JP3565000B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は入力と出力がともに交流で、さらに回路の一部に正相,中性相,負相から成る直流3線回路があって、交流の一線と直流の中性相を共通にした順変換器と逆変換器を有する電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
交流入力から直流へ、さらにその直流を交流出力へ変換する電力変換装置で、入力交流の一線と、直流の中性相と、出力交流の一線とを共通にした電力変換装置では特開平5−15171号公報に記載されるように、順変換器と逆変換器をハーフブリッジとし、直流の中性相に接続される交流の一相の電流は、直流回路のコンデンサへ流れ込むか又はこのコンデンサから流れ出すが、順変換器と逆変換器をフルブリッジとする構成に比較し、変換装置を小形化できるため、小容量変換装置で実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術の問題点について図11から図18により説明する。
【0004】
図11は単相交流電源接続部1を入力として、順変換器,正相,中性相,負相の3線直流,逆変換器を介し、負荷装置接続部32へ出力する単相交流入力型の電力変換装置である。順変換器は単相交流電源接続部1と、直流の正相と負相との間に直列接続されたトランジスタ7,8と、トランジスタ7,8のそれぞれに逆並列に接続されたダイオード11,12と、トランジスタ7,8の中点と単相交流電源接続部1の第一相との間に接続したリアクトル5と、正相と負相との間に直列に接続され、かつ中点が単相交流電源接続部1の第二相及び直流の中性相に接続された2直列のコンデンサ15,16と、単相交流電源接続部1に並列接続されたコンデンサ3から構成される。すなわち、1個のハーフブリッジ型変換回路(ハーフブリッジ型の単相順変換器とも呼称される)を有し、単相交流を直流3線出力へ変換する電力変換装置としての順変換器が構成される。
【0005】
逆変換器は直流の正相と負相との間に直列接続されたトランジスタ17,18と、トランジスタ17,18のそれぞれに逆並列に接続されたダイオード21,22と、トランジスタ17,18の中点と負荷装置接続部32の第一相との間に接続したリアクトル25と、直流の正相と負相との間に直列に接続され、かつ中点が単相交流電源接続部1の第二相及び直流の中性相に接続された2直列のコンデンサ15,16と、負荷装置接続部32に並列接続されたコンデンサ27から構成される。
【0006】
負荷装置接続部32のノイズフィルタとして、コンデンサ29は負荷装置接続部32の第一相と大地間に接続され、コンデンサ30は負荷装置接続部32の第二相と大地間に接続される。
【0007】
トランジスタ7,8,17,18のオン,オフを制御することによって、理想的には交流入力電流波形が正弦波になり、かつ交流出力電圧が正弦波となる。
【0008】
なお、以下の説明では、単相交流電源接続部1を単相交流電源1と、負荷装置接続部32を負荷装置32と略称する。
【0009】
ここで、負荷装置32の第一相の電位を図12から図14で説明する。
【0010】
図12は単相交流電源1の第二相が接地されて、逆変換器の出力電圧Vuvoが単相交流電源1の入力電圧Vuviと同位相の場合のベクトル図を示す。第二相が接地されているため、第二相が大地電位となり、逆変換器の出力電圧Vuvo は単相交流電源1の入力電圧Vuviと同位相であるから、負荷装置32の第一相の最大電位は単相交流電源1の入力電圧の最大電位と同じとなる。
【0011】
図13は単相交流電源1の第二相が接地されて、逆変換器の出力電圧Vuvoが単相交流電源1の入力電圧Vuviと逆位相の場合のベクトル図を示す。第二相が接地されているため、第二相が大地電位となり、逆変換器の出力電圧Vuvo は単相交流電源1の入力電圧Vuviと逆位相であるが、負荷装置32の第一相の最大電位は単相交流電源1の入力電圧の最大電位と同じとなる。
【0012】
図14は単相交流電源1の第一相が接地されて、逆変換器の出力電圧Vuvoが単相交流電源1の入力電圧Vuviと逆位相の場合のベクトル図を示す。第一相が接地されているため、第一相が大地電位となり、逆変換器の出力電圧Vuvo は単相交流電源1の入力電圧Vuviと逆位相であるから、負荷装置32の第一相の最大電位は単相交流電源1の入力電圧の最大電位に対し、2倍となる。
【0013】
負荷装置32の第一相の電位はコンデンサ29に印加される電圧であり、負荷装置32への入力電圧を100Vとすれば、図12,図13ではコンデンサ29に印加される電圧は100Vであるが、図14では200Vとなり、コンデンサ29には過大な電圧が印加され、コンデンサを損傷することがある。また、コンデンサの代わりにアレスタを接続することがあるが、これも同様に損傷することがある。
【0014】
図15は三相交流電源2を入力として、順変換器,正相,中性相,負相の3線直流,逆変換器を介し、負荷装置33へ出力する三相交流入力型の電力変換装置である。順変換器は三相交流電源接続部2と、直流の正相と負相との間に直列接続されたトランジスタ7,8と、トランジスタ7,8のそれぞれに逆並列に接続されたダイオード11,12と、トランジスタ7,8の中点と三相交流電源2の第一相との間に接続したリアクトル5と、直流の正相と負相との間に直列接続されたトランジスタ9,10と、トランジスタ9,10のそれぞれに逆並列に接続されたダイオード13,14と、トランジスタ9,10の中点と三相交流電源2の第三相との間に接続したリアクトル6と正相と負相との間に直列に接続され、かつ中点が三相交流電源2の第二相及び直流の中性相に接続された2直列のコンデンサ15,16と、三相交流電源2の第一相と第二相に並列接続されたコンデンサ3と第二相と第三相に並列接続されたコンデンサ4から構成される。すなわち、2個のハーフブリッジ型変換回路を有し、三相交流を直流3線出力へ変換する電力変換装置としての順変換器が構成される。
【0015】
逆変換器は直流の正相と負相との間に直列接続されたトランジスタ17,18と、トランジスタ17,18のそれぞれに逆並列に接続されたダイオード21,22と、トランジスタ17,18の中点と負荷装置33の第一相との間に接続したリアクトル25と、直流の正相と負相との間に直列接続されたトランジスタ19,20と、トランジスタ19,20のそれぞれに逆並列に接続されたダイオード23,24と、トランジスタ19,20の中点と負荷装置33の第三相との間に接続したリアクトル26と直流の正相と負相との間に直列に接続され、かつ中点が三相交流電源2の第二相及び直流の中性相に接続された2直列のコンデンサ15,16と、負荷装置接続部32の第一相と第二相に並列接続されたコンデンサ27と第二相と第三相に並列接続されたコンデンサ28から構成される。
【0016】
負荷装置33のノイズフィルタとして、コンデンサ29は負荷装置33の第一相と大地間に、コンデンサ30は負荷装置33の第二相と大地間に、コンデンサ31は負荷装置33の第三相と大地間に接続される。
【0017】
ここで、負荷装置33の第一相の電位を図16から図18で説明する。
【0018】
図16は三相交流電源2の第二相が接地されて、逆変換器の出力電圧Vuvo,Vvwo,Vwuoが三相交流電源2の入力電圧Vuvi,Vvwi,Vwuiと同位相の場合のベクトル図を示す。第二相が接地されているため、第二相が大地電位となり、逆変換器の出力電圧は三相交流電源2の入力電圧と同位相であるから、負荷装置33の第一相の最大電位は三相交流電源2の入力電圧の最大電位と同じとなる。
【0019】
図17は三相交流電源2の第二相が接地されて、逆変換器の出力電圧Vuvo,Vvwo,Vwuoが三相交流電源2の入力電圧Vuvi,Vvwi,Vwuiと逆位相の場合のベクトル図を示す。第二相が接地されているため、第二相が大地電位となり、逆変換器の出力電圧は三相交流電源2の入力電圧と逆位相であるが、負荷装置33の第一相の最大電位は三相交流電源2の入力電圧の最大電位と同じとなる。
【0020】
図18は三相交流電源2の第一相が接地されて、逆変換器の出力電圧Vuvo,Vvwo,Vwuoが三相交流電源2の入力電圧Vuvi,Vvwi,Vwuiと逆位相の場合のベクトル図を示す。第一相が接地されているため、第一相が大地電位となり、逆変換器の出力電圧は三相交流電源2の入力電圧と逆位相であるから、負荷装置33の第一相の最大電位は三相交流電源2の入力電圧の最大電位に対し、2倍となる。
【0021】
負荷装置33の第一相の電位はコンデンサ29に印加される電圧であり、負荷装置33への入力電圧を200Vとすれば、図16,図17ではコンデンサ29に印加される電圧は200Vであるが、図18では400Vとなり、コンデンサ29には過大な電圧が印加され、コンデンサを損傷することがある。また、コンデンサの代わりにアレスタを接続することがあるが、これも同様に損傷することがある。
【0022】
交流の一線と直流の中性相を共通とするハーフブリッジ形電力変換装置は小形化が図れる反面、上記のように、負荷装置の電位が交流電源の接地相で変わり、負荷装置と大地間にあるコンデンサやアレスタを損傷することがある。従来は電力変換装置を設置するときに、接地相を確認することでこの問題に対処しているが、入力電源が更新されるなど、その都度確認をしなければならない煩わしさがあり、システム信頼性の面からも適切な接地検出,保護が望まれている。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の特徴は、入力と出力がともに交流で、さらに回路の一部に正相,中性相,負相からなる直流3線回路があって、正相と中性相の間と、中性相と負相の間とにそれぞれコンデンサが接続され、先の交流の一線と直流の中性相を共通にした順変換器と逆変換器を有する電力変換装置において、交流入力電源と大地間に流れる電流または電圧を検出して、接地を検出することにある。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照し説明する。
【0025】
図1は本発明による第一の実施例の単相電力変換装置を示す回路図である。
【0026】
主回路の構成は図11と同一であるので、説明を省略する。単相交流電源1の第一相と大地間に抵抗34,フォトカプラ35,ダイオード37を直列したものを接続する。
【0027】
フォトカプラ35の発光ダイオードに逆並列にダイオード36を、受光トランジスタの出力を接地判定回路38に接続する。単相交流電源の第二相と大地間に抵抗39,フォトカプラ40,ダイオード42を直列したものを接続する。フォトカプラ40の発光ダイオードに逆並列にダイオード41を、受光トランジスタの出力を接地判定回路43にそれぞれ接続する。
【0028】
図1,図2により接地検出を説明する。
【0029】
図1は単相交流電源1の第二相が接地されている場合で、単相交流電源1の第一相から抵抗34,フォトカプラ35,ダイオード37,大地,単相交流電源1の第二相のループで接地検出電流ieuが流れ、フォトカプラ35の受光トランジスタはオンとなる。フォトカプラ40には接地検出電流が流れず、フォトカプラ40の受光トランジスタはオフとなる。
【0030】
図2は単相交流電源1の第一相が接地されている場合で、単相交流電源1の第二相から抵抗39,フォトカプラ40,ダイオード42,大地,単相交流電源1の第一相のループで接地検出電流ievが流れ、フォトカプラ40の受光トランジスタはオンとなる。フォトカプラ35には接地検出電流が流れず、フォトカプラ35の受光トランジスタはオフとなる。
【0031】
また、単相交流電源1が非接地ならば、接地検出電流は流れず、フォトカプラ35,40はともにオフとなる。単相交流電源1は第二相接地、あるいは、非接地であれば、コンデンサ29には過大電圧が印加されず、第一相接地の場合にはコンデンサ29には過大電圧が印加されることがある。第一相接地を検出すると無停電電源装置のように逆変換器が交流入力電源に同位相で同期して運転している装置では警報を発し、入力電源の接地を変更することで、過大電圧を未然に防止することができる。また、逆変換器が交流入力電源に同期して運転しない装置では、装置の運転を停止することで、コンデンサ29に過大電圧が印加されることを防止する。
【0032】
なお、以上を整理すれば、単相交流電源1の接地とフォトカプラの出力の関係は以下となる。
【0033】
Figure 0003565000
このように本実施例によれば、単相電力変換装置が第一相接地,第二相接地及び非接地のいずれの接地状態にあるかが識別できる。
【0034】
図3は本発明による第二の実施例の三相電力変換装置を示す回路図である。
【0035】
主回路の構成は図15と同一である。三相交流電源の第一相と大地間に抵抗34,フォトカプラ35,ダイオード37を直列したものを接続する。フォトカプラ35の発光ダイオードに逆並列にダイオード36を、受光トランジスタの出力を接地判定回路38にそれぞれ接続する。三相交流電源の第二相と大地間に抵抗39,フォトカプラ40,ダイオード42を直列したものを接続する。フォトカプラ40の発光ダイオードに逆並列にダイオード41を、受光トランジスタの出力を接地判定回路43にそれぞれ接続する。三相交流電源の第三相と大地間に抵抗44,フォトカプラ45,ダイオード47を直列したものを接続する。フォトカプラ45の発光ダイオードに逆並列にダイオード46を、受光トランジスタの出力を接地判定回路48に接続する。なお、図3は単相3線式電力変換装置にもそのまま適用できる。
