JPH0628532A - 電子カード - Google Patents
電子カードInfo
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- JPH0628532A JPH0628532A JP4207294A JP20729492A JPH0628532A JP H0628532 A JPH0628532 A JP H0628532A JP 4207294 A JP4207294 A JP 4207294A JP 20729492 A JP20729492 A JP 20729492A JP H0628532 A JPH0628532 A JP H0628532A
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- coil
- card
- electronic component
- electronic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 曲げ等に対する機械的耐性に優れ、通信可能
距離が長く、且つ薄型の電子カードを提供する。 【構成】 中ケース5の両面にコイルパターン8,8を
形成する。このコイルパターン8,8に対向させてカバ
ー9,12にコイルパターン11,14を形成する。4
個のコイルパターン11,8,8,14をスルーホール
10,7,4,13を介して接続することにより1個の
コイルを形成し、さらに電子部品実装基板1に導通させ
る。
距離が長く、且つ薄型の電子カードを提供する。 【構成】 中ケース5の両面にコイルパターン8,8を
形成する。このコイルパターン8,8に対向させてカバ
ー9,12にコイルパターン11,14を形成する。4
個のコイルパターン11,8,8,14をスルーホール
10,7,4,13を介して接続することにより1個の
コイルを形成し、さらに電子部品実装基板1に導通させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子カードに関する。
具体的にいうと、本発明は、非接触でデータの通信等を
行う非接触型の電子カードに関する。
具体的にいうと、本発明は、非接触でデータの通信等を
行う非接触型の電子カードに関する。
【0002】
【背景技術】図3に従来の非接触型の電子カードCを示
す。図3(a)は電子カードC内に収納されている電子
部品実装基板31の一部省略した上面図、図3(b)は
電子カードCの断面図である。この電子カードCの電子
部品実装基板31にあっては、長方形の基板32の端部
表面に信号通信用及び電力通信用のコイルパターン(ア
ンテナ)33,33が形成されており、カードCの曲げ
の影響が大きい中央部を避けてICチップのような電子
部品34が実装されている。
す。図3(a)は電子カードC内に収納されている電子
部品実装基板31の一部省略した上面図、図3(b)は
電子カードCの断面図である。この電子カードCの電子
部品実装基板31にあっては、長方形の基板32の端部
表面に信号通信用及び電力通信用のコイルパターン(ア
ンテナ)33,33が形成されており、カードCの曲げ
の影響が大きい中央部を避けてICチップのような電子
部品34が実装されている。
【0003】しかして、電子部品挿入孔36を開口され
た中ケース35に電子部品実装基板31を接着し、電子
部品実装基板31の上から中ケース35の表裏両面にケ
ースカバー37,37を接着して非接触型の電子カード
Cが構成されている。
た中ケース35に電子部品実装基板31を接着し、電子
部品実装基板31の上から中ケース35の表裏両面にケ
ースカバー37,37を接着して非接触型の電子カード
Cが構成されている。
【0004】このような電子カードCを例えば読み取り
もしくは書き込み装置(図示せず)に挿入すると、各コ
イルパターン33,33は読み取り装置等の内部に設け
られている信号通信用及び電力通信用のコイルと電磁結
合する。電子カードC内の電子部品34は、電力通信用
のコイルパターン33を通じて電力を供給され、信号通
信用のコイルパターン33を通じてデータの読み取り、
もしくは書き込みが行われる。
もしくは書き込み装置(図示せず)に挿入すると、各コ
イルパターン33,33は読み取り装置等の内部に設け
られている信号通信用及び電力通信用のコイルと電磁結
合する。電子カードC内の電子部品34は、電力通信用
のコイルパターン33を通じて電力を供給され、信号通
信用のコイルパターン33を通じてデータの読み取り、
もしくは書き込みが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
非接触型の電子カードCにあっては、コイルパターン3
3,33が基板32上に形成されていたので、電子部品
35の実装可能領域はコイルパターン33,33以外の
領域に制限されていた。したがって、カードCの曲げ等
に対する機械的耐性に有利な領域(例えば、カードCの
曲げの影響が比較的小さい基板32の端部)に電子部品
34を自由に実装することができず、機械的耐性に優れ
た電子カードCを実現することができなかった。
非接触型の電子カードCにあっては、コイルパターン3
3,33が基板32上に形成されていたので、電子部品
35の実装可能領域はコイルパターン33,33以外の
領域に制限されていた。したがって、カードCの曲げ等
に対する機械的耐性に有利な領域(例えば、カードCの
曲げの影響が比較的小さい基板32の端部)に電子部品
34を自由に実装することができず、機械的耐性に優れ
た電子カードCを実現することができなかった。
【0006】また、電子カードCの通信可能距離を延長
するためにはコイルパターン33,33の巻き数すなわ
ちコイルパターン33,33の面積を大きくしなければ
ならないが、大きくするにも限界があり、この点で通信
可能距離の上限が決まっていた。コイルパターン33,
33の代わりに巻き線型のコイルを使用することによっ
てコイルの実装面積を増大させることなくコイル巻き数
を増大させる方法も考えられるが、この場合はコイルが
厚くなるので、薄型の電子カードCを実現することがで
きなかった。
するためにはコイルパターン33,33の巻き数すなわ
ちコイルパターン33,33の面積を大きくしなければ
ならないが、大きくするにも限界があり、この点で通信
可能距離の上限が決まっていた。コイルパターン33,
33の代わりに巻き線型のコイルを使用することによっ
てコイルの実装面積を増大させることなくコイル巻き数
を増大させる方法も考えられるが、この場合はコイルが
厚くなるので、薄型の電子カードCを実現することがで
きなかった。
【0007】本発明は、叙上の従来例の欠点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、曲げ等に
対する機械的耐性に優れ、通信可能距離が長く、且つ薄
型の電子カードを提供することにある。
されたものであり、その目的とするところは、曲げ等に
対する機械的耐性に優れ、通信可能距離が長く、且つ薄
型の電子カードを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電子カードは、
通信用コイルが形成されたカードケース内に電子部品実
装基板を収納し、当該通信用コイルと電子部品実装基板
を電気的に接続したことを特徴としている。
通信用コイルが形成されたカードケース内に電子部品実
装基板を収納し、当該通信用コイルと電子部品実装基板
を電気的に接続したことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の電子カードにあっては、カードケース
に通信用コイルを形成し、その通信用コイルと電子部品
実装基板を電気的に接続するので、電子部品実装基板上
の通信用コイルをなくすことができる。したがって、通
信用コイルの制約を受けずに電子部品実装基板の任意の
位置(例えば、カードの曲げの影響が小さい端部)に電
子部品を実装することができ、曲げ等に対する機械的耐
性に優れた電子カードを実現することができる。
に通信用コイルを形成し、その通信用コイルと電子部品
実装基板を電気的に接続するので、電子部品実装基板上
の通信用コイルをなくすことができる。したがって、通
信用コイルの制約を受けずに電子部品実装基板の任意の
位置(例えば、カードの曲げの影響が小さい端部)に電
子部品を実装することができ、曲げ等に対する機械的耐
性に優れた電子カードを実現することができる。
【0010】また、電子部品実装基板上にも通信用コイ
ルを形成する場合でも、カードケースの通信用コイルと
基板の通信用コイルを接続することによって必要なコイ
ル巻き数を確保できるので、基板上の通信用コイルの実
装面積を小さくすることができる。したがって、電子部
品の実装可能領域を拡大させ、曲げ等に対する機械的耐
性に優れた電子カードを実現することができる。
ルを形成する場合でも、カードケースの通信用コイルと
基板の通信用コイルを接続することによって必要なコイ
ル巻き数を確保できるので、基板上の通信用コイルの実
装面積を小さくすることができる。したがって、電子部
品の実装可能領域を拡大させ、曲げ等に対する機械的耐
性に優れた電子カードを実現することができる。
【0011】また、カードケースの通信用コイルと電子
部品実装基板の通信用コイルを接続することによって、
基板上の通信用コイルの実装面積を大きくすることな
く、また厚みを厚くすることなくコイル巻き数を増大さ
せることができるので、通信可能距離が長く、且つ薄型
の電子カードを実現することができる。
部品実装基板の通信用コイルを接続することによって、
基板上の通信用コイルの実装面積を大きくすることな
く、また厚みを厚くすることなくコイル巻き数を増大さ
せることができるので、通信可能距離が長く、且つ薄型
の電子カードを実現することができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例による非接触型の電
子カードAの構成を示す断面図である。この電子カード
Aは、中ケース5、上カバー9及び下カバー12からな
るカードケースと、電子部品実装基板1とから構成され
ている。電子部品実装基板1は、長方形の基板2上にI
Cチップ等の電子部品3からなる信号処理回路を実装し
たものである。各電子部品3は、カードAの曲げの影響
が大きい中央部を避けて実装されている。また、基板2
の端部にはコイルパターン接続用の2個のスルーホール
4,4が形成されており、スルーホール4,4は、信号
処理回路に導通している。
子カードAの構成を示す断面図である。この電子カード
Aは、中ケース5、上カバー9及び下カバー12からな
るカードケースと、電子部品実装基板1とから構成され
ている。電子部品実装基板1は、長方形の基板2上にI
Cチップ等の電子部品3からなる信号処理回路を実装し
たものである。各電子部品3は、カードAの曲げの影響
が大きい中央部を避けて実装されている。また、基板2
の端部にはコイルパターン接続用の2個のスルーホール
4,4が形成されており、スルーホール4,4は、信号
処理回路に導通している。
【0013】また、中ケース5は、基板2よりも若干大
きな樹脂板(例えば、ABS樹脂板やPBT樹脂板)で
あって、片面に基板嵌合用の凹部5aを凹設されてい
る。また、その凹部5aに電子部品実装基板1を嵌合さ
れたときに電子部品3が納まる電子部品挿入孔6を開口
されており、そのとき電子部品実装基板1のスルーホー
ル4,4と合致する位置にスルーホール7,7を形成さ
れている。
きな樹脂板(例えば、ABS樹脂板やPBT樹脂板)で
あって、片面に基板嵌合用の凹部5aを凹設されてい
る。また、その凹部5aに電子部品実装基板1を嵌合さ
れたときに電子部品3が納まる電子部品挿入孔6を開口
されており、そのとき電子部品実装基板1のスルーホー
ル4,4と合致する位置にスルーホール7,7を形成さ
れている。
【0014】中ケース5の表裏両面におけるスルーホー
ル7,7の開口部の周囲にはそれぞれコイルパターン
8,8,8,8が形成されており、各スルーホールとそ
の周囲に形成されたコイルパターン8は導通している。
また、各コイルパターン8,8,8,8はレジスト膜の
ような絶縁膜8a,8a,8a,8aによって被覆され
ている。
ル7,7の開口部の周囲にはそれぞれコイルパターン
8,8,8,8が形成されており、各スルーホールとそ
の周囲に形成されたコイルパターン8は導通している。
また、各コイルパターン8,8,8,8はレジスト膜の
ような絶縁膜8a,8a,8a,8aによって被覆され
ている。
【0015】また、上カバー9は、中ケース5の上面
(電子部品実装基板1が接着される面の裏面)に貼り合
わされる樹脂板もしくは樹脂シートであって、中ケース
5に貼り合わされたときに中ケース5のスルーホール
7,7と合致する位置にスルーホール10,10を形成
されており、中ケース5のコイルパターン8,8と対面
する位置にコイルパターン11,11を形成されてい
る。また、各スルーホール10とコイルパターン11は
導通しており、各コイルパターン11,11は絶縁膜1
1a,11aによって被覆されている。
(電子部品実装基板1が接着される面の裏面)に貼り合
わされる樹脂板もしくは樹脂シートであって、中ケース
5に貼り合わされたときに中ケース5のスルーホール
7,7と合致する位置にスルーホール10,10を形成
されており、中ケース5のコイルパターン8,8と対面
する位置にコイルパターン11,11を形成されてい
る。また、各スルーホール10とコイルパターン11は
導通しており、各コイルパターン11,11は絶縁膜1
1a,11aによって被覆されている。
【0016】また、下カバー12は、中ケース5の下面
に接着された電子部品実装基板1を覆うようにして中ケ
ース5及び電子部品実装基板1に貼り合わされる樹脂板
もしくは樹脂シートであって、中ケース5及び電子部品
実装基板1に貼り合わされたときに電子部品実装基板1
のスルーホール4,4と合致する位置にスルーホール1
3,13を形成されている。また、基板2を挟んで中ケ
ース5のコイルパターン8,8に対面する位置にコイル
パターン14,14を形成されている。各スルーホール
13とコイルパターン14は導通しており、各コイルパ
ターン14,14は絶縁膜14a,14aによって被覆
されている。
に接着された電子部品実装基板1を覆うようにして中ケ
ース5及び電子部品実装基板1に貼り合わされる樹脂板
もしくは樹脂シートであって、中ケース5及び電子部品
実装基板1に貼り合わされたときに電子部品実装基板1
のスルーホール4,4と合致する位置にスルーホール1
3,13を形成されている。また、基板2を挟んで中ケ
ース5のコイルパターン8,8に対面する位置にコイル
パターン14,14を形成されている。各スルーホール
13とコイルパターン14は導通しており、各コイルパ
ターン14,14は絶縁膜14a,14aによって被覆
されている。
【0017】しかして、中ケース5の凹部5aに電子部
品実装基板1を嵌合して接着し、中ケース5の表裏両面
に上下カバー9,12を接着すると、上カバー9、中ケ
ース5、電子部品実装基板1及び下カバー12の各スル
ーホール10,7,4,13が一体となって1個のスル
ーホールが形成される。このスルーホールに例えばクリ
ーム状ハンダを注入し、レーザービームを照射してスル
ーホールの内面にハンダ層を形成し、各スルーホール1
0,7,4,13を電気的に導通させる。
品実装基板1を嵌合して接着し、中ケース5の表裏両面
に上下カバー9,12を接着すると、上カバー9、中ケ
ース5、電子部品実装基板1及び下カバー12の各スル
ーホール10,7,4,13が一体となって1個のスル
ーホールが形成される。このスルーホールに例えばクリ
ーム状ハンダを注入し、レーザービームを照射してスル
ーホールの内面にハンダ層を形成し、各スルーホール1
0,7,4,13を電気的に導通させる。
【0018】これにより、上下に重なっている4個のコ
イルパターン11,8,8,14が導通して1個のコイ
ルを形成し、また、このコイルはスルーホール4を通し
て信号処理回路に導通し、電力通信用又は信号通信用の
コイルとして機能する。この後、スルーホール内には、
例えばエポキシ樹脂15を注入されて封止される。
イルパターン11,8,8,14が導通して1個のコイ
ルを形成し、また、このコイルはスルーホール4を通し
て信号処理回路に導通し、電力通信用又は信号通信用の
コイルとして機能する。この後、スルーホール内には、
例えばエポキシ樹脂15を注入されて封止される。
【0019】本実施例においては、中ケース5の上下両
面及び上下のカバー9,12の内面にそれぞれコイルパ
ターン8,8,11,14を形成し、これら4個のコイ
ルパターン8,8,11,14を接続することによっ
て、通信用コイルの巻き数を増大させたので、非接触型
の電子カードAの厚みを厚くすることなく、通信可能距
離を延長させることができた。
面及び上下のカバー9,12の内面にそれぞれコイルパ
ターン8,8,11,14を形成し、これら4個のコイ
ルパターン8,8,11,14を接続することによっ
て、通信用コイルの巻き数を増大させたので、非接触型
の電子カードAの厚みを厚くすることなく、通信可能距
離を延長させることができた。
【0020】なお、コイルパターン8,8,11,14
の材質、作成法は特に限定されず、無電解メッキによっ
て形成しても良いし、導電性ペーストを印刷して形成し
ても良いし、真空蒸着によって形成しても良い。あるい
は、銅箔を張り付けた後、エッチングして形成しても良
い。また、中ケース5の内部にコイルパターンを成形し
ても良く、例えば、コイルパターンを形成された樹脂板
を積層することによって中ケース5を形成しても良い。
また、コイルパターンは全てカードケースに設ける必要
はなく、基板2にもコイルパターンの一部を形成してお
いても差し支えない。
の材質、作成法は特に限定されず、無電解メッキによっ
て形成しても良いし、導電性ペーストを印刷して形成し
ても良いし、真空蒸着によって形成しても良い。あるい
は、銅箔を張り付けた後、エッチングして形成しても良
い。また、中ケース5の内部にコイルパターンを成形し
ても良く、例えば、コイルパターンを形成された樹脂板
を積層することによって中ケース5を形成しても良い。
また、コイルパターンは全てカードケースに設ける必要
はなく、基板2にもコイルパターンの一部を形成してお
いても差し支えない。
【0021】図2に本発明の別な実施例による非接触型
の電子カードBを示す。この電子カードBを図1の電子
カードAと比較して説明すると、中ケース25にコイル
パターンが設けられておらず、その代わり電子部品挿入
孔26がスルーホール27に近ずけて開口されており、
その分だけ電子部品23を基板22の端部に寄せて実装
することができる。上下のカバー9,12は同じものが
使用されている。
の電子カードBを示す。この電子カードBを図1の電子
カードAと比較して説明すると、中ケース25にコイル
パターンが設けられておらず、その代わり電子部品挿入
孔26がスルーホール27に近ずけて開口されており、
その分だけ電子部品23を基板22の端部に寄せて実装
することができる。上下のカバー9,12は同じものが
使用されている。
【0022】本実施例においては、従来は基板22の端
部に形成されていたコイルパターン11,14をカバー
9,12に移動させ、コイルパターン11,14と重複
させて電子部品23を配置した構成になっており、基板
2上における電子部品の配置の設計自由度が更に高くな
る。
部に形成されていたコイルパターン11,14をカバー
9,12に移動させ、コイルパターン11,14と重複
させて電子部品23を配置した構成になっており、基板
2上における電子部品の配置の設計自由度が更に高くな
る。
【0023】
【発明の効果】本発明の非接触型の電子カードにあって
は、カードケースに通信用コイルを形成することによっ
て、電子部品実装基板上の通信用コイルをなくすことが
できるので、基板の任意の位置(例えば、カードの曲げ
等の影響が小さい端部)に電子部品を実装することがで
きる。したがって、電子カードの曲げ等に対する機械的
耐性を向上させることができる。
は、カードケースに通信用コイルを形成することによっ
て、電子部品実装基板上の通信用コイルをなくすことが
できるので、基板の任意の位置(例えば、カードの曲げ
等の影響が小さい端部)に電子部品を実装することがで
きる。したがって、電子カードの曲げ等に対する機械的
耐性を向上させることができる。
【0024】また、電子部品実装基板上にも通信用コイ
ルを形成する場合でも、カードケースの通信用コイルと
基板の通信用コイルを接続することによって必要なコイ
ル巻き数を確保できるので、基板上の通信用コイルの実
装面積を小さく抑えることができる。したがって、電子
部品の実装可能領域を拡大させることができ、曲げ等に
対する機械的耐性に優れた電子カードを実現することが
できる。
ルを形成する場合でも、カードケースの通信用コイルと
基板の通信用コイルを接続することによって必要なコイ
ル巻き数を確保できるので、基板上の通信用コイルの実
装面積を小さく抑えることができる。したがって、電子
部品の実装可能領域を拡大させることができ、曲げ等に
対する機械的耐性に優れた電子カードを実現することが
できる。
【0025】また、カードケースの通信用コイルと電子
部品実装基板の通信用コイルを接続することによって、
基板上の通信用コイルの実装面積や厚みを大きくするこ
となくコイル巻き数を増大させることができるので、通
信可能距離が長く、且つ薄型の電子カードを実現するこ
とができる。
部品実装基板の通信用コイルを接続することによって、
基板上の通信用コイルの実装面積や厚みを大きくするこ
となくコイル巻き数を増大させることができるので、通
信可能距離が長く、且つ薄型の電子カードを実現するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例による非接触型の電子カード
の構成を示す断面図である。
の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の別な実施例による非接触型の電子カー
ドの構成を示す断面図である。
ドの構成を示す断面図である。
【図3】(a)は従来例による非接触型の電子カードの
電子部品実装基板の一部省略した上面図、(b)は当該
電子カードの構成を示す断面図である。
電子部品実装基板の一部省略した上面図、(b)は当該
電子カードの構成を示す断面図である。
1,21 電子部品実装基板 4,7,10,13,24,27 スルーホール 5,25 中ケース 8,11,14 コイルパターン 9 上カバー 12 下カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 通信用コイルが形成されたカードケース
内に電子部品実装基板を収納し、当該通信用コイルと電
子部品実装基板を電気的に接続したことを特徴とする電
子カード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4207294A JPH0628532A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 電子カード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4207294A JPH0628532A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 電子カード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628532A true JPH0628532A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16537407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4207294A Pending JPH0628532A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 電子カード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628532A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007108502A1 (ja) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Citizen Holdings Co., Ltd. | アンテナおよびアンテナを備えた電波受信機器 |
JP2010152434A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Toppan Forms Co Ltd | 非接触型データ受送信体およびその製造方法 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP4207294A patent/JPH0628532A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007108502A1 (ja) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Citizen Holdings Co., Ltd. | アンテナおよびアンテナを備えた電波受信機器 |
US8059053B2 (en) | 2006-03-22 | 2011-11-15 | Citizen Holdings Co., Ltd. | Antenna and radio-wave receiving device provided with antenna |
JP5137815B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2013-02-06 | シチズンホールディングス株式会社 | アンテナおよびアンテナを備えた電波受信機器 |
JP2010152434A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Toppan Forms Co Ltd | 非接触型データ受送信体およびその製造方法 |
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