JPH0629394U - スイッチング電源回路 - Google Patents
スイッチング電源回路Info
- Publication number
- JPH0629394U JPH0629394U JP7516992U JP7516992U JPH0629394U JP H0629394 U JPH0629394 U JP H0629394U JP 7516992 U JP7516992 U JP 7516992U JP 7516992 U JP7516992 U JP 7516992U JP H0629394 U JPH0629394 U JP H0629394U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 スイッチング電源回路に於いて、負荷電流に
よって可変するアクティブダミ−回路を設ける事によ
り、常にスイッチング回路の安定制御と、かつ定格時の
効率アップを目的とする。 【構成】 負荷電流を電流検出用トランス(CT)で検
出し、無負荷ないし軽負荷時にはダミ−抵抗が入り、定
格負荷近辺ではダミ−抵抗が切り離され、かつ過負荷時
には主スイッチング素子の駆動信号を停止する制御回路
を備えたスイッチング電源回路。
よって可変するアクティブダミ−回路を設ける事によ
り、常にスイッチング回路の安定制御と、かつ定格時の
効率アップを目的とする。 【構成】 負荷電流を電流検出用トランス(CT)で検
出し、無負荷ないし軽負荷時にはダミ−抵抗が入り、定
格負荷近辺ではダミ−抵抗が切り離され、かつ過負荷時
には主スイッチング素子の駆動信号を停止する制御回路
を備えたスイッチング電源回路。
Description
【0001】
本考案はスイッチング電源回路のアクティブダミ−回路及び過電流保護回路 に関するものである。
【0002】 (2)
図1に従来のスイッチング電源回路の一例を示す。図に於いてEi1は入力 電源、Q1は主スイッチング素子、OSC1はQ1のドライブ信号出力回路、 T1は主変換トランス、D1、D2は整流素子、L1、C1は平滑回路のコ ンデンサとチョ−ク、R1はダミ−抵抗、CT1は電流検出用トランス、D 3、C2はCT1の2次側電圧の整流、平滑用ダイオ−ドとコンデンサ、R 2はコンデンサC2電圧の調整用抵抗、D4は出力電圧の回り込みを防ぐダ イオ−ド、D5はコンデンサC2電圧の回り込みを防ぐダイオ−ド、DZ1、 PC1は、ダイオ−ドD4、D5のカソ−ド電圧がDZ1のツェナ−電圧を 超えた時、1次側に出力停止信号を伝えるツェナ−ダイオ−ドとホトサイリ スタである。
【0003】 図1の従来方式では無負荷〜軽負荷の時に、サブ出力回路や補助巻線等の電 圧を確保する為に出力端にダミ−抵抗を入れるか、最低負荷電流条件を付け、 ON幅を広げていた。仮に出力電圧が5Vでダミ−抵抗R1に1A流そうと すると、5Wの電力損失になり、5Wセメント抵抗が4本必要になる。この 方式では、常にダミ−抵抗が電力損失する為、効率の悪化やスペ−スの増加 となってしまう。
【0004】
本考案の目的は上記従来回路の欠点をなくすことが出来るアクティブダミ− 回路を提供することにある。 すなわち、無負荷〜軽負荷時に出力回路にダミ−抵抗が入り、定格負荷近辺 時にはダミ−抵抗が軽くなるか切り離され、無負荷から定格負荷近辺の範囲 で制御されるON幅の変化を少なくして、スイッチング電源の安定制御と定 格負荷近辺での効率アップを目的とする。
【0005】
(3)
図2に、本考案によるスイッチング電源回路を示す。Ei1は入力電源、Q 1は主スイッチング素子、OSC1はQ1のドライブ信号出力回路、T1は 主変換トランス、D1、D2は整流素子、L1、C1は平滑回路のチョ−ク とコンデンサ、CT1は電流検出用トランス、D3、C2はCT1の2次側 電圧の整流、平滑用ダイオ−ド、コンデンサ、R2はC2電圧の調整抵抗、 D6は出力電圧の回り込みを防ぐダイオ−ド、D5はC2電圧の回り込みを 防ぐダイオ−ド、DZ1、PC1は1次側に出力停止信号を伝えるツェナ− ダイオ−ドと1次、2次絶縁形半導体素子、たとえばホトサイリスタ、R3、 DZ2、D6はQ2を駆動する回路、Q2、R4はQ3へのベ−ス電流を流 すトランジスタと抵抗、Q3はダミ−電流を流すトランジスタ、DZ3はQ 3コレクタ電流(ダミ−電流)を制限するツェナ−ダイオ−ドである。 R1はQ3コレクタ電流が流れるダミ−抵抗である。
【0006】 この回路の動作は出力電流(I0)が無負荷〜軽負荷で動作している時、C T1の2次側両端の電圧が下がり、それに伴いVc2も下がる。 この時V0−Vc2がDZ1のツェナ−電圧を超えたとき、IB2が流れ、Q2 のベ−ス電流となる。Q2はこれを増幅して、Q3へベ−ス電流として流し、 Q3はIc3(ダミ−電流)を流す。(動作開始点)Q3、R4にIc3が流れ るとR4に電圧VR4が発生し、VR4+VB3がDZ2のツェナ−電圧と等しくな った時、IC3(ダミ−電流)が一定となる。
【0007】 出力電流I0が多く流れた場合、CT1及びC2の電圧が上昇し、V0−Vc2 がDZ1のツェナ−電圧より小さくなった時、Q2がOFFし、Q3のIc3 (ダミ−電流)が流れなくなる。(動作終了点) アクティブダミ−回路の動作開始、終了点はDZ1のツェナ−電圧を、変え ることにより任意に設定できる。
【0008】 (4) 次に出力電流I0が定格電流より大きくなると、CT1の電圧が上がり、そ れに伴いVc2の電圧も上昇する。この電圧がD5を通りDZ3のツェナ−電 圧を超えたとき、PC1の1次側に異常信号を伝え主スイッチ素子Q1がO FFし出力停止に至る。同様に出力電圧V0が異常に高くなった時、D5を 通り、上記の様に出力停止に至る。 この様な回路構成により、1ケの電流検出用トランスで、アクティブダミ− 回路によるダミ−電流の可変及び過電流保護回路が出来る。
