JPH06281037A - クリーンルーム用マニホールドバルブ - Google Patents

クリーンルーム用マニホールドバルブ

Info

Publication number
JPH06281037A
JPH06281037A JP6443393A JP6443393A JPH06281037A JP H06281037 A JPH06281037 A JP H06281037A JP 6443393 A JP6443393 A JP 6443393A JP 6443393 A JP6443393 A JP 6443393A JP H06281037 A JPH06281037 A JP H06281037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clean room
manifold
valve
valve unit
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6443393A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiko Katagiri
朝彦 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koganei Corp
Original Assignee
Koganei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koganei Corp filed Critical Koganei Corp
Priority to JP6443393A priority Critical patent/JPH06281037A/ja
Publication of JPH06281037A publication Critical patent/JPH06281037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーンルーム内において使用されるマニホ
ールドバルブ内から漏出する空気がクリーンルーム内に
漏出しないようにすることである。 【構成】 複数の電磁弁3とこれが組付けられたマニホ
ールド2とによりバルブユニット4が形成され、バルブ
ユニット4は、カバー部材23により形成された閉塞収
容空間25内に収容されている。この閉塞収容空間25
と連通する集塵ポート26を有し、この集塵ポート26
はホース27によりクリーンルームの外部に開口されて
いる。したがって、バルブユニット4から漏出した空気
やゴミ等は、排出路27によりクリーンルームの外部に
排出されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はそれぞれ空圧流路を切換
える複数の電磁弁がマニホールドに取り付けられ、クリ
ーンルーム内に配置されるクリーンルーム用マニホール
ドバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】多数の空圧シリンダの作動をそれぞれ制
御するために、空圧シリンダに対応させて多数の電磁弁
をマニホールドに配置するようにしたタイプのマニホー
ルドバルブが使用されている。
【0003】特に半導体の製造装置として使用されるマ
ニホールドバルブにあっては、使用される場所がクリー
ンルームとなっているので、空圧シリンダに供給される
作動空気の清浄度も比較的高いものを使用するようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
クリーンルーム内の清浄空間と同程度の清浄度となった
圧縮空気を作動流体として使用しても、シリンダの作動
を制御する電磁弁から空気の一部が漏れると、電磁弁内
に塗布されているグリース等がクリーンルーム内に漏出
したり、電磁弁の機械加工時や電磁弁の組立て時に内部
に入り込んだゴミが漏出することがある。このため、グ
リースやゴミ等がクリーンルーム内に漏出しないよう
に、シール材を多用する必要があり、コストの上昇を招
来させることになった。
【0005】また、ゴミ等がクリーンルーム内に漏出し
て発塵することを防止するために、クリーンルームの空
気排出口の付近にマニホールドバルブを設置することも
考慮されているが、このような方式では、設置場所が限
定され空圧配管を長くしなければならないという問題点
がある。
【0006】本発明の目的は、クリーンルーム内で使用
されるマニホールドバルブからの作動空気の漏出を確実
に防止するようにして、信頼性の高いマニホールドバル
ブを提供することを目的とする。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0009】すなわち、複数の電磁弁とこれらが組み付
けられたマニホールドとによりバルブユニットが形成さ
れており、このバルブユニットはクリーンルーム内に配
置された空圧シリンダ等に供給される圧縮空気を制御す
るために、クリーンルーム内に設けられている。このバ
ルブユニットは、カバー部材により形成された閉塞収容
