JPH0629352U - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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JPH0629352U
JPH0629352U JP6448092U JP6448092U JPH0629352U JP H0629352 U JPH0629352 U JP H0629352U JP 6448092 U JP6448092 U JP 6448092U JP 6448092 U JP6448092 U JP 6448092U JP H0629352 U JPH0629352 U JP H0629352U
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JP
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phase
inverter
power supply
output
circuit
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JP6448092U
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Inventor
尚 西尾
亨 荒井
勝 西塚
Original Assignee
株式会社三社電機製作所
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】逆相接地の場合逆相を表示し商用電源と無停電
電源装置の入力端子の接続を切り換える。また、逆相接
地時直送回路で負荷側機器に電力を供給するため負荷側
機器のサージアブソーバの損傷を防止する。 【構成】単相商用電源を開閉する入力開閉器20、単相
商用電源を倍電圧整流する倍電圧整流回路、その出力を
交流に変換するインバータ回路6、インバータ回路をP
WM制御するインバータ制御装置11、単相商用電源を
直接負荷に送る直送開閉器12、インバータの出力を開
閉するインバータ出力開閉器13、インバータ回路の出
力と接地間に挿入されたサージアブソーバ14,15、
インバータ出力の零相電流を検出する零相電流検出器1
6、逆相接地時に警報を表示する表示器18、零相電流
検出器の検出量により逆相を検出し、インバータ停止信
号、出力開閉信号、警報表示信号を出力する逆相検出時
制御回路により構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、無停電電源装置の入力接地状態が逆相時に、接続されている負荷 側機器のサージアブソーバの保護に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の常時インバータ駆動型無停電電源装置の回路構成を示す図であ る。従来の常時インバータ駆動型無停電電源装の構成を、図4において説明する 。入力開閉器40は、入力される単相商用電源を開閉する。前記入力された単相 商用電源を倍電圧整流する倍電圧整流回路41は、ダイオード42・43、コン デンサ44・45により構成されている。前記倍電圧整流回路41の出力を交流 に変換するインバータ回路46は、スイッチイング素子47・48・49・50 により構成されている。前記インバータ回路46を制御するインバータ制御装置 51は、PWMなどの制御方法により前記スイッチイング素子47・48・49 ・50をON・OFF制御する。直送開閉器52は、前記入力された単相商用電 源を負荷側機器への供給を開閉する。インバータ出力開閉器53は、前記インバ ータの出力を負荷側機器への供給を開閉する。
【0003】 次に、動作について説明する。入力された単相商用電源は、入力開閉器40を 介して倍電圧整流回路に入力される。倍電圧整流回路に入力された前記単相商用 電源は、D点における電圧が正である場合ダイオード42を通してコンデンサ4 4に図示の極性に電荷が蓄えられる。コンデンサ44の両端間の電圧VC1は、入 力電源のピーク電圧となる。次にD点における電圧が負になるとダイオード43 を通してコンデンサ45に図示の極性に電荷が蓄えられる。コンデンサ45の両 端間の電圧VC2は、入力電源のピーク電圧となる。VC1とVC2は、入力電源とな る単相商用電源のピーク電圧となるため VC1=VC2 の関係がある。また、コ ンデンサ44・45は、直列に接続されているため倍電圧整流回路の出力は、コ ンデンサ44・45の両端子電圧の和となるため入力電源のピーク電圧の2倍と なりインバータ回路に入力される。インバータ回路に入力された電圧は、制御装 置51のPWM等の制御方法によりスイッチイング素子47・48・49・50 のON・OFFを制御し交流に変換して出力する。インバータ回路の出力は、切 換部に入力される。ここで、無停電電源装置において入力のS相がケース接地さ れている場合(図5)には、コンデンサ45の両端間の電圧VC2は、入力電源の ピーク電圧となる。
【0004】 入力電源電圧を Em1sin(ωt) とするとき、 C点より見た接地線Eの電圧は、C点より見たA点の電圧と同じVC2である。 また、インバータ出力電圧を Em2sin(ωt) とするとき、 接地線Eより見た出力端子U・Vは、 −VC2±Em2sin(ωt) となる。
【0005】 切換部において直送開閉器52が閉の状態で、インバータ出力開閉器53が開の 状態のときは、単相商用電源を直接負荷に送電する。また、直送開閉器52が開 の状態で、インバータ出力開閉器53が閉の状態のときは、インバータ回路の出 力を負荷に送電する。なお、商用電源が停電した場合には、図4に図示されてい ない蓄電池を入力電源としてインバータ46を動作させて負荷に交流を供給する 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、無停電電源装置において入力のR相がケース接地されている場 合(図6)には、コンデンサ45の両端間の電圧VC2は、入力のS相がケース接 地されている場合と同じく入力電源のピーク電圧となる。
【0007】 入力電源電圧を Em1sin(ωt) とするとき、 C点より見た接地線Eの電圧は、 VC2±Em1sin(ωt)となる。
【0008】 また、インバータ出力電圧を Em2sin(ωt) とするとき、 接地線Eより見た出力端子U・Vは、 VC2±Em1sin(ωt)±Em2sin(ωt) となる。
【0009】 ところで、無停電電源装置は、負荷としてコンピュータが接続されることが多く 、負荷側機器の入力には、サージ対策のためのサージアブソーバが対地間に挿入 されていることが多い。このような機器を負荷として接続する場合は、入力のS 相がケース接地(正相接地)されている場合に比べ入力のR相がケース接地(逆 相接地)されている場合、上記の式より Em1sin(ωt) 高いサージアブ ソーバが必要となり負荷側機器のサージアブソーバを損傷する欠点があった。
【0010】 この考案の目的は、入力接地が逆相接地の場合に入力にサージアブソーバを対 地間に挿入している負荷側機器のサージアブソーバの損傷を防止する無停電電源 装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この考案の無停電電源装置は、インバータ出力と接地間にサージアブソーバと 、前記インバータ出力の零相電流を検出する零相電流検出器と、警報を表示する 表示器と、前記零相電流検出器の検出量により逆相を検出し、逆相の検出時前記 インバータを停止させ、切換器を制御して単相商用電源を負荷側機器に直送し、 前記表示器に警報を表示させる逆相検出時制御回路を有することを特徴とする。
【0012】
【作用】
この考案の無停電電源装置は、インバータ出力と接地間に設けられたサージア ブソーバに流れる電流を零相電流検出回路により検出する。前記零相電流検出回 路により検出された検出量は、逆相検出時制御回路に入力される。逆相検出時制 御回路は、入力された検出量により正相接地か逆相接地どちらの接地であるかを 判定する。判定された接地が正相接地である時には、前記インバータ出力を負荷 側機器に供給する。また判定された接地が逆相接地である時には、前記インバー タを停止させ、切換器を制御して単相商用電源を負荷側機器に供給し、前記表示 器に警報を表示する。
【0013】 これにより逆相接地時には、警報を表示して知らせるとともに負荷側機器のサ ージアブソーバの損傷を防止することができる。
【0014】
【実施例】
図1は、この発明の実施例である無停電電源装置の回路構成を示す図である。
【0015】 図2は、この発明の実施例である無停電電源装置の正相接地時のタイムチャート を示す図である。図3は、この発明の実施例である無停電電源装置の逆相接地時 のタイムチャートを示す図である。
【0016】 この発明の実施例である無停電電源装置の構成を、図1において説明する。入 力開閉器20は、入力される単相商用電源を開閉する。前記入力された単相商用 電源を倍電圧整流する倍電圧整流回路1は、ダイオード2・3、コンデンサ4・ 5により構成されている。前記倍電圧整流回路1の出力を交流に変換するインバ ータ回路6は、スイッチイング素子7・8・9・10により構成されている。前 記インバータ回路6を制御するインバータ制御装置11は、PWMなどの制御方 法により前記スイッチイング素子7・8・9・10をON・OFF制御する。直 送開閉器12は、前記入力された単相商用電源を負荷側機器への供給を開閉する 。インバータ出力開閉器13は、前記インバータの出力を負荷側機器への供給を 開閉する。サージアブソーバ14・15は、インバータ回路6の出力と接地間に 挿入されている。前記インバータ出力の零相電流を検出する零相電流検出器16 は、インバータ回路6の出力とサージアブソーバ14・15間に挿入されている 。前記零相電流検出器16の検出量により接地相を判定する逆相検出器を含む逆 相検出器時制御回路17は、逆相接地時表示器18に警報を表示させたり、イン バータ停止信号および出力開閉信号を出力する。
【0017】 次に、動作について説明する。単相商用電源と無停電電源装置と負荷側機器を 接続する。入力開閉器20を閉とし単相商用電源を倍電圧整流回路1に入力する 。この時逆相検出時制御回路17は、直送開閉器12を閉、インバータ出力開閉 器13を開とする。これにより入力された単相商用電源は、入力開閉器20、直 送開閉器12を介して負荷側機器に供給される。また倍電圧整流回路1に入力さ れた単相商用電源は、D点における電圧が正である場合ダイオード2を通してコ ンデンサ4に図示の極性に電荷が蓄えられる。コンデンサ4の両端間の電圧VC1 は、入力電源のピーク電圧となる。次にD点における電圧が負になるとダイオー ド3を通してコンデンサ5に図示の極性に電荷が蓄えられる。コンデンサ5の両 端間の電圧VC2は、入力電源のピーク電圧となる。VC1とVC2は、入力電源とな る単相商用電源のピーク電圧となるため VC1=VC2 の関係がある。またコン デンサ4・5は、直列に接続されているため倍電圧整流回路の出力は、コンデン サ4・5の両端子電圧の和となるため入力電源のピーク電圧の2倍となりインバ ータ回路に入力される。
【0018】 これ以後の動作については、ケース接地されている接地相により場合分けして 説明する。
【0019】 まず、無停電電源装置において入力のS相がケース接地されている場合の動作 について説明する。コンデンサ5の両端間の電圧VC2は、入力電源のピーク電圧 である。この時に、Cより見たAとEは、等電位である。ここでインバータ制御 装置11によりインバータ回路1のスイッチング素子7・10をONし、スイッ チング素子8・9をOFFする。