【0009】
スイッチング電源回路が多出力機種の場合、制御回路が無負荷〜軽負荷時に のみダミ−電流を流し、他回路の出力電圧の安定確保と、不必要な時ダミ− 電流を流さないことにより効率が良くなる。さらに制御回路の最低負荷電流 条件の削除が出来るので電気的特性が向上する。 又図2のアクティブダミ−回路の制御部分(点線部分)は小電力なので、ハ イブリットICにまとめられる等スペ−スを小さく出来る。
【図1】従来のスイッチング電源回路
【図2】本考案のスイッチング電源回路
Ei1 入力電源 Q1 主スイッチング素子 T1 主変換トランス OSC1 主スイッチング素子のドライブ信号出力
回路 D1〜D6 整流素子 L1 平滑回路のチョ−ク C1 平滑回路のコンデンサ (5)CT1 電流検出用トランス C2 CT1の平滑用コンデンサ R1 ダミ−抵抗 R2〜R4 抵抗 DZ1〜DZ3 ツェナ−ダイオ−ド Q2〜Q3 トランジスタ PC1 1次、2次絶縁形半導体素子たとえばホ
トサイリスタ
回路 D1〜D6 整流素子 L1 平滑回路のチョ−ク C1 平滑回路のコンデンサ (5)CT1 電流検出用トランス C2 CT1の平滑用コンデンサ R1 ダミ−抵抗 R2〜R4 抵抗 DZ1〜DZ3 ツェナ−ダイオ−ド Q2〜Q3 トランジスタ PC1 1次、2次絶縁形半導体素子たとえばホ
トサイリスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 主直流電源とトランスの1次コイルの直
列回路を主スイッチング素子により、ON、OFFし、
前記トランスの2次コイルの出力電圧を整流平滑して負
荷に電力を供給するスイッチング電源回路に於いて、前
記トランスの2次側に電流検出用トランス(CT)を設
け、該電流検出用トランス(CT)の2次電圧の関数で
可変する負荷と並列のダミ−抵抗を設け、かつ前記電流
検出用トランス(CT)の2次電圧が一定値以上の時、
前記主スイッチング素子の駆動信号を停止する機能を備
えた事を特徴とするスイッチング電源回路。 - 【請求項2】 スイッチング電源回路の出力が無負荷な
いしは軽負荷時に発生する電流検出用トランス(CT)
の2次電圧に於いては、ダミ−抵抗が低抵抗となり、出
力が定格負荷近辺時に発生する電流検出用トランス(C
T)の2次電圧に於いては、ダミ−抵抗が高抵抗又は零
値となる様な電流検出用トランス(CT)の2次電圧の
関数とダミ−抵抗の可変関係にある事を特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載のスイッチング電源回
路。 - 【請求項3】 スイッチング電源回路の出力が過負荷時
に発生する電流検出用トランス(CT)の2次電圧に於
いては、1次、2次絶縁形半導体素子を介して、スイッ
チング電源1次側の主スイッチング素子の駆動信号を停
止する機能を附加した事を特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項及び第2項記載のスイッチング電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7516992U JPH0629394U (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | スイッチング電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7516992U JPH0629394U (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | スイッチング電源回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629394U true JPH0629394U (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=13568434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7516992U Pending JPH0629394U (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | スイッチング電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629394U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021043259A (ja) * | 2019-09-06 | 2021-03-18 | 株式会社リコー | 電源装置および画像形成装置 |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP7516992U patent/JPH0629394U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021043259A (ja) * | 2019-09-06 | 2021-03-18 | 株式会社リコー | 電源装置および画像形成装置 |
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