【0036】
図3,図4により接地検出を説明する。
【0037】
図3は三相交流電源2の第二相が接地されている場合で、三相交流電源2の第一相から抵抗34,フォトカプラ35,ダイオード37,大地,三相交流電源2の第二相のループで接地検出電流ieuが流れ、フォトカプラ35の受光トランジスタはオンとなる。三相交流電源2の第三相から抵抗44,フォトカプラ45,ダイオード47,大地,三相交流電源2の第二相のループで接地検出電流iew が流れ、フォトカプラ45の受光トランジスタはオンとなる。フォトカプラ40には接地検出電流が流れず、フォトカプラ40の受光トランジスタはオフとなる。
【0038】
図4は三相交流電源2の第一相が接地された場合で、三相交流電源2の第二相から抵抗39,フォトカプラ40,ダイオード42,大地,三相交流電源2の第一相のループで接地検出電流ievが流れ、フォトカプラ40の受光トランジスタはオンとなる。三相交流電源2の第三相から抵抗44,フォトカプラ45,ダイオード47,大地,三相交流電源2の第一相のループで接地検出電流iewが流れ、フォトカプラ45の受光トランジスタはオンとなる。フォトカプラ35には接地検出電流が流れず、フォトカプラ35の受光トランジスタはオフとなる。また、三相交流電源2が非接地ならば、接地検出電流は流れず、フォトカプラ35,40,45はともにオフとなる。さらに、三相交流電源2が中性点接地ならば、すべてのフォトカプラに接地検出電流は流れ、フォトカプラ35,40,45はともにオンとなる。
【0039】
三相交流電源2は第二相接地、あるいは、非接地であれば、コンデンサ29,31には過大電圧が印加されず、第一相接地,第三相接地,中性点接地の場合にコンデンサ29,31には過大電圧が印加されることがある。第一相接地,第三相接地,中性点接地を検出すると、第一の実施例と同様に警報発報、または、装置を停止する保護を行う。
【0040】
なお、以上を整理すれば、三相交流電源2の接地とフォトカプラの出力の関係は以下となる。
【0041】
Figure 0003565000
このように本実施例によれば、三相電力変換装置が、第一相接地,第二相接地,第三相接地,中性点接地及び非接地のいずれの接地状態にあるかを識別できる。
【0042】
図5は本発明による第三の実施例の単相電力変換装置を示す回路図である。
【0043】
主回路の構成は図11と同一である。直流の中性相に接続されている単相交流電源の第二相と大地間に抵抗39,フォトカプラ40を直列したものを接続する。フォトカプラ40の発光ダイオードに逆並列にダイオード41を、受光トランジスタの出力を接地判定回路43に接続する。
【0044】
単相交流電源1の第二相が接地されると、フォトカプラ40には接地検出電流が流れず、フォトカプラ40の受光トランジスタはオフとなる。単相交流電源1の第一相が接地されると、単相交流電源1の第二相から抵抗39,フォトカプラ40,大地,単相交流電源1の第一相のループで接地検出電流が流れ、フォトカプラ40の受光トランジスタはオンとなる。また、単相交流電源1が非接地ならば、接地検出電流は流れず、フォトカプラ40はオフとなる。以上を整理すれば、単相交流電源1の接地とフォトカプラの出力の関係は以下となる。
【0045】
Figure 0003565000
単相交流電源1は第二相接地、あるいは、非接地であれば、コンデンサ29には過大電圧が印加されないので、フォトカプラ40がオンとなる第一相接地の場合には警報発報、または、装置を停止し、過大電圧を未然に防止することができる。このように、少なくとも、直流の中性相に接続される単相交流電源の第二相に接地電流検出回路を接続して接地電流を検出すれば、コンデンサ29に過電圧が印加される接地状態で有るか否かを識別できる。
【0046】
図6は本発明による第四の実施例の三相電力変換装置を示す回路図である。
【0047】
主回路の構成は図15と同一である。直流の中性相に接続されている三相交流電源の第二相と大地間に抵抗39,フォトカプラ40を直列したものを接続する。フォトカプラ40の発光ダイオードに逆並列にダイオード41を、受光トランジスタの出力を接地判定回路43にそれぞれ接続する。
【0048】
三相交流電源2の第二相が接地されると、フォトカプラ40には接地検出電流が流れず、フォトカプラ40の受光トランジスタはオフとなる。三相交流電源2の第一相が接地されると、三相交流電源2の第二相から抵抗39,フォトカプラ40,大地,三相交流電源2の第一相のループで接地検出電流が流れ、フォトカプラ40の受光トランジスタはオンとなる。また、三相交流電源2が非接地ならば、接地検出電流は流れず、フォトカプラ40はオフとなる。さらに、三相交流電源2が中性点接地ならば、接地検出電流は流れ、フォトカプラ40はオンとなる。
【0049】
なお、以上を整理すれば、三相交流電源2の接地とフォトカプラの出力の関係は以下となる。
【0050】
Figure 0003565000
三相交流電源2は第二相接地、あるいは、非接地であれば、コンデンサ29,31には過大電圧が印加されないので、フォトカプラ40がオンとなる第一相接地,第三相接地,中性点接地の場合には警報発報、または、装置を停止し、過大電圧を未然に防止することができる。このように、少なくとも、直流の中性相に接続される三相交流電源の第二相に接地電流検出回路を接続して接地電流を検出すれば、コンデンサ29,31に過電圧が印加される接地状態で有るか否かを判定できる。
【0051】
本発明の第三,第四の実施例では直流の中性相に接続される交流電源の相のみに接地検出を行うので、部品点数が少なく、信頼性,経済性に優れている。さらに、フォトカプラにツェナーダイオードを直列に接続して接地電流検出値を大きくすることも可能である。
【0052】
フォトカプラ以外の検出法を以下の実施例で説明する。
【0053】
図7は本発明による第五の実施例の三相電力変換装置を示す回路図である。
【0054】
主回路の構成は図15と同一である。直流の中性相に接続されている三相交流電源の第二相と大地間に抵抗39,変流器49を直列したものを接続し、変流器49の出力を接地判定回路43に接続する。
【0055】
三相交流電源2の第二相が接地されると、変流器49には接地検出電流が流れず、変流器49の出力に電流が流れない。三相交流電源2の第一相が接地されると、三相交流電源2の第二相から抵抗39,変流器49,大地,三相交流電源2の第一相のループで接地検出電流が流れ、変流器49の出力に電流が流れる。また、三相交流電源2が非接地ならば、接地検出電流は流れず、変流器49の出力に電流が流れない。さらに、三相交流電源2が中性点接地ならば、接地検出電流は流れ、変流器49の出力に電流が流れる。接地判定回路43で変流器49の出力電流を検出し、電流が流れなければ、第二相接地または非接地と判定でき、電流が流れれば、第一相接地,第三相接地、または中性点接地と判定でき、第四の実施例と同様に警報発報、または、装置を停止し、過大電圧を未然に防止することができる。このように、図6の実施例におけるフォトカプラの代わりに変流器で接地電流を検出しても、図6の実施例と同様の作用・効果がある。
【0056】
図8は本発明による第六の実施例の三相電力変換装置を示す回路図である。
【0057】
主回路の構成は図15と同一である。直流の中性相に接続されている三相交流電源の第二相と大地間に変圧器50を接続し、変圧器50の出力を接地判定回路43に接続する。
【0058】
三相交流電源2の第二相が接地されると、変圧器50の一次に電圧が印加されず、変圧器50の出力に電圧が発生しない。三相交流電源2の第一相が接地されると、三相交流電源2の第二相と大地間に電圧が発生するため、変圧器50の一次に電圧が印加され、変圧器50の出力に電圧が発生する。また、三相交流電源2が非接地ならば、変圧器50の一次に電圧が印加されず、変圧器50の出力に電圧が発生しない。さらに、三相交流電源2が中性点接地ならば、変圧器50の一次に電圧が印加され、変圧器50の出力に電圧が発生する。接地判定回路43で変圧器50の出力電圧を検出し、電圧がなければ、第二相接地または非接地と判定でき、電圧があれば、第一相接地,第三相接地、または中性点接地と判定でき、第四の実施例と同様に警報発報、または、装置を停止し、過大電圧を未然に防止することができる。
【0059】
図9は本発明による第七の実施例の三相電力変換装置を示す回路図である。
【0060】
主回路の構成は図15と同一である。直流の中性相に接続されている三相交流電源の第二相と大地間にコンデンサ51と変圧器50を直列に接続し、変圧器50の出力を接地判定回路43に接続する。接地検出は第六の実施例と同じである。第六の実施例との違いはコンデンサ51により、第二相と大地間に直流分を含む電圧が発生した場合、第六の実施例では、直流分を含む電圧が変圧器50の一次に電圧が印加されるため、変圧器50が磁気飽和することがあるが、第七の実施例では、コンデンサ51に直流分が印加され、変圧器50の一次には直流分を含まない交流電圧が印加されるため、変圧器50が磁気飽和することがない。図10は本発明による第八の実施例の三相電力変換装置を示す回路図である。主回路の構成は図15と同一である。直流の中性相に接続されている三相交流電源の第二相と大地間にコンデンサ51と抵抗39を接続し、抵抗39の電圧を接地判定回路43に入力する。
【0061】
三相交流電源2の第二相が接地されると、抵抗39には電圧が発生しない。三相交流電源2の第一相が接地されると、三相交流電源2の第二相と大地間に電圧が発生するため、抵抗39に電圧が発生する。また、三相交流電源2が非接地ならば、抵抗39には電圧が発生しない。さらに、三相交流電源2が中性点接地ならば、抵抗39に電圧が発生する。接地判定回路43で抵抗39の電圧を検出し、電圧がなければ、第二相接地または非接地と判定でき、電圧があれば、第一相接地,第三相接地、または中性点接地と判定でき、第四の実施例と同様に警報発報、または、装置を停止し、過大電圧を未然に防止することができる。
【0062】
ここで、電流制限素子を実施例では抵抗としたが、リアクトル,コンデンサ,変圧器、及びその複合体、例えば抵抗とコンデンサの組合せ、としてもよく、特に、コンデンサは前述の如く直流分を負担するので、電流や電圧の検出手段が交流成分のみで作動する部品で構成することができる利点がある。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、入力と出力がともに交流で、さらに回路の一部に正相,中性相,負相からなる直流3線回路があって、交流の一線と直流の中性相を共通にした順変換器と逆変換器を有する電力変換装置において、交流入力電源の接地状態を確実に検出し、逆変換器出力の過大電位を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を単相交流入力,単相交流出力の電力変換装置に適用した第一の実施例の回路図及び作用説明図である。
【図2】第一の実施例の作用説明図である。
【図3】本発明を三相交流入力,三相交流出力の電力変換装置に適用した第二の実施例の回路図及び作用説明図である。
【図4】第二の実施例の作用説明図である。
【図5】本発明を単相交流入力,単相交流出力の電力変換装置に適用した第三の実施例の回路図である。
【図6】本発明を三相交流入力,三相交流出力の電力変換装置に適用した第四の実施例の回路図である。
【図7】本発明を三相交流入力,三相交流出力の電力変換装置に適用した第五の実施例の回路図である。
【図8】本発明を三相交流入力,三相交流出力の電力変換装置に適用した第六の実施例の回路図である。
【図9】本発明を三相交流入力,三相交流出力の電力変換装置に適用した第七の実施例の回路図である。
【図10】本発明を三相交流入力,三相交流出力の電力変換装置に適用した第八の実施例の回路図である。
【図11】単相交流入力,単相交流出力のハーフブリッジ型電力変換装置の回路図である。
【図12】図11の電力変換装置の交流入力第二相接地で、逆変換器が交流入力に同位相での交流入力電圧,交流出力電圧のベクトル図である。
【図13】図11の電力変換装置の交流入力第二相接地で、逆変換器が交流入力に逆位相での交流入力電圧,交流出力電圧のベクトル図である。
【図14】図11の電力変換装置の交流入力第一相接地で、逆変換器が交流入力に逆位相での交流入力電圧,交流出力電圧のベクトル図である。
【図15】三相交流入力,三相交流出力のハーフブリッジ型電力変換装置の回路図である。
【図16】図15の電力変換装置の交流入力第二相接地で、逆変換器が交流入力に同位相での交流入力電圧,交流出力電圧のベクトル図である。
【図17】図15の電力変換装置の交流入力第二相接地で、逆変換器が交流入力に逆位相での交流入力電圧,交流出力電圧のベクトル図である。
【図18】図15の電力変換装置の交流入力第一相接地で、逆変換器が交流入力に逆位相での交流入力電圧,交流出力電圧のベクトル図である。
【符号の説明】
