JPH06283018A - スポットライト - Google Patents
スポットライトInfo
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- JPH06283018A JPH06283018A JP6856093A JP6856093A JPH06283018A JP H06283018 A JPH06283018 A JP H06283018A JP 6856093 A JP6856093 A JP 6856093A JP 6856093 A JP6856093 A JP 6856093A JP H06283018 A JPH06283018 A JP H06283018A
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- Japan
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- lamp
- plate
- arm
- lamp socket
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Abstract
(57)【要約】
【目的】組立に要する部品点数を削減することによって
組立作業を容易にしたスポットライトを提供する。 【構成】灯具3はアーム2に対して軸着される。灯具3
は、両端が開放された円筒状の灯具本体31と、灯具本
体31の一端面を閉塞する蓋板33とを備える。灯具本
体31には、ランプを保持するランプソケット32とア
ーム2に軸着される突板51とが連続一体に形成され
る。突板51の両側面に露出する接触子57とランプソ
ケット32との間は導電性の金属板よりなる電路板8に
より接続される。したがって、灯具本体31と蓋板33
との2部品の結合作業のみで組立が完了する。
組立作業を容易にしたスポットライトを提供する。 【構成】灯具3はアーム2に対して軸着される。灯具3
は、両端が開放された円筒状の灯具本体31と、灯具本
体31の一端面を閉塞する蓋板33とを備える。灯具本
体31には、ランプを保持するランプソケット32とア
ーム2に軸着される突板51とが連続一体に形成され
る。突板51の両側面に露出する接触子57とランプソ
ケット32との間は導電性の金属板よりなる電路板8に
より接続される。したがって、灯具本体31と蓋板33
との2部品の結合作業のみで組立が完了する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、灯具をアームに対して
軸着することによってアームに対する灯具の向きを変え
ることができるようにしたスポットライトに関するもの
である。
軸着することによってアームに対する灯具の向きを変え
ることができるようにしたスポットライトに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、取付面に取着したアームに対
して灯具を軸着することによって灯具の向きを変えるこ
とができるようにしたスポットライトが提案されてい
る。この種のスポットライトの灯具は、筒状の外殻内に
ランプを保持するランプソケットを備えるように形成さ
れ、ランプソケットはビス等の固定具を用いて外殻に固
定されている。また、ランプソケットへの電路には電線
が用いられているのが現状である。
して灯具を軸着することによって灯具の向きを変えるこ
とができるようにしたスポットライトが提案されてい
る。この種のスポットライトの灯具は、筒状の外殻内に
ランプを保持するランプソケットを備えるように形成さ
れ、ランプソケットはビス等の固定具を用いて外殻に固
定されている。また、ランプソケットへの電路には電線
が用いられているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、灯具の
外殻とランプソケットとが別部品であって、ビス等の固
定具による結合作業が必要になる。一般に、部品を他の
部品に内蔵する作業は手間がかかり、組立作業の作業効
率が悪いという問題を生じる。しかも固定具が必要であ
って部品点数が多くなるという問題がある。また、ラン
プソケットへの電路には電線を用いているものであるか
ら、電線に作用する張力が電気的接続部に影響しないよ
うに張力止めを設けなければならず、この点も部品点数
の増加につながっている。
外殻とランプソケットとが別部品であって、ビス等の固
