JPH06281150A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH06281150A
JPH06281150A JP7338393A JP7338393A JPH06281150A JP H06281150 A JPH06281150 A JP H06281150A JP 7338393 A JP7338393 A JP 7338393A JP 7338393 A JP7338393 A JP 7338393A JP H06281150 A JPH06281150 A JP H06281150A
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JP
Japan
Prior art keywords
hot air
fan
top plate
heating
cooking chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP7338393A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Ono
巧 大野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、熱風を循環させて被加熱調理物を
加熱するようにしたものにおいて、天板が部分的に過熱
されることがないようにしている。 【構成】 加熱調理室4の奥部には、オーブンヒータ1
0およびオーブンファン11を有してなる熱風生成装置
12が設けられており、そして、加熱調理室4内のうち
天板25における熱風下流側の部分近傍Aに送風口19
から送風する過熱阻止用ファンが設けられ、このファン
は所定時期に駆動制御されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱風生成装置を備えた
加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱風生成装置を備えた加熱調
理器においては、加熱調理室内に天板を配置し、この天
板に被加熱調理物を載せ、この状態で熱風生成装置を駆
動して熱風を生成し、この熱風により被加熱調理物を加
熱調理するようになっている。図7にはこの種の加熱調
理器を示している。同図において、加熱調理室51の背
板51aの裏側には、オーブンヒータ52およびオーブ
ンファン53を有して構成された熱風生成装置54が配
設されている。また、加熱調理室1内には天板55,5
6が二段に配置されるようになっている。
【0003】しかして、熱風生成装置54により生成さ
れた熱風は、矢印で示すように、背板51aに形成され
た熱風吐出口57,57から吐出されて天板55,56
に沿って流れ、そして背板51aに形成された熱風戻り
口58から戻される。これにより加熱調理室51内に熱
風が循環され、この熱風により被加熱調理物が加熱調理
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、熱風が加熱調理室51内のうち天板55
における前部部分A(天板5における熱風下流側の部
分、つまり熱風の折り返し部分)に停滞しがちで、この
ため、天板55がこの部分Aにおいて過度に温度が高く
なり、被加熱調理物に対する加熱むらが惹起してしまう
不具合があった。このような不具合は、特に上側の天板
55において、部分Aが若干沈み込む形態となることか
ら熱風がとどまりやすいことから、顕著である。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、従って、その目的は、熱風を循環させて被加熱調
理物を加熱するようにしたものにおいて、天板が部分的
に過熱されることがなくて被加熱調理物の加熱むらを防
止できる加熱調理器を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理器は、
内部に天板が配置可能な加熱調理室と、オーブンヒータ
およびオーブンファンを有して熱風を生成しこの熱風を
熱風吐出口からに吐出して前記天板に沿って供給しそし
て熱風戻り口から戻すように循環させる熱風生成装置と
を備え、前記天板に載せた被加熱調理物を前記熱風によ
り加熱調理するようにしたものにおいて、前記加熱調理
室内のうち天板における前記熱風下流側の部分近傍に送
風する過熱阻止用ファンと、この過熱阻止用ファンを所
定時期に駆動制御するファン駆動制御手段とを設けたと
ころに特徴を有する。
【0007】この場合、ファン駆動制御手段は、過熱阻
止用ファンを、調理終了時期に所定時間駆動する構成と
しても良い。
【0008】
【作用】上記手段によれば、加熱調理室内のうち天板に
おける熱風下流側の部分近傍に送風する過熱阻止用ファ
ンを設け、この過熱阻止用ファンを所定時期に駆動制御
するファン駆動制御手段を設けたから、天板において過
熱されがちな熱風下流側の部分に、所定時期に過熱阻止
用ファンにより風が供給されるようになり、天板が部分
的に過熱されるようなことがなく、これにより、天板上
の被加熱調理物に加熱むらが発生することはない。
【0009】この場合、過熱阻止用ファンを加熱調理運
転の実行中に駆動しても良いが、過熱阻止用ファンを、
調理終了時期に所定時間駆動するようにすれば、天板の
熱風下流側の部分が過熱状態を迎える頃に合わせてその
過熱を阻止でき、もって必要最小限のファン駆動によっ
て過熱防止を図ることが可能である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例につき図1ない
し図5を参照しながら説明する。まず、図1および図2
において、調理器本体1は、外箱2の内部に内箱3を配
設して構成されており、内箱3の内部は加熱調理室4と
され、内箱3と外箱2との間は機械室5が形成されてい
る。この機械室5にはマグネトロン6が配設されている
