JPH0628429Y2 - 合成樹脂製ボトル - Google Patents

合成樹脂製ボトル

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JPH0628429Y2
JPH0628429Y2 JP1987113531U JP11353187U JPH0628429Y2 JP H0628429 Y2 JPH0628429 Y2 JP H0628429Y2 JP 1987113531 U JP1987113531 U JP 1987113531U JP 11353187 U JP11353187 U JP 11353187U JP H0628429 Y2 JPH0628429 Y2 JP H0628429Y2
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JP
Japan
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thread
screw
handle
synthetic resin
bottle
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JP1987113531U
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JPS6420439U (ja
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彰 西上
哲三 中村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は合成樹脂製ボトルに係り、特に取っ手を備えて
いるものに関する。
〔従来の技術〕 取っ手を備えている合成樹脂製ボトルとしては、例え
ば、実開昭59−183841号公報に記載されている
ものがある。
これは本出願人が先に提案したものであり、第3図に示
すように構成されている。
即ち、環状に形成した取っ手10に貫通穴11を形成し、こ
の貫通穴11にバンド12を挿通する。このバンド12の一端
には鈎状突起13が形成されている一方、その他端には鈎
状突起13を挿入するための挿入穴14が形成されている。
そして、前記バンド12を合成樹脂製ボトル15に巻いた状
態で鈎状突起13を挿入穴14に挿入して取っ手10を固定す
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記した従来のものにおいては、鈎状突起13
を挿入穴14に挿入し、バンド12の張力によって取っ手10
を固定するものであるため、経年変化や外力によってバ
ンド12の張力が低下する虞れがあり、取っ手10を持った
ときの安定感が不十分となることがある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、取っ手の取
り付けが緩むことがないようにした合成樹脂製ボトルと
することを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、以下のよう
な構成とした。
すなわち、本考案の合成樹脂製ボトルは、胴部2の周囲
に螺条3が形成された瓶容器1と、内側に螺条5が形成
され、前記胴部の螺条3に螺合されて前記胴部に装着さ
れる筒体4と、前記筒体4の外側に形成された取っ手6
とを備え、前記螺条5が前記螺条3の上面側に接触する
第1の螺条5aと前記螺条3の下面側に接触する第2の
螺条5bとからなり、前記第1の螺条5aと前記第2の
螺条5bとの間隔が前記螺条3の有効溝幅より僅かに大
きく設定されていることを特徴とする。
〔作用〕
本考案の合成樹脂製ボトルによると、外側に取っ手6が
設けられた筒体4を瓶容器1における胴部2に嵌合し、
胴部2の周囲に形成された螺条3に筒体4内側の螺条5
を螺合して、堅固に取り付ける。その際、螺条5を形成
する第1の螺条5aと第2の螺条5bとがそれぞれ螺条
3の上面及び下面に弾性的に接触するため緩みの発生が
なく、取っ手6は瓶容器1に対して安定的に取り付けら
れる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
る。
瓶容器1は略円柱をなしており、その口部1aにはスクリ
ュウキャップ1bが取り付けられるようになっている。
瓶容器1の胴部2の略中程には段部1cが形成されてお
り、これにより胴部2の下部は直径が大きく形成されて
いる。
そして胴部2の上部の周囲には螺条3が形成されてい
る。
前記瓶容器1は所謂PETボトルであり、螺条3の形成
を含め、全体がブロー成型により成型されている。
一方、前記同部2には筒体4が嵌合されるようになって
おり、この筒体4の内側に前記螺条3に螺合する螺条5
が形成されている。この螺条5は螺条3の上面側に接触
する第1の螺条5aと螺条3の下面側に接触する第2の螺
条5bとからなっている。前記第1及び第2の螺条間の距
離は螺条3の有効溝幅よりも若干大きく設定されてお
り、両者は固く螺合するようになっており、緩み止めが
図られている。そして、筒体4の外側には取っ手6が一
体成型されている。
ここで、筒体4を胴部2に螺入させてゆくと、筒体4の
下端が段部1cに当接して位置決めがなされるとともに筒
体4が強固に固定される。
なお、前記実施例では取っ手6を一体成型したものであ
るが、取っ手6は必ずしも一体成型する必要はなく強固
に固定できるものであれば接着等で取り付けてもよい。
また、前記螺条5は必ずしも連続した螺旋とする必要は
なく、例えば断続的に設けたり多数の突起を配列して構
成してもよい。即ち、実質的に螺条の作用をするもので
あればよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、外側に取っ手を形成した筒体を瓶容器
胴部に嵌合してその螺条に筒体内側の螺条を螺合し、そ
の際、筒体内側の螺条を形成する第1の螺条と第2の螺
条とがそれぞれ胴部の螺条の上面及び下面に弾性的に接
触するようにしたことから、筒体は瓶容器に強固に固定
される。
このため、取っ手の取付が経年変化や外力で緩む虞れは
なく、瓶容器に安定的に取り付けることができ、また、
瓶容器に対する取っ手の取り付けも極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第1図は一
部断面とした側面図、第2図は平面図、第3図及び第4
図は従来の合成樹脂製ボトルを示し、第3図は側面図、
第4図は一部切欠した部分的斜視図である。 1……瓶容器、2……胴部、 3……螺条、4……筒体、 5……螺条、6……取っ手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴部2の周囲に螺条3が形成された瓶容器
    1と、内側に螺条5が形成され、前記胴部の螺条3に螺
    合されて前記胴部に装着される筒体4と、前記筒体4の
    外側に形成された取っ手6とを備え、前記螺条5が前記
    螺条3の上面側に接触する第1の螺条5aと前記螺条3
    の下面側に接触する第2の螺条5bとからなり、前記第
    1の螺条5aと前記第2の螺条5bとの間隔が前記螺条
    3の有効溝幅より僅かに大きく設定されていることを特
    徴とする合成樹脂製ボトル。
JP1987113531U 1987-07-24 1987-07-24 合成樹脂製ボトル Expired - Lifetime JPH0628429Y2 (ja)

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JP1987113531U JPH0628429Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24 合成樹脂製ボトル

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JPS6420439U JPS6420439U (ja) 1989-02-01
JPH0628429Y2 true JPH0628429Y2 (ja) 1994-08-03

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ID=31353448

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5955128U (ja) * 1982-09-30 1984-04-11 株式会社明治ゴム化成 把手付大型飲料用容器

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JPS6420439U (ja) 1989-02-01

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