定具による結合作業が必要になる。一般に、部品を他の
部品に内蔵する作業は手間がかかり、組立作業の作業効
率が悪いという問題を生じる。しかも固定具が必要であ
って部品点数が多くなるという問題がある。また、ラン
プソケットへの電路には電線を用いているものであるか
ら、電線に作用する張力が電気的接続部に影響しないよ
うに張力止めを設けなければならず、この点も部品点数
の増加につながっている。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、組立に要する部品点数を削減することによっ
て組立作業を容易にしたスポットライトを提供しようと
するものである。
のであり、組立に要する部品点数を削減することによっ
て組立作業を容易にしたスポットライトを提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、取付面に取着したアームに軸着
される灯具を備えたスポットライトであって、両端が開
放された筒状の灯具本体と、灯具本体の一端面を閉塞す
る蓋板と、灯具本体内に配設され灯具本体の他端面に臨
んでランプを保持するランプソケットと、灯具本体の外
側面に突出してアームに軸着される突板と、突板の側面
に一端部が臨み他端部がランプソケットに接続される導
電性の金属板よりなる電路板とを備え、ランプソケット
と突板とは灯具本体と蓋板との少なくとも一方に連続一
体に形成されて成ることを特徴とする。
目的を達成するために、取付面に取着したアームに軸着
される灯具を備えたスポットライトであって、両端が開
放された筒状の灯具本体と、灯具本体の一端面を閉塞す
る蓋板と、灯具本体内に配設され灯具本体の他端面に臨
んでランプを保持するランプソケットと、灯具本体の外
側面に突出してアームに軸着される突板と、突板の側面
に一端部が臨み他端部がランプソケットに接続される導
電性の金属板よりなる電路板とを備え、ランプソケット
と突板とは灯具本体と蓋板との少なくとも一方に連続一
体に形成されて成ることを特徴とする。
【0006】請求項2および請求項3の発明は望ましい
実施態様であって、請求項2の発明は、ランプソケット
と突板とが灯具本体に連続一体に形成され、請求項3の
発明は、ランプソケットと突板とが蓋板に連続一体に形
成される。
実施態様であって、請求項2の発明は、ランプソケット
と突板とが灯具本体に連続一体に形成され、請求項3の
発明は、ランプソケットと突板とが蓋板に連続一体に形
成される。
【0007】
【作用】本発明によれば、ランプソケットが灯具本体と
蓋板との少なくとも一方に連続一体に形成されているこ
とによって、灯具の外殻を形成する灯具本体と蓋板との
少なくとも一方にランプソケットが初めから一体化され
ることになり、外殻へのソケトの組み込み作業が不要に
なるのである。しかも、アームに対して軸着される突板
も外殻に一体化し、突板の側面に一端部が臨む電路板の
他端部をランプソケットに接続しているので、ランプソ
ケットに対して電線を接続する必要がなく、張力止めも
不要になるのである。
蓋板との少なくとも一方に連続一体に形成されているこ
とによって、灯具の外殻を形成する灯具本体と蓋板との
少なくとも一方にランプソケットが初めから一体化され
ることになり、外殻へのソケトの組み込み作業が不要に
なるのである。しかも、アームに対して軸着される突板
も外殻に一体化し、突板の側面に一端部が臨む電路板の
他端部をランプソケットに接続しているので、ランプソ
ケットに対して電線を接続する必要がなく、張力止めも
不要になるのである。
【0008】
(実施例1)図3に本発明の外観形状を示す。天井面の
ような造営面6には基台1が固定され、基台1にはアー
ム2を介して灯具3が結合される。基台1とアーム2と
は略円筒状に形成され、基台1とアーム2とを造営面6
に略平行な面内で回動自在とする第1のジョイント4を
介して結合されている。また、灯具3は、一面が開口す
る円筒状に形成されたハウジング31を備え、ハウジン
グ31の中にはランプ(図示せず)を保持するランプソ
ケット32が内蔵される。灯具3はアーム2に対して造
営面6に略直交する面内で回動自在とする第2のジョイ
ント5を介して結合されている。
ような造営面6には基台1が固定され、基台1にはアー
ム2を介して灯具3が結合される。基台1とアーム2と
は略円筒状に形成され、基台1とアーム2とを造営面6
に略平行な面内で回動自在とする第1のジョイント4を
