JPH06288896A - セルソータ - Google Patents

セルソータ

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JPH06288896A
JPH06288896A JP5095028A JP9502893A JPH06288896A JP H06288896 A JPH06288896 A JP H06288896A JP 5095028 A JP5095028 A JP 5095028A JP 9502893 A JP9502893 A JP 9502893A JP H06288896 A JPH06288896 A JP H06288896A
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JP
Japan
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droplets
liquid
irradiation position
mixed solution
laser light
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Application number
JP5095028A
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English (en)
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Hideho Hisada
秀穂 久田
Masao Yamazaki
真雄 山崎
Yuji Fujisawa
雄司 藤澤
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Jasco Corp
Original Assignee
Jasco Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単で、実際の測定中であっても所定
の液滴を帯電させるためのタイミング(遅延時間)を求
めることができるセルソータを提供すること 【構成】 レーザー光14の照射位置から、混合液9が
液滴化されて形成された所定数の液滴17までを同時に
撮像可能にビデオカメラ30を設置し、撮像した画像デ
ータをカーソル線生成装置32を介してビデオモニタ3
3に表示するようになっている。カーソル線生成装置で
は、撮像下画像データにカーソル線Lをはめ込み合成す
るもので、しかも、カーソル線の表示位置は、図示省略
の入力装置を介して、作業者が設定する。よって、作業
者はモニタを見ながらカーソルの位置をレーザー光照射
位置,液滴生成点9a,所定の液滴上に順に合わせ、そ
の時のカーソル線の存在位置座標を、生成装置から遅延
時間算出・設定部34に送り、遅延時間を求めるととも
にディレイタイマ21にセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルソータに関するも
ので、より具体的には所望の細胞等を捕集するために細
胞等が入った液滴を帯電させるタイミング(レーザ光を
照射して細胞等を検出してから混合液にチャージをかけ
るまでの遅延時間)を決定するための手段の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】公知のように、セルソータ(細胞選別装
置)は、液流中の細胞に光(レーザー光)を照射し、そ
の細胞から発する散乱光、蛍光強度等を解析することに
より細胞を検出・識別したり、細胞を選別・捕集するこ
とを、細胞が生存状態のまま大量かつ高速度に行うこと
のできるものであり、その具体的な構成を示すと、図6
に示すようになっている。
【0003】すなわち、試料管1内に細胞を含むサンプ
ル液2が充填されており、このサンプル液2が、試料管
1に連結されたガス導入管3を介して試料管1内に送り
込まれたガス圧により押し出され、試料管1に連結され
た噴射管4を介して噴射される。また、この噴射管4の
周囲を囲繞するようにして下端に噴射口5aを有するジ
ェットノズル5が配置されている。さらに、このジェッ
トノズル5の側面には、生理食塩水(シース液)6が充
填された貯槽7に接続された連結管8が連結されてお
り、このシース液6は、上記のサンプル液2と同様にガ
ス圧にてジェットノズル5内に供給される。この結果、
サンプル液2はその外周囲をシース液6で構成される層
流にて包まれた状態でジェットノズル5の噴射口5aか
ら外部に吐出される。
【0004】そして、吐出された混合液(ジェット流)
9は、集光系10を通過したレーザー光11が照射さ
れ、散乱光を発する。この散乱光を、レーザー光11の
前方並びに側方にそれぞれ配置された検出器12,13
にて検出する。このとき、前方散乱光14は細胞の大き
さを示し、側方散乱光15は細胞の屈折率,形態等によ
り変化するため細胞の内部構造,特性,性質等を示すこ
とになる。また、これにより所望の細胞がレーザー光照
射位置を通過したことがわかる。
【0005】さらに、吐出された混合液9はジェットノ
ズル5の上端に装着された超音波振動子16から振動を
受け、略均一な粒径の液滴17を形成する。そして、所
望の細胞を含む液滴17に対し電荷を与え、下方に位置
する一対の偏向電極18,18間に、所定方向の電圧を
印加させることにより帯電した液滴17を一方の偏向電
極側に引き寄せながら落下させ、さらに下方に位置させ
た所定の捕集管19,19の一方側に捕集するようにな
っている。
【0006】そして、液滴17に電荷を与える手段とし
て、まず液滴化される直前の混合液9、すなわち、図7
に示す混合液9の最下端部位(液滴生成点)9aに所望
の細胞が来た時に混合液9にチャージをかける。これに
よりシース液6が導電性の高い生理食塩水で構成される
ことから、混合液9は瞬時にその先端まで所定の電荷が
帯電されることになる。その後、液滴生成点9aに位置
する細胞は、帯電された状態のまま液滴化される。な
お、この後、混合液9をアースに落とすことにより電位
零にしてその後は無帯電状態で液滴化されるようになっ
ている。
【0007】ところで、所望の細胞がレーザー光照射位
置(図7中a′)を通過した時(時刻t1)から液滴生
成点(同図中b′)に到達する(時刻t2)までには、
一定の時間差(t2−t1)だけ遅れることになる。よ
って、実際には、図6に示す様に両検出器12,13か
らの信号を受けた細胞検知部20にて所望の細胞を検知
したなら、その検出信号をディレイタイマ21に送り、
そこにおいて一定時間経過後チャージング電源22に制
御信号を送り、その制御信号にともなってチャージング
電源22が混合液9に対して所定の電圧を印加するよう
になっている。
【0008】そこで、測定に先立ち、初期設定としてこ
の遅延時間を設定する必要があるが、従来の初期設定の
手法としては、以下のようにしている。すなわち、遅延
時間tは、上記両点a′,b′間の距離をd、液滴間の
間隔をλとすると超音波振動子16の微小振動周期がわ
かっているため、 t=微小振動周期×(d/λ) …(1) により求められる。よって、実際に混合液9を流すとと
もに、超音波振動子16を作動させて液滴化させ、この
状態を上下移動可能な顕微鏡を介して観測し、上記各距
離を目視により測定し、上記式(1)に代入してtを求
め、それをディレイタイマ21にセットするようにして
いる。
【0009】なお、具体的な距離の測定は、まず顕微鏡
を上下移動させてそのセンターをレーザー照射位置a′
に合わせる。そして、顕微鏡にはその移動距離(位置)
を測定するためのマイクロメータが併設されているた
め、マイクロメータのメモリを読取り、基準位置とす
る。次いで、顕微鏡を下降移動させてそのセンターを上
記b′の位置に合わせ、その時のマイクロメータのメモ
リを読取る。これにより、両メモリからa′,b′間の
距離をdを求める。
【0010】さらに、顕微鏡を下降移動させ、そのセン
ターを10個目の液滴の位置c′に合わせる。そして、
その時のマイクロメータのメモリを読取り、両メモリの
値からb′,c′間の距離を求め、その値を10で割る
ことにより液滴間隔λを求めるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の方式では、顕微鏡を用いて測定者が混合液9等を直接
目視することにより行っていたため、外部の光が漏れ込
みやすく、実際の測定中には行えない。すなわち、実際
の測定中における校正が行えず、リアルタイムでの遅延
時間の設定・修正が行えない。その結果、何等かの原因
により実際の測定時が初期設定時と異なる条件(例えば
流速の変化にともない各距離が変動する)になっている
とすると、正しく捕集できなくなるおそれがある。
【0012】さらに、落下する混合液9,液滴17を見
ながら顕微鏡を上下移動させる作業は煩雑で、しかも、
マイクロメータのメモリを読み取るためには、顕微鏡か
ら一度目を離す必要があり、より煩雑さが増すばかりで
なく、メモリの読取りも細かなスケール部を凝視する必
要があり、読み取りミスをするおそれも高くなる。
【0013】さらにまた係る上下移動させる機構がガタ
ついたりする(特に長期間使用すると、ガタつきが生じ
る可能性が高くなる)と、距離の測定精度が低下し、正
確に測定することが困難になる。
【0014】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、比較的簡単に、しか
も、実際の測定中であってもリアルタイムで帯電するた
めのタイミング(遅延時間)を求めることができ、しか
も、長期に渡って正確に遅延時間の設定をすることので
きるセルソータを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るセルソータでは、細胞等の測定試
料を含む混合液を噴射する手段と、前記混合液に対して
レーザー光を照射し、得られる散乱光と蛍光の少なくと
も一方のデータから前記測定試料の性質を分析する手段
と、前記混合液を液滴化する手段と、所定の測定試料が
前記レーザー光の照射位置を通過を検知し、一定の遅延
時間をおいて前記混合液を帯電する手段とを備えたセル
ソータにおいて、少なくとも前記レーザー光の照射位置
から、前記混合液が液滴化されて形成された所定数の液
滴までを同時に撮像できるビデオカメラ等の撮像装置
と、前記撮像装置で撮像されたビデオ信号に基づいて前
記レーザー光照射位置から前記混合液が液滴化される地
点までの距離と、液滴間隔を求め、求めた前記距離と前
記液滴間隔に基づいて前記遅延時間を算出する手段とを
備えた。
【0016】
【作用】次に、上記した実施例の作用について説明す
る。まず、混合液を噴射させるとともに液滴化させ、ま
た、上記混合液に対してレーザー光を照射させる。この
状態で、撮像装置を用いて所定エリアを撮像する。この
撮像に際し、撮像装置をセルソータ内部に実装すれば、
内部に外の光が漏れこまず、初期設定時はもちろん実際
の測定時に撮像できる。そして、撮像した画像データに
基づいて遅延時間決定に必要な各位置等を自動あるいは
モニタ手段を見ながら手動により求め、それに基づいて
演算処理して遅延時間を求める。またこの遅延時間の算
出にともなう機械的な移動が不要のため、ガタつきなど
のおそれもなく、長期に渡って高精度が保たれる。
【0017】
【実施例】以下本発明に係るセルソータについて添付図
面を参照にして詳述する。図1は本発明に係るセルソー
タの第1実施例を示している。なお、セルソータ本体で
ある測定系自体等の構成は、基本的に上述した図6に示
す従来のものと同様であるため、同一符合を付し説明を
省略し、その特徴点のみ説明する。
【0018】同図に示すように、まず、ジェットノズル
5から吐出されて落下する混合液9に対向してビデオカ
メラ30を配置する。このビデオカメラ30は、かかる
混合液9はもちろんのこと、ジェットノズル5の下方部
位,液滴生成点(混合液9の最下端部位)9aから数個
分(本例では5個以上)の液滴17を同時に撮像できる
位置に配置されている。
【0019】そして、液滴17の落下速度が非常に高速
であることから、超音波振動子16の微小振動に同期し
て点滅するストロボ31を設け、ビデオカメラ30で撮
像する1フレーム中にあたかも液滴17が静止したよう
に記録できるように調整されている。なお、このストロ
ボ31は、従来のものにも実装され、人間の残像現象を
利用して液滴が静止して見えるようにしている。但し、
本例では、ビデオカメラ30の高速電子シャッタを用い
て上記微小振動に同期させることができる場合には、必
ずしもストロボ31を設けなくてもよい。
【0020】そして、このビデオカメラ30の出力がカ
ーソル線生成装置32を介してビデオモニタ33に接続
され、適宜のズームに設定されたビデオカメラ30で撮
像された画像データの所定部位にカーソル線を合成した
状態でモニタ上に表示されるようになっている。なお、
本例では、撮像した画像データを90度回転させ、混合
液9,液滴17が水平方向に移動するように映写される
ようになっている。これは、できるだけズームアップし
た状態で表示するため、距離の長い水平方向を利用する
ためである。そして、係る処理は、予めビデオカメラ3
0を90度回転させた状態で撮像することにより簡単に
行える。
【0021】ここでカーソル線生成装置32について詳
述すると、ビデオモニタ33上の所定の位置に垂直方向
に延びるカーソル線Lを表示、すなわち、図2に示すよ
うにビデオモニタ33上におけるレーザー光の照射位置
aと、混合液9の液滴生成点bと、そこから5個目の液
滴17の位置c上にそれぞれ順にカーソル線を表示する
もので、カーソル線の移動(表示位置設定)は、測定者
がビデオモニタ33(カーソル線L表示付き)を見なが
ら、カーソルキーやダイヤル等の入力装置を介して設定
するようになっている。そして、このカーソル線生成装
置32の具体的な構成は図3に示すようになっている。
【0022】すなわち、ビデオカメラ30から送られて
きた撮像画像データ(ビデオ信号)を入力アンプ41を
介して一方は画像合成回路42へ他方は同期分離回路4
3に送り、同期分離回路43で水平同期信号と垂直同期
信号に分離する。そして、両同期信号をそれぞれ水平位
置カウンタ44と垂直位置カウンタ45に送る。一方、
カーソルキーやダイヤル等のカーソル位置設定部(入力
装置)46を介してカーソル線の移動命令データがカー
ソル位置発生部47に与えられ、そこにおいてビデオモ
ニタ33上におけるカーソル線Lの表示位置座標(対応
するカウント値)を求め、その位置座標(水平,垂直方
向)を上記両カウンタ44,45にセットする。
【0023】そして、水平位置カウンタ44,垂直位置
カウンタ45では、同期分離回路43から与えられる各
同期信号に基づいて現在入力された画素の座標データを
判別し、それと上記セットされたカーソル線表示座標と
比較し、一致した場合には所定の検知信号をタイミング
回路46に出力する。そして、タイミング回路46で
は、各カウンタ44,45の出力のアンドを取り、同時
に検知信号が出力された時に画像合成回路42へ合成信
号を送り、その座標における表示画素をビデオ信号から
ではなくカーソル表示レベル設定部47から出力される
輝度で表示するようにする。すなわち、入力アンプ41
を介して送られるビデオ信号の出力を一時停止し、カー
ソル線のための画像データを出力アンプ50側に送るよ
うになり、上記の画像合成回路42は、一種のスイッチ
としての機能を有する。これにより、出力アンプ50か
らはビデオ信号に基づく画像の所定部位にカーソル線が
はめ込まれて形成される画像データが、増幅されてビデ
オモニタ33に向けて出力されることになる。
【0024】さらに、このカーソル線生成装置32は、
カーソル位置発生部47によりセットされたカウント値
並びに発振回路51の発振周波数(カウンタのカウント
アップタイミングが決定される)により求められる上記
カーソル線Lの位置データを遅延時間算出・設定部34
に与えるようになっている。そして係るカウンタ値等の
読み出しは、読み込みスイッチ52の押下により行われ
る。
【0025】そして、遅延時間算出・設定部34は、与
えられたカーソル線Lの位置データに基づいて、液滴生
成点までの距離d並びに液滴間隔λを求め、次いでそれ
らd,λを用いて細胞検知部20にてレーザー光11の
照射位置を通過する細胞等を検知してから、その細胞等
が液滴生成点に到達するまで(チャージング電源22を
オンするまで)の遅延時間tを求め、ディレイタイマ2
1にその遅延時間tをセットするようになっている。
【0026】次に、上記した実施例の作用について説明
する。まず、従来と同様に、超音波振動子16を所定の
微小振動数で振動させた状態で混合液9をジェットノズ
ル5より吐出させる。これにより、実際の測定環境と同
一の条件の元で混合液9の吐出から液滴化まで行われ
る。そして、この混合液9に対してレーザー光11を照
射させる。この状態(もちろんストロボ31も振動周波
数に同期させて点滅発光させている)で、ビデオカメラ
30にて所定領域を撮像し、さらにカーソル線生成装置
32により、撮像した画像データ中に1本のカーソル線
Lを合成してビデオモニタ33上に表示する。
【0027】次いで、ビデオモニタ33を見ながらカー
ソル位置設定部46を操作して、レーザー光11の照射
位置aにカーソル線を移動させ、読み込みスイッチ52
を押下する。すると、その時の水平位置カウンタ44,
垂直位置カウンタ45のカウンタ値並びに発振回路の発
振周波数が読み出されて遅延時間算出・設定部34に送
られ、遅延時間算出・設定部34内のバッファにその時
の位置データが格納される。
【0028】同様に、カーソル線の位置を順次移動させ
るとともに所定位置で読み込みスイッチ52を押下する
ことにより、液滴化される位置b,液滴化後5個目の液
滴17の位置cの位置データが遅延時間算出・設定部3
4に送られ、バッファに格納される。
【0029】このようにして3点の位置データが与えら
れたなら、遅延時間算出・設定部34では、まず「b座
標−a座標」を行い、レーザー光照射位置から液滴生成
点までの距離dを求め、さらに、「(c座標−b座標)
/5」を行い、液滴間隔λを求める。そして、それら
d,λを下記式(2)に代入することにより遅延時間t
を算出する。
【0030】 t=微小振動周期×(d/λ) …(2) そして、算出された遅延時間tをディレイタイマ21に
セットし、初期設定が終了する。よって、以後通常のセ
ルソータとして、各種の計測や遅延時間tに基づいて帯
電させて所望の細胞等の捕集を行うことになる。
【0031】上述のごとく、カーソル線Lを各地点に合
わせる処理以外はすべて自動で行われるため、初期設定
処理が極めて簡略化される。しかも、カーソル線のモニ
タ上での移動は、電気処理により行われるため、スムー
ズかつ微細な移動が可能となり、位置合わせ処理自体も
顕微鏡を上下移動させるものに比し簡便となる。さら
に、機械的なガタつきもなく、長期に渡って高精度で安
定使用が保証される。
【0032】また本例では、ビデオカメラ30で撮像し
て得られた画像データに基づいて各位置を決定すること
から、外部の光が漏れ入ることがない。よって、実際の
測定中であっても、ビデオカメラ30で撮像するととも
に上記処理を行うことにより遅延時間を求めることがで
き、リアルタイムでの遅延時間の算出並びにそれにとも
なう校正処理が簡単に行える。そして、仮に係る遅延時
間の算出などを行わないとしても、実際の測定中にビデ
オカメラ30で撮像した画像データをビデオモニタ33
に表示させることにより、液滴の状況を監視することが
できる。
【0033】尚、上記した第1実施例では、混合液9を
ジェットノズル5より吐出させ、吐出後の混合液9の所
定位置にレーザー光を照射させる構造のものについて説
明したが、本発明はこれに限ることなく、例えばフロー
セル方式の場合には、図4に示すようにフローセル35
内部の照射位置a,液滴生成点b並びに5的目の液滴の
位置cに加え、さらにフローセル35の先端位置a′を
測定し、液滴生成点までの距離d′を次式に代入して求
め、bとcとから上記と同様に求めたλと上記d′を上
記式(2)に代入して遅延時間tを求めればよい。
【0034】
【数1】 d′=α×(a′座標−a座標)+(b座標−a′座標) …(3) 但し、αは定数 図5は本発明の第2実施例を示している。本例では上記
した第1実施例と相違して、各地点a〜cの検出・位置
決定も自動的に行うようになっている。すなわち、同図
に示すように、ビデオモニタ33の出力を画像処理装置
36に送り、画像処理装置36にて所定の画像処理を行
い得られた所定の距離データd,λを次段の遅延時間算
出・設定部34に送り、そこにおいて上記第1実施例と
同様の演算処理を行い遅延時間tを求め、それをディレ
イタイマ21にセットするようになっている。
【0035】ここで、画像処理装置36について説明す
ると、まずビデオ信号を走査線信号抽出部36aに入力
し、そこにおいてビデオモニタ33上の所定番号の走査
線についての映像信号を取り出す。そして、取り出す走
査線は、混合液9,液滴17が表示されている箇所と
し、本例では、処理の簡易化を図るために予め定めた走
査線上に上記混合液9,液滴17が写し出されるように
ビデオカメラ30の位置等が調整されている。
【0036】次いで、走査線信号抽出部36aで抽出さ
れた映像信号は次段のピークホールド部36bに送ら
れ、ここにおいて各ピークをクランプするようになって
いる。すなわち、走査線信号はアナログ信号であるた
め、像の明暗に応じた強度となっている。そして、液滴
17の部分は、その間の部分に比べ明るいため結局クラ
ンクされたピークは、液滴17の部分を示す。また、同
様にレーザー光も他の部位に比べて非常に明るいため、
やはりピークとして現れる。そして、一番最初(最も大
きなピーク値)に現れるピーク(座標a)がレーザー光
である。なお、液滴生成点については、ピークがでにく
いが、仮にでない場合は、隣接する液滴の間隔は基本的
に等しいため、レーザー光のピーク(座標a)に近いピ
ーク(座標c1)からレーザー光側に液滴間隔λだけ戻
した位置が液滴生成点(座標b)となる(同図(B),
同図(C)参照)。
【0037】また、ストロボ光を背景光として、ジェッ
ト及び液滴をシルエットにして撮像する方法もある。そ
の場合には、ジェット及び液滴の輪郭が黒く縁どりされ
て現れるため、例えば1つの液滴はアナログ信号の2つ
の谷となる等の所が前記と異なってくるが、基本的には
上記と同様な考え方を応用することで、同様な結果が得
られる。このシルエット方式については説明は、これ以
降省略する。
【0038】したがって、ピークホールド部36bで得
られた各ピークを次段の位置座標検出部36cにてその
存在位置座標を求め、それを遅延時間算出・設定部34
に送り、そこにおいてレーザー光照射位置から液滴生成
点までの距離dと液滴間隔λを算出し、それに基づいて
遅延時間tを求める。尚、本例では、液滴生成点bが検
出できない場合には、各液滴の存在位置座標c1〜c5
を検出し、各液滴間隔λ1〜λ4を求め、その平均値を
算出してλを得るようにする。
【0039】尚、その他の構成並びに作用は上記した第
1実施例と同様であるためその説明を省略する。また、
上記第2実施例では、目視による確認を行うためにビデ
オモニタ32を設けたが、本発明では必ずしも設ける必
要はなく、ビデオカメラ30の出力を画像処理装置36
に入力し、処理を行うようにしてもよい。
【0040】さらに、上記第2実施例のピークホールド
部36bに替えて、2値化部を設けても、略同様の処理
が行える。但し、2値化のしきい値を液滴のレベルより
やや低い値に設定すると、同図(D)中破線で示すよう
に、レーザー光と混合液の部分がともにHとなり、レー
ザー光照射位置が検出できなくなる。そこで、走査線の
最初から所定画素数分(レーザー光照射位置を含み、液
滴生成点より手前側)のしきい値Th1を大きく(液滴
の強度よりも大きく)し、その後小さなしきい値Th2
にすることにより、同図(D)中実線で得られるような
2値化データ(「0」,「1」の2値化データをグラフ
化して示す)を得る。そして、1番目のパルスがレーザ
ー光照射位置aで、2番目のパルスの立ち下がりが液滴
生成点bとなり、3番目以降のパルスが液滴を表す。そ
して各点a,b,cの座標を次段の位置座標検出部で求
めることれにより、d,λを算出し、それに基づいて遅
延時間を算出するのである。
【0041】さらにまた、上記第2実施例では、処理の
簡易化を図るために水平方向に延びる走査線上に混合液
などが写し出されるようにするとともに、その走査線を
抽出して画像処理を行うようにしたが、モニタ画面全面
に対してピークホールドや2値化等の処理を行うように
してもよく、さらには、混合液のモニタ上での表示姿勢
も、水平方向に限ることなく、垂直方向等でもよくその
方向は任意である。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るセルソータ
では、外部から人が直接目視することなく、ビデオカメ
ラにて撮像した画像データに基づいて各位置等を測定る
すため、内部に光の漏れこみもなく、常時(測定の有無
に関係なく)遅延時間を求めることができる。そして、
モニタ画面上での処理は、顕微鏡とマイクロメータを用
いたものに比し非常に簡単で、しかも、位置座標は自動
的に読み取られて演算処理されるため、走査がより簡略
化される。しかも、機械的なガタつきなどのおそれもな
く、長期に渡って高精度を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセルソータの第1実施例を示す図
である。
【図2】ビデオモニタの表示画面の一例を示す図であ
る。
【図3】カーソル線生成回路の具体的な構成を示す図で
ある。
【図4】変形例におけるビデオモニタの表示画面の一例
を示す図である。
【図5】本発明に係るセルソータの第2実施例を示す図
である。
【図6】従来のセルソータを示す図である。
【図7】遅延時間の算出を説明する図である。
【符号の説明】
9 混合液 20 細胞検知部 21 ディレイタイマ 22 チャージング電源 30 ビデオカメラ 32 カーソル線生成装置 33 ビデオモニタ 34 遅延時間算出・設定部 36 画像処理装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細胞等の測定試料を含む混合液を噴射す
    る手段と、前記混合液に対してレーザー光を照射し、得
    られる散乱光と蛍光の少なくとも一方のデータから前記
    測定試料の性質を分析する手段と、前記混合液を液滴化
    する手段と、所定の測定試料が前記レーザー光の照射位
    置を通過を検知し、一定の遅延時間をおいて前記混合液
    を帯電する手段とを備えたセルソータにおいて、 少なくとも前記レーザー光の照射位置から、前記混合液
    が液滴化されて形成された所定数の液滴までを同時に撮
    像できるビデオカメラ等の撮像装置と、 前記撮像装置で撮像されたビデオ信号に基づいて前記レ
    ーザー光照射位置から前記混合液が液滴化される地点ま
    での距離と、液滴間隔を求め、求めた前記距離と前記液
    滴間隔に基づいて前記遅延時間を算出する手段とを備え
    たセルソータ。
  2. 【請求項2】 細胞等の測定試料を含む混合液を噴射す
    る手段と、前記混合液に対してレーザー光を照射し、得
    られる散乱光と蛍光の少なくとも一方のデータから前記
    測定試料の性質を分析する手段と、前記混合液を液滴化
    する手段と、所定の測定試料が前記レーザー光の照射位
    置を通過を検知し、一定の遅延時間をおいて前記混合液
    を帯電する手段とを備えたセルソータにおいて、 少なくとも前記レーザー光の照射位置から、前記混合液
    が液滴化されて形成された所定数の液滴までを同時に撮
    像できるビデオカメラ等の撮像装置と、 前記撮像装置で撮像した画像データを表示するモニタ手
    段と、 前記モニタ手段上に前記混合液と交差する方向に延びる
    カーソル線を移動自在に表示する手段と、 カーソル線の存在位置座標を検出して前記レーザー光照
    射位置から前記混合液が液滴化される地点までの距離と
    液滴間隔を求め、求めた前記距離並びに前記液滴間隔に
    基づいて前記測定試料が前記レーザー光照射位置から前
    記混合液が液滴化される地点に移動するまでの前記遅延
    時間を算出する手段とを備えたセルソータ。
  3. 【請求項3】 細胞等の測定試料を含む混合液を噴射す
    る手段と、前記混合液に対してレーザー光を照射し、得
    られる散乱光と蛍光の少なくとも一方のデータから前記
    測定試料の性質を分析する手段と、前記混合液を液滴化
    する手段と、所定の測定試料が前記レーザー光の照射位
    置を通過を検知し、一定の遅延時間をおいて前記混合液
    を帯電する手段とを備えたセルソータにおいて、 少なくとも前記レーザー光の照射位置から、前記混合液
    が液滴化されて形成された所定数の液滴までを同時に撮
    像できるビデオカメラ等の撮像装置と、 前記撮像装置で撮像した画像データから、少なくともレ
    ーザー光照射位置と液滴の位置を抽出する手段と、 前記抽出する手段により抽出された位置データに基づい
    て前記レーザー光照射位置から前記混合液が液滴化され
    る地点までの距離と、液滴間隔を求め、求めた前記距離
    並びに前記液滴間隔に基づいて前記レーザー光照射位置
    から前記混合液が液滴化される地点に移動するまでの前
    記遅延時間を算出する手段とを備えたセルソータ。
  4. 【請求項4】 前記撮像装置で撮像された前記混合液並
    びに前記液滴を水平走査線上に位置させるとともに、そ
    の混合液並びに液滴を有する走査線のデータを抽出し、
    前記所定の画像処理を行うようにした請求項3に記載の
    セルソータ。
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