【0020】 入力電源電圧を Em1sin(ωt) とするとき、 C点より見た接地線Eの電圧は、C点より見たA点の電圧と同じVC2である。 また、インバータ出力電圧を Em2sin(ωt) とするとき、 接地線Eより見たインバータ出力は、 −VC2±Em2sin(ωt) となる。
【0021】 これより、サージアブソーバ14・15に印加される電圧は、 −VC2±Em2sin(ωt) となる。
【0022】 この場合は、サージアブソーバ14・15に正常の電圧が印加されている。この 時、零相電流検出器16は、0を逆相検出時制御回路17に入力する。逆相検出 時制御回路17は、インバータ制御装置11、直送開閉器12、インバータ出力 開閉器13に信号を送る。インバータ制御装置11は、PWMなどの制御方法に よりスイッチイング素子7・8・9・10をON・OFF制御してインバータ回 路を動作させる。その後、逆相検出時制御回路17により直送開閉器12を開と し、またインバータ出力開閉器13を閉とする。また表示器18は、逆相検出時 制御回路17より信号を入力されないので警報表示を行わない。これにより負荷 側機器には、正常に接地された交流が供給されることになる。
【0023】 次に、無停電電源装置において入力のR相がケース接地されている場合には、 コンデンサ5の両端間の電圧VC2は、入力電源のピーク電圧である。
【0024】 入力電源電圧を Em1sin(ωt) とするとき、 C点より見た接地線Eの電圧は、 VC2±Em1sin(ωt)となる。
【0025】 ここでインバータ制御装置11によりインバータ回路6のスイッチング素子7・ 10をONし、スイッチング素子8・9をOFFする。
【0026】 また、インバータ出力電圧を Em2sin(ωt) とするとき、 接地線Eより見たインバータ出力は、 −VC2±Em1sin(ωt)±Em2sin(ωt) となる。
【0027】 これより、サージアブソーバ14・15に印加される電圧は、S相接地に比べ入 力電源分高い −VC2±Em1sin(ωt)±Em2sin(ωt) となる。
【0028】 これにより、零相電流検出器16は、スイッチング素子7→零相電流検出器16 →サージアブソーバ14に流れる電流を検出する。零相電流検出器16の検出信 号により逆相検出時制御回路17は、インバータ制御装置11に停止信号を送る 。インバータ制御装置11は、インバータ回路を停止させる。その後、入力開閉 器20が開となるまで逆相検出時制御回路17により直送開閉器12を閉、イン バータ出力開閉器13を開の状態に固定する。また表示器18は、逆相検出時制 御回路17より信号を入力され警報表示を行う。前記警報を受けることにより逆 相接地の状態となっていることを知ることができる。これにより、入力開閉器2 0を開し商用電源と無停電電源装置の入力端子の接続を切り換えることにより負 荷側機器に正常に接地された交流を供給することができる。なお、商用電源が停 電した場合には、図4に図示されていない蓄電池を入力電源としてインバータ4 6を動作させて負荷に交流を供給する。
【0029】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、逆相接地時直送回路で負荷側機器に電力を供 給するため負荷側機器のサージアブソーバの損傷を防止できる。また、逆相接地 の表示により現在の接地状態を知ることができ、商用電源と無停電電源装置の入 力端子の接続を切り換えて正相接地にて使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である無停電電源装置の回路
構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例である無停電電源装置の正相
接地時のタイムチャートを示す図である。
【図3】この発明の実施例である無停電電源装置の逆相
接地時のタイムチャートを示す図である。
【図4】従来の無停電電源装置の回路構成を示す図であ
る。
【図5】S相接地時を示す図である。
【図6】R相接地時を示す図である。
【符号の説明】
1・41−倍電圧整流回路 2・3・42・43−ダイオード 4・5・44・45−コンデンサ 6・46−インバータ回路 7・8・9・10・47・48・49・50−スイッチ
ング素子 11・51−インバータ制御装置 12・52−直送開閉器 13・53−インバータ出力開閉器 14・15−サージアブソーバ 16−零相電流検出器 17−逆相検出器 18−表示器 20・40−入力開閉器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相商用電源を入力とし、前記単相商用
    電源を倍電圧整流する整流回路と、前記整流回路の出力
    を交流に変換するインバータと、前記インバータの制御
    をするインバータ制御回路と、前記単相商用電源を直接
    出力する直送回路と、前記インバータ出力と前記直送回
    路の出力を切り換える切換器を有する無停電電源装置に
    おいて、前記インバータ出力と接地間にサージアブソー
    バと、前記インバータ出力の零相電流を検出する零相電
    流検出器と、警報を表示する表示器と、前記零相電流検
    出器の検出量により逆相を検出し、逆相の検出時前記イ
    ンバータを停止させ、前記切換器を制御して単相商用電
    源を負荷側機器に直送し、前記表示器に警報を表示させ
    る逆相検出時制御回路とを有することを特徴とする無停
    電電源装置。
JP6448092U 1992-09-16 1992-09-16 無停電電源装置 Pending JPH0629352U (ja)

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