JPH06293928A - Cr含有ガンマ・チタン・アルミナイド及びその製法 - Google Patents
Cr含有ガンマ・チタン・アルミナイド及びその製法Info
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Abstract
ジン工業において、金属間化合物の延性及び強度の改良
特性又はその特性の組み合わせをもち、比較的低コスト
で、比較的大容量ベースの有用な、複雑に設計された最
終用途の形に加工しやすい金属間化合物に対する欲求及
び必要を満足させることが本発明の目的である。 【構成】 製品は、第二相分散質、例えばTiB2 を、
マトリックスの強度及び延性共に増加する有効量含む、
Cr含有の、主としてガンマ・チタン・アルミナイド・
マトリックスから成る。
Description
の合金に関するものであり、より詳細に述べるならば、
第二相分散質を内含することによって強度及び延性共に
増加したCr含有、主としてガンマ・チタン・アルミナ
イドに関するものである。
耐え得る軽量構造部品の製造に使用する、例えばチタン
・アルミナイドのような金属間化合物の開発のために広
い研究が行われてきた。このような部品は、例えば、エ
ンジンスラスト/効率を高めるために高いガス温度、及
びその結果としての高い部品温度が必要である近代的ガ
スタービンエンジンのタービン部分のブレード、ヴェー
ン(羽根)、ディスク、シャフト、ケーシング、及びそ
の他の部品、又は軽量高温材料を必要とするその他の用
途によって代表される。
属間化合物は、従来の高温チタン合金に比べて高い強度
対重量比及び耐酸化性を示す。しかしながらこれらの金
属間化合物の一般的開発は、強度、室温延性及び靭性の
不足、並びに材料を例えば上記タービン部品によって代
表される複雑な最終用途の形に加工処理することに関連
した技術的挑戦の不足によって制限されてきた。
(Kampe)らの米国特許第4915905号は、金
属間化合物の低(室)温延性及び靭性を改良し、その高
温強度を増加するための種々の金属学的加工技術の発展
を詳細に述べている。カンプらの’905号特許は金属
マトリックス複合材料の急速固体化に関するものであ
る。より詳細に述べるならば、この特許では、例えば溶
剤(ソルベント)金属の存在下で第二相形成性成分を反
応させて、その場で析出した第二相粒子、例えば硼化物
分散質を、金属間含有マトリックス、例えばチタン・ア
ルミナイド内に形成することによって、金属間第二相複
合材料が形成される。その金属間第二相複合材料はその
後急速固体化を受け、急速固体化複合材料を生成する。
こうして、例えばその場で析出したTiB2 粒子をチタ
ン・アルミナイド・マトリックス内に含む複合材料が形
成され、それが急速固体化されて、急速固体化複合材料
粉末が生成する。その粉末をその後、例えばホット・ア
イソスタティック・プレス、熱押出、及びスーパープラ
スチック鍛造などの硬化法によって硬化せしめ、最終に
近い(すなわちnear−net)形となる。
36982号も金属マトリックス複合材料の急速固体化
に関するものであり、ここでは第二相形成性成分を溶媒
金属の存在下で反応させて、その場で析出した第二相粒
子、例えばTiB2 又はTiCを溶媒金属、例えばアル
ミニウム内に形成せしめる。
774052号及び第4916029号は、金属マトリ
ックスが、例えばチタン・アルミナイドなどの金属間化
合物を含む、金属マトリックス−第二相複合材料の製造
に特に向けられている。一実施態様においては、金属又
は合金マトリックス、例えばAl内に、第二相粒子、例
えばTiB2 の分散を含んで成る第一相が形成される。
この複合材料はその後、そのマトリックスと反応して金
属間化合物を形成する別の金属に導入される。例えば、
TiB2 粒子の分散をAlマトリックス内に含んで成る
第一の複合材料が溶融チタンに導入され、チタン・アル
ミナイド・マトリックス内に分散されたTiB2 を含む
最終複合材料が形成される。Brupbacherらの
米国特許第4915903号は、上記のネイグルらの特
許に教示される方法の変法を記載している。
u)らの米国特許第4751048号及び第49160
30号は、金属マトリックス−第二相複合材料の製造に
関するものであり、ここでは金属マトリックス中に分散
した第二相粒子を含む第一の複合材料が付加的金属で希
釈されてより少ない第二相を含有する最終複合材料を形
成する。例えば、Alマトリックス中にTiB2 粒子の
分散を含む第一の複合材料が溶融チタンに導入され、チ
タン・アルミナイド・マトリックス中に分散されたTi
B2 を含む最終的複合材料を形成する。
第3203794号は、高温で強度及び酸化抵抗を維持
すると言われるガンマTiAl合金に関するものであ
る。In,Bi,Pb,Sn,Sb,Ag,C,O,M
o,V,Nb,Ta,Zr,Mn,Cr,Fe,W,C
o,Ni,Cu,Si,Be,B,Ce,As,S,T
e,及びPのような合金付加物の使用が開示されてい
る。しかしながらこのような付加物はTiAl二成分合
金の延性を低下させると言われている。
し、いくつかのプラスチック成形技術と組み合わせるこ
とによって室温延性を改良する試みが、ブラックバーン
(Blackburn)の米国特許第4294615号
に開示されている。ここではバナジウムをTiAl組成
物に加えて、Ti−31ないし36%、Al−0ないし
4%(重量パーセント)の変形組成物を得た。変更組成
物を溶融し、等温鍛造し、加熱型中で、金属間化合物の
延性の歪度に対する依存性によって必要とされる緩徐な
変更速度で成形する。等温鍛造プロセスは1000℃以
上で行われ、そのため特殊な型材料(例えばTZMとし
て知られるMo合金)を用いなければならない。概し
て、TiAl金属間化合物は、その高温特性及びその延
性の歪速度への依存性のために、加工が極めてむずかし
い。
817号;第4842819号;第4842820号;
第4857268号;第4879092号;第4897
127号;第4902474号及び第4916028号
から成る一連の米国特許は、Ti/Alの修正計算比と
1種以上の合金付加物とを有し、室温強度及び延性が改
良されたガンマTiAl金属間化合物を作る試みが記載
されている。Crを、それだけ、又はNbと共に、又は
NbとCと共に添加することが’819;’092及
び’028特許に記載されている。これらの変更組成物
から円筒形を作るには、合金を先ず第一に放電溶融によ
ってインゴットにするのが普通である。インゴットを溶
融しメルトを引き伸ばし(spun)、速やかに固体化
するリボンを形成する。リボンを適当な容器に入れ、ホ
ットアイソスタティックにプレスすると(HIP’e
d)硬化した円筒形プラグが形成される。そのプラグを
ビレット中心開口部に同軸に置き、その中に封止した。
そのビレットを975℃で3時間加熱し、ダイを通して
押し出すと、約7対1の縮小が得られた。押出プラグか
らのサンプルをビレットから取り出し、熱処理し、エー
ジングした。
た一連の特許に含まれている)も、TiAl基礎合金
を、インゴット金属学によってC,Cr及びNb付加物
を含むように変えて加工し、上記の急速固体化法の場合
よりも低い加工コストで延性、強度及びその他の特性の
所望の組み合わせを得ることに関するものである。より
詳細に述べるならば、’028特許に記載されるインゴ
ット金属学的アプローチは、その変更合金を溶融し、そ
れを形の簡単な、小さい(例えば直径2インチ及び0.
5インチ厚さ)ホッケーパック型インゴットに固体化
し、インゴットを1250℃で2時間ホモジナイズし、
インゴットをスチール環に封入し、それから環/リング
アセンブリーを熱鍛造してインゴットの厚さを50%縮
小することから成る。インゴットから切り取った引張試
験片を引張試験の前に、1225℃以上の種々の温度で
アニールした。このインゴット金属学的方法によって作
られた引張試験片は急速固体化法によって作った試験片
に比べて降伏強さはより低かったが、延性はより大きか
った。
び強度を改良する上記の試みにもかかわらず、高性能材
料使用工業、特にガスタービンエンジン工業において
は、改良特性又はその特性の組み合わせをもち、比較的
低コストで、比較的大容量ベースの有用な、複雑に設計
された最終用途の形の加工しやすい金属間化合物に対す
る欲求及び必要が引き続き存在する。これらの欲求及び
必要を満足させることが本発明の目的である。
ミナイド製品、並びにその製品の製法を含む;その製法
においては、Cr含有の、主としてガンマ・チタン・ア
ルミナイド・マトリックスに第二相分散質が含まれるこ
とによって、強度及び延性共に増加させることができ
る。この目的のために、約0.5ないし約20.0容量
%、好適には約0.5ないし約7.0容量%の第二相分
散質、例えばTiB2などが、約0.5ないし約5.0
atomic%Cr、好適には約1.0ないし約3.0
atomic%Crを含む主としてガンマ・チタン・ア
ルミナイド・マトリックス中に含まれる。
実質上(atomic%で)約40ないし約52%T
i、約44ないし約52%Al、約0.5ないし約5.
