JPH0628880A - アドレスデコ−ダ - Google Patents
アドレスデコ−ダInfo
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- JPH0628880A JPH0628880A JP18401392A JP18401392A JPH0628880A JP H0628880 A JPH0628880 A JP H0628880A JP 18401392 A JP18401392 A JP 18401392A JP 18401392 A JP18401392 A JP 18401392A JP H0628880 A JPH0628880 A JP H0628880A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリチャ−ジ信号と複数ビットのアドレス信
号とを入力して成るアドレスデコ−ダにおいて、アドレ
ス信号線のビット数が増加した場合でも、これに影響さ
れることなく、プリチャ−ジ期間が解除されてからワ−
ド線を高速に活性化することを可能にする。 【構成】 複数ビットのアドレス信号が入力された第1
のゲ−ト回路(31)と、前記第1のゲ−ト回路(3
1)の出力と、プリチャ−ジ信号Φとが入力され、その
出力がワ−ド線Wajに接続された第2のゲ−ト回路(3
2)とを備え、プリチャ−ジ期間内に前記第1のゲ−ト
回路(31)に入力される前記アドレス信号のデコ−ド
を完了し、且つその出力を確定させ、前記プリチャ−ジ
信号Φの変化に同期して、前記第2のゲ−ト回路(3
2)で前記ワ−ド線Wajを活性化する。
号とを入力して成るアドレスデコ−ダにおいて、アドレ
ス信号線のビット数が増加した場合でも、これに影響さ
れることなく、プリチャ−ジ期間が解除されてからワ−
ド線を高速に活性化することを可能にする。 【構成】 複数ビットのアドレス信号が入力された第1
のゲ−ト回路(31)と、前記第1のゲ−ト回路(3
1)の出力と、プリチャ−ジ信号Φとが入力され、その
出力がワ−ド線Wajに接続された第2のゲ−ト回路(3
2)とを備え、プリチャ−ジ期間内に前記第1のゲ−ト
回路(31)に入力される前記アドレス信号のデコ−ド
を完了し、且つその出力を確定させ、前記プリチャ−ジ
信号Φの変化に同期して、前記第2のゲ−ト回路(3
2)で前記ワ−ド線Wajを活性化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリチャ−ジ信号と複数
ビットのアドレス信号とを入力するアドレスデコ−ダに
関し、特にプリチャ−ジ期間が解除されてから記憶領域
のワ−ド線を活性化するまでのアドレス確定時間を高速
化するアドレスデコ−ダに関する。
ビットのアドレス信号とを入力するアドレスデコ−ダに
関し、特にプリチャ−ジ期間が解除されてから記憶領域
のワ−ド線を活性化するまでのアドレス確定時間を高速
化するアドレスデコ−ダに関する。
【0002】
【従来の技術】図3乃至図5を参照して従来のアドレス
デコ−ダを説明する。図3は従来のアドレスデコ−ダの
プリチャ−ジ信号を必要とするダイナミック動作型のR
OMへの一適応例を示す回路図である。同図におけるダ
イナミック動作型のROMはアドレス信号A0〜Anと、
前記アドレス信号A0〜Anをインバ−タI0〜Inにより
反転する反転アドレス信号*A 0〜*An及び、プリチャ
−ジ信号Φを入力するアドレスデコ−ダ(1)と、前記
アドレス信号A0〜Anの状態に対応して活性化されるワ
−ド線Wa0〜Wajに接続されるNチャンネルトランジス
タから成る複数のメモリセル(2A0)〜(2An)の有
無による各状態を出力するための各ビット線(2B0)
〜(2Bn)と、前記各ビット線(2B0)〜(2Bn)
と接地電位Vss間に接続され、プリチャ−ジ信号Φが
ゲ−トに印加され、前記各ビット線プリチャ−ジ期間に
おける電流カット用Nチャンネルトランジスタ(2
C0)〜(2Cn)で構成されるROMマトリックス
(2)と、上位のアドレス信号An+1〜An+mのアドレス
信号を入力し、該アドレス信号により出力すべきビット
線を選択するセレクタ(3)と、デ−タ読みだしノ−ド
(N)と電源電位Vdd間に接続され、プリチャ−ジ信
号Φがゲ−トに印加されたビット線プリチャ−ジ用Pチ