と共に機械室ファン7が配設されている。この機械室フ
ァン7は、送風羽根8とこれを回転駆動する機械室ファ
ンモータ9とから構成されている。
【0011】また、加熱調理室4の背面板4a裏面側に
はオーブンヒータ10およびオーブンファン11から構
成された熱風生成装置12が配設されている。オーブン
ファン11は、オーブンファンモータ11aと送風羽根
11bとから構成されている。さらに、前記背面板4a
の上部および下部には熱風吐出口13,13が形成さ
れ、中央部には熱風戻り口14が形成されている。この
加熱調理室4の前面開口は扉15によって開閉されるよ
うになっており、この扉15にはパンチングメタルおよ
びガラス板を有して成る窓15aが設けられている。
【0012】前記内箱3における機械室5側の側壁3a
には、所定箇所に位置して複数の光センサ16(図2お
よび図3参照)が設けられている。この光センサ16
は、加熱調理室4内における被加熱調理物の有無等を検
出するためのものである。
【0013】また、前記機械室5にはダクト17を構成
する筒体18が設けられており、この筒体18は、その
一端が加熱調理室5の側壁3aの上部前側に形成された
多数の小孔から成る送風口19に気密に接続され、他端
が外箱2の側板に形成された外気取入口20に気密に接
続されている。もって、ダクト17は、加熱調理室5内
と前記外箱2外とを連通し且つこの機械室5に対しては
気密に仕切られた構成となっている。
【0014】このダクト17の下部壁には図4に示すよ
うに、ダクトファン21が設けられている。このダクト
ファン21は、遠心形羽根22と、ケーシング用の仕切
板23と、遠心形羽根22を回転駆動するダクトファン
モータ24とを有して構成されている。上記仕切板23
はダクト17内を上下に仕切るように構成されており、
この仕切板23の中央部に吸気口23aが形成されい
る。そして、ダクトファンモータ24はダクト17の下
部壁外部に配設され、その回転軸24aはこの下部壁を
貫通してダクト17内に突出している。この突出端部に
上記遠心形羽根22が取着されていて、これは前記吸気
口23aに臨む位置にある。このダクトファン21は、
電子レンジとして使用されるときに扉15の窓15aの
曇り止めをするものであり、本実施例においては、過熱
阻止用ファンを兼用している。ここで、前記加熱調理室
4内には天板25,26が上下二段に配置されるように
なっている。
【0015】なお、図2に示すように、加熱調理室4の
側壁には器外に通じる排気路27が形成されており、こ
の排気路27には、蒸気センサ28およびアルコールセ
ンサ29が配設されている。また、調理器本体1の前面
に設けられたパネル30には各種スイッチ31(図5に
示す)および表示器32(同じく図5に示す)が設けら
れている。
【0016】図5には、電気的構成を示しており、制御
回路33は、A/D変換器およびマイクロコンピュータ
を含んで構成されており、これには、光センサ16、蒸
気センサ28、アルコールセンサ29および各種スイッ
チ31からの信号が与えられるようになっている。そし
て、この制御回路33は、内部に保有する運転プログラ
ムに従って、マグネトロン6、機械室ファンモータ9、
オーブンヒータ10、オーブンファンモータ11aおよ
びダクトファンモータ24を駆動回路34を介して制御
すると共に、表示器32を制御するようになっている。
【0017】この実施例では、加熱仕様として、オーブ
ンレンジ仕様と電子レンジ仕様とを備えている。電子レ
ンジ仕様においては、マグネトロン6を駆動することに
よりマイクロ波を出力し、もって被加熱調理物を加熱調
理するようになっている。この場合、機械室ファン7が
運転されてマグネトロン6および光センサ16が冷却さ
れるようになっていると共に、ダクトファン21が運転
されて扉15の窓15aの曇り止めがなわれるようにな
っている。
【0018】オーブンレンジ仕様においては、制御回路
33は、ファン駆動制御手段として機能するものであ
る。このオーブン仕様における加熱調理時においては、
被加熱調理物を載せた天板25,26が加熱調理室4内
に図示したように配置される。しかして、制御回路33
により、オーブンヒータ10およびオーブンファンモー
タ11aが駆動され、すなわち熱風生成装置12が運転
されることにより、熱風が生成され、この熱風は、熱風
吐出口13,13から図1に矢印で示すように吐出さ
れ、上の天板25の上方部および下の天板26の下方部
に沿って流れ、そして各天板25,26の先端と扉15
との間を通って加熱調理室4の中央部を経て熱風戻り口
14から熱風生成装置12に戻る。このようにして熱風
が順次加熱調理室4内を循環し、その熱風により被加熱
調理物が加熱調理される。
【0019】この場合、制御回路33は、このオーブン
仕様による加熱調理時において、調理終了時期の所定時
間、例えば、調理終了前の5分間に、ダクトファン21
を間欠的に運転して、外気風を、加熱調理室4のうち上
部前側、つまり天板5における熱風下流側の部分Aに供
給するようになっている。
【0020】このような本実施例によれば、過熱阻止用
ファンたるダクトファン21を所定時期に運転して、天
板25において過熱されがちな熱風下流側の部分Aに対
して、風を供給するから、天板5が部分的に過熱される
ようなことがなく、これにより、天板5上の被加熱調理
物に加熱むらが発生することをなくし得る。
【0021】特に本実施例によれば、ダクトファン21
を、調理終了時期に所定時間駆動するようにしたから、
天板25の熱風下流側の部分Aが過熱状態を迎える頃に
合わせてその過熱を阻止でき、もって必要最小限のファ
ン駆動によって過熱防止を図ることができ、内部加熱調
理に対する影響を極力小さくできる。ただし、このダク
トファン21の運転時期はこれ以外でも良く、また、間
欠運転に限らず連続運転でも良い。
【0022】また、上記実施例では、過熱阻止用ファン
としてダクトファン21を使用するようにしたので、窓
15a曇り止めのための既存のファンを過熱阻止用ファ
ンに利用でき、もって、部品点数の増加を抑えることが
できると共に、コストの高騰も抑えることができる。
【0023】次に図6は、本発明の第2の実施例を示す
ものであり、この実施例においては、前述のダクトファ
ン21は設けておらず、機械室ファン41を過熱阻止用
ファンとして利用した点が第1の実施例と異なる。すな
わち、加熱調理室4の側壁には通風路42および電動式
のダンパ43が設けられており、電子レンジ仕様による
加熱調理時においては、このダンパ43が開放されて機
械室ファン41が運転されることにより、窓15aの曇
り止めがなされる。
【0024】また、オーブンレンジ仕様による加熱調理
時においては、加熱調理終了前の5分間において、この
ダンパ43が開放されると共に機械室ファン41が運転
されることにより、外気風が前述した部分Aに供給さ
れ、もって、天板25が部分的に過熱されるようなこと
をなくすようにしている。この第2の実施例においても
第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0025】なお、上記した各実施例では、過熱阻止用
ファンとして既存のファンを利用するようにしたが、別
途設ける構成としても良い。その他、本発明は上記各実
施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施できるものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、熱風を循環させて被加熱調理物を加熱するようにし
たものにおいて、加熱調理室内のうち天板における前記
熱風下流側の部分近傍に送風する過熱阻止用ファンと、
この過熱阻止用ファンを所定時期に駆動制御するファン
駆動制御手段とを設けたから、天板が部分的に過熱され
るようなことを防止でき、これにより、天板上の被加熱
調理物に加熱むらが発生することをなくし得るという優
れた効果を奏する。
【0027】この場合、過熱阻止用ファンを、調理終了
時期に所定時間駆動するようにすることにより、天板が
部分的な過熱状態を迎える頃に合わせてその過熱を阻止
でき、もって必要最小限のファン駆動によって過熱防止
を図ることができ、内部加熱調理に対する影響を極力小
さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦断側面図
【図2】横断平面図
【図3】機械室部分の縦断側面図
【図4】ダクトファン部分の縦断正面図
【図5】電気的構成を示すブロック図
【図6】本発明の第2の実施例を示す縦断側面図
【図7】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
1は調理器本体、4は加熱調理室、5は機械室、7は機
械室ファン、10はオーブンヒータ、11はオーブンフ
ァン、12は熱風生成装置、13は熱風吐出口、14は
熱風戻り口、19は送風口、21はダクトファン(過熱
阻止用ファン)、25,26は天板、33は制御回路
(ファン駆動制御手段)、41は機械室ファン、43は
ダンパを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に天板が配置可能な加熱調理室と、
    オーブンヒータおよびオーブンファンを有して熱風を生
    成しこの熱風を熱風吐出口からに吐出して前記天板に沿
    って供給しそして熱風戻り口から戻すように循環させる
    熱風生成装置とを備え、前記天板に載せた被加熱調理物
    を前記熱風により加熱調理するようにしたものにおい
    て、前記加熱調理室内のうち天板における前記熱風下流
    側の部分近傍に送風する過熱阻止用ファンと、この過熱
    阻止用ファンを所定時期に駆動制御するファン駆動制御
    手段とを設けたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 ファン駆動制御手段は、過熱阻止用ファ
    ンを、調理終了時期に所定時間駆動するようになってい
    ることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
JP7338393A 1993-03-31 1993-03-31 加熱調理器 Pending JPH06281150A (ja)

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JP7338393A JPH06281150A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 加熱調理器

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JP7338393A JPH06281150A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 加熱調理器

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JPH06281150A true JPH06281150A (ja) 1994-10-07

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ID=13516621

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JP7338393A Pending JPH06281150A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 加熱調理器

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