JPH062844Y2 - 自動車用バンパ - Google Patents

自動車用バンパ

Info

Publication number
JPH062844Y2
JPH062844Y2 JP1988077606U JP7760688U JPH062844Y2 JP H062844 Y2 JPH062844 Y2 JP H062844Y2 JP 1988077606 U JP1988077606 U JP 1988077606U JP 7760688 U JP7760688 U JP 7760688U JP H062844 Y2 JPH062844 Y2 JP H062844Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
bolt
opening
unit
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988077606U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01180345U (ja
Inventor
陽一 佐藤
Original Assignee
陽一 佐藤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 陽一 佐藤 filed Critical 陽一 佐藤
Priority to JP1988077606U priority Critical patent/JPH062844Y2/ja
Publication of JPH01180345U publication Critical patent/JPH01180345U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH062844Y2 publication Critical patent/JPH062844Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車体の前部,後部あるいはサイド部に取り付
けられるバンパの構造に関する。
[従来の技術] 自動車用のバンパは衝突時の衝撃力を吸収するための緩
衝器であって、一般の車体には少なくともフロント・バ
ンパとリア・バンパが必ず取り付けられている。
また、車体の外面に絢爛な飾りを施した、いわゆるアー
ト・トラックにおいては、バンパの単なる緩衝器に止ま
らずに、多数の装飾ランプや化粧板等を付けたアクセサ
リとして活用されている。
そのようなアクセサリ・タイプのバンパは、一般にステ
ンレス製で、溶接またはリベット接合による一体品とし
て市販されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記のようなアクセサリ・タイプのバンパに限らず、従
来のバンパはサイズの固定した一体品であり、そのため
にいろいろな不具合があった。
例えば、1つのバンパを車幅や車長の異なる種々の車体
に体裁よくフィットさせて取り付けることができなかっ
た。
また、バンパの一部が回復不能な程度に破壊・損傷また
は変形したときは、バンパ全体を交換しなければならな
かった。
また、アクセサリ・バンパにあっては、一旦装飾を選ん
で制作してしまうと、後でデザインを変更するのが難し
く、デザイン・チェンジの好きなユーザには不満であっ
た。さらに、この種のバンパはユーザの注文に応じてそ
の都度一品製作されるために、価格が相当高くつき、納
期も長くかかっていた。
本考案は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、車幅や車長の異なる種々の車体に対応可能で、一部
が破壊等したときに全体を交換する必要はなく、デザイ
ンの選択・組合わせ・変更の自由が大きく、バンパ長手
方向のサイズを調整することが可能であり、低価格で納
期の短い自動車用のバンパを提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案の第1の自動車用
バンパは、複数のバンパ単体を組合わせてバンパ本体を
構成するようにした自動車用のバンパであって、隣接す
るバンパ単体の側端部にバンパ長手方向と平行な面を有
するフランジ部をそれぞれ設け、一方のバンパ単体のフ
ランジ部には適当な直径を有する孔をボルト挿通用の第
1の開口として形成し、他方のバンパ単体のフランジ部
には前記第1の開口と対向する位置にて適当な幅を有し
バンパ長手方向に長く延びる開口をボルト挿通用の第2
の開口として形成し、それら相対向する第1および第2
の開口にボルトを挿通して前記ボルトのネジ部にナット
を螺合して締結固定してなる構成とした。
また、本考案の第2の自動車用バンパは、複数のバンパ
単体を組合わせてバンパ本体を構成するようにした自動
車用のバンパであって、隣接するバンパ単体の側端部に
バンパ長手方向と平行な面を有するフランジ部をそれぞ
れ設け、それらフランジ部の互いに対抗する位置に適当
な幅を有しバンパ長手方向に長く延びるボルト挿通用の
開口をそれぞれ形成し、それら開口と対応する位置に適
当な直径を有するボルト挿通用の孔を形成してなるジョ
イント板を当てて、前記孔および前記開口にボルトを挿
通して前記ボルトのネジ部にナットを螺合して締結固定
してなる構成とした。
[作用] 隣合うバンパ単体の間においてフランジを介してボルト
とナットにより着脱可能な接続がなされるので、それら
バンパ単体を随時取り外したり交換することが可能であ
る。
したがって、衝突等によってそれらバンパ単体のいずれ
かが破壊したときはそのバンパ単体だけを交換すること
が可能であり、バンパ全体を交換する必要はない。ま
た、1つまたは複数のバンパ単体を寸法の異なるものと
交換することで、車幅の異なる種々の車体に取り付ける
ことができる。また、1部のバンパ単体を別なデザイン
のものと交換することで、デザイン・チェンジを低コス
トで行うことができる。
また、複数のバンパ単体を組合わせてバンパ本体を組立
てるのであるから、各車体に応じて一品製作する必要は
なく、予めメーカまたは販売店において寸法,デザイン
の違うバンパ単体の規格品を幾種類か用意ないしストッ
クしておけば、ユーザの注文に対して迅速に短い納期で
引渡しすることができる。
さらに、一方のフランジ部にバンパ長手方向に延びるボ
ルト挿通用の開口を設けた構造であるから、ボルトの位
置をスライドさせることで両バンパ単体の間隔を調整す
ることが可能となり、ひいてはバンパ本体の長さ方向の
サイズを可変調整することができる。したがって、特に
バンパ単体を交換しなくても、そのような調整機構によ
って種々の車幅に体裁よくバンパ本体を取り付けること
ができる。
[実施例] 以下、添付図を参照して本考案の実施例を説明する。
実施例1 第1図は、一実施例によるアート・トラック用フロント
・バンパのバンパ本体を示す斜視図である。このバンパ
本体10は、5つのバンパ単体12〜20を組合わせて
構成される。中央のバンパ単体16にはライセンス・プ
レート22が貼着され、その両隣のバンパ単体14,1
8および両端のバンパ単体12,20には装飾ランプ2
4,26や化粧板28,30が貼着されている。
第2図はバンパ本体10の組立構造と車体に対する取付
構造を示す一部断面平面図、第3図および第4図はそれ
ぞれ第2図中の点線部48内の構造をより詳細に示す分
解斜視図および断面図である。
第3図において、中央バンパ単体16の側端部にはバン
パ長手方向(車幅方向)に平行な面をもつフランジ部1
6aが設けられ、このフランジ部16aにバンパ長手方
向に延びる2つの切欠状の開口16bが形成される。一
方、その隣のバンパ単体14の側端部には一般面14c
と連続してバンパ長手方向(車幅方向)に平行な面をも
つフランジ部14aが設けられ、このフランジ部14a
には丸い2つの孔14bが形成される。
これら2つのバンパ単体16,14を接続するには、そ
れぞれの開口16bと孔14bとが対向するように両フ
ランジ部16a,14aを重ね合わせ、次にフランジ部
14aの裏面にコ字状のブラケツトまたはステイ32を
当てて、このステイ32のボルト挿通孔32aよりボル
ト34を孔14b,開口16bに挿通し、フランジ部1
6aの内側でナット36をボルト34のネジ部に螺合し
て締結固定する。
そして、両バンパ単体16,14を車体に取り付けるに
は、ステイ32の裏面に角柱形のメンバ38を当て、ボ
ルト40をメンバ38のボルト挿通孔38aおよびステ
イ32のボルト挿通孔32bに挿通し、ステイ32の内
側でナット42(第4図に図示)をボルト40のネジ部
に螺合して締結固定する。
このようなバンパ単体の接続構造によれば、ボルト34
からナット36を外すことによって各バンパ単体16,
14を随時取り外したり交換することが可能である。し
たがって、衝突等によっていずれかのバンパ単体が破壊
したときはそのバンパ単体だけを交換することが可能で
あり、バンパ全体を交換する必要はない。また、種々の
寸法,デザインのバンパ単体を自由に組合わせることが
可能であるから、車幅の異なる種々の車体に取り付けた
り、一部のバンパ単体のデザインだけを変更することが
できる。さらにまた、フランジ部16aの開口16aが
車幅方向に延びているから、ボルト34の位置を同方向
にスライド調整することで、両バンパ単体16,14間
の間隔ひいてはバンパ本体10の車幅方向のサイズを可
変調整することができる。これにより、このバンパ本体
10を車幅の異なる種々の車体に取り付けることが可能
である。
なお第2図において、中間のバンパ単体14,18と両
端のバンパ単体12,20との間でも上記と同じ接続構
造(48)が設けられる。また、両端のバンパ単体1
2,20はそれぞれL字形ブラケツト42を介して車体
メンバ38にネジで固着され、メンバ38はL字形ブラ
ケツト44を介してシャーシ46にネジで固着される。