介して結合されている。また、灯具3は、一面が開口す
る円筒状に形成されたハウジング31を備え、ハウジン
グ31の中にはランプ(図示せず)を保持するランプソ
ケット32が内蔵される。灯具3はアーム2に対して造
営面6に略直交する面内で回動自在とする第2のジョイ
ント5を介して結合されている。
【0009】第1のジョイント4は、図2に示すよう
に、基台1の端部に保持された摩擦リング41と、摩擦
リング41に貫挿された筒状の保持基台42と、保持基
台42に貫挿された保持軸43と、摩擦リング41に螺
合する円筒状の締め付けリング44とを備える。保持基
台42および保持軸43は合成樹脂のような絶縁材料に
より形成される。
に、基台1の端部に保持された摩擦リング41と、摩擦
リング41に貫挿された筒状の保持基台42と、保持基
台42に貫挿された保持軸43と、摩擦リング41に螺
合する円筒状の締め付けリング44とを備える。保持基
台42および保持軸43は合成樹脂のような絶縁材料に
より形成される。
【0010】基台1は円筒状に形成され下端の内周側に
内鍔片11が形成される。内鍔片11の中央部には円形
の貫通孔12が形成され、内鍔片11の上方であって基
台1の内周面には内鍔片11よりも突出寸法の小さい環
状リブ13が突設される。摩擦リング41は、貫通孔1
2に挿通される筒部41aと、筒部41aの上端部外周
面に突設され内鍔片11と環状リブ13との間に周部が
挟持される円板状の摩擦板41bと、筒部41aの下端
部外周面に突設され内鍔片11を挟んで摩擦板41aに
対向する円板状の取付板41cと、円筒状であって取付
板41cの周縁の下面に突設され外周面に雄ねじ部41
dが形成されたねじ筒41eとを備える形状に連続一体
に形成されている。このような形状の摩擦リング41を
基台1に装着するには、たとえば基台1を一対の半割体
を結合することによって形成すればよい。摩擦リング4
1のねじ筒41eに設けた雄ねじ部41dには、締め付
けリング44の内周面に形成された雌ねじ部44aが螺
合する。締め付けリング44の下端縁の全周には径方向
の内側に向かって係止片44bが突設され、アーム2の
上端縁に形成されたフランジ21の下面側に係止片44
bが当接し、締め付けリング44のアーム2に対する上
方への移動が規制されている。ここに、締め付けリング
44の内径は基台1の外径よりも小さく設定されてい
る。
内鍔片11が形成される。内鍔片11の中央部には円形
の貫通孔12が形成され、内鍔片11の上方であって基
台1の内周面には内鍔片11よりも突出寸法の小さい環
状リブ13が突設される。摩擦リング41は、貫通孔1
2に挿通される筒部41aと、筒部41aの上端部外周
面に突設され内鍔片11と環状リブ13との間に周部が
挟持される円板状の摩擦板41bと、筒部41aの下端
部外周面に突設され内鍔片11を挟んで摩擦板41aに
対向する円板状の取付板41cと、円筒状であって取付
板41cの周縁の下面に突設され外周面に雄ねじ部41
dが形成されたねじ筒41eとを備える形状に連続一体
に形成されている。このような形状の摩擦リング41を
基台1に装着するには、たとえば基台1を一対の半割体
を結合することによって形成すればよい。摩擦リング4
1のねじ筒41eに設けた雄ねじ部41dには、締め付
けリング44の内周面に形成された雌ねじ部44aが螺
合する。締め付けリング44の下端縁の全周には径方向
の内側に向かって係止片44bが突設され、アーム2の
上端縁に形成されたフランジ21の下面側に係止片44
bが当接し、締め付けリング44のアーム2に対する上
方への移動が規制されている。ここに、締め付けリング
44の内径は基台1の外径よりも小さく設定されてい
る。
【0011】上述した構成によって、基台1とアーム2
とは摩擦リング41および締め付けリング44を介して
連結されることになり、アーム2は基台1に対して摩擦
リング41を回動軸として造営面6に略平行な面内で回
動することになる。また、締め付けリング44を締め付
けると、締め付けリング44が基台1を押すことによっ
て摩擦リング41をアーム2に引き付けることになり、
摩擦板41bと内鍔片11との接触圧が大きくなる。そ
の結果、摩擦リング41と基台1との間の摩擦力が大き
くなり、アーム2は基台1に対して回り難くなる。逆
に、締め付けリング44を緩めれば、基台1に対してア
ーム2を容易に回動させることができるようになる。
とは摩擦リング41および締め付けリング44を介して