ャンネルトタンジスタ(4)と、デ−タ読みだしノ−ド
(N)が入力に接続された読みだし回路となるインバ−
タ(5)とから構成されるもので、従来から良く知られ
たダイナミック動作型のROMである。
デコ−ダを説明する。図3は従来のアドレスデコ−ダの
プリチャ−ジ信号を必要とするダイナミック動作型のR
OMへの一適応例を示す回路図である。同図におけるダ
イナミック動作型のROMはアドレス信号A0〜Anと、
前記アドレス信号A0〜Anをインバ−タI0〜Inにより
反転する反転アドレス信号*A 0〜*An及び、プリチャ
−ジ信号Φを入力するアドレスデコ−ダ(1)と、前記
アドレス信号A0〜Anの状態に対応して活性化されるワ
−ド線Wa0〜Wajに接続されるNチャンネルトランジス
タから成る複数のメモリセル(2A0)〜(2An)の有
無による各状態を出力するための各ビット線(2B0)
〜(2Bn)と、前記各ビット線(2B0)〜(2Bn)
と接地電位Vss間に接続され、プリチャ−ジ信号Φが
ゲ−トに印加され、前記各ビット線プリチャ−ジ期間に
おける電流カット用Nチャンネルトランジスタ(2
C0)〜(2Cn)で構成されるROMマトリックス
(2)と、上位のアドレス信号An+1〜An+mのアドレス
信号を入力し、該アドレス信号により出力すべきビット
線を選択するセレクタ(3)と、デ−タ読みだしノ−ド
(N)と電源電位Vdd間に接続され、プリチャ−ジ信
号Φがゲ−トに印加されたビット線プリチャ−ジ用Pチ
ャンネルトタンジスタ(4)と、デ−タ読みだしノ−ド
(N)が入力に接続された読みだし回路となるインバ−
タ(5)とから構成されるもので、従来から良く知られ
たダイナミック動作型のROMである。
【0003】上述した構成に基ずくアドレスデコ−ダ
(1)はプリチャ−ジ信号Φが「0」となるプリチャ−
ジ期間においては、その全てのワ−ド線を「0」とし、
前記Nチャンネルトランジスタから成る全てのメモリセ
ルをオフさせ、プリチャ−ジ信号Φが「1」になるのに
同期して、プリチャ−ジ期間中に確定しているアドレス
信号A0〜Anの状態に応じた唯一のワ−ド線を「1」に
活性化する。
(1)はプリチャ−ジ信号Φが「0」となるプリチャ−
ジ期間においては、その全てのワ−ド線を「0」とし、
前記Nチャンネルトランジスタから成る全てのメモリセ
ルをオフさせ、プリチャ−ジ信号Φが「1」になるのに
同期して、プリチャ−ジ期間中に確定しているアドレス
信号A0〜Anの状態に応じた唯一のワ−ド線を「1」に
活性化する。
【0004】図4は図3に示した従来のアドレスデコ−
ダ(1)の構成において、その単一のワ−ド線に着目し
たものであり、ゲ−トがアドレス信号A0〜Anに接続さ
れた単位回路図である。図5は図4に示した回路の動作
タイミング図である。図4に示したアドレスデコ−ダの
動作を図4及び、図5を参照しながら説明する。
ダ(1)の構成において、その単一のワ−ド線に着目し
たものであり、ゲ−トがアドレス信号A0〜Anに接続さ
れた単位回路図である。図5は図4に示した回路の動作
タイミング図である。図4に示したアドレスデコ−ダの
動作を図4及び、図5を参照しながら説明する。
【0005】まずプリチャ−ジ信号Φが「0」となるプ
リチャ−ジ期間では、並列Pチャンネルトランジスタ
(21Φ)がオンし、直列Nチャンネルトランジスタ
(22Φ)がオフすることにより、アドレス信号A0〜
Anの状態によらず、アドレスデコ−ダの出力ノ−ド
(a)は、電源電位Vddに充電され「1」となり、イ
ンバ−タ(23)の出力であるワ−ド線Wajは「0」と
なる。
リチャ−ジ期間では、並列Pチャンネルトランジスタ
(21Φ)がオンし、直列Nチャンネルトランジスタ
(22Φ)がオフすることにより、アドレス信号A0〜
Anの状態によらず、アドレスデコ−ダの出力ノ−ド
(a)は、電源電位Vddに充電され「1」となり、イ
ンバ−タ(23)の出力であるワ−ド線Wajは「0」と
なる。
【0006】一方プリチャ−ジ信号Φが「0」の期間に
アドレス信号A0〜Anは全て「1」に確定する。このた
め並列Pチャンネルトランジスタ(210)〜(21n)
がオフし、直列Nチャンネルトタンジスタ(220)〜
(22n)はオンするが、プリチャ−ジ信号Φが「0」
のため、並列Pチャンネルトランジスタ(21Φ)がオ
ンし、直列Nチャンネルトランジスタ(22Φ)がオフ
した状態のため、アドレスデコ−ダの出力ノ−ド(a)
は「1」を維持し、インバ−タ(23)の出力であるワ
−ド線Wajは「0」を維持することになる。
アドレス信号A0〜Anは全て「1」に確定する。このた
め並列Pチャンネルトランジスタ(210)〜(21n)
がオフし、直列Nチャンネルトタンジスタ(220)〜
(22n)はオンするが、プリチャ−ジ信号Φが「0」
のため、並列Pチャンネルトランジスタ(21Φ)がオ
ンし、直列Nチャンネルトランジスタ(22Φ)がオフ
した状態のため、アドレスデコ−ダの出力ノ−ド(a)
は「1」を維持し、インバ−タ(23)の出力であるワ
−ド線Wajは「0」を維持することになる。
【0007】その後プリチャ−ジ信号Φが「1」になり
プリチャ−ジ期間が解除されると、並列Pチャンネルト
ランジスタ(21Φ)がオフし、直列Nチャンネルトラ
ンジスタ(22Φ)がオンすることにより、アドレスデ
コ−ダの出力ノ−ド(a)は直列Nチャンネルトランジ
スタ(22Φ)及び、(220)〜(22n)を介して接
地電位Vssに放電され「0」となり、インバ−タ(2
3)の出力は「1」となり、ワ−ド線Wajが活性化され
選択すべきアドレスが確定する。
プリチャ−ジ期間が解除されると、並列Pチャンネルト
ランジスタ(21Φ)がオフし、直列Nチャンネルトラ
ンジスタ(22Φ)がオンすることにより、アドレスデ
コ−ダの出力ノ−ド(a)は直列Nチャンネルトランジ
スタ(22Φ)及び、(220)〜(22n)を介して接
地電位Vssに放電され「0」となり、インバ−タ(2
3)の出力は「1」となり、ワ−ド線Wajが活性化され
選択すべきアドレスが確定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したアドレスデコ
−ダにおいて、プリチャ−ジ信号Φが「1」になってか
らワ−ド線Wajが活性化されるまでのアドレス確定時間
t0 は、主として直列Nチャンネルトランジスタ(22
Φ)及び、(220)〜(22n)を介してアドレスデコ
−ダの出力ノ−ド(a)の接地電位Vssへの放電時間
に支配される。
−ダにおいて、プリチャ−ジ信号Φが「1」になってか
らワ−ド線Wajが活性化されるまでのアドレス確定時間
t0 は、主として直列Nチャンネルトランジスタ(22
Φ)及び、(220)〜(22n)を介してアドレスデコ
−ダの出力ノ−ド(a)の接地電位Vssへの放電時間
に支配される。
【0009】このためROMが大容量化するに伴い、ア
ドレス信号A0〜Anのビット数が増加すると、それだけ
直列Nチャンネルトランジスタの縦積み段数が増加し、
アドレス確定時間t0 が大きくなる。そのため結果とし
て、上述した構成の従来のアドレスデコ−ダではROM
の大容量化に伴い、その読みだしスピ−ドが遅くなると
いう問題がある。
ドレス信号A0〜Anのビット数が増加すると、それだけ
直列Nチャンネルトランジスタの縦積み段数が増加し、
アドレス確定時間t0 が大きくなる。そのため結果とし
て、上述した構成の従来のアドレスデコ−ダではROM
の大容量化に伴い、その読みだしスピ−ドが遅くなると
いう問題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題に
鑑みて為されたものであり、複数ビットのアドレス信号
が入力された第1のゲ−ト回路(31)と、前記第1の
ゲ−ト回路(31)の出力と、プリチャ−ジ信号Φとが
入力され、その出力がワ−ド線に接続された第2のゲ−
ト回路(32)を備え、プリチャ−ジ期間内に前記第1
のゲ−ト回路(31)で、前記アドレス信号A0〜Anに
基ずくデコ−ドを完了し、且つその出力を確定させるこ
とにより、前記第1のゲ−ト回路(31)に入力される
前記アドレス信号A0〜Anのビット数に依存することな
く、前記プリチャ−ジ信号Φの変化に同期して、前記第
2のゲ−ト回路(32)でワ−ド線を活性化することを
特徴とするものである。
鑑みて為されたものであり、複数ビットのアドレス信号
が入力された第1のゲ−ト回路(31)と、前記第1の
ゲ−ト回路(31)の出力と、プリチャ−ジ信号Φとが
入力され、その出力がワ−ド線に接続された第2のゲ−
ト回路(32)を備え、プリチャ−ジ期間内に前記第1
のゲ−ト回路(31)で、前記アドレス信号A0〜Anに
基ずくデコ−ドを完了し、且つその出力を確定させるこ
とにより、前記第1のゲ−ト回路(31)に入力される
前記アドレス信号A0〜Anのビット数に依存することな
く、前記プリチャ−ジ信号Φの変化に同期して、前記第
2のゲ−ト回路(32)でワ−ド線を活性化することを
特徴とするものである。
【0011】
【作用】上述の手段によれば、プリチャ−ジ信号Φが
「0」のプリチャ−ジ期間内において、第1のゲ−ト回
路(31)に入力されるアドレス信号が確定すると、直
ちに前記第1のゲ−ト回路(31)によりそのデコ−ド
が開始され、その出力を確定させることが設計上可能と
なる。このため前記プリチャ−ジ信号Φが「1」になっ
てからワ−ド線を活性化するまでのアドレス確定時間t
0 は、第1のゲ−ト回路(31)に入力されるアドレス
信号A0〜Anのビット数に依存することなく、常に第2
のゲート回路(32)の縦積み2段の直列Nチャンネル
トランジスタを介しての放電時間に支配されるため小さ
くなる。即ち、メモリの大容量化に伴い、アドレス信号
A0〜Anのビット数が増加してもアドレス確定時間t0
の増加を防止することが可能となる。
「0」のプリチャ−ジ期間内において、第1のゲ−ト回
路(31)に入力されるアドレス信号が確定すると、直
ちに前記第1のゲ−ト回路(31)によりそのデコ−ド
が開始され、その出力を確定させることが設計上可能と
なる。このため前記プリチャ−ジ信号Φが「1」になっ
てからワ−ド線を活性化するまでのアドレス確定時間t
0 は、第1のゲ−ト回路(31)に入力されるアドレス
信号A0〜Anのビット数に依存することなく、常に第2
のゲート回路(32)の縦積み2段の直列Nチャンネル
トランジスタを介しての放電時間に支配されるため小さ
くなる。即ち、メモリの大容量化に伴い、アドレス信号
A0〜Anのビット数が増加してもアドレス確定時間t0
の増加を防止することが可能となる。
【0012】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例に係るアドレスデコ−ダ
の回路図であり、アドレス信号A0〜Anが全て「1」に
おいてワ−ド線を活性化する単一のワ−ド線を構成する
単位回路図である。
する。図1は本発明の一実施例に係るアドレスデコ−ダ
の回路図であり、アドレス信号A0〜Anが全て「1」に
おいてワ−ド線を活性化する単一のワ−ド線を構成する
単位回路図である。
【0013】同図における本発明のアドレスデコ−ダ
は、ゲ−トがアドレス信号A0〜Anに接続され、電源電
位Vddと出力ノ−ド(c)間に並列接続された、並列
Pチャンネルトランジスタ(210)〜(21n)と、ゲ
−トがアドレス信号A0〜Anに接続され、接地電位Vs
sと出力ノ−ド(c)間に直列接続される直列Nチャン
ネルトランジスタ(220)〜(22n)とから成るナン
ド回路(29)と、前記ナンド回路(29)の出力を反
転するためのインバ−タ(23)とから構成される第1
のゲ−ト回路(31)と、ゲ−トがそれぞれ第1のゲ−
ト回路(31)の出力ノ−ド(b)及び、プリチャ−ジ
信号Φに接続され、電源電位Vddと出力ノ−ド(a)
間に並列接続された、並列Pチャンネルトランジスタ
(24)、(26Φ)と、ゲ−トがそれぞれ第1のゲ−
ト回路(31)の出力ノ−ド(b)及び、プリチャ−ジ
信号Φに接続され、接地電位Vssと出力ノ−ド(a)
間に直列接続された、直列Nチャンネルトランジスタ
(25)、(27Φ)とから成るナンド回路(30)
と、前記ナンド回路(30)の出力ノ−ド(a)を入力
とし、出力がワ−ド線Wajと接続されるインバ−タ(2
8)とから成る第2のゲ−ト回路(32)とから構成さ
れる。
は、ゲ−トがアドレス信号A0〜Anに接続され、電源電
位Vddと出力ノ−ド(c)間に並列接続された、並列
Pチャンネルトランジスタ(210)〜(21n)と、ゲ
−トがアドレス信号A0〜Anに接続され、接地電位Vs
sと出力ノ−ド(c)間に直列接続される直列Nチャン
ネルトランジスタ(220)〜(22n)とから成るナン
ド回路(29)と、前記ナンド回路(29)の出力を反
転するためのインバ−タ(23)とから構成される第1
のゲ−ト回路(31)と、ゲ−トがそれぞれ第1のゲ−
ト回路(31)の出力ノ−ド(b)及び、プリチャ−ジ
信号Φに接続され、電源電位Vddと出力ノ−ド(a)
間に並列接続された、並列Pチャンネルトランジスタ
(24)、(26Φ)と、ゲ−トがそれぞれ第1のゲ−
ト回路(31)の出力ノ−ド(b)及び、プリチャ−ジ
信号Φに接続され、接地電位Vssと出力ノ−ド(a)
間に直列接続された、直列Nチャンネルトランジスタ
(25)、(27Φ)とから成るナンド回路(30)
と、前記ナンド回路(30)の出力ノ−ド(a)を入力
とし、出力がワ−ド線Wajと接続されるインバ−タ(2
8)とから成る第2のゲ−ト回路(32)とから構成さ
れる。
【0014】次に上述した本発明のアドレスデコ−ダの
動作を図1及び、図2を参照して説明する。図2は図1
に示した回路図の動作タイミング図である。まず、プリ
チャ−ジ信号Φが「0」となり、プリチャ−ジ期間に突
入した時点において、アドレス信号A0〜Anは全て
「1」に確定しておらず、ナンド回路(29)の並列P
チャンネルトランジスタ(210)〜(21n)の少なく
とも一個のトランジスタはオンし、直列Nチャンネルト
ランジスタ(220)〜(22n)の少なくとも一個のト
ランジスタはオフしているため、その出力ノ−ド(c)
は電源電位Vddに充電され「1」となると共に、イン
バ−タ(23)を介して第1のゲ−ト回路(31)の出
力ノ−ド(b)は接地電位Vssに放電され「0」とな
る。
動作を図1及び、図2を参照して説明する。図2は図1
に示した回路図の動作タイミング図である。まず、プリ
チャ−ジ信号Φが「0」となり、プリチャ−ジ期間に突
入した時点において、アドレス信号A0〜Anは全て
「1」に確定しておらず、ナンド回路(29)の並列P
チャンネルトランジスタ(210)〜(21n)の少なく
とも一個のトランジスタはオンし、直列Nチャンネルト
ランジスタ(220)〜(22n)の少なくとも一個のト
ランジスタはオフしているため、その出力ノ−ド(c)
は電源電位Vddに充電され「1」となると共に、イン
バ−タ(23)を介して第1のゲ−ト回路(31)の出
力ノ−ド(b)は接地電位Vssに放電され「0」とな
る。
【0015】一方ナンド回路(30)においては、プリ
チャ−ジ信号Φが「0」になるのに伴い、並列Pチャン
ネルトランジスタ(26Φ)がオンし、直列Nチャンネ
ルトランジスタ(27Φ)がオフすることにより、第1
のゲ−ト回路(31)の出力に関係なく、ナンド回路
(30)の出力ノ−ド(a)は電源電位Vddに充電さ
れ、「1」になると共に、インバ−タ(28)を介して
ワ−ド線Wajは接地電位Vssに放電され「0」とな
る。
チャ−ジ信号Φが「0」になるのに伴い、並列Pチャン
ネルトランジスタ(26Φ)がオンし、直列Nチャンネ
ルトランジスタ(27Φ)がオフすることにより、第1
のゲ−ト回路(31)の出力に関係なく、ナンド回路
(30)の出力ノ−ド(a)は電源電位Vddに充電さ
れ、「1」になると共に、インバ−タ(28)を介して
ワ−ド線Wajは接地電位Vssに放電され「0」とな
る。
【0016】その後プリチャ−ジ信号Φが「0」の期間
にアドレス信号A0〜Anは全て「1」に確定すると、ナ
ンド回路(29)を構成する全てのPチャンネルトラン
ジスタ(210)〜(21n)がオフし、全てのNチャン
ネルトランジスタ(220)〜(22n)がオンすること
により、その出力ノ−ド(c)は直列Nチャンネルトラ
ンジスタ(220)〜(22n)を介して接地電位Vss
に放電され「0」になると共に、インバ−タ(23)を
介して第1のゲ−ト回路(31)の出力ノ−ド(b)が
電源電位Vddに充電され「1」となり、第2のゲ−ト
回路(32)のナンド回路(30)を構成する並列Pチ
ャンネルトランジスタ(24)がオフし、直列Nチャン
ネルトランジスタ(25)がオンする。
にアドレス信号A0〜Anは全て「1」に確定すると、ナ
ンド回路(29)を構成する全てのPチャンネルトラン
ジスタ(210)〜(21n)がオフし、全てのNチャン
ネルトランジスタ(220)〜(22n)がオンすること
により、その出力ノ−ド(c)は直列Nチャンネルトラ
ンジスタ(220)〜(22n)を介して接地電位Vss
に放電され「0」になると共に、インバ−タ(23)を
介して第1のゲ−ト回路(31)の出力ノ−ド(b)が
電源電位Vddに充電され「1」となり、第2のゲ−ト
回路(32)のナンド回路(30)を構成する並列Pチ
ャンネルトランジスタ(24)がオフし、直列Nチャン
ネルトランジスタ(25)がオンする。
【0017】本発明の特徴とする点はこの部分にある。
即ち、プリチャ−ジ信号Φが「0」の期間にアドレス信
号A0〜Anが全て「1」に先行して確定することに着目
し、アドレス信号A0〜Anが全て「1」に確定すると、
直ちに第1のゲ−ト回路(31)でアドレス信号A0〜
Anのデコ−ドを開始し、プリチャ−ジ信号Φが「0」
のプリチャ−ジ期間中にそのデコ−ドを完了させ、第1
のゲ−ト回路(31)の出力を確定させておくものであ
る。
即ち、プリチャ−ジ信号Φが「0」の期間にアドレス信
号A0〜Anが全て「1」に先行して確定することに着目
し、アドレス信号A0〜Anが全て「1」に確定すると、
直ちに第1のゲ−ト回路(31)でアドレス信号A0〜
Anのデコ−ドを開始し、プリチャ−ジ信号Φが「0」
のプリチャ−ジ期間中にそのデコ−ドを完了させ、第1
のゲ−ト回路(31)の出力を確定させておくものであ
る。
【0018】そして、プリチャ−ジ信号Φが「1」とな
り、プリチャ−ジ期間が解除されると、第2のゲ−ト回
路(32)のナンド回路(30)を構成する並列Pチャ
ンネルトランジスタ(26Φ)がオフし、直列Nチャン
ネルトランジスタ(27Φ)がオンすることにより、出
力ノ−ド(a)は、直列Nチャンネルトランジスタ(2
5)、(27Φ)を介して接地電位Vssに放電され
「0」になると共に、インバ−タ(28)を介してワ−
ド線Wajが「1」に活性化される。
り、プリチャ−ジ期間が解除されると、第2のゲ−ト回
路(32)のナンド回路(30)を構成する並列Pチャ
ンネルトランジスタ(26Φ)がオフし、直列Nチャン
ネルトランジスタ(27Φ)がオンすることにより、出
力ノ−ド(a)は、直列Nチャンネルトランジスタ(2
5)、(27Φ)を介して接地電位Vssに放電され
「0」になると共に、インバ−タ(28)を介してワ−
ド線Wajが「1」に活性化される。
【0019】このためプリチャ−ジ信号Φが「1」に立
ち上がってからワ−ド線Wajが「1」に活性化されるま
でのアドレス確定時間t0 は、アドレスデコ−ダに入力
されるアドレス信号A0〜Anのビット数に依存すること
なく、常に直列Nチャンネルトランジスタ(25)、
(27Φ)の2段で出力ノ−ド(a)を放電する時間に
支配されるため、従来のアドレスデコ−ダと比較して高
速にワ−ド線Wajを活性化することができる。これによ
り、メモリの大容量化に伴いアドレス信号A0〜Anのビ
ット数が増加しても、アドレス確定時間t0 の増加を防
止することが可能となる。
ち上がってからワ−ド線Wajが「1」に活性化されるま
でのアドレス確定時間t0 は、アドレスデコ−ダに入力
されるアドレス信号A0〜Anのビット数に依存すること
なく、常に直列Nチャンネルトランジスタ(25)、
(27Φ)の2段で出力ノ−ド(a)を放電する時間に
支配されるため、従来のアドレスデコ−ダと比較して高
速にワ−ド線Wajを活性化することができる。これによ
り、メモリの大容量化に伴いアドレス信号A0〜Anのビ
ット数が増加しても、アドレス確定時間t0 の増加を防
止することが可能となる。
【0020】尚本実施例においては、アドレス信号A0
〜Anをナンド回路でデコ−ドするアドレスデコ−ダに
ついて言及したが、これに限定されずアドレス信号A0
〜Anをノア回路でデコ−ドするアドレスデコ−ダにお
いても、同様の考え方が適用できる。
〜Anをナンド回路でデコ−ドするアドレスデコ−ダに
ついて言及したが、これに限定されずアドレス信号A0
〜Anをノア回路でデコ−ドするアドレスデコ−ダにお
いても、同様の考え方が適用できる。
【0021】
【発明の効果】上述した如く、本発明のアドレスデコ−
ダによれば、プリチャ−ジ期間が解除されてからワ−ド
線を活性化するまでのアドレス確定時間t0 は、アドレ
スデコ−ダに入力されるアドレス信号A0〜Anのビット
数に依存することなく、常に第2のゲ−ト回路(32)
の縦積み2段のトランジスタに支配されるため、そのワ
−ド線の活性化に関し、高速動作することが可能とな
り、結果として読みだしスピ−ドの高速化が実現でき
る。特に大容量のメモリに対して大きな効果を発揮する
ものである。
ダによれば、プリチャ−ジ期間が解除されてからワ−ド
線を活性化するまでのアドレス確定時間t0 は、アドレ
スデコ−ダに入力されるアドレス信号A0〜Anのビット
数に依存することなく、常に第2のゲ−ト回路(32)
の縦積み2段のトランジスタに支配されるため、そのワ
−ド線の活性化に関し、高速動作することが可能とな
り、結果として読みだしスピ−ドの高速化が実現でき
る。特に大容量のメモリに対して大きな効果を発揮する
ものである。
【図1】本発明の実施例に係るアドレスデコ−ダの回路
図である。
図である。
【図2】図1に示した回路の動作タイミング図である。
【図3】従来例に係るアドレスデコ−ダのダイナミック
動作型ROMへの適用例を示す回路図である。
動作型ROMへの適用例を示す回路図である。
【図4】図3に示した従来のアドレスデコ−ダの単一の
ワ−ド線を構成する単位回路図である。
ワ−ド線を構成する単位回路図である。
【図5】図4に示した回路の動作タイミング図である。
(210)〜(21n) 並列Pチャンネルトランジスタ (220)〜(22n) 直列Nチャンネルトランジスタ (23) インバ−タ (24)、(26Φ) 並列Pチャンネルトランジスタ (25)、(27Φ) 直列Nチャンネルトランジスタ (28) インバ−タ (29)、(30) ナンド回路 (31) 第1のゲ−ト回路 (32) 第2のゲ−ト回路 A0〜An アドレス信号 Φ プリチャ−ジ信号
Claims (1)
- 【請求項1】 複数ビットのアドレス信号が入力された
第1のゲ−ト回路と、前記第1のゲ−ト回路の出力とプ
リチャ−ジ信号とが入力され、その出力がワ−ド線に接
続された第2のゲ−ト回路とを備え、プリチャ−ジ期間
内に前記アドレス信号の変化に基ずいて前記第1のゲ−
ト回路の出力を確定させることにより、プリチャ−ジ期
間終了から前記ワ−ド線を活性化するまでの時間を短縮
したことを特徴とするアドレスデコ−ダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18401392A JPH0628880A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | アドレスデコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18401392A JPH0628880A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | アドレスデコ−ダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628880A true JPH0628880A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16145810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18401392A Pending JPH0628880A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | アドレスデコ−ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628880A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007172814A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-07-05 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置及びその動作方法 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP18401392A patent/JPH0628880A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007172814A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-07-05 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置及びその動作方法 |
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