JPH06281259A - 燃焼器の防雨装置 - Google Patents

燃焼器の防雨装置

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JPH06281259A
JPH06281259A JP9682793A JP9682793A JPH06281259A JP H06281259 A JPH06281259 A JP H06281259A JP 9682793 A JP9682793 A JP 9682793A JP 9682793 A JP9682793 A JP 9682793A JP H06281259 A JPH06281259 A JP H06281259A
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JP
Japan
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exhaust gas
exhaust
case
collecting box
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP9682793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Yoshimura
雅也 吉村
Tatsuhiko Koda
達彦 好田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Filing date
Publication date
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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋外に燃焼器が設置される場合においても、
雨等が内部に入り難く、また燃焼器のケース内に雨が入
っても、内部の重要な燃焼器の部材には到達し難いよう
にした燃焼器の防雨装置の提供を目的とする。 【構成】 ケース10内に、バーナと熱交換用燃焼缶体と
その上に排気ガス集合箱体40とを少なくとも有し、排気
ガス集合箱体40とケース11の一部に設けられる開口部11
a との間隙に、ケース開口部11a 全体に対して内側から
突出する形で嵌まり合う膨出部52と排気ガス集合箱体40
側に対して当接固定される基板部53とからなるガス排気
部構成体50を介在させることで、排気ガス集合箱体40の
排気開口部41からの排気ガスをガス排気部構成体50の排
気口51から外部に排出するようにした燃焼器の防雨装置
であって、下端部に水受樋71を形成した板体70をガス排
気部構成体基板部53と排気ガス集合箱体40との間に挟み
込んで固定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケース内に、バーナと
熱交換用燃焼缶体と該熱交換用燃焼缶体の上に排気ガス
を一旦受け入れる排気ガス集合箱体とを少なくとも有す
る燃焼器における雨水の防雨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】給湯器等として使用する燃焼器において
は、石油燃料等の燃焼排気ガスを外部に排気するための
排気口をケースの一部等に設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記した排気
ガスの排気口をケースの一部に設けた燃焼器において
は、この燃焼器が屋外設置型の場合には、雨等が燃焼器
の排気ガス排気口から吹き込んだりする問題があった。
ケース内に侵入した雨水は更に燃焼缶体やその他の部材
に向けて入り込み、それらの部材を腐らしたり、機能を
駄目にしたりする。
【0004】そこで、本発明は上記従来技術の欠点を解
消し、屋外に燃焼器が設置される場合においても、雨等
が内部に入り難く、また燃焼器のケース内に雨が入って
も、内部の重要な燃焼器の部材には到達し難いようにし
た燃焼器の防雨装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の燃焼器の防雨装置は、ケース内に、バーナ
と熱交換用燃焼缶体と該熱交換用燃焼缶体の上に排気ガ
スを一旦受け入れる排気ガス集合箱体とを少なくとも有
し、前記排気ガス集合箱体と前記ケースの一部に設けら
れる開口部との間隙に、該ケース開口部全体に対して内
側から突出する形で嵌まり合う膨出部と前記排気ガス集
合箱体側に対して当接固定される基板部とからなるガス
排気部構成体を介在させることで、前記排気ガス集合箱
体の排気開口部からの排気ガスを前記ガス排気部構成体
の前記膨出部に形成された排気口から外部に排出するよ
うにした燃焼器の防雨装置であって、下端部に水受樋を
形成した板体を前記ガス排気部構成体基板部と排気ガス
集合箱体との間に挟み込んで固定するようにしたことを
第1の特徴としている。また本発明の燃焼器の防雨装置
は、前記第1の特徴に加えて、排気ガス集合箱体の下端
に雨水をガイドする庇を設けたことを第2の特徴として
いる。
【0006】
【作用】上記第1の特徴によれば、ガス排気部構成体の
膨出部の排気口から侵入した雨は、ガス排気部構成体基
板部とそれが当接する排気ガス集合箱体との隙間を伝っ
てさらに侵入しようとするが、間に挟みこまれた板体に
阻まれ、該板体にそって下方にガイドされ、板体の水受
樋に収容され、側方へ排除される。同様にケース開口部
とそれに嵌まり合うガス排気部構成体の膨出部との間を
通って侵入した雨水も前記板体の水受樋に収容されて、
側方に排除される。よって雨水がそれ以上内部に侵入す
るのが防止される。また上記第2の特徴によれば、ガス
排気部構成体の膨出部の排気口から侵入した雨水が、更
に前記板体を越えて、該板体と前記排気ガス集合箱体と
の隙間を通って下方に侵入しようとしても、排気ガス集
合箱体の下端に設けた庇によってケース内壁側へガイド
され、排気ガス集合箱体の下にある燃焼缶体やその他の
部材に侵入してゆくのが防止される。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す燃焼器のケース
の一部を外した状態の概略構成を示す正面図、図2は本
発明の実施例を示す燃焼器の断面の概略を示す図、図3
は本発明の実施例を示す燃焼器の要部の断面図である。
【0008】ケース10内に、石油バーナ20と、該バーナ