0%Mn、そして約0.5ないし5.0%Crから成る
チタン・アルミニウム合金を含んで成る。好適合金は実
質上(atomic%で)約41ないし50%Ti、約
46ないし49%Al、約1ないし約3%Mn、約1な
いし約3%Cr、約3%までのV及び約3%までのNb
から成る。第二相分散質が合金中に約0.5ないし約2
0.0容量%含まれて強度を増加せしめる。
質をその中に含むとき、予想外に延性並びに強度の増加
を示す。
iAlマトリックス中に、強度及び延性共に増加せしめ
る有効濃度の第二相分散質(例えばTiB2 )を含むチ
タン・アルミナイド製品に関するものである。本発明の
一実施態様において、合金マトリックスは、実質上(a
tomic%で)約40ないし約52%Ti、約44な
いし約52%Al、約0.5ないし約5.0%Mn、そ
してこの目的のための約0.5ないし5.0%のCrか
ら成る。好適には、合金マトリックスは実質上(ato
mic%で)約41ないし50%Ti、約46ないし4
9%Al、約1ないし約3%Mn、約1ないし約3%C
r、約3%までのV及び約3%までのNbから成る。合
金マトリックスは第二相分散質、例えば好適にはTiB
2 、を約20.0容量%を超えない量含む。好適には、
第二相分散質は約0.5ないし約12.0容量%、より
好適には約0.5ないし約7.0容量%存在する。
れ、そこでは以下で記載されるas−cast又は鋳造
/ホットアイソスタティックにプレス/熱処理した状態
のマトリックス微細構造の大部分はガンマ相を含む。ア
ルファ相及びベータ相もマトリックス微細構造の小部分
に存在することができる;例えば、約2ないし約15容
量%のアルファ二相及び約5容量%のベータ相が存在し
得る。
って製造した公称及び測定Cr含有チタン・アルミニウ
ム・インゴット組成物を列挙している。比較の目的で、
比較合金として用いたTi−48Al−2V−2Mn合
金の公称及び測定インゴット組成物も列挙する。
ta Corp.)(ベセスダ,メリーランド州)及び
認可された人々から入手した、TiB2 70容量%をA
lマトリックス中に含むマスター・スポンジ材料を用い
て、TiB2 分散質がインゴットに与えられた。マスタ
ー・スポンジ材料は、米国特許第4751048号及び
第4916030号に従って(その教示は引例によって
ここに導入されている)、焼き流し精密鋳造型に鋳造す
る前に、適切な組成物のチタン・アルミニウム・メルト
に導入された。
空放電再融解によって、合金融解温度より+50°F高
い温度にまで過熱し、あらかじめ加熱したセラミック型
(600°F)に焼き流し精密鋳造して、直径0.62
5インチ(1.59cm)、長さ6.0インチ(15.
24cm)の鋳造試験用棒を成形する。各型はZr2O
3 の前面コーティングと、Al2 O3 /Zr2 O3 の複
合後面コーティングとを含む。鋳造し、焼き流し精密鋳
造型から取り出した後、すべての試験用棒は不活性ガス
(Ar)中で、25ksiで、2300°Fで4時間、
ホットアイソスタティック・プレスされた(HIP’e
d)。
処理後、1650°F(900℃)で16時間熱処理し
た焼き流し精密鋳造試験用棒を用いて、基準となる機械
的引張データを得た。鋳造し、HIP’edし、熱処理
した試験棒中に存在するTiB2 分散質は、普通は0.
3ないし5ミクロンの範囲の粒度(すなわち直径)を有
する。
l−2V−2Mn合金の室温延性は、これらの濃度のT
iB2 をマトリックス合金に添加すると明らかに減少す
るのが認められた。驚いたことに、Cr含有合金(すな
わちTi−48Al−2Mn−2Cr、Ti−48Al
−2V−2Mn−2Cr及びTi−47Al−2Mn−
1Nb−1Cr)がこれらの濃度のTiB2 の添加、特
に7重量%TiB2 の添加で増加することが認められ
た。こうして付加的合金剤としてのクロームと、TiB
2 分散質を含むTiAl合金では、強度及び延性共に予
想外に増加することがわかった。
及び熱処理後のこれらの合金の代表的光学的微細構造
を、図2のa,b,c;及び図3のa,b,c;及び図
4のa,b,cに示す。顕微鏡写真は、合金の微細構造
が主として層状で、若干の粒子がコロニー周辺に同軸に
配列していることを示している。概して、ホットアイソ
スタティック・プレス及び/又は熱処理で、微細構造の
粗化又はその他の形態学的変化が起こる証拠はほどんど
又は全くなかった。
又はより高温の熱処理の効果を図5のa,b及び図6の
a,bに示す;900℃(1650°F)で50時間の
熱処理(図5のa,b)及び1100℃(2012°
F)で16時間の熱処理(図6のa,b)、降伏強さは
TiB2 パーセンテージの増加と共に増加することがわ
かる。その上、延性の増加が、マトリックス中に7容量
%のTiB2 を含むCr含有試験棒で再び認められた。
概して、900℃(1650°F)熱処理は、示したす
べての合金において最大延性を生じた。7及び12容量
%TiB2 を含む本発明の合金では、1650°Fで5
0時間の熱処理後に最大延性が生じた。概して強度は熱
処理に対して相対的に鈍感であった。
まないTi−48Al−2Mn−2Crにおけるそれぞ
れ1650°F,50時間、及び2012°F,16時
間の熱処理後の合金マトリックスの微細構造を示す。図
8のa,b及びc,dは、7容量%TiB2 を含む同じ
合金の、同じ熱処理後の合金マトリックス微細構造を示
す。他方、7容量%TiB2 を含むマトリックス微細構
造は、これらの熱処理後ほとんど変化を示さず、主とし
て層状の微細構造を保持した。
た上記の合金の、引張降伏強さと分散質(TiB2 )課
負荷量との関係を示す。すべての合金は、分散質課負荷
量(容量%)の増加につれてほぼ直線的な強度増加を示
す。Ti−48Al−2V−2Mn合金が最も強い依存
関係を示す。
粒度分析を行い、分散質負荷量が粒度に対して与える影
響を調べた。図10は、TiB2 分散質の導入効果によ
って粒度が大きく減少することを説明している。分散質
の容量部分が大きくなると、分散質負荷に対する粒度の
感度が減少することが明らかである。分散質が存在しな
い場合の合金粒度の大きいばらつきは、主として、大き
い柱状、板状コロニーの間にあるより小さい、同軸粒子
の大きさ及び規模によるものであるようにみえる。
のチタン・アルミナイドの強度及び延性両方の驚くべき
増加は、表2に示される高められた温度でも認められ
る;この場合、焼き流し精密鋳造、HIP’ed、及び
熱処理(900℃、50時間)試験片を816℃で引張
試験を行った。
7Al−2Mn−1Nb−1Cr合金のクリープ抵抗
を、1500°F、20.0ksi負荷で評価した。試
験片を焼き流し精密鋳造し、HIP’edし、900℃
で50時間熱処理した。表3に示されるように、無硼化
物試験片、及び硼化物を含む試験片は概して匹敵する破
断寿命を示した。こうして、Ti−47Al−2Mn−
1Nb−1Cr合金のクリープ抵抗は、7容量%TiB
2 分散質の導入によって不都合な影響を受けなかった。
ン・アルミナイド・マトリックス微細構造を得るために
は、Cr濃度はTiAl合金組成物の約5.0atom
ic%を超えてはいけない。例えば、公称Ti−48A
l−2V−2Mn−6Crから成る(測定組成、ato
mic%;44.1Ti−45.8Al−20Mn−
6.2Cr−1.9V)TiAlインゴットを製造し、
上で図1の合金について述べたように焼き流し精密鋳造
し、HIP’edし、熱処理した。そのインゴットは約
7.0容量%のTiB2 を含んでいた。1650°F/
16時間熱処理の前と後にインゴットの微細構造を試験
すると、5容量%以上のベータ相部分が、主として粒子
(コロニー)の境界に及びラメラ界面に沿って現れるこ
とがわかった。熱処理は、高延性(sphetodiz
ation)と、微細構造中のベータ相の比較的均質な
分布をもたらした。熱処理した合金は、約90ksiの
引張降伏強さを示したが、室温延性はかなり低く、0.
15%に過ぎなかった。
濃度の上限は合金組成物の約5.0atomic%を超
えてはいけない。他方、Cr濃度の下限は、適切量の分
散質がマトリックス中に含まれる場合、強度及び延性共
に増加せしめるのに十分でなければならない。この目的
のために、本発明によると、Cr濃度は好適には合金マ
トリックスの約0.5ないし約5.0atomic%、
より好適には合金マトリックスの約1.0ないし約3.
0atomic%である。
これに制限されるものではなく、添付の請求に示される
範囲に制限されるに過ぎない。
明のCr含有、主としてガンマのチタン・アルミナイド
合金の強度及び延性の変化を説明する棒グラフである。
Ti−48Al−2V−2Mn合金(比較合金)の同様
なデータが示され、この中に同じ硼化物濃度を導入した
場合には強度は増加するが延性が減少することを説明し
ている。
プレスし、1650°F(900℃)で16時間熱処理
した後のTi−48Al−2V−2Mn比較合金の微細
構造を示す。
同様なホットアイソスタティック・プレス及び熱処理を
した後のTi−48Al−2Mn−2Cr合金の微細構
造を示す。
同様なホットアイソスタティック・プレス及び熱処理を
した後のTi−48Al−2V−2Mn−2Cr合金の
微細構造を示す。
した後の強度及び延性の変化を示す。
した後の強度及び延性の変化を示す。
い本発明のTi−48Al−2Mn−2Cr合金の微細
構造に対する、1650°F,50時間、及び2012
°F,16時間それぞれの熱処理の効果を示す。
む本発明のTi−48Al−2Mn−2Cr合金の微細
構造に対する、1650°F,50時間、及び2012
°F,16時間それぞれの熱処理の効果を示す。
金の降伏強さの変化を示す。
%との関係を示す。◆
Claims (26)
- 【請求項1】 Crを含有する主としてガンマ・チタン
・アルミナイド・マトリックスから成る製品であって、
第二相分散質が、分散質のないマトリックスの強度及び
延性に比べてマトリックスの強度及び延性共に増加せし
めるのに十分な量マトリックス中に存在する製品。 - 【請求項2】 Crがマトリックス中に、そのマトリッ
クスの約0.5ないし約5.0atomic%量存在す
る請求項1記載の製品。 - 【請求項3】 Crが約1.0ないし約3.0atom
ic%量存在する請求項2記載の製品。 - 【請求項4】 第二相分散質がマトリックス中に約0.
5ないし約20.0容量%存在する請求項1記載の製
品。 - 【請求項5】 第二相分散質が約0.5ないし約12.
0容量%存在する請求項1記載の製品。 - 【請求項6】 第二相分散質が約0.5ないし約7.0
容量%存在する請求項5記載の製品。 - 【請求項7】 第二相分散質がチタンの硼化物から成る
請求項1記載の製品。 - 【請求項8】 実質上、atomic%で約40ないし
約52%Ti、約44ないし約52%Al、約0.5な
いし約5.0%Mn、及び約0.5ないし約5.0%C
rから成り、第二相分散質が、分散質のないマトリック
スの強度及び延性に比べてマトリックスの強度及び延性
共に増加せしめるのに十分な量、マトリックス中に存在
する、Cr含有の、主としてガンマ・チタン・アルミナ
イド・マトリックスから成る製品。 - 【請求項9】 第二相分散質がマトリックス中に約0.
