JPH06282170A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
- Publication number
- JPH06282170A JPH06282170A JP7010193A JP7010193A JPH06282170A JP H06282170 A JPH06282170 A JP H06282170A JP 7010193 A JP7010193 A JP 7010193A JP 7010193 A JP7010193 A JP 7010193A JP H06282170 A JPH06282170 A JP H06282170A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- developing
- magnetic
- latent image
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 過剰撹拌による磁性現像剤の劣化を抑制する
と共に、トナーフィルミングを防止及び現像装置の小型
化することにある。 【構成】 磁石ローラ33の磁力により現像スリーブ32上
に担持した現像剤Tmのコート層厚を磁性ブレード34に
より薄層に規制しながら、現像スリーブ32により現像剤
Tmを感光体ドラム10と対向した現像位置へと搬送し
て、感光体ドラム10上に形成された潜像を現像する現像
装置30であって、磁石ローラ33に設けられた磁極のうち
の、現像スリーブ32の移動方向に関して現像位置よりも
下流側に隣接する同極の磁石を設け、当該同極の磁石に
対向する位置に現像スリーブ32表面に清掃部材38を圧接
させ、且つ清掃部材38の斜め上方で現像スリーブ32表面
から離間した位置に現像剤Tm汲上げる汲上ローラ37を
配設した。
と共に、トナーフィルミングを防止及び現像装置の小型
化することにある。 【構成】 磁石ローラ33の磁力により現像スリーブ32上
に担持した現像剤Tmのコート層厚を磁性ブレード34に
より薄層に規制しながら、現像スリーブ32により現像剤
Tmを感光体ドラム10と対向した現像位置へと搬送し
て、感光体ドラム10上に形成された潜像を現像する現像
装置30であって、磁石ローラ33に設けられた磁極のうち
の、現像スリーブ32の移動方向に関して現像位置よりも
下流側に隣接する同極の磁石を設け、当該同極の磁石に
対向する位置に現像スリーブ32表面に清掃部材38を圧接
させ、且つ清掃部材38の斜め上方で現像スリーブ32表面
から離間した位置に現像剤Tm汲上げる汲上ローラ37を
配設した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機、静電
記録、磁気記録機等の画像形成装置において潜像支持手
段上に形成した潜像を現像するのに使用する現像装置に
関し、磁性キャリアを有する二成分現像剤或いは一成分
磁性現像剤を用いる現像装置に関する。
記録、磁気記録機等の画像形成装置において潜像支持手
段上に形成した潜像を現像するのに使用する現像装置に
関し、磁性キャリアを有する二成分現像剤或いは一成分
磁性現像剤を用いる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機、静電記録機或いは磁気
記録機等の画像形成装置においては、潜像支持手段上に
形成した潜像を現像装置により現像してトナー像として
可視化することを行っている。
記録機等の画像形成装置においては、潜像支持手段上に
形成した潜像を現像装置により現像してトナー像として
可視化することを行っている。
【0003】従来、上記の現像方法として、一成分磁性
現像剤を使用して行うジャンピング現像法が知られてい
る。このジャピング現像法は、現像剤担持体の表面上に
キャリアを含まない一成分磁性現像剤を所定厚みで塗布
して均一な薄層の現像剤のコート層(以下、これを単に
コート層という。)を現像剤担持体上に担持して潜像支
持手段の潜像担持体面に対向させ、その静電引力により
現像剤を現像剤担持体から潜像担持面に飛翔させて現像
する方法である(例えば、特公昭41-9475号公報参
照)。
現像剤を使用して行うジャンピング現像法が知られてい
