JPH06281533A - 光コネクタ端面角度測定方法 - Google Patents

光コネクタ端面角度測定方法

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JPH06281533A
JPH06281533A JP9523793A JP9523793A JPH06281533A JP H06281533 A JPH06281533 A JP H06281533A JP 9523793 A JP9523793 A JP 9523793A JP 9523793 A JP9523793 A JP 9523793A JP H06281533 A JPH06281533 A JP H06281533A
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JP
Japan
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optical connector
face
angle
optical
laser
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Pending
Application number
JP9523793A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Matsuura
一郎 松浦
Masaichi Mobara
政一 茂原
Toshiaki Kakii
俊昭 柿井
Shinji Nagasawa
真二 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度な光コネクタ端面角度測定方法を提供
する。 【構成】 レーザ光を光コネクタ端面で反射させ、該反
射光を光コネクタ端面より所定の距離離れた場所で位置
に換算し、ついで光コネクタを光コネクタ端面のレーザ
光焦点中心で 180°回転して同様に位置を測定し、上記
2つの位置より角度に換算する光コネクタ端面角度測定
方法において、固定した2本のガイドピンに対して多心
光コネクタを反転して装着することにより、多心光コネ
クタを光コネクタ端面のレーザ光焦点中心で 180°回転
し、かつ光コネクタ又はレーザ光の少くとも一方を走査
することにより、光コネクタ端面の任意の場所の角度を
測定することを特徴とする光コネクタ端面角度測定方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光コネクタ端面角度測定
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年光ファイバ網の拡大に伴い、光コネ
クタの低接続損失の重要性が高まっている。光コネクタ
の低接続損失を実現するためには、光ファイバの軸ず
れ、間隙、角度ずれを少なくする必要があるが、光コネ
クタ端面角度に極端な角度差があると、結合時に間隙や
角度ずれを生じるため± 0.2°程度の精度で光コネクタ
端面角度を製造する必要がある。
【0003】このため、単心光コネクタにおいては、製
造時に端面角度を測定しているが、従来は、例えば特公
昭58-31858号公報に示されるように、光ファイバからの
出射光を用いた方法や、電通学会論文誌 '84/2 Vol.J
67-B No.21「光ファイバコネクタ端面検査方法の検討」
のような干渉縞による方法等が提案されている。
【0004】又一般的にSC型のPCコネクタにおいて
は、ガラス面にコネクタを突当てることによる干渉縞
(ニュートンリング)で球面対称度として角度ずれを評
価しており、多心コネクタにおいては、ガイドピンに対
する端面角度を投影機を用いて測定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特公昭58-31858号公報
で開示された端面角度測定方法は、光コネクタ内部での
光ファイバ角度ずれと、端面の角度ずれ(フェルールの
光ファイバ穴の角度ずれと光コネクタ端面の角度ずれ)
とを含むため、あらかじめフェルールの光ファイバ穴角
度を測定し、研磨角度を求めていたが、光ファイバ穴と
光ファイバ外径とにクリアランスがあるため、研磨によ
る光コネクタ端面角度は正確に測定できなかった。
【0006】電通学会論文誌の「光ファイバコネクタ端
面検査方法の検討」の方法では、光学系及び治工具の精
度によって測定精度が決まってしまうことや、端面が複
合材料の場合や、サブミクロンオーダの凹凸がある場合
に測定が困難となる等の問題がある。
【0007】又ニュートンリング法では光ファイバ端面
を突当てるため傷がつく可能性があることと、複合材料
の場合やサブミクロンオーダの凹凸がある場合に測定が
困難となる。一方、多心光コネクタにおける投影機によ
る角度測定は、ガイドピンが円筒でエッジのフォーカス
位置によるずれを生じるため、0.05°程度の精度であっ
た。又光コネクタのエッジでの測定になるため、光コネ
クタ端面での面ダレの影響等により、光ファイバ面近傍
での角度とは必ずしも一致していない。
【0008】近年の光コネクタへの低接続損失化の重要
性から高精度な光コネクタ端面角度測定方法の開発の要
請が強く、本発明は上記要請に鑑みてなされたものであ
り、高精度な光コネクタ端面角度測定方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明の光コネクタ端面角度測定方法の特徴は、レーザ光
を光コネクタ端面で反射させ、該反射光を光コネクタ端
面より所定の距離離れた場所で位置に換算し、ついで光
コネクタを光コネクタ端面のレーザ光焦点中心で 180°
回転して同様に位置を測定し、上記2つの位置より角度
に換算する光コネクタ端面角度測定方法において、固定
した2本のガイドピンに対して多心光コネクタを反転し
て装着することにより、多心光コネクタを光コネクタ端
面のレーザ光焦点中心で 180°回転し、かつ光コネクタ
又はレーザ光の少くとも一方を走査することにより、光
コネクタ端面の任意の場所の角度を測定することにあ
る。
【0010】
【実施例】図1は光コネクタ端面が90°の場合の本発明
光コネクタ端面角度測定方法の具体例の測定系の説明図
である。図面に示すように、レーザ源2よりHe−Ne
レーザ等のレーザ光4を光コネクタ1の端面に当て、そ
の反射光5を光コネクタ1端面より距離L離れた場所の
2次元光電変換素子3を用いて上記反射光5を画像処理
及び数値処置し、位置に変換する。次に上記光コネクタ
1を光コネクタ端面のレーザ光焦点中心に 180°反転
し、前記同様にレーザ光4を光コネクタ1の端面に当
て、その反射光5'を上記2次元光電変換素子3を用いて
前記同様の処理を行って位置に変換する。この2つの位
置の差dと光コネクタ1端面から2次元光電変換素子3
までの距離Lより、θ(断面角度)=1/2tan-1(d/2L)
より端面角度θを求めることができる。
【0011】図2は光コネクタ端面が90°でない場合の
本発明端面角度測定方法の具体例の測定系の説明図であ
る。この具体例は光コネクタ端面が約8°傾いている場
合等の測定に有効である。前記同様に、レーザ源2より
のレーザ光4を光コネクタ1の端面に当て、その反射光
5を光コネクタ1端面から距離L離れた場所に設置した
第1の2次元光電変換素子3aを用いて処理し、位置に変
換する。次に上記光コネクタ1を光コネクタ端面のレー
ザ光焦点中心に 180°反転し、前記同様にレーザ光4を
光コネクタ1の端面に当て、その反射光5'を上記第1の
2次元光電変換素子3aと位置d離れた位置にある第2の
2次元光電変換素子3bを用いて前記同様の処理を行って
位置に変換する。上記2つの位置の差dと光コネクタ1
端面から2次元光電変換素子3a,3bまでの距離Lから端
面角度θを求めるのは前記同様である。この具体例は、
光コネクタ1の軸と光レーザ軸とがなす角φが、数度角
度ずれがあった場合でも測定可能なため治具の設計が容
易となる。
【0012】図3は多心光コネクタを 180°反転させる
治具の説明図で、図3(イ)は斜視図、図3(ロ)は反
転前の側面図、図3(ハ)は 180°反転後の側面図であ
る。図面に示すように、治具体体11の一端に固定した2
本のステンレス等の高精度ガイドピン14に、光コネクタ
1のガイドピン穴を挿入すると共に、上記光コネクタ1
の後端部に、スプリング12を介して、光コネクタ1のガ
イドピン穴より太く、先端を面取りした押圧ピン13を押
圧して位置決めして、前記の測定を行う。ついで、上記
光コネクタ1を取外し、 180°反転して再び取付け、測
定を行う。
【0013】図4及び図5は本発明の光コネクタ端面角
度測定方法において、レーザ光を走査して光コネクタ端
面の任意の場所の角度を測定する方法の具体例の説明図
で、図4は光コネクタ端面が90°の場合の測定系図、図
5は光コネクタ端面が90°でない場合の測定系図であ
る。なお、図面において、図1及び図2と同一符号は同
一部位をあらわしている。
【0014】レーザ光の走査方法としては、x方向、y
方向を走査できるように、レーザ光源2と光コネクタ1
端面の間にガルバノミラー、ポリゴンミラー、音響偏向
器等6a,6bを1つ又は2つ以上組合せて配置し、光コネ
クタ1端面を走査する。
【0015】図6及び図7は本発明の光コネクタ端面角
度測定方法において、光コネクタ1を走査して光コネク
タ端面の任意の場所の角度を測定する方法の具体例の説
明図で、図6は光コネクタ端面が90°の場合の測定系
図、図7は光コネクタ端面が90°でない場合の測定系図
である。なお、図面において、図1及び図2と同一符号
は同一部位をあらわしている。光コネクタの走査方法と
しては、光コネクタの固定治具を、又は光コネクタを直
接X,Yステージ等に固定し、移動させる。この場合、
測定方法は、光コネクタの 180°回転とともに測定位置
が変わるため、光源ミラー等の光軸方向変換器、光コネ
クタ、X,Yステージ、2次元光電変換素子のいずれか
を、回転中心に対し点対称位置に合うように補正する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光コネク
タ端面角度測定方法によれば、光学系や治工具の精度の
影響を殆んど受けずに、光コネクタ端面角度が測定で
き、複合材料やサブミクロンオーダの凹凸がある場合に
おいても角度測定が可能となる。又多心光コネクタにお
いては、ガイドピン基準での角度測定が高精度に、そし
て安価に実施できる。特に、低反射特性を主眼に開発さ
れている端面角度が斜め(約8°)の光コネクタでは、
その斜め角度の計測技術精度が直接製品の良否に作用す
るので、本発明の測定方法を活用することにより、特性
のすぐれた光コネクタを実現させることができる。この
ように、本発明の光コネクタ端面角度測定方法により、
精度よく計測した光コネクタは、現地でのランダム結合
においても安定した特性を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光コネクタ端面が90°の場合の本発明光コネク
タ端面角度測定方法の具体例の測定系の説明図である。
【図2】光コネクタ端面が90°でない場合の本発明光コ
ネクタ端面角度測定方法の具体例の測定系の説明図であ
る。
【図3】多心光コネクタを 180°反転させる治具の説明
図で、図3(イ)は斜視図、図3(ロ)は反転前の側面
図、図3(ハ)は 180°反転後の側面図である。
【図4】図1の測定方法において、レーザ光を走査して
測定する方法の具体例の説明図である。
【図5】図2の測定方法において、レーザ光を走査して
測定する方法の具体例の説明図である。
【図6】図1の測定方法において、光コネクタを走査し
て測定する方法の具体例の説明図である。
【図7】図2の測定方法において、光コネクタを走査し
て測定する方法の具体例の説明図である。
【符号の説明】
1 光コネクタ 2 レーザ源 3 2次元光電変換素子 4 レーザ光 5,5' 反射光
フロントページの続き (72)発明者 柿井 俊昭 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 長沢 真二 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を光コネクタ端面で反射させ、
    該反射光を光コネクタ端面より所定の距離離れた場所で
    位置に換算し、ついで光コネクタを光コネクタ端面のレ
    ーザ光焦点中心で 180°回転して同様に位置を測定し、
    上記2つの位置より角度に換算する光コネクタ端面角度
    測定方法において、固定した2本のガイドピンに対して
    多心光コネクタを反転して装着することにより、多心光
    コネクタを光コネクタ端面のレーザ光焦点中心で 180°
    回転し、かつ光コネクタ又はレーザ光の少くとも一方を
    走査することにより、光コネクタ端面の任意の場所の角
    度を測定することを特徴とする光コネクタ端面角度測定
    方法。
JP9523793A 1993-03-29 1993-03-29 光コネクタ端面角度測定方法 Pending JPH06281533A (ja)

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JP9523793A JPH06281533A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 光コネクタ端面角度測定方法

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JP9523793A JPH06281533A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 光コネクタ端面角度測定方法

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JPH06281533A true JPH06281533A (ja) 1994-10-07

Family

ID=14132159

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JP9523793A Pending JPH06281533A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 光コネクタ端面角度測定方法

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JP (1) JPH06281533A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018163072A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 アンリツ株式会社 光コネクタ端面検査装置とその合焦画像データ取得方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018163072A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 アンリツ株式会社 光コネクタ端面検査装置とその合焦画像データ取得方法

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