連結されることになり、アーム2は基台1に対して摩擦
リング41を回動軸として造営面6に略平行な面内で回
動することになる。また、締め付けリング44を締め付
けると、締め付けリング44が基台1を押すことによっ
て摩擦リング41をアーム2に引き付けることになり、
摩擦板41bと内鍔片11との接触圧が大きくなる。そ
の結果、摩擦リング41と基台1との間の摩擦力が大き
くなり、アーム2は基台1に対して回り難くなる。逆
に、締め付けリング44を緩めれば、基台1に対してア
ーム2を容易に回動させることができるようになる。
【0012】保持基台42は、摩擦リング41の筒部4
1aに挿通される内筒42aと、内筒42aの中間部外
周面で取付板41cの下面に沿って突設された連結板4
2bと、連結板42bの周部の下面に突設され内筒42
aの下端部の外周を囲む外筒42cとを備える形状に、
連続一体に形成されている(図4参照)。内筒42aの
中には導電性の金属板により形成された2個の接触子4
5,46の端子片45a,46aが互いに離間した形で
挿通される。接触子45は、図5に示すように、円環状
に形成された接触リング45bの周縁の1箇所から端子
片45aを連続一体に突設した形状に形成されている。
接触リング45bは、外筒42cの内周面に沿うように
配置され、端子片45aは連結板42bの下面に沿って
配設され内筒42aの隔壁を貫通して内筒42aの中に
導入される。また、接触子46は、図6に示すように、
端子片46aの下端に略く字形のばね部46bを介して
接触片46cを連続一体に設けた形状に形成される。保
持基台42の上端部には端子片45a,46aの上端部
を露出させる切欠部42dが形成される。端子片45
a,46aは保持基台42の内筒42aの中に挿入され
た保持軸43の外周面と内筒42aの内周面との間に挟
持されることによって保持基台42に固定される。ま
た、保持軸43の上端部には鍔状の係止片43aが連続
一体に形成され、保持基台42の内筒42aの上端面に
係止片43aが当接することによって保持基台42に対
して保持軸43が位置決めされる。接触子46の接触片
46cは保持軸43の下端面の下方に位置する。
1aに挿通される内筒42aと、内筒42aの中間部外
周面で取付板41cの下面に沿って突設された連結板4
2bと、連結板42bの周部の下面に突設され内筒42
aの下端部の外周を囲む外筒42cとを備える形状に、
連続一体に形成されている(図4参照)。内筒42aの
中には導電性の金属板により形成された2個の接触子4
5,46の端子片45a,46aが互いに離間した形で
挿通される。接触子45は、図5に示すように、円環状
に形成された接触リング45bの周縁の1箇所から端子
片45aを連続一体に突設した形状に形成されている。
接触リング45bは、外筒42cの内周面に沿うように
配置され、端子片45aは連結板42bの下面に沿って
配設され内筒42aの隔壁を貫通して内筒42aの中に
導入される。また、接触子46は、図6に示すように、
端子片46aの下端に略く字形のばね部46bを介して
接触片46cを連続一体に設けた形状に形成される。保
持基台42の上端部には端子片45a,46aの上端部
を露出させる切欠部42dが形成される。端子片45
a,46aは保持基台42の内筒42aの中に挿入され
た保持軸43の外周面と内筒42aの内周面との間に挟
持されることによって保持基台42に固定される。ま
た、保持軸43の上端部には鍔状の係止片43aが連続
一体に形成され、保持基台42の内筒42aの上端面に
係止片43aが当接することによって保持基台42に対
して保持軸43が位置決めされる。接触子46の接触片
46cは保持軸43の下端面の下方に位置する。
【0013】アーム2の上端面には、保持基台42の内
筒42aの中に挿入される円柱状の位置決め突起22
と、内筒42aの外周を囲む円筒状の仕切り筒23とが
突設されている。アーム2の中には導電性の金属板によ
り形成された一対の電路板7が挿通され、各電路板7の
上端部はアーム2の上端面から突出してそれぞれ接触子
47,48に一体に連続する。接触子47は、図5に示
すように、接触子45の接触リング45bの内周面に弾
接する。ここに、接触子47に連続する電路板7は仕切
り筒23の隔壁を貫通しており、接触子47は仕切り筒
23の外周面に沿って配置され、接触子47の上端部は
仕切り筒23の外周面から離れる向きの弾性を有してい
る。接触子48は、図6に示すように、位置決め突起2
