JPH0628830B2 - 自動工具交換用ア−ム装置 - Google Patents

自動工具交換用ア−ム装置

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JPH0628830B2
JPH0628830B2 JP61007371A JP737186A JPH0628830B2 JP H0628830 B2 JPH0628830 B2 JP H0628830B2 JP 61007371 A JP61007371 A JP 61007371A JP 737186 A JP737186 A JP 737186A JP H0628830 B2 JPH0628830 B2 JP H0628830B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、工具ストッカーと工作機械の加工軸との間で
工具を交換する自動工具交換装置に関し、特に2つのア
ームを直角に配置し、これらを回転方向に割り出し、ま
たその回転軸の方向に互いに独立に変位させる手段に係
る。
従来技術 工具交換の自動化にともない、各種の自動工具交換装置
が開発されている。
従来からの代表的な工具交換装置は、1つの回動アーム
を回転させ、加工軸の工具と工具ストッカー側の工具と
を同時に入れ換える型式のものである。そのような交換
装置では、工具ストッカー側で同じ位置に異なる工具が
入れ換えられ、工具交換のたびに工具ストッカー側で工
具の配列がランダムになってしまうため、割り出し制御
が複数になり、また作業者による工具の補充や差し替え
がめんどうである。
一方、回動アームの回転軸自体が、工具ストッカーの工
具交換位置と、加工軸の工具交換位置とを往復移動する
型式のものでは、その往復移動機構があるために、自動
工具交換装置が大型化し、また構造的に複雑となる。
また、工作機械の加工軸自体が工具ストッカーの工具交
換位置まで移動し、その加工軸の動きによって、工具交
換を行うものでは、工具交換時間に工具の割り出し時間
が入り込んでしまうため、工具交換時間が必要以上に長
くなってしまう。
ところで、後者の2つの型式では、工具ストッカーの所
定の位置に必ずある特定工具が装着されるため、工具ス
トッカーの番地は、いわゆる固定番地となる。このよう
な固定番地では、工具収納位置の番号がそのまま数値制
御プログラム上の工具番号と一致するため、工具ストッ
カーに対する工具の補充や、差し替えが作業ミスのない
状態で確実に行える。
しかし、すでに述べたように、後者の2つの型式のもの
では、主軸に対する工具の着脱動作と、工具ストッカー
に対する工具の出し入れ動作とが時間的にずれていなけ
ればならず、このために回動アームなどが中間位置で一
時的に待機することになる。このような中間位置での待
機機構が交付交換装置を複雑にする原因となっている。
発明の目的 したがって、本発明の目的は、工具交換時間を長くしな
いで、また特別な中間待機機構を設けないまま、簡単な
機構で、工具をツールストッカーの固定番地に収納でき
るようにすることである。
発明の解決手段 そこで、本発明は、工具ストッカーの工具着脱位置と、
回動アームの回転軸および加工軸とを平面的に見て、例
えば一直線上に配列し、上記回動アームを2本のアーム
によって構成し、しかもこれらのアームを回転方向に直
角に配置し、かつ互いに独立して回転軸の方向例えば上
下方向に移動可能な状態としている。
したがって、それぞれのアームは、工具ストッカーの工
具着脱位置、または加工軸の工具交換位置で、独立に動
作できる状態となる。
実施例 まず、第1図は、本発明の自動工具交換用アーム装置1
の全体的な構成を示している。
この自動工具交換用アーム装置1は、工具ストッカー2
と工作機械の加工軸3との間に設けられており、例えば
垂直方向の回転軸4の下端部分で、回動アームとして2
つのアーム5、6を平面的にみて直角の状態で備えてい
る。上記回転軸4は、例えば工具ストッカー2のフレー
ム7に取り付けられたハウジング8の内部で、上下の軸
受け9により、抜け止め状態で回転自在に支持されてい
る。
そして、この回転軸4は、その下端部分で連結体10に
より、2つのピストンロッド11、12を垂直方向で、
固定的に支持している。これらのピストンロッド11、
12は、シリンダチューブ13、14とともに、アーム
5、6を回転軸4の軸線方向に独立に変位させる案内手
