JPH06280798A - 室外ユニットの圧縮機取付装置 - Google Patents

室外ユニットの圧縮機取付装置

Info

Publication number
JPH06280798A
JPH06280798A JP9242993A JP9242993A JPH06280798A JP H06280798 A JPH06280798 A JP H06280798A JP 9242993 A JP9242993 A JP 9242993A JP 9242993 A JP9242993 A JP 9242993A JP H06280798 A JPH06280798 A JP H06280798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
compressors
outdoor unit
width
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9242993A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3268881B2 (ja
Inventor
Takao Shiina
孝夫 椎名
Junichi Saito
順一 斉藤
Yasuo Tajima
保男 田島
Yoshinori Kawamura
佳憲 河村
Yasuhisa Isaki
泰久 伊崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP09242993A priority Critical patent/JP3268881B2/ja
Publication of JPH06280798A publication Critical patent/JPH06280798A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3268881B2 publication Critical patent/JP3268881B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の圧縮機を配置した室外ユニットのメイ
ンテナンス等を容易に行うことができる室外ユニットの
圧縮機取付装置を提供する。 【構成】 筐体3内に、複数台の圧縮機5、7を備える
室外ユニット1において、各圧縮機5、7を固定した基
台39を、各基台39の引出し方向の延長線S、Pが交
差するように、取出口41に向かって斜めに配置してい
るから、収納位置における圧縮機の収納幅Mよりも取り
出しの幅Lを小さくでき、しかも小さい取り出し幅で圧
縮機を容易に取り出すことができる。また、圧縮機を取
り出した後、そのまま取出口41付近に圧縮機5又は7
を置いて作業するが、かかる作業スペースを小さくでき
るので狭い場所でのメインテナンス等を容易にできる。
また、圧縮機5、7を固定した基台39を斜めに引き出
すように案内部材35a、35b、37a、37bを設
けることにより、圧縮機5、7の引き出し及び設置が容
易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の圧縮機が配置
される室外ユニットの圧縮機取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機や冷凍機等の室外ユ
ニットには、複数の圧縮機を有する場合があり、このよ
うに、複数の圧縮機を有する室外ユニットでは、実公平
4ー29342号公報や実公昭63ー33104号公報
に開示されているように、作業性の便宜をはかるため、
圧縮機を互いに近接させて配置しており、また、故障や
メインテナンス等のために、必要に応じて、背面(取出
口)から圧縮機を取り出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧縮機
の故障やメインテナンス等の際に、各圧縮機をユニット
(筐体)内から取り出す場合、ユニット内に載置されて
いる状態のまま圧縮機を取出口から取り出したのでは、
圧縮機の載置状態と同様の幅の取出口の幅が必要であ
り、また、取り出した後はその取出口付近に圧縮機を置
いて点検作業をするため、その作業スペースも圧縮機の
載置状態と同じ幅のスペース幅を必要とする。
【0004】一方、室外ユニットの設置位置は、通常、
比較的狭い場所に設置されるため、十分な作業スペース
が確保できないという問題がある。
【0005】また、筐体には、その筐体の強度や背面パ
ネルの取り付け上の便宜から、取出口(背面)の中央付
近に筐体の柱が必要となる場合があり、このような柱に
より取出口の幅が規制されるため、取出口が狭められ、
取出口から、圧縮機を容易に取り出すことができないと
いう不都合があった。
【0006】即ち、従来は圧縮機が取り出し難にくく、
また取り出した後の作業スペースが狭いため、圧縮機の
メインテナンス等を容易におこなうことができないとい
う問題点があった。
【0007】従って、本発明の目的は、複数の圧縮機を
配置した室外ユニットのメインテナンス等を容易に行う
ことができる室外ユニットの圧縮機取付装置を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、筐体内に、複数台の圧縮機を備える室外
ユニットにおいて、各圧縮機を固定した基台を、各基台
の引出し方向の延長線が交差するように、取出口に向か
って斜めに配置している。
【0009】更に、本発明は、筐体には、基台を取出口
へ引出し自在に案内するように、取出口に向かって、斜
めに配置した案内部材を備えている。
【0010】
【作用】本発明の室外ユニットの圧縮機取付装置は、圧
縮機を取出口から取り出す場合には、圧縮機を収納位置
から、順次一個ずつ取出口に向けて斜めに引き出して行
う。従って、収納位置における圧縮機の収納幅よりも取
出口における取り出し幅を小さくでき、圧縮機を容易に
取り出すことができる。また、圧縮機を取り出した後、
そのまま取出口付近に圧縮機を置いて作業する場合に
は、かかる作業スペースの幅を小さくできるので狭い場
所でのメインテナンス等を容易にできる。
【0011】また、圧縮機を固定した基台を、収納位置
より斜めに引き出すように案内部材により案内すること
によって、圧縮機の引き出し及び設置が容易にできる。
【0012】
【実施例】以下に、添付図面の図1乃至図4を参照し
て、本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0013】図1及び図2に示すように、空気調和機の
室外ユニット1には、その筐体3内に、定速用の第1圧
縮機5、インバータ用の第2圧縮機7、アキュムレータ
9、レシーバタンク11が収納されている。また、室外
ユニット1の背面側には筐体3の縁に沿って熱交換器
(図示せず)が配置されており、一対のファン13a、
13bにより、空気取り入れ口14から空気が取り込ま
れて熱交換器に通風するようになっている。
【0014】筐体3内には、ここに収納されている機器
のうち発熱量の多いものと発熱量の少ないものとに別け
ており、発熱量の比較的多い機器を図中左側の第1スペ
ース15に配置し、発熱量の比較的少ない機器を右側の
第2スペース17に配置している。
【0015】即ち、第1スペース15には、発熱量の大
きい第1及び第2圧縮機5、7を配置し、その上方に発
熱量の比較的多い電装部品を基盤19上に配置してい
る。尚、発熱量の大きい各機器の冷却を図るため基盤1
9には通風用の孔21が形成されている。
【0016】第2スペース17には、発熱量の比較的小
さいアキュムレータ9、レシーバタンク11と、バルブ
台23が配置されており、バルブ操作を集約的に行うよ
うになっている。
【0017】また、筐体3内において、上述の第1スペ
ース15と第2スペース17との間は仕切壁25により
仕切られているとともに、取出口41(正面)側には、
第1スペース15と第2スペース17との間に、柱27
が介在されている。この柱27には、それぞれ第1スペ
ース15と第2スペース17との取出口41(正面)に
別個のパネル(図示せず)を取り付けて、必要な方のス
ペース15、17のみを選択的に開けるようになってい
る。
【0018】第1スペース15内には、更に第1及び第
2圧縮機5、7を収納する収納庫29が形成されてお
り、第1及び第2圧縮機5、7の熱や振動が周囲に影響
を与えないようになっている。
【0019】収納庫29において、筐体3の底板31に
は台座33が設けられており、台座33には、案内部材
としての一対の第1レール35a、35b及び第2レー
ル37a、37bがねじ固定されている。各レール35
a、35b、37a、37bは、断面が略コ字形状に形
成されており、圧縮機が固定された基台39の両側縁部
がコ字状の溝に案内されるようになっている。
【0020】基台39は、各基台の引出し方向の延長線
S、Pが交差するように、取出口に向かって斜めに配置
しており、先端部が取出口41の中央を向いて配置され
ている。各基台39は、取出口41に向けてそのまま斜
めに引き出せるように、第1レール35a、35b及び
第2レール37a、37bにより案内されている。
【0021】基台39の取り出し方向を中央に向けて斜
めに案内することにより、図1に示すように、収納位置
での配置幅Mが取出口41の幅Lより広くなっていて
も、圧縮機5、7の取り出しが容易にできる。
【0022】尚、一対の第1レール35a、35b及び
第2レール37a、37bはその取出口41側と反対方
向の奥が僅かに狭まるように設けられており、レール3
5a、35b、37a、37bに沿って基台を押し込ん
だ時に簡単に固定できるようになっている。
【0023】第1及び第2圧縮機5、7は、ボルト42
により基台39に固定されており、それぞれ周囲に防音
材43が巻かれているとともに、図では省略している
が、冷媒管が接続されている。尚、圧縮機5、7に近接
して配置されているのは圧縮木5,7内の潤滑油の量を
検知するための油面センサー45である。
【0024】次に、本実施例の作用について説明する。
【0025】圧縮機5、7の修理・点検等をする場合に
は、筐体3の正面(取出口41)側のパネルを外し、各
圧縮機5、7を片方ずつ順に引き出して行う。例えば、
まず第1圧縮機5を引き出すが、引き出しは、レール3
7a、37bに沿って、そのまま取出口41に対して斜
めに引き出し、取出口41から取り出したところで、そ
のまま床面に載置し、必要な点検・修理を行う。このよ
うな取り出しにおいて、圧縮機5はレール37a、37
bによりその取り出し方向が案内されているから、取り
出しが容易にできる。しかも、取り出した位置で点検・
修理を行う場合、図1に示すように、取り出した圧縮機
5は幅L内に載置されるから、点検・修理時の作業スペ
ースも最小限にすることができる。
【0026】点検・修理後には、取り出したのと逆にそ
のままレール37a、37bに嵌挿させるように、斜め
に基台39を移動し、元に戻す。
【0027】続いて、第2圧縮機7も同様にしてレール
35a、35bに沿って取り出し、必要な点検・修理を
した後、元に戻す。
【0028】この第2圧縮機7においても、取り出し位
置は、図1の距離L内で行われるので、第1及び第2の
圧縮機5、7ともに、距離L内のスペースで作業するこ
とができる。
【0029】また、第1及び第2の圧縮機の取り出し及
び取り付けも、幅Lの作業スペースで行うことができる
から小さいスペースで圧縮機の取り出し及び取り付けが
容易にできる。しかも、設置位置の幅Mは、取出口41
の取出し幅Lより広く必要としており、そのまま従来の
ように手前に引き出すと柱27が邪魔になるが、本発明
では斜めに引き出しているので、柱27があっても邪魔
にならず、小さいスペース幅Lで作業することができ
る。
【0030】本発明は、上述した実施例に限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0031】例えば、本発明は圧縮機が2台の場合に限
らず、3台または4台等であっても同様な効果を得るこ
とができる。この場合には、少なくとも両側に位置する
圧縮機の基台39を斜め内側に引き出すように斜めに配
置することが必要である。
【0032】また、斜めに引き出すのを案内する案内部
材は、レールに限らず、ローラ等により案内するもので
あってもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、筐体内に、複数台の圧
縮機を備える室外ユニットにおいて、各圧縮機を固定し
た基台を、各基台の引出し方向の延長線が交差するよう
に、取出口に向かって斜めに配置しているから、収納位
置における圧縮機の収納幅よりも取り出しの幅を小さく
しでき、しかも小さい取り出し幅で圧縮機を容易に取り
出すことができる。また、圧縮機を取り出した後、その
まま取出口付近に圧縮機を置いて作業するが、かかる作
業スペースを小さくできるので狭い場所でのメインテナ
ンス等を容易にできる。
【0034】また、圧縮機を固定した基台をより斜めに
引き出すように案内部材を設けることにより、圧縮機の
引き出し及び設置が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる室外ユニットの概略的
構成を示す平面図である。
【図2】図1に示す室外ユニットの背面側を示す斜視図
である。
【図3】圧縮機の引き出し方向を案内するレールの取り
付け状態を示す斜視図である。
【図4】基台に圧縮機を取り付けた状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 室外ユニット 3 筐体 5 第1圧縮機 7 第2圧縮機 35a、35b、36a、36b レール(案内部材) 39 基台 41 取出口
フロントページの続き (72)発明者 河村 佳憲 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 伊崎 泰久 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に、複数台の圧縮機が配置される
    室外ユニットにおいて、 各圧縮機を固定した基台を、各基台の引出し方向の延長
    線が交差するように、取出口に向かって斜めに配置した
    ことを特徴とする室外ユニットの圧縮機取付装置。
  2. 【請求項2】 前記筐体には、前記基台を前記取出口へ
    引出し自在に案内するように、前記取出口に向かって、
    斜めに配置した案内部材を備えることを特徴とする請求
    項1に記載の室外ユニットの圧縮機取付装置。
JP09242993A 1993-03-26 1993-03-26 室外ユニットの圧縮機取付装置 Expired - Fee Related JP3268881B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09242993A JP3268881B2 (ja) 1993-03-26 1993-03-26 室外ユニットの圧縮機取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09242993A JP3268881B2 (ja) 1993-03-26 1993-03-26 室外ユニットの圧縮機取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06280798A true JPH06280798A (ja) 1994-10-04
JP3268881B2 JP3268881B2 (ja) 2002-03-25

