JPH0628012Y2 - 携帯用液体容器のハンドル装置 - Google Patents

携帯用液体容器のハンドル装置

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JPH0628012Y2
JPH0628012Y2 JP1988034378U JP3437888U JPH0628012Y2 JP H0628012 Y2 JPH0628012 Y2 JP H0628012Y2 JP 1988034378 U JP1988034378 U JP 1988034378U JP 3437888 U JP3437888 U JP 3437888U JP H0628012 Y2 JPH0628012 Y2 JP H0628012Y2
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JP
Japan
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handle
support shaft
hanging
container
container body
Prior art date
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JP1988034378U
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Inventor
秀和 田中
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Tiger Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は携帯用液体容器のハンドル装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 携帯用液体容器は吊り紐で携帯されることが多いが、吊
り紐に併せあるいは単独で容器本体の側面にハンドルを
設けたものも近時提案されている。
従来このハンドルを不使用時に邪魔にならないように折
り畳み可能にされている。それらは構造の簡単なもので
は実開昭58-84728号公報の第6図に示されているような
細い連結環を用いたもの、複雑なものでは同公報の第7
図や実開昭58-95730号公報に示されているようなハンド
ル自体やその取付けに多くの部材が必要なものである。
(考案が解決しようとする課題) 前者の場合、構造は簡単であるが、支持が甘くグラツキ
があり、しかも折り畳み状態で連結環が外観されるの
で、なおシンプルさを欠く。後者の場合、支持が確実で
あるが折り畳み状態で多数の部材が見え、外観が複雑な
ものである。
そこで本考案は、構造の複雑化を招かず外観がシンプル
で、しかもハンドルの使用状態と格納状態との切換えが
円滑な上、容器本体との離接を大きくして把持し易くで
きるようにした携帯用液体容器のハンドル装置を提供す
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するために、容器本体の相対向
する2箇所にハンドル両端の各支持軸を設け、この一方
の支持軸にハンドルの一端をヒンジ連結し、他方の支持
軸には容器本体の吊り紐をハンドルと反対の側からハン
ドルの側に通して折り返しハンドルの他端と接続するこ
とにより、ハンドルの他端を他方の支持軸に吊り紐を介
し連結するとともに、吊り紐の折り返し部の軸との滑り
によりハンドル側の長さを調節できるようにし、吊り紐
の前記滑りを規制する規制手段を吊り紐に働かせたこと
を特徴とする。
(作用) 本考案は上記のような構成であって、ハンドルの両端を
容器本体の相対向して設けた2つのハンドル支持軸に連
結して容器本体から離した使用位置と容器本体に沿う格
納位置とに変化できるようにする連結構造において、 ハンドルの一端を一方の支持軸にヒンジ連結し、他端を
これと接続した容器本体の吊り紐を介して他方の支持軸
に連結し、この連結のために他方の支持軸に掛けた吊り
紐の途中折り返し部が他方の支持軸に対し滑って吊り紐
のハンドル側長さを調節できるようにしてあるため、 吊り紐の他方の支持軸まわりでのハンドル側長さの調節
と、起伏とによって、ハンドルを一端の一方の支持軸へ
のヒンジ連結部を中心としてどの様にも円滑に起伏させ
て、ハンドルを容器本体から容易かつ十分に引き離して
使用し易くすることが、簡単で外観がシンプルな構造で
達成することができる。
また吊り紐に働かせた規制手段により、前記吊り紐の支
持軸に対する前記滑りを規制するため、 ハンドルの前記使用位置での容器本体からの引き離し
や、引き離し量を適宜に規制でき使用し易くすることが
できる。
(実施例) 実施例1(第1図〜第3図) この実施例は、第1図に示すようにステンレス製の真空
二重容器1の瓶口部5に取付けた合成樹脂製肩部材2、
前記真空二重容器1の底部6に取付けた合成樹脂製底部
材3および前記瓶口部5を閉栓する栓体4からなる容器
本体7にハンドル8と吊り紐9を取付けたものである。
ハンドル8は合成樹脂製で剛性に富んだ本体部11を有し
ている。本体部11はその基端が底部材3の一側に取付け