1…単相交流電源、2…三相交流電源、3,4,15,16,27,28,29〜31,51…コンデンサ、5,6,25,26…リアクトル、7〜10,17〜20…トランジスタ、11〜14,21〜24,36,37,41,42,46,47…ダイオード、32…単相交流負荷装置、33…三相交流負荷装置、34,39,44…抵抗、35,40,45…フォトカプラ、38,43,48…接地判定回路、49…変流器、50…変圧器。

Claims (12)

  1. 入力及び出力が交流で、直流部が正相中性相負相から成る3線であり、
    直流3線の正相と中性相との間に接続した正側コンデンサと、直流3線の中性相と負相との間に接続した負側コンデンサとを備え、
    順変換器の直流側の一端が直流3線の正相へ、直流側の他端が直流3線の負相へそれぞれ接続されるハーフブリッジ回路を少なくとも一つ有し、
    逆変換器の直流側の一端が直流3線の正相へ、直流側の他端が直流3線の負相へ接続されるハーフブリッジ回路を少なくとも一つ有する電力変換装置において、
    前記直流3線の中性相に交流電源の一つの相と出力交流の一つの相とが接続し、
    前記逆変換器の交流側と負荷との間に配置した、一端を接地し他端を逆変換器の交流出力の各相に接続した複数個のノイズフィルタコンデンサと、
    交流電源と順変換器の交流入力側との間に配置した、一端を接地し他端を前記交流電源の何れか一相に接続した、一個あるいは複数個の前記交流電源と大地間の電流または電圧を検出して接地検出する手段とを備えることを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1において、前記接地検出する手段は、交流入力と大地間に、電流制限素子と、フォトカプラと、ダイオードとを直列接続し、前記直流部の中性相に接続される交流入力と大地との間に、電流制限素子と、フォトカプラと、ダイオードとを直列接続し、各フォトカプラ出力で接地検出を行うことを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1において、前記接地検出する手段は、直流部の中性相に接続される交流入力と大地間に、電流制限素子と、フォトカプラと、ダイオードとを直列接続し、フォトカプラの出力で接地検出を行うことを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項1において、前記接地検出する手段は、直流部の中性相に接続される交流入力と大地との間に、電流制限素子と、フォトカプラとを直列接続し、フォトカプラにダイオードを逆並列接続し、フォトカプラ出力で接地検出を行うことを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項2から請求項4のいずれか一項において、前記接地検出する手段は、フォトカプラと直列にツェナーダイオードを接続することを特徴とする電力変換装置。
  6. 請求項1において、前記接地検出する手段は、直流部の中性相に接続される交流入力と大地との間に、電流制限素子と変流器とを直列に接続し、変流器出力電流で接地検出を行うことを特徴とする電力変換装置。
  7. 請求項1において、前記接地検出する手段は、直流部の中性相に接続される交流入力と大地との間に、変圧器を接続し、変圧器出力電圧で接地検出を行うことを特徴とする電力変換装置。
  8. 請求項1において、前記接地検出する手段は、直流部の中性相に接続される交流入力と大地との間に、電流制限素子と変圧器とを直列に接続し、変圧器出力電圧で接地検出を行うことを特徴とする電力変換装置。
  9. 請求項1において、前記接地検出する手段は、直流部の中性相に接続される交流入力と大地との間に、電流制限素子を接続し、電流制限素子の電圧で接地検出することを特徴とする電力変換装置。
  10. 請求項1において、交流入力電源が非接地、及び直流部の中性相に接続される交流入力相が接地されている場合には、警報発報を発しないことを特徴とする電力変換装置。
  11. 請求項1において、交流入力電源が非接地、及び直流部の中性相に接続される交流入力相が接地されている場合には、装置を停止しないことを特徴とする電力変換装置。
  12. 請求項1において、前記電流制限素子は、抵抗器、あるいはコンデンサ、あるいはリアクトル、あるいは変圧器、若しくはそれらの複合体とすることを特徴とする電力変換装置。
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