
の後方には吸音パネル45が設けられている。
【0028】主燃焼室9の上部には、火葬対象物5の火
葬時に発生する塵を含んだ燃焼ガス量の変動に対応する
ガス整流室14が設けられている。さらに、このガス整
流室14の上部には、再燃焼室15が設けられている。
この再燃焼室15には、再燃焼室用バーナ16と、火格
子17と、点検用扉18とが設けられている。
【0029】再燃焼室15の上方には、再燃焼室15を
通過した燃焼ガスが、その内部を通過可能なように熱交
換器19が配置されている。この熱交換器19の内部に
は、一端が押込式送風機20に接続され、他端が主燃焼
室9の熱風吹出ノズル12に接続された熱交換エレメン
ト34が配置されている。また、押込式送風機20は防
音ボックス20aにより覆われている。
【0030】この熱交換器19の上部には、燃焼ガスを
高濃度含塵ガスと清浄ガスとに分離するための可変翼付
軸流直流式の主サイクロン21が配置されている。この
主サイクロン21の外周部には、高濃度含塵ガスを接線
流入反転式の副サイクロン22へ送り出すための高濃度
含塵ガス排出口36が設けられている。
【0031】また、主サイクロン21の中心部には、副
サイクロン22より分離された清浄ガスの噴流を用い
て、通風力を生じさせるための誘引ノズル38が配置さ
れている。この主サイクロン21の上部には、主サイク
ロン21から排出される約600℃の清浄ガスを約25
0℃前後にまで減温するために、誘引送風機24の吸込
側にガス冷却混合器23を設け、さらに誘引送風機24
から送られる清浄ガスと、主サイクロン21からの清浄
ガスとを混合するためのガス希釈器51が配置されてい
る。また、誘引送風機24は、防音ボックス24aによ
り覆われている。
【0032】ガス希釈器51の上部には、清浄ガスを大
気へ排出するための排気筒27が備えられている。ま
た、この排気筒27には、清浄ガス内に含まれる塵の濃
度を検出するための煤煙濃度測定装置55が設けられて
いる。
【0033】次に、副サイクロン22の下方には、この
副サイクロン22より集められた塵を回収するためのダ
スト管25およびダストボックス26が設けられてい
る。
【0034】副サイクロン22の上方には、この副サイ
クロン22により、分離された清浄ガスを外部空気と混
合するためのガス冷却混合器23、空気調整弁28、外
部空気取入口29、ガスダクト40が設けられている。
【0035】また、誘引送風機24には、外部空気を誘
引ノズル38へ送るためのガスダクト57と、ガス冷却
混合器23において清浄ガスと低温ガスが混合され、温
度の下がった清浄ガスを、ガス希釈器51へ送るための
ガスダクト52とが設けられている。これらのガスダク
ト57とガスダクト52との内部には、通過するガス量
を調節するための調整弁53,56が設けられている。
また、この調整弁53,56は、開度調整器54により
連動して制御されている。
【0036】一方、前室装置7には、主燃焼室9から運
ばれてきた搬送台車3上の炉内棺載台車4の上部から発
せられる熱気を外部へ排出するめたの吸引フード32
と、一端がこの吸引フード32に接続され、他端が、熱
交換器19に接続された吸引ダクト31が配置されてい
る。この吸引ダクト31の中間部には、空気調節弁30
が設けられている。
【0037】また、誘引フード32は、上下に移動可能
なように構成されている。さらに、誘引フード32の下
方部には、搬送台車3や炉内棺載台車4に対し冷気を送
風するための送風ノズル42、送風パイプ44および押
込送風機33が設けられている。
【0038】次に、上記構成よりなる火葬炉設備100
による火葬工程について図2ないし図9を参照して説明
する。なお、各工程における火葬炉設備内の炉内圧力、
各バーナからの発生ガス量等の制御については後述す
る。
【0039】まず、図2を参照して、炉前室1に配置さ
れた搬送台車3の上に位置する炉内棺載台車4の上に火
葬対象物5を載荷する。
【0040】次に、炉前操作盤6のスイッチをONす
る。これにより、以下に述べる一連の工程が開始する。
【0041】まず、装飾扉2が開放する。その後、搬送
台車3が前室装置7に移動する。その後、装飾扉2が下
方に閉止する。
【0042】次に、断熱扉8が上方に移動する。その
後、炉内棺載台車4のみが主燃焼室9へ移動する。その
後、断熱扉8が下方へ移動する。
【0043】次に、図3を参照して、誘引送風機24を
駆動させることにより、誘引ノズル38から空気を排出
し、ガス整流室14、再燃焼室15、熱交換器19およ
び主サイクロン21内に図中矢印Aで示す通風力を生じ
させる。このとき、ガスダクト57に設けられた調整弁
56は全開の状態とし、ガスダクト52に設けられた調
整弁53は閉じた状態になるように開度調整器54によ
り制御を行なう。これにより、火葬炉内の内部圧力を約
−10〜−15mmAqとすることができる。また、空
気調整弁28は、外部空気取入口29から外部空気が混
入するように“開”の状態にしておく。
【0044】次に、再燃焼室用バーナ16を着火し、再
燃焼室15内に設けられた火格子17によって挟まれた
領域Fの温度が常に850℃となるように自動運転を行
なう。その後、再燃焼室内の温度が850℃に達した
後、主燃焼室用バーナ10を着火し、火葬対象物5の火
葬を開始する。
【0045】次に、図4を参照して、図4は、図3中X
−X線矢視断面図である。主燃焼室用バーナ10および
主燃焼室用側面バーナ11の着火と同時に、押込送風機
20を駆動させ、熱交換エレメント34内に空気を送り
込む。このとき、送り込まれた空気は、排熱回収装置で
ある熱交換器19内において、高温空気となり、熱風吹
出ノズル12から主燃焼室9内へ送風されかつ噴出され
る。このように、主燃焼室9内に高温空気を噴出させる
のは、火葬対象物5が効率よく燃焼するための空気を供
給するためである。また、熱交換器19の内部には熱交
換エレメント34に付着した塵などを除去するために、
空気を吹付けるための媒吹器60が備えられている。
【0046】次に、図5を参照して、図5は、図3中Y
−Y線矢視断面図である。主燃焼室9内には、監視カメ
ラ13が備えられており、この監視カメラ13から得ら
れる情報に基づいてカラー画像処理をすることによっ
て、火葬対象物5の難燃部分35を判別し、主燃焼室用
側面バーナ11および主燃焼室用バーナ10の燃焼噴射
口をそれぞれ上下左右に傾動させて、方位修正を行な
い、かつ噴射量を調節し、難燃部分35の火葬の促進を
行なう。
【0047】また、燃焼中に火葬対象物5が移動した場
合であっても、上述と同様の操作を行なうことにより対
処することが可能となる。
【0048】次に、図6を参照して、主燃焼室9におい
て火葬対象物5の燃焼により発生される含塵ガスG1
は、通風力により、ガス整流室14を通過して、再燃焼
室15へ導入される。
【0049】再燃焼室15内では、火格子17および再
燃焼室用バーナ16により、含塵ガスG1が酸化熱分解
され、含塵ガスG1の脱臭が行なわれる。
【0050】この脱臭が行なわれた含塵ガスG2は、そ
のまま上昇し、熱交換器19内部で、熱交換が行なわれ
る。さらに、含塵ガスG2は上昇し、主サイクロン21
内に導入される。
【0051】主サイクロン21内には、可変翼37が複
数枚放射状に配置されている。含塵ガスG2は、主サイ
クロン21内に発生する遠心力により、高濃度の塵を含
む高濃度含塵ガスG3と、清浄ガスG4とに分離され
る。
【0052】高濃度含塵ガスG3は、高濃度含塵ガス排
出口36から副サイクロン22の高濃度含塵ガス流入口
39へ送り込まれる。また、清浄ガスG4は、そのまま
排気筒27により外部へ放出される。このとき、清浄ガ
スG4は約600℃と高温であるために、このまま外部
へ排出した場合、排気筒の上部にかげろう現象が生じる
ために、この清浄ガスG4に、誘引送風機24から送ら
れる外部空気を混合するためのガス希釈器51を設ける
ことにより、約250℃まで清浄ガスG4の温度を減温
している。
【0053】次に、図7を参照して、副サイクロン22
の高濃度含塵ガス流入口39へ送り込まれた高濃度含塵
ガスG3は、副サイクロン22内に生じる旋回流A2に
より、塵125と、清浄ガスG5とに分離される。
【0054】塵125は、そのまま自然落下により、ダ
スト管25を通過し、ダストボックス26に回収され
る。
【0055】一方、清浄ガスG5は、副サイクロン22
内の内筒41内を上昇し、再び図6を参照して、ガス冷
却混合器23内へ導入される。このとき、清浄ガスG5
