JPH06290841A - 電源コードの製造方法,及びその装置 - Google Patents

電源コードの製造方法,及びその装置

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JPH06290841A
JPH06290841A JP19761592A JP19761592A JPH06290841A JP H06290841 A JPH06290841 A JP H06290841A JP 19761592 A JP19761592 A JP 19761592A JP 19761592 A JP19761592 A JP 19761592A JP H06290841 A JPH06290841 A JP H06290841A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産性を低下させずに金型の製作にかかる時
間と費用を低減すると共に、構造を簡素化して小型化,
及びコストダウンを図り、且つ金型のキャビティの破損
を防ぎ、成形体の寸法精度を低下させないこと。 【構成】 コード10の一端に電気接続端子8が接続さ
れた端子付コード3を成形枠体5A,5Bの所定の位置
に配置し、この成形枠体5A,5Bを水平方向両側から
移送手段13A,13Bを介して交互に開放中の上下の
金型22,23の間の成形位置に移送し、2つの成形枠
体5A,5Bの端子付コード3に対し交互に成形体を形
成するようにした構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコードの一端に電気接続
端子が接続された端子付コードの外周に成形体をモール
ド成形して電源コードを製造する電源コードの製造方
法,及びその装置に関し、特に、生産性を低下させずに
成形金型の構成を簡略化して金型製作にかかる時間とコ
ストを低減すると共に金型の破損等といった故障を防
ぎ、且つ成形品の品質の向上を図った電源コードの製造
方法,及びその装置に関する。
【0002】
【背景技術】コードの一端にプラグ端子を接続した端子
付コードの外周に、ゴム,プラスチック等のモールド樹
脂を射出成形して電源コードを製造するとき、端子付コ
ードを略四角状の成形枠体に配置し、この成形枠体を成
形金型に移送してモールド成形することが行われてい
る。
【0004】この成形枠体を使用すると、予め、インサ
ート部品を成形工程前にセットしておき、成形工程では
単に成形体を成形するだけ良く、これによって生産性を
向上させようとするものである。
【0005】この成形枠体を適用して電源コードの成形
を行うものとして、例えば、特公昭56−5033号公
報に示される自動プラグ成形機がある。この自動プラグ
成形機は、端子付コードが配置された成形枠体を、射出
成形機を中心に略ロ字状(矩形状)に設けられた移送路
を介して循環させ、成形体の成形,電源コードの取り出
し等を自動的に行うようになっている。射出成形機にお
ける射出成形では、開放中の上下の金型の間に移送され
てきた成形枠体を位置させ、次に、上下の金型を閉じる
ことにより成形枠体中のインサート部品にモールド成形
が行われる。
【0006】しかし、上記自動プラグ成形機によると、
略ロ字状の移送路を使用しているため、装置が大型化す
ると共に、移送時間が長く、また、移送方向が一方向で
あるため、金型の片側においてしかインサート部品のセ
ットができず、そのためにインサート部品のセットに制
約が生じて生産性の向上に限界が生じている。
【0007】そこで、生産性を向上させるために、例え
ば、成形金型として1個の上金型と2個の下金型を1組
としたものを使用し、2個の下金型を交互にスライド又
は回転させて、1つの下金型に対して順次型締を行う射
出成形機が使用されている。
【0008】上記射出成形機によると、一方の下金型に
射出成形している間に他の下金型において製品の取り出
し,及びインサート部品の配置が行なえるため、成形時
間以外に取り出し時間やインサート時間等のロスタイム
がなく、電源コードを能率良く生産することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電源コ
ードの製造方法,及びその装置によると、以下の問題点
を有している。 (1) 2個の下金型を交互にスライド又は回転させるよう
に構成されているため、上金型を含めて3個分の金型が
必要になってその製作に時間と費用がかかり、また、金
型の位置合わせも下金型をスライド又は回転させた位置
で行う等の煩雑な作業が必要であると共に、下金型への
電源の供給,温度制御等を行う等、構造が複雑化し、装
置の大型化やコストアップを招く。 (2) インサート部品は下金型,或いはインサート部品の
芯金によって保持されるため、保持位置がずれると金型
のキャビティを破損させる恐れがある。 (3) 2個の下部金型を交互に使用するため、上部金型と
下部金型に温度差が生じて、成形体の寸法精度を低下さ
せる。その結果、成形体の外観等が異なったり、最悪の
場合には成形寸法が異なったりする。
【0010】従って、本発明の目的は生産性を低下させ
ずに金型の製作にかかる時間と費用を低減すると共に、
構造を簡素化して小型化,及びコストアダウンを図るこ
とができる電源コードの製造方法,及びその装置を提供
することである。
【0011】本発明の他の目的は金型のキャビティを破
損を防ぐことができる電源コードの製造方法,及びその
装置を提供することである。
【0012】本発明の更に他の目的は成形体の寸法精度
を低下させることがない電源コードの製造方法,及びそ
の装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は以上述べた目的
を実現するため、モールドプラグ,或いはモールドコネ
クタ等のインサート部品として、コードの一端に電気接
続端子が接続された端子付コードを成形枠体の所定の位
置に配置し、成形枠体を開放中の上下の金型の間の成形
位置に移送し、成形枠体が成形位置に到達したとき、上
下の金型を閉塞させると共に金型内部にモールド樹脂を
注入して、端子付コードの所定の外周部に成形体を成形
し、成形枠体の移送を2個の成形枠体を使用して上下の
金型の水平方向両側から交互に行い、一方の成形枠体で
成形体の成形を行っている間に、他方の成形枠体におい
て成形体が成形された電源コードの取り出し,及び新た
な端子付コードの固定を行うようにした電源コードの製
造方法を提供するものである。
【0014】上記成形枠体の移送は、一方の成形枠体を
上下の金型の間の成形位置に移送して、上下の金型の間
の成形位置に滞在している他方の成形枠体を押し出すこ
とによって行う。
【0015】また、上記目的を達成する本発明の電源コ
ードの製造装置は、モールドプラグ,或いはモールドコ
ネクタ等のインサート部品として、コードの一端に電気
接続端子が接続された端子付コードを所定の位置に配置
する成形枠体と、端子付コードの所定の外周部にモール
ド成形を施す上下の金型と、成形枠体を開放中の上下の
金型の間の成形位置に移送する移送手段と、成形枠体が
所定の位置に移送されたとき、上下の金型を閉塞させる
駆動手段と、上下の金型が閉塞したとき、金型内部にモ
ールド樹脂の注入を行うモールド樹脂注入手段を備え、
移送手段は、上下の金型の水平方向両側に設けられ、開
放中の上下の金型の間の成形位置と連通し、成形枠体を
載置する送りレールと、当該送りレール上の成形枠体を
走行させる駆動シリンダーより構成されている。
【0016】
【実施例】以下、本発明の電源コードの製造方法,及び
その装置について添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0017】図1には、本発明の一実施例に係る電源コ
ードの製造装置が示されている。この電源コードの製造
装置は、コードの一端に電気接続端子が接続されたコー
ド付端子の所定部に成形体をモールドするものであり、
複数の端子付コードを所定の位置で保持する成形枠体5
A,5Bと、後述する成形部2に成形枠体5A,5Bを
両側から交互に送り込む枠送り部1A,1Bと、成形枠
体5A,5Bに保持された複数の端子付コードにモール
ド成形を施す成形部2から構成されている。
【0018】成形部2は、射出成形機21と、モールド
キャビティを備えた上金型22,及び下金型23と、成
形枠体5A,5Bが載置されると共に、これを下金型2
3との間で上下動させる送りレール24を備えている。
【0019】枠送り部1A,1Bは、射出成形機21か
ら延長された基板11上に設けられており、基板11上
に立設されたカバー12A,12Bと、それらの上部の
長さ方向に設けられ、送りレール24が上部に位置して
いるとき当該送りレール24と連通する一対の送りレー
ル14A,14Bと、送りレール14A,14B上に摺
動自在に配置された成形枠体5A,5Bを射出成形機2
1に交互に送り込む送りシリンダー13A,13Bを備
え、送りシリンダー13A,13Bは、何れか一方を作
動させると、それによって射出成形機21に送り込まれ
た成形枠体5A(5B)で射出成形機21にあるもう一
方の成形枠体5B(5A)を押し出すように構成されて
いる。この送りシリンダー13A,13Bは成形枠体5
A,5Bを移送する送り爪15A,15Bを有してい
る。
【0020】図2には、図1の側面図が示されており、
基板11上のカバー12Bの上部には長さ方向に送りレ
ール14が延設され、それに嵌合した成形枠体5Bと送
りシリンダー13Bの送り爪15Bが当接している。送
りシリンダー13Bは、成形枠体5Bへの端子付コード
のセットが完了したときにスタートスイッチ(図示せ
ず)から発せられるスタート信号と、成形が終了したと
きに成形部2から発せられるモールド完了信号により、
射出成形機21の開放している上金型22と下金型23
の間に成形枠体5Bを移送する。また、成形枠体5Aの
移送も同様にして行われる。
【0021】図3の(a),(b) には、成形枠体5(5A,
5B)が示されている。この成形枠体5は、コード10
の一端に電気接続端子(本実施例では、プラグ端子)8
が接続された端子付コード3を所定の位置で保持するも
のであり、空間55を形成する枠部材56と、枠部材5
6の一辺に形成され、電気接続端子8の先端が挿入され
る支持穴52を有した端子支持部51と、端子支持部5
1と対向する他の一辺に形成され、コード10を保持す
る溝54を有したコード保持部53より構成されてい
る。
【0022】図4には、成形枠体5に固定された複数の
端子付コード3にモールド成形を施す成形金型の構成が
示されている。この成形金型は、図1において前述した
ように、上金型22,下金型23,及び送りレール24
から構成されており、送りレール24は上部に載置され
る成形枠体5を上下動させるため、射出成形機21に備
えたエジェクタシリンダ24Aと連結している。すなわ
ち、送りレール24上に成形枠体5が移送されてくる
と、エジェクタシリンダ24Aが作動して送りレール2
4を下降させ、成形枠体5の空間55に下金型23を入
り込ませて、下金型23のキャビティ内に端子付コード
3が配置され、更に、上金型22は下金型23に成形枠
体5がセットされると下降して下金型23との間を閉塞
するようになっている。
【0023】以下、本発明の電源コードの製造方法を説
明する。まず、枠送り部1Aの送りレール14A上に載
置された成形枠体5Aに複数の端子付コード3を固定す
る。すなわち、成形枠体5Aの支持穴52に端子付コー
ド3の端子8を挿入することにより端子支持部51で端
子8を支持させると共に、支持穴52と対向する位置に
形成された溝54に端子付コード3のコード10を通す
ことによりコード保持部53でコード10を保持させ
る。
【0024】このようにして成形枠体5Aへの端子付コ
ード3のセットが完了すると、スタートスイッチをON
する。これにより、送りシリンダー13Aが作動し、当
該送りシリンダー13Aの送り爪15Aと当接した成形
枠体5Aを成形部2に送り込む。このとき、成形部2の
送りレール24上に載置された成形枠体5Bは成形枠体
5Aに押されて枠送り部1Bに送り出される。
【0025】成形枠体5Aが成形部2の所定の位置に送
り込まれると、送りシリンダー13Aのシリンダーセン
サーから枠送り信号が制御部(図示せず)に出力され、
制御部は枠送り信号を入力すると、エジェクタシリンダ
ー24Aを作動させる。エジェクターシリンダー24A
が作動すると、これと連結した送りレール24を下降さ
せ、これを下金型23の係合溝23Aにセットし、成形
枠体5の空間55に下金型23を入り込ませて、下金型
23のキャビティ内に端子付コード3を配置する。
【0026】エジェクターシリンダー24Aの下降が完
了すると、完了信号が出力され、これによって射出成形
機21の自動成形制御装置(図示せず)が作動する。こ
れに伴い上金型22が下降して型締めがなされ、成形枠
体5Aにセットされた端子付コード3の所定部に成形体
がモールドされる。
【0027】一方、成形部2において成形枠体5Aのモ
ールド成形を行っている間に、枠送り部1Bの送りレー
ル14B上に載置された成形枠体5Bに複数の端子付コ
ード3を固定しておく。
【0028】そして、成形枠体5Bへの端子付コード3
のセットが完了すると、スタートスイッチをONし、更
に、成形部2からモールド完了信号が出力されると、制
御部は送りシリンダー13Bを作動させ、成形枠体5B
と送りレール24上に載置された成形枠体5Aを同時に
移動させ、成形枠体5Aを枠送り部1Aに、成形枠体5
Bを成形部2に送り出す。
【0029】続いて、成形枠体5Bにセットされた端子
付コード3のモールド成形が、成形枠体5Aのときと同
様に行われるが、その間に成形枠体5Aではモールド成
形を経た電源コード(製品)の取り出しと、新たな端子
付コード3の固定を行い、以後、以上の動作を繰り返し
て行う。尚、電源コードの取り外し,及び端子付コード
のセットは人手を介して行っても良いが、自動取り出
し,或いはセット手段を介して行っても良い。
【0030】以上説明した実施例によると、以下の作用
効果を奏することができる。 (1) 何方の成形枠体5A,5Bもモールド成形か、電源
コードの取り外し,及び端子付コードのセットを行って
おり、使用されずに遊んでいる成形枠体がない。 (2) 2個の成形枠体5A,5Bを成形金型22,23を
中心に両側からスライドさせてモールドすることによ
り、射出成形機の停止時間が短くなる。 (3) モールド金型は既存の一対の金型のみで良く、且つ
成形枠体の移送路が短くなる。 (4) 金型間に挿入される成形枠体5A,5Bは型締めの
際、下金型23の係合溝に係合されるのでインサート部
品による型締めの際のキャビティの破損がなくなる。 (5) 一対の金型22,23でモールドするので、金型の
温度は一定になり、製品寸法が安定する。 (6) 電源コードを構成する端子,コードが同一で成形体
の形状が異なる場合は、成形枠体は同一のものが使用で
き、金型のみの交換で良くなる。 (7) 品種変えの場合、2枚の成形枠体と金型の交換は複
雑な位置合わせ等が行う必要がなく、容易に交換,取付
けを行うことができる。 (8) 一対の金型22,23は固定され、可動させる必要
がないため、金型への電源の供給や、制御等の機構が簡
素化できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の電源コード
の製造方法,及び装置によると、コードの一端に電気接
続端子が接続された端子付コードを成形枠体の所定の位
置に配置し、この成形枠体を水平方向両側から移送手段
を介して交互に開放中の上下の金型の間の成形位置に移
送し、2つの成形枠体の端子付コードに対し交互に成形
体を成形するようにしたため、生産性を低下させずに金
型の製作にかかる時間と費用を低減すると共に、構造を
簡素化して小型化,及びコストアダウンを図ることがで
き、また、金型のキャビティを破損を防ぐことができ、
更に、成形体の寸法精度を低下させることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電源コードの製造装置
を示す正面図。
【図2】本発明の一実施例に係る電源コードの製造装置
を示す側面図。
【図3】本発明の一実施例に係る成形枠体を示す平面
図,及び断面図。
【図4】本発明の一実施例に係る成形金型を示す説明
図。
【符号の説明】
1A,1B 枠送り部 2 成
形部 3 端子付コード 5A,5B
成形枠体 8 端子 10 コ
ード 11 基板 12A,1
2B カバー部材 13A,13B 送りシリンダー 14A,1
4B 送りレール 15A,15B 送り爪 21 射
出成形機 22 上金型 23 下
金型 24 送りレール 24A エ
ジェクタシリンダー 51 端子支持部 52 支
持穴 53 コード保持部 54 溝 55 空間 56 枠
部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また、上記目的を達成する本発明の電源コ
ードの製造装置は、モールドプラグ,或いはモールドコ
ネクタ等のインサート部品として、コードの一端に電気
接続端子が接続された端子付コードを所定の位置に配置
する成形枠体と、端子付コードの所定の外周部にモール
ド成形を施す上下の金型と、成形枠体を開放中の上下の
金型の間の成形位置に移送する移送手段と、成形枠体が
所定の位置に移送されたとき、上下の金型を閉塞させる
駆動手段と、上下の金型が閉塞したとき、金型内部にモ
ールド樹脂の注入を行うモールド樹脂注入手段を備え、
移送手段は、上下の金型の水平方向両側に設けられ、開
放中の上下の金型の間の成形位置と連通し、成形枠体を
載置する送りレールと、当該送りレール上の成形枠体を
走行させるスライド手段より構成されている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールドプラグ,或いはモールドコネク
    タ等のインサート部品として、コードの一端にプラグ端
    子,或いはコネクタ端子(以下、電気接続端子という)
    が接続された端子付コードを成形枠体の所定の位置に配
    置し、 前記成形枠体を開放状態にある上下の金型の間の成形位
    置に移送し、 前記成形枠体が前記成形位置に到達したとき、前記上下
    の金型を閉塞させると共に内部にモールド樹脂を注入し
    て、前記端子付コードの所定の外周部にプラグ本体,或
    いはコネクタ本体(以下、成形体という)を成形する電
    源コードの製造方法であって、 前記成形枠体の移送は、2個の成形枠体を使用して前記
    上下の金型の水平方向両側から交互に行い、 一方の成形枠体で前記成形体の成形を行っている間に、
    他方の成形枠体において前記成形体が成形された電源コ
    ードの取り出し,及び新たな端子付コードの配置を行う
    ことを特徴とする電源コードの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記成形枠体の移送は、前記一方の成形
    枠体を前記上下の金型の間の前記成形位置に移送して、
    前記上下の金型の間の前記成形位置に滞在している前記
    他方の成形枠体を押し出して行う請求項1の電源コード
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 モールドプラグ,或いはモールドコネク
    タ等のインサート部品として、コードの一端に電気接続
    端子が接続された端子付コードを所定の位置に配置する
    成形枠体と、 前記端子付コードの所定の外周部にモールド成形を施す
    上下の金型と、 前記成形枠体を開放状態にある前記上下の金型の間の成
    形位置に移送する移送手段と、 前記成形枠体が前記成形位置に移送されたとき、前記上
    下の金型を閉塞させる駆動手段と、 前記上下の金型が閉塞したとき、金型内部にモールド樹
    脂の注入を行うモールド樹脂注入手段を備え、 前記移送手段は、前記上下の金型の水平方向両側に設け
    られ、前記開放中の上下の金型の間の前記成形位置と連
    通し、前記成形枠体を載置する送りレールと、当該送り
    レール上の前記成形枠体を走行させる駆動シリンダーよ
    り構成されていることを特徴とする電源コードの製造装
    置。
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