JPH06285753A - センタレス研削装置 - Google Patents

センタレス研削装置

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JPH06285753A
JPH06285753A JP7724193A JP7724193A JPH06285753A JP H06285753 A JPH06285753 A JP H06285753A JP 7724193 A JP7724193 A JP 7724193A JP 7724193 A JP7724193 A JP 7724193A JP H06285753 A JPH06285753 A JP H06285753A
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grinding
round bar
guide surface
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grindstone
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Yoshihiko Kimura
良彦 木村
Hiroshi Tanaka
弘志 田中
Masataka Shiratori
昌孝 白鳥
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Abstract

(57)【要約】 【目的】丸棒の段落し研削の真円度を高めることであ
る。 【構成】ガイドケース面14の内周側に、円筒状ゴムロ
ーラ5を回転自在に設け、両者の間で丸棒Aを圧接して
入口3から出口4まで遊星運動させる。ゴムローラ5の
軸方向に隣接して、回転中心軸をずらして円盤状砥石1
0を配置する。ガイドケース面14の研削ガイド面14
aは、砥石10と同心円状でしかも少なくとも丸棒Aの
円周長さを有し、丸棒Aを最大深さに削る区間とする。
この区間と入口3との間の削り込みガイド面14bは、
研削ガイド面14aから入口3方向に次第に砥石10か
ら離れるよう曲線状に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小径ドリル等の製造時
等に被研削部材を円柱状等に研磨するセンタレス研削装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、小径ドリルの製造工程の中に、
図3(a)に示すような円柱状素材である丸棒Aの一部
を研磨して、同図(b)のように長手方向に段をつけて
非加工部より半径の小さい同心の小円柱部aを形成する
工程がある。この工程を段落し、又はアンダーカットと
いう。従来、この段落しの工程で、図4及び図5に示す
ようなロータリー・センタレス・グラインダが用いられ
ている。図4はセンタレスグラインダの要部縦断面図、
図5は図4のセンタレス・グラインダのX−X線断面図
である。
【0003】このセンタレス・グラインダ1では、真円
の円筒状ケース2の約180度離れた上面と下面に、研
削前の丸棒Aを挿入するための入口3と研削後の丸棒
A′を取り出すための出口4がそれぞれ穿設されてい
る。ケース2の円形内周面を構成するケースガイド面2
a内には、内周面2aの中心軸Oと同心円状に円筒状ゴ
ムローラ5が配設されており、しかもケースガイド面2
aとゴムローラ5外周面との環状間隙は、丸棒Aの外径
より若干小さい幅に設定されている。そして、ゴムロー
ラ5は、ゴムローラ軸6を介して図示しない駆動源に連
結されて回転自在になっている。そのため、ケースガイ
ド面2aとゴムローラ5の間隙に圧接される丸棒Aは、
ゴムローラ5の回転に連動して反対方向に自転しつつゴ
ムローラ5と同一方向に公転することになる。
【0004】又、ケースガイド面2aとゴムローラ5の
間隙には、図4において、ゴムローラ5からゴムローラ
軸6の領域にかけて断面視階段状に延びる環状リテーナ
7が回転可能に嵌装されている。このリテーナ7は、ケ
ースガイド面2aとゴムローラ5の間隙の領域で、それ
ぞれ丸棒Aの略外径幅を有する溝8を介して複数(図で
は8片)の把持片7aに分岐されていて、丸棒Aを等間
隔に保持して遊星運動を許容するようになっている。ケ
ースガイド面2a内の領域で、中心軸O方向にゴムロー
ラ5と隣接して、しかもその回転中心軸Ogが中心軸O
と若干ずれた位置に、ゴムローラ5より小径の円盤状砥
石10が回転自在に配設されている。この砥石10は、
ゴムローラ軸6と反対方向に延びる砥石軸11を介して
図示しない駆動源に連結されている。砥石10の中心軸
Ogは、図5において、中心軸Oを通ってケース入口3
と出口4の各中心を通る線mに対して、中心軸Oを通っ
て直交する線n上の右側に中心軸Oから距離δずれた位
置にあるように砥石10が位置決めされている。そのた
め、砥石10はケース入口3から90度回転した線n上
の位置で、遊星運動する丸棒A中心に最も近付いて最大
深さの研削が行なわれるようになっている。
【0005】このセンタレス・グラインダ1は上述のよ
うな構成を備えているから、研削前の丸棒Aはケース2
の上部の入口3から順次供給され、内部のゴムローラ5
上に落下する。この場合、ケースガイド面2aとゴムロ
ーラ5との間にはリテーナ7が位置するために、隣接す
る把持片7a,7a間の溝8に丸棒Aが落下した状態
で、丸棒Aは傾くことなく正しい位置に保持される。こ
の状態の丸棒Aは、ゴムローラ5の回転によって、ケー
スガイド面2aとゴムローラ5との間でゴムローラ5に
押圧されることになり、ゴムローラ5が図5で時計方向
に回転すると、丸棒Aは反時計方向に自転しつつ時計方
向に公転することになる。そして、公転する丸棒Aに押
されてリテーナ7も同一方向に受動的に回転する。
【0006】ここで、ゴムローラ5の外径をrf、ケー
ス2のケースガイド面2aの半径をrc、丸棒の外径を
1とすると、 rc=rf+d1−e (1) なる式が成立する。尚、eはゴムローラ5が丸棒Aを押
圧する際のゴムのつぶし代である。
【0007】そして、ゴムローラ5の回転に連動する遊
星運動によって、丸棒Aが公転すると、図5の右側18
0度の領域の内、入口3及び出口4から90度の線n上
の位置の前後或る角度領域で、回転する砥石10の研削
を受ける。即ち、丸棒Aの長手方向一部の外周面が削ら
れて段落しを受けて、小径の円柱部aの外径が所望のd
2になるまで研削される。そして、小径の小円柱部aの
外径d2について、次の関係式が成り立つ。 d2=2(rc−rg−δ)−d1 (2) 但し、rgは砥石10の半径である。丸棒Aの研削深さ
は、砥石10の中心軸Ogが中心軸Oと線n方向に距離
δだけずれているために、図5で線n上の位置で最大と
なる。そして、この位置をすぎると、丸棒Aは徐々に砥
石10から離れていき、ケース下端の出口4から排出さ
れ、次の工程に送られる。
【0008】上述のセンタレス・グラインダ1によれ
ば、多数の丸棒Aの段落しを連続的に且つ自動的に行な
うことができる。その際、上述の装置では、リテーナ7
の把持片を8個に設定したが、実際には、リテーナ7の
径をより大きくすると共に、溝8の数を増やせばより多
数の丸棒Aをより高速に研削できて連続的に段落しでき
るものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
装置では、丸棒Aが最も深く削られる位置が線n上の一
点であるために、研削された小円柱部aの真円度が悪い
という欠点がある。即ち、この位置を丸棒Aが通過する
際、たまたま砥石10の当接する部位が深く、即ち深さ
(d1−d2)/2だけ削れ、自転して他の部位が砥石1
0に当接する位置に到達するときには、丸棒Aは既に砥
石10の最深研削位置から離れてしまい、削れる深さが
最深位置より小さくなってしまうという問題があるので
ある。
【0010】本発明は、このような課題に鑑みて、研削
される部材の研削部分の真円度をより高めることができ
るセンタレス研削装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるセンタレス
研削装置は、外周側のケースガイド面と、内周側の回転
自在な弾性押圧部との間に丸棒を押圧支持し、この丸棒
を研削領域で研削し得る円盤状砥石が弾性押圧部の回転
軸に対してずれて回転自在に配置されていて、弾性押圧
部の回転に連動して遊星運動する丸棒が円盤状砥石によ
ってその研削領域で研削されるようにしたセンタレス研
削装置において、研削領域の最大深さ研削区間のケース
ガイド面が、円盤状砥石の外周面と同心円状に形成され
ていることを特徴とするものである。
【0012】又、本発明によるセンタレス研削装置で
は、最大深さ研削区間のケースガイド面は、少なくとも
研削前の丸棒の被研削面全周の距離に相当する長さであ
ることを特徴とする。
【0013】又、本発明によるセンタレス研削装置で
は、最大深さ研削区間のケースガイド面の前又は前後の
ケースガイド面区間は、最大深さ研削区間のケースガイ
ド面から離れるに従って、円盤状砥石の外周面から次第
に離れる方向に曲線状に形成されていることを特徴とす
る。
【0014】
【作用】ケースガイド面と弾性押圧部との環状間隙に圧
接保持された丸棒は、弾性押圧部の回転に連動して遊星
運動して、弾性押圧部に対して中心軸がずれた位置にあ
る円盤状砥石の研削を受け、特に最大深さ研削区間では
ケースガイド面が円盤状砥石と同心円状に形成されてい
るから、この領域で均一深さの研削を受け、丸棒の被研
削部の真円度が高い。
【0015】最大深さ研削区間では、丸棒全周が円盤状
砥石で同一深さだけ削られる。
【0016】丸棒は、研削前の位置から最大深さ研削区
間のケースガイド面に移動する際に、次第に研削深さが
大きくなるようスムーズに移動しつつ研削を受ける。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図1及び図
2に基づいて説明するが、上述の従来技術と同様の部分
又は部材には同一の符号を用いてその説明を省略する。
図1は図4と同様なセンタレス・グラインダ1の要部縦
断面図、図2は図1のセンタレス・グラインダ12のY
−Y線断面図である。図1及び図2において、ケース1
3は略円筒型をなしており、その内周面を構成するケー
スガイド面14が、ゴムローラ5の外周面との間隙がそ
の角度位置によって異なるよう真円でない略円形に形成
されている。即ち、図2において、ゴムローラ5の中心
軸Oと円盤砥石10の中心軸Ogとを結ぶ一点鎖線nを
中心にして、その前後に角度θづつ計2θの区間のケー
スガイド面を研削ガイド面14aとすると、この研削ガ
イド面14aは、中心軸Ogを中心に砥石10と同心円
状の円弧状の周曲面に形成されている。そして、この領
域で、丸棒Aは最大深さの研削を受けることになる。
【0018】この区間の中心軸Ogから円弧状の研削ガ
イド面14aまでの曲率半径rbは、次式で求められ
る。 rb=rg+d1/2+d2/2 (3) 又、小円柱部aの真円度を高めるためには、丸棒Aが角
度2θに対応する研削ガイド面14aの区間を通過する
際、丸棒Aの全周が砥石10に当接することが望まし
い。従って、研削ガイド面14aの円弧の長さがこの条
件を満足するには、 θ≧πd1/(2rb) (4) を満たせばよい。
【0019】又、ケースガイド面14において、入口3
或いはその近傍から研削ガイド面14aまでの区間を削
り込みガイド面14bとし、この区間の周曲面をなす曲
線は下記の3つの条件を満たすことが望ましい。 (1) 削り込みガイド面14bは、図2の断面図で、
連続する曲線をなし、しかも一次微分(接線方向)が連
続であること。即ち、ガイド面14bの曲線に折れ線が
ないこと。これは、丸棒Aがガイド面14bで引っかか
らないでスムーズに遊星運動を行なうために必要であ
る。 (2) 入口3の位置では、ゴムローラ5上の丸棒Aが
砥石10の外周面と離間していること。そして、その後
の移動で、丸棒Aが砥石10に当接した後は、研削ガイ
ド面14aに近づくにつれて、砥石10が丸棒Aの半径
方向に重なる深さが大きくなること。 (3) 削り込みガイド面14bから研削ガイド面14
aへ滑らかに接続され、しかも、この二つの区間の接点
αで両ガイド面14a,14bの接線方向が共通である
こと。
【0020】このような条件を満たす削り込みガイド面
14bの一例が図2に示されている。即ち、本実施例で
は、削り込みガイド面14bは円弧に構成されるもので
あり、その始点として線m上の入口3の穴方向中心点β
を置く。そして、研削ガイド面14aとの交点をαと
し、α点と中心軸Ogを結ぶ線と、α−β点間の線分の
垂直二等分線との交点をO1と置き、これを削り込みガ
イド面14bの曲率半径の中心点とする。すると、中心
点O1は削り込みガイド面14bに対して各中心軸O,
Ogよりも遠い位置にあり、そのために点αから点βに
向かうに従って次第に砥石10の外周面から離れてい
き、入口3及びその近傍では丸棒Aは砥石10の外周面
から離間する構造になっている。
【0021】又、ケースガイド面14の他の領域、即
ち、研削ガイド面14aから出口4までの区間のガイド
面14cと、出口4から入口3までのガイド面14dの
構成は、本質的に重要ではない。研削ガイド面14a終
端から出口4までの区間のガイド面14cは、丸棒Aか
ら砥石10が徐々に離れる曲面であることが望ましい。
本実施例では、削り込みガイド面14bと水平線nに対
して線対称に曲線形状が設定されている。又、ガイド面
14dはガイド面14bの円弧の回転中心O1と、ガイ
ド面14cの円弧の回転中心O2の中点O3を中心とした
円弧状の曲面をなして、ガイド面14b及び14cに接
続されるようになっている。従って、本実施例のケース
ガイド面14はゴムローラ5と同一の中心軸を持たない
ために、丸棒Aに対するゴムローラ5のつぶし代eは一
定にはならない。各ガイド面14a,14b及び14c
区間におけるゴムローラ5のつぶし代eの変動は、ゴム
の弾性で吸収することになる。
【0022】本実施例は上述のように構成されているか
ら、円柱状の丸棒Aの断落し研削においては、丸棒Aを
センタレス・グラインダ1のケース13の入口3から連
続的に挿入すると、丸棒Aはリテーナ7の把持片7a間
の溝8に落下し、例えば時計方向に回転するゴムローラ
5の外周上に位置する。そして、この丸棒Aはゴムロー
ラ5に押圧されて反時計方向に自転しつつ時計方向に公
転し、ケースガイド面14の削り込みガイド面14bと
の間に圧接される。丸棒Aが削り込みガイド面14b上
を研削ガイド面14a方向に或る距離だけ移動させられ
ると、丸棒Aの一部領域が、回転する砥石10に当接す
るようになり、その周側面が少しづつ研磨され、次第に
研磨深さが増大する。そして、研削ガイド面14aに至
ると、丸棒A外周に対する砥石10の進出深さが(d1
−d2)/2となって最大になる。しかも、この研削ガ
イド面14aは上述の(3)式によって砥石10の外周
と同心円状曲面に形成されているから、このガイド面1
4aの区間で、丸棒Aは全周に亘って同一深さ研削さ
れ、予め定められた直径寸法d2の小円柱部aの段落し
が形成されるよう丸棒Aが研削される。
【0023】そして、丸棒Aは次のガイド面14cまで
遊星運動させられると、砥石10の外周面から徐々に離
れていき、この領域ではほとんど研磨されない。ガイド
面14cが終了した位置で、丸棒A′は出口4から排出
され、次の工程へ給送される。このようにして、入口3
から順次供給される丸棒Aは順次溝8内に落下して、ゴ
ムローラ5とケースガイド面14間をそれぞれ遊星運動
させられて、同様に砥石10に段落し研削されることに
なる。
【0024】以上のように、本実施例によれば、少なく
とも丸棒Aの全周の距離に亘って、砥石10が最大深さ
まで丸棒A内に進出した状態で研削を継続することがで
きるから、丸棒Aの研削される小円柱部aの真円度が極
めて高く、非研削領域の外周面との同心性も高いため
に、高精度の段落し研削が行えることになる。
【0025】尚、上述の実施例では、ガイドケース面1
4の削り込み研削面14bの区間の曲面形状について単
一の円弧に形成したが、これに限定されることなく、上
述の3つの条件が満たされていれば他の曲線状でもよ
い。例えば、複数の円弧が組み合わされた曲面でもよ
く、或いは任意の曲線による曲面であってもよい。又、
上述の実施例ではガイドケース13の入口3と出口4
は、それぞれ真上と真下の位置に形成されているが、両
者の位置は実施例に限定されることなく適宜に設定すれ
ばよく、その際、入口3と出口4との角度も180度に
限定されることなく、適宜設定できる。又、図では研削
前の丸棒Aは円柱状としたが、これに限らず円筒状等適
宜の円形部材を研磨加工できることはいうまでもない。
【0026】
【発明の効果】上述のように本発明に係るセンタレス研
削装置は、最大深さ研削区間のケースガイド面が、円盤
状砥石の外周面と同心円状に形成されているから、丸棒
の研削される部位の真円度を極めて高くすることがで
き、非研削領域の外周面との同心性も高いために、高精
度の研削が行えることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例によるセンタレス・グライ
ンダの要部縦断面図である。
【図2】図1に示すセンタレス・グラインダのY−Y線
断面図である。
【図3】丸棒の正面図であって、(a)は研削前の形
状、(b)は研削後の形状をそれぞれ示す図である。
【図4】従来のセンタレス・グラインダの要部縦断面図
である。
【図5】図4に示すセンタレス・グラインダのX−X線
断面図である。
【符号の説明】 A 丸棒 5 ゴムローラ 10 砥石 12 センタレス・グラインダ 13 ケース 14 ガイドケース面 14a 削り込みガイド面 14b 研削ガイド面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周側のケースガイド面と、内周側の回転
    自在な弾性押圧部との間に丸棒を押圧支持し、該丸棒を
    研削領域で研削し得る円盤状砥石が弾性押圧部の回転軸
    に対してずれて回転自在に配置されていて、弾性押圧部
    の回転に連動して遊星運動する丸棒が円盤状砥石によっ
    てその研削領域で研削されるようにしたセンタレス研削
    装置において、 前記研削領域の最大深さ研削区間のケースガイド面が、
    前記円盤状砥石の対応する外周面と同心円状に形成され
    ていることを特徴とするセンタレス研削装置。
  2. 【請求項2】前記最大深さ研削区間のケースガイド面
    は、少なくとも研削前の丸棒の研削面全周の距離に相当
    する長さであることを特徴とする請求項1に記載のセン
    タレス研削装置。
  3. 【請求項3】前記最大深さ研削区間のケースガイド面の
    前又は前後の区間のケースガイド面領域は、前記最大深
    さ研削区間のケースガイド面から離れるに従って、円盤
    状砥石の外周面から次第に離れる方向に曲線状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載のセン
    タレス研削装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101247942B1 (ko) * 2011-04-20 2013-04-01 주식회사 지엔비 카본 샤프트 연속 연마 가공 장치
JP2014094133A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Taihei Kogyo Kk 歯間ブラシのブラシ先端研磨方法及びその装置

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KR101247942B1 (ko) * 2011-04-20 2013-04-01 주식회사 지엔비 카본 샤프트 연속 연마 가공 장치
JP2014094133A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Taihei Kogyo Kk 歯間ブラシのブラシ先端研磨方法及びその装置

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