は、高温であるために、外部空気取入口29から、空気
調整弁28を“開”の状態にし、外部空気G6が混合さ
れ、減温された清浄ガスG7となる。
【0056】この清浄ガスG7は、誘引送風機24によ
り誘引ノズル38またはガス希釈器51に導入され、排
気筒27内に排出される。このときの清浄ガスG7の排
出により、ガス整流室14,再燃焼室15,熱交換器1
9および主サイクロン21内に通風力を発生させること
ができる。
【0057】次に、火葬対象物5を所定時間燃焼した
後、押込送風機20の動作を停止し、主燃焼室9への高
温空気の送風を停止する。
【0058】これは、火葬の終了直前には燃焼部分も少
なくなり、主燃焼室用バーナのみの燃焼の方がより効果
的であるためである。
【0059】次に、誘引送風機24の駆動を制御し、ガ
ス整流室14、再燃焼室15、主サイクロン21内を強
制通風の状態から自然通風に近い状態に制御する。その
後、火葬対象物5の火葬が完了した後、主燃焼室用バー
ナ10、主燃焼室用側面バーナ11および再燃焼室用バ
ーナ16の運転を停止する。
【0060】次に、図8を参照して、断熱扉8が上方に
移動し、炉内棺載台車4が前室装置7内の搬送台車3の
上に移動する。その後、断熱扉8が下方に移動する。こ
のとき、再び誘引送風機24を駆動させ、熱交換器19
内および主サイクロン21内に通風力を生じさせる。
【0061】次に、吸引フード32を、炉内棺載台車4
および搬送台車3を覆うように下降させる。吸引フード
32は、吸引ダクト31により、熱交換器19に接続さ
れている。また、吸引ダクト31の中間部には、空気調
整弁30が設けられ、火葬対象物5の燃焼時に発生する
塵を含む燃焼ガスの前室装置7への逆流を防止してい
る。
【0062】吸引フード32の下方部には、炉内棺載台
車4および搬送台車3へ冷却空気を送り込むための送風
口42が複数個設けられ、この送風口42へ冷気を送り
込むための押込送風機33が、吸引フード32の上方に
設置されている。なお、このとき炉内棺載台車4上に堆
積した塵等は、主サイクロン21および副サイクロン2
2により除塵される。
【0063】次に、炉内棺載台車4および炉内棺載台車
4上の焼骨43の冷却が完了した後、押込送風機33を
停止し、吸引フード32を上昇させる。
【0064】次に、図9を参照して、装飾扉2を開放
し、搬送台車3を炉前室1へ移動させる。
【0065】このとき、誘引送風機24を駆動させてお
き、装飾扉2を開けた状態にすることで、図中矢印で示
す方向に炉前室1の換気を行なうことができる。
【0066】以上により、火葬対象物5の火葬が完了す
る。次に、図10を参照して、上記火葬作業時における
主燃焼室用バーナ10と再燃焼室用バーナ16とのガス
量、主燃焼室9内への熱風吹込み、火葬炉設備内の炉圧
力および火葬対象物の燃焼状態と燃焼時間との関係につ
いて説明する。なお、主燃焼室用バーナ10の最大ガス
量は再燃焼室用バーナ16の最大ガス量と同等としてい
る。
【0067】再燃焼室用バーナ16は、火葬開始時から
火葬終了時まで約100%の運転とする。また、主燃焼
室への熱風吹込みは、火葬開始から約30分間行なわれ
る。
【0068】主燃焼室用バーナ10は、まず火葬開始か
ら5分間約50%の出力で運転を開始する。この5分間
で、火葬対象物5の柩や副葬品がすべて燃焼される。次
に、5分経過した後25分間は、主燃焼室用バーナ10
は、約10%の出力で運転を行なう。この25分間にお
いて、火葬対象物である遺体の自己燃焼が行なわれる。
次に、火葬終了までは、主燃焼室用バーナ10は100
%の出力で運転し、火葬対象物の難燃部分の燃焼を完了
する。
【0069】次に、火葬炉設備内の炉内圧力は、火葬開
始から約20分間は火葬対象物5の燃焼速度が速く燃焼
ガスの発生量も多いため、約−10〜−15mmAqと
する。その後、20分経過した後10分間は、燃焼ガス
の発生量が少なくなるため、火葬炉設備内の炉内圧力が
−2mmAqになるように制御する。さらに、火葬開始
後30分経過した後は、燃焼ガスの発生量は極めて少な
くなるために、火葬炉設備内の炉内圧力は、−1〜−
0.5mmAqの自然通風の状態になるように制御す
る。
【0070】以上のように、主燃焼室用バーナなどの制
御をすることにより、火葬対象物は、火葬開始後約20
分経過後に最大燃焼に達し、約60分間で火葬を完了す
ることが可能となる。なお、上記火葬は、柩、副葬品の
重量を20kg、遺体の重量を60kgとしている。
【0071】以上、この実施例によれば、火葬作業の省
力化および無人化を可能とし、また火葬時間の短縮化さ
らに火葬による二次公害の発生を防止し、さらには、遺
体の尊厳性を保持することが可能となる。
【0072】
【発明の効果】この発明に基づいた請求項1に記載の火
葬炉設備によれば、炉前室に運ばれてきた移送手段の熱
気が冷気送風手段により、熱気排出口を介して外部へ排
出されるために、火葬対象物の火葬後から収骨までの期
間を5分以内に短縮することが可能となる。
【0073】次に、この発明に基づいた請求項2に記載
の火葬炉設備によれば、上記フードを、移送手段の直上
に移動させ、かつフードの下方に送風口を設けているこ
とで、焼骨および移送手段の冷却を効率よく行なうこと
ができ、火葬後から収骨までの時間の短縮化を図ること
が可能となる。
【0074】次に、この発明に基づいた請求項3に記載
の火葬炉設備によれば、吸引フードから熱交換器への径
路の途中に弁を設けることにより、燃焼室からの燃焼ガ
スの炉前室への逆流を防止することが可能となる。
【0075】次に、この発明に基づいた請求項4に記載
の火葬炉設備によれば、主燃焼室内で発生する燃焼ガス
内の塵を、主サイクロンおよび副サイクロンを用いて完
全に除去する。この清浄化されたガスを吸引送風機を用
いて排気通路内に送風し、かつ噴出させて、通風力を生
じさせている。また、主サイクロンから排出されるガス
は、ガス希釈装置により所定の温度にまで減温された後
に排出されるために、高温のガスを排出することにより
生ずるかげろう現象を防止することができる。さらに主
サイクロンと副サイクロンを用い、主サイクロンおよび
ガス希釈装置を主燃室の上方に設けることにより、火葬
炉設備の小型化を図ることができる。これにより、二次
公害の発生を防止しまた火葬炉設備の省力化を図ること
が可能となる。
【0076】次に、この発明に基づいた請求項5に記載
の発明によれば、燃焼時に燃焼ガスに含まれる排熱を利
用して、高温空気を形成することにより、エネルギの省
力化を図り、さらに、この高温空気を押込送風機で燃焼
室内へ送り込むことにより、火葬対象物の燃焼効率の向
上を図ることが可能となり、火葬時間の短縮化を図るこ
とが可能となる。
【0077】次に、この発明に基づいた請求項6に記載
の火葬炉設備によれば、排気通路内に熱交換エレメント
を配置することで、燃焼ガス内に含まれる排熱を得るこ
とが可能となり、排熱利用により火葬炉設備の効率化を
図ることができる。
【0078】次に、この発明に基づいた請求項7に記載
の火葬炉設備によれば、カラー画像処理によって得られ
る情報に基づいて、難燃部分に燃料噴射口を向けること
により、難燃部分の燃焼促進を図ることができ、従来の
ように火かき棒を用いずに、火葬対象物の燃焼効率を向
上させることが可能となり、火葬時間の短縮化、火葬作
業の無人化および遺体の尊厳性の保持を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づいた火葬炉設備の全体構造を示
す図である。
【図2】火葬対象物が主燃焼室に運ばれるまでの経路を
示す図である。
【図3】ガス整流室、再燃焼室、熱交換器および主サイ
クロン内に生じる強制通風の状態を示す図である。
【図4】主燃焼室、ガス整流室、再燃焼室の縦断面図で
ある。
【図5】火葬対象物の難燃部分を示す図である。
【図6】火葬対象物の燃焼時に発生する燃焼ガスの排出
経路を示す図である。
【図7】副サイクロン内における燃焼ガスの経路を示す
図である。
【図8】前室装置における炉内棺載台車および搬送台車
の冷却を示す図である。
【図9】火葬終了後における状態を示す図である。
【図10】火葬開始から火葬終了までの主燃焼バーナな
どの状態を示す図である。
【符号の説明】
1 炉前室 2 装飾扉 3 搬送台車 4 炉内棺載台車 5 火葬対象物 6 炉前操作盤 7 前室装置 8 断熱扉 9 主燃焼室 10 主燃焼室用バーナ 11 主燃焼室用側面バーナ 12 熱風吹出ノズル 13 監視カメラ 14 ガス整流室 15 再燃焼室 16 再燃焼室用バーナ 17 火格子 18 点検扉 19 熱交換器 20 押込送風機 20a,24a 防音ボックス 21 主サイクロン 22 副サイクロン 23 ガス冷却混合器 24 誘引送風機 25 ダスト管 26 ダストボックス 27 排気筒 28 空気調整弁 29 外部空気取入口 30 空気調整弁 31 吸引ダクト 32 吸引フード 33 押込送風機 34 熱交換エレメント 35 難燃部分 36 高濃度含塵ガス排出口 37 可変翼 38 誘引ノズル 39 高濃度含塵ガス流入口 40,52,57 ガスダクト 41 内筒 42 送風ノズル 43 焼骨 44 送風パイプ 45 吸音パネル 51 ガス希釈器 53,56 調整弁 54 開度調整器 55 煤煙濃度測定装置 60 煤吹器 100 火葬炉設備 125 塵 なお、図中同一符号は、同一または相当部分を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主燃焼室と、 前記主燃焼室に隣接し、移動可能な隔壁によって前記主
    燃焼室から分離される前室装置と、 火葬対象物を支えて、前記前室装置と前記主燃焼室との
    間を移動可能に設けられた移送手段と、 前記火葬対象物を燃焼させることによって、前記火葬対
    象物から発せられる燃焼ガスを外部へ排気するための排
    気通路と、 前記排気通路内に外部への通風力を生じさせる通風手段
    と、 前記主燃焼室から前記前室装置にまで運ばれてきた、前
    記移送手段から発せられる熱気を外部に排出するため
    に、その一端が前記移送手段の上方に位置し、その他端
    が前記排気通路に接続された熱気排出通路と、 前記前室装置にまで運ばれてきた移送手段の近傍に冷却
    空気を送り込む冷気送風手段と、を備えた火葬炉設備。
  2. 【請求項2】 前記熱気排出通路は、その一端に上下動
    可能なフードを含み、 前記冷気送風手段の送風口は、前記フードの下方部分に
    設けられている、請求項1に記載の火葬炉設備。
  3. 【請求項3】 前記熱気排出通路は、通路を開閉するた
    めの開閉弁を含む、請求項1および請求項2のいずれか
    1項に記載の火葬炉設備。
  4. 【請求項4】 前記通風手段は、 前記燃焼ガスを、高濃度の塵を含む高濃度含塵ガスと第
    1次清浄ガスとに分離するための可変翼付軸流直進式の
    主サイクロンと、 前記高濃度含塵ガスを、塵と第2次清浄ガスとに分離す
    るための接線流入反転式の副サイクロンと、 前記第2次清浄ガスと外部空気とを混合するためのガス
    冷却混合器と、 前記排気通路内に通風力を生じさせるための誘引送風機
    と、 前記主サイクロンの上方に設けられ、前記主サイクロン
    から排出される清浄ガスの温度を所定の温度にまで減温
    するために、前記清浄ガスに前記誘引送風機から送られ
    る前記外部空気を混合するためのガス希釈装置と、を備
    えた請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の火
    葬炉設備。
  5. 【請求項5】 前記主燃焼室内から発せられる前記燃焼
    ガスの排熱を回収するための排熱回収装置と、 この排熱回収装置によって得られる熱により高温空気を
    形成し、前記主燃焼室内へ前記高温空気を送るための押
    込送風機と、をさらに備える請求項1ないし請求項4の
    いずれか1項に記載の火葬炉設備。
  6. 【請求項6】 前記排熱回収装置は、前記排気通路内に
    配置された熱交換エレメントを含み、 前記押込送風機は、前記熱交換エレメント内に空気を送
    り込む請求項5に記載の火葬炉設備。
  7. 【請求項7】 前記主燃焼室は、 燃料噴射角度を調整することのできる主燃焼室用バーナ
    と、 前記主燃焼室用バーナの燃料噴射口を前記火葬対象物の
    難燃部分に向けるために、前記火葬対象物の燃焼状態を
    カラー画像処理をすることによって、前記難燃部分を判
    別する画像処理手段と、を備える請求項1に記載の火葬
    炉設備。
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