段を構成しており、それぞれのシリンダチューブ13、
14の内部で、ピストン15、16を一体的に形成して
いる。これらのシリンダチューブ13、14は、下端部
分でテールカバー17、18によりそれぞれ閉じられ、
またヘッド側の部分でピストンロッド11、12に対し
摺動自在にはまり合っており、さらにそれぞれアーム
5、6の基端部分に固定されている。なお、これらのシ
リンダチューブ13、14は、第2図に示すように、一
方に形成されたあり溝19と、他方に形成されたあり2
0とのはまり合いによって、アーム5、6の直角の交角
を回転軸4の軸線方向にのみ移動可能な状態で互いに連
結されている。ここで、あり溝19とあり20とは連結
手段を構成している。
またシリンダチューブ13、14の内部で、ピストン1
5、16よりも上の室は、第1図、第2図および第5図
に示すように、回転軸4、連結体10およびピストンロ
ッド11に形成された通路21、22により、回転継手
25の環状の連通路26、27に通じており、また同様
に下方の室は、通路23、24により回転継手25の環
状の連通路28、29に通じている。この回転継手25
は、前記ハウジング8の上端部分に固定されており、回
転軸4の回転を許す状態で、回転軸4の上端に固定され
た回転体25aにはまり合っている。
これらのアーム5、6は、先端部分で位置決め用の突起
30、31とともに、半円弧状の工具把持部32、33
を形成しており、またその近くでピン34、35により
工具保持用のチャック36、37を回動自在に備えてい
る。これらのチャック36、37は、それぞれアーム
5、6の内部に収められた押圧ロッド38、39によ
り、付勢スプリング40、41の付勢力を受け、常にチ
ャッキング方向に付勢されている。ここで、押圧ロッド
38、39、付勢スプリング40、41、ストッパー4
4、45、コイルスプリング50、51などは、工具保
持用のそれぞれのチャック36、37に対する開放阻止
手段を構成している。
そして、押圧ロッド38、39の後端部分は、アーム
5、6に形成された案内孔42、43の部分に臨み、ス
トッパー44、45の側面またはそのストッパー孔4
6、47と対応している。このストッパー44、45
は、それぞれシリンダチューブ13、14の内部で摺動
自在で、しかもコイルスプリング50、51により上向
きに付勢されており、かつ先端部分で、連結体10の下
面に取り付けられた度当り48、49と対応している。
なお、これらのアーム5、6は、後端部分でセンサーロ
ッド52、53の下端部分に連結されている。これらの
センサーロッド52、53は、それぞれ回転軸4、連結
体10および回転体25aを貫通し、ドグ54、55に
より回転体25aに取り付けられた近接スイッチ56、
57と対応している。
一方、上記回転軸4は、第5図に示す割り出し回転手段
58によって駆動されるようになっている。すなわち、
この割り出し回転手段58は、例えば前記フレーム7の
部分に取り付けられており、駆動源としてサーボモータ
59を備えている。このサーボモータ59の回転は、ウ
ォーム60、ウォームホィール61を介し、中間軸62
によりそのゼネバ63に伝達される。そして、このゼネ
バ63は、そのローラ64により、ゼネバホィール65
側の駆動軸66に90度毎の間欠回転として伝達され
る。さらに、この駆動軸66の回転は、駆動軸66のタ
イミングホィール68、回転軸4のタイミングホィール
69およびこれらに巻き掛けられたタイミングベルト6
7により、アーム5、6を90度づつ割り出しながら駆
動するための回転力として、回転軸4に伝達される。な
お、上記中間軸62および駆動軸66は、それぞれ軸受
け70、71によりフレーム7に対し回転自在に支持さ
れているが、それらの回転は、回転検出センサー72、
73、74によってそれぞれ検出される。
ところで、前述の工具ストッカー2は、第1図および第
6図に示すように、例えばチェーン型式のものであり、
エンドレス状のチェーン75により複数のツールポット
76を回動自在に支持し、そのツールポット76の内部
で工具77を工具ホルダー78とともに着脱可能な状態
で保持している。すなわちこのチェーン75は、両端の
チェーンローラ79により一対のローラガイド80に沿
って移動可能な状態となっており、リンクプレートの部
分でブラケット81およびその水平な支点軸82により
ツールポット76を回動可能な状態で支持している。こ
のツールポット76は、その内部で工具77とともに、
工具ホルダー78を位置決め状態で保持し、そのプルス
タット83をツールポット76に固定された一対のボー
ルプランジャー84により着脱可能な状態で抜け止め状
態としている。なおこのツールポット76は、チェーン
75の移動時に、下側の案内レール85によって支持さ
れ、滑りながら移動できるようになっている。しかし、
この工具ストッカー2の工具着脱位置では、この案内レ
ール85が分断されているため、ツールポット76は、
支点軸82を中心として回動できる状態にある。
また、このツールポット76の後端部分にホルダー86
によりカムフォロア87が回転自在に支持されており、
対応のカム88の内部にはまり合えるようになってい
る。そして、このカム88は、軸受け89によって上下
方向に摺動自在に支持された軸90の下端部分に固定さ
れている。この軸90は、連結板91によって駆動用シ
リンダ92のピストンロッド93に連結されている。な
お上記軸受け89および駆動用シリンダ92は、前記フ
レーム7に固定されている。
次に、工具交換時の一連の動作を説明する。
まず、アーム5、6は、ともに上昇位置で、割り出し回
転手段58に駆動され、第7図Aで示す回転位置にあっ
て、一方のアーム5の側で工具ストッカー2からの特定
の工具77の受け取りに備えている。工具77を受け取
るとき、回転軸4は、割り出し回転手段58によって想
像線で示すように、反時計方向に例えば20度回転した
位置で停止している。この回転位置は、サーボモータ5
3の回転量によって規制されており、このとき、ゼネバ
63およびゼネバホィール65は、90度の割り出し途
中の状態となっている。
この間に、工具ストッカー2は、図示しないインデック
ス装置によって割り出され、新たに加工軸3に装着すべ
き特定の工具77を工具着脱位置まで移動させる。この
とき、カムフォロワ87は、カム88の溝部分にはまり
合った状態で停止する。この状態で駆動用シリンダ92
がそのピストンロッド93を進出させ、カム88を上方
に移動させるため、ツールポット76は、工具77およ
び工具ホルダー78を保持した状態で、第1図に示すよ
うに、支点軸82を中心として、反時計方向に90度だ
け回転し、想像線で示すように、ツールポット76を下
向きにした状態で停止する。このようにして、工具77
および工具ホルダー78は、下向きの状態となって、一
方のアーム5の工具把持部32と対向する。
その後、割り出し回転手段58が回転軸4を第7図で2
0度だけ時計方向に回転させ、元の位置に復帰させるた
め、アーム5は、その工具把持部32の部分で工具ホル
ダー78にはまり合う。この状態では、アーム5がまだ
上昇位置にあるため、チャック36は、押圧ロッド38
を後退させ、工具ホルダー78を受け入れて、再び付勢
スプリング40の力を受けて、その外周に接する。な
お、押圧ロッド38は、後退するときに、第3図に示す
ように、度当り48に当って下降中のストッパー孔46
の内部に入り込む。その後、通路23に駆動用の流体が
供給されるため、シリンダチューブ13は、ピストンロ
ッド11に案内されながら、下方の方向に移動する。こ
のとき、アーム5は、工具ホルダー78をツールポット
76から引き抜いて、その工具把持部32の部分で保持
する。アーム5が下降したとき、ストッパー44がコイ
ルスプリング50によって上方に移動するため、押圧ロ
ッド38は、その後端面で、ストッパー44の側面に当
たり、後退できない状態となる。したがって、アーム5
が下降すると、チャック36は、もはや開放できない状
態となって、工具77および工具ホルダー78を工具把
持部32で保持し、落下しないように係止している。
一方、この間に、加工軸3は、工作機械の運動によっ
て、工具交換位置まで案内され、そこで停止している。
その後、割り出し回転手段58は、回転軸4を90度だ
け回転させることによって、アーム5、6を第7図Bで
示す位置で停止させ、他方のアーム6の工具把持部32
により加工軸3の取り外すべき工具77にはまり合う。
このときの、90度の回転角は、ゼネバ63およびゼネ
バホィール65によって正確に割り出される。この状態
で、同様に駆動流体によって、他方のシリンダチューブ
14が下降するため、アーム6は、工具把持部33の内
部で、取り外すべき工具ホルダー78を保持しながら加
工軸3から引き抜き、かつチャック37によりその工具
ホルダー78を落下しない状態で確実に保持する。ここ
でも、前記と同様に、アーム6が下降することにより、
押圧ロッド39は、ストッパー45の側面に当たり、後
退できない状態となっている。このようにして、加工軸
3の工具ホルダー78は、アーム6によって引き抜か
れ、その工具把持部33の内部でチャック37により抜
け止め状態として支持される。この時点では、いずれの
アーム5、6も下降位置にある。
次に割り出し回転手段58は、回転軸4を90度だけ反
時計方向に回し、第7図Cのように、新たな工具77を
加工軸3の中心線上に案内する。この状態で、通路21
に駆動流体が供給されるため、シリンダチューブ13
は、上昇することによって、一方のアーム5を上限位置
まで移動させ、これによって新たな工具77を加工軸3
の内部に装着する。このとき、加工軸3の内部で工具ホ
ルダー78のプルスタット83を保持するための機構が
働き、それを抜け止め状態で保持する。もちろんこの状
態では、アーム5が上昇限にあり、ストッパー44が度
当り49に当たっているため、その押圧ロッド38は、
後退できる状態になっている。
続いて、割り出し回転手段58は、第7図Dのように、
さらに、回転軸4を90度だけ反時計方向に回転させる
ことによって、加工軸3にはめ込まれた新たな工具77
および工具ホルダー78から、工具把持部32を離す。
その後、加工軸3は、加工位置に戻り、その新たな工具
77によって、必要な切削加工を開始する。この間に、
工具ストッカー2は、チェーン75を駆動し、加工軸3
から引き抜かれた工具77および工具ホルダー78を収
めるために、その工具77と対応するツールポット76
を工具着脱位置まで案内し、下向き状態にして待機して
いる。
次に、シリンダチューブ14が上昇するため、アーム6
は、工具着脱位置で下から上に戻り、その工具77およ
び工具ホルダー78を下向きのツールポット76にはめ
込む。その後、割り出し回転手段58は、回転軸4を例
えば20度だけ時計方向に戻し、想像線で示す位置に待
機する。
このようにして、いままで、加工軸3に取り付けられて
いた工具77および工具ホルダー78は、収められるべ
きツールポット76にはめ込まれ、その内部のボールプ
ランジャ84によって抜け止め状態として保持されてい
る。
まもなく、カム88が上昇位置から下降するため、ツー
ルポット76は、支点軸82を中心として、90度だけ
回転し、工具77および工具ホルダー78を水平な状態
に設定する。この状態で、工具ストッカー2がチェーン
75を送り方向に駆動すると、そのツールポット76
は、案内レール85に案内されながら、所定の位置に移
動する。このようにして、工具ストッカー2は、新たに
使う工具77を再び割り出し、工具着脱位置まで案内
し、次の工具交換動作に備える。
上記のように、アーム5、6は、反時計方向に回転する
過程で、工具ストッカー2に対する工具77の着脱およ
び加工軸3に対する工具77の交換を独立に、しかも9
0度毎の回転と、回転軸4の軸方向の移動運動との組み
合わせによって、中間のステップ位置で一たん停止しな
がら、行っていくことになる。
一方、次の工具交換では、上記の回転方向とは逆に、2
つのアーム5、6は、時計方向に90度づつ回転する過
程で、工具77の着脱および交換を行っていく。このた
め、割り出し回転手段58は、1回の工具交換動作毎
に、回転軸4を逆方向に駆動していくことになる。
他の実施例 上記実施例は工具保持用のチャック36、37を爪状の
もので構成しているが、その部分は、他のチャック機構
で置き換えることもできる。また案内手段は、シリンダ
機構に限らず、その他の滑り案内機構を利用してもよ
く、したがって、その駆動源は、流体圧に限らず、他の
駆動手段であってもよい。また、割り出し回転手段58
は、実施例のように、サーボモータ59と、ゼネバ機構
とによらず、可逆モータの回転量のみから回転軸4の回
転量を規制する型式のものであってもよい。
発明の効果 本発明では、次のような特有の効果が得られる。
一対のアームが直角の状態で配置されているため、一方
のアーム部分が工具着脱位置または工具交換位置にある
とき、他方のアームがそれらの位置からはずれた位置に
あり、しかもそれぞれのアームが回転軸の方向に独立に
案内されるため、工具着脱動作のうち一方の動作が他方
の動作から無関係に独立に行える。したがって、これら
のアームについて、中間待機位置やアーム全体の移動機
構などが不必要となり、それだけアームの支持構造が簡
略化できる。
さらに、本件の2本のアームが、連結手段により、回転
軸の軸線方向にのみ移動可能な状態で互いに連結されて
いる構成となっているから、小型でありながら、工具ス
トッカーおよび加工軸の両位置を、正確に制御でき、か
つ、工具交換時間を短くするために高速に移動すること
も可能となる。
また、一方のアームが工具交換位置にあるとき、他方の
アームが工具着脱位置からはずれているため、工具交換
動作中に、工具ストッカーの割り出し動作が可能とな
る。したがって、工具を常に特定のツールポット内に収
めることにより、ツールの収納がいわゆる固定番地方式
となるため、その割り出し制御が従来の180度すなわ
ち直線的な回動アームに比較して、その回転制御が容易
となる。
さらに、アームの部分にチャックの開放阻止手段が設け
られていて、チャックが工具交換位置以外の部分で開放
状態とならないため、アームの回転動作中に、工具の落
下事故が未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動工具交換用アーム装置の一部破断
正面図、第2図は2つのアーム部分の一部破断平面図、
第3図は一方のアームの一部破断側面図、第4図は2つ
のアームの支持部分の平面図、第5図は回転軸の上部お
よびその割り出し回転手段の断面図、第6図は工具スト
ッカー部分の側面図、第7図はアームの動作順序を示す
平面図である。 1……自動工具交換用アーム装置、2……工具ストッカ
ー、3……加工軸、4……回転軸、5、6……アーム、
11、12……ピストンロッド、13、14……シリン
ダチューブ、25……回転継手、32、33……工具把
持部、36、37……工具保持用のチャック、38、3
9……押圧ロッド、40、41……付勢スプリング、4
4、45……ストッパー、58……割り出し回転手段、
59……サーボモータ、63……ゼネバ、65……ゼネ
バホィール、75……チェーン、76……ツールポッ
ト、77……工具、78……工具ホルダー、82……支
点軸、92……駆動用シリンダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工具ストッカーと加工軸との間で回動アー
    ムにより工具を移送する自動工具交換装置において、 回転軸に支持され回転軸の軸線方向に対して平行な2本
    のピストンロッドと、それぞれのピストンロッドにピス
    トンロッドの軸線方向に移動自在に嵌まり合う2つのシ
    リンダチューブと、2つのチューブを軸線方向に摺動自
    在に嵌合して連結し独立に軸線方向に移動自在として2
    つのシリンダチューブを互いに連結する連結手段と、そ
    れぞれのシリンダチューブに固定され回転軸の軸線方向
    に対して直角で互いに直角の交角として配置された2本
    のアームと、回転軸を回転させて回転軸を中心として2
    本のアームを一体に回す割り出し回転手段と、各アーム
    の先端に設けられた工具保持用のチャックと、各アーム
    先端に支持し工具交換位置で開放させられるチャックの
    開放阻止手段と、を具備することを特徴とする自動工具
    交換用アーム装置。
JP61007371A 1986-01-16 1986-01-16 自動工具交換用ア−ム装置 Expired - Lifetime JPH0628830B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61007371A JPH0628830B2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16 自動工具交換用ア−ム装置

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JP61007371A JPH0628830B2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16 自動工具交換用ア−ム装置

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JPS62166937A JPS62166937A (ja) 1987-07-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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