JPH0629292Y2 - 木造家屋の外回り構造 - Google Patents

木造家屋の外回り構造

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JPH0629292Y2
JPH0629292Y2 JP1987034708U JP3470887U JPH0629292Y2 JP H0629292 Y2 JPH0629292 Y2 JP H0629292Y2 JP 1987034708 U JP1987034708 U JP 1987034708U JP 3470887 U JP3470887 U JP 3470887U JP H0629292 Y2 JPH0629292 Y2 JP H0629292Y2
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wooden house
flat plate
frame body
frame
space portion
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JP1987034708U
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忠史 植木
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忠史 植木
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、効率的な施工が出来る木造家屋の外回り構造
に係るものである。
〔従来の技術〕
従来、木造家屋の外回り構造は、左右の柱間、鴨居と梁
間、梁と垂木間等に筋かい、中差し、数箇所に間柱を設
けて補強し、小舞壁（断熱材を張設する場合もある。）
を塗った上、その外側に外壁材（下見板）を張設して外
回りを仕上げている為非常に手間がかかる仕事であり、
施工期間が長くなる上、それだけ施工費も高くなり、施
主の経済的な負担も大きかった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、かかる欠点を解決したもので、筋かい、中
柱、中差し等を不要にし、あらかじめ工場生産したパネ
ル（枠体）を現場に持ち込み、必要な個所に嵌合し、接
着、釘止めして施工の能率化を図り、それだけ施工費の
コストダウンを達成する木造家屋の外回り構造を提供す
ることが技術的課題である。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
木造家屋を構成する柱１，土台12，鴨居２，桁13，梁
３，束15，母屋16，棟木14，垂木４などの骨材により囲
まれた空間部５に、該空間部５の形状に合わせた平板６
の外周に骨材に当接する補強周壁８を付設した枠体ａを
設けることで前記空間部５を閉塞し、この枠体ａの外側
に外壁材10を設けた事を特徴とする木造家屋に外回り構
造に係るものである。
〔作用〕
柱１，土台12，鴨居２，桁13，梁３，束15，母屋16，棟
木14，垂木４などの骨材により囲まれた空間部５に、例
えば予め設計図に合わせて工場生産した枠体ａを設ける
ことで空間部５を閉塞すると木造家屋の骨組が形成され
る。
枠体ａは補強周壁８を付設する為強度も十分である。
〔実施例〕
図面の枠体ａは木製であり、平板６の外周に補強周壁８
を針打ちし、補強周壁８間に補強桟板９を釘打ちして形
成した場合を図示している。この補強周壁８，補強桟板
９が従来の筋かい，中差し，中柱等と同様な補強の役目
を果たすことになる。
また、図面は、平板６の外側面に防湿材11を貼着した場
合である。
枠体ａは第３図に図示したように方形状、台形状、三角
状等があるが、これらの形状に限定されるものではな
く、要は柱１，土台12，鴨居２，桁13，梁３，束15，母
屋16，棟木14，垂木４などの骨材により形成される空間
部５を閉塞する為の形状のものを予め形成しておけば良
い。
枠体ａの空間部５への嵌着は第２図に図示したように平
板６の裏面を内側に向けて嵌着し、空間周壁７と補強周
壁８とを針止めにより行うことが望ましい。このような
枠体ａの嵌着により平板６がそれだけ奥に位置すること
になり、平板６に雨水や湿気が当たりにくくなって枠体
ａの腐食が防止でき、それだけ家屋の耐久性が向上する
ことになる。
この枠体ａを台所、洗面所、浴室等の水回りに使用する
場合には第４図のように補強周壁８の中間位置に平板６
を設け、平板６の表裏面に補強桟板９を付設したタイプ
を使用すると、枠体ａの内側に内壁材を付設したとき、
平板６と内壁材との間にも外壁材10と平板６との間の空
間と同様な空間ができ、この空間の存在分だけ耐湿効果
が呈されることになる。
また、枠体ａを例えばあらかじめ設計図にわせて工場生
産（プレカット工法）すれば、精度の高い枠体ａが量産
されることになり、而かも安価に該枠体ａを提供するこ
とが可能となる。
〔考案の効果〕
本考案は上述の様に構成したから次の様な特長を有す
る。
１ 柱１，土台12，鴨居２，桁13，梁３，束15，母屋1
6，棟木14，垂木４などの骨材と枠体ａとで木造家屋の
骨組みが形成できるからその工期が非常に短縮されるこ
とになる。
２ この枠体ａは平板６の外周に補強周壁８を設けた構
造であるから、それだけ堅固な家屋を構築し得ることに
なる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本実施例の正面図、第２図は要部の側断面図、
第３図は枠体の斜面図、第４図は別例の枠体の斜面図で
ある。 ａ……枠体、１……柱、２……鴨居、３……梁、４……
垂木、５……空間部、６……平板、８……補強周壁、10
……外壁材、12……土台、13……桁、14……棟木、15…
…束、16……母屋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】木造家屋を構成する柱１，土台12，鴨居
    ２，桁13，梁３，束15，母屋16，棟木14，垂木４などの
    骨材により囲まれた空間部５に、該空間部５の形状に合
    わせた平板６の外周に骨材に当接する補強周壁８を付設
    した枠体ａを設けることで前記空間部５を閉塞し、この
    枠体ａの外側に外壁材10を設けた事を特徴とする木造家
    屋の外回り構造。
JP1987034708U 1987-03-09 1987-03-09 木造家屋の外回り構造 Expired - Lifetime JPH0629292Y2 (ja)

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JPH10102680A (ja) * 1996-09-27 1998-04-21 Ueki House Kk 木造家屋構築用のパネル，木造家屋の屋根構築用のパネル及び各パネルを用いた家屋
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