実施例2 第5図は、第2の実施例によるアート・トラック用リア
・バンパのバンパ本体を示す斜視図である。このバンパ
本体70は、5つのバンパ単体72〜80を組合わせて
構成される。下段の3つのバンパ単体74,76,78
には多数のテール・ランプ82が貼着され、上段のバン
パ単体72,80にはライセンス・プレート84,化粧
板86がそれぞれ貼着されている。
第6図は、下段のバンパ単体同士の接続構造を示す斜視
図である。図示のように、隣合うバンパ単体74,76
のそれぞれの側端部にフランジ部74a,76aが設け
られ、それらのフランジ部74a,76aの対抗する位
置にバンパ長手方向(車幅方向)に長い切欠状の開口7
4b,76bがそれぞれ形成される。そして、それらの
開口74b,76bと対応する位置に孔88aを形成し
てなるジョイント板88を両フランジ部74a,76a
に当て、孔88aと開口74b,76bにボルト(図示
せず)を通して各ボルトのネジ部にナット(図示せず)
を螺合して締結固定することにより、両バンパ単体7
4,76は互いに離脱可能かつ間隔調整可能に接続され
る。このような接続構成によっても、上記の第1実施例
と同様な作用効果が得られる。
第7図は、下段のバンパ単体と上段のバンパ単体との接
続構造を示す断面図である。図示のように、下段のバン
パ単体74の上端フランジ部74dに形成された孔74
eと上段バンパ単体72の下端フランジ部72dに形成
された孔72eにボルト90を挿通して該ボルト90の
ネジ部にナット92を螺合して締結固定する。このよう
に着脱自在な接続構造によれば、下段バンパと上段バン
パの組合せを自由に選択・変更することが可能であり、
一方だけを随時交換することもできる。
以上、アート・トラック用のアクセサリ・タイプのバン
パについての実施例を説明したが、一般の自家用車向け
のバンパにも本考案はもちろん適用可能である。
[考案の効果] 本考案は、上述したような構成を有することにより、次
のような効果を奏する。
少なくとも1組の隣合うバンパ単体の間でフランジを介
してボルトとナットにより離脱可能な接続構造を設けた
ので、必要なバンパ単体を別なバンパ単体と交換するこ
とで、修理・サイズ調整・デザイン変更等を最小限のコ
ストで行うことができる。
また、各種のバンパ単体を適当に組合わせることで所望
のバンパ本体を構成することが可能であるため、適当な
種類のバンパ単体を見込み生産することが可能であって
バンパ本体を一品製作する必要はなく、短い納期でユー
ザに引き渡すことが可能である。
さらにまた、一方のフランジ部にバンパ長手方向に延び
るボルト挿通用の開口を設けたので、ボルトの位置をス
ライドさせることで両バンパ単体の間隔を調整すること
が可能であり、ひいてはバンパ本体の長さ方向のサイズ
を可変調整することが可能である。したがって、1つ
(1組)のバンパ本体を種々の車幅に体裁よく取付でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1の実施例によるアート・トラッ
ク用フロント・バンパのバンパ本体を示す斜視図、 第2図は、第1の実施例においてバンパ本体の組立構造
と車体に対する取付構造を詳細に示す一部断面平面図、 第3図は、第2図中の点線部48内の構造をより詳細に
示す分解斜視図、 第4図は、第2図中の点線部48内の構造をより詳細に
示す断面図、 第5図は、第3の実施例によるアート・トラック用リア
・バンパのバンパ本体を示す斜視図、 第6図は、第3の実施例において下段のバンパ単体同士
の接続構造を示す斜視図、および 第7図は、第3の実施例において下段のバンパ単体と上
段のバンパ単体との接続構造を示す断面図である。 図面において、 10…フロント・バンパ本体、 12〜20…バンパ単体、 14a,16a…フランジ部、 14b…孔(開口)、 16b…切欠状開口、 34…ボルト、 36…ナット、 70…リア・バンパ本体、 72〜80…バンパ本体、 74a,76a…フランジ部、 74b,76b…切欠状開口、 88…ジョイント板。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のバンパ単体を組合わせてバンパ本体
    を構成するようにした自動車用のバンパであって、 隣接するバンパ単体の側端部にバンパ長手方向と平行な
    面を有するフランジ部をそれぞれ設け、一方のバンパ単
    体のフランジ部には適当な直径を有する孔をボルト挿通
    用の第1の開口として形成し、他方のバンパ単体のフラ
    ンジ部には前記第1の開口と対向する位置にて適当な幅
    を有しバンパ長手方向に長く延びる開口をボルト挿通用
    の第2の開口として形成し、それら相対向する第1およ
    び第2の開口にボルトを挿通して前記ボルトのネジ部に
    ナットを螺合して締結固定してなることを特徴とする自
    動車用バンパ。
  2. 【請求項2】複数のバンパ単体を組合わせてバンパ本体
    を構成するようにした自動車用のバンパであって、 隣接するバンパ単体の側端部にバンパ長手方向と平行な
    面を有するフランジ部をそれぞれ設け、それらフランジ
    部の互いに対抗する位置に適当な幅を有しバンパ長手方
    向に長く延びるボルト挿通用の開口をそれぞれ形成し、
    それら開口と対応する位置に適当な直径を有するボルト
    挿通用の孔を形成してなるジョイント板を当てて、前記
    孔おおび前記開口にボルトを挿通して前記ボルトのネジ
    部にナットを螺合して締結固定してなることを特徴とす
    る自動車用バンパ。
JP1988077606U 1988-06-11 1988-06-11 自動車用バンパ Expired - Lifetime JPH062844Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988077606U JPH062844Y2 (ja) 1988-06-11 1988-06-11 自動車用バンパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988077606U JPH062844Y2 (ja) 1988-06-11 1988-06-11 自動車用バンパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01180345U JPH01180345U (ja) 1989-12-26
JPH062844Y2 true JPH062844Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=31302583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988077606U Expired - Lifetime JPH062844Y2 (ja) 1988-06-11 1988-06-11 自動車用バンパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH062844Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5237241B2 (ja) * 2009-11-18 2013-07-17 株式会社神戸製鋼所 自動車のバンパー構造体

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60117237U (ja) * 1984-01-19 1985-08-08 日産自動車株式会社 バンパ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01180345U (ja) 1989-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6431605B1 (en) Conspicuity plate assembly for fender mounting
US4512634A (en) Mounting assembly for school bus mirror
US3854777A (en) Spoke mountable bracket assembly
JPH062844Y2 (ja) 自動車用バンパ
US20180043839A1 (en) Universal Accessory Mount and Construction
US5297845A (en) Mounting arrangement for automotive vehicle body panels
JPH059256Y2 (ja)
JP3316968B2 (ja) ブッシュバーの取付構造
JP3084818B2 (ja) 自動車用ランプ取付構造
JP2008265553A (ja) ランプベゼル取付構造
JP3562529B2 (ja) バンパサイドの車体固定構造
JP2000225886A (ja) ヘッドランプの取付構造
JP2577678Y2 (ja) ライセンスプレート取付構造
JPH0630556Y2 (ja) フォグランプ一体グリルの取付構造
JP2002178972A (ja) 自動二輪車のヘッドランプ取付構造
JP4709078B2 (ja) 自動車の予備タイヤ固定装置
KR0112912Y1 (ko) 차량의 전방램프고정용 가니쉬
JPH0911825A (ja) バンパガード
KR0175084B1 (ko) 자동차의 프론트 버퍼 브래킷 교정용 지그
JPH0715819Y2 (ja) リヤサスペンションの取付構造
JPH08230588A (ja) 自動車用バンパー取り付け金具
JPH059251Y2 (ja)
JPH048038Y2 (ja)
JP2534528Y2 (ja) バンパーの側部取付構造
JPH065959Y2 (ja) キャブオーバ型車の車体前部構造