JPH0628548U - 換気送風用吹き出し口の首振り装置 - Google Patents

換気送風用吹き出し口の首振り装置

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JPH0628548U
JPH0628548U JP051647U JP5164792U JPH0628548U JP H0628548 U JPH0628548 U JP H0628548U JP 051647 U JP051647 U JP 051647U JP 5164792 U JP5164792 U JP 5164792U JP H0628548 U JPH0628548 U JP H0628548U
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wind turbine
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健三 高木
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健三 高木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動用電動モータなどを用いずに所要の首振
り作動を得られるようにする。 【構成】 吹き出される送風の風圧力によって所定方向
へ継続的に回転駆動される風車12を配した風車回転機
構11と、送風を整流するルーバー機構21を配した吹
き出し口本体1と、風車12によって得られる回転駆動
力により、ルーバー機構21,もしくはルーバー機構2
1を含む吹き出し口本体1を反復して揺動作動させる連
動機構31とを備え、この反復揺動作動に伴って、送風
の吹き出し方向を所要の吹き出し範囲内へ繰り返して継
続的に配分し得るように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、冷暖房装置,送風装置などの換気送風装置における換気送風用吹 き出し口の首振り装置に関し、さらに詳しくは、吹き出される送風の風圧力を利 用して、送風の吹き出し方向を所要の吹き出し範囲内へ繰り返して配分可能にす る換気送風用吹き出し口の首振り装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、室内用の冷暖房装置,送風装置などの換気送風装置においては、当該 換気送風装置が比較的大型のダクトを通して各室内毎に吹き出し口を配した集中 制御形式によるもの,および比較的小型の装置構成に吹き出し口を付設した一体 化形式によるものゝ如何を問わず、換気作用を室内に万遍なくゆきわたらせるた めに、その換気送風用吹き出し口に対して、送風の吹き出し方向を所要の吹き出 し範囲内へ繰り返して配分し得るようにした吹き出し手段,つまり首振り吹き出 し手段が採用される。
【0003】 しかして、この種の換気送風装置における首振り吹き出し手段としては、通常 の場合、吹き出し開口部内にあって、左右所要間隔で上下方向に可揺動的に配置 された複数の風向板,いわゆるルーバーを設けると共に、当該各ルーバーの相互 間を一連に連繋する状態で左右方向へ繰り返し揺回動させるようにした構成が多 く、その駆動源として、従来,前者の集中制御形式による装置構成の場合には、 電動モータを利用し、また、後者の一体化形式による装置構成の場合には、同様 に、電動モータを利用するとか、あるいは装置機構自体の駆動力を取り出して伝 動するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記構成による従来の換気送風用吹き出し口の首振り吹き出し 手段では、それぞれに次のような種々の問題点がある。
【0005】 まず、前者の集中制御形式の換気送風装置における電動モータを用いた首振り 吹き出し手段の場合には、送風力に対応した出力馬力の電動モータを各吹き出し 口毎に設ける必要があって、装置コストが徒らに増加するばかりか、一般に、冷 暖房,送風などの発生機構部と各吹き出し口部とが離間された状態に置かれ、か つこのように集中制御形式をとることから、各吹き出し口毎に駆動用電動モータ への電力供給配線,制御配線などをそれぞれに必要とするという不利を有してお り、併せて、各吹き出し口間における各配線の相互が極めて輻輳化するために、 その管理,ならびに保全などのメンテナンスが煩雑化して作動の完全さを期し難 い。
【0006】 また、後者の一体化形式の換気送風装置における電動モータを用いた首振り吹 き出し手段の場合には、前者の場合と同様に、送風力に対応した出力馬力の電動 モータを装置構成毎に設ける必要があって、装置コストが徒らに増加し、かつ装 置機構自体の駆動力を取り出して首振り手段を作動させるようにした首振り吹き 出し手段の場合には、当該作動のための連動機構が複雑化して、こゝでもまた、 その管理,ならびに保全などのメンテナンスに難点を有するという不都合があっ た。
