JPH06285734A - Atc付nc旋盤 - Google Patents
Atc付nc旋盤Info
- Publication number
- JPH06285734A JPH06285734A JP7802993A JP7802993A JPH06285734A JP H06285734 A JPH06285734 A JP H06285734A JP 7802993 A JP7802993 A JP 7802993A JP 7802993 A JP7802993 A JP 7802993A JP H06285734 A JPH06285734 A JP H06285734A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turret
- tool holder
- correction data
- correction
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 工具交換誤差補正を行なうATC付NC旋盤
を提供する。 【構成】 各タレット位置の誤差補正量各タレット位置
誤差補正量格納部3にて格納しておき、タレット7の割
り出し位置によってタレット位置毎の誤差補正を行なう
ようにした。
を提供する。 【構成】 各タレット位置の誤差補正量各タレット位置
誤差補正量格納部3にて格納しておき、タレット7の割
り出し位置によってタレット位置毎の誤差補正を行なう
ようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATC付NC旋盤にお
ける工具交換誤差補正に関する。
ける工具交換誤差補正に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、A
TC付NC旋盤において、ATCによって工具がタレッ
トのどのPOSに取付けられても、工具刃先の位置補正
は同じ量だけの工具位置補正によっている。ところが、
図3に示すようにタレット7のPOS1〜POS6のい
ずれかに同一工具を取付けた場合、それぞれのPOSに
よって破線で示す理想工具ホルダ位置11と実際の工具
ホルダ位置10との誤差(△Xn △Yn △Zn )がそれ
ぞれ異なる。その為に同一工具8でワーク6を加工した
時別の位置で同一加工を行なっても誤差が一様でないた
め加工ワーク6の寸法がことになる。例えばワーク加工
した時の誤差をX軸を例に取り計算すると次の式にな
る。 加工誤差△X=△Xn1−△Xn2 ここで、△Xn1:前に工具が取付いていた工具POSの
誤差 △Xn2:次に工具が取付けられた工具POSの誤差とす
る。 以上の様に同一工具を別の工具POSに取付けて加工す
ることにより△X分の加工誤差を生じていた。
TC付NC旋盤において、ATCによって工具がタレッ
トのどのPOSに取付けられても、工具刃先の位置補正
は同じ量だけの工具位置補正によっている。ところが、
図3に示すようにタレット7のPOS1〜POS6のい
ずれかに同一工具を取付けた場合、それぞれのPOSに
よって破線で示す理想工具ホルダ位置11と実際の工具
ホルダ位置10との誤差(△Xn △Yn △Zn )がそれ
ぞれ異なる。その為に同一工具8でワーク6を加工した
時別の位置で同一加工を行なっても誤差が一様でないた
め加工ワーク6の寸法がことになる。例えばワーク加工
した時の誤差をX軸を例に取り計算すると次の式にな
る。 加工誤差△X=△Xn1−△Xn2 ここで、△Xn1:前に工具が取付いていた工具POSの
誤差 △Xn2:次に工具が取付けられた工具POSの誤差とす
る。 以上の様に同一工具を別の工具POSに取付けて加工す
ることにより△X分の加工誤差を生じていた。
【0003】本発明は、全てのタレット位置の誤差を補
正することにより理想工具ホルダ位置となるよう補正機
能を付加したATC付NC旋盤の提供を目的とする。
正することにより理想工具ホルダ位置となるよう補正機
能を付加したATC付NC旋盤の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は、タレット位置検出装置とNC装置の外部機械座
標系シフト部との間に補正データ抽出部を介在させ、こ
の補正データ抽出部には同一工具を別タレット位置に取
付けた時の実際の工具ホルダ位置と理想工具ホルダ位置
との差を予め計測して格納した各タレット位置誤差補正
量格納部を接続したことを特徴とする。
発明は、タレット位置検出装置とNC装置の外部機械座
標系シフト部との間に補正データ抽出部を介在させ、こ
の補正データ抽出部には同一工具を別タレット位置に取
付けた時の実際の工具ホルダ位置と理想工具ホルダ位置
との差を予め計測して格納した各タレット位置誤差補正
量格納部を接続したことを特徴とする。
【0005】
【作用】各タレット位置誤差補正量格納部により各タレ
ット位置の誤差補正量を格納しておき、タレットの割出
しした位置によってタレット位置毎の誤差補正を行い理
想工具ホルダ位置になる様にして同一工具がどのタレッ
ト位置に取けられても加工誤差を生じないようにした。
ット位置の誤差補正量を格納しておき、タレットの割出
しした位置によってタレット位置毎の誤差補正を行い理
想工具ホルダ位置になる様にして同一工具がどのタレッ
ト位置に取けられても加工誤差を生じないようにした。
【0006】
【実施例】ここで、図1、図2を参照して本発明の実施
例を説明する。図1において、タレット位置検出装置1
は、その位置検出を行ない、このタレット位置検出装置
1の位置データは補正データ抽出部2に送られる。この
補正データ抽出部2では、各タレット位置誤差補正量格
納部3での必要な補正データを抽出するものである。こ
の各タレット位置誤差補正量格納部3では、同一工具を
別タレット位置に取付けた時の実際の工具ホルダ位置と
理想工具ホルダ位置との差を予め計測して格納してい
る。この各タレット位置誤差補正量格納部3での補正デ
ータは補正データ抽出部2からNC装置の外部機械座標
系シフト部4に入力されて各タレット誤差補正量だけ機
械座標系がシフトされ、工具の位置補正がされる。
例を説明する。図1において、タレット位置検出装置1
は、その位置検出を行ない、このタレット位置検出装置
1の位置データは補正データ抽出部2に送られる。この
補正データ抽出部2では、各タレット位置誤差補正量格
納部3での必要な補正データを抽出するものである。こ
の各タレット位置誤差補正量格納部3では、同一工具を
別タレット位置に取付けた時の実際の工具ホルダ位置と
理想工具ホルダ位置との差を予め計測して格納してい
る。この各タレット位置誤差補正量格納部3での補正デ
ータは補正データ抽出部2からNC装置の外部機械座標
系シフト部4に入力されて各タレット誤差補正量だけ機
械座標系がシフトされ、工具の位置補正がされる。
【0007】図2は画面上に表わされた補正量を例示し
たものであり、補正量が一目瞭然となる。
たものであり、補正量が一目瞭然となる。
【0008】
【発明の効果】以上実施例にて説明したように本発明に
よれば、実際の工具ホルダ位置と理想工具ホルダ位置と
の差を補正により無くすことができ、同一工具をタレッ
ト位置のどこに取付けても加工誤差の少ない高精度加工
が可能となる。
よれば、実際の工具ホルダ位置と理想工具ホルダ位置と
の差を補正により無くすことができ、同一工具をタレッ
ト位置のどこに取付けても加工誤差の少ない高精度加工
が可能となる。
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】補正画面を例示した図。
【図3】タレット位置の誤差の説明図。
1 タレット位置検出装置 2 補正データ抽出部 3 各タレット位置誤差補正量格納部 4 外部機械座標系シフト 6 加工ワーク 7 タレット 8 工具 10 実際の工具ホルダ位置 11 理想工具ホルダ位置
Claims (1)
- 【請求項1】 タレット位置検出装置とNC装置の外部
機械座標系シフト部との間に補正データ抽出部を介在さ
せ、この補正データ抽出部には同一工具を別タレット位
置に取付けた時の実際の工具ホルダ位置と理想工具ホル
ダ位置との差を予め計測して格納した各タレット位置誤
差補正量格納部を接続したATC付NC旋盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7802993A JPH06285734A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | Atc付nc旋盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7802993A JPH06285734A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | Atc付nc旋盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06285734A true JPH06285734A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=13650391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7802993A Withdrawn JPH06285734A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | Atc付nc旋盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06285734A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09309054A (ja) * | 1996-05-22 | 1997-12-02 | Matsuo:Kk | 三次元曲面形状を有するパーツの全自動リペアシステム |
KR100598851B1 (ko) * | 2004-12-21 | 2006-07-11 | 현대자동차주식회사 | 공구 보정장치 |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP7802993A patent/JPH06285734A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09309054A (ja) * | 1996-05-22 | 1997-12-02 | Matsuo:Kk | 三次元曲面形状を有するパーツの全自動リペアシステム |
KR100598851B1 (ko) * | 2004-12-21 | 2006-07-11 | 현대자동차주식회사 | 공구 보정장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |