JPH06293353A - 金属材料用梱包紙 - Google Patents

金属材料用梱包紙

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JPH06293353A
JPH06293353A JP8324793A JP8324793A JPH06293353A JP H06293353 A JPH06293353 A JP H06293353A JP 8324793 A JP8324793 A JP 8324793A JP 8324793 A JP8324793 A JP 8324793A JP H06293353 A JPH06293353 A JP H06293353A
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JP
Japan
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paper
resin
rust
less
coated paper
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Withdrawn
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JP8324793A
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English (en)
Inventor
Takashi Iwata
多加志 岩田
Haruo Tomari
治夫 泊里
Shigeharu Ito
重晴 伊藤
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 透湿度:50g/m2/24hr 以下の樹脂被覆紙より
なる金属材料用梱包紙であって、梱包使用前の加熱処理
等により、前記樹脂被覆紙のぎ酸含有量が30ppm以下に
調整されたもの、又は前記樹脂被覆紙のホルムアルデヒ
ド含有量が10ppm以下に調整されたもの。 【効果】 錆止め紙の如き特殊な錆防止薬剤を含有する
ことなく、防錆性能の向上が図れ、被梱包材(金属材
料)の腐食が生じ難くなる。従って、従来の樹脂被覆紙
での防錆性能の長期信頼性に乏しいという欠点及び錆止
め紙での経済性に起因する欠点を同時に改善し得るよう
になる。そのため、金属材料梱包に係る経済性の低下を
招くことなく、充分な防錆性能を確保できるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属材料用梱包紙に関
し、詳細には、鉄鋼、銅、Al等の金属材料の梱包に用い
る金属材料用梱包紙に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレン加工紙の如く、樹脂コーテ
ィングを表面に施した紙は、防湿性能を有するため、金
属材料の防錆用梱包材として使用される。即ち、金属材
料の梱包に際し、金属材料の防錆を必要とする場合、金
属材料用梱包紙として、樹脂コーティング膜(樹脂被覆
膜)を有する樹脂被覆紙が使用される。しかしながら、
かかる従来の樹脂被覆紙は、樹脂被覆膜にピンホール等
の欠陥があり、そのため防錆性能は長期間にわたる信頼
性には乏しいという問題点がある。そこで、この問題点
を解決し、防錆性能の向上を図るため、気化性錆止め剤
等の如き特殊な錆防止薬剤を含んだ錆止め紙が開発さ
れ、かかる錆止め紙も金属材料用梱包紙として使用され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
錆止め紙においては、特殊な錆防止薬剤を含有すること
に起因し、一般の梱包紙や樹脂被覆紙と比較して高価で
あり、そのため経済性の面から簡便に使用することが難
しいという問題点がある。即ち、輸出用鋼板コイル等の
如く輸送期間が長く、輸送費用が相対的に高い場合に
は、錆止め紙使用による費用増加(経済性の低下)は錆
止め効果に相殺されるので、あまり問題とならないが、
一方、近距離輸送あるいは倉庫での保管等の際には、高
価な錆止め紙の使用は流通コストの増加による競争力の
低下を招くので、大きな問題となる。
【0004】本発明は、このような事情に着目してなさ
れたものであって、その目的は前記従来の樹脂被覆紙及
び錆止め紙の有する問題点を解消し、錆止め紙の如き特
殊な錆防止薬剤を含有することなく、防錆性能の向上が
図れる金属材料用梱包紙を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る金属材料用梱包紙は次のような構成と
している。即ち、請求項1記載の梱包紙は、紙の少なく
とも片面に樹脂被覆膜を有する樹脂被覆紙よりなる金属
材料用梱包紙において、前記樹脂被覆紙の透湿度が50g/
m2/24hr 以下であると共にぎ酸含有量が30ppm 以下であ
ることを特徴とする金属材料用梱包紙である。請求項2
記載の梱包紙は、紙の少なくとも片面に樹脂被覆膜を有
する樹脂被覆紙よりなる金属材料用梱包紙において、前
記樹脂被覆紙の透湿度が50g/m2/24hr 以下であると共に
ホルムアルデヒド含有量が10ppm以下であることを特徴
とする金属材料用梱包紙である。
【0006】請求項3記載の梱包紙は、前記樹脂被覆紙
のぎ酸含有量が、梱包に使用する前の加熱処理により30
ppm 以下に調整されている請求項1記載の金属材料用梱
包紙である。又、請求項4記載の梱包紙は、前記樹脂被
覆紙のホルムアルデヒド含有量が、梱包に使用する前の
加熱処理により10ppm 以下に調整されている請求項2記
載の金属材料用梱包紙である。
【0007】
【作用】本発明に係る金属材料用梱包紙は、前記の如
く、紙の少なくとも片面に樹脂被覆膜を有する樹脂被覆
紙よりなる金属材料用梱包紙において、前記樹脂被覆紙
の透湿度が50g/m2/24hr 以下であると共に、ぎ酸含有量
が30ppm 以下又はホルムアルデヒド含有量が10ppm 以下
であるので、この透湿度とぎ酸含有量又はホルムアルデ
ヒド含有量とに起因して、錆止め紙の如き特殊な錆防止
薬剤を含有させることなく、防錆性能の向上が図れる。
【0008】即ち、一般の紙(樹脂被覆膜を有していな
い紙)はその製造工程上硫酸根を不可避的に含んでい
る。又、かかる紙により金属材料を梱包した場合には、
紙内部及び被梱包材(金属材料)の表面にて結露が生じ
易い。故に、かかる結露が生じると、この結露水は高濃
度の硫酸イオンを含有することになり、その結果、被梱
包材の腐食を促進する。これに対し、ポリエチレン等の
樹脂被覆膜を有する樹脂被覆紙であって透湿度:50g/m2
/24hr 以下のものにおいては、仮に樹脂被覆膜に存する
ピンホール等の欠陥を通して外気の水分が樹脂被覆膜を
透過し、梱包物内部へ侵入してきても被梱包材(金属材
料)の腐食を著しく加速することはない。
【0009】このことは、透湿度:50g/m2/24hr 以下の
樹脂被覆紙においては樹脂被覆膜を透過する水分の殆ど
が水蒸気であることから理解できる。即ち、硫酸根は結
露した水分にはイオンとして溶解するが、気体である水
蒸気に直接溶解することはない。従って、一般紙で梱包
した場合の如く紙内部にて結露した水分は必然的に高濃
度の硫酸イオンを含有することになる。これに対し、樹
脂被覆紙で梱包した場合には梱包物内部へ侵入した水蒸
気は結露するとすれば梱包物内部で結露し、その結露水
は硫酸イオンをあまり含有しないことになり、又、紙内
部にて結露した水分は高濃度の硫酸イオンを含有する
が、その水の表面張力のため樹脂被覆膜の微小なピンホ
ールを通して梱包物内部に侵入することは殆どない。
尚、金属材料梱包用樹脂被覆紙としては紙の片面のみに
樹脂被覆膜を有するものを使用する場合も多いが、この
場合は樹脂被覆膜側を被梱包材側(即ち梱包紙内面)と
して使用されるため、上記紙内部での結露水や外気中で
の結露水が被梱包材の表面にまで滲みでることは、樹脂
被覆紙の防湿性能が著しく劣っていない限り可能性は少
ない。以上より、透湿度:50g/m2/24hr 以下の樹脂被覆
紙においては、紙自体が含有する硫酸根は被梱包材(金
属材料)の腐食を大きく促進する要因とはならないとい
える。
【0010】一方、紙は硫酸根以外にも金属の腐食反応
を促進する可能性を有する物質を含有している。それら
は、不純物としての塩類及び湿潤時の強度強化剤として
添加される樹脂成分の未反応あるいは分解生成物である
ホルムアルデヒドである。但し、ホルムアルデヒドに関
しては、ホルムアルデヒドの酸化生成物であるぎ酸が腐
食反応を促進する可能性を有する物質であるという意味
である。即ち、ホルムアルデヒド自体は腐食反応促進可
能性物質ではなく、腐食反応に直接関与することはない
が、ホルムアルデヒドが空気中の酸素等により酸化され
てぎ酸となり、このぎ酸は強酸であるので、金属に触れ
ると腐食反応を促進する可能性があるという意味であ
る。
【0011】ここで、かかる塩類やホルムアルデヒドの
影響について以下記述する。塩類に関しては、本質的に
前述の硫酸根の場合と同様の機構により影響する。即
ち、一般紙で梱包した場合には、被梱包材表面のハロゲ
ンイオン含有結露水により被梱包材の腐食を促進するこ
とになるが、透湿度:50g/m2/24hr 以下の樹脂被覆紙に
より梱包した場合には、被梱包材表面に存する結露水は
ハロゲンイオンをあまり含有しないので、紙自体が含有
する塩類は被梱包材(金属材料)の腐食を大きく促進す
る要因とはならない。これに対し、ホルムアルデヒドに
関しては、揮発性であるため、透湿度:50g/m2/24hr 以
下の樹脂被覆紙により梱包した場合でも、気体状態で樹
脂被覆紙を容易に透過し、梱包物内部へ侵入し、その結
果、ホルムアルデヒドの酸化により生成したぎ酸を含有
する水分(結露水)が被梱包材表面に存在することにな
る。従って、このぎ酸濃度が高く、腐食性が強い場合に
は、被梱包材(金属材料)の腐食が促進される。尚、こ
のとき、仮に被梱包材(金属材料)表面に防錆油が塗布
されていたとしても、ホルムアルデヒド及びぎ酸は、い
づれも有機物であるので防錆油に対する相溶性を有し、
そのため防錆油による遮断効果は発揮されず、前記防錆
油塗布によって被梱包材の腐食を防止し得ることにはな
らない。以上より、透湿度:50g/m2/24hr 以下の樹脂被
覆紙に係る被梱包材(金属材料)の腐食促進要因は、間
接的には紙自体が含有するホルムアルデヒドであり、直
接的にはホルムアルデヒドの酸化生成物(ぎ酸)であ
り、これらの量が多いと被梱包材(金属材料)の腐食が
促進され、これらが少ないと被梱包材(金属材料)の腐
食が生じ難くなるといえる。
【0012】このようなぎ酸の量及びホルムアルデヒド
の量について実験したところ、透湿度:50g/m2/24hr 以
下の樹脂被覆紙において、そのぎ酸含有量:30ppm 以下
又はホルムアルデヒド含有量:10ppm 以下であれば、錆
止め紙の如き特殊な錆防止薬剤を含有させなくても、防
錆性能の向上が図れ、被梱包材(金属材料)の腐食が生
じ難くなることが判った。従って、本発明に係る金属材
料用梱包紙によれば、その樹脂被覆紙の透湿度:50g/m2
/24hr 以下、且つ、ぎ酸含有量:30ppm 以下又はホルム
アルデヒド含有量:10ppm 以下であることに起因して、
錆止め紙の如き特殊な錆防止薬剤を含有させることな
く、防錆性能の向上が図れ、被梱包材(金属材料)の腐
食が生じ難くなる。ここで、樹脂被覆紙の透湿度:50g/
m2/24hr 以下としているのは、50g/m2/24hr 超にすると
樹脂被覆膜を透過する水蒸気の量が多くなり、又、水蒸
気以外の水分(液体)も樹脂被覆膜を透過するようにな
り、それらに起因して被梱包材の腐食が生じるようにな
るからである。又、ぎ酸含有量:30ppm 以下としている
のは、30ppm 超では防錆性能の向上が図れず、被梱包材
(金属材料)の腐食が生じるようになるからである。ホ
ルムアルデヒド含有量:10ppm 以下としているのは、10
ppm 超では防錆性能の向上が図れなくなるからである。
【0013】本発明において、前記樹脂被覆紙のぎ酸含
有量:30ppm 以下への調整や、ホルムアルデヒド含有
量:10ppm 以下への調整は、梱包に使用する前の加熱処
理によりホルムアルデヒド又は/及びホルムアルデヒド
の酸化生成物(ぎ酸)を分解し揮発させること(加熱低
減法)により達成し得、又、樹脂被覆紙の製造段階でホ
ルムアルデヒドの添加量を低減しておくこと(添加量低
減法)によっても行い得る。これら両者の中で、前者の
加熱低減法による方が、簡便に行え、又、従来の製造ラ
インで製造され上市された現有樹脂被覆紙に対しても適
用し得る等の点から、加熱低減法の適用が望ましいとい
える。
【0014】
【実施例】紙の片面のみに樹脂被覆膜としてポリエチレ
ン被覆膜を有する樹脂被覆紙よりなる梱包紙であって、
その樹脂被覆紙の透湿度、ぎ酸含有量、ホルムアルデヒ
ド含有量の異なるものを準備した。尚、これら樹脂被覆
紙は全て基材の紙は厚み:75g/m2相当量のクラフト紙で
あり、ポリエチレン被覆膜の厚みは20μm である。
【0015】冷延鋼板(100×100mm)に防錆油を塗布した
後、これを上記樹脂被覆紙により梱包した。このとき、
ポリエチレン被覆膜側を被梱包材(冷延鋼板)側となる
ように梱包した。又、下記試験において水分が梱包紙の
合わせ部分から梱包物(梱包後のもの)の内部に侵入す
ることがないようにするため、梱包紙の合わせ部分はテ
ーピングによりシールを施した。
【0016】次に、これら梱包物について、恒温恒湿試
験(温度40±0.5 ℃、相対湿度90±2%の環境に72時間保
持)を実施し、冷延鋼板面における錆発生面積率により
樹脂被覆紙(梱包紙)の防錆性能を評価した。尚、シー
ル部分及び梱包紙が多重に合わさっている部分の真下に
位置する冷延鋼板面は評価対象から除外した。この恒温
恒湿試験の結果を表1に示す。この表1から判る如く、
比較例に係る梱包紙により梱包したもの(No.7〜12)
は、錆発生面積率が1.5 〜11.0%であり、梱包紙の防錆
性能が不充分である。これに対し、本発明の実施例に係
る梱包紙により梱包したもの(No.1〜 6)は、錆発生面
積率が小さくて0.3 〜1.0 %であり、梱包紙の防錆性能
に優れている。
【0017】
【表1】
【0018】尚、表1に示される樹脂被覆紙の透湿度
は、JIS Z 0208に準じて測定した。ぎ酸含有量は、24時
間イオン交換水にて抽出後、イオンクロマトグラフィー
を用いて定量分析した。ホルムアルデヒド含有量は、
2,4−ジニトロフェニルヒドラジン−2%りん酸−アセ
トニトリル溶液にて 150時間抽出後、高速液体クロマト
グラフィーを用いて定量分析した。表1に示されるNo.4
に係る梱包紙はNo.7に係る梱包紙に加熱処理(70℃で5
時間加熱)を施したものに相当する。表1の総合評価に
おいて、○、△、及び×印は梱包紙の防錆性能の水準を
示し、○印は防錆性能に優れる、△印は防錆性能にやや
劣る、×印は防錆性能に劣ることを示すものである。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る金属材料用梱包紙によれ
ば、錆止め紙の如き特殊な錆防止薬剤を含有することな
く、防錆性能の向上が図れ、被梱包材(金属材料)の腐
食が生じ難くなる。従って、従来の樹脂被覆紙での防錆
性能の長期信頼性に乏しいという欠点及び錆止め紙での
経済性に起因する欠点を同時に改善し得るようになる。
そのため、金属材料梱包に係る経済性の低下を招くこと
なく、充分な防錆性能を確保できるようになる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙の少なくとも片面に樹脂被覆膜を有す
    る樹脂被覆紙よりなる金属材料用梱包紙において、前記
    樹脂被覆紙の透湿度が50g/m2/24hr 以下であると共にぎ
    酸含有量が30ppm 以下であることを特徴とする金属材料
    用梱包紙。
  2. 【請求項2】 紙の少なくとも片面に樹脂被覆膜を有す
    る樹脂被覆紙よりなる金属材料用梱包紙において、前記
    樹脂被覆紙の透湿度が50g/m2/24hr 以下であると共にホ
    ルムアルデヒド含有量が10ppm 以下であることを特徴と
    する金属材料用梱包紙。
  3. 【請求項3】 前記樹脂被覆紙のぎ酸含有量が、梱包に
    使用する前の加熱処理により30ppm 以下に調整されてい
    る請求項1記載の金属材料用梱包紙。
  4. 【請求項4】 前記樹脂被覆紙のホルムアルデヒド含有
    量が、梱包に使用する前の加熱処理により10ppm 以下に
    調整されている請求項2記載の金属材料用梱包紙。
JP8324793A 1993-04-09 1993-04-09 金属材料用梱包紙 Withdrawn JPH06293353A (ja)

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