【0007】 この考案は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、その 目的とするところは、装置主体の機構構成とは関係なしに、かつ駆動用電動モー タを用いずに所要の首振り作動を得られるようにした,この種の換気送風用吹き 出し口の首振り装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案に係る換気送風用吹き出し口の首振り装 置は、吹き出される風圧力を利用することで、送風の吹き出し方向を所定の吹き 出し範囲内に繰り返して配分させ得るようにしたものである。
【0009】 すなわち、この考案は、冷暖房装置,送風装置などの換気送風装置における換 気送風用吹き出し口の首振り装置であって、前記吹き出される送風の風圧力によ って所定方向へ継続的に回転駆動される風車機構を配した風車回転手段と、前記 送風を整流するルーバー機構を配した吹き出し口手段と、前記風車機構によって 得られる回転駆動力により、前記ルーバー機構,もしくはルーバー機構を含む吹 き出し口手段を反復して揺動作動させる連動手段とを備え、前記ルーバー機構, もしくはルーバー機構を含む吹き出し口手段の反復揺動作動に伴って、前記送風 の吹き出し方向を所要の吹き出し範囲内へ繰り返して継続的に配分し得るように 構成したことを特徴とする換気送風用吹き出し口の首振り装置である。
【0010】
【作用】
従って、この考案においては、吹き出される風圧力によって風車機構が所定方 向へ継続的に回転駆動されると共に、当該回転駆動力により、連動手段を介して ルーバー機構,もしくはルーバー機構を含む吹き出し口手段を反復して揺動作動 でき、この結果、所要の吹き出し範囲内で送風の吹き出し方向を繰り返して継続 的に配分し得る。
【0011】
【実施例】
以下、この考案に係る換気送風用吹き出し口の首振り装置の各別の実施例につ き、図1,ないし図6を参照して詳細に説明する。
【0012】 図1,および図2は、この考案に係る首振り装置の第1実施例を適用した換気 送風用吹き出し口の概要構成を示す正面図,および図1におけるA−A線横断平 面図であり、また、図3は、同上首振り装置におけるルーバーを取り出して示す 斜視図である。
【0013】 すなわち、これらの図1,ないし図3に示す第1実施例の構成において、符号 1は換気送風装置(図示省略)側に断面円筒形(必ずしも円筒形である必要はな い)の送風通路1a,吹き出し側に当該送風通路1aに連通して左右へ次第に拡 開される断面角筒形の吹き出し通路1bをそれぞれ一連に形成した吹き出し口本 体であり、こゝでは、換気のための送風が、矢印に示す送風通路1a側から吹き 出し通路1bに向けてなされる。
【0014】 また、10はこの第1実施例による首振り装置を示しており、駆動源としての 送風力を利用する風車回転機構11と、前記吹き出し通路1b内に配置されるル ーバー機構21と、これらの風車回転機構11,およびルーバー機構21間を連 繋して作動させる連動機構31とによって構成される。
【0015】 まず、前記風車回転機構11は、前記送風通路1a内にあって、上下方向に向 け、一連の枢支軸13により回転自在に枢支されて、それぞれ放射状に複数枚の 平板状回転羽根12aを植え込んだ上下1組の風車12,12を有しており、か つこの送風通路1a内には、図2から明らかなように、平面から見た当該各風車 12,12におけるそれぞれの各回転羽根12aでの回転円軌跡のほゞ右半部, こゝでは、非回転方向側である右半部に相当するやゝ離れた外側周囲に、前記矢 印に示す送風を該当部で遮る覆い枠14を設けてある。
【0016】 従って、この風車回転機構11では、送風通路1a内を通る送風の風力が、各 風車12,12での開放された状態にある各回転羽根12aのほゞ左半部(回転 方向側)の前流側にあってのみ効果的に作用し、かつ覆い枠14を配したほゞ右 半部(非回転方向側)の前流側にあっては作用しないために、当該各風車12, 12は、図2において反時計方向に向け、作用される風圧に対応した回転力で回 転駆動されることになり、こゝでは、吹き出される風力を利用して自動的に作動 する駆動源としての働きが得られる。
【0017】 また、前記ルーバー機構21は、前記吹き出し通路1b内にあって、上下方向 に向け、左右所要間隔で枢支軸23,23により可揺動的にそれぞれ枢支させた 整流用の複数枚,こゝでは、3枚からなる各ルーバー22を有しており、当該各 ルーバー22の枢支点よりも基部側(前流側)でのほゞ中間に形成する切欠部2 2aに枢支方向(揺動方向)に平行する連繋ピン24を設けてある。
【0018】 従って、このルーバー機構21では、各ルーバー22の揺動位置によって吹き 出し通路1b内を通る送風を任意に整流して吹き出させることができる。
【0019】 さらに、前記連動機構31は、前記各風車12,12間での枢支軸13上に固 定された駆動ギヤ32と、前記吹き出し口本体1内に延長して吊下される支持腕 38にそれぞれ枢支した各減速ギヤ列,こゝでは、駆動ギヤ32に噛合される第 1段減速ギヤ33,および当該第1段減速ギヤ33と同軸の第2段減速ギヤ34 と、当該第2段減速ギヤ34に噛合され、かつ回転中心から所定の半径距離を隔 てゝ下方へ垂下する駆動ピン36を突出した被動ギヤ35と、前記各ルーバー2 2の連繋ピン24にそれぞれの穴部38を可揺動的に係合させると共に、前記被 動ギヤ35の駆動ピン36を受け入れて左右方向への移動作動を可能にしたガイ ド長孔,こゝでは、移動方向に直交(送風方向に平行)したガイド長孔39を有 する作動板37とを有しており、この場合、当該連動機構31は、回転作動を増 力して直線往復作動に変換するための,いわゆる回転・直線往復変換機構を構成 する。
【0020】 従って、この連動機構31では、前記各風車12,12によって得られる回転 力が、駆動ギヤ32と、各段の減速ギヤ33,34列と、被動ギヤ35とを介し て増力された後、最終段の被動ギヤ35の駆動ピン36が、その所定半径による 回転円軌跡上での回動に伴って作動板37のガイド長孔39内を摺動することに より、当該回動作動が直線往復作動に変換されて、作動板37を回転円軌跡の直 径に対応した範囲内で往復作動させ、ひいては、各ルーバー22を当該範囲内に おいて自動的かつ継続的に往復揺動させることができるもので、結果的には、電 動モータなどの駆動源を別に必要とせずに、単に吹き出される風圧力を利用する のみの手段によって、所期通りに送風の吹き出し方向を所定の吹き出し範囲内, こゝでは、左右範囲内に繰り返して配分させ得るのである。
【0021】 なお、この第1実施例構成においては、風車回転機構11として、非回転方向 側のみを覆い枠14で遮った上下1組の各風車12,12を配した構成にし、当 該各風車12,12を一方向にのみ回転させることで駆動源としているが、この 各風車12,12について、例えば、従来からよく知られている風向風速計に見 られるような椀形羽根による風車を用いることで、覆い枠14を設けずに同様な 回転力の取り出しをなし得る。
【0022】 次に、図4は、この考案に係る首振り装置の第2実施例を適用した換気送風用 吹き出し口の概要構成を示す縦断側面図であり、また、図5は、同上回転・直線 往復変換変換部での作動板の要部を示す横断面図、図6は、同上首振り装置にお ける固定ルーバー付きの吹き出し口部材を取り出して模式的に示す説明斜視図で ある。
【0023】 すなわち、これらの図4,ないし図6に示す第2実施例の構成においても、符 号41は換気送風装置(図示省略)側に送風通路41a,吹き出し側に当該送風 通路41aに連通して左右へ次第に拡開される吹き出し通路41bをそれぞれ一 連に形成した吹き出し口本体であり、こゝでも、換気のための送風が、矢印に示 す送風通路41a側から吹き出し通路41bに向けてなされる。
【0024】 また、50はこの第2実施例による首振り装置を示しており、駆動源としての 送風力を利用する軸流風車回転機構51と、詳細については後述するように、吹 き出し口部材62での基枠部62a側を前記吹き出し通路41b内に配置させ、 かつ先端吹き出し枠部62b側を外部に露出させて可揺動的に枢支した吹き出し 口機構61と、これらの軸流風車回転機構51,および吹き出し口機構61間を 連繋して作動させる連動機構71とによって構成される。
【0025】 まず、前記軸流風車回転機構51は、前記送風通路41a内の軸方向中心部に あって、前記吹き出し口本体41から内部に延長される1対の各支持腕58,5 9間に対し、前方側では、前方支持軸53上に回転軸受54を介して枢支される と共に、後方側では、一連の後方枢支軸55上に固定され、かつ当該後方枢支軸 55をスラスト軸受56,および回転軸受57を介して回転自在に枢支され、放 射状方向に複数枚の捩りを与えた回転羽根52aを突出してなる軸流風車52を 有している。
【0026】 従って、この軸流風車回転機構11では、送風通路41a内を通る送風の風力 が、軸流風車52の各捩りを与えた回転羽根52aに作用するために、当該軸流 風車52は、作用される風圧に対応した回転力で回転駆動されることになり、こ ゝでもまた、吹き出される風力を利用して自動的に作動する駆動源としての働き が得られる。
