JPH06292125A - カラー映像信号および音声信号の磁気記録再生装置 - Google Patents

カラー映像信号および音声信号の磁気記録再生装置

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Publication number
JPH06292125A
JPH06292125A JP4178018A JP17801892A JPH06292125A JP H06292125 A JPH06292125 A JP H06292125A JP 4178018 A JP4178018 A JP 4178018A JP 17801892 A JP17801892 A JP 17801892A JP H06292125 A JPH06292125 A JP H06292125A
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JP
Japan
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signal
audio signal
video signal
audio
circuit
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Application number
JP4178018A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Morioka
芳宏 森岡
Akihiro Takeuchi
明弘 竹内
Masaaki Kobayashi
正明 小林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー映像信号とハイファイFM音声信号を
従来のVHS(登録商標)方式VTRと互換をとって記
録再生できる超小型のVTRを提供する。 【構成】 低域変換色信号とFM輝度信号を記録する第
1の磁気ヘッド32と、FM音声信号と時間軸変換された
FM音声信号とを記録する第2の磁気ヘッド30とを具備
し、第2の磁気ヘッド30により映像信号の垂直同期期間
以外の期間において前記FM音声信号を先書き記録した
トラックに重なる様に、第1の磁気ヘッド32により概略
垂直同期信号以外の映像信号を後書き記録し、かつ第3
の磁気ヘッド33により第1の磁気ヘッド32により記録さ
れたトラックの延長線上に垂直同期信号を記録し、かつ
第4の磁気ヘッド31により第2のヘッド30により記録さ
れたトラックの延長線上に概略垂直同期信号期間におけ
る音声信号を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はNTSC方式、PAL方
式、また、SECAM方式やEDTVなどのカラー映像
信号とステレオ音声信号や2か国語音声信号などの音声
信号を、磁気テープなどの磁気記録媒体に記録し、また
再生するビデオテープレコーダなどのカラー映像信号お
よび音声信号の磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VHS方式により代表される家庭
用ビデオテープレコーダ(以下VTRと略す)において
は、カラー映像信号は周波数変調された輝度信号と低域
変換された搬送色信号を記録再生する方式、いわゆるカ
ラーアンダー方式が採用され、また、ハイファイ音声信
号としては、音声信号を周波数変調して映像信号よりも
先書き記録する方式、いわゆる深層記録方式が採用され
ている。例えば、テレビジョン学会誌、1978年、第
32巻、第10号、876ページ〜881ページ、白石
勇磨、「VHS方式VTR」、やテレビジョン学会誌、
1983年、第37巻、第12号、1009ページ〜1
013ページ、一ツ町修三、「VHSハイファイVT
R」、さらに、カメラ一体型ハイファイ方式ビデオカメ
ラに関しては、ナショナル・テクニカル・レポート、1
988年、第34巻、第6号、64ページ〜73ペー
ジ、阿部則幸他、「HiFi S−VHS(登録商標)
Cムービー NV−M50」に示されているような記
録方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、家庭用VTRの
代表格であるVHS方式においては、直径62mmの回
転シリンダが用いられてきた。VHS方式が市場に普及
するにつれ、カメラ一体形ビデオカメラ、いわゆるビデ
オムービーの小型化が進められてきた。現在、VHS方
式ビデオムービーは、そのほとんどが、直径62mmの
4分の3の約47mmのいわゆるVHS−C方式が採用
されている。
【0004】このVHS−C方式においても、より持ち
運びに便利な様に、小型化高機能化が進められ、これ以
上の革新的な小型化は不可能なところにまでその開発フ
ェーズが進んでいる。すなわち、シリンダ径が従来のま
までは、これ以上の機器の小型化には限界があり、特
に、ビデオムービーがこれ以上小さくならないという大
きな問題点がある。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、カラー映像信
号とハイファイFM音声信号を従来のVHS方式と互換
をとって記録再生できる超小型ビデオムービーを提供す
るものである。さらに、本方式のビデオムービーで再生
する場合にも、カラー映像信号と連続したハイファイF
M音声信号の再生が可能となるカラー映像信号および音
声信号の磁気記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、入力されるカラー映像信号と音声信号の
各々を磁気記録媒体上に記録再生する装置であって、前
記磁気記録媒体が約340度巻き付けられた回転シリン
ダを前記カラー映像信号の1フィールド毎に1回転させ
る回転シリンダ・ドライブ回路と、前記入力されたカラ
ー映像信号を輝度信号と搬送色信号に変換する変換回路
と、前記変換回路の出力である輝度信号を周波数変調す
る第1の周波数変調回路と、前記変換回路の出力である
搬送色信号を低域変換する低域変換回路と、前記低域変
換された搬送色信号および周波数変調された輝度信号を
加算する第1の加算回路と、入力された1組の音声信号
を2組の音声信号に変換するバッファ回路と、前記バッ
ファ回路の第1組の出力である音声信号を周波数変調す
る第2の周波数変調回路と、前記バッファ回路の第2組
の出力である音声信号を時間軸変換する時間軸変換回路
と、前記時間軸変換回路で時間軸変換された信号を周波
数変調する第3の周波数変調回路と、前記第2の周波数
変調回路の出力と前記第3の周波数変調回路の出力とを
加算する第2の加算回路と、前記第1の加算回路の出力
を前記磁気記録媒体上に記録し再生する第1の磁気ヘッ
ドペア、および前記第2の加算回路の出力を磁気記録媒
体上に記録し再生する第2の磁気ヘッドペアとを具備
し、前記第2の磁気ヘッドペアにより概略前記入力映像
信号の垂直同期期間以外の期間において前記音声信号を
先書き記録したトラックに重なる様に、前記第1の磁気
ヘッドペアにより概略垂直同期信号以外の映像信号を後
書き記録する様に各ヘッドのトラック幅および前記回転
シリンダ上における相対的な位置関係が設定されてお
り、かつ第3の磁気ヘッドペアにより前記第1のヘッド
ペアにより記録されたトラックの延長線上に映像信号の
垂直同期信号を記録し、かつ第4の磁気ヘッドペアによ
り前記第2のヘッドペアにより記録されたトラックの延
長線上に映像信号の概略垂直同期信号期間における音声
信号を記録し、前記第4の磁気ヘッドペアおよび前記第
2の磁気ヘッドペアで記録された一方の音声信号より連
続した音声信号を得る構成となっている。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、従来のVHSや
VHS−C方式のVTRで記録された記録トラック・パ
ターンと全く同じ記録トラック・パターンを形成するこ
とができ、従来のVHS方式やVHS−C方式のVTR
と互換を保ちながら、再生においても、時間差のない連
続した映像およびハイファイ音声信号を再生することが
できる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。本実施例においては、カラー映像信号
およびハイファイ音声信号の各々を記録再生するヘリカ
ルスキャン式磁気記録再生装置に適応する場合におい
て、VHS方式のVTRの回転シリンダの半分である直
径31mmの回転シリンダの円周上に、2分の1インチ
の磁気テープを約340度巻き付ける。ここで、直径3
1mmの回転シリンダーは、映像信号の1フィールド期
間に1回転するように構成している。テープ巻き付け角
度の内、約10度は機構系の余裕分であるので、この回
転シリンダでは、1フィールドの内、(330/36
0)、すなわち、約91%の期間の信号だけが記録可能
であり、残りの9%の期間の信号は記録できない。以
下、この約91%の期間の信号が記録されているトラッ
クを主トラックとよび、残りの9%の期間の信号が記録
されているトラックを副トラックと呼ぶ。
【0009】以上の構成では、従来のVHS方式または
VHSーC方式のVTRの回転シリンダで記録したのと
同じ時間的に連続した映像信号および音声信号を記録す
ることができない。そこで、9%の信号は別ヘッドで記
録する必要があり、この9%の信号としては、垂直同期
信号を当て、91%の信号はそれ以外の信号を当てる。
【0010】垂直同期信号は同じ形の繰り返しであるの
で、映像信号に対しては、たとえば、ヘッド相対高さを
ずらした別ヘッドで記録することができる。よって、映
像信号は、本実施例の構成のヘッドシリンダ機構系およ
び従来のVHS方式あるいはVHS−C方式のVTRの
ヘッドシリンダ機構系での再生については問題がない。
【0011】ところが、ハイファイ音声信号に関して
は、問題が起こる。すなわち、ヘッド相対高さをずらし
た別ヘッドで垂直同期信号期間のハイファイFM音声信
号を記録すると、ハイファイFM音声信号の時間的連続
性が確保できない。すなわち、本実施例の構成のヘッド
シリンダ機構系で記録した信号を従来のVHS方式ある
いはVHS−C方式のVTRのヘッドシリンダ機構系で
再生すると、ハイファイ音声は不連続な音声信号となっ
てしまう。そこで、前記ヘッド相対高さに相当する時間
(T1)だけ、メモリ等を用いて垂直同期信号期間の音
声信号を遅延させて時間的に連続したハイファイFM音
声信号を記録する。このように記録すれば、従来のVH
SやVHS−C方式のVTRで再生する場合は、時間連
続性になんら問題はない。
【0012】次に、ビデオムービーでよく行われるつな
ぎ撮り記録の時には、主トラックの映像信号および音声
信号と、副トラックの音声信号の連続性を保つことは、
記録再生タイミングを工夫することで対応可能である。
すなわち、タイミング設定がやや複雑であるが、録画終
わりの時刻より(T1)だけ副ヘッドでの映像および音
声信号の記録を延長して行い、また、録画スタートの時
刻より(T1)だけ副ヘッドでの映像および音声信号の
記録タイミングを遅らせることにより実現できる。この
場合、つなぎ撮りを行う時に、録画終わりの時刻より録
画スタートの時刻まで(T1)の2倍以上の時間間隔が
必要である。
【0013】しかし、本方式のビデオムービーで再生を
行うと、映像信号よりも(T1)だけタイミングが遅れ
たハイファイ音声信号が再生される。映像と音声の時間
差をなくすため、垂直同期信号期間以外の期間の映像信
号とハイファイ音声信号を(T1)遅らせるのは、数十
メガバイト以上の膨大なメモリを必要とし、実用的では
ない。そこで、本方式のビデオムービーで再生する場合
には、特に長時間モードで低い音質のリニアトラック音
声しか利用できないという問題点がある。
【0014】そこで、本方式を用いたビデオムービーで
は、従来のハイファイ音声信号とは別フォーマットの新
ハイファイ音声信号を同時に記録する。この方式の第1
の実施例としては、新ハイファイ音声信号は垂直同期信
号部の音声信号を時間軸伸張して、従来のハイファイ音
声信号よりも弱い記録レベルで従来のハイファイ音声信
号と周波数多重する。この場合、新ハイファイ信号は時
間軸伸張されているので、単位時間当りの情報量が少な
くなるので記録レベルは低くてもよく、記録周波数とし
ては、比較的低い帯域から短い波長域まで選べ、磁気記
録再生系の3次歪などの混変調歪の影響を低く抑えるこ
とができる。
【0015】この方式の第2の実施例としては、新ハイ
ファイ音声信号は垂直同期信号部の音声信号を時間軸シ
フトして、従来のハイファイ音声信号の記録される期間
内に記録する。この場合、新ハイファイ信号の単位時間
当りの情報量は変化記録周波数としては、従来のハイフ
ァイ信号記録周波数帯域の近傍の周波数になる。
【0016】また、この方式の第3の実施例としては、
新ハイファイ音声信号は1フィールド期間の音声信号を
約(1.1)倍に時間軸圧縮して従来のハイファイ音声
信号と周波数多重する。この場合、新ハイファイ信号の
単位時間当りの情報量は、圧縮前とほぼ同等なので、記
録周波数としては、従来のハイファイ信号記録周波数帯
域の近傍の周波数になる。
【0017】以下具体的な構成について説明する。図1
は本発明の一実施例における要部ブロック図である。図
1において、1はカラー映像信号の第1の入力端子で、
ここからNTSC複合映像信号が入力され、Y/C分離
回路2で輝度信号Yと搬送色信号Cに分離される。ま
た、3はカラー映像信号の第2の入力端子対で、ここか
らNTSC映像信号を構成するコンポーネントの輝度信
号Yおよび搬送色信号Cが入力される。そして、Y/C
分離回路2および入力端子対3のからのYおよびC信号
はスイッチャ回路4で任意の入力映像信号に切り替えら
れる。
【0018】スイッチャ回路4の出力Yは、エンファシ
ス回路5で線形または非線形のエンファシスをかけられ
た後、第1のFM変調回路6でFM変調される。また、
スイッチャ回路4の出力Cは、低域変換回路7に入力さ
れ、FM変調されたY信号より低い周波数に周波数変換
された後、第1の加算回路8においてFM変調されたY
信号と加算される。
【0019】ところで、スイッチャ回路4のY信号出力
は垂直同期信号分離回路9に至り、分離された垂直同期
信号はスイッチャ回路10及びスイッチャ回路22に入
力される。スイッチャ回路10内部では、入力された垂
直同期信号より、垂直同期期間だけハイレベルで他の期
間はローレベルとなるスイッチング信号を作り、このス
イッチング信号により、スイッチャ出力を以下の様に選
択する。すなわち、スイッチング信号がローレベルの時
は、記録アンプ11に信号を供給し、スイッチング信号
がハイレベルの時は、遅延回路12を経て、記録アンプ
13に信号を供給する。なお、遅延回路12の信号遅延
時間は、磁気テープ上で、記録アンプ11による記録ト
ラックと記録アンプ13による記録トラックのアジマス
が同じで、連続したVHS方式の映像記録信号となる様
に設定される。
【0020】また、図1において、14はステレオ音声
信号の入力端子で、バッファ回路15で2系統のステレ
オ音声信号が作られる。そのうちの1系統はエンファシ
ス回路16でエンファシスされ、キャリア周波数が約
1.3〜1.7MHzでFM変調する第2のFM変調回
路17から第2の加算回路21に至る。また、もうひと
つの1系統は時間軸変換回路18に入力され、概略映像
信号の垂直同期期間の音声信号R/Lチャネルをそれぞ
れ5倍に時間軸伸張して、映像信号の垂直同期期間以外
の期間に1チャネル信号として出力する。時間軸変換回
路18の出力信号は、エンファシス回路19において、
エンファシスされ、キャリア周波数が約2.1MHzで
FM変調する第3のFM変調回路20から第2の加算回
路21に至る。第2の加算回路21の出力は、スイッチ
ャ回路22に入力される。
【0021】スイッチャ回路21内部では、入力された
垂直同期信号より、垂直同期期間だけハイレベルで他の
期間はローレベルとなるスイッチング信号を作り、この
スイッチング信号により、スイッチャ出力を以下の様に
選択する。すなわち、スイッチング信号がローレベルの
時は、記録アンプ25に信号を供給し、スイッチング信
号がハイレベルの時は、遅延回路23を経て、記録アン
プ24に信号を供給する。なお、遅延回路23の信号遅
延時間は、磁気テープ上で、記録アンプ25による記録
トラックと記録アンプ24による記録トラックのアジマ
スが同じで、連続したVHS方式のFM音声記録信号と
なる様に設定される。
【0022】ところで、図1において、26は回転シリ
ンダで、回転シリンダ26は回転シリンダ・ドライブ回
路260によりカラー映像信号の1フィールド毎に1回
転させられるようになっている。27は回転シリンダ2
6の回転方向、28は磁気テープ、29は磁気テープの
走行方向、290は磁気ヘッドによる記録トラック幅を
変化させるために、磁気テープ29の送り速度を複数の
モードに変化させるテープ送り速度可変装置である。
【0023】また、30、31、32および33は、そ
れぞれ、コンビタイプの磁気ヘッドペアであり、それぞ
れアジマス角度が異なる。1つのコンビタイプの磁気ヘ
ッドペアは、トラック幅が同じで、お互いに逆アジマス
の2つの磁気ヘッドより成り立っている。磁気テープ2
8は回転シリンダ26に約340度の角度で巻き付けら
れており、4つの磁気ヘッドペアは、それぞれ、磁気テ
ープ28上を斜めに走査する。本VTRは、いわゆるヘ
リカルスキャン型のVTRである。
【0024】記録アンプ25のFM音声出力は、従来よ
り公知のロータリー・トランス(RT)を通して回転シ
リンダ26の円周上に配置された磁気ヘッドペア30に
導かれ、磁気テープ28上に第1の信号記録トラックを
形成する。また、記録アンプ24のFM音声出力も、同
様に磁気ヘッドペア31に導かれ、磁気テープ28上に
第1の信号記録トラックの延長線上に第2の信号記録ト
ラックを形成する。
【0025】記録アンプ11の映像出力も、同様に磁気
ヘッドペア32に導かれ、磁気テープ28上に第3の信
号記録トラックを形成する。また、記録アンプ13の出
力も、同様に磁気ヘッドペア33に導かれ、磁気テープ
28上に第3の信号記録トラックの延長線上に第4の信
号記録トラックを形成する。ここで、第3および第4の
映像信号記録トラックは、それぞれ、第1および第2の
FM音声信号記録トラックを重ね記録し、FM音声信号
はいわゆる深層記録方式により記録される。
【0026】本記録方式の記録トラックパターンの一例
を図2に示す。なお、磁気ヘッドペア30および31の
アジマス角度は、(+30度)および(ー30度)であ
り、磁気ヘッドペア32および33のアジマス角度は、
(+6度)および(ー6度)である。記録再生時に使用
される磁気ヘッドは、それぞれの磁気ヘッドペアのうち
1つが1フィールド毎に交代で使用され、隣接トラック
とはお互いに逆アジマスの関係になる。図2における磁
気ヘッド55は、磁気ヘッドペア30の1つであり、ア
ジマス角度は(+30度)であり、また、磁気ヘッド5
6は、磁気ヘッドペア32の1つであり、アジマス角度
は(ー6度)である。
【0027】図2におけるトラックT1(−30度)お
よびT1(+30度)は、記録されるタイミングによ
り、記録に使用されるヘッドが異なる。すなわち、垂直
同期信号期間以外の期間(図2の期間TC)には、磁気
ヘッドペア30により記録され、また、垂直同期信号期
間(図2の期間TB)には、磁気ヘッドペア31により
記録される。
【0028】本発明者らは、本記録再生方式の実現可能
性を検討した。VHS方式のVTRにおいて、第3およ
び第4の映像信号の記録トラック幅を19.3μm、第
1および第2の音声FM信号の記録トラック幅も同じく
19.3μmとし、第1および第2の記録トラックに第
3および第4の記録トラックを完全に重なる様に磁気ヘ
ッドや回転シリンダなどのメカニズム調整を行なう。
【0029】第1の記録トラックには1.3MHzおよ
び1.7MHzおよび一部の期間だけ弱いレベルで2.
1MHzの信号を記録する。第2の記録トラックには
1.3MHzおよび1.7MHzの信号を記録する。第
3の記録トラックには映像信号を記録する。第4の記録
トラックには映像信号の垂直同期信号を記録する。
【0030】映像信号、1.3MHzのFM音声信号お
よび1.7MHzのFM音声信号は、従来より再生でき
ているので問題はない。2.1MHzのFM音声信号に
ついても、時間軸伸張された信号であるので情報量が少
ないため、再生に必要なCN比がより少なくてよい。こ
こでCN比とは、ノイズ測定帯域を3kHzとし、キャ
リア信号の再生出力をCとし、キャリア信号より100
kHzずつ上下に離れた周波数におけるノイズレベルの
平均値をNとした場合のCとNの比で定義する。2.1
MHzの新FM音声信号については、記録レベルが小さ
くても再生に必要なCN比が確保できるので、従来の
1.3MHzおよび1.7MHzのFM音声信号に対す
る混変調歪などの妨害をほとんど無視できる。よって、
本方式は十分実現可能である。
【0031】図3(a)および図3(b)に本記録方式
の周波数配置の例を示す。図3(a)は、本発明を従来
のVHS方式VTRに適用した場合である。アジマス角
度が(+30度)および(ー30度)の磁気ヘッドで記
録された点線の信号は、1.3MHzおよび1.7MH
z付近のFM音声信号と2.1MHz付近の弱いレベル
で記録されたFM音声信号である。アジマス角度が(ー
6度)および(+6度)の磁気ヘッドで記録された実線
の信号は、0.629kHzにキャリアを持つ低域変換
搬送色信号と1〜6MHzのFM輝度信号である。
【0032】図3(b)は、本発明を従来のSVHS方
式VTRに適用した場合である。アジマス角度が(+3
0度)および(ー30度)の磁気ヘッドで記録された点
線の信号は、1.3MHzおよび1.7MHz付近のF
M音声信号と2.1MHz付近の弱いレベルで記録され
たFM音声信号である。アジマス角度が(ー6度)およ
び(+6度)の磁気ヘッドで記録された実線の信号は、
0.629kHzにキャリアを持つ低域変換搬送色信号
と1〜10MHzのFM輝度信号である。
【0033】ところで、図1において、再生時には、磁
気ヘッドペア30の再生出力は、RTを通して、再生ヘ
ッドアンプ46にいたり増幅される。また、磁気ヘッド
ペア32および33の出力も、同様に、それぞれ、再生
ヘッドアンプ34および35にいたり増幅される。
【0034】ヘッドアンプ35の出力は、BPF42に
至り、ここでFM輝度信号のみ抜き出され、スイッチャ
回路37を経てFM復調回路38にいたる。FM復調回
路38にてベースバンド信号に復調された後、デイエン
ファシス回路39でデイエンファシスされる。デイエン
ファシス回路39の出力は、垂直同期信号分離回路44
にいたり、垂直同期信号を分離し、スイッチャ37の切
り替えタイミングを制御する。すなわち、スイッチャ3
7の出力は、垂直同期期間には遅延回路42の出力と
し、垂直同期期間以外の期間にはBPF36の出力とす
る。なお、BPF36およびBPF42の出力は周波数
変調された輝度信号であり、遅延回路42はBPF36
およびBPF42の映像信号出力より時間的に連続した
映像信号を確保するために使用される。
【0035】また、ヘッドアンプ34の出力は、BPF
40に至り、ここで低域変換されている搬送色信号が抜
き出され、周波数変換回路41でもとのNTSC信号の
周波数に変換される。
【0036】デイエンファシス回路39の出力である再
生輝度信号Yと周波数変換回路41の出力である再生さ
れた搬送色信号Cが加算回路45で加算され出力端子5
2より出力される。また、デイエンファシス回路39の
出力である再生輝度信号Yと周波数変換回路41の出力
である再生された搬送色信号Cが、それぞれ、コンポー
ネントカラー映像信号として、出力端子対53より出力
される。
【0037】ヘッドアンプ46の出力は、BPF47に
至り、ここでFM音声信号を抜き出し、FM復調回路4
8にてベースバンド信号に復調された後、デイエンファ
シス回路49でデイエンファシスされる。デイエンファ
シス回路49の出力は時間軸変換回路50でもとの時間
軸の信号に変換された後、連続音声信号処理回路51に
おいて一組の完全な2チャネルの音声信号に変換された
後、出力端子対54よりハイファイ音声信号が出力され
る。
【0038】本発明のVTRで記録したテープを従来の
VHS方式またはSVHS方式のVTRで再生しても、
従来のハイファイ音声を採用した方式でも信号は記録さ
れているので、なんらカラー映像信号およびハイファイ
音声信号の再生に支障は生じない。
【0039】なお、第1の実施例では、時間軸変換回路
18で時間軸変換される信号は、映像信号の概略垂直同
期期間以外の期間における音声信号を時間軸伸張した信
号としたが、第2の実施例として、時間軸変換される信
号を、映像信号の概略垂直同期期間以外の期間における
音声信号を時間軸シフトした信号となるように時間軸変
換回路18および50の時間軸変換処理を行なう構成と
してもよい。この場合、時間軸シフトしたFM音声信号
は、時間軸シフトしないFM音声信号の記録される期間
内に記録する。
【0040】また、第1の実施例では、時間軸変換回路
18で時間軸変換される信号は、映像信号の概略垂直同
期期間以外の期間における音声信号を時間軸伸張して記
録する信号の例として、垂直同期期間における音声信号
の場合について説明したが、情報量を削減した1フィー
ルド期間の音声信号などの信号でも同等の効果を容易に
得ることができる。この場合は、第1の実施例におい
て、時間軸変換回路18および50の時間軸変換処理
を、時間軸伸張から、たとえば時間軸圧縮に変更すると
よい。即ち、第3の実施例として、時間軸変換される音
声信号は1フィールド期間の音声信号を約(1.1)倍
に時間軸圧縮してFM音声信号と周波数多重する。この
場合、新たな時間軸圧縮した音声信号の単位時間当りの
情報量は、圧縮前とほぼ同等なので、記録周波数として
は、FM音声信号記録周波数帯域の近傍の周波数にな
る。
【0041】さらに、音声信号以外のインデックス信号
や制御信号をアナログまたはデイジタル変調した信号を
時間軸多重して記録再生することも実現可能である。以
上の様に、カラー映像信号トラックの下に深層記録され
る信号としては、基本的にはあらゆる情報を変調したア
ナログ信号またはデイジタル信号の場合でも同等の効果
を得ることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、カラー映像信号とハイ
ファイ音声信号を記録再生する超小型ビデオムービーで
ありながら、従来のVHSやVHS−C方式VTRで記
録された記録トラック・パターンと全く同じ記録トラッ
ク・パターンを形成することができる。そこで、従来方
式とカラー映像信号およびハイファイ音声信号の互換を
とることができる。しかも、本方式自体における再生に
おいても、映像およびハイファイ音声信号の再生時間差
がなくなる。
【0043】本発明のVTRは、磁気テープを回転シリ
ンダに約340度巻き付けすることにより、シリンダー
径を従来の半分に縮小できるので機器を超小型化できカ
メラ一体型ムービーなどへの対応が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における要部ブロック図
【図2】本発明の一実施例における記録トラックパター
ン図
【図3】(a)は本実施例におけるVHS方式適応時の
記録信号の周波数配置図 (b)は本実施例におけるSVHS方式適応時の記録信
号の周波数配置図
【符号の説明】
1 コンポジット・カラー映像信号入力端子 2 Y/C分離回路 3 コンポーネント・カラー映像信号入力端子 4 スイッチャ回路 5 エンファシス回路 6 FM変調回路 7 低域変換回路 8 加算回路 9 垂直同期信号分離回路 10 スイッチャ回路 11 記録アンプ 12 遅延回路 13 記録アンプ 14 ステレオ音声信号入力端子 15 バッファ回路 16 エンファシス回路 17 FM変調回路 18 時間軸変換回路 19 エンファシス回路 20 FM変調回路 21 加算回路 22 スイッチャ回路 23 遅延回路 24 記録アンプ 25 記録アンプ 26 回転シリンダ 27 回転シリンダの回転方向 28 磁気テープ 29 磁気テープ進行方向 30 磁気ヘッドペア 31 磁気ヘッドペア 32 磁気ヘッドペア 33 磁気ヘッドペア 34 再生ヘッドアンプ 35 再生ヘッドアンプ 36 BPF 37 スイッチャ回路 38 FM復調回路 39 ディエンファシス回路 40 BPF 41 周波数変換回路 42 BPF 43 遅延回路 44 垂直同期信号分離回路 45 加算回路 46 再生ヘッドアンプ 47 BPF 48 FM復調回路 49 デイエンファシス回路 50 時間軸変換回路 51 連続音声信号処理回路 52 ステレオ音声信号出力端子 260 回転シリンダ・ドライブ回路 290 テープ送り速度可変装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるカラー映像信号と音声信号の各
    々を磁気記録媒体上に記録再生する装置であって、前記
    磁気記録媒体が約340度巻き付けられた回転シリンダ
    を前記カラー映像信号の1フィールド毎に1回転させる
    回転シリンダ・ドライブ回路と、前記入力されたカラー
    映像信号を輝度信号と搬送色信号に変換する変換回路
    と、前記変換回路の出力である輝度信号を周波数変調す
    る第1の周波数変調回路と、前記変換回路の出力である
    搬送色信号を低域変換する低域変換回路と、前記低域変
    換された搬送色信号および周波数変調された輝度信号を
    加算する第1の加算回路と、入力された1組の音声信号
    を2組の音声信号に変換するバッファ回路と、前記バッ
    ファ回路の第1組の出力である音声信号を周波数変調す
    る第2の周波数変調回路と、前記バッファ回路の第2組
    の出力である音声信号を時間軸変換する時間軸変換回路
    と、前記時間軸変換回路で時間軸変換された信号を周波
    数変調する第3の周波数変調回路と、前記第2の周波数
    変調回路の出力と前記第3の周波数変調回路の出力とを
    加算する第2の加算回路と、前記第1の加算回路の出力
    を前記磁気記録媒体上に記録し再生する第1の磁気ヘッ
    ドペア、および前記第2の加算回路の出力を磁気記録媒
    体上に記録し再生する第2の磁気ヘッドペアとを具備
    し、前記第2の磁気ヘッドペアにより概略前記入力映像
    信号の垂直同期期間以外の期間において前記音声信号を
    先書き記録したトラックに重なる様に、前記第1の磁気
    ヘッドペアにより概略垂直同期信号以外の映像信号を後
    書き記録する様に各ヘッドのトラック幅および前記回転
    シリンダ上における相対的な位置関係が設定されてお
    り、かつ第3の磁気ヘッドペアにより前記第1のヘッド
    ペアにより記録されたトラックの延長線上に映像信号の
    垂直同期信号を記録し、かつ第4の磁気ヘッドペアによ
    り前記第2のヘッドペアにより記録されたトラックの延
    長線上に映像信号の概略垂直同期信号期間における音声
    信号を記録し、前記第4の磁気ヘッドペアおよび前記第
    2の磁気ヘッドペアで記録された一方の音声信号より連
    続した音声信号を得ることを特徴とするカラー映像信号
    および音声信号の磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】入力されるカラー映像信号と音声信号の各
    々を磁気記録媒体上に記録再生する装置であって、前記
    磁気記録媒体が約340度巻き付けられた回転シリンダ
    を前記カラー映像信号の1フィールド毎に1回転させる
    回転シリンダ・ドライブ回路と、前記入力されたカラー
    映像信号を輝度信号と搬送色信号に変換する変換回路
    と、前記変換回路の出力である輝度信号を周波数変調す
    る第1の周波数変調回路と、前記変換回路の出力である
    搬送色信号を低域変換する低域変換回路と、前記低域変
    換された搬送色信号および周波数変調された輝度信号を
    加算する第1の加算回路と、入力された1組の音声信号
    を2組の音声信号に変換するバッファ回路と、前記バッ
    ファ回路の第1組の出力である音声信号を周波数変調す
    る第2の周波数変調回路と、前記バッファ回路の第2組
    の出力である音声信号を時間軸変換する時間軸変換回路
    と、前記時間軸変換回路で時間軸変換された信号を周波
    数変調する第3の周波数変調回路と、前記第2の周波数
    変調回路の出力信号と前記第3の周波数変調回路の出力
    とを加算する第2の加算回路と、前記第1の加算回路の
    出力を前記磁気記録媒体上に記録し再生する第1の磁気
    ヘッドペア、および前記第2の加算回路の出力を前記磁
    気記録媒体上に記録し再生する第2の磁気ヘッドペアと
    を具備し、前記第2の磁気ヘッドペアにより概略前記入
    力映像信号の垂直同期期間以外の期間において前記音声
    信号先書き記録したトラックに重なる様に、前記第1の
    磁気ヘッドペアにより概略垂直同期信号以外の映像信号
    を後書き記録する様に各ヘッドのトラック幅および前記
    回転シリンダ上における相対的な位置関係が設定されて
    おり、かつ第3の磁気ヘッドペアにより前記第1のヘッ
    ドペアにより記録されたトラックの延長線上に映像信号
    の垂直同期信号を記録し、かつ第4の磁気ヘッドペアに
    より前記第2のヘッドペアにより記録されたトラックの
    延長線上に映像信号の概略垂直同期信号期間における音
    声信号を記録し、前記第4の磁気ヘッドペアおよび前記
    第2の磁気ヘッドペアで記録された一方の音声信号より
    連続した音声信号を得て、かつ前記2つの磁気ヘッドに
    よる記録トラック幅を変化させるために、前記磁気記録
    媒体の送り速度を複数のモードに変化させるテープ送り
    速度可変装置を備えたことを特徴とするカラー映像信号
    および音声信号の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記第1の磁気ヘッドペア、前記第2の磁
    気ヘッドペア、前記第3の磁気ヘッドペア、および前記
    第4の磁気ヘッドペアにより映像信号および音声信号が
    記録されている前記磁気記録媒体が、前記カラー映像信
    号の1フィールド毎に2分の1回転する回転シリンダの
    円周上に約190度巻き付けられる場合、前記カラー映
    像信号の1フィールド毎に2分の1回転する回転シリン
    ダ上の映像信号再生用磁気ヘッドおよび音声信号再生用
    磁気ヘッドにより連続した概略1フィールド時間長の映
    像信号および音声信号の再生が行われる様に、前記映像
    信号および音声信号が記録されていることを特徴とする
    請求項1または2記載のカラー映像信号および音声信号
    の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】前記第1の磁気ヘッドペアにより記録され
    る映像信号は、概略前記映像信号の垂直同期信号期間以
    外の映像信号であることを特徴とする請求項1または2
    記載のカラー映像信号および音声信号の磁気記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】前記第2の磁気ヘッドペアにより記録され
    る音声信号は、時間軸変換されていない方の音声信号は
    前記映像信号の概略垂直同期信号期間以外の音声信号で
    あり、時間軸変換されている方の音声信号は前記映像信
    号の概略垂直同期期間以外の期間における音声信号を時
    間軸変換した信号であることを特徴とする請求項1また
    は2記載のカラー映像信号および音声信号の磁気記録再
    生装置。
  6. 【請求項6】前記時間軸変換される信号は、前記映像信
    号の概略垂直同期期間以外の期間における音声信号を時
    間軸シフトした信号であることを特徴とする請求項5記
    載のカラー映像信号および音声信号の磁気記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】前記時間軸変換される信号は、前記映像信
    号の概略垂直同期期間以外の期間における音声信号を時
    間軸伸張した信号であることを特徴とする請求項5記載
    のカラー映像信号および音声信号の磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】前記第2の磁気ヘッドペアにより記録され
    る音声信号は、時間軸圧縮されていない方の音声信号は
    概略前記映像信号の垂直同期信号期間以外の音声信号で
    あり、時間軸変換されている方の音声信号は概略前記映
    像信号の1フィールド期間長以上の音声信号を時間軸圧
    縮した信号であることを特徴とする請求項1または2記
    載のカラー映像信号および音声信号の磁気記録再生装
    置。
  9. 【請求項9】前記音声信号の時間軸圧縮回路は、入力さ
    れる音声信号がステレオ音声信号または2か国語音声信
    号などの音声多重信号である場合、入力音声信号をシリ
    アルな1チャネルの時間軸圧縮信号に処理する回路であ
    り、入力音声信号を第1のサンプリング周波数でサンプ
    リングしてメモリに入力し、前記第1のサンプリング周
    波数より高い周波数の第2のサンプリング周波数で前記
    メモリより出力することにより時間軸伸張圧縮された音
    声信号を出力することを特徴とする請求項1または2記
    載のカラー映像信号および音声信号の磁気記録再生装
    置。
  10. 【請求項10】磁気記録媒体が約340度巻き付けられ
    た回転シリンダをカラー映像信号の1フィールド毎に1
    回転させる回転シリンダ・ドライブ回路と、前記カラー
    映像信号の低域変換された搬送色信号および周波数変調
    された輝度信号の加算出力を前記磁気記録媒体上に記録
    する第1の磁気ヘッドと、第1の周波数で周波数変調さ
    れた音声信号と時間軸変換され第1の周波数とは異なる
    第2の周波数で周波数変調された音声信号とを加算した
    音声信号を磁気記録媒体上に記録する第2の磁気ヘッド
    と、前記カラー映像信号の垂直同期信号を記録する第3
    の磁気ヘッドと、前記カラー映像信号の概略垂直同期信
    号期間における音声信号を記録する4の磁気ヘッドとを
    具備し、前記第2の磁気ヘッドにより概略前記カラー映
    像信号の垂直同期期間以外の期間において前記音声信号
    を先書き記録したトラックに重なる様に、前記第1の磁
    気ヘッドにより概略垂直同期信号以外の映像信号を後書
    き記録する様に前記第1、第2の磁気ヘッドのトラック
    幅および前記回転シリンダ上における相対的な位置関係
    が設定されており、かつ第3の磁気ヘッドにより前記第
    1のヘッドにより記録されたトラックの延長線上に映像
    信号の垂直同期信号を記録し、かつ第4の磁気ヘッドに
    より前記第2のヘッドにより記録されたトラックの延長
    線上に映像信号の概略垂直同期信号期間における音声信
    号を記録することを特徴とするカラー映像信号および音
    声信号の磁気記録再生装置。
JP4178018A 1992-07-06 1992-07-06 カラー映像信号および音声信号の磁気記録再生装置 Pending JPH06292125A (ja)

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