JPH0628268Y2 - 織物シート - Google Patents
織物シートInfo
- Publication number
- JPH0628268Y2 JPH0628268Y2 JP7185590U JP7185590U JPH0628268Y2 JP H0628268 Y2 JPH0628268 Y2 JP H0628268Y2 JP 7185590 U JP7185590 U JP 7185590U JP 7185590 U JP7185590 U JP 7185590U JP H0628268 Y2 JPH0628268 Y2 JP H0628268Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- woven fabric
- cushioning
- sheet
- woven
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は織物シート、詳しくは合成繊維からなる織物シ
ートに関する。
ートに関する。
（従来の技術） 従来、合成繊維からなる織物シートは単に緯糸と経糸と
を編成しなる略平坦状のものであるため、緩衝機能を備
えもつものではなかった。
を編成しなる略平坦状のものであるため、緩衝機能を備
えもつものではなかった。
（考案が解決しようとする課題） 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、緩衝機能
を備えもち、更に排水性にも優れた織物シートを提供す
ることである。
されたものであり、その目的とするところは、緩衝機能
を備えもち、更に排水性にも優れた織物シートを提供す
ることである。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段
は、複数の合成繊維で織成加工することにより縦方向に
伸びる凸状部を表裏両面の横方向に夫々平行状に多数設
けてなる緩衝織布と、該織布の表裏両面に接着される防
水材とで構成したことである。
は、複数の合成繊維で織成加工することにより縦方向に
伸びる凸状部を表裏両面の横方向に夫々平行状に多数設
けてなる緩衝織布と、該織布の表裏両面に接着される防
水材とで構成したことである。
（考案の作用効果） 本考案は、上記せる如き構成を有するため、緩衝織布の
表裏両面の凸条部によってクッション性が付与され、更
にその緩衝織布の表裏両面に接着した防水材によって排
水性をも付与した新規有用な織物シートが提供でき利用
価値の高いものである。
表裏両面の凸条部によってクッション性が付与され、更
にその緩衝織布の表裏両面に接着した防水材によって排
水性をも付与した新規有用な織物シートが提供でき利用
価値の高いものである。
（実施例） 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、本
考案織物シートＡは緩衝織布ａと防水材ｂ，ｂとで構成
される。
考案織物シートＡは緩衝織布ａと防水材ｂ，ｂとで構成
される。
第１図は表裏両面に凸条部３…を多数設けた緩衝織布ａ
と、該緩衝織布ａの表裏両面に設けられるＰＶＣ、ウレ
タン、ポリエチレン、ＥＶＡ等の合成樹脂シート４等か
らなる防水材ｂ，ｂとの重層構造である。
と、該緩衝織布ａの表裏両面に設けられるＰＶＣ、ウレ
タン、ポリエチレン、ＥＶＡ等の合成樹脂シート４等か
らなる防水材ｂ，ｂとの重層構造である。
緩衝織布ａは、例えば合成繊維からなる複数の経糸１…
と緯糸２…とを織成加工してなるもので、前記緯糸２…
には収縮率の異なるものを用いており、その一例を示す
と、平行状にして、かつ夫々の凹凸2b′，2b″，2c′，
2c″が交互に位置した塩化ビニリデン及びポリエステル
からなる波形状の緯糸2bと2cとで形成される縦方向にト
ンネル状の空隙７の横方向中心にポリエチレンからなる
緯糸2a…を、空隙７の周囲にポリエステルからなる多数
の経糸１…を設けるものとしたもので、表裏両面に縦方
向に伸びる凸条部３…が横方向に夫々平行状に多数設け
られたものである。
と緯糸２…とを織成加工してなるもので、前記緯糸２…
には収縮率の異なるものを用いており、その一例を示す
と、平行状にして、かつ夫々の凹凸2b′，2b″，2c′，
2c″が交互に位置した塩化ビニリデン及びポリエステル
からなる波形状の緯糸2bと2cとで形成される縦方向にト
ンネル状の空隙７の横方向中心にポリエチレンからなる
緯糸2a…を、空隙７の周囲にポリエステルからなる多数
の経糸１…を設けるものとしたもので、表裏両面に縦方
向に伸びる凸条部３…が横方向に夫々平行状に多数設け
られたものである。
防水材ｂは、所望厚みに形成した従来周知のＰＶＣ、ウ
レタン、ポリエチレン、ＥＶＡ等からなる合成樹脂シー
ト４で、前記緩衝織布ａの表裏両面に接着剤５，５を介
して一体的に設けられる。
レタン、ポリエチレン、ＥＶＡ等からなる合成樹脂シー
ト４で、前記緩衝織布ａの表裏両面に接着剤５，５を介
して一体的に設けられる。
また、図示例にあっては合成樹脂シート４，４で緩衝織
布ａを単に挾着した状態を示すが、緩衝織布ａの全体を
包み込むようにしたものであってもよい。
布ａを単に挾着した状態を示すが、緩衝織布ａの全体を
包み込むようにしたものであってもよい。
尚、緩衝織布ａ側に接着剤５をあらかじめ塗布すること
は困難であるため、合成樹脂シート４，４の表面に接着
剤５，５は塗布するものとし、そして緩衝織布ａを貼着
せしめるか、あるいは両面テープを用いるものとするの
が好ましい。
は困難であるため、合成樹脂シート４，４の表面に接着
剤５，５は塗布するものとし、そして緩衝織布ａを貼着
せしめるか、あるいは両面テープを用いるものとするの
が好ましい。
ここで具体的な製造方法の一例について説明すると、ま
ず所望厚みに形成した合成樹脂シート４を前方へ送り出
し、その表面に所望な接着剤５を塗布した後に乾燥室等
を通過せしめ、そしてあらかじめ形成されている緩衝織
布ａを前記ＰＶＣシート４の接着面に対向せしめ、両者
が重なって通過する際に押圧されて両者が接触する程度
の間隙を有するロール間を通過させて接着結合してな
る。また、前記乾燥室等を通過せしめる工程は両者ａ，
４の接着後であってもよく任意である。
ず所望厚みに形成した合成樹脂シート４を前方へ送り出
し、その表面に所望な接着剤５を塗布した後に乾燥室等
を通過せしめ、そしてあらかじめ形成されている緩衝織
布ａを前記ＰＶＣシート４の接着面に対向せしめ、両者
が重なって通過する際に押圧されて両者が接触する程度
の間隙を有するロール間を通過させて接着結合してな
る。また、前記乾燥室等を通過せしめる工程は両者ａ，
４の接着後であってもよく任意である。
そして、上記せる如き片面に合成樹脂シート４を接着し
たもののもう一方の緩衝織布３面側にも合成樹脂シート
４を重合せしめてロール間を通過させ、表裏両面に合成
樹脂シート４，４を設ける。
たもののもう一方の緩衝織布３面側にも合成樹脂シート
４を重合せしめてロール間を通過させ、表裏両面に合成
樹脂シート４，４を設ける。
尚、上記せる緩衝織布ａの材質及び形状あるいは防水材
ｂの材質は一例を示すにすぎず、これに限定はされな
い。
ｂの材質は一例を示すにすぎず、これに限定はされな
い。
また、第７図乃至第９図は他の実施例を示し、第７図は
防水材ｂを合成樹脂シート４とポリプロピレン等からな
る発泡材６との重層構造としたもので、発泡材６は連
続、独立発泡のいずれであってもよく、また第８図の様
に合成樹脂シート４を複数枚設けるものとしてもよく任
意であり、第９図は防水材ｂを独立発泡材６′のみから
なるものとする。また、独立発泡材６′は、発泡ＰＶ
Ｃ、発泡ＰＰ、ゴム発泡体等任意である。
防水材ｂを合成樹脂シート４とポリプロピレン等からな
る発泡材６との重層構造としたもので、発泡材６は連
続、独立発泡のいずれであってもよく、また第８図の様
に合成樹脂シート４を複数枚設けるものとしてもよく任
意であり、第９図は防水材ｂを独立発泡材６′のみから
なるものとする。また、独立発泡材６′は、発泡ＰＶ
Ｃ、発泡ＰＰ、ゴム発泡体等任意である。
従って、発泡材６，６′が緩衝織布ａのクッション性と
相まって緩衝機能が向上する。
相まって緩衝機能が向上する。
尚、図示例にあっては一方の防水材ｂのみに発泡材６，
６′を使用したもので示すが、緩衝織布ａの表裏両面で
あってもよく任意である。
６′を使用したもので示すが、緩衝織布ａの表裏両面で
あってもよく任意である。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は本考案織物シ
ートの一部省略して示す全体斜視図、第２図は緩衝織布
の一部省略して示す平面図、第３図は第２図の（III）
−（III）線拡大断面図、第４図は第２図の（IV）−（I
V）線拡大断面図、第５図は第２図の（Ｖ）−（Ｖ）線
拡大断面図、第６図は第２図の（VI）−（VI）線拡大断
面図、第７図乃至第９図は他の実施例を示す簡略縦断正
面図である。 尚、図中 Ａ，：織物シート ａ：緩衝織布 ｂ：防水材 １：経糸 2a，2b，2c：緯糸 ３：凸条部 ４：合成樹脂シート ５：接着剤
ートの一部省略して示す全体斜視図、第２図は緩衝織布
の一部省略して示す平面図、第３図は第２図の（III）
−（III）線拡大断面図、第４図は第２図の（IV）−（I
V）線拡大断面図、第５図は第２図の（Ｖ）−（Ｖ）線
拡大断面図、第６図は第２図の（VI）−（VI）線拡大断
面図、第７図乃至第９図は他の実施例を示す簡略縦断正
面図である。 尚、図中 Ａ，：織物シート ａ：緩衝織布 ｂ：防水材 １：経糸 2a，2b，2c：緯糸 ３：凸条部 ４：合成樹脂シート ５：接着剤
Claims (1)
- 【請求項１】複数の合成繊維で織成加工することにより
縦方向に伸びる凸条部を表裏両面の横方向に夫々平行状
に多数設けてなる緩衝織布と、該織布の表裏両面に接着
される防水材とから構成される織物シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7185590U JPH0628268Y2 (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | 織物シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7185590U JPH0628268Y2 (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | 織物シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0429036U JPH0429036U (ja) | 1992-03-09 |
| JPH0628268Y2 true JPH0628268Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31609263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7185590U Expired - Lifetime JPH0628268Y2 (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | 織物シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628268Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-04 JP JP7185590U patent/JPH0628268Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0429036U (ja) | 1992-03-09 |
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