JPH0629078U - 電線接続用ジョイント線巻き付け器 - Google Patents
電線接続用ジョイント線巻き付け器Info
- Publication number
- JPH0629078U JPH0629078U JP7426692U JP7426692U JPH0629078U JP H0629078 U JPH0629078 U JP H0629078U JP 7426692 U JP7426692 U JP 7426692U JP 7426692 U JP7426692 U JP 7426692U JP H0629078 U JPH0629078 U JP H0629078U
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- JP
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- wire
- joint
- joint wire
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- electric wires
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 架空母線に分岐線を接続する工法の一つに、
ジョイント線と称する裸の銅線を、ペンチを使って電線
の接続箇所に強く巻き付ける方法があるが、この作業を
もっと効率の良いものに改善したいとの願いから本考案
はなされたものである。 【構成】 ジョイント線供給リール(1)、案内棒
(2)、張力調節子(3)、耐張子(4)を設けた機構
部(5)に、台座(6)とハンドル(7)を取り付けて
構成したことを特徴とする電線接続用の工具である。
ジョイント線と称する裸の銅線を、ペンチを使って電線
の接続箇所に強く巻き付ける方法があるが、この作業を
もっと効率の良いものに改善したいとの願いから本考案
はなされたものである。 【構成】 ジョイント線供給リール(1)、案内棒
(2)、張力調節子(3)、耐張子(4)を設けた機構
部(5)に、台座(6)とハンドル(7)を取り付けて
構成したことを特徴とする電線接続用の工具である。
Description
【0001】
この考案は、電線接続用ジョイント線巻き付け器に関するものである。
【0002】
従来、ジョイント線による電線の接続作業は、ドーナツ状に巻いてあるジョイ ント線を手で少しづつ解きながら、これをペンチで挟み接続しようとする電線に 巻き付けていた。
【0003】
これは次のような欠点があった。 (1) ジョイント線をペンチで挟み、接続しようとする電線に巻き付ける作業 は、接触の信頼性の点で個人差が大きいため、作業者には熟練を要する。 (2) ドーナツ状に巻いてあるジョイント線を解き過ぎると、隣接の電線に接 触するので危険性が高い。 (3) 作業の能率が悪い。
【0004】
ジョイント線供給リール(1)、案内棒(2)、張力調節子(3)、耐張子( 4)を機構部(5)に設け、これに台座(6)とハンドル(7)を取り付けて構 成したもので、台座(6)は溝状の切り欠きを入れ、又、底面に段差を設けるな どの特徴がある。
【0005】
ジョイント線供給リール(1)にジョイント線をセットしておき、その一端を 引き出して案内棒(2)を介し、張力調節子(3)及び耐張子(4)に仕掛け、 台座(6)の溝状の切り欠き部分を通して底面に出し、そこにある電線の接続箇 所に絡ませて固定する。 次にハンドル(7)を手で回すと、ジョイント線は一定の引張力を保ちながら 電線に巻きついていく。
【0006】
以下、本案の実施例について説明する。 ジョイント線供給リール(1)は、ジョイント線を容易に引き出せるようにし たもので、隣接の電線に近づかないような位置に設ける。 案内棒(2)は、ジョイント線を一定の方向から張力調節子(3)に導くため のものである。 張力調節子(3)は、ジョイント線が一定の張力と角度を保って耐張子(4) に入線するよう計るためのもので、その位置を調節することにより耐張子(4) での屈折角度が変り、本器の引張力は、加減される。 耐張子(4)は、強力な引張力に耐える構造のもので、その屈折面の半径の大 きさと屈折角度及び入線側の張力の具合によって屈折抵抗の大きさが定まる。 機構部(5)は、これらの部品を合理的に配置するようにしたもので、電線と 接する部分には台座(6)を設け、その接合附近にハンドル(7)を取り付けた ものである。 台座(6)は、電線と接して本器を回転させる時の支点となる部分で、中央附 近に溝状の切り欠き部分を設けてジョイント線の通路とし、底面にはジョイント 線の巻き付けによる電線の直径の増大に対応するように段差を設ける。 ハンドル(7)は、ジョイント線を電線に巻き付ける時に本器を回転させるた めのもので、機構部(5)と台座(6)の接合附近に取り付ける。 本案は以上のような構成によるもので、これを使って電線を接続するときは、 ジョイント線をジョイント線供給りール(1)にセットしておき、その一端を引 き出して案内棒(2)を介し、張力調節子(3)及び耐張子(4)に仕掛け、更 に台座(6)の溝状の切り欠き部分を通して底面に出し、そこにある電線の接続 箇所に絡ませて固定し、それからハンドル(7)を手で回すと、ジョイント線は 一定の強い引張力を保ちながら電線に巻き付いていく。 次に、ジョイント線が強い引張力を持続しながら電線に巻き付いていく原理を 説明する。 ジョイント線を電線に絡めて固定し、本器のハンドル(7)を回すと、ジョイ ント線は電線に巻き取られるような状態になるため、そこに引張力が発生する。 一方、張力調節子(3)と耐張子(4)をジョイント線が通過するには、その 屈折抵抗が大きくて容易には通れないようにしておく。 ジョイント線は、この屈折抵抗よりも大きい引張力が発生している時だけ通る ことになるので、その巻き付く時の引張力は常に強力なものとなる。 尚、本器の安全性や操作性を高めるために、電気絶縁カバー、脱落防止器、ジ ョイント線切断器などを取り付けることがある。
【0007】
(1) 上手下手の個人差が無くなった。 (2) 作業の安全性が高くなった。 (3) 作業能率が著しく向上した。 (4) 作業が楽になった。
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す斜視図である。
1 ジョイント線供給リール 2 案内棒 3 張力調節子 4 耐張子 5 機構部 6 台座 7 ハンドル 8 ドラム状に巻いてあるジョイント線 9 引き出されていくジョイント線 10 電線に巻き付けられたジョイント線 11 接続されている電線の断面 12 ハンドルを動かす方向を示す矢印
Claims (1)
- 【請求項1】 ジョイント線供給リール(1)、案内棒
(2)、張力調節子(3)、耐張子(4)を設けた機構
部(5)に、台座(6)とハンドル(7)を取り付けて
構成したことを特徴とする電線接続用ジョイント線巻き
付け器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7426692U JPH0629078U (ja) | 1992-09-12 | 1992-09-12 | 電線接続用ジョイント線巻き付け器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7426692U JPH0629078U (ja) | 1992-09-12 | 1992-09-12 | 電線接続用ジョイント線巻き付け器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629078U true JPH0629078U (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=13542154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7426692U Pending JPH0629078U (ja) | 1992-09-12 | 1992-09-12 | 電線接続用ジョイント線巻き付け器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629078U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107317205A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-11-03 | 攀枝花学院 | 电线接线器 |
-
1992
- 1992-09-12 JP JP7426692U patent/JPH0629078U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107317205A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-11-03 | 攀枝花学院 | 电线接线器 |
CN107317205B (zh) * | 2017-08-11 | 2023-08-11 | 攀枝花学院 | 电线接线器 |
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