る。このジャピング現像法は、現像剤担持体の表面上に
キャリアを含まない一成分磁性現像剤を所定厚みで塗布
して均一な薄層の現像剤のコート層(以下、これを単に
コート層という。)を現像剤担持体上に担持して潜像支
持手段の潜像担持体面に対向させ、その静電引力により
現像剤を現像剤担持体から潜像担持面に飛翔させて現像
する方法である(例えば、特公昭41-9475号公報参
照)。
【0004】このような現像法によれば、現像剤が潜像
支持手段の潜像担持面の潜像電位のない非画像部に引き
付けられないだけでなく、従来のコンタクト現像法のよ
うに現像剤担持体上に担持されている現像剤が非画像部
へのカブリが全くない良好な現像が実現できる。
支持手段の潜像担持面の潜像電位のない非画像部に引き
付けられないだけでなく、従来のコンタクト現像法のよ
うに現像剤担持体上に担持されている現像剤が非画像部
へのカブリが全くない良好な現像が実現できる。
【0005】しかしながら、上記のような現像法におい
ても、実用化するに際して、以下に述べるような問題点
が存在する。
ても、実用化するに際して、以下に述べるような問題点
が存在する。
【0006】即ち、潜像支持手段の潜像担持面の画像履
歴の差による影響で、得られる原画像の濃度に差を生じ
ることである。上記の「画像履歴」とは、潜像支持手段
の潜像担持面での画像の形成があったか、非形成であっ
たかの画像の形成経過を意味する。潜像担持体面の画像
履歴によって画像濃度に差がでるのは、現像剤担持体上
のコート層の内容が画像履歴に影響されるからである。
歴の差による影響で、得られる原画像の濃度に差を生じ
ることである。上記の「画像履歴」とは、潜像支持手段
の潜像担持面での画像の形成があったか、非形成であっ
たかの画像の形成経過を意味する。潜像担持体面の画像
履歴によって画像濃度に差がでるのは、現像剤担持体上
のコート層の内容が画像履歴に影響されるからである。
【0007】当該画像履歴の差による現像性の差は、現
像位置を通過した後の現像剤担持体表面に残存した現像
剤を全て剥取ることにより、現像剤担持体表面の全面上
に新しい現像剤を供給して、所定厚さの均一な薄いコー
ト層を形成するようにすれば、解消することができる。
像位置を通過した後の現像剤担持体表面に残存した現像
剤を全て剥取ることにより、現像剤担持体表面の全面上
に新しい現像剤を供給して、所定厚さの均一な薄いコー
ト層を形成するようにすれば、解消することができる。
【0008】係る問題点を解決しようとした現像装置が
提案されている(特開平4-43379号公報)。図3は従来
の現像装置を示す断面図である。
提案されている(特開平4-43379号公報)。図3は従来
の現像装置を示す断面図である。
【0009】現像装置は、図3に示すように現像剤供給
手段内蔵の現像容器1内に収容した一成分磁性現像剤
を、現像剤担持体2内に設置した磁界発生手段3の磁力
により現像剤担持体2上に担持して、現像剤担持体2上
でのコート層厚を現像剤規制部材4により規制しなが
ら、現像剤担持体2により現像剤を潜像支持手段10と対
向した現像位置へと搬送し、潜像支持手段10上に形成さ
れた潜像を現像剤により現像するものであって、磁界発
生手段3の磁石に設けられた磁極のうちの、現像剤担持
体2の移動方向に関して現像剤規制部材4よりも上流側
且つ現像位置よりも下流側に位置された2つの同極の磁
極の間の位置で、現像剤担持体2に当接して回転する弾
性ローラ5を現像容器1内に設けたことにより、潜像支
持手段10の潜像担持面での画像形成、非形成の画像履歴
の差による現像性への影響を解消し、更に現像剤除去手
段として設けた弾性ローラ5で現像剤担持体2表面から
除去された現像剤を、現像剤を収容する現像容器1内へ
移動させる流路A1とA2を設けることにより、現像剤担
持体2表面から現像剤を除去しトナーフィルミング(以
下、単にフィルミングという。)現象、ゴースト等を回
避しようとするものである。
手段内蔵の現像容器1内に収容した一成分磁性現像剤
を、現像剤担持体2内に設置した磁界発生手段3の磁力
により現像剤担持体2上に担持して、現像剤担持体2上
でのコート層厚を現像剤規制部材4により規制しなが
ら、現像剤担持体2により現像剤を潜像支持手段10と対
向した現像位置へと搬送し、潜像支持手段10上に形成さ
れた潜像を現像剤により現像するものであって、磁界発
生手段3の磁石に設けられた磁極のうちの、現像剤担持
体2の移動方向に関して現像剤規制部材4よりも上流側
且つ現像位置よりも下流側に位置された2つの同極の磁
極の間の位置で、現像剤担持体2に当接して回転する弾
性ローラ5を現像容器1内に設けたことにより、潜像支
持手段10の潜像担持面での画像形成、非形成の画像履歴
の差による現像性への影響を解消し、更に現像剤除去手
段として設けた弾性ローラ5で現像剤担持体2表面から
除去された現像剤を、現像剤を収容する現像容器1内へ
移動させる流路A1とA2を設けることにより、現像剤担
持体2表面から現像剤を除去しトナーフィルミング(以
下、単にフィルミングという。)現象、ゴースト等を回
避しようとするものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記現
像装置(特開平4-43379号公報)においても上記問題点
を十分に解決できない。これは、経時的変化により弾性
ローラ5も十分なクリーニング性能が得られなくなり、
現像剤担持体2上に現像剤を残留してしまうからであ
る。
像装置(特開平4-43379号公報)においても上記問題点
を十分に解決できない。これは、経時的変化により弾性
ローラ5も十分なクリーニング性能が得られなくなり、
現像剤担持体2上に現像剤を残留してしまうからであ
る。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、現像位置を通過した現像後の現像剤担持体表面に残
存した現像剤をより確実に除去してコート層を形成する
ことにより、潜像支持手段の潜像担持体面での画像形
成、非形成の画像履歴の差による現像性への悪影響を解
消して、長期にわたって画像再現性がよく、摩擦帯電が
安定し、過剰撹拌による劣化も少なく、フィルミングが
防止され使用寿命の長い改良した現像装置を提供するこ
とにある。
で、現像位置を通過した現像後の現像剤担持体表面に残
存した現像剤をより確実に除去してコート層を形成する
ことにより、潜像支持手段の潜像担持体面での画像形
成、非形成の画像履歴の差による現像性への悪影響を解
消して、長期にわたって画像再現性がよく、摩擦帯電が
安定し、過剰撹拌による劣化も少なく、フィルミングが
防止され使用寿命の長い改良した現像装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の係
る現像装置によって達成される。要約すれば本発明は、
現像容器内に収容した磁性現像剤を、現像剤担持体内に
設置した磁界発生手段の磁力により前記現像剤担持体上
に担持して、当該現像剤担持体上での前記現像剤のコー
ト層厚を現像剤規制部材により薄層に規制しながら、前
記現像剤担持体により前記現像剤を潜像支持手段と対向
した現像位置へと搬送し、前記潜像支持手段上に形成さ
れた潜像を前記現像剤により現像する現像装置であっ
て、前記磁界発生手段に設けられた磁極のうちの、前記
現像剤担持体の移動方向に関して現像位置よりも下流側
に隣接する同極の磁石を設け、当該同極の磁石に対向す
る位置に前記現像剤担持体表面に弾性を有する清掃部材
を軽圧接させ、かつ、当該清掃部材の上流側で前記現像
剤担持体表面から離間した位置に現像剤を汲み上げる汲
上ローラを配設したことを特徴とする。
る現像装置によって達成される。要約すれば本発明は、
現像容器内に収容した磁性現像剤を、現像剤担持体内に
設置した磁界発生手段の磁力により前記現像剤担持体上
に担持して、当該現像剤担持体上での前記現像剤のコー
ト層厚を現像剤規制部材により薄層に規制しながら、前
記現像剤担持体により前記現像剤を潜像支持手段と対向
した現像位置へと搬送し、前記潜像支持手段上に形成さ
れた潜像を前記現像剤により現像する現像装置であっ
て、前記磁界発生手段に設けられた磁極のうちの、前記
現像剤担持体の移動方向に関して現像位置よりも下流側
に隣接する同極の磁石を設け、当該同極の磁石に対向す
る位置に前記現像剤担持体表面に弾性を有する清掃部材
を軽圧接させ、かつ、当該清掃部材の上流側で前記現像
剤担持体表面から離間した位置に現像剤を汲み上げる汲
上ローラを配設したことを特徴とする。
【0013】
【作用】即ち、本発明では、上記現像剤担持体上に現像
後の残存する現像剤を剥取り手段として、現像剤担持体
に弾性を有する清掃部材を圧接させ、かつ、当該清掃部
材の上流側で前記現像剤担持体表面から離間した位置に
現像剤を汲み上げる汲上ローラを設けるので、現像剤担
持体を損傷することなく、現像剤担持体上に現像後に残
存する現像剤を効率よく剥取ることができる。更に、清
掃部材の斜め上方に回転する感磁性を有する汲上げロー
ラを配設したので、前記清掃部材により剥き取られた現
像剤を該部に滞留することなくスムーズに次の現像工程
部へ送ることができる。
後の残存する現像剤を剥取り手段として、現像剤担持体
に弾性を有する清掃部材を圧接させ、かつ、当該清掃部
材の上流側で前記現像剤担持体表面から離間した位置に
現像剤を汲み上げる汲上ローラを設けるので、現像剤担
持体を損傷することなく、現像剤担持体上に現像後に残
存する現像剤を効率よく剥取ることができる。更に、清
掃部材の斜め上方に回転する感磁性を有する汲上げロー
ラを配設したので、前記清掃部材により剥き取られた現
像剤を該部に滞留することなくスムーズに次の現像工程
部へ送ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0015】図1は、本発明の現像装置の一実施例を示
す断面図である。図2は本実施例の現像装置の要部断面
図である。
す断面図である。図2は本実施例の現像装置の要部断面
図である。
【0016】現像装置30は潜像支持手段としてドラム状
のOPC感光体ドラム10(以下、潜像支持体を感光体ドラ
ムという。)を使用した複写機に適用したものである。図
には省略したが、図示の矢印A方向に回転自在に支持さ
れた感光体ドラム10の周囲には、本実施例の現像装置30
のほかに、周知のように、電子写真プロセスを用いる帯
電装置、画像露光装置、転写装置、クリーニング装置、
除電装置などが配置されている。
のOPC感光体ドラム10(以下、潜像支持体を感光体ドラ
ムという。)を使用した複写機に適用したものである。図
には省略したが、図示の矢印A方向に回転自在に支持さ
れた感光体ドラム10の周囲には、本実施例の現像装置30
のほかに、周知のように、電子写真プロセスを用いる帯
電装置、画像露光装置、転写装置、クリーニング装置、
除電装置などが配置されている。
【0017】現像装置30は、一成分磁性現像剤Tmを収
納した現像容器(以下、ホッパと称する。)31を備え、
このホッパ31の開口に現像剤担持体として非磁性材料の
矢印B方向に回転する現像スリーブ32が感光体ドラム10
との現像位置を形成するように、所定間隔g2を開けて
対向して配置してある。本実施例では一成分磁性現像剤
を代表して説明するが二成分現像剤のトナーでもよくま
たこれに限定されるものでない。
納した現像容器(以下、ホッパと称する。)31を備え、
このホッパ31の開口に現像剤担持体として非磁性材料の
矢印B方向に回転する現像スリーブ32が感光体ドラム10
との現像位置を形成するように、所定間隔g2を開けて
対向して配置してある。本実施例では一成分磁性現像剤
を代表して説明するが二成分現像剤のトナーでもよくま
たこれに限定されるものでない。
【0018】現像スリーブ32内には磁界発生手段として
磁石ローラ33を現像スリーブ32に固設してある。当該磁
石ローラ33は、現像スリーブ32内にこれと同心円状に配
設されており、図1に示すように、磁石ローラ33の周面
近くに磁極S1,N1,S2,N2,S3,N3,N4がこの
順序で周方向に配設されている。現像スリーブ32にはこ
れに現像バイアスを印加するためのバイアス電源130を
接続してある。
磁石ローラ33を現像スリーブ32に固設してある。当該磁
石ローラ33は、現像スリーブ32内にこれと同心円状に配
設されており、図1に示すように、磁石ローラ33の周面
近くに磁極S1,N1,S2,N2,S3,N3,N4がこの
順序で周方向に配設されている。現像スリーブ32にはこ
れに現像バイアスを印加するためのバイアス電源130を
接続してある。
【0019】新たな現像剤を補給するために現像剤を装
填した補給ホッパ35を設けてある。詳細な説明は省略す
るが補給ローラ36は、コピー消費相当分の現像剤量を補
給するため、コピー時常時回動し補給ホッパ35からホッ
パ31に新たな現像剤を補給する。
填した補給ホッパ35を設けてある。詳細な説明は省略す
るが補給ローラ36は、コピー消費相当分の現像剤量を補
給するため、コピー時常時回動し補給ホッパ35からホッ
パ31に新たな現像剤を補給する。
【0020】ホッパ31内の現像スリーブ32の頂部上の位
置に現像剤規制部材としての磁性ブレード34を現像スリ
ーブ32と所定間隔g1を開けて設けることにより、現像
スリーブ32表面上に担持された現像剤Tmを所定のコー
ト層の厚みに規制する。
置に現像剤規制部材としての磁性ブレード34を現像スリ
ーブ32と所定間隔g1を開けて設けることにより、現像
スリーブ32表面上に担持された現像剤Tmを所定のコー
ト層の厚みに規制する。
【0021】清掃部材38はスポンジゴム、モルトプレン
等の弾性層38aを備え、図示の如く上外側表面は非磁性
材料よりなるAl材料等で被覆されている。弾性層38a
を現像スリーブ32に軽圧接することにより、現像位置を
通過した現像スリーブ32上に残留するトナーを剥取る。
等の弾性層38aを備え、図示の如く上外側表面は非磁性
材料よりなるAl材料等で被覆されている。弾性層38a
を現像スリーブ32に軽圧接することにより、現像位置を
通過した現像スリーブ32上に残留するトナーを剥取る。
【0022】汲上ローラ37は、補給ホッパ31の開口部に
設けた補給ローラ36の下部にあり、かつ後述する清掃部
材38の斜め上方に配設され、図1の如く矢印方向に回動
可能である。汲上ローラ37は現像スリーブ32表面と所定
間隔を開けて対向配置したことにより、剥取った現像剤
を後述する清掃部材38と現像スリーブ32との間隙に滞留
させることなくスムーズに次の現像工程部へ移送するこ
とができる。
設けた補給ローラ36の下部にあり、かつ後述する清掃部
材38の斜め上方に配設され、図1の如く矢印方向に回動
可能である。汲上ローラ37は現像スリーブ32表面と所定
間隔を開けて対向配置したことにより、剥取った現像剤
を後述する清掃部材38と現像スリーブ32との間隙に滞留
させることなくスムーズに次の現像工程部へ移送するこ
とができる。
【0023】汲上ローラ37がホッパ31内にて回転自在に
支持される位置は、現像スリーブ32による現像剤Tmの
搬送方向に関して、現像スリーブ32と感光体ドラム10上
の潜像を現像する現像位置下流側で、かつ磁性ブレード
34よりも上流に位置しており、磁石ローラ33の同極同士
の磁石N3とN4のN3上方に配設されている。
支持される位置は、現像スリーブ32による現像剤Tmの
搬送方向に関して、現像スリーブ32と感光体ドラム10上
の潜像を現像する現像位置下流側で、かつ磁性ブレード
34よりも上流に位置しており、磁石ローラ33の同極同士
の磁石N3とN4のN3上方に配設されている。
【0024】従って、現像装置30において、現像スリー
ブ32が駆動源(図示せず)から駆動力を受けて矢印B方
向に回転すると、ホッパ31内の現像剤Tmは磁力、静電
気力などの支持力により現像スリーブ32の表面上に拘束
して担持し、現像スリーブ32と共にその回転方向へ搬送
される。この現像スリーブ32上に担持して搬送される現
像剤Tmを磁性ブレード34が所定のコート層の厚さにな
るように磁気カットにより規制し、その結果、現像スリ
ーブ32表面上に現像剤Tmの均一な薄層よりなるコート
層が形成される。このコート層は現像スリーブ32の回転
に伴って現像位置へと搬送され、バイアス電源130で現
像スリーブ32に現像バイアスを印加することにより、現
像剤Tmが現像位置において感光体ドラム10上の静電潜
像のパターンに対応しながら、静電気的に間隙g2をジ
ャンピングして感光体ドラム10の表面に転移し、現像に
供される。
ブ32が駆動源(図示せず)から駆動力を受けて矢印B方
向に回転すると、ホッパ31内の現像剤Tmは磁力、静電
気力などの支持力により現像スリーブ32の表面上に拘束
して担持し、現像スリーブ32と共にその回転方向へ搬送
される。この現像スリーブ32上に担持して搬送される現
像剤Tmを磁性ブレード34が所定のコート層の厚さにな
るように磁気カットにより規制し、その結果、現像スリ
ーブ32表面上に現像剤Tmの均一な薄層よりなるコート
層が形成される。このコート層は現像スリーブ32の回転
に伴って現像位置へと搬送され、バイアス電源130で現
像スリーブ32に現像バイアスを印加することにより、現
像剤Tmが現像位置において感光体ドラム10上の静電潜
像のパターンに対応しながら、静電気的に間隙g2をジ
ャンピングして感光体ドラム10の表面に転移し、現像に
供される。
【0025】以上のように、本実施例では感磁性ローラ
37を同極の磁極N3とN4のN3上方に設けたので、現像
スリーブ32の表面上に保持された磁性トナーの現像剤T
mは現像スリーブ32付近の反発磁界の作用により現像ス
リーブ32から離れ易い状態となり、汲上ローラ37により
効果的に汲み上げられる。
37を同極の磁極N3とN4のN3上方に設けたので、現像
スリーブ32の表面上に保持された磁性トナーの現像剤T
mは現像スリーブ32付近の反発磁界の作用により現像ス
リーブ32から離れ易い状態となり、汲上ローラ37により
効果的に汲み上げられる。
【0026】続いて、現像スリーブ32と清掃部材38の当
接部に相当する弾性層38aにおいて、反発磁界の作用に
より清掃部材38と現像スリーブ32の当接部に相当する弾
性層38aには現像剤が入り込まず弾性層38aをもった清掃
部材38で押圧清掃するので、現像スリーブ32から現像剤
Tmの樹脂を拭き取ることができる。
接部に相当する弾性層38aにおいて、反発磁界の作用に
より清掃部材38と現像スリーブ32の当接部に相当する弾
性層38aには現像剤が入り込まず弾性層38aをもった清掃
部材38で押圧清掃するので、現像スリーブ32から現像剤
Tmの樹脂を拭き取ることができる。
【0027】以上のように本実施例の現像装置30によれ
ば、現像位置下流側において、現像剤担持体である現像
スリーブ32を介して形成される反発磁界による現像剤規
制部材である磁性ブレード34より下流側に現像スリーブ
32を介して清掃部材38を感光体ドラム10表面に軽圧接さ
せ、更に弾性を有する清掃部材38上方に感磁性を有する
汲上ローラ37を配設し、剥離トナーの搬送効率を上げ更
にコピー動作中コピーに消費される現像剤Tmに相当量
を連続補給する補給ローラ36を設けることにより、新し
い現像剤による現像剤によるコート層を形成し、これに
より画像履歴の差による影響を除去して、現像位置上流
側の現像位置上流側の現像スリーブ32上に均一かつ密な
状態での現像剤Tmの再配列が行われ、凝集トナーがほ
ぐれ、且つ現像スリーブ32上のフィルミングも拭き取ら
れ、更に現像スリーブ32の表面をキズ付けることがない
ので長期間高品位の現像画像が得られる現像装置30を提
供することができる。
ば、現像位置下流側において、現像剤担持体である現像
スリーブ32を介して形成される反発磁界による現像剤規
制部材である磁性ブレード34より下流側に現像スリーブ
32を介して清掃部材38を感光体ドラム10表面に軽圧接さ
せ、更に弾性を有する清掃部材38上方に感磁性を有する
汲上ローラ37を配設し、剥離トナーの搬送効率を上げ更
にコピー動作中コピーに消費される現像剤Tmに相当量
を連続補給する補給ローラ36を設けることにより、新し
い現像剤による現像剤によるコート層を形成し、これに
より画像履歴の差による影響を除去して、現像位置上流
側の現像位置上流側の現像スリーブ32上に均一かつ密な
状態での現像剤Tmの再配列が行われ、凝集トナーがほ
ぐれ、且つ現像スリーブ32上のフィルミングも拭き取ら
れ、更に現像スリーブ32の表面をキズ付けることがない
ので長期間高品位の現像画像が得られる現像装置30を提
供することができる。
【0028】上述の実施例においては、一成分磁性現像
剤Tmを用いて説明したが、磁性キャリアを含む二成分
現像剤を用いても同様の効果が得られる。
剤Tmを用いて説明したが、磁性キャリアを含む二成分
現像剤を用いても同様の効果が得られる。
【0029】更に、清掃部材38と現像スリーブ32のニッ
プ部付近上方に補給ホッパ35の補給ローラ36を配置する
ことにより、現像スリーブ32上の現像剤Tm及び樹脂を
拭き取った後に新しい現像剤Tmによるコート層を形成
できるので、潜像支持手段10の潜像担持面での画像形
成、非形成の画像履歴の差による影響を除去することが
できる。
プ部付近上方に補給ホッパ35の補給ローラ36を配置する
ことにより、現像スリーブ32上の現像剤Tm及び樹脂を
拭き取った後に新しい現像剤Tmによるコート層を形成
できるので、潜像支持手段10の潜像担持面での画像形
成、非形成の画像履歴の差による影響を除去することが
できる。
【0030】又、本実施例の現像装置30は同極同士の磁
極N3とN4による反発磁界、清掃部材38及び感磁性の汲
上ローラ37は補給ローラ36下方近傍に配設したことによ
り、現像装置30全体をコンパクト下するのに寄与する。
極N3とN4による反発磁界、清掃部材38及び感磁性の汲
上ローラ37は補給ローラ36下方近傍に配設したことによ
り、現像装置30全体をコンパクト下するのに寄与する。
【0031】上述の従来例(特開平4-43379号公報)の
構成では、現像後の現像スリーブ表面上に多量の現像剤
Tmが存在しているので、現像剤撹拌効率は十分とは言
えず、反発磁界形成部近傍にも多量の現像剤Tmが存在
しているのでその分離混合は十分になされない。これに
対して、本実施例の現像装置30によれば、前記問題点を
解決し、長期にわたって画像再現性がよく、摩擦帯電が
安定し、過剰撹拌による劣化も少なく、フィルミング防
止され使用寿命の長く改良される。
構成では、現像後の現像スリーブ表面上に多量の現像剤
Tmが存在しているので、現像剤撹拌効率は十分とは言
えず、反発磁界形成部近傍にも多量の現像剤Tmが存在
しているのでその分離混合は十分になされない。これに
対して、本実施例の現像装置30によれば、前記問題点を
解決し、長期にわたって画像再現性がよく、摩擦帯電が
安定し、過剰撹拌による劣化も少なく、フィルミング防
止され使用寿命の長く改良される。
【0032】
【発明の効果】本発明の現像装置によれば、現像位置下
流側において、現像剤担持体を介して形成される反発磁
界による現像剤規制部材を配設した位置より下流側に弾
性を有する清掃部材の先端部を現像剤担持体表面に軽圧
接させ、感磁性を有する汲上ローラを配設し、トナー搬
送の効率化を図り、更に清掃部材上部にコピー動作中コ
ピーに消費される現像剤相当量を連続補給する現像剤補
給ローラを設けたことにより、新しい現像剤による現像
剤コート層を形成し、これにより画像履歴の差による影
響を除去して、現像位置上流側の現像剤担持体上に均一
かつ密な状態での現像剤の再配列が行われ、凝集トナー
がほぐれ、且つ現像剤担持体上のフィルミングも拭き取
られ、更に現像剤担持体の表面をキズ付けることもない
ので長期間高品位の現像画像が得られる現像装置を提供
することができる。
流側において、現像剤担持体を介して形成される反発磁
界による現像剤規制部材を配設した位置より下流側に弾
性を有する清掃部材の先端部を現像剤担持体表面に軽圧
接させ、感磁性を有する汲上ローラを配設し、トナー搬
送の効率化を図り、更に清掃部材上部にコピー動作中コ
ピーに消費される現像剤相当量を連続補給する現像剤補
給ローラを設けたことにより、新しい現像剤による現像
剤コート層を形成し、これにより画像履歴の差による影
響を除去して、現像位置上流側の現像剤担持体上に均一
かつ密な状態での現像剤の再配列が行われ、凝集トナー
がほぐれ、且つ現像剤担持体上のフィルミングも拭き取
られ、更に現像剤担持体の表面をキズ付けることもない
ので長期間高品位の現像画像が得られる現像装置を提供
することができる。
【図1】本発明の現像装置の一実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本実施例の現像装置の要部断面図である。
【図3】従来の現像装置を示す断面図である。
30 現像装置 31 ホッパ 32 現像スリーブ 33 磁石ローラ 34 磁性ブレード 35 補給ホッパ 36 補給ローラ 37 汲上ローラ 38 清掃部材 38a 弾性層 130 バイアス電源
Claims (1)
- 【請求項1】 現像容器内に収容した磁性現像剤を、現
像剤担持体内に設置した磁界発生手段の磁力により前記
現像剤担持体上に担持して、前記現像剤担持体上での前
記現像剤のコート層厚を現像剤規制部材により薄層に規
制しながら、前記現像剤担持体により前記現像剤を潜像
支持手段と対向した現像位置へと搬送し、前記潜像支持
手段上に形成された潜像を前記現像剤により現像する現
像装置において、前記磁界発生手段に設けられた磁極の
うちの、前記現像剤担持体の移動方向に関して現像位置
よりも下流側に隣接する同極の磁石を設け、当該同極の
磁石に対向する位置に前記現像剤担持体表面に弾性を有
する清掃部材を軽圧接させ、かつ、当該清掃部材の上流
側で前記現像剤担持体表面から離間した位置に現像剤を
汲み上げる汲上ローラを配設したことを特徴とする現像
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7010193A JPH06282170A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7010193A JPH06282170A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06282170A true JPH06282170A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=13421810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7010193A Pending JPH06282170A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06282170A (ja) |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP7010193A patent/JPH06282170A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000298396A (ja) | 現像装置 | |
JP2000047482A (ja) | 現像装置 | |
JPH06282170A (ja) | 現像装置 | |
JP4790922B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4731218B2 (ja) | 現像装置 | |
JP2001265118A (ja) | 現像装置 | |
JPH0934267A (ja) | 現像装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2002072590A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH08190275A (ja) | 現像装置 | |
JPH05289523A (ja) | 現像装置 | |
JPH103219A (ja) | 2成分現像装置 | |
JP2001125366A (ja) | 現像装置 | |
JP2000066513A (ja) | 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置 | |
JP2003255663A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0443379A (ja) | 現像装置 | |
JPH11161023A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH04186383A (ja) | 現像装置 | |
JPH1144996A (ja) | 現像装置 | |
JPH04186265A (ja) | 現像方法及びその装置 | |
JPH10142943A (ja) | 現像装置 | |
JPH05313490A (ja) | 現像装置 | |
JP2003316145A (ja) | 現像装置 | |
JP2004233559A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH063944A (ja) | 現像装置 | |
JP2003316148A (ja) | 画像形成装置 |