JPH06282907A - Vtrの編集制御方式 - Google Patents
Vtrの編集制御方式Info
- Publication number
- JPH06282907A JPH06282907A JP5071498A JP7149893A JPH06282907A JP H06282907 A JPH06282907 A JP H06282907A JP 5071498 A JP5071498 A JP 5071498A JP 7149893 A JP7149893 A JP 7149893A JP H06282907 A JPH06282907 A JP H06282907A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- capstan
- signal
- reference signal
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】VTRのキャプスタンサーボ制御に関して、ア
センブル編集時に編集点におけるトラッキング精度を向
上させること。 【構成】分周器7により、キャプスタンFGを分周し、
その信号と基準信号発生器15による基準信号との位相
差を位相比較器8により編集点直前の位相差を検出し、
編集点後にその位相差を保持するようにキャプスタンサ
ーボを制御する。 【効果】スリップや精度の問題で発生するキャプスタン
FG分周信号の誤差をなくすように制御することで、編
集点後に記録されるCTL信号の位相がずれることな
く、良好なトラッキングを得る効果がある。
センブル編集時に編集点におけるトラッキング精度を向
上させること。 【構成】分周器7により、キャプスタンFGを分周し、
その信号と基準信号発生器15による基準信号との位相
差を位相比較器8により編集点直前の位相差を検出し、
編集点後にその位相差を保持するようにキャプスタンサ
ーボを制御する。 【効果】スリップや精度の問題で発生するキャプスタン
FG分周信号の誤差をなくすように制御することで、編
集点後に記録されるCTL信号の位相がずれることな
く、良好なトラッキングを得る効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTRにおけるキャプ
スタンサーボ制御方式に関するもので、特にアセンブル
編集時におけるCTLの書き換え方式に関する。
スタンサーボ制御方式に関するもので、特にアセンブル
編集時におけるCTLの書き換え方式に関する。
【0002】
【従来の技術】将来の技術では、実公昭63−3843
3号公報のようなキャプスタンサーボ制御方式はあっ
た。図3に示す。この技術においては、VTRのアセン
ブル編集で、編集点直前まではCTL信号位相と基準信
号位相との位相差が所定の値になるようにキャプスタン
サーボが制御し、編集点直後からはCTL信号の替わり
にキャプスタンFGを分周した信号を用い、その位相と
基準信号位相とで位相差が所定の値になるようにキャプ
スタンサーボが制御を行なっていた。
3号公報のようなキャプスタンサーボ制御方式はあっ
た。図3に示す。この技術においては、VTRのアセン
ブル編集で、編集点直前まではCTL信号位相と基準信
号位相との位相差が所定の値になるようにキャプスタン
サーボが制御し、編集点直後からはCTL信号の替わり
にキャプスタンFGを分周した信号を用い、その位相と
基準信号位相とで位相差が所定の値になるようにキャプ
スタンサーボが制御を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、キャプスタンFGを分周した信号(以下キャプス
タンFG分周信号と呼ぶ)とCTL信号との位相は、た
とえCTL信号リセットしCTLの擬似信号として発生
させたとしても、その信号位相は一致しているとは限ら
ない。これは、キャプスタンの寸法、精度、テープ伸
び、テープスリップやキャプスタン分解能等により、キ
ャプスタンの回転数とテープ速度とは誤差が生じている
可能性があり、その誤差がキャプスタンサーボ制御の偏
差範囲内ならば無視できる場合もあった。しかし、編集
を同じ点で何回も行なうとその誤差が積み重なって無視
出来なくなる。よって、図4に示すように、CTL信号
22とキャプスタンFG分周信号23とが編集点前に位
相差25を生じているときに編集点後にCTL信号から
キャプスタンFG分周信号に切り替わった場合、キャプ
スタンサーボの所定値24との位相差26と異なってい
るため、キャプスタンサーボが応答し位相差27が所定
値24と同じになるように制御されるため、編集点後の
テープの速度が乱れ(キャプスタンサーボ急変部2
8)、そのときCTLが所定の場所に記録されずトラッ
キングのずれたテープができてしまう。
ては、キャプスタンFGを分周した信号(以下キャプス
タンFG分周信号と呼ぶ)とCTL信号との位相は、た
とえCTL信号リセットしCTLの擬似信号として発生
させたとしても、その信号位相は一致しているとは限ら
ない。これは、キャプスタンの寸法、精度、テープ伸
び、テープスリップやキャプスタン分解能等により、キ
ャプスタンの回転数とテープ速度とは誤差が生じている
可能性があり、その誤差がキャプスタンサーボ制御の偏
差範囲内ならば無視できる場合もあった。しかし、編集
を同じ点で何回も行なうとその誤差が積み重なって無視
出来なくなる。よって、図4に示すように、CTL信号
22とキャプスタンFG分周信号23とが編集点前に位
相差25を生じているときに編集点後にCTL信号から
キャプスタンFG分周信号に切り替わった場合、キャプ
スタンサーボの所定値24との位相差26と異なってい
るため、キャプスタンサーボが応答し位相差27が所定
値24と同じになるように制御されるため、編集点後の
テープの速度が乱れ(キャプスタンサーボ急変部2
8)、そのときCTLが所定の場所に記録されずトラッ
キングのずれたテープができてしまう。
【0004】本発明の目的は、キャプスタンFG分周信
号とCTL信号との位相差、もしくはキャプスタンFG
分周信号と基準信号との位相差を検出し、キャプスタン
サーボ制御の所定値をその位相差により補正することで
上記誤差を補正し、常に正しいトラッキングで記録され
る編集方式を提供することにある。
号とCTL信号との位相差、もしくはキャプスタンFG
分周信号と基準信号との位相差を検出し、キャプスタン
サーボ制御の所定値をその位相差により補正することで
上記誤差を補正し、常に正しいトラッキングで記録され
る編集方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、キャプスタンFGを分周する手段を備え、外部位
相基準信号より作成した基準信号を備え、編集点前の位
相を検出する手段を備え、キャプスタンサーボ制御にそ
の位相で補正することにより実現できる。また、前記の
位相を検出する手段としては、キャプスタンFG分周信
号と基準信号とを位相比較器により検出する手段、また
は、キャプスタンFG分周信号と編集点の直前のCTL
信号とを位相比較器で検出する手段を備えることで実現
できる。
めに、キャプスタンFGを分周する手段を備え、外部位
相基準信号より作成した基準信号を備え、編集点前の位
相を検出する手段を備え、キャプスタンサーボ制御にそ
の位相で補正することにより実現できる。また、前記の
位相を検出する手段としては、キャプスタンFG分周信
号と基準信号とを位相比較器により検出する手段、また
は、キャプスタンFG分周信号と編集点の直前のCTL
信号とを位相比較器で検出する手段を備えることで実現
できる。
【0006】
【作用】図5において、キャプスタンFG分周信号は、
スリップや精度の問題で誤差を生じている。その位相
は、編集点直前の基準信号21とキャプスタンFG分周
信号30との位相差を比較することで、位相差31を検
出しキャプスタンサーボの制御の所定値が位相差31と
同じ値を保持するようにキャプスタンサーボを制御する
ことで、上記の誤差分をなくすように補正することが出
来る。
スリップや精度の問題で誤差を生じている。その位相
は、編集点直前の基準信号21とキャプスタンFG分周
信号30との位相差を比較することで、位相差31を検
出しキャプスタンサーボの制御の所定値が位相差31と
同じ値を保持するようにキャプスタンサーボを制御する
ことで、上記の誤差分をなくすように補正することが出
来る。
【0007】また、上記の誤差分である位相差は、基準
信号21に比べ本来のCTL信号22の位相の所定値3
1と誤差分である位相差32との和でもある。そこで、
編集点直前の位相差32を検出し編集点後に、その位相
差32と本来のキャプスタンサーボの制御の所定値33
との和の値を保持するようにキャプスタンサーボを制御
することでも、誤差分をなくすように補正することが出
来る。よって、上記の動作によりCTL信号が所定の所
に記録され、正しいトラッキングを得ることが出来る。
信号21に比べ本来のCTL信号22の位相の所定値3
1と誤差分である位相差32との和でもある。そこで、
編集点直前の位相差32を検出し編集点後に、その位相
差32と本来のキャプスタンサーボの制御の所定値33
との和の値を保持するようにキャプスタンサーボを制御
することでも、誤差分をなくすように補正することが出
来る。よって、上記の動作によりCTL信号が所定の所
に記録され、正しいトラッキングを得ることが出来る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。図1は、本発明に係るキャプスタンサーボ制御の構
成ブロック図である。
る。図1は、本発明に係るキャプスタンサーボ制御の構
成ブロック図である。
【0009】アセンブル編集における編集点前は、再生
(PB)モードでありSW9,14,17,は、PB側
に閉じられる。磁気テープ10を記録されたCTL信号
をPB CTLヘッド11により抽出し、増幅器13を
経てSW17を通り位相比較器18に供給される。ま
た、基準信号発生器15により基準信号が位相比較器1
8に供給され、2つの信号の位相差を検出し、加算器1
9を通り位相保償回路20を経て加算器4に供給され
る。キャプスタン制御は、速度制御系もあり、こちら
は、キャプスタンモータに取付けられたキャプスタンF
Gセンサ1によりキャプスタンFG信号を発生し、増幅
器2を経て、速度制御系3を通り、加算器4に供給さ
れ、駆動増幅器5を通りキャプスタンモータ6を制御す
る。キャプスタンFG信号は、分周器7で分周された信
号と基準信号とが位相比較器8に供給され、位相差を検
出している。編集点後では、記録(REC)モードとな
り、SW9,14,17はREC側に閉じられる。位相
基準信号とキャプスタンFG分周信号が位相比較器18
に供給され、2つの信号の位相差を検出し加算器19に
入力される。この加算器19は、位相比較器8の信号も
入力されており、この場合の信号は、編集点直前の位相
差信号が出力されている。そして位相補償回路20を通
り加算器4を経て、駆動増幅器5を通り、キャプスタン
モータ6を位相比較器8で出力された位相差を保持する
ように制御される。
(PB)モードでありSW9,14,17,は、PB側
に閉じられる。磁気テープ10を記録されたCTL信号
をPB CTLヘッド11により抽出し、増幅器13を
経てSW17を通り位相比較器18に供給される。ま
た、基準信号発生器15により基準信号が位相比較器1
8に供給され、2つの信号の位相差を検出し、加算器1
9を通り位相保償回路20を経て加算器4に供給され
る。キャプスタン制御は、速度制御系もあり、こちら
は、キャプスタンモータに取付けられたキャプスタンF
Gセンサ1によりキャプスタンFG信号を発生し、増幅
器2を経て、速度制御系3を通り、加算器4に供給さ
れ、駆動増幅器5を通りキャプスタンモータ6を制御す
る。キャプスタンFG信号は、分周器7で分周された信
号と基準信号とが位相比較器8に供給され、位相差を検
出している。編集点後では、記録(REC)モードとな
り、SW9,14,17はREC側に閉じられる。位相
基準信号とキャプスタンFG分周信号が位相比較器18
に供給され、2つの信号の位相差を検出し加算器19に
入力される。この加算器19は、位相比較器8の信号も
入力されており、この場合の信号は、編集点直前の位相
差信号が出力されている。そして位相補償回路20を通
り加算器4を経て、駆動増幅器5を通り、キャプスタン
モータ6を位相比較器8で出力された位相差を保持する
ように制御される。
【0010】図2において、編集点直前の位相差を検出
する構成として、位相比較器8に入力される信号は、キ
ャプスタンFG分周信号と編集点直前のCTL信号との
位相差を比較し、位相差信号を検出する構成となってい
る。この場合においても、図1の同様な効果が得られ
る。
する構成として、位相比較器8に入力される信号は、キ
ャプスタンFG分周信号と編集点直前のCTL信号との
位相差を比較し、位相差信号を検出する構成となってい
る。この場合においても、図1の同様な効果が得られ
る。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、アセンブル編集におい
て編集点後の制御信号として使用するキャプスタンFG
分周信号の位相が、基準とずれていたとしても、その位
相分を検出しキャプスタンサーボ制御に加え補正するこ
とで、編集点におけるキャプスタンFG分周信号の位相
誤差をなくすことができ、良好なトラッキング精度を得
ることができるという効果がある。
て編集点後の制御信号として使用するキャプスタンFG
分周信号の位相が、基準とずれていたとしても、その位
相分を検出しキャプスタンサーボ制御に加え補正するこ
とで、編集点におけるキャプスタンFG分周信号の位相
誤差をなくすことができ、良好なトラッキング精度を得
ることができるという効果がある。
【図1】本発明の実施例の構成ブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例の構成ブロック図である。
【図3】従来技術の構成ブロック図である。
【図4】従来技術における編集点でのタイミングチャー
ト図である。
ト図である。
【図5】本発明における編集点でのタイミングチャート
図である。
図である。
1…キャプスタンFGセンサ、 2,13,16…増幅器、 3…速度制御系、 4,19…加算器、 5…駆動増幅器、 6…キャプスタンモータ、 7…分周器、 8,18…位相比較器、 9,14,17…SW、 10…磁気テープ、 11…PB CTLヘッド、 12…REC CTLヘッド、 15…基準信号発生器、 20…位相補償回路。
Claims (3)
- 【請求項1】VTRのキャプスタンサーボ制御におい
て、CTL(コントロールトラック)信号を編集点から
CTLも書き換える編集動作であるアセンブル編集を行
なうにあたり、キャプスタンFG(周波数発電機)を分
周して作成した第1の基準信号を備え、外部位相基準か
ら作成した第2の基準信号を備え、編集開始直前(編集
点直前)の第1の基準信号の位相φを検出する手段を備
え、編集点後は、第1の基準信号と第2の基準信号との
位相差を、所定の目標値に保つ制御を行なうキャプスタ
ンサーボ方式において、前記の目標値は、編集点直前の
位相φにより補正されることを特徴とするVTRの編集
制御方式。 - 【請求項2】請求項1において、前記位相測定手順は、
前記第1の基準信号と第2の基準信号との位相差を測定
することにより位相φを得て、前記編集点後の制御目標
値は位相φとなるように制御することを特徴とするVT
Rの編集制御方式。 - 【請求項3】請求項1において、前記位相測定手段は、
前記第1の基準信号と編集点直前のCTL信号との位相
を測定することにより位相φを得て、前記編集点後の制
御目標値は、CTLと第2の基準信号間の位相制御の目
標値に前記位相φを加えて制御することを特徴とするV
TRの編集制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5071498A JPH06282907A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | Vtrの編集制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5071498A JPH06282907A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | Vtrの編集制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06282907A true JPH06282907A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=13462400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5071498A Pending JPH06282907A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | Vtrの編集制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06282907A (ja) |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP5071498A patent/JPH06282907A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |