JPH06162616A - Datプレーヤ - Google Patents

Datプレーヤ

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Publication number
JPH06162616A
JPH06162616A JP4331085A JP33108592A JPH06162616A JP H06162616 A JPH06162616 A JP H06162616A JP 4331085 A JP4331085 A JP 4331085A JP 33108592 A JP33108592 A JP 33108592A JP H06162616 A JPH06162616 A JP H06162616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sampling
delay
voltage
sampling pulse
pulse
Prior art date
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Pending
Application number
JP4331085A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kukino
勝 久木野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP4331085A priority Critical patent/JPH06162616A/ja
Publication of JPH06162616A publication Critical patent/JPH06162616A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイロット信号上に発生したノイズによるオ
フトラックをなくすようにキャプスタンモータに対して
ATF制御をかけることができるDATプレーヤを提供
すること。 【構成】 各サンプリングパルスSP1,SP2を所定
時間遅らせた第1,第2遅延パルスSP1’,SP2’
を発生させる第1,第2遅延パルス発生手段35,36
を設け、第1,第2遅延パルス発生手段35によって発
生された第1,第2遅延パルスSP1’,SP2’に基
づく電圧差によってキャプスタンモータのドライブ電圧
を制御可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DATプレーヤ、特に
ATF制御方式のテープ走行制御機能を備えたDATプ
レーヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、DATプレーヤには、回転ヘッド
で記録する信号中にトラッキング用の信号を含めて記録
し、再生時には回転ヘッド自身がトラッキング信号を検
出することによりヘッド位置を割り出すと共に、この割
り出したヘッドの位置から誤差信号をキャプスタンモー
タへと送るようにした所謂ATF(Automatic Track Fo
llowing)制御方式のテープ走行制御機能を設けたDA
Tプレーヤがある。
【0003】このATF制御方式は、再生ヘッド自身が
直接目的トラックからの誤差を検出するため温度条件や
経時変化等による機械的寸法誤差に対しても安定したサ
ーボをかけることができ、しかも、固定ヘッドを不要と
するためシステムの小型化やコストダウンをも図れると
いう利点を有している。
【0004】このDATプレーヤに採用されているAT
F制御方式のトラッキングエラーの検出は、自分のトラ
ック以外にも隣接トラックにヘッドが乗っているため、
この隣接トラックからのクロストークを常に受けている
ことを利用し、隣接トラックにトラッキングエラー検出
用のパイロット信号を記録して検出することによりヘッ
ドがどちらにずれているかを判断する。
【0005】ATF制御方式を採用したDATプレーヤ
としては、図4に示すように、走行するテープ上から再
生ヘッドを通して読み出された信号がRFアンプ1によ
り再生され、この再生信号をATF制御回路2のパイロ
ット信号検出回路3とデジタルシンク検出回路4とに分
岐するように構成されたものがある。
【0006】パイロット信号検出回路4は、ロウパスフ
ィルタ3aと、エンべロープ検波回路3bと、第1,第
2サンプリングホールド回路3c,3dを備え、ATF
による位相制御を行うためのパイロット信号の検出を行
う。
【0007】デジタルシンク検出回路4は、イコライザ
4a、コンパレータ4b、SYNC検出回路4c、サン
プリングパルス発生回路4dを備えている。
【0008】第2サンプリングホールド回路3dから出
力されたサンプリング後のトラッキングエラー電圧は、
キャプスタンモータ5の周波数発電機5aから検出され
るスピードエラー電圧と共にモータドライバ6を経てキ
ャプスタンモータ5へと供給される。
【0009】ここで、AFT制御がかかっているときの
パイロット信号とトラッキングエラー電圧を得るための
サンプリングパルスのタイミング関係は、図5に示すよ
うな関係となっている。
【0010】すなわち、メイントラックM1に隣接して
サンプリングパルスSP1でサンプリングされた隣接パ
イロットP1の電圧とサンプリングパルスSP2でサン
プリングされた隣接パイロットP2の電圧とを比較し、
これを±0にするようにキャプスタンモータ5のドライ
ブ電圧を制御している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した制
御方式では、パイロット信号は、テープ上になんらかの
不具合、例えば、SYNC信号の不整合などがあった場
合、図6に示すように、これをパイロットフィルタが拾
って一種のノイズNとして作用し、このノイズNが例え
ば、サンプリングパルスSP1と同じタイミングで隣接
トラックT1に発生したとするとオフトラックが生じる
という問題が生じていた。
【0012】本発明は、上記実状に鑑み、パイロット信
号上に発生したノイズによるオフトラックをなくすよう
にキャプスタンモータに対してATF制御をかけること
ができるようにしたDATプレーヤを提供することを目
的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、その目的を達
成するため、第1サンプリングパルスと第2サンプリン
グパルスとを発生するサンプリングパルス発生回路と、
前記第1サンプリングパルスでサンプリングされた第1
隣接パイロットの電圧と前記第2サンプリングパルスで
サンプリングされた第2隣接パイロットの電圧とを比較
してキャプスタンモータのドライブ電圧を制御するAT
F制御部とを備えたDATプレーヤにおいて、前記各サ
ンプリングパルスを所定時間遅らせた第1,第2遅延パ
ルスを発生させる第1,第2遅延パルス発生手段を設
け、該第1,第2遅延パルス発生手段によって発生され
た前記第1,第2遅延パルスに基づく電圧差によってキ
ャプスタンモータのドライブ電圧を制御可能としたこと
を要旨とするものである。
【0014】
【作用】このような構成においては、パイロット信号の
検波出力に何らかの原因でノイズが乗った時、ヘッドが
オフトラックすることを検出してオントラックする方向
へ補正をかける。
【0015】
【実施例】次に、本発明のDATプレーヤの実施例を図
面に基づいて説明する。なお、図1において、上記従来
技術と同一の構成には同一の符号を付してその説明を省
略する。
【0016】図1において、11はRFアンプ、12は
ATF制御回路である。このATF制御回路12は、パ
イロット信号検出回路20とデジタルシンク検出回路3
0とを備えている。
【0017】パイロット信号検出回路20は、ロウパス
フィルタ21、エンベロープ検波回路22、第1,第2
サンプリングホールド回路23,24を備え、ATFに
よる位相制御を行うためのパイロット信号の検出を行
う。
【0018】デジタルシンク検出回路30は、イコライ
ザ31、コンパレータ32、SYNC検出回路33、サ
ンプリングパルス発生回路34、第1,第2遅延パルス
発生回路(第1,第2遅延パルス発生手段)35,36
を備えている。
【0019】サンプリングパルス発生回路34は、第
1,第2サンプリングパルスSP1,SP2を発生させ
てこの第1,第2サンプリングパルスSP1,SP2を
第1,第2サンプリングホールド回路23,24へと出
力する。また、同時に、第1,第2サンプリングパルス
SP1,SP2を第1,第2遅延パルス発生回路35,
36に出力する。
【0020】第1,第2遅延パルス発生回路35,36
は、第1,第2サンプリングパルスSP1,SP2を所
定時間遅らせた遅延パルスSP1’,SP2’を第1,
第2サンプリングホールド回路23,24へと出力す
る。
【0021】上記の構成において、テープを再生する
と、まず、サンプリングパルス発生回路34により発生
された第1,第2サンプリングパルスSP1,SP2に
基づいてATF制御をかける。
【0022】ここで、ATF制御がかかっているときの
パイロット信号とトラッキングエラー電圧を得るための
サンプリングパルスのタイミング関係は、図2に示すよ
うな関係となっている。
【0023】即ち、メインパイロットM1に隣接した第
1サンプリングパルスSP1でサンプリングされた隣接
パイロットP1の電圧と、同様に第2サンプリングパル
スSP2でサンプリングされた隣接パイロットP2の電
圧差を求める。このとき、電圧差が±0であればサーボ
正常、電圧差が±0でない場合には、メカ系、サーボ系
の異常であるということがわかる。
【0024】次に、遅延パルスSP1’,SP2’とで
隣接パイロットP1’,P2’の電圧差を求め、それが
±0であるかを確認する。このとき、電圧差が±0であ
ればサーボは正常、パイロット信号にノイズが乗った状
態であった場合には電圧差は±0にならないため、この
時点で第1,第2サンプリングパルスSP1,SP2を
第1,第2遅延パルスSP1’,SP2’へと切り換え
てATF制御を行う。これにより、図2に示したオフト
ラックした状態から図3に示したオントラックした状態
に戻すことができる。
【0025】このように、パイロット信号に飛び込んだ
ノイズによるATF制御への影響、即ち、オフトラッキ
ングを取り除き、正常なテープ走行、即ち、オントラッ
キングを確保することが可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のDATプ
レーヤにあっては、各サンプリングパルスを所定時間遅
らせた第1,第2遅延パルスを発生させる第1,第2遅
延パルス発生手段を設け、該第1,第2遅延パルス発生
手段によって発生された前記第1,第2遅延パルスに基
づく電圧差によってキャプスタンモータのドライブ電圧
を制御可能としたことにより、パイロット信号上に発生
したノイズによるオフトラックをなくすようにキャプス
タンモータに対してATF制御をかけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDATプレーヤを示すブロック回路図
である。
【図2】サンプリングパルスによるATF制御を示す波
形図である。
【図3】遅延パルスによるATF制御を示す波形図であ
る。
【図4】従来のDATプレーヤを示すブロック図であ
る。
【図5】サンプリングパルスのタイミングを示す波形図
である。
【図6】ノイズによるオフトラック状態を示す波形図で
ある。
【符号の説明】
5 キャプスタンモータ 6 モータドライバ 12 ATF制御部(ATF制御回路) 34 サンプリングパルス発生回路 35 第1遅延パルス発生回路(第1遅延パルス発生手
段) 36 第2遅延パルス発生回路(第2遅延パルス発生手
段) SP1 第1サンプリングパルス SP2 第2サンプリングパルス SP1’ 第1遅延パルス SP2’ 第2遅延パルス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1サンプリングパルスと第2サンプリ
    ングパルスとを発生するサンプリングパルス発生回路
    と、前記第1サンプリングパルスでサンプリングされた
    第1隣接パイロットの電圧と前記第2サンプリングパル
    スでサンプリングされた第2隣接パイロットの電圧とを
    比較してキャプスタンモータのドライブ電圧を制御する
    ATF制御部とを備えたDATプレーヤにおいて、 前記各サンプリングパルスを所定時間遅らせた第1,第
    2遅延パルスを発生させる第1,第2遅延パルス発生手
    段を設け、該第1,第2遅延パルス発生手段によって発
    生された前記第1,第2遅延パルスに基づく電圧差によ
    ってキャプスタンモータのドライブ電圧を制御可能とし
    たことを特徴とするDATプレーヤ。
JP4331085A 1992-11-17 1992-11-17 Datプレーヤ Pending JPH06162616A (ja)

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JP4331085A JPH06162616A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 Datプレーヤ

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JP4331085A JPH06162616A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 Datプレーヤ

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JP4331085A Pending JPH06162616A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 Datプレーヤ

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