JPH06290365A - 火災受信機 - Google Patents
火災受信機Info
- Publication number
- JPH06290365A JPH06290365A JP5074115A JP7411593A JPH06290365A JP H06290365 A JPH06290365 A JP H06290365A JP 5074115 A JP5074115 A JP 5074115A JP 7411593 A JP7411593 A JP 7411593A JP H06290365 A JPH06290365 A JP H06290365A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】連動遮断スイッチや移報遮断スイッチを備えた
火災受信機において、連動遮断スイッチや移報遮断スイ
ッチの前の保護カバーを不要にする。 【構成】連動遮断スイッチ、又は、移報遮断スイッチと
して、プルスイッチを用い、プルスイッチが引き出され
たときに、連動制御機能、又は、移報機能を遮断状態、
または、オン状態にするようにしたので、遮断状態また
はオン状態にセットされているスイッチが、物がぶつか
る、あるいは誤操作によって押されても、遮断状態また
はオン状態が解除されて初期の状態に戻る。
火災受信機において、連動遮断スイッチや移報遮断スイ
ッチの前の保護カバーを不要にする。 【構成】連動遮断スイッチ、又は、移報遮断スイッチと
して、プルスイッチを用い、プルスイッチが引き出され
たときに、連動制御機能、又は、移報機能を遮断状態、
または、オン状態にするようにしたので、遮断状態また
はオン状態にセットされているスイッチが、物がぶつか
る、あるいは誤操作によって押されても、遮断状態また
はオン状態が解除されて初期の状態に戻る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は火災受信機に関するも
ので、特に防排煙設備や消火設備等の被制御機器に対す
る連動機能、又は、他の機器や設備への火災信号の移報
機能を有する火災受信機に関するものである。
ので、特に防排煙設備や消火設備等の被制御機器に対す
る連動機能、又は、他の機器や設備への火災信号の移報
機能を有する火災受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】火災受信機として、防火戸、排煙ダン
パ、防煙垂れ壁等の防排煙機器等の被制御機器に対する
連動制御機能を備えた一般に連動盤とも言われている火
災受信機と、連動制御機能は有せずに、防排煙機器等の
被制御機器を制御する制御盤や別の火災受信機などに火
災信号等の火災情報を移報する火災受信機とが、広く用
いられている。
パ、防煙垂れ壁等の防排煙機器等の被制御機器に対する
連動制御機能を備えた一般に連動盤とも言われている火
災受信機と、連動制御機能は有せずに、防排煙機器等の
被制御機器を制御する制御盤や別の火災受信機などに火
災信号等の火災情報を移報する火災受信機とが、広く用
いられている。
【0003】このような従来の火災受信機では、火災信
号の受信にともなって被制御機器が連動制御されるのを
禁止したいときに操作される連動遮断スイッチや、火災
信号(火災情報)を他の機器や設備などに移報させたく
ないときに操作される移報遮断スイッチが設けられてい
る。
号の受信にともなって被制御機器が連動制御されるのを
禁止したいときに操作される連動遮断スイッチや、火災
信号(火災情報)を他の機器や設備などに移報させたく
ないときに操作される移報遮断スイッチが設けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
連動遮断スイッチや移報遮断スイッチは、従来は、スナ
ップスイッチや押しボタン式スイッチが使用されてい
る。
連動遮断スイッチや移報遮断スイッチは、従来は、スナ
ップスイッチや押しボタン式スイッチが使用されてい
る。
【0005】このため、連動遮断や移報遮断がかけられ
てはいけないときに、物がぶつかったり、操作者の誤操
作によりスイッチがオンされて、連動遮断状態や移報遮
断状態にされてしまう問題がある。
てはいけないときに、物がぶつかったり、操作者の誤操
作によりスイッチがオンされて、連動遮断状態や移報遮
断状態にされてしまう問題がある。
【0006】従って、従来の火災受信機では、連動遮断
スイッチや移報遮断スイッチの前に開閉式の保護蓋を設
け、スイッチが誤操作などによって勝手に操作されない
ようにしている。
スイッチや移報遮断スイッチの前に開閉式の保護蓋を設
け、スイッチが誤操作などによって勝手に操作されない
ようにしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の点に
鑑み、連動遮断スイッチの前に保護蓋の不要な火災受信
機を目的とするもので、被制御機器に対する連動制御機
能を有し、前記連動制御機能に対する連動遮断スイッチ
を有する火災受信機において、前記連動遮断スイッチを
プルスイッチとしたことを特徴とするものである。ま
た、前記プルスイッチが引き出されたときに前記連動制
御機能を遮断状態にするように構成したことを特徴とす
るものである。
鑑み、連動遮断スイッチの前に保護蓋の不要な火災受信
機を目的とするもので、被制御機器に対する連動制御機
能を有し、前記連動制御機能に対する連動遮断スイッチ
を有する火災受信機において、前記連動遮断スイッチを
プルスイッチとしたことを特徴とするものである。ま
た、前記プルスイッチが引き出されたときに前記連動制
御機能を遮断状態にするように構成したことを特徴とす
るものである。
【0008】又、上記の点に鑑み、移報遮断スイッチの
前に保護蓋の不要な火災受信機を目的とするもので、他
の機器や設備への移報機能を有し、前記移報機能に対す
る移報遮断スイッチを有する火災受信機において、前記
移報遮断スイッチをプルスイッチとしたことを特徴とす
るものである。また、前記プルスイッチが引き出された
ときに、前記移報機能を遮断状態にするように構成した
ことを特徴とするものである。
前に保護蓋の不要な火災受信機を目的とするもので、他
の機器や設備への移報機能を有し、前記移報機能に対す
る移報遮断スイッチを有する火災受信機において、前記
移報遮断スイッチをプルスイッチとしたことを特徴とす
るものである。また、前記プルスイッチが引き出された
ときに、前記移報機能を遮断状態にするように構成した
ことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この発明は、連動制御機能を有する火災受信
機、又は、移報機能を有する火災受信機において、連動
遮断スイッチ、又は、移報遮断スイッチとして、プルス
イッチを用い、プルスイッチが引き出されたときに、連
動制御機能、又は、移報機能を遮断状態、または、オン
状態にするようにしたので、遮断状態またはオン状態に
セットされているスイッチが、物がぶつかる、あるいは
誤操作によって押されても、遮断状態またはオン状態が
解除されるだけであり、遮断状態またはオン状態に知ら
ないうちにセットされてしまう虞が解消される。
機、又は、移報機能を有する火災受信機において、連動
遮断スイッチ、又は、移報遮断スイッチとして、プルス
イッチを用い、プルスイッチが引き出されたときに、連
動制御機能、又は、移報機能を遮断状態、または、オン
状態にするようにしたので、遮断状態またはオン状態に
セットされているスイッチが、物がぶつかる、あるいは
誤操作によって押されても、遮断状態またはオン状態が
解除されるだけであり、遮断状態またはオン状態に知ら
ないうちにセットされてしまう虞が解消される。
【0010】また、連動遮断スイッチ、又は、移報遮断
スイッチが引き出されたときに、連動制御機能、又は、
移報機能を遮断状態にするようにした場合には、物がぶ
つかる、あるいは誤操作によって押されても、遮断状態
が解除される。
スイッチが引き出されたときに、連動制御機能、又は、
移報機能を遮断状態にするようにした場合には、物がぶ
つかる、あるいは誤操作によって押されても、遮断状態
が解除される。
【0011】
【実施例】この発明の1実施例を図面により説明する。
【0012】図1において、1は火災受信機、2は、図
示しない火災感知器から火災信号、もしくは火災と判断
される煙や熱などの火災現象の物理量信号を受信したと
きに点灯する火災灯21、火災の発生した火災警戒地区
を表示する地区表示灯22、防火戸、防煙垂れ壁、排煙
ダンパ等の防排煙機器が動作した地区を表示する動作地
区表示灯23、故障表示灯24、スイッチ注意灯25、
主音響停止中灯26、地区音響停止中灯27、防排煙機
器との連動が遮断状態のときに点灯する連動遮断中灯2
8、消火設備あるいはビル監視装置等への火災信号の移
報が遮断状態のときに点灯するする移報遮断中灯29等
が設けられた表示部である。
示しない火災感知器から火災信号、もしくは火災と判断
される煙や熱などの火災現象の物理量信号を受信したと
きに点灯する火災灯21、火災の発生した火災警戒地区
を表示する地区表示灯22、防火戸、防煙垂れ壁、排煙
ダンパ等の防排煙機器が動作した地区を表示する動作地
区表示灯23、故障表示灯24、スイッチ注意灯25、
主音響停止中灯26、地区音響停止中灯27、防排煙機
器との連動が遮断状態のときに点灯する連動遮断中灯2
8、消火設備あるいはビル監視装置等への火災信号の移
報が遮断状態のときに点灯するする移報遮断中灯29等
が設けられた表示部である。
【0013】3は、動作した火災受信機を火災監視状態
に復旧させる火災復旧スイッチ31、受信機1に内蔵さ
れた主音響装置の鳴動を停止させる主音響鳴動停止スイ
ッチ32、各火災警戒地区に配置された地区音響装置の
鳴動を停止させる地区音響鳴動停止スイッチ33、火災
信号と防排煙機器との連動を遮断させる連動遮断スイッ
チ34、火災信号を図示しない他の機器や設備に出力す
るのを遮断させる移報遮断スイッチ35や、防排煙機器
の個別制御用スイッチ36、試験用スイッチ37等が設
けられた操作部である。
に復旧させる火災復旧スイッチ31、受信機1に内蔵さ
れた主音響装置の鳴動を停止させる主音響鳴動停止スイ
ッチ32、各火災警戒地区に配置された地区音響装置の
鳴動を停止させる地区音響鳴動停止スイッチ33、火災
信号と防排煙機器との連動を遮断させる連動遮断スイッ
チ34、火災信号を図示しない他の機器や設備に出力す
るのを遮断させる移報遮断スイッチ35や、防排煙機器
の個別制御用スイッチ36、試験用スイッチ37等が設
けられた操作部である。
【0014】なお、火災復旧スイッチ31はノンロック
式のスイッチ、主音響鳴動停止スイッチ32、地区音響
鳴動停止スイッチ33、連動遮断スイッチ34と移報遮
断スイッチ35はロック式のスイッチであり、さらに、
連動遮断スイッチ34と移報遮断スイッチ35は引っ張
り出したときに遮断状態がセットされ、押し込んだとき
に遮断状態が解除されるプルスイッチである。
式のスイッチ、主音響鳴動停止スイッチ32、地区音響
鳴動停止スイッチ33、連動遮断スイッチ34と移報遮
断スイッチ35はロック式のスイッチであり、さらに、
連動遮断スイッチ34と移報遮断スイッチ35は引っ張
り出したときに遮断状態がセットされ、押し込んだとき
に遮断状態が解除されるプルスイッチである。
【0015】図2は1実施例の回路ブロック図である。
【0016】51は、各火災警戒地区に配置された火災
感知器DE11〜DE1nから出力される火災信号を受
信して動作する複数の地区リレー、いずれかの地区リレ
ーが動作したときに該当する火災灯21を点灯させる火
災リレー等で構成される火災信号受信回路部である。5
2は、火災信号受信回路部51の動作した地区リレーの
出力に基づいて火災地区灯22を点灯させたり、主音響
装置MBや各火災警戒地区に配置された地区音響装置Z
Bの鳴動を制御したり、ロック式の主音響鳴動停止スイ
ッチ32、地区音響鳴動停止スイッチ33、連動遮断ス
イッチ34や移報遮断スイッチ35等のスイッチが定位
位置にないときにスイッチ注意灯を点灯させる表示制御
回路である。53は、火災信号受信回路部の地区リレー
の動作に基づき移報信号を出力する、例えば地区リレー
が動作したときに閉じるメーク接点や開放するブレーク
接点で構成される移報回路部である。
感知器DE11〜DE1nから出力される火災信号を受
信して動作する複数の地区リレー、いずれかの地区リレ
ーが動作したときに該当する火災灯21を点灯させる火
災リレー等で構成される火災信号受信回路部である。5
2は、火災信号受信回路部51の動作した地区リレーの
出力に基づいて火災地区灯22を点灯させたり、主音響
装置MBや各火災警戒地区に配置された地区音響装置Z
Bの鳴動を制御したり、ロック式の主音響鳴動停止スイ
ッチ32、地区音響鳴動停止スイッチ33、連動遮断ス
イッチ34や移報遮断スイッチ35等のスイッチが定位
位置にないときにスイッチ注意灯を点灯させる表示制御
回路である。53は、火災信号受信回路部の地区リレー
の動作に基づき移報信号を出力する、例えば地区リレー
が動作したときに閉じるメーク接点や開放するブレーク
接点で構成される移報回路部である。
【0017】61は、火災信号受信回路部51から火災
信号が入力したときにどの防排煙機器を連動制御するか
を決定するダイオードマトリックス回路、このダイオー
ドマトリックス回路の出力、または、操作部3の個別制
御スイッチ36からの入力に基づいて該当する防排煙機
器に制御信号を出力する制御信号出力回路等で構成され
た防排煙機器制御回路部である。62は、防排煙機器か
ら出力される動作信号を受信する例えば複数の動作信号
受信リレーを有する、動作信号受信回路部である。63
は、防排煙機器制御回路部61の制御信号出力、また
は、動作信号受信回路部62の受信出力に基づいて、表
示部2の該当する動作地区表示灯23を点灯制御する動
作表示制御回路部である。
信号が入力したときにどの防排煙機器を連動制御するか
を決定するダイオードマトリックス回路、このダイオー
ドマトリックス回路の出力、または、操作部3の個別制
御スイッチ36からの入力に基づいて該当する防排煙機
器に制御信号を出力する制御信号出力回路等で構成され
た防排煙機器制御回路部である。62は、防排煙機器か
ら出力される動作信号を受信する例えば複数の動作信号
受信リレーを有する、動作信号受信回路部である。63
は、防排煙機器制御回路部61の制御信号出力、また
は、動作信号受信回路部62の受信出力に基づいて、表
示部2の該当する動作地区表示灯23を点灯制御する動
作表示制御回路部である。
【0018】次に、この火災受信機の動作について説明
する。
する。
【0019】火災信号と防排煙機器との連動を行うとき
は、連動遮断スイッチ34のノブ341を、図3に実線
で示すように、押し込んだ状態、すなわち、定位状態に
しておく。また、火災信号の他の機器への移報を行うと
きは、移報遮断スイッチ35のノブ351を同様に押し
込んだ定位状態にしておく。これにより、火災信号受信
回路部51の火災信号出力は、移報回路部53と防排煙
機器制御回路部61に入力され、火災感知器から火災信
号を受信したときに関連する防排煙機器の連動制御、並
びに、他の機器への移報が行われる。
は、連動遮断スイッチ34のノブ341を、図3に実線
で示すように、押し込んだ状態、すなわち、定位状態に
しておく。また、火災信号の他の機器への移報を行うと
きは、移報遮断スイッチ35のノブ351を同様に押し
込んだ定位状態にしておく。これにより、火災信号受信
回路部51の火災信号出力は、移報回路部53と防排煙
機器制御回路部61に入力され、火災感知器から火災信
号を受信したときに関連する防排煙機器の連動制御、並
びに、他の機器への移報が行われる。
【0020】一方、火災信号に対する防排煙機器の連動
制御を解除したいときは、連動遮断スイッチ34のノブ
341を、図3に点線で図示したように、手前に引っ張
り出す。このとき、表示制御回路部52は、連動遮断ス
イッチ34が定位状態でなくなったことを検出して、ス
イッチ注意灯25を点灯させる。
制御を解除したいときは、連動遮断スイッチ34のノブ
341を、図3に点線で図示したように、手前に引っ張
り出す。このとき、表示制御回路部52は、連動遮断ス
イッチ34が定位状態でなくなったことを検出して、ス
イッチ注意灯25を点灯させる。
【0021】これにより、連動遮断スイッチ34は図2
に点線で示すようにオフとなり、火災信号受信回路部5
1の火災信号出力が防排煙機器制御回路部61に入力さ
れるのが禁止、すうなわち遮断される。
に点線で示すようにオフとなり、火災信号受信回路部5
1の火災信号出力が防排煙機器制御回路部61に入力さ
れるのが禁止、すうなわち遮断される。
【0022】このような状態で、連動遮断スイッチ34
のノブ341に、例えば運搬中の物が誤って衝突して押
されると、ノブ341は押されて図3の実線で示す状
態、すなわち定位状態になる。
のノブ341に、例えば運搬中の物が誤って衝突して押
されると、ノブ341は押されて図3の実線で示す状
態、すなわち定位状態になる。
【0023】これにより、連動遮断スイッチ34は図2
に実線で示すようにオンとなり、連動遮断が解除され
て、火災信号受信回路部51の火災信号出力が防排煙機
器制御回路部61に入力されるようになり、本来の連動
制御状態に移行する。同時に、表示制御回路部52は連
動遮断スイッチ34が定位状態になったことを検出し、
点灯していたスイッチ注意灯25を消灯させる。
に実線で示すようにオンとなり、連動遮断が解除され
て、火災信号受信回路部51の火災信号出力が防排煙機
器制御回路部61に入力されるようになり、本来の連動
制御状態に移行する。同時に、表示制御回路部52は連
動遮断スイッチ34が定位状態になったことを検出し、
点灯していたスイッチ注意灯25を消灯させる。
【0024】ところで、移報遮断スイッチ35のノブ3
51が引き出されて移報遮断された状態において、連動
遮断スイッチ34と同様に、物が衝突する、あるいは誤
って操作されて押し込められた場合には、移報遮断が解
除されて本来の移報状態に移行するとともに、点灯して
いたスイッチ注意灯25は、他のロック式スイッチが定
位位置にあれば、消灯される。
51が引き出されて移報遮断された状態において、連動
遮断スイッチ34と同様に、物が衝突する、あるいは誤
って操作されて押し込められた場合には、移報遮断が解
除されて本来の移報状態に移行するとともに、点灯して
いたスイッチ注意灯25は、他のロック式スイッチが定
位位置にあれば、消灯される。
【0025】なお、上記実施例では、防排煙機器を連動
制御する機能を有する火災受信機について説明したが、
連動機能を有さない通常の火災受信機の場合には、上記
実施例において連動遮断スイッチ35が省略されるとと
もに、連動制御関係の回路部と表示部とが省略される。
制御する機能を有する火災受信機について説明したが、
連動機能を有さない通常の火災受信機の場合には、上記
実施例において連動遮断スイッチ35が省略されるとと
もに、連動制御関係の回路部と表示部とが省略される。
【0026】ところで、上記実施例では連動遮断スイッ
チ及び移報遮断スイッチを、プルスイッチが引き出され
た時に連動遮断状態及び移報遮断状態となる場合につい
て説明したが、設置場所によっては、通常は連動遮断状
態、及び、移報遮断状態にしておくほうが好ましい場所
がある。このような場所の場合には、上記実施例とは逆
に、プルスイッチを引き出した状態の時に連動状態、及
び、移報状態となるようにプルスイッチを設定すればよ
い。このようにすると、連動状態あるいは移報状態にセ
ットされている連動遮断スイッチあるいは移報遮断スイ
ッチが押されても、本来の連動遮断状態あるいは移報遮
断状態に移行する。
チ及び移報遮断スイッチを、プルスイッチが引き出され
た時に連動遮断状態及び移報遮断状態となる場合につい
て説明したが、設置場所によっては、通常は連動遮断状
態、及び、移報遮断状態にしておくほうが好ましい場所
がある。このような場所の場合には、上記実施例とは逆
に、プルスイッチを引き出した状態の時に連動状態、及
び、移報状態となるようにプルスイッチを設定すればよ
い。このようにすると、連動状態あるいは移報状態にセ
ットされている連動遮断スイッチあるいは移報遮断スイ
ッチが押されても、本来の連動遮断状態あるいは移報遮
断状態に移行する。
【0027】
【効果】この発明は、連動制御機能を有する火災受信
機、又は、移報機能を有する火災受信機において、連動
遮断スイッチ、又は、移報遮断スイッチとして、プルス
イッチを用い、プルスイッチが引き出されたときに、連
動制御機能、又は、移報機能を遮断状態、または、オン
状態にするようにしたので、遮断状態またはオン状態に
セットされているスイッチが、物がぶつかる、あるいは
誤操作によって押されても、遮断状態またはオン状態が
解除されるだけであり、遮断状態またはオン状態に知ら
ないうちにセットされてしまう虞が解消される効果があ
る。
機、又は、移報機能を有する火災受信機において、連動
遮断スイッチ、又は、移報遮断スイッチとして、プルス
イッチを用い、プルスイッチが引き出されたときに、連
動制御機能、又は、移報機能を遮断状態、または、オン
状態にするようにしたので、遮断状態またはオン状態に
セットされているスイッチが、物がぶつかる、あるいは
誤操作によって押されても、遮断状態またはオン状態が
解除されるだけであり、遮断状態またはオン状態に知ら
ないうちにセットされてしまう虞が解消される効果があ
る。
【0028】また、連動遮断スイッチ、又は、移報遮断
スイッチが引き出されたときに、連動制御機能、又は、
移報機能を遮断状態にするようにした場合には、物がぶ
つかる、あるいは誤操作によって押されても、遮断状態
が解除される効果がある。
スイッチが引き出されたときに、連動制御機能、又は、
移報機能を遮断状態にするようにした場合には、物がぶ
つかる、あるいは誤操作によって押されても、遮断状態
が解除される効果がある。
【図1】この発明による火災受信機の1実施例の正面図
である。
である。
【図2】この発明による火災受信機の1実施例のブロッ
ク回路図である。
ク回路図である。
【図3】この発明による火災受信機の連動遮断スイッ
チ、及び、移報遮断スイッチの状態を説明する図であ
る。
チ、及び、移報遮断スイッチの状態を説明する図であ
る。
1 火災受信機 2 表示部 22 火災地区表示灯 23 動作地区表示灯 28 連動遮断中灯 29 移報遮断中灯 3 操作部 34 連動遮断スイッチ 341 連動遮断スイッチのノブ 35 移報遮断スイッチ 351 移報遮断スイッチのノブ 51 火災信号受信回路部 52 表示制御回路部 53 移報回路部 61 防排煙機器制御回路部 62 動作信号受信回路部 63 動作表示制御回路部
Claims (4)
- 【請求項1】被制御機器に対する連動制御機能を有し、
前記連動制御機能に対する連動遮断スイッチを有する火
災受信機において、 前記連動遮断スイッチをプルスイッチとしたことを特徴
とする火災受信機。 - 【請求項2】前記プルスイッチの連動遮断スイッチは、
前記プルスイッチが引き出されたときに前記連動制御機
能を遮断状態にするように構成したことを特徴とする火
災受信機。 - 【請求項3】他の機器や設備への移報機能を有し、前記
移報機能に対する移報遮断スイッチを有する火災受信機
において、 前記移報遮断スイッチをプルスイッチとしたことを特徴
とする火災受信機。 - 【請求項4】前記プルスイッチの移報遮断スイッチは、
前記プルスイッチが引き出されたときに、前記移報機能
を遮断状態にするように構成したことを特徴とする火災
受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5074115A JPH06290365A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 火災受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5074115A JPH06290365A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 火災受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06290365A true JPH06290365A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13537886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5074115A Pending JPH06290365A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 火災受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06290365A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115713828A (zh) * | 2022-10-28 | 2023-02-24 | 杭州申弘智能科技有限公司 | 一种火灾检测、报警及扑救装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0454124U (ja) * | 1990-09-13 | 1992-05-08 | ||
JPH04209093A (ja) * | 1990-12-01 | 1992-07-30 | Hochiki Corp | 警報受信機 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP5074115A patent/JPH06290365A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0454124U (ja) * | 1990-09-13 | 1992-05-08 | ||
JPH04209093A (ja) * | 1990-12-01 | 1992-07-30 | Hochiki Corp | 警報受信機 |
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CN115713828A (zh) * | 2022-10-28 | 2023-02-24 | 杭州申弘智能科技有限公司 | 一种火灾检测、报警及扑救装置 |
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