2の上面から側面に沿うように略L形に形成される。こ
の接触子48には、接触子46の接触片46cが弾接す
る。
筒42aの中に挿入される円柱状の位置決め突起22
と、内筒42aの外周を囲む円筒状の仕切り筒23とが
突設されている。アーム2の中には導電性の金属板によ
り形成された一対の電路板7が挿通され、各電路板7の
上端部はアーム2の上端面から突出してそれぞれ接触子
47,48に一体に連続する。接触子47は、図5に示
すように、接触子45の接触リング45bの内周面に弾
接する。ここに、接触子47に連続する電路板7は仕切
り筒23の隔壁を貫通しており、接触子47は仕切り筒
23の外周面に沿って配置され、接触子47の上端部は
仕切り筒23の外周面から離れる向きの弾性を有してい
る。接触子48は、図6に示すように、位置決め突起2
2の上面から側面に沿うように略L形に形成される。こ
の接触子48には、接触子46の接触片46cが弾接す
る。
【0014】上述したように、接触リング45bと接触
片46cとが同軸的に配設され、接触リング45bには
接触子47が弾接し、接触片46cは接触子48に弾接
するのである。したがって、基台1に対してアーム2を
回動させたときに、どの位置であっても接触リング45
bと接触子47および接触片46cと接触子48との接
触状態が保たれることになり、基台1とアーム2とを制
限なく回動させることができる。このように基台1に対
するアーム2の回動範囲に制限がないことによって、ア
ーム2を所望の向きに回転させるのが容易になるのであ
る。
片46cとが同軸的に配設され、接触リング45bには
接触子47が弾接し、接触片46cは接触子48に弾接
するのである。したがって、基台1に対してアーム2を
回動させたときに、どの位置であっても接触リング45
bと接触子47および接触片46cと接触子48との接
触状態が保たれることになり、基台1とアーム2とを制
限なく回動させることができる。このように基台1に対
するアーム2の回動範囲に制限がないことによって、ア
ーム2を所望の向きに回転させるのが容易になるのであ
る。
【0015】ところで、アーム2の下端部と灯具3とを
結合する第2のジョイント5は、図1に示すように、円
筒状に形成された灯具本体31の一端部上面に突設され
た突板51を備え、突板51はアーム2を構成する一対
の半割部材2a,2bの間に挟持される。各半割部材2
a,2bは突板51との対向面にそれぞれ切欠52を有
し、半割部材2a,2bを突き合わせたときに切欠52
の部分ではアーム2の下面および両側面に開放された溝
が形成されることになる。この溝に突板51が挿入され
るのである。各半割部材2a,2bには突板51の中心
付近に形成された透孔51aに対応するように透孔52
aが形成される。透孔51a,52aには軸ねじ53が
挿通され、軸ねじ53は両半割部材2a、突板51、半
割部材2bを通り、その後、半割部材2bの外側面で透
孔52aの周囲に形成した凹所52bに嵌着されるナッ
ト54に螺合する。また、軸ねじ53の先端部には半割
部材2bの外側面に周部が当接するつまみナット55が
螺合する。
結合する第2のジョイント5は、図1に示すように、円
筒状に形成された灯具本体31の一端部上面に突設され
た突板51を備え、突板51はアーム2を構成する一対
の半割部材2a,2bの間に挟持される。各半割部材2
a,2bは突板51との対向面にそれぞれ切欠52を有
し、半割部材2a,2bを突き合わせたときに切欠52
の部分ではアーム2の下面および両側面に開放された溝
が形成されることになる。この溝に突板51が挿入され
るのである。各半割部材2a,2bには突板51の中心
付近に形成された透孔51aに対応するように透孔52
aが形成される。透孔51a,52aには軸ねじ53が
挿通され、軸ねじ53は両半割部材2a、突板51、半
割部材2bを通り、その後、半割部材2bの外側面で透
孔52aの周囲に形成した凹所52bに嵌着されるナッ
ト54に螺合する。また、軸ねじ53の先端部には半割
部材2bの外側面に周部が当接するつまみナット55が
螺合する。
【0016】上記構成のジョイント5では、ナット54
を軸ねじ53が緩まない程度に締め付けておき、つまみ
ナット55の軸ねじ53に対する螺合量を調節すれば、
軸ねじ53の頭部とつまみナット55との距離を調節す
ることによって、半割部材2a,2bと突板51との接
触圧を調節することができるのであって、結果的に突板
51とアーム2との間の摩擦力を調節することになる。
その結果、つまみナット55を緩めておけば灯具3をア
ーム2に対して容易に回動させることができ、つまみナ
ット55を締め付ければ灯具3をアーム2に対して容易
に回動しないように固定することができるのである。
を軸ねじ53が緩まない程度に締め付けておき、つまみ
ナット55の軸ねじ53に対する螺合量を調節すれば、
軸ねじ53の頭部とつまみナット55との距離を調節す
ることによって、半割部材2a,2bと突板51との接
触圧を調節することができるのであって、結果的に突板
51とアーム2との間の摩擦力を調節することになる。
その結果、つまみナット55を緩めておけば灯具3をア
ーム2に対して容易に回動させることができ、つまみナ
ット55を締め付ければ灯具3をアーム2に対して容易
に回動しないように固定することができるのである。
【0017】切欠52の内周面には、接触子47,48
に連続する電路板7の下端部に一体に連続し切欠52の
内周面から離れる向きのばね力を有した接触子56が露
出し、突板51の両側面で透孔51aの周囲に形成され
た円環状の接触子57にそれぞれ接触子56が弾接する
ようになっている。接触子57は円環状であるから、ア
ーム2に対する灯具3の回動範囲のどの位置でも接触子
56が接触する。
に連続する電路板7の下端部に一体に連続し切欠52の
内周面から離れる向きのばね力を有した接触子56が露
出し、突板51の両側面で透孔51aの周囲に形成され
た円環状の接触子57にそれぞれ接触子56が弾接する
ようになっている。接触子57は円環状であるから、ア
ーム2に対する灯具3の回動範囲のどの位置でも接触子
56が接触する。
【0018】接触子57は導電性の金属板により電路板
8と連続一体に形成され、電路板8は灯具本体31の中
に配設されたランプソケット32と接触子57とを電気
的に接続する。このランプソケット32には白熱電球な
どのねじ込み式口金を有するランプが保持される。ま
た、灯具本体31とランプソケット32と突板51とは
連続一体に形成された1部材であって、電路板8は同時
成形などによって灯具本体31に一体に組み込まれてい
る。灯具本体31においてランプソケット32の開口側
とは反対側の面には蓋板33が接着、溶着、ビス止め等
の固着方法によって結合される。蓋板33には突板51
の両側で灯具本体31に形成された溝部31aにそれぞ
れ嵌合する一対の突部33aが形成される。突板51は
灯具本体31の内部にも延長されていて、両電路板8が
接触しないように両電路板8を仕切っており、この突板
51と突部33aとの間に電路板8が挟まれる。突部3
3aはランプソケット32の外周面にも接触し、ランプ
ソケット32のぐらつきを抑制する機能もある。
8と連続一体に形成され、電路板8は灯具本体31の中
に配設されたランプソケット32と接触子57とを電気
的に接続する。このランプソケット32には白熱電球な
どのねじ込み式口金を有するランプが保持される。ま
た、灯具本体31とランプソケット32と突板51とは
連続一体に形成された1部材であって、電路板8は同時
成形などによって灯具本体31に一体に組み込まれてい
る。灯具本体31においてランプソケット32の開口側
とは反対側の面には蓋板33が接着、溶着、ビス止め等
の固着方法によって結合される。蓋板33には突板51
の両側で灯具本体31に形成された溝部31aにそれぞ
れ嵌合する一対の突部33aが形成される。突板51は
灯具本体31の内部にも延長されていて、両電路板8が
接触しないように両電路板8を仕切っており、この突板
51と突部33aとの間に電路板8が挟まれる。突部3
3aはランプソケット32の外周面にも接触し、ランプ
ソケット32のぐらつきを抑制する機能もある。
【0019】上記構成によれば、2個のジョイント4,
5を設けて灯具3を造営面6に対して任意の向きに向け
ることができるようにし、かつ各ジョイント4,5では
接触子45〜48,56,57を摺接させているので、
基台1とアーム2およびアーム2と灯具3との可動範囲
において接触子が常時接触し、各ジョイント4,5によ
って結合される部材を無制限に回転させることができ
る。ここに、図示例では、アーム2の下端部に形成した
溝内に灯具本体31に突設した突板51を挿入している
から、アーム2に対する灯具3の回動範囲が制限される
ことになるが、この範囲は不必要であるから回動範囲を
制限しているのであって、必要があれば無制限に回動可
能となるように第1のジョイント4と同様の構成を採用
することも可能である。
5を設けて灯具3を造営面6に対して任意の向きに向け
ることができるようにし、かつ各ジョイント4,5では
接触子45〜48,56,57を摺接させているので、
基台1とアーム2およびアーム2と灯具3との可動範囲
において接触子が常時接触し、各ジョイント4,5によ
って結合される部材を無制限に回転させることができ
る。ここに、図示例では、アーム2の下端部に形成した
溝内に灯具本体31に突設した突板51を挿入している
から、アーム2に対する灯具3の回動範囲が制限される
ことになるが、この範囲は不必要であるから回動範囲を
制限しているのであって、必要があれば無制限に回動可
能となるように第1のジョイント4と同様の構成を採用
することも可能である。
【0020】さらに、上述したように、ランプソケット
32に至る電路を、導電性の金属板よりなる電路板7,
8を用いて形成し、かつ基台1、アーム2、灯具3の中
に電路板7,8を収納して外部に露出させないから、外
部に露出する電線を用いる場合に比較して優れた外観に
形成することができる。とくに、灯具3は灯具本体31
とランプソケット32と突板51とが連続一体であるこ
とによって、灯具3を灯具本体31と蓋板33との2部
品で組み立てることができるから、組立作業が容易であ
り、しかも導電性の金属板による導電路8によってラン
プソケット32と接触子57とを電気的に接続している
から、電線を用いる場合のような張力止めが不要であ
り、かつ半田付け作業なども不要になる。
32に至る電路を、導電性の金属板よりなる電路板7,
8を用いて形成し、かつ基台1、アーム2、灯具3の中
に電路板7,8を収納して外部に露出させないから、外
部に露出する電線を用いる場合に比較して優れた外観に
形成することができる。とくに、灯具3は灯具本体31
とランプソケット32と突板51とが連続一体であるこ
とによって、灯具3を灯具本体31と蓋板33との2部
品で組み立てることができるから、組立作業が容易であ
り、しかも導電性の金属板による導電路8によってラン
プソケット32と接触子57とを電気的に接続している
から、電線を用いる場合のような張力止めが不要であ
り、かつ半田付け作業なども不要になる。
【0021】(実施例2)本実施例は、図7に示すよう
に、ランプソケット32および突板51を蓋板33と連
続一体に形成した点が実施例1と相違する。すなわち、
導電路8についても蓋板33に対して同時成形されてい
る。灯具本体31の内周にはランプソケット32の外周
面に当接してランプソケット32のぐらつきを抑制する
支持突起31bが突設されている。他の構成は実施例1
と同様である。
に、ランプソケット32および突板51を蓋板33と連
続一体に形成した点が実施例1と相違する。すなわち、
導電路8についても蓋板33に対して同時成形されてい
る。灯具本体31の内周にはランプソケット32の外周
面に当接してランプソケット32のぐらつきを抑制する
支持突起31bが突設されている。他の構成は実施例1
と同様である。
【0022】上記各実施例では基台1を造営面6に固定
しているが、造営面6に固定した配線ダクトに対して基
台1をスライド自在に取着してもよい。この場合、基台
1の上端部には配線ダクトに嵌着される取付部を設け、
かつ配線ダクトの中に長手方向に沿って配設されている
電路に摺接する集電子を設ければよい。
しているが、造営面6に固定した配線ダクトに対して基
台1をスライド自在に取着してもよい。この場合、基台
1の上端部には配線ダクトに嵌着される取付部を設け、
かつ配線ダクトの中に長手方向に沿って配設されている
電路に摺接する集電子を設ければよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述のように、ランプソケット
が灯具本体と蓋板との少なくとも一方に連続一体に形成
されているので、灯具の外殻を形成する灯具本体と蓋板
との少なくとも一方にランプソケットが初めから一体化
されることになり、外殻へのソケトの組み込み作業が不
要になるという利点がある。しかも、アームに対して軸
着される突板も外殻に一体化し、突板の側面に一端部が
臨む電路板の他端部をランプソケットに接続しているの
で、ランプソケットに対して電線を接続する必要がな
く、張力止めも不要になるという効果を奏する。
が灯具本体と蓋板との少なくとも一方に連続一体に形成
されているので、灯具の外殻を形成する灯具本体と蓋板
との少なくとも一方にランプソケットが初めから一体化
されることになり、外殻へのソケトの組み込み作業が不
要になるという利点がある。しかも、アームに対して軸
着される突板も外殻に一体化し、突板の側面に一端部が
臨む電路板の他端部をランプソケットに接続しているの
で、ランプソケットに対して電線を接続する必要がな
く、張力止めも不要になるという効果を奏する。
【図1】実施例1を示す分解斜視図である。
【図2】実施例を示す外観斜視図である。
【図3】実施例に用いる第1のジョイントを示す断面図
である。
である。
【図4】実施例に用いる保持基台を示す斜視図である。
【図5】実施例に用いる第1のジョイントの接触子を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】実施例に用いる第1のジョイントの接触子を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図7】実施例2を示す分解斜視図である。
2 アーム 3 灯具 5 第2のジョイント 8 電路板 31 灯具本体 32 ランプソケット 33 蓋板 51 突板 57 接触子
Claims (3)
- 【請求項1】 取付面に取着したアームに軸着される灯
具を備えたスポットライトであって、両端が開放された
筒状の灯具本体と、灯具本体の一端面を閉塞する蓋板
と、灯具本体内に配設され灯具本体の他端面に臨んでラ
ンプを保持するランプソケットと、灯具本体の外側面に
突出してアームに軸着される突板と、突板の側面に一端
部が臨み他端部がランプソケットに接続される導電性の
金属板よりなる電路板とを備え、ランプソケットと突板
とは灯具本体と蓋板との少なくとも一方に連続一体に形
成されて成ることを特徴とするスポットライト。 - 【請求項2】 ランプソケットと突板とは灯具本体に連
続一体に形成されて成ることを特徴とする請求項1記載
のスポットライト。 - 【請求項3】 ランプソケットと突板とは蓋板に連続一
体に形成されて成ることを特徴とする請求項1記載のス
ポットライト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6856093A JPH06283018A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | スポットライト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6856093A JPH06283018A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | スポットライト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06283018A true JPH06283018A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=13377274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6856093A Withdrawn JPH06283018A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | スポットライト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06283018A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013504164A (ja) * | 2009-09-02 | 2013-02-04 | コンセプト テクノロジーズ, インコーポレイテッド | 連接式ランプ |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP6856093A patent/JPH06283018A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013504164A (ja) * | 2009-09-02 | 2013-02-04 | コンセプト テクノロジーズ, インコーポレイテッド | 連接式ランプ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |