JPH0629302U - レール走行台車装置 - Google Patents

レール走行台車装置

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Publication number
JPH0629302U
JPH0629302U JP6797992U JP6797992U JPH0629302U JP H0629302 U JPH0629302 U JP H0629302U JP 6797992 U JP6797992 U JP 6797992U JP 6797992 U JP6797992 U JP 6797992U JP H0629302 U JPH0629302 U JP H0629302U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling
power supply
block
power
rail
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Pending
Application number
JP6797992U
Other languages
English (en)
Inventor
和広 石川
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大定格の電源を必要とすることなく、1つの
ブロックに複数の台車が進入した場合における始動時の
電源出力を確保することができるレール走行台車装置を
提供する。 【構成】 複数のブロックからなる走行ラインを複数の
走行台車10が走行するレール走行台車装置において、
各ブロックの給電トロリー11とこの給電トロリー11
に接続される電源ユニット12との間に蓄電器を介在さ
せたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数のブロックからなる走行ラインを複数の走行台車が走行するレ ール走行台車装置に関する。特に、一つのブロックに複数の走行台車が進入した 場合における始動時の電源出力を確保することができるレール走行台車装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来のレール走行台車装置の走行ラインを示す平面模式図である。
【0003】 同図において、Rは工場等に配置された走行台車の走行ラインであり、走行台 車の制御上、 〜 の5つのブロックに分けられている。これらの各ブロック 〜 には、走行台車駆動用の電源(28V)が個別に接続されている。
【0004】 このような走行ラインの各電源の定格は、次のようにして求められる。
【0005】 例えば、走行ラインR上を5台の走行台車が走行する場合、各走行台車に流れ る電流を5Aとして、各ブロックにそれぞれ1台の走行台車が走行すると仮定す れば、各電源の定格は5A以上であれば足りることとなる。
【0006】 ただし、1つのブロックに複数台の走行台車が進入したときには、5A×台数 分の電流が必要となる。したがって、1つのブロックに最大5台の走行台車があ るとき、台車始動時等を考慮すると、最大25Aの大定格の電源が各ブロックご とに必要となる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のレール走行台車装置における走行ラインの各ブロックには、最 大25Aの電源が必要であった。しかしながら、このような大定格の電源の供給 が必要になるのは、台車始動時等の立ち上がりのほんの数秒間である。
【0008】 このため、常時このような大定格の電源を各ブロックに供給することは、効率 が悪く無駄であった。
【0009】 本考案の目的は、以上のような問題点を解決し、大定格の電源を必要とするこ となく、1つのブロックに複数の走行台車が進入した場合における始動時の電源 出力を確保することができるレール走行台車装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、複数のブロックからなる走行ラインを複 数の走行台車が走行するレール走行台車装置において、各ブロックの給電トロリ ーとこの給電トロリーに接続される電源ユニットとの間に蓄電器をそれぞれ介在 させた構成とした。
【0011】
【作用効果】
本考案は上記の構成としたので、次のような作用効果を奏する。
【0012】 すなわち、各ブロックの給電トロリーとこの給電トロリーに接続される電源ユ ニットとの間には、蓄電器がそれぞれ介在させてあるので、電源ユニットの定格 を小さいものとすることができる。
【0013】 したがって、本考案のレール走行台車装置によれば、大定格の電源を必要とす ることなく、1つのブロックに複数の走行台車が進入した場合における始動時の 電源出力を確保することができるという効果がある。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0015】 図1は本考案に係るレール走行台車装置の一実施例を示す模式図である。
【0016】 同図において、Bは複数のブロックからなる走行ラインのうちの1つのブロッ クであり、複数台の走行台車10が走行する。11は走行ラインに沿わせて設け た給電トロリーである。走行台車10は、この給電トロリー11より電気の供給 を受けて作動する。
【0017】 12は電源ユニットであり、給電トロリー11に小さい定格の電気を供給する 。電源ユニット12の電源出力は、本実施例では、走行台車1台分に相当する2 8V,最大5Aとしてある。
【0018】 13は給電トロリー11と電源ユニット12との間に介在させた蓄電器として のバッテリであり、本実施例では1Ah程度のものを使用している。
【0019】 走行ラインの図示しない他のブロックについても、同様にしてバッテリ13を 介在させる。
【0020】 上述したレール走行台車装置によれば、各ブロックの給電トロリー11とこの 給電トロリー11に接続される電源ユニット12との間に、バッテリ13がそれ ぞれ介在させてあるので、各ブロックの電源ユニット12の定格をそれぞれ小さ いものとすることができ、1つのブロックに複数の走行台車10が進入したよう な場合には、バッテリ13の作用により複数の走行台車を走行させることができ る。
【0021】 したがって、本実施例のレール走行台車装置によれば、大定格の電源を必要と することなく、1つのブロックに複数の走行台車が進入した場合における始動時 の電源出力を確保することができる。
【0022】 以上本考案の一実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定される ものではなく、適宜変形実施可能である。
【0023】 例えば、蓄電器としては、上述したバッテリ13に限らず、他の同様の機能を 有するものを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るレール走行台車装置の一実施例を
示す模式図。
【図2】従来のレール走行台車装置の走行ラインを示す
平面模式図。
【符号の説明】
10 走行台車 11 給電トロリー 12 電源ユニット 13 バッテリ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブロックからなる走行ラインを複
    数の走行台車が走行するレール走行台車装置において、
    各ブロックの給電トロリーとこの給電トロリーに接続さ
    れる電源ユニットとの間に蓄電器を介在させたことを特
    徴とするレール走行台車装置。
JP6797992U 1992-09-03 1992-09-03 レール走行台車装置 Pending JPH0629302U (ja)

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