【0027】 また、前記吹き出し口機構61については、基部側(前流側)の基枠部62a の内部にあって、図5に見られるように、前記所要該当位置で移動方向に直交す るガイド長孔64を形成して後流側への整流を兼ねる作動板63を配置させると 共に、当該基枠部62aから左右方向へ次第に拡開された先端吹き出し口側(後 流側)の吹き出し口枠部62bの内部にあって、上下方向に向けて所要間隔でそ れぞれに固定した整流用の複数枚,こゝでは、3枚からなる各固定ルーバー65 を有し、かつ当該基枠部62aの開口された基端壁左右にバネ性のある各シール 片62c,62cをそれぞれに突設した角筒筺体状の吹き出し口部材62を設け る。
【0028】 そして、前記吹き出し通路41b内にあって、前記吹き出し口部材62での少 なくとも基枠部62aを所要の首振り角度範囲内で揺動可能なように嵌合して配 置させると共に、前記吹き出し口本体41に対して、当該基枠部62aの上面, 下面での中間点を上下方向から枢支ピン66,66によって枢支させるもので、 この状態では、前記開口された基端壁左右の各シール片62c,62cの先端縁 が、吹き出し通路1bの左右内壁面に圧接されて、左右揺動方向側のシール作用 を果たすことになる。
【0029】 従って、この吹き出し口機構61では、吹き出し口部材62内にあって、送風 通路41a内から吹き出し通路41b内を通る送風を各固定ルーバー65により 任意に整流し、かつ首振り角度に対応して吹き出し口部材62の揺動,ひいては 次に述べる首振り作動に伴い、当該送風を該当方向にむけて吹き出させることが できる。
【0030】 さらに、前記連動機構71は、前記軸流風車52での後方枢支軸55の後端部 上に固定された駆動ギヤ72と、前記支持腕59に枢支される減速ギヤ列,こゝ では、当該駆動ギヤ72に噛合して減速される被動ギヤ73とを有し、この被動 ギヤ73には、回転中心から所定の半径距離を隔てゝ後方へ突設する駆動ピン7 4を設け、当該駆動ピン74を前記作動板63のガイド長孔64に嵌挿させたも ので、この場合にも、当該連動機構71は、回転作動を増力して直線往復作動に 変換するための,いわゆる回転・直線往復変換機構を構成する。
【0031】 従って、この連動機構71では、前記軸流風車52によって得る回転力が、駆 動ギヤ72との減速ギヤ列に該当する被動ギヤ73を介して増力された後、当該 被動ギヤ73の駆動ピン74が、その所定半径による回転円軌跡上での回動に伴 って作動板63のガイド長孔64内を摺動することにより、こゝでもまた、当該 回動作動が直線往復作動に変換されて、作動板63,ひいては、吹き出し口部材 62の全体を回転円軌跡の直径に対応した首振り角度範囲内で、上下の各枢支ピ ン66,66を中心にして自動的かつ継続的に往復揺動させることができるもの で、結果的には、前記第1実施例の場合と同様に、電動モータなどの駆動源を別 に必要とせずに、単に吹き出される風圧力を利用するのみの手段によって、所期 通りに送風の吹き出し方向を所定の吹き出し範囲内,こゝでは、左右範囲内に繰 り返して配分させ得るのである。
【0032】
【考案の効果】
以上、各実施例によって詳述したように、この考案によれば、冷暖房装置,送 風装置などの換気送風装置での換気送風用吹き出し口の首振り装置において、吹 き出される送風の風圧力によって風車回転手段の風車機構を所定方向へ継続的に 回転駆動させると共に、この風車機構による回転駆動力により、連動手段を介し てルーバー機構,もしくはルーバー機構を含む吹き出し口手段を反復して揺動作 動させるようにしたから、所要の吹き出し範囲内で送風の吹き出し方向を効果的 かつ極めて容易に繰り返して継続的に配分し得るもので、しかも、単に吹き出さ れる風圧力を利用するのみの手段で回転駆動力を得られることから、従来のよう に首振り作動のために、別に駆動用の電動モータとか複雑な駆動機構などを全く 必要とせず、従って、これらに付帯する配線構成,制御構成なども不要で、結果 的に、メンテナンスなどが容易になるほか、装置構成の全体も簡略化できるなど の優れた特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る首振り装置の第1実施例を適用
した換気送風用吹き出し口の概要構成を示す正面図であ
る。
【図2】同上第1実施例による吹き出し口を示す図1に
おけるA−A線横断平面図である。
【図3】同上第1実施例によるルーバーを取り出して示
す斜視図である。
【図4】この考案に係る首振り装置の第2実施例を適用
した換気送風用吹き出し口の概要構成を示す縦断側面図
である。
【図5】同上第2実施例による回転・直線往復変換変換
部での作動板の要部を示す横断面図である。
【図6】同上第2実施例による固定ルーバー付きの吹き
出し口部材を取り出して模式的に示す説明斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 吹き出し口本体 1a 送風通路 1b 吹き出し通路 10 首振り装置 11 風車回転機構 12 風車 12a 回転羽根 13 枢支軸 14 覆い枠 21 ルーバー機構 22 ルーバー 22a 切欠部 23 枢支軸 24 連繋ピン 31 連動機構(回転・直線往復変換機構) 32 駆動ギヤ 33 第1段減速ギヤ 34 第2段減速ギヤ 35 被動ギヤ 36 駆動ピン 37 作動板 38 穴部 39 ガイド長孔 40 支持腕 41 吹き出し口本体 41a 送風通路 41b 吹き出し通路 50 首振り装置 51 軸流風車回転機構 52 軸流風車 52a 回転羽根 53 前方支持軸 54 回転軸受 55 後方枢支軸 56 スラスト軸受 57 回転軸受 58,59 支持腕 61 吹き出し口機構 62 吹き出し口部材 62a 基枠部 62b 吹き出し枠部 62c シール片 63 作動板 64 ガイド長孔 65 固定ルーバー 66 枢支ピン 71 連動機構 72 駆動ギヤ 73 被動ギヤ 74 駆動ピン

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷暖房装置,送風装置などの換気送風装
    置における換気送風用吹き出し口の首振り装置であっ
    て、 前記吹き出される送風の風圧力によって所定方向へ継続
    的に回転駆動される風車機構を配した風車回転手段と、 前記送風を整流するルーバー機構を配した吹き出し口手
    段と、 前記風車機構によって得られる回転駆動力により、前記
    ルーバー機構,もしくはルーバー機構を含む吹き出し口
    手段を反復して揺動作動させる連動手段とを備え、 前記ルーバー機構,もしくはルーバー機構を含む吹き出
    し口手段の反復揺動作動に伴って、所要の吹き出し範囲
    内で前記送風の吹き出し方向を繰り返して継続的に配分
    し得るように構成したことを特徴とする換気送風用吹き
    出し口の首振り装置。
  2. 【請求項2】 前記風車機構が、送風通路内に回転自在
    に配置されて、複数枚の平板状回転羽根を放射状に設け
    た風車と、当該各風車における各回転羽根の回転円軌跡
    の非回転方向側に対応する半部の外側周囲にあって、送
    風を遮るように設けた覆い枠とからなることを特徴とす
    る請求項1に記載の換気送風用吹き出し口の首振り装
    置。
  3. 【請求項3】 前記風車機構が、送風通路内に回転自在
    に配置されて、複数枚の椀状回転羽根を放射状に設けた
    風車からなることを特徴とする請求項1に記載の換気送
    風用吹き出し口の首振り装置。
  4. 【請求項4】 前記風車機構が、送風通路内に回転自在
    に配置されて、複数枚の捩りを与えた回転羽根を放射状
    方向に設けた軸流風車からなることを特徴とする請求項
    1に記載の換気送風用吹き出し口の首振り装置。
  5. 【請求項5】 前記ルーバー機構が、吹き出し通路内
    に、左右所要間隔で上下方向に向け可揺動的に枢支させ
    た複数枚の各ルーバーからなり、前記連動機構によって
    当該各ルーバーを同時かつ同一方向に揺動作動させ得る
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の換気送風
    用吹き出し口の首振り装置。
  6. 【請求項6】 前記吹き出し口手段が、内部に左右所要
    間隔で上下方向に向け固定させた複数枚の各固定ルーバ
    ーを配置した吹き出し口部材からなり、吹き出し通路内
    に、当該吹き出し口部材を上下位置で可揺動的に枢支さ
    せると共に、前記連動機構によって同時かつ同一方向に
    揺動作動させ得るようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の換気送風用吹き出し口の首振り装置。
  7. 【請求項7】 前記連動機構が、前記風車機構で得る回
    転駆動力を減速増力させて、前記ルーバー機構,もしく
    はルーバー機構を含む吹き出し口手段の反復揺動作動力
    に変換する回転・直線往復変換機構であることを特徴と
    する請求項1に記載の換気送風用吹き出し口の首振り装
    置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0244639B2 (ja) * 1984-04-18 1990-10-04 Shubaisu Ind Eerikon Byuure Ag

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