空間内に設けられており、この空間は集塵ポートから排
出路を経てクリーンルームの外部に連通されている。
【0010】
【作用】このような構成を有することから、バルブユニ
ットからゴミとともに空気が漏出しても、そのゴミは排
出路を通ってクリームルームの外部に案内され、クリー
ンルーム内が汚染させることが防止される。したがっ
て、バルブユニット自体の構成としては、シール材を多
用することなく、低コストでマニホールドバルブを形成
することが可能となる。また、クリーンルーム内におけ
る設置場所を考慮することなく、任意の場所に設置する
ことができる。
【0011】
【実施例1】以下、図示する実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。図1に示すように、本発明のマニホー
ルドバルブは、高い清浄度に保持されたクリーンルーム
1内において使用される。このマニホールドバルブの一
実施例を示すと図2および図3のとおりである。
【0012】図示するマニホールドバルブは、マニホー
ルド2とこれに取り付けられた複数の電磁弁3とからな
るバルブユニット4を有している。このバルブユニット
4は、台座部としての支持プレート5に固定されてお
り、図示する場合には、マニホールド2には、図3に示
されるように6つの電磁弁3が一体的に取り付けられて
いる。
【0013】それぞれの電磁弁3は、図2に示されるよ
うに、弁本体部6とこれの両端に設けられたパイロット
部7、8と一方のパイロット部8に取り付けられたソレ
ノイド部9とを有している。各々の電磁弁3の基本構造
は、たとえば実開平4-80980号公報に記載されている切
換弁と同様となっている。
【0014】マニホールド2内には、それぞれ給排流路
をなす給気流路11と排気流路12,13とが形成され
ており、給気流路11は支持プレート5の背面側に設け
られた給気ポート14に連通され、排気流路12,13
は同様に支持プレート5の背面側に突出して設けられた
排気ポート15に連通されている。
【0015】各々の電磁弁3に対応して支持プレート5
には、2つずつ給排ポート16,17が設けられてお
り、それぞれの給排ポート16,17は、たとえば複動
型シリンダ内のピストンの両側に形成された図示しない
シリンダ室に、ホース18,19を介して連通されてい
る。なお、図示する場合には、1つのマニホールド2に
6つの電磁弁3が一体に取り付けられてバルブユニット
4が形成されているが、電磁弁3の数はこれに限定され
ることなく、任意の数に設定することができるものであ
る。
【0016】マニホールド2内に形成された給気流路1
1は、マニホールド2内にそれぞれの電磁弁3に対応し
て形成された分岐流路により、弁本体部6の流入ポート
に連通されており、流入ポートに流入した流体は一方の
給排ポート16または17を通ってシリンダ内の一方の
シリンダ室に供給される。このとき、他方の給排ポート
17または16を通ってシリンダ内の他方のシリンダ室
内の空気が弁本体部6内に流入し、一方の排気流路1
2,13に案内される。
【0017】いずれの給排ポート16,17に流体を供
給するか否かの選択は、ソレノイド部9に対して通電す
るか否かにより設定される。ソレノイド部9に対して給
電するためのケーブル21は、支持プレート5に取り付
けられた配線ブッシュ22を通って電源に接続されてい
る。
【0018】支持プレート5の表面は、透明部材からな
るカバー部材23により覆われており、このカバー部材
23は支持プレート5に対してねじ部材24により着脱
自在に締結され、さらにシール材20によりシールされ
ている。これにより、カバー部材23と支持プレート5
とにより区画形成される閉塞収容空間25内にバルブユ
ニット4が収容されるようになっている。そして、カバ
ー部材23が透明となっていることから、カバー部材2
3を通して前記本体4が外部から目視されるようになっ
ている。
【0019】支持プレート5には、閉塞収容空間25内
に連通させて集塵ポート26が取り付けられており、こ
の集塵ポート26は排出路としてのホース27によりク
リーンルーム1の外部に開口されている。
【0020】図1に示すように、クリーンルーム1の外
部に設置された流体源28は、ホース29により給気ポ
ート14に接続されており、排気ポート15はホース3
0によりクリーンルーム1の外部に開口されている。
【0021】このような構造のマニホールドバルブにあ
っては、流体源28からの加圧空気はホース29により
給気流路11に送り込まれる。6つの電磁弁3の各々
は、ソレノイド部9の作動により一方の給排ポート16
または17と給気流路11とが連通状態となり、シリン
ダに対して加圧空気が供給されることになる。
【0022】それぞれの電磁弁3が作動している過程に
おいて、電磁弁3の隙間等から圧縮空気とともに、ゴミ
等が漏出してもそのゴミ等は閉塞収容空間25内に捕捉
された状態となり、ホース27を通ってクリーンルーム
1の外部に案内される。したがって、電磁弁3から空気
が漏出してもその空気はクリーンルーム1内に流入する
ことがなく、クリーンルーム1内の洗浄度を所望の状態
に保持することができる。そして、電磁弁3からの漏出
空気がクリーンルーム1内に漏出するおそれがなくなる
ことから、流体源28から供給する空気の洗浄度を高め
る必要がなくなる。
【0023】なお、図示する場合には、カバー部材23
が透明部材により形成されている場合を示すが、一部に
のみ透明部材を用いるようにしても良い。また、集塵ポ
ート26をカバー部材23に取り付けるようにしても良
い。さらに、図1に示すように、集塵ポート26に接続
されたホース27に、真空ポンプ等の吸引手段31を接
続するようにして、閉塞収容空間25内に漏出した空気
を積極的に外部に排出するようにしても良い。
【0024】
【実施例2】図4は本考案の他の実施例を示す図であ
り、前記実施例を示す図2と共通する部分が図4に示さ
れている。この実施例では、前記実施例がマニホールド
2を支持プレート5に取り付けるようにしているのに対
して、マニホールド2を大型として支持プレートをマニ
ホールド2が兼ねるようにしている。したがって、マニ
ホールド2が台座部となっている。他の構造は前記実施
例と同様であり、前記実施例と共通する部材には同一の
符号が付されている。
【0025】
【実施例3】図5〜図7は本考案のさらに他の実施例を
示すであり、この実施例におけるバルブユニット4はケ
ース内に弁本体部、パイロット部、およびソレノイド部
が収容されて形成されており、基本的構造は特願平3−
121001号に記載されたものと同様である。このバ
ルブユニット4はベース33の部分で支持プレート5に
一体的に取り付けられており、バルブユニット4の構造
が相違することを除けば、第1実施例と同様な構造とな
っている。ただし、この場合には、配線コネクタ32に
全てのソレノイド部に対して通電するためのケーブルが
集中的に接続されるようになっている。このようなタイ
プのバルブユニット4に対しても本発明を適用すること
ができる。
【0026】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえ
ば、カバー部材の一部を透明部材により開閉自在のドア
とすることも可能である。
【0027】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0028】(1).複数の電磁弁とマニホールドにより形
成されたバルブユニットは、クリーンルーム内に配置さ
れるとともに、カバー部材により形成された閉塞空間内
に設けられて、この閉塞空間は排出路によりクリーンル
ームの外部に開口されているので、電磁弁により流れが
制御される圧縮空気がゴミ等とともに電磁弁から漏れた
としても、この漏出空気はクリーンルーム内に漏出する
ことがなくなり、クリーンルームを清浄に保持する事が
出来る。
【0029】(2).また、バルブユニットから空気が漏れ
たとしても、その空気は閉塞空間内に捕捉されて排出路
を通ってクリーンルーム外に排出されることになるの
で、バルブユニットからの空気の漏れをなくす必要がな
くなり、バルブユニット内にシール材を組み込む必要が
なく、バルブユニット自体の製造コストを低減すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリーンルーム内に設置されたバルブユニット
を示す概略図である。
【図2】本発明の一実施例に係るクリーンルーム用マニ
ホールドバルブを示し、図3におけII-II に沿う断面図
である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るクリーンルーム用マ
ニホールドを示し、図2に対応する部分を示す断面図で
ある。
【図5】本発明のさらに他の実施例に係るクリーンルー
ム用マニホールドを示す斜視図である。
【図6】図5の断面図である。
【図7】図6の右側面図である。
【符号の説明】
1 クリーンルーム 2 マニホールド 3 電磁弁 4 バルブユニット 5 支持プレート 6 弁本体部 7 パイロット部 8 パイロット部 9 ソレノイド部 11 給気流路 12 排気流路 13 排気流路 14 給気ポート 15 排気ポート 16 給排ポート 17 給排ポート 18 ホース 19 ホース 20 シール材 21 ケーブル 22 配線ブッシュ 23 カバー部材 24 ねじ部材 25 閉塞収容空間 26 集塵ポート 27 ホース(排出路) 28 流体源 29 ホース 30 ホース 31 吸引手段 32 配線コネクタ 33 ベース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電磁弁とそれぞれの電磁弁が取り
    付けられ内部に前記それぞれの電磁弁の給排ポートに連
    通する給排流路が形成されたマニホールドとによりバル
    ブユニットが形成され、清浄空気が保持されたクリーン
    ルーム内に配置されるクリーンルーム用マニホールドバ
    ルブであって、前記バルブユニットに一体に取り付けら
    れた台座部にカバー部材を締結して当該カバー部材と前
    記台座部とにより閉塞された閉塞収容空間を形成し、当
    該収容空間内と連通する集塵ポートを有し、当該集塵ポ
    ートを前記クリーンルームの外部に開口させる排出路を
    前記集塵ポートに接続したことを特徴とするクリーンル
    ーム用マニホールドバルブ。
  2. 【請求項2】 前記排出路に負圧手段を接続したことを
    特徴とするクリーンルーム用マニホールドバルブ。
JP6443393A 1993-03-24 1993-03-24 クリーンルーム用マニホールドバルブ Pending JPH06281037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6443393A JPH06281037A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 クリーンルーム用マニホールドバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6443393A JPH06281037A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 クリーンルーム用マニホールドバルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06281037A true JPH06281037A (ja) 1994-10-07

Family

ID=13258143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6443393A Pending JPH06281037A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 クリーンルーム用マニホールドバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06281037A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013072555A (ja) * 2011-09-26 2013-04-22 Air Products & Chemicals Inc 空気圧弁の連続運転のためのソレノイド迂回システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013072555A (ja) * 2011-09-26 2013-04-22 Air Products & Chemicals Inc 空気圧弁の連続運転のためのソレノイド迂回システム
US8746272B2 (en) 2011-09-26 2014-06-10 Air Products And Chemicals, Inc. Solenoid bypass system for continuous operation of pneumatic valve
KR101451189B1 (ko) * 2011-09-26 2014-10-15 에어 프로덕츠 앤드 케미칼스, 인코오포레이티드 공압 밸브를 연속적으로 작동시키기 위한 솔레노이드 바이패스 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62261693A (ja) 選択型送出ポンプ
KR950014800B1 (ko) 진공이송장치
JPH0549840B2 (ja)
MY129785A (en) Electrically-operated sealed compressor
JPS5825909B2 (ja) 間隙パツキンにおける媒体の漏洩流排出装置
SE9302101L (sv) Trevägs membranventilanordning
JPH08296607A (ja) 流体圧アクチュエータの駆動回路
JPH06281037A (ja) クリーンルーム用マニホールドバルブ
US5018947A (en) Screw type vacuum pump
JP3332391B2 (ja) 真空供給装置
KR100449004B1 (ko) 수력교점용3방향밸브
JPH1089517A (ja) マニホールド
JP2679934B2 (ja) 電磁弁マニホールド
JPH1038119A (ja) マニホールド
SE8904357D0 (sv) Ventilanslutningsramp foer montering i apparatskaap och saett att montera en dylik ramp
JPS62258195A (ja) タ−ボ圧縮機の軸封装置
JPH04116680U (ja) 往復式圧縮機のピストン棒軸封装置
EP0396760A4 (en) Operation valve device
JPH0437253Y2 (ja)
CN216867173U (zh) 过滤组件、液压系统及作业机械
JPS641521Y2 (ja)
JPH0142643Y2 (ja)
JPH04203300A (ja) 真空発生用ユニット
JPS61275589A (ja) ベロ−ズポンプの漏洩検知装置
JPH0338482Y2 (ja)