JPH06280557A - 排気マニホルド用管体 - Google Patents
排気マニホルド用管体Info
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- JPH06280557A JPH06280557A JP7365993A JP7365993A JPH06280557A JP H06280557 A JPH06280557 A JP H06280557A JP 7365993 A JP7365993 A JP 7365993A JP 7365993 A JP7365993 A JP 7365993A JP H06280557 A JPH06280557 A JP H06280557A
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Abstract
ホルドを板金材から作る。 【構成】 排気マニホルド管体1を、半割りの下ケース
6と上ケース7をプレス加工で作り、両部材6、7を向
き合わせて溶接して排気マニホルド管体1とする。下ケ
ース6の多岐部8に、穴10をあけた3個の筒部11を
バーリングにより形成し、上ケース7の集合部13の端
部に端壁14を湾曲して筒部16をバーリングにより形
成する。上下のケース6、7を溶接したのち、筒部11
に入口フランジ2を溶接し、筒部16に出口フランジ3
を溶接する。
Description
れる多気筒エンジンに取付ける板金製の排気マニホルド
用管体に関する。
のものに比べて重量及び熱容量を減少させることがで
き、これにより車両走向距離が向上し、かつ排気浄化触
媒装置の温度上昇が早まり、早期に浄化作用が開始され
る利点を有する。この種のものとしては、特公昭63−
26252、実開平1−119824等の技術が知られ
ており、この従来技術は、多岐部から集合部にわたる全
体を、平面で2分割された1対の半割体とし、それぞれ
をプレス加工したのちつき合わせたもので、全体が3次
元的に湾曲しているものではなく、かつ排気の流入側と
流出側は、同一平面上で逆方向に向けて開口している。
通常、車両用のエンジンにおいては、排気ポートをエン
ジンの側部に設け、排気管又は触媒装置をエンジンの下
部側方に設けているので、前記の従来技術による排気マ
ニホルドを使用する場合は、該排気マニホルドの流入側
又は流出側の少なくとも一方に湾曲した接続管を使用し
なければならない。
ものと同様に排気通路が湾曲している排気マニホルド
を、板金の成形により作り、軽量化をはかることを課題
とする。
の手段の一つは、請求項1に記載したとおり、外側へふ
くらむ壁をもつ、板金から成形された下ケースと上ケー
スを向き合わせて溶接してなり、前記下ケースは、半割
りの多岐部と該多岐部から分岐する集合部を備え、前記
多岐部は、その底部からバーリング加工で側方へ突出し
た複数個の筒部を備え、前記上ケースは、下ケースの前
記多岐部及び集合部に重なる半割りの多岐部及び集合部
を備えると共に、集合部の端部に流路と交差する方向の
端壁と、該端壁から外向きに伸びる筒部を備えることを
特徴とする。
したとおり、外側へふくらむ壁面をもつ、板金から成形
された下ケースと上ケースを向き合わせて溶接してな
り、前記下ケースは、半割りの多岐部と該多岐部から分
岐する集合部と該集合部の下流側の端壁を備え、前記多
岐部は、その底部からバーリング加工で側方へ突出した
複数個の筒部を備え、前記端壁は、バーリング加工で下
流側へ突出した筒部を備え、前記上ケースは、下ケース
の前記多岐部及び集合部に重なる半割の多岐部及び集合
部を備えることを特徴とする。
部に設けた複数個のバーリング穴が横向きの流入部とな
り、上ケースの端壁に設けたバーリング穴が流出部とな
る。
ケースの多岐部に設けたバーリング穴が流入部となり、
該下ケースの集合部の端壁に設けたバーリング穴が流出
部となる。
する。図1〜3は第1実施例を示し、1は排気マニホル
ド管体、2はその流入部に溶接される入口フランジ、3
は流出部に溶接される出口フランジであり、それぞれが
ステンレス鋼の板金材より作られ、各部材1、2、3が
溶接されて排気マニホルドとなる。そして入口フランジ
2は、エンジン4の排気ポートに接続され、出口フラン
ジ3は、浄化用の触媒装置5又は排気管に接続される。
ケース7を向き合わせて溶接したものであり、下ケース
6は、多岐部8と集合部9がT字状の板材からプレス成
形され、多岐部8の両端は閉じられ、多岐部8の中間部
及び集合部9は断面略U字状をなして外側へふくらんだ
形状とされ、更に多岐部8の底部に3個の穴10を設け
て筒部11がバーリング加工によって形成されている。
また、多岐部8と集合部9の端縁全体に下ケース7の端
縁を嵌め込むための嵌合部6aが拡大形成されている。
え、T字状の板材からプレス成形されるが、集合部13
の端部に端壁14が湾曲加工により形成され、更に穴1
5とバーリング加工による筒部16が形成される。そし
て集合部13の上流側と多岐部12の中間部は外側へ断
面半円状にふくらみ、多岐部12の両端は閉じられる。
ース7を向き合わせて前記嵌合部6aを上ケース7の端
縁に嵌め、重なり部を溶接することにより排気マニホル
ド用管体1が作られる。そして、入口側の3個の筒部1
1に入口フランジ2の穴を嵌め、出口側の筒部16に出
口フランジ3を嵌め、穴側から溶接することにより排気
マニホルドが完成する。
ホルド管体20も、下ケース21と上ケース22よりな
るが、該実施例においては下ケース21に入口側と出口
側の筒部を形成している。図5において、多岐部23に
は穴24を有する3個の筒部25がバーリング加工によ
り形成されることは第1実施例と同じであるが、集合部
26に端壁27を曲げと押出しにより形成して、穴28
をもつ筒部29をバーリング加工により成形し、かつ合
わせ部に拡径した嵌合部21aを備える。
合部31に排気の入口及び出口はなく、断面半円形にふ
くらむ通路のみを備える。
に上ケース22の端縁を嵌合して重なり部を溶接するこ
とにより排気マニホルド管体20が形成され、入口側の
3個の筒体25に入口フランジ2の穴を嵌め、出口側の
筒体29に出口フランジを嵌めて、この穴側から溶接す
ることにより排気マニホルドが完成する。
管体1、20の壁を板材を成形することにより作るから
軽量に作ることができ、また下ケース6、21と上ケー
ス7、22とに二つ割にして下ケース6、21側にバー
リング加工で側方へ突出する筒部10、25を設けて入
口側としたから、排気マニホルドをエンジン4に沿わせ
て取付けることができる。
図示の形状に限ることなく、半円状又はU字状のものを
両ケースの一方又は両方に用いることができる。
1及び2の発明によれば、排気マニホルド管体の壁を板
材から作るので軽量に作ることができ、しかも、排気の
入口側及び出口側の筒部をバーリング加工で形成するの
で、部品数が増加することなく加工も容易である。ま
た、前記入口側の筒部を下ケースの多岐部の底部から側
方に向けて突出させて設けたから、エンジンに接続する
ための湾曲した接続管を用いることなく、排気マニホル
ドをエンジンの側面に沿って設置することができる利点
を有する。
ランジ 3 出口フランジ 6、21 下ケース 7、22 上ケース 8、12、23、30 多岐部 9、13、26、31 集合部 11、16、25、
29 筒部 4 端壁
Claims (2)
- 【請求項1】 外側へふくらむ壁をもつ、板金から成形
された下ケース(6)と上ケース(7)を向き合わせて
溶接してなり、 前記下ケース(6)は、半割りの多岐部(8)と該多岐
部(8)から分岐する集合部(9)を備え、 前記多岐部(8)は、その底部からバーリング加工で側
方へ突出した複数個の筒部(11)を備え、 前記上ケース(7)は、下ケース(6)の前記多岐部
(8)及び集合部(9)に重なる半割りの多岐部(1
2)及び集合部(13)を備えると共に、 集合部(13)の端部に流路と交差する方向の端壁(1
4)と、該端壁(14)から外向きに伸びる筒部(1
6)を備えることを特徴とする、排気マニホルド用管
体。 - 【請求項2】 外側へふくらむ壁面をもつ、板金から成
形された下ケース(21)と上ケース(22)を向き合
わせて溶接してなり、 前記下ケース(21)は、半割りの多岐部(23)と該
多岐部(23)から分岐する集合部(26)と該集合部
(26)の下流側の端壁(27)を備え、 前記多岐部(23)は、その底部からバーリング加工で
側方へ突出した複数個の筒部(25)を備え、 前記端壁(27)は、バーリング加工で下流側へ突出し
た筒部(27)を備え、 前記上ケース(22)は、下ケース(21)の前記多岐
部(23)及び集合部(26)に重なる半割りの多岐部
(30)及び集合部(31)を備えることを特徴とす
る、排気マニホルド用管体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7365993A JP2743239B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 排気マニホルド用管体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7365993A JP2743239B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 排気マニホルド用管体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06280557A true JPH06280557A (ja) | 1994-10-04 |
JP2743239B2 JP2743239B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=13524630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7365993A Expired - Fee Related JP2743239B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 排気マニホルド用管体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2743239B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1241330A2 (de) * | 2001-03-16 | 2002-09-18 | Zeuna-Stärker Gmbh & Co Kg | Verfahren zur Herstellung eines Abgaskrümmers sowie nach diesem Verfahren hergestellter Abgaskrümmer |
JP2014043853A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Hyundai Motor Company Co Ltd | 排気ガス排気システム |
DE102011101947B4 (de) * | 2011-05-18 | 2015-05-21 | Tenneco Gmbh | Sammler für Krümmerrohre |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP7365993A patent/JP2743239B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1241330A2 (de) * | 2001-03-16 | 2002-09-18 | Zeuna-Stärker Gmbh & Co Kg | Verfahren zur Herstellung eines Abgaskrümmers sowie nach diesem Verfahren hergestellter Abgaskrümmer |
EP1241330A3 (de) * | 2001-03-16 | 2003-10-08 | Zeuna-Stärker Gmbh & Co Kg | Verfahren zur Herstellung eines Abgaskrümmers sowie nach diesem Verfahren hergestellter Abgaskrümmer |
DE102011101947B4 (de) * | 2011-05-18 | 2015-05-21 | Tenneco Gmbh | Sammler für Krümmerrohre |
US9650945B2 (en) | 2011-05-18 | 2017-05-16 | Tenneco Gmbh | Collector for manifold pipes |
JP2014043853A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Hyundai Motor Company Co Ltd | 排気ガス排気システム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2743239B2 (ja) | 1998-04-22 |
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