20から火炎を内部空間に受け入れる燃焼缶体30と、該燃
焼缶体30の上に配置される排気ガス集合箱体40が設けら
れている。燃焼缶体30から排気ガス集合箱体40に入った
排気ガスは排気開口部41からガス排気部構成体50の排気
口51を通ってケース10外に排出される。前記排気ガス集
合箱体40は消音器を兼ねている。また前記排気開口部41
の口内には侵入してくる雨水を受け止めて開口部41外に
流し出す雨遮断片42を設けている。
【0009】前記排気口51の位置と対応するフロントケ
ース11には、開口部11a 形成されており、該開口部11a
の全体に対して前記ガス排気部構成体50の膨出部52が内
側から突出する形で嵌まり合っている。前記ガス排気部
構成体50は、前記排気ガス集合箱体40とフロントケース
11との間隙に介在することで、排気ガスのフロントケー
ス11外への排気部を構成している。このガス排気部構成
体50は前記排気ガス集合箱体40の壁に当接してネジ60固
定される基板部53と該基板部53をフランジの如く有する
前記膨出部52とからなる細長い部材で、前記排気ガス集
合箱体40の排気開口部41が前記膨出部52と重なるように
して排気ガス集合箱体40にネジ60固定される。そして排
気開口部41に対応する前記膨出部52のうちの一部が排気
口51として開口されている。
【0010】前記ガス排気部構成体50の基板部53と排気
ガス集合箱体40との間に今1つの部材として、板体70を
挟み込んでネジ60固定する。この板体70は横方向に長い
部材とし、下端部に水受樋71を形成している。水受樋71
は板体70の一端側から他端側にかけて少し傾斜した形で
設けられ、収容した雨水等をケース10内側部に導く。ま
た水受樋71はフロントケース11内壁近傍まで進出させて
いる。尚、この板体70はその両端側を十分に延長し、そ
の両端部で両側にあるサイドケース12、12とそれぞれ固
定するようにしてもよい。このようにすることで、板体
70をケース10の補強部材として兼用することができる。
【0011】前記水受樋71の下方に、前記排気ガス集合
箱体40の下端から前記フロントケース11の内壁側に張り
出す庇80を設けている。この庇80は是より以下にある燃
焼缶体30やその他の部材に雨水が侵入しないようにする
ものである。この庇80によって雨水等をフロントケース
11の内壁側に導くことができる。90は仕切り板で、フロ
ントケース11の内壁と多少の間隙を介して立設され、内
部の部材を雨水等から隔離するようにしている。そして
前記庇80によってガイドされた雨水は仕切り板90の前側
に落下せられる。
【0012】前記排気口51から侵入してきた雨水のう
ち、ガス排気部構成体50の膨出部52の内側に溜まった水
は、板体70によって、該板体70と基板部53との隙間から
下へ侵入して行くが、水受樋71によって受け止められ、
側方のサイドケース12まで運ばれ、さらにケース12に沿
って下方に排出される。また、フロントケース11の開口
部11a とそれに嵌合するガス排気部構成体50の膨出部52
との間から侵入した雨水も水受樋71によってそれ以上の
侵入が防止される。また排気口51から侵入してきた雨水
で、前記排気ガス集合箱体40の雨遮断片42まで侵入した
もの等は、板体70と排気ガス集合箱体40との隙間を下方
へ侵入するが、庇80によって仕切り板90の前方、フロン
トケース11内壁側へガイドされ、内壁に沿って下方に導
かれてケース10外に排出される。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用よりなり、請
求項1に記載の燃焼器の防雨装置によれば、下端部に水
受樋を形成した板体を前記ガス排気部構成体基板部と排
気ガス集合箱体との間に挟み込んで固定するようにした
ので、排気ガスの排気口及びその周辺から侵入してきた
雨水等の大部分を確実に側方へ排除することができ、内
部の部材まで侵入するのを防止することができる。また
請求項2に記載の燃焼器の防雨装置によれば、前記請求
項1に記載の構成による効果加えて、排気ガス集合箱体
の下端に雨水をガイドする庇を設けたので、前記下端部
に水受樋を形成した板体によっては防ぎきれない雨水等
の侵入をさらに排除することができ、雨水等の内部部材
への侵入を一層確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す燃焼器のケースの一部を
外した状態の概略構成を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例を示す燃焼器の断面の概略を示
す図である。
【図3】本発明の実施例を示す燃焼器の要部の断面図で
ある。
【符号の説明】
10 ケース 11 フロントケース 11a 開口部 12 サイドケース 20 石油バーナ 30 燃焼缶体 40 排気ガス集合箱体 41 排気開口部 42 雨遮断片 50 ガス排気部構成体 51 排気口 52 膨出部 53 基板部 60 ネジ 70 板体 71 水受樋 80 庇 90 仕切り板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に、バーナと熱交換用燃焼缶体
    と該熱交換用燃焼缶体の上に排気ガスを一旦受け入れる
    排気ガス集合箱体とを少なくとも有し、前記排気ガス集
    合箱体と前記ケースの一部に設けられる開口部との間隙
    に、該ケース開口部全体に対して内側から突出する形で
    嵌まり合う膨出部と前記排気ガス集合箱体側に対して当
    接固定される基板部とからなるガス排気部構成体を介在
    させることで、前記排気ガス集合箱体の排気開口部から
    の排気ガスを前記ガス排気部構成体の前記膨出部に形成
    された排気口から外部に排出するようにした燃焼器の防
    雨装置であって、下端部に水受樋を形成した板体を前記
    ガス排気部構成体基板部と排気ガス集合箱体との間に挟
    み込んで固定するようにしたことを特徴とする燃焼器の
    防雨装置。
  2. 【請求項2】 排気ガス集合箱体の下端に雨水をガイド
    する庇を設けた請求項1に記載の燃焼器の防雨装置。
JP9682793A 1993-03-30 1993-03-30 燃焼器の防雨装置 Pending JPH06281259A (ja)

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