JPH0629344U - 力率制御装置 - Google Patents

力率制御装置

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Publication number
JPH0629344U
JPH0629344U JP6233992U JP6233992U JPH0629344U JP H0629344 U JPH0629344 U JP H0629344U JP 6233992 U JP6233992 U JP 6233992U JP 6233992 U JP6233992 U JP 6233992U JP H0629344 U JPH0629344 U JP H0629344U
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JP
Japan
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power factor
capacitor
power
reactive power
current
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Pending
Application number
JP6233992U
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English (en)
Inventor
徹夫 小須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP6233992U priority Critical patent/JPH0629344U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無効電力を零に制御することができるように
したものである。 【構成】 電源1側に変圧器12を設け、インバータコ
ンデンサ4に流れる電流を変流器13で検出し、変圧器
12と変流器13で検出された電圧と電流を位相電流検
出部11に入力し、ここで、遅れ無効電力と進み無効電
力を検出する。検出された無効電力に応じて力率調整用
コンデンサ増減演算部14で、コンデンサを増加させる
か、減少させるかを演算して出力にその指令を送出す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は力率調整用コンデンサとインバータコンデンサを組み合せて力率を 制御するようにした力率制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、負荷の力率を調整する手段としては、無効電力を一定値以内とする第1 手段と、力率そのものをある範囲内に保つようにした第2手段がある。両手段の うち、通常第1手段が多く採用されている。その手段の1例を図5に示す。図5 において、1は交流電源で、この電源1は負荷である複数の誘導電動機2a〜2 nに接続される。3a,3b〜3nは力率調整用のコンデンサ、4はインバータ コンデンサ、5は電流検出用の変流器である。
【0003】 上記図5のように構成された力率調整手段において、誘導電動機2a〜2nの 無効電力を一定値以内に制御するには図6に示すように制御する手段を採ってい る。すなわち、図6において、図示しない無効電力検出装置で検出した無効電力 が遅れ無効電力であるとき、予め設定した設定値(BKVar)以上となると( 図示B1〜B4点)力率調整用コンデンサ3a,3b〜3nのうち、所定のコンデ ンサが投入される。これにより、コンデンサの容量が増大して力率が改善される 。
【0004】 一方、無効電力が進みの場合には、図6に示すように予め設定した設定値(A KVar)以上となると(図示A1〜A4点)力率調整用コンデンサ3a,3b〜 3nのうち所定のコンデンサを開放させる。これにより、コンデンサの容量は減 少して力率が改善される。なお、図6において、直線C,Dはそれぞれ進み及び 遅れ力率を示す。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 上述のように従来の力率制御装置では無効電力一定値以内の制御を行うために 、電源側からみて無効電力が図6に示すA+Bの範囲でバラツキ、無効電力を零 に制御することが困難である。これは、無効電力が図6に示す設定値AまたはB になったことを検出して力率調整用コンデンサ3a,3b〜3nの投入、開放制 御を行っているからである。
【0006】 この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、無効電力を零に制御すること ができるようにした力率制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記の目的を達成するために、負荷の無効電力を検出して無効電力 の遅れ、進みに応じて力率調整用コンデンサの投入開放を行うようにした力率制 御装置において、 前記負荷にインバータコンデンサと複数の力率調整用コンデンサとを接続し、 前記インバータコンデンサに流入される電流と電源電圧から位相電流を検出する 位相電流検出部を設け、この検出部で検出した結果が入力され、その結果に応じ て前記力率調整用コンデンサの増減を演算する力率調整用コンデンサ増減演算部 を設け、この演算部の出力に応じて力率調整用の投入開放を行うようにしたこと を特徴とするものである。
【0008】
【作用】
負荷の力率が変化すると、位相・電流検出部がこれを検出する。この検出によ り遅れ、進み無効電力が得られ、この無効電力が力率調整用コンデンサ投入開放 演算部に入力される。この演算部は入力された無効電力を演算してその値に応じ て力率調整用のコンデンサを投入したり、開放したりして無効電力が零になるよ うにする。
【0009】
【実施例】
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明するに、図5と同一部分には同一 符号を付して示す。図1において、11は位相・電流検出部で、この検出部11 には電源電圧が変圧器12を介して供給されるとともに、インバータコンデンサ 4に流れる電流が変流器13を介して供給される。検出部11に供給された電圧 と電流から遅れ無効電力が進み無効電力を検出して、その出力を力率調整用コン デンサ増減演算部14に供給する。演算部14は入力された無効電力に応じて出 力にコンデンサを増加させるか、減少させるかの指令を送出する。なお、この演 算部14にはインバータコンデンサ4で設定した電流値IKとインバータコンデ ンサ4に流入される電流IがI≧IKのときオンである信号も入力される。15 は位相電流検出部11と力率調整用コンデンサ増減演算部14に電力を供給する 電源部である。
【0010】 図2は上記実施例を使用した力率制御装置の構成説明図で、この図2において 、図1と図5と同一部分には同一符号を付して示す。
【0011】 次に、図1および図2により実施例の動作を述べる。図3において、まず、S 1 はインバータコンデンサ4に流れる電流Iが│I│≧IKなる式を満たすかどう かを判断するステップで、このステップS1で「YES」なら無効電力が遅れか 進みかを判断するステップS2に進む。ステップS2で遅れの場合には確認時間T 1 を設けて、この時間T1が経過した後に力率調整用コンデンサ3a,3b…のう ち1台を減少させる指令をステップS3で出す。その後、確認時間T2の経過後、 再びステップS1から上述と同様の判断を行う。そして、ステップS2のとき、進 み無効電力のときには確認時間T1を経た後、ステップS4で力率調整用コンデン サ3a,3b…にさらにコンデンサを1台増加させる指令を出す。その後、確認 時間T2の経過後、ステップS1から同様の動作を行う。上述のように確認時間T 1 ,T2を設けたことにより、負荷投入時の突入電流により力率調整用コンデンサ 3a,3b…の数が変動しなくなる。
【0012】 図4は等容量の力率調整用コンデンサ3a,3b…の数とインバータコンデン サ1台とを組み合わせたときのコンデンサの投入,開放のパターンで、この図4 において、コンデンサが零台のときは、I1点まではインバータコンデンサ4が 力率の制御を行う。このインバータコンデンサ4における制御は√3 VIk( KVar)となる。なお、図4において、Cは力率調整用コンデンサ1台当りの 容量を示す。
【0013】 上記実施例では力率調整用コンデンサの投入,開放の順序を決定する台数制御 機能については詳細していないが、この機能も必要である。図4から、この実施 例ではインバータコンデンサが正常に動作している時のみ力率制御が可能である 。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、力率を100%(無効電力零)近くに 力率調整用コンデンサの増減制御ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の要部を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例を使用した概略的な構成図であ
る。
【図3】動作を述べるためのフローチャートである。
【図4】力率調整用コンデンサの投入,開放パターン説
明図である。
【図5】従来例を示す概略的な構成説明図である。
【図6】従来例の動作を述べるための説明図である。
【符号の説明】
1…電源 3a,3b…3n…力率調整用コンデンサ 4…インバータコンデンサ 11…位相電流検出部 12…変圧器 13…変流器 14…力率調整用コンデンサ増減演算部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷の無効電力を検出して無効電力の遅
    れ、進みに応じて力率調整用コンデンサの投入開放を行
    うようにした力率制御装置において、 前記負荷にインバータコンデンサと複数の力率調整用コ
    ンデンサとを接続し、前記インバータコンデンサに流入
    される電流と電源電圧から位相電流を検出する位相電流
    検出部を設け、この検出部で検出した結果が入力され、
    その結果に応じて前記力率調整用コンデンサの増減を演
    算する力率調整用コンデンサ増減演算部を設け、この演
    算部の出力に応じて力率調整用の投入開放を行うように
    したことを特徴とする力率制御装置。
JP6233992U 1992-09-04 1992-09-04 力率制御装置 Pending JPH0629344U (ja)

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JP6233992U JPH0629344U (ja) 1992-09-04 1992-09-04 力率制御装置

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JP6233992U JPH0629344U (ja) 1992-09-04 1992-09-04 力率制御装置

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JPH0629344U true JPH0629344U (ja) 1994-04-15

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ID=13197271

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JP6233992U Pending JPH0629344U (ja) 1992-09-04 1992-09-04 力率制御装置

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