られた支持軸12によって吊り紐9の一端と共に、支持軸
12のまわりに起伏できるようにヒンジ連結されている。
本体部11の先端に吊り紐9の他端が肩部材2の一側に設
けられた支持軸13と肩部材2との間に容器1の先端側か
ら胴側へスライド可能に通した後に連結され、吊り紐9
の支持軸13と本体部11との間に位置する部分がハンドル
8の可撓性のある長さ調節部14をなすようにしてある。
長さ調節部14は吊り紐9が支持軸13に対してスライドす
ることでハンドル8が支持軸13側一部で伸縮するのと同
じ結果をもたらし、又吊り紐9自身の可撓性によってハ
ンドル8が支持軸13側一部で可撓であるのと同じ結果を
もたらす。このような吊り紐9は従来用いられている各
種のタイプのものを用いることができる。
吊り紐9がなす長さ調節部14には伸縮性のある可撓カバ
ー21が施されいる。可撓カバー21は合成樹脂製のカバー
ブロック21aを若干の屈曲と伸縮とが可能なように多数
連結したものであって、一端が本体部11の先端に連結さ
れ他端が支持軸13に、この支持軸13のまわりに起伏でき
るようにヒンジ連結されている。これによって可撓カバ
ー21は自身の伸長限度によって長さ調節部14の最大伸長
度を第3図の程度に制限し、また自身の撓み限度によっ
て長さ調節部14の最大撓み度を第3図の程度に制限す
る。
吊り紐9の各端部は折返して止め金具22で長さ調節可能
なように止められると共に、その折返し部9aに軸12や本
体部11先端に設けられた今1つの軸23を通すことで容器
1および本体部11との連結が行われている。吊り紐9の
本体部11との連結側にある止め具22は支持軸13の外側に
位置し、支持軸13と肩部材2との間を通過できないこと
によって、長さ調節部14の最大伸長度を可撓カバー21と
共に制限することができるし、第3図において吊り紐9
を外側に引いて長さ調節部14を緊張させる引手としても
利用することができる。
吊り紐9は通常その長さ調節部14が緊張するように最大
限外側に引き出されて、容器1をショルダータイプで携
行するのに利用される。このとき長さ調節部14が緊張し
た収縮状態にあることによって、ハンドル8は軸12、13
間で直状となる最大長さ状態にあって容器1の外面に沿
い、容器1の外面でかさ張らず容器1の携行や取扱い上
邪魔にならないし、容器1の外観をシンプルなものにし
ている。
内容液を注出する場合ハンドル8は容器1から離すよう
に引くと、ハンドル8はその本体部11が第2図の容器1
に沿った状態から長さ調節部14の状態変化を伴って、つ
まり吊り紐9を支持軸13の内側に引き込み、かつ可撓カ
バー21を伸長させ、また吊り紐9およぶ可撓カバー21を
撓ませながら、軸12を中心に第3図のように外方に傾い
て容器1から離れる。
これによってハンドル8は把持可能な使用状態となる。
ハンドル8を把持して容器1を持ち上げると容器1の重
みが長さ調節部に作用するが、長さ調節部14の伸長およ
び撓みは可撓カバー21および止め具22によって制限され
てそれ以上伸長ししないし、撓まない。したがってハン
ドル8は容器1をハンドル8によって傾けながら安定し
て確実に注液を行うことができる。
可撓カバー21はカバーブロック21aどうしの連結部の摩
擦による適度な保形性を持っているので、第3図の状態
でハンドル8から手を離しても、ハンドル8は第3図の
状態に安定したままで不用意には第2図の状態に戻るこ
とはない。したがって次回以降の注液はハンドル8をそ
のまま把持して行える。
第2図の状態に戻すには吊り紐9を止め具22等によって
外方へ引き出せばよい。そうすると、吊り紐9の長さ調
節部14は緊張させられて可撓カバー21を元の状態に戻
し、第1図、第2図の状態に復帰する。
要するに本実施例では、ハンドル8の両端を容器本体7
の相対向して設けた2つのハンドル支持軸12、13に
連結して容器本体7から離した使用位置と容器本体7に
沿う格納位置とに変化できるようにする連結構造におい
て、 ハンドル8の一端を一方の支持軸12にヒンジ連結し、
他端をこれと接続した容器本体7の吊り紐9を介して他
方の支持軸13に連結し、この連結のために他方の支持
軸13に掛けた吊り紐9の途中折り返し部が他方の支持
軸13に対し滑って吊り紐9のハンドル8側長さを調節
できるようにしてあるため、 吊り紐9の他方の支持軸13まわりでのハンドル側長さ
の調節と、起伏とによって、ハンドル8を一端の一方の
支持軸12へのヒンジ連結部を中心としてどの様にも円
滑に起伏させて、ハンドル8を容器本体7から容易かつ
十分に引き離して使用し易くすることが、簡単で外観が
シンプルな構造で達成することができる。
また吊り紐9に働かせた規制手段としての止め具22に
より、前記吊り紐9の支持軸13に対する前記滑りを規
制するため、 ハンドル8の前記使用位置での容器本体7からの引き離
しや、引き離し量を適宜に規制でき使用し易くすること
ができる。
実施例2(第4図〜第8図) 本実施例は吊り紐9を利用してハンドル8が吊り紐9の
みで長さ調節部14をなすように取付けられ、ハンドル
8は吊り紐9をショルダータイプに用いる場合の肩当て
にも利用可能としたものである。
吊り紐9は一端が容器1の底部側の側周に弾性的に嵌合
せた合成樹脂製のリング31上の軸12に折返し部9aで止め
られている。そして吊り紐9の他端側はハンドル8にス
ライド可能に通した後、肩部材2上の支持軸13と肩部材
2との間をスライド可能に通してある。吊り紐9の他端
折返し部9aには止め具32が設けられ、この止め具32は前
記リング31の軸12よりも少し下に設けられた係止部33に
軸部34を弾性的に係合させて取外し自在に止められてい
る。
支持軸13には動き規制手段としてのストッパ35が回動可
能に嵌付けられている。ストッパ35は側周一部に肩部材
2との間で吊り紐9を挟圧保持して吊り紐9の動きを阻
止するストッパ部35aを持ち、操作片35bによってストッ
パ部35aが吊り紐9に作用する図の実線位置と作用を外
す仮想線位置とに回動されるようになっている。
吊り紐9はストッパ9の作用を外されると支持軸13に対
しストッパできる。したがってハンドル8を吊り紐9の
引き込みを伴って仮想線の使用状態にしたり、また吊り
紐9の引き出しによってハンドル8を実線の格納状態に
することができる。またそれら各状態は吊り紐9にスト
ッパ35を働かせることで安定させられる。
ハンドル8を使用状態にするとき、吊り紐9に対しスラ
イドさせると、ハンドル8を第6図のような容器1に平
行な姿勢にすることができる。
止め具32を第7図のように係止部33ら外して吊り紐9を
第8図のように軸12、13間で伸ばすと、吊り紐9の全長
を利用して容器1をショルダータイプに携行することが
できる。この場合ハンドル8を吊り紐9に対してスライ
ドさせると、ハンドル8を肩当てとして利用することが
できる。
(考案の効果) 本考案によれば、ハンドルの両端を容器本体の相対向し
て設けた2つのハンドル支持軸に連結して容器本体から
離した使用位置と容器本体に沿う格納位置とに変化でき
るようにする連結構造において、 ハンドルの一端を一方の支持軸にヒンジ連結し、他端を
これと接続した容器本体の吊り紐を介して他方の支持軸
に連結し、この連結のために他方の支持軸に掛けた吊り
紐の途中折り返し部が他方の支持軸に対し滑って吊り紐
のハンドル側長さを調節できるようにしてあるため、 吊り紐の他方の支持軸まわりでのハンドル側長さの調節
と、起伏とによって、ハンドルを一端の一方の支持軸へ
のヒンジ連結部を中心としてどの様にも円滑に起伏させ
て、ハンドルを容器本体から容易かつ十分に引き離して
使用し易くすることが、簡単で外観がシンプルな構造で
達成することができる。
また吊り紐に働かせた規制手段により、前記吊り紐の支
持軸に対する前記滑りを規制するため、 ハンドルの前記使用位置での容器本体からの引き離し
や、引き離し量を適宜に規制でき使用し易くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す容器の一側部の断面
図、第2図、第3図はハンドルの状態変化を示す一部の
拡大断面図、第4図は本考案の第2実施例を示す容器側
周の一部平面図、第5図は断面図、第6図から第8図は
ハンドルおよび吊り紐の状態変化を示す側面図である。 1……容器 7……容器本体 8……ハンドル 9……吊り紐 11……本体部 12、13……支持軸 23……軸 14……長さ調節部 21……可撓カバー 22、32……止め具 35……ストッパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体の相対向する2箇所にハンドル両
    端の各支持軸を設け、この一方の支持軸にハンドルの一
    端をヒンジ連結し、他方の支持軸には容器本体の吊り紐
    をハンドルと反対の側からハンドルの側に通して折り返
    しハンドルの他端と接続することにより、ハンドルの他
    端を他方の支持軸に吊り紐を介し連結するとともに、吊
    り紐の折り返し部の軸との滑りによりハンドル側の長さ
    を調節できるようにし、吊り紐の前記滑りを規制する規
    制手段を吊り紐に働かせたことを特徴とする携帯用液体
    容器のハンドル装置。
JP1988034378U 1988-03-15 1988-03-15 携帯用液体容器のハンドル装置 Expired - Lifetime JPH0628012Y2 (ja)

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JP1988034378U JPH0628012Y2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15 携帯用液体容器のハンドル装置

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JPH01141516U JPH01141516U (ja) 1989-09-28
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JPS6447224U (ja) * 1987-09-18 1989-03-23

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