5ないし約12.0容量%存在する請求項8記載の製
品。 - 【請求項10】 第二相分散質がチタンの硼化物である
請求項8記載の製品。 - 【請求項11】 実質上、atomic%で約41ない
し約50%Ti、約46ないし49%Al、約1ないし
約3%Mn、約1ないし約3%Cr、約3%までのV及
び約3%までのNbから成り、第二相分散質が、分散質
のないマトリックスの強度及び延性に比べてマトリック
スの強度及び延性共に増加せしめるのに十分な量、マト
リックス中に存在する、Cr含有の、主としてガンマ・
チタン・アルミナイド・マトリックスから成る製品。 - 【請求項12】 第二相分散質がマトリックス中に約
0.5ないし約12.0容量%存在する請求項11記載
の製品。 - 【請求項13】 第二相分散質がチタンの硼化物である
請求項11記載の製品。 - 【請求項14】 実質上、atomic%で約40ない
し約52%Ti、約44ないし約52%Al、約0.5
ないし約5.0%Mn、及び約0.5ないし約5.0%
Crから成り、その中に第二相分散質が含まれるために
強度及び延性共に増加しやすいチタン・アルミニウム合
金。 - 【請求項15】 実質上、atomic%で約41ない
し約50%Ti、約46ないし49%Al、約1ないし
約3%Mn、約1ないし約3%Cr、約3%までのV及
び約3%までのNbから成り、その中に第二相分散質が
含まれるために強度及び延性共増加しやすいチタン・ア
ルミニウム合金。 - 【請求項16】 Cr含有、主としてガンマ・チタン・
アルミナイド・マトリックス中に第二相分散質を、分散
質のないマトリックスと比べてマトリックス中の強度及
び延性共に増加せしめる十分な量含むことから成るチタ
ン・アルミナイド製品の製法。 - 【請求項17】 Crがマトリックス中に、そのマトリ
ックスの約0.5ないし約5.0atomic%量含ま
れる請求項16記載の方法。 - 【請求項18】 第二相分散質が約0.5ないし約2
0.0容量%のチタン硼化物を含む請求項16記載の方
法。 - 【請求項19】 第二相分散質がマトリックス中に約
0.5ないし約12.0容量%存在する請求項16記載
の製法。 - 【請求項20】 第二相分散質が約0.5ないし約7.
0容量%存在する請求項19記載の製法。 - 【請求項21】 あらかじめ形成された分散質をCr含
有チタン・アルミニウム合金メルト中に導入し、それか
らそれを固体化することによって、分散質がマトリック
ス中に含まれる請求項16記載の製法。 - 【請求項22】 メルトを焼入れ精密鋳造し、それを固
定化する請求項21記載の製法。 - 【請求項23】 実質上、atomic%で約40ない
し約52%Ti、約44ないし約52%Al、約0.5
ないし約5.0%Mn、及び約0.5ないし約5.0%
Crから成るCr含有、主としてガンマ・チタン・アル
ミナイド・マトリックス中に第二相分散質を含むことか
ら成り、上記分散質が、分散質のないマトリックスと比
べてマトリックス中の強度及び延性共に増加せしめる十
分な量含まれるチタン・アルミナイド製品の製法。 - 【請求項24】 第二相分散質が約0.5ないし約1
2.0容量%のチタン硼化物から成る請求項23記載の
製法。 - 【請求項25】 実質上、atomic%で約41ない
し約50%Ti、約46ないし49%Al、約1ないし
約3%Mn、約1ないし約3%Cr、約3%までのV及
び約3%までのNbから成るCr含有、主としてガンマ
・チタン・アルミナイド・マトリックス中に、第二相分
散質を含むことから成り、分散質が、分散質のないマト
リックスと比べてマトリックス中の強度及び延性共に増
加せしめる十分な量含まれるチタン・アルミナイド製品
の製法。 - 【請求項26】 第二相分散質が約0.5ないし約1
2.0容量%存在するチタン硼化物から成る請求項25
記載の製法。
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