JPH0627947Y2 - 薄膜気相成長装置における熱電対支持装置 - Google Patents

薄膜気相成長装置における熱電対支持装置

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JPH0627947Y2
JPH0627947Y2 JP4660388U JP4660388U JPH0627947Y2 JP H0627947 Y2 JPH0627947 Y2 JP H0627947Y2 JP 4660388 U JP4660388 U JP 4660388U JP 4660388 U JP4660388 U JP 4660388U JP H0627947 Y2 JPH0627947 Y2 JP H0627947Y2
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JP
Japan
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thermocouple
thin film
susceptor
vapor phase
heater
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JP4660388U
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清 久保田
潤一 立道
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、薄膜気相成長装置の成長室のバレル型サセプ
タの内側設置のヒーター面に配置される熱電対の支持装
置に関するものである。
[従来技術と問題点] 縦型薄膜気相成長装置の成長室内に半導体単結晶ウエハ
を装着するためバレル型サセプタが回転シャフトによっ
て支持され、このサセプタの横側外周面に前記ウエハの
装着部が設けられ、内側にヒーターが設けられる。
第4図は縦型薄膜気相成長装置の成長室の一部を示す。
1は成長室を形成するチャンバーで、2はバレル型のサ
セプタで、回転シャフト6の先端で固定される。このバ
レル型サセプタ2の横側外周面にウエハ4の装着部が設
けられる。サセプタ2は下側に開放している。サセプタ
の材質は高純度カーボンにPBNあるいはSiCをコーティン
グしたものである。
サセプタ2の内側面と中心にある回転シャフト6の間で
前記サセプタ2の内側面に近接して円筒状のヒーター3
が配置される。
上方より原料ガスが送られ、サセプタ2に装着されたウ
エハ4はヒーター3により適温に加熱され、回転の状態
で、エピタキシャル成長が行われるが、この際ウエハ4
の所定温度を一定に維持することが重要であり、ヒータ
ー3の温度を制御するため、図示のようにサセプタ2と
ヒーター3との隙間に温度検知の熱電対5の先端が挿入
されている。
ところで、このような熱電対5の先端は通電されている
ヒーター3と回転しているサセプタ2の間にあり、固定
できず、熱電対5がヒーターに接触する恐れがある。
[考案の構成] 本考案は上述のように熱電対の先端をヒーターと回転す
るサセプタの隙間に挿入して維持する際に生じる接触の
問題を解消する目的でなされたものである。
最近、サセプタの内側に固定されるヒーターとして第3
図に示されるようなカーボンヒーター7が用いられてい
る。
カーボンヒーター7は円筒状をなし、その円筒面(発熱
部)に上、下端より、それぞれ他端に達しないスリット
8が交互に形成されたもので、通電径路は円筒面で波形
となる。
本考案はこのようにカーボンヒーターに形成されている
スリット8を巧に利用して、熱電対を支持しようとする
ものである。
以下、第1図に示す実施例および第2図に示す第1図支
持装置分解拡大図により本考案を説明する。
図示のように、成長室を形成するチャンバー1内で、回
転シャフト6の先端にバレル型サセプタ2をその開放部
を下側にして固定し、サセプタ2の横側外側面のウエハ
装着部を中央にして、サセプタ2の内側面と回転シャフ
ト6との間に、前述の円筒状のカーボンヒーター7が固
定される。
第2図に示すように、カーボンヒーター7の一つの上よ
り下へのスリット8において、中間両側に段部9を形成
する。この段部9により、上方は幅広部に、下方は幅狭
部の2段階の幅となる。
これに対して、10,11はそれぞれ前記段部9、およびス
リット8の底部12で保持される固定ブロックを示してい
る。固定ブロック10,11は一方の側に熱電対5の先端部
支持孔13を有し、その両側に対して中間を狭小部n,
n′としたもので、それぞれスリット8の幅広部、幅狭
部の幅および幅広部、幅狭部の厚みに対して丁度嵌め込
むことができる寸法、形状となっている。
まず、固定ブロック11の支持孔13をカーボンヒーター7
の外側となるようにして、スリット8の底部12に嵌め、
同様に固定ブロック10をスリット8の中間の段部9に嵌
め、下方より熱電対5の先端を下より両ブロックの支持
孔13に通して、熱電対5の先端を、サセプタ2の内周面
とカーボンヒーター7の間においてカーボンヒーター7
を介して支持する。熱電対5の固定は、その保護管がフ
ランジ容器14を貫通する部分を気密溶接15して行なって
いる。
このブロックの材質としてPBN(パイロリティック.ボ
ロン.ナイトライド)等の耐熱性絶縁材が用いられる。
なお熱電対5として、その外側を包む保護管としてモリ
ブデン製のシース熱電対を用いる。
[考案の効果] 本考案は、バレル型サセプタを備える薄膜気相成長装置
において用いられるカーボンヒーターのスリットに段部
を作ることにより、固定ブロックを2個用いて上下方向
に固定して熱電対をカーボンヒーターに固定することが
でき、熱電対はカーボンヒーターおよびサセプタに直接
接触することなく固定されており、チャンバー内の急激
な圧力変動及び熱電対のたわみ等によって通電中のヒー
ターに接触する恐れは生じない熱電対の支持装置が得ら
れる。また、ヒーターとサセプタを接近することがで
き、効率よくサセプタを加熱できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を断面図で示し、第2図は第1
図に示す熱電対支持装置の分解拡大図を示す。 第3図はカーボンヒーターの一例を断面図で示す。 第4図は薄膜気相成長装置における従来の熱電対支持方
法を示す。 1…チャンバー、2…バレル型サセプタ、3…ヒータ
ー、4…ウエハ、5…熱電対、6…回転シャフト、7…
カーボンヒーター、8…スリット、9…スリットの段
部、10,11…固定ブロック、12…スリットの底部、13…
熱電対支持孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄膜気相成長装置の成長室のバレル型サセ
    プタの内側に配置される円筒状のカーボンヒーターの一
    つのスリットに段部を設けて上下に幅広部と幅狭部を形
    成し、前記幅広部と幅狭部に、それぞれ両端に対して中
    央部に狭小部を有し、前記それぞれの一端に支持孔を具
    える固定ブロックを嵌め込み、前記カーボンヒーターと
    前記バレル型サセプタの内側の間で前記カーボンヒータ
    ーのスリットより突出する前記固定ブロックの支持孔に
    下方より熱電対を挿入して支持することを特徴とする薄
    膜気相成長装置における熱電対支持装置。
JP4660388U 1988-04-05 1988-04-05 薄膜気相成長装置における熱電対支持装置 Expired - Lifetime JPH0627947Y2 (ja)

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JPH01153635U JPH01153635U (ja) 1989-10-23
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