Family

ID=14054200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09242993A Expired - Fee Related JP3268881B2 (ja) 1993-03-26 1993-03-26 室外ユニットの圧縮機取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3268881B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1114969A2 (en) * 1996-02-23 2001-07-11 SANYO ELECTRIC Co., Ltd. Power controllable type air conditioner
JP2005282888A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Sanyo Electric Co Ltd 空調冷凍装置の室外ユニット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1114969A2 (en) * 1996-02-23 2001-07-11 SANYO ELECTRIC Co., Ltd. Power controllable type air conditioner
EP1114969A3 (en) * 1996-02-23 2001-07-18 SANYO ELECTRIC Co., Ltd. Power controllable type air conditioner
JP2005282888A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Sanyo Electric Co Ltd 空調冷凍装置の室外ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP3268881B2 (ja) 2002-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5103251B2 (ja) 天井埋め込み型熱源機及び空気調和機
JP2011133950A (ja) サーバ室の空調方法及びサーバ収納ラック
MY121556A (en) Air conditioner outdoor unit housing.
US9511780B2 (en) Electrical enclosure for locomotive
JPH06280798A (ja) 室外ユニットの圧縮機取付装置
US5067287A (en) Display wall assembly
JP3231586B2 (ja) 空冷式パッケージ形圧縮機
JP3111154B2 (ja) 船舶の居室における空調システム
JP2967522B2 (ja) 熱交換装置
JPH06137609A (ja) 空気調和機の縦形室外機
JP2003176972A (ja) 貯蔵庫
JPS6347797Y2 (ja)
JPH0328299Y2 (ja)
JPS584622A (ja) 車両冷房装置
JP7402537B2 (ja) 給水装置、制御盤、及び可動式制御盤装置
JP2565423Y2 (ja) 空気調和機
JPS5924570Y2 (ja) 車両用冷房装置
JPH06288578A (ja) 分離型空気調和機の室外ユニット
JPH0776475A (ja) 展望用エレベータのかご
JPH0989305A (ja) 空気調和機
JPH01277148A (ja) 空気調和機の室外機
KR100512945B1 (ko) 멀티 에어컨의 실외기
JP3045140B2 (ja) 加湿ユニット
WO2019155762A1 (ja) 冷熱機械のユニット
JP6263103B2 (